JP4283411B2 - 釣竿受け - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿を立て掛ける釣竿受けに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、釣り場の地面に立て釣竿を載せるために使用される釣竿受けは、基台の下面に伸縮自在な支持脚を複数本(3本以上)有しており、各支持脚は、基台に対して所定の摩擦力によって所定範囲回動可能に軸支されている構造が一般的である。
【0003】
しかし、従来の構造の釣竿受けは、脚部を開脚して地面に置いた際、強風が吹いたり、脚部に釣竿等の他物がぶつかると、脚部の開状態を維持できなくなって横倒しになる。また、脚部を閉じた収納状態において、脚部を把持すると脚部が開き易く、持ち運びが不便である。さらに、持ち運びのときに前記脚部が開くことを防止するための紐等を備えた構造も知られているが、このような紐は紛失し易く、また、実釣時に脚部に垂れ下がった状態のままなので、服のすそや釣竿に引っ掛けて、釣竿受けを転倒させてしまうことがある。
【0004】
このような不具合を改善すべく、特開平10−304805号には、支持脚を基台との対向面上で滑動でき、かつ回動自在となるように基台に支持し、その回動範囲を規制することで、実釣時における脚部開状態時の倒れを防止する構造の釣竿受けが開示されている。
【0005】
しかし、このような構造では、使用時に、脚部を回動しながら開かなければならないため、操作しづらい。また、実際の使用や持ち運びを長期にわたって行なうと、脚部の支持部分が緩み易く、脚部が閉じたり開くことを確実に防止するには充分な構造となっていない。しかも、これを元に戻すには、脚部を回動しながら操作する必要があり、操作性が悪いものとなっている。
【0006】
この発明は、上記した問題点に基づいてなされたものであり、使用時や持ち運び時において、脚部が閉じたり開いたりすることを確実に防止でき、操作性に優れた構造の釣竿受けを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、基台の下面に伸縮自在な支持脚を複数本有し、前記支持脚を基台に対して所定範囲回動可能に軸支した釣竿受けにおいて、前記支持脚を開状態と閉状態との両状態で基台に圧接するように付勢保持する付勢バネを設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図6は、本発明に係る釣竿受けの第1の実施形態を示す図である。 釣竿受けは、複数本(本実施形態では3本)の脚部(支持脚)A〜Cが取り付けられた基台1を有している。各脚部は同一構造を有しており、後述する支持構造により、基台1に回動可能に支持されている。
【0010】
各脚部は、筒状に構成されており、基台1に連結される内管3と、内管3の下方側の外側に長手方向に伸縮自在に連結され、下端部に石突4aを有する外管4とを備えている。外管4は、公知のスライド機構によって内管3を覆うように縮められ、収納時では、図2に示すように、脚部全体が短縮される。この場合、図1に示す脚部の伸長状態と、図2に示す脚部の短縮状態は、内管3と外管4との間に設けられている脚部伸縮ダイヤル6を回動操作することによって切換え、保持される。
【0011】
前記基台1の頂部には、V字状の竿受け部1aが形成されている。また、基台1の一側面には、ビス9を介して一対の竿受け杆10が回動自在に支持されている。これらの竿受け杆10は、一定の摩擦力をもって図1に示す竿受け状態に保持され、収納時では、図2に示した状態の脚部と重なるようにして収納状態となる。
【0012】
基台1には、各脚部に対応して凹所1bが形成されており、各凹所は、そこに支持される脚部を所定方向、かつ所定の角度範囲で回動可能となるように構成されている。具体的には、図1に示すように、脚部A,Bは矢印方向、脚部Cは紙面と垂直方向に回動可能となっている。また、基台1の下面部には、前記凹所が形成されている部分に対応して、水平方向および傾斜方向に連続するように、複数の当接面1e,1fが形成されている。これらの当接面には、以下に詳述するように、各脚部に設けられている付勢保持手段20の係止部材が圧接可能となっており、これにより各脚部の開状態と閉状態が保持されるようになっている。
【0013】
前記付勢保持手段20は、下方に延出する円柱部21を有しており、この円柱部21は、前記凹所1b内において、その上端部がビス22によって回動可能に軸支されている。円柱部の下端側には、フランジ21aおよび、その下方に切込み21bが形成されており、この切込み21bに上記した内管3の上端部がカシメによって固定されている。また、円柱部21には、下方が開口する筒状の係止部材25が、その上面に形成された開口孔25aを介して軸方向にスライド可能に配されており、この係止部材25は、前記フランジ21aと係止部材の内部に設けられた介在部材21cとの間に配された付勢バネ27によって、前記当接面1e,1fに圧接されるように付勢されている。
