JPH06127882A - 管体吊上げ装置 - Google Patents

管体吊上げ装置

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JPH06127882A
JPH06127882A JP30188592A JP30188592A JPH06127882A JP H06127882 A JPH06127882 A JP H06127882A JP 30188592 A JP30188592 A JP 30188592A JP 30188592 A JP30188592 A JP 30188592A JP H06127882 A JPH06127882 A JP H06127882A
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栄一 畑山
Hiroshi Sugimoto
博史 杉本
Tetsuo Tatsuhama
哲郎 辰浜
Atsushi Takubo
厚志 田窪
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管体に対する玉掛け作業が正確且つ能力よく
行えると共に管体を安定した状態で吊上げることができ
る管体吊上げ装置を提供する。 【構成】 棒状本体1の両端部上面に、棒状本体1の長
さ方向の中央から等距離を存して一対の吊り輪2を配設
して管体Aの安定した吊上げを可能にしていると共に、
棒状本体1の下面中央に回動可能なフック3を垂設して
管体Aを仮吊りしながら方向転換させて棒状本体1の長
さ方向に向けるように構成してあり、さらに、上記吊り
輪2の下方側に夫々ワイヤロープ18、18を配設したその
一端を固定ピン4に、他端を可動ピン5に係止させると
共に上記両吊り輪2の軸体9をスプリング14を介して本
体1に上下動可能に取付け、且つその軸下端にロックレ
バー11を連結させて、管体吊上げ時の荷重により該ロッ
クレバー11を上記可動ピン5に係止させるように構成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中にヒューム管等の管
体を敷設する際に、該管体を敷設すべき姿勢に制御しな
がら安定した状態で吊上げ、且つその玉掛け、玉外し作
業も円滑に行い得る管体吊上げ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ヒューム管等の管体敷設作業時において
は、管体吊上げ装置を使用して管体保管場所から管体敷
設場所まで管体を吊上げて搬送することが行われてい
る。このような管体吊上げ装置としては、従来からホイ
ストによって水平杆を昇降自在に吊支し、この水平杆に
一定間隔を存して一対の玉掛け用ワイヤロープを取付
け、これらのワイヤーロープによって管体の2か所を玉
掛けしたのち、ホイストの作動により水平杆を吊上げて
横行レールに沿って敷設場所まで搬送するように構成し
た装置が広く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、管体保
管場所においてはホイストにより吊支された水平杆の下
方にまで一本の管体を移動させる場合、通常、該管体は
その長さ方向を水平杆の長さ方向に直角な状態で転送さ
れるので、玉掛け時には、管体を一旦水平杆の長さ方向
に向きを変えなければならず、その作業に著しい手間と
労力を要するという問題点があった。
【0004】さらに、管体の重心位置を吊上げ中心線上
に位置するように玉掛けすることが困難で、搬送姿勢が
不安定となり、そのため、敷設場所に正確に吊り下ろす
ことが難しくなって管体埋設作業の円滑化が図れなく、
また、玉掛け、玉外し作業においても能率良く行えない
という問題点があった。本発明はこのような問題点を全
面的に解消し得る管体吊上げ装置の提供を目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の管体吊上げ装置は、棒状本体の長さ方向の
中央から等距離を存して該棒状本体の上面に一対の吊り
具を取付けると共に棒状本体の下面中央にフックを垂設
し、さらに、前記両吊り具取付位置の下方における棒状
本体の下面両側部にワイヤロープを係止させる係止具を
配設してなる構造を有するものである。
【0006】又、上記のように構成した管体吊上げ装置
