JP2010167075A - 物干装置 - Google Patents

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JP2010167075A JP2009011958A JP2009011958A JP2010167075A JP 2010167075 A JP2010167075 A JP 2010167075A JP 2009011958 A JP2009011958 A JP 2009011958A JP 2009011958 A JP2009011958 A JP 2009011958A JP 2010167075 A JP2010167075 A JP 2010167075A
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Kazuhiro Uryu
和弘 瓜生
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Abstract

【課題】使用状態で、腕杆が、上方に回動して垂直状態になって、洗濯物を汚したり、物干装置を壊したりすることがないようにする。
【解決手段】本発明の物干装置は、ベランダの手摺りT等に固定される取付具4に、支柱1を上下に摺動可能に取り付け、支柱1の上端部には蓋具3が固定され、さらに、この蓋具3が固定された支柱1に、腕杆2が回動可能かつ摺動可能に取り付けられている。そして、支柱1には、あおり止具5を設けて成り、あおり止具5は、腕杆2に係合しており、支柱1に対して摺動可能な状態と摺動不能な状態に変更することができ、摺動可能な状態の時には、腕杆2を使用状態から収納状態に移行することができ、摺動不能な状態の時には、腕杆2を使用状態から収納状態に移行することができず、あおり止めの機能を発揮するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベランダの手摺り等に取り付けて、物干竿を挿通して使用する物干装置に関するものである。
従来より、特願平9−121645号(特開平10−295996号)発明のように、ベランダの手摺り等の被取付体に取り付けられる支柱と、竿受部を有する腕杆とを具備して成り、腕杆は、支柱に対して回動可能かつ摺動可能で、斜め上に傾斜した状態の使用状態に設定することができ、腕杆を上方へ回動して垂直状態にし、その後下方に摺動して、垂直状態の収納状態に設定することができる物干装置は提案されている。
特開平10−295996号公報
上記従来例においては、あおり止具が設けられていないので、使用状態で、物干竿にシーツ等の表面積の大きい洗濯物を干すと、強風が吹いた時に大きい力を受けてあおられ、腕杆は、上方に回動して垂直状態になってしまうことがあり、下方に摺動して落下し、洗濯物を汚したり、腕杆が上方へ勢いよく回動することによって物干装置を壊したりするという問題があり、本発明は、この問題を解決することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するための物干装置であり、ベランダの手摺り等の被取付体に直接又は間接的に取り付けられる支柱と、竿受部を有する腕杆とを具備して成り、腕杆は、支柱に対して回動可能かつ摺動可能で、斜め上に傾斜した状態又は水平状態の少なくともいずれか一方の使用状態に設定することができると共に、垂直状態の収納状態に設定することができる物干装置において、支柱には、取付側と反対側に腕杆を上下に摺動する案内となるガイド部を設け、ガイド部には、あおり止具を摺動可能に設けて成り、あおり止具は、腕杆の基端部と係合しており、腕杆の上方への回動を不能にする状態と可能にする状態とに変更することができ、腕杆が垂直状態となった時に腕杆と共に上下に摺動できることを特徴とする物干装置である。
以上のように本発明によれば、あおり止具によって腕杆の上方への回動を不能にすることができるので、使用中に洗濯物が風であおられても、腕杆が上方へ回動することがなく、腕杆が下方に摺動して洗濯物を汚したり、腕杆が上方へ勢いよく回動することによって物干装置を壊したりすることがないという効果がある。
また、あおり止具は、支柱のガイド部に、使用状態の腕杆の下部に位置するように、摺動可能に取り付けて成るので、正面から見やすく操作しやすい位置にありながら、支柱が垂直状態となった時に支柱と共に上下に摺動することになるので、あおり止具をいちいち取り外すことなく、腕杆を使用状態と収納状態に変更することができるという効果がある。
さらに、通常この種の物干装置は、背面をベランダの手摺りに取り付けて使用することが多く、背面側から太陽の日差しを受けるので、正面側に取り付けられたあおり止具には、日差しが当たりにくく、合成樹脂等で製作しても劣化しにくいという効果がある。
実施例1の腕杆が斜め上向きの使用状態を示す側面図である。 実施例1の腕杆の収納状態を示す側面図である。 図1の要部拡大断面図であり、腕杆が上方へ回動できない状態を示している。 図3と同様の要部拡大断面図であり、腕杆が上方へ回動できる状態を示している。 図2の要部拡大断面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線端面図である。 実施例1のあおり止具の分解斜視図である。 実施例2の要部拡大断面図であり、腕杆が上方へ回動できない状態を示している。 図9と同様の要部拡大断面図であり、腕杆が上方へ回動できる状態を示している。 図9のC−C線断面図である。