【0014】
なお、以上のような付勢保持手段は、脚部B,Cにおいても同様に設けられている。
【0015】
以上のように構成された釣竿受けの脚部の作用について説明する。
最初、図2および図4に示すように、各脚部は閉状態にある。この状態で、係止部材25を摘み、付勢バネ27の付勢力に抗して下方に押しこむと、係止部材25と当接面1eとの圧接状態が解除され、円柱部21は回動可能状態となる。この状態で円柱部21を図5の点線位置に回動し、係止部材25を解放すると、付勢バネ27の付勢力によって、係止部材25は図6に示すように当接面1fに圧接され、脚部を開状態に維持する。そして、この操作を各脚部に対して行なうことにより、各脚部は図1に示す開状態、すなわち釣竿受け状態となる。
【0016】
また、各脚部を閉状態にするときは、上記操作と逆の手順によって、係止部材25を当接面1eに圧接させれば良い。
【0017】
以上の構成によれば、脚部を開いた状態で地面に置いた際に、強風が吹いたり脚部に他物が接触しても、各脚部は、付勢バネ27の付勢力によって開状態が維持されているため、横倒しになることはない。また、収納時(閉状態)においても、付勢バネ27の付勢力によって閉状態が維持されているため、持ち運び時に脚部が不用意に開くことが防止され、持ち運びが便利になる。さらに、脚部が開くことを防止するための紐等が不要になるので、紐を紛失したり、服のすそや釣竿に引っ掛けて釣竿受けを転倒させてしまう、というような問題が生じることはない。さらにまた、上記した閉状態と開状態の切換は、単に係止部材25を摘んでスライド移動させるだけであるため、脚部開閉の際の操作性が良くなる。
【0018】
図7乃至図9は、上述した実施形態の変形例を示す図である。上述した実施形態では、内管3を円柱部21に対してカシメによって固定し、円柱部21に係止部材25を配設した構成となっていたが、この変形例では、内管3の上端側外周面に、筒状の係止部材25´の下端側内周面を接着等で一体的に取り付けた構成となっており、内管3を直接、上下方向にスライド移動させるようにしている。すなわち、内管3に接着固定された筒状の係止部材25´は、その上端面に開口孔25a´が形成されており、この部分を介して上記した構成と同様の円柱部21が挿通され、内管3内の上方において、円柱部21に形成されたフランジ21aおよび介在部材21c、付勢バネ27を収容した構成となっている。
【0019】
この構成によれば、図8に示すように、閉状態時において、各脚部の係止部材25´を摘み、付勢バネ27の付勢力に抗して下方に押しこむと、係止部材25´と当接面1eとの圧接状態が解除され、円柱部21は回動可能状態となる。そして、この状態で円柱部21を点線位置に回動し、係止部材25´を解放すると、付勢バネ27の付勢力によって、係止部材25´の上端は、図9に示すように当接面1fに圧接され、脚部を開状態に維持する。
【0020】
以上の変形例によれば、上記した実施形態と同様な効果が得られると共に、係止部材を設ける必要がなくなって、付勢保持手段の構成を簡略化することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の釣竿受けによれば、脚部を開いた状態や閉じた状態では、各脚部は、付勢バネによってその状態が確実に維持されるため、不用意に閉じたり、開いたりすることが無くなり、操作性の向上が図れる。また、脚部が開くことを防止するための紐等が不要になるので、紐を紛失したり、服のすそや釣竿に引っ掛けて釣竿受けを転倒させてしまうというような問題が生じることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図であり、釣竿受けの使用状態を示す斜視図。
【図2】図1に示す釣竿受けにおいて、各脚部を閉じた状態を示す図。
【図3】図1に示す釣竿受けを側面から見た図。
【図4】図1に示す釣竿受けにおいて、脚部に配された付勢保持手段の内部構造を示す図。
【図5】図4に示す脚部を、閉状態から開状態へ移行する際の動作を説明する図。
【図6】図4に示す脚部の開状態を示す図。
【図7】第1の実施形態の変形例を示す図。
【図8】図7に示す脚部を、閉状態から開状態へ移行する際の動作を説明する図。
【図9】図7に示す脚部の開状態を示す図。
【符号の説明】
1 基台
1e,1f 当接面
10 釣竿受け
20 付勢保持手段
21 円柱部
25 係止部材
27 付勢バネ
A〜C 脚部

Claims (2)

  1. 基台の下面に伸縮自在な支持脚を複数本有し、前記支持脚を基台に対して所定範囲回動可能に軸支した釣竿受けにおいて、前記支持脚を開状態と閉状態との両状態で基台に圧接するように付勢保持する付勢バネを設けたことを特徴とする釣竿受け。
  2. 前記付勢バネは、前記脚部に設けられた係止部材を前記基台に形成した複数の当接面に夫々圧接させて保持することを特徴とする請求項1に記載の釣竿受け。
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