において、請求項2に記載している発明では上記係止具
は、ワイヤロープの一端を固定させる固定ピンと他端を
着脱自在に係止させる可動ピンとから構成され、さら
に、請求項3および4に記載しているように、棒状本体
の両端面に管体の端面ガイド部材を垂設していると共に
棒状本体の両端部下面に管体の上周面受止鞍体を装着し
てなる構造を有し、又、上記吊り具は、請求項5に記載
しているようにスプリング力に抗して上動可能に取付け
られ、その下端に中央部を棒状本体内に回動自在に枢着
されたロックレバーの一端を連結していると共に該回動
レバーの他端に形成した係止片を吊り具の上動によって
前記可動ピンの先端部に係止させるように構成してい
る。なお、この可動ピンの移動は、シリンダーによって
行ってもよく、スプリングによって行ってもよい。
【0007】
【作用】管体保管場所において、管体を一対のワイヤロ
ープにより玉掛けする際に、まず、棒状本体の下方にま
で転送された管体の中央部にワイヤロープを掛け渡して
棒状本体の下面中央に垂設しているフックに支持させ、
この状態で僅かに吊上げてフックを回動させながら管体
の長さ方向を棒状本体の長さ方向に向けたのち、一旦管
体を吊り下ろす。しかるのち、棒状本体に設けている係
止具にワイヤロープを取付け、該管体に玉掛けする。
【0008】この玉掛けを行うに際して、棒状本体を管
体の上周面に接近させると、両端に垂設しているガイド
部材が管体の両端面に摺接して管体と棒状本体との長さ
方向の中央が垂直線上に一致すると共に、管体の上周部
が棒状本体の下面に装着している鞍体に当接して棒状本
体に管体が正確に位置決めされた状態で玉掛けが可能と
なる。
【0009】玉掛け後、棒状本体を一対の吊り具を介し
てホイストにより吊上げると、吊り具の軸下端に連結し
ているロックレバーが回動してその先端を係止具である
可動ピンの先端部に係止させ、該可動ピンからのワイヤ
ーロープの抜け止めを行う。この状態で管体敷設場所ま
で搬送し、棒状本体を降下させて管体を所定位置に下ろ
すと、両フックに掛かっていた荷重が解かれてロックレ
バーによるロックが解除されると共に、可動ピンを後退
させることによって玉外しが自動的に行われるものであ
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明す
ると、1は吊上げるべき管体Aと同一長さを有する棒状
本体で、その長さ方向の中央から前後両端に向かって等
距離を存した上面に吊り輪2、2を取付けていると共に
下面中央にフック3を垂設してあり、さらに、上記前後
吊り輪2、2の下方における棒状本体1の下面両側部に
固定ピン4と可動ピン5とを配設してある。また、この
棒状本体1の前後両端部に、下端が該棒状本体1の下面
から一定の小間隔を存して下方に突出している鞍体6、
6の上端部を固着してあり、該鞍体6、6の下端面は管
体Aの上周面に沿った湾曲面に形成されている。
【0011】7、7はその上端部を棒状本体1の前後両
端面に固着している縦長長方形状の平板よりなるガイド
部材で、下部を棒状本体1の両端下面から下方に垂設さ
せていると共に下端部を棒状本体1の長さの延長方向に
向かって屈曲7aしてある。なお、棒状本体1の長さは必
ずしも管体と同一長さに形成しておく必要はなく、この
前後一対のガイド部材7の対向面間の寸法を管体と同一
長さに形成しておけばよい。8は前記鞍体6の下面に層
着しているゴム板等よりなる弾性材である。
【0012】上記前後一対の吊り輪2、2は、図3に示
すように棒状本体1内に固着している固定ガイド筒10内
に上下動自在に挿通した軸体9の突出上端に連結してあ
り、固定ガイド筒10の下端から突出している該軸体9の
下端に中間部が棒状本体1の一側部に回動自在に枢着35
したロックレバー11の一端部を回動自在に枢着している
と共に、このロックレバー11の他端部下面に円弧状に切
欠いてなる係止部12を形成して該係止部12を前記可動ピ
ン5の先端部に形成した周溝13に係脱させるように構成
している。さらに、固定ガイド筒10から下方に突出した
前記軸体9の下端部を固定ガイド筒10の下端面に当接可
能な大径部9aに形成し、また軸部9の上端には固定ガイ
ド筒10の上端面に当接する大径部9bを形成すると共に固
定ガイド筒10に軸体9を常時下方に弾圧しているスプリ
ング14を内装してある。
【0013】また、上記固定ピン4および可動ピン5