図1〜図8に基づいて本発明の実施例1を説明する。
本発明の物干装置は、被取付体であるベランダの手摺りTに固定される取付具4に、支柱1の後面側(取付側)を上下に摺動可能に取り付け、支柱1の上端部には蓋具3が固定され、さらに、この蓋具3が固定された支柱1に、腕杆2が回動可能かつ摺動可能に取り付けられている。腕杆2が、斜め上向きの状態が使用状態(図1参照)であり、腕杆2が上方へ回動して垂直状態になり下方へ移動した状態が収納状態(図2参照)である。そして、支柱1には、腕杆2の基端部に位置するように、あおり止具5を設けて成り、あおり止具5は、腕杆2に係合しており、支柱1に対して摺動不能な状態と摺動可能な状態に変更することができ、摺動不能な状態の時には、腕杆2が使用状態から上方へ回動することができず、あおり止めの機能を発揮するようになっている。
支柱1は、押し出し材であって、前面側(取付側と反対側)には、前方に開口し、前端部に内向きに突出し間隔をおいて相対向する一対の対向突起部15・15を設けた略蟻溝状で、垂直状態となった腕杆2が上下摺動するガイド部6を設けて成る。このガイド部6の下方部には、腕杆2の下方への摺動を停止させる停止具9を固定してある。また、支柱1のガイド部6の上部後方には、断面円形ピンのストッパー8及びその少し下方に略直方体状の受止具7が固定されており、このストッパー8と受止具7に腕杆2の基端部が当接して腕杆2を斜め上に傾斜した使用状態に設定することができる(図3参照)。
蓋具3は、上方の一部及び前方が開口し、上方の開口部は、垂直状態となった腕杆2が上下摺動し、前方の開口部には、内向きに突出し間隔をおいて相対向する一対の外止部11・11を設けて成り、後述する腕杆2の突条部14・14が前方に外れるのを阻止している。上方の開口部及び外止部11・11は、腕杆2が摺接するので、合成樹脂製の案内カバー10が取り付けてある。
腕杆2は、複数の竿受部12・・・12を設けると共に、周縁両側面に厚み方向に突出する突条部14・14を設けてある。また、腕杆2には、突条部14・14の基端部上部に突条部14・14よりもさらに厚み方向に突出する円形の案内突起13・13を両面に設けてある。案内突起13・13は、支柱1のガイド部6を摺接するので合成樹脂製のキャップを被せてある。
あおり止具5は、本体16、ノブ付ボルト17及び雌ねじ具18を具備し、本体16は、全体形状が略倒コ字状で、上方に開口し、上部に内向きに突出し間隔をおいて相対向する一対の抱持部19・19を設けた略蟻溝状部分を有し、下部にノブ付ボルト17が貫通するバカ穴(ボルトを素通りさせる穴)を設けて成り、雌ねじ具18は、略小判型で、中央にノブ付ボルト17が螺合するねじ穴を設けてある。あおり止具5の抱持部19・19間の寸法S(図6参照)は、側面視で腕杆2の先端部の竿受部12の縁部の寸法P(図5参照)及び腕杆2の突条部14・14内側の厚さR(図6参照)よりも大きく、腕杆2の基端部の突条部14・14の厚さQ(図6参照)よりも小さくなっている。
あおり止具5は、ノブ付ボルト17を本体16のバカ穴に貫通させ、雌ねじ具18のねじ穴に螺合させ、本体16と雌ねじ具18との間隔を開いている状態にし、抱持部19・19の間の隙間を、腕杆2先端部の竿受部12の縁部(図5の寸法Pの部分)から挿入して90度回動し、腕杆2の基端部まで移動させて、抱持部19・19が腕杆2の突条部14・14から抜け落ちないようにあおり止具5を腕杆2に係合させ、雌ねじ具18を縦長の状態にして支柱1の対向突起部15・15間の隙間からガイド部6に挿入し、90度回動して対向突起部15・15間の隙間から外れない状態にして、あおり止具5を支柱1に設けて成る。
なお、あおり止具5の本体16を、一方の抱持部19と他方の抱持部19が別体になるように2分割あるいは3分割して、抱持部19・19が腕杆2の突条部14・14から抜け落ちないように、本体16で突条部14・14を挟んだ状態にしてから、ねじ等で一体化して、あおり止具5を腕杆2に係合させてもよい。この場合、本体16を腕杆2先端部の竿受部12の縁部(図5の寸法Pの部分)から挿入する必要はなく、図5の寸法Pが図6の寸法Sより小さい必要はない。
腕杆2を垂直状態に収納するには、ノブ付ボルト17を緩めた状態のままで、あおり止具5を支柱1のガイド部6に沿って持ち上げると(図4の状態)、腕杆2は、斜め上向きの使用状態から、案内突起13・13を中心にして上方に回動可能な状態となる。そして、腕杆2を上方に回動すると、突条部14・14の外側が蓋具3の上方の開口部の終端部に当接すると共に、突条部14・14の内側が蓋具3の外止部11・11に当接して、腕杆2は垂直状態になり、そのまま下方に移動すると、あおり止具5も腕杆2と共に下方に移動し、あおり止具5が停止具9に当接して収納状態となる(図5参照)。