は、棒状本体1の両側面に一体に突設している前後一対
のブラケット15、16間に架設状態で支持されてあり、固
定ピン4はこれらのブラケット15、16間に固定されてい
る一方、可動ピン5は図4に示すように、棒状本体1の
長さ方向に前後動自在に挿通され、その先端部を棒状本
体1の一側面から突出している上記ロックレバー11の係
止部12の下方に対して出没自在にしている。17は可動ピ
ン5の基端にそのロット端を一体に連結している電動シ
リンダーで、棒状本体1の一側面に装着されてあり、こ
の電動シリンダー17によって可動ピン5を前後動させる
ように構成している。また、棒状本体1の下面中央に垂
設している上記フック3はその軸部を棒状本体1に平面
方向、即ち軸芯周りに回動自在に支持されている。18、
18は棒状本体1の前後固定ピン4にその一端輪部を挿通
状態で固定させている前後一対のワイヤロープである。
19は可動ピン5の先端周溝13がロックレバー11の係止部
12の下方にまで達したことを検出して電動シリング17の
作動を停止させるセンサーである。
【0014】このように構成した管体吊上げ装置を使用
して、図5〜図11に示すように、地上側の管体保管場所
Bから立坑C内の管体敷設場所Dまで管体Aを搬入する
作業手順を説明する。図5に示すように、立坑Cの上方
部における地上から一定高さ位置に管体保管場所B側に
向けて横行レール20が架設されてあり、この横行レール
20に二台の連結ホイスト21が走行自在に取付けられ、該
ホイスト21からのワイヤロープ22、22を掛け渡している
滑車23をフック24を介して本体1の前後吊り輪2、2に
夫々連結することにより、本体1を昇降自在に吊支して
ある。
【0015】まず、横行レール20の一端側まで移動して
いるホイスト21の下方にまで管体保管場所Bから一本の
管体Aを転送し、ホイスト21を作動させて本体1を降下
させる。この時、地中に管体Aを敷設するための管体推
進方向に本体1がその長さ方向を向けた状態で横行レー
ル20からホイスト21を介して吊支するに際して、その下
方にまで転送された管体Aは本体1に対してその長さ方
向が直角方向に向いた状態となっている。
【0016】この状態では管体Aを本体1に吊支させる
ことができないので、まず、管体Aの中央部にワイヤロ
ープ25を掛け渡して本体1の下面中央に垂設しているフ
ック3に該ワイヤロープ25を支持させ、この状態で本体
1を僅かに吊上げて管体Aを人手によりワイヤロープ25
回りに変位させることによりフック3を平面方向に回動
させて図6に示すように、本体1が管体Aの頂部に安定
して載置することができる。この時、管体Aが本体1の
両端から垂設しているガイド部材7に当たらない高さ位
置に吊支しておくものである。
【0017】しかるのち、管体Aを一旦吊り下ろしてワ
イヤロープ25を解くと共に、本体1をさらに降下させる
と、該本体1の両端から垂下しているガイド部材7、7
の対向面が管体Aの両端面に摺接して本体1に対する管
体Aの吊支位置が一定位置に設定されると共に本体1の
前後鞍体6の下面が管体1の前後部上周面に当接して管
体Aが正確な吊支状態となるように規制される。この状
態にして、図7に示すように本体1の前後固定ピン4、
4に夫々一端を連結しているワイヤロープ18、18を管体
Aの前後部周面に掛け渡し、その他端輪部をブラケット
15、16間に挿通したのち、電動シリンダー17の作動によ
り可動ピン5を伸長させて該ワイヤロープ18の輪部に挿
通し、ワイヤロープ18の他端を可動ピン5に支持させ
る。
【0018】こうして管体Aの玉掛け作業が終わると、
ホイスト21を作動させて管体Aを吊り上げ、ホイスト21
を横行レール20に沿って移動させて図8に示すように、
立坑Cの上方部にまで管体Aを搬送する。この吊り上げ
時には、吊り輪2に引張力が作用してその軸体9がスプ
リング14の力に抗して大径部9aが固定ガイド筒10の下面
に当接するまで上動し、その上動によってロックレバー
11が回動して先端係止部12を可動ピン5の先端部周溝13
に係止させることにより可動ピン5の抜け止めが行われ
る。
【0019】次いで、ホイスト21のワイヤロープ22を緩
めて図9に示すように管体Aを立坑C内の管体敷設場所
Dに吊り下ろし、埋設方向に向けた状態で押圧装置Eと
先に地中に埋入している管体Aとの間に設置した案内台
F上に据え付ける。管体Aが案内台F上に支持される
と、ホイスト21のワイヤロープ22に掛かっていた荷重が
解かれて吊り輪2の軸体9がスプリング14の復元力によ
って下動し、ロックレバー11の係止部12が可動ピン5の
周溝13から外れてロックが解かれる。
【0020】このロック解除を適宜な検出手段によって
検出させて電動シリンダー17により可動ピン5を後退さ
せると、玉掛け用のワイヤロープ18の他端部が可動ピン
5から外れる。しかるのち、ホイスト21のワイヤロープ
22を収縮させて本体1を立坑C内から図10、11に示すよ
うに管体保管場所B側に移動させ、上記と同様に次の管
体Aの玉掛け、搬入作業を行うものである。
【0021】図12は可動ピン5の進退手段の別な実施例
を示すもので、上記実施例においてはシリンダー17によ
って可動ピン5を作動させているが、この実施例ではス
プリング力を利用して進退を可能にしているものであ
る。即ち、可動ピン5の中間部にスプリング受け26を固
着すると共にその前後両側部に可動ピン5を挿通させた
スプリング受け27、28を取付け、中間部のスプリング受
け26とこれらの前後スプリング受け27、28との対向面に
スプリング29、30を夫々介装し、さらに、中間部のスプ
リング受け26に操作軸31を突設してなるものである。
【0022】このように構成したので、人手によりワイ
ヤロープ18の他端部を上記同様に可動ピン5の移動経路
内に挿入した状態で操作軸ン31を操作することによりス
プリング29力に抗して可動ピン5を前進させると、可動
ピン5がワイヤロープ18の他端輪部に挿通、係止し、こ
の状態で吊り輪2を僅かに引き上げることによって該可
動ピン5の先端周溝13にロックレバー11の係止部12を係
止させるものである。このロックレバー11の係止を解け
ば、可動ピン5がスプリング29の復元力によって後退し
てワイヤロープ18の係止が解かれるものである。
【0023】なお、上記スプリング力を利用した可動ピ
ン5の作動においては、ロックレバー11の係止部12が、
可動ピン5の周溝13に係止するまで、可動ピン5を人手
により前進位置に保持しておかねばならないが、この場
合には、図13に示すように、可動ピン5の基端部にも周
溝32を設けておき、この周溝32に、本体の一側面に垂直
状態で配設した別な電動シリンダ32により作動するロッ
クピン33を係脱させるように構成しておけばよい。即
ち、可動ピン5をセンサー19の検出位置まで移動させる
と、該センサー19が可動ピン5が所定位置に達したこと
を検知して電動シリンダ32を作動させ、ロックピン33を
周溝32に係止させるように構成しているものである。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の管体吊上げ装置に
よれば、棒状本体の長さ方向の中央から等距離を存して
該棒状本体の上面に一対の吊り具を取付けると共に棒状
本体の下面中央にフックを垂設し、さらに、前記両吊り
具取付位置の下方における棒状本体の下面両側部にワイ
ヤロープを係止させる係止具を配設してなるものである
から、管体をワイヤロープにより玉掛けする際に、管体
が棒状本体の長さ方向に対して交叉する方向に向けた状
態となっている場合には、該管体の中央部をワイヤロー
プによって棒状本体の中央部に垂下しているフックに吊
り下げ、フックを軸回りに回動させることによって管体
を容易且つ正確に棒状本体の長さ方向の下面に沿わせた
状態とすることができる。
【0025】こうして管体の方向転換を行ったのち、ワ
イヤロープを管体の前後部に掛け渡して係止具に係止さ
せれば、係止具は棒状本体の中央から等距離を存した位
置に設けられているので、前記方向変換時における棒状
本体に対する管体の位置付けと相俟ってこれらのワイヤ
ロープにより管体を棒状本体に均衡のとれた安定した状
態で玉掛けすることができるものである。
【0026】さらに、棒状本体の両端に管体の長さ間隔
を存して一対の端面ガイド部材を垂設しておくと共に、
棒状本体の両端部下面に管体の上周面受止鞍体を設けて
おけば、上記玉掛けを行うに際して、棒状本体を管体の
上周面に接近させると、両ガイド部材が管体の両端面に
摺接して管体と棒状本体との長さ方向の中央が垂直線上
に一致すると共に、管体の上周部が棒状本体の下面に装
着している鞍体に当接して棒状本体に管体を一層正確に
位置決めされた状態で玉掛けが可能となる。