また、この収納状態から腕杆2を上方に移動させると、あおり止具5も腕杆2と共に上方に移動し、案内突起13が蓋具3の案内カバー10に当接すると、腕杆2は回動が可能となる。腕杆2を回動しても、あおり止具5は、腕杆2の突条部14・14に係合すると共に、支柱1のガイド部6に摺動可能な状態で取り付けられたままであり、腕杆2の基端部の終端部が受止具7に当接すると共に、基端部の上縁部がストッパー8に当接して、腕杆2を斜め上に傾斜した使用状態に設定することができる(図3参照)。
そして、あおり止具5を下げて、抱持部19・19が突条部14・14の基端部内側に当接した状態にし、あおり止具5のノブ付ボルト17を締め付ければ、本体16と雌ねじ具18で支柱1の対向突起部15・15を挟持し、あおり止具5は支柱1に固定される(図3参照)。腕杆2が上方に回動しようとすると、腕杆2の両面の突条部14・14が、あおり止具5の抱持部19・19に当接して、あおり止具5を押し上げようとする力がかかるが、あおり止具5が固定されて上方へ移動することができないため、腕杆2は、上方への回動が不能な状態となり、竿受部12に物干竿が掛けられ、そこにシーツ等の表面積の大きい洗濯物が干してあって、強風が吹いてあおられたとしても、腕杆2は、上方に回動することがなく、下方に摺動して落下して、洗濯物が汚れたり、物干装置が壊れたりするという事故を未然に防ぐことができる。
図9〜図11に基づいて本発明の実施例2を説明する。
腕杆32の基端部に、係止孔34を設け、あおり止具35は、本体36、ノブ付ボルト37、雌ねじ具38及び係合ピン39を具備しており、あおり止具35を腕杆32に係合させる構成が実施例1とは異なるが、他の構成は、実施例1と同様であるので説明は省略する。
係止孔34は、腕杆32が斜め上向き状態の時に垂直状になる孔と、その上端に続き、案内突起33を回転中心とする円弧状の孔を連続して設けて成り、あおり止具35の本体36は、全体形状が略倒コ字状で、実施例1の抱持部19・19がなく先端部に係合ピン39を取り付けられるようになっている。
実施例1と同様にあおり止具35を支柱31に設け、腕杆32を斜め上向き状態にして、係合ピン39を本体36の二股になった先端部の一方のバカ穴から挿通し、腕杆32の係止孔34を通過させ、もう一方の本体36に螺合して、あおり止具35を腕杆32に係合させる(図9及び図11参照)。
図9に示すように、腕杆32を斜め上に傾斜した使用状態にして、あおり止具35の係合ピン39を係止孔34の垂直状の孔の下端部まで下げ、ノブ付ボルト37を締め付けると、実施例1と同様に、あおり止具35は支柱31に固定される。そして、腕杆32が上方に回動しようとすると、腕杆32の係止孔34の縁が、あおり止具35の係合ピン39に当接して、腕杆32は、上方への回動が不能な状態となる。
さらに、腕杆32を垂直状態に収納するには、ノブ付ボルト37を緩めて、あおり止具35を、係合ピン39が係止孔34の円弧状の孔に達するまで持ち上げれば、腕杆32は、上方への回動が可能な状態となる。それ以降の動き等は実施例1と同様であるので省略する。
なおこの実施例2においては、係止孔34には、腕杆32が斜め上向き状態の時に垂直状になっている孔があるため、あおり止具35の係合ピン39を係止孔34の垂直状の孔の下端部にある時には、腕杆32が上方へ回動しようとしても、あおり止具35が上方へ移動する力はかからないので、ノブ付ボルト37を締め付けてあおり止具35を固定しなくても、腕杆32は、上方への回動が不能な状態となる。従って、あおり止具35は、支柱31に摺動可能に設けられていれば、固定できも必要はない。
要するに、本発明は、ガイド部に、あおり止具を摺動可能に設けて成り、あおり止具は、腕杆の基端部と係合しており、腕杆の上方への回動を不能にする状態と可能にする状態とに変更することができれぱよい。
1 支柱
2 腕杆
5 あおり止具
6 ガイド部
12 竿受部
31 支柱
32 腕杆
35 あおり止具

Claims (1)

  1. ベランダの手摺り等の被取付体に直接又は間接的に取り付けられる支柱と、竿受部を有する腕杆とを具備して成り、腕杆は、支柱に対して回動可能かつ摺動可能で、斜め上に傾斜した状態又は水平状態の少なくともいずれか一方の使用状態に設定することができると共に、垂直状態の収納状態に設定することができる物干装置において、支柱には、取付側と反対側に腕杆を上下に摺動する案内となるガイド部を設け、ガイド部には、あおり止具を摺動可能に設けて成り、あおり止具は、腕杆の基端部と係合しており、腕杆の上方への回動を不能にする状態と可能にする状態とに変更することができ、腕杆が垂直状態となった時に腕杆と共に上下に摺動できることを特徴とする物干装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014195520A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社ナガエ 物干装置
CN104695186A (zh) * 2015-02-27 2015-06-10 柳州铁道职业技术学院 一种大面积自动向阳晾衣装置

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