【0027】また、棒状本体の上面に取付けられた一対
の吊り具は、棒状本体の長さ方向の中央から等距離を存
した位置に設けられているので、管体を吊支した本体を
この吊り輪を介してホイスト等により安定した状態で搬
送することができるものである。その上、前記吊り具の
軸部を棒状本体にスプリング力に抗して上動可能に取付
けておくと共に、その軸下端を、中央部を棒状本体内に
回動自在に枢着されたロックレバーの一端に連結し、且
つ該ロックレバーの他端に形成した係止部を吊り輪の上
動によって前記係止具を構成する可動ピンの先端部に係
止させるように構成しておけば、玉掛け後、管体を吊り
上げると、吊り具の軸下端に連結しているロックレバー
が回動してその先端を可動ピンの先端部に係止させ、該
可動ピンからのワイヤーロープの抜け止めを行うことが
できて安全に吊り上げることができると共に、管体を所
定位置に下ろすと、両フックに掛かっていた荷重が解か
れてロックレバーによるロックが解除され、玉外しの自
動化が可能となって作業能率が一層向上するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の簡略側面図、
【図2】その正面図、
【図3】吊り輪部分とロック機構部の縦断正面図、
【図4】その側面図、
【図5】本体に対して管体を方向転換する態様を示した
簡略側面図、
【図6】方向転換後の簡略側面図、
【図7】管体を玉掛けした状態の簡略側面図、
【図8】立坑上方にまで搬送した状態の簡略側面図、
【図9】管体を立坑内に吊り下ろした状態を示す簡略側
面図、
【図10】玉掛けを外して本体を上昇させた状態を示す
簡略側面図、
【図11】本体を元位置にまで復帰させた状態の簡略側
面図、
【図12】可動ピン作動機構の別な実施例を示す側面
図、
【図13】その変形例を示す側面図。
【符号の説明】
1 棒状本体 2 吊り輪 3 フック 4 固定ピン 5 可動ピン 6 鞍体 7 ガイド部材 9 軸体 11 ロックレバー 18 ワイヤロープ
フロントページの続き (72)発明者 辰浜 哲郎 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株 式会社奥村組内 (72)発明者 田窪 厚志 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株 式会社奥村組内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状本体の長さ方向の中央から等距離を
    存して該棒状本体の上面に一対の吊り具を取付けると共
    に棒状本体の下面中央にフックを垂設し、さらに、前記
    両吊り具取付位置の下方における棒状本体の下面両側部
    にワイヤロープを係止させる係止具を配設してなること
    を特徴とする管体吊上げ装置。
  2. 【請求項2】 上記係止具は、ワイヤロープの一端を固
    定させる固定ピンと他端を着脱自在に係止させる可動ピ
    ンとからなることを特徴とする請求項1記載の管体吊上
    げ装置。
  3. 【請求項3】 棒状本体の両端面に管体の端面ガイド部
    材を垂設してなることを特徴とする請求項1記載の管体
    吊上げ装置。
  4. 【請求項4】 棒状本体の両端部下面に管体の上周面受
    止鞍体を装着していることを特徴とする請求項1記載の
    管体吊上げ装置。
  5. 【請求項5】 上記吊り具の軸部は棒状本体にスプリン
    グ力に抗して上動可能に取付けられ、その軸下端を、中
    央部を棒状本体内に回動自在に枢着されたロックレバー
    の一端に連結していると共に該ロックレバーの他端に形
    成した係止部を吊り具の上動によって前記可動ピンの先
    端部に係止させるように構成したことを特徴とする請求
    項1記載の管体吊上げ装置。
  6. 【請求項6】 可動ピンはシリンダーによって可動する
    ように構成していることを特徴とする請求項1、2又は
    5記載の管体吊上げ装置。
  7. 【請求項7】 可動ピンはスプリングによって可動する
    ように構成したことを特徴とする請求項1、2又は5記
    載の管体吊上げ装置。
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