JP2008307231A - 物干竿等の支持装置 - Google Patents

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Kazuhiro Uryu
和弘 瓜生
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Abstract

【課題】使用中に掛具が急激に落下し、物干竿掛け具に大きな衝撃荷重がかかる危険を極力回避すること。
【解決手段】本発明は、支持具1に支柱2の上端を取り付け、支柱2の下端には掛具5を取り付けてある。支柱2は、上部の外筒3と下部の内筒4とから成り、外筒3の横断面形状が半円と長方形を組み合わせた形状で、内筒4の横断面形状が円形で、内筒4は外筒3に挿入すると内接するようになっており、外筒3の内面と内筒4の外面が空隙部を2箇所に形成し、その一方を通過溝12とする。外筒3に設けた係止孔11は、垂直線状の案内係止部11aの上端部から斜め上方向に伸びる導入部11bを連続して設けた形状で、導入部11bの先端部は通過溝12に至っている。内筒4の先端部に、前方にばね8で付勢され前後方向(内外方向)に移動可能な係止ピン7を保持する保持具6を取り付けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベランダ下の天井面等に取り付けて物干竿等を支持する支持装置であって、支柱の長さを調整可能に構成した物干竿等の支持装置に関するものである。
従来より、実願昭58−40309号(実開昭59−145391号)考案のように、管柱に竿掛杆を昇降かつ回動可能に下から挿入し、竿掛杆の上部に係止ピンを横向きに突設し、この係止ピンが係合される複数の係止孔を管柱に上下に適当間隔あけて設け、係止孔は縦向きの案内係止部の上部から受入部を周方向に導出してなり、各管柱の上下複数の係止孔に亘ってその管壁を膨出させることにより、管壁内に係止ピンが通過可能な凹溝を形成し、この凹溝を形成する管壁の側部に各係止孔の受入部を明け、何れかの係止孔の案内係止部に係止させた係止ピンを受入部から凹溝内へ移動させて、凹溝内を昇降させ、他の係止孔の受入部から案内係止部へ係入させることにより、竿掛杆の係止高さ位置を切換可能にした物干竿掛け具は提案されている。
実願昭58−40309号のマイクロフィルム
上記従来例においては、係止孔の受入部(本発明では導入部、以下同様)が水平であるために、係止ピンが調整途中で受入部(導入部)に止まってしまう場合があり、知らずにその状態で物干竿を掛けて洗濯物を干して、洗濯物が風に煽られる等して係止ピンが、受入部(導入部)から案内係止部あるいは凹溝(通過溝)に移動すると、竿掛杆(内筒)が急激に落下し、物干竿掛け具に大きな衝撃荷重がかかり物干竿掛け具が壊れたり、その衝撃で掛けられている物干竿が外れて落下したりすることがあるという問題があり、本発明は、この問題を解決することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、天井等に固定される支持具に支柱を取り付け、支柱の下部に物干竿等を掛ける掛具を設けてあり、支柱が、上部の外筒に対して下部の内筒を上下移動可能に設けられて、長さが調整可能である物干竿等の支持装置において、内筒は、外筒に対して上下移動可能かつ回動可能に設けられると共に、内外方向に移動可能で外方に突出するように付勢されている係止ピンを有し、外筒には、係止ピンが係合・係止される複数の係止孔を上下に間隔を置いて設けられ、外筒と内筒は断面形状を相違させ、外筒の内面と内筒の外面で、内筒に設けた係止ピンが突出した状態で上下方向に移動可能な通過溝を上下方向に長く設け、係止孔は、上下方向に伸びている案内係止部の上部から斜め上方向に伸びて通過溝に至る導入部を設けて成り、係止ピンが係止孔の案内係止部下端に係止される時に使用状態となり、この状態から内筒を上方に移動させると、係止ピンが係止孔の導入部に移動し、さらに導入部に沿って回動させると、係止ピンが導入部を通って通過溝に移動して、内筒は上下方向に移動可能になり、上又は下方向に移動させた後、逆方向に回動させて係止ピンを案内係止部下端に係止させることによって、支柱の長さを調整することができるように構成したものである。
本発明によれば、係止孔は、上下方向に伸びる案内係止部の上部から斜め上方向に伸びて通過溝に至る導入部を設けて成るので、係止ピンが導入部にある状態で支柱の長さ調整を止めた場合でも、自重で係止ピンは、導入部によって斜め下方向に案内されて導入部から案内係止部に移動することになり、導入部の途中で止まってしまう危険が少なくなる。従って、導入部の途中で止まったままの状態で、洗濯物を干す心配がなく、使用中に掛具が急激に落下し、物干竿掛け具に大きな衝撃荷重がかかる危険を極力回避することができ、物干竿等の支持装置や取り付けられている天井が壊れてしまうのを防止することができるという効果がある。
また、係止ピンが、内外方向に移動可能で外方に突出するように付勢されているので、支柱の長さを調整する場合に、支柱を上下方向に移動させた後、回動する時に、係止ピンが引っ込み、係止ピンの位置が係止孔に一致していなくても、調整作業が可能であり便利であると共に、係止ピンが外筒の内面に食い込んでしまうことがなくスムーズな調整が可能であるという効果がある。
本発明の物干竿等の支持装置は、天井等に取り付けられる支持具1に、支柱2の上端を取り付け、支柱2の下端には、物干竿を掛ける複数の竿受孔13・・・13を設けた掛具5を取り付けてある。
支柱2は、上部の外筒3と下部の内筒4とから成り、外筒3の横断面形状が半円と長方形を組み合わせた形状で、内筒4の横断面形状が円形で、内筒4は外筒3に挿入すると内接するようになっており、外筒3の内面と内筒4の外面が空隙部を2箇所に形成し、その一方を通過溝12としている。
外筒3には、所定間隔をあけて4箇所に係止孔11・・・11を設けてあり、係止孔11は、垂直線状の案内係止部11aの上端部から斜め上方向に伸びる導入部11bを連続して設けた形状で、導入部11bの先端部は通過溝12に至っている。(図4参照)
また、外筒3の内面には、通過溝12に位置するように突条14を設けてあり、内筒4には、先端部に係止ピン7を保持する保持具6を取り付けてある。突条14は、後述するように、係止ピン7が当接して内筒4の回動を規制するものである。
保持具6は、円柱状の本体部15の上部に鍔部16を設けて成り、本体部15には、断面の中心を貫通する段付孔17を設け、鍔部16は横断面形状がほぼ円形で一部に突起18を設けてある。突起18は、後述するように、外筒3の内面に当接して内筒4の回動を規制するものである。段付孔17には、段付の係止ピン7を後方から挿入して前方に突出させ前後方向(内外方向)に移動可能になるように設けて、後方からばね8で付勢している。
外筒3の下端部には、端部止具9が取り付けられており、この端部止具9には、阻止具10が一体的に設けられている。阻止具10は、その上端面が正面視で傾斜しており、端部止具9が取り付けられた時に、阻止具10の上端面が最下部の係止孔11の導入部11bの横に位置するようになっている。これは、係止ピン7が通過溝12内を垂直下方に移動した時に、この阻止具10の上端面に当接して、その傾斜に沿って最下部の係止孔11の案内係止部11aに入るようにするためである。
係止ピン7がいずれかの係止孔11の案内係止部11aに係止されている状態(図1及び図3の状態)が使用状態であり、この状態から支柱2の長さを変更するには、まず掛具5を持って内筒4を持ち上げて、係止ピン7が、案内係止部11aの上端部の導入部11bまで至ったら、導入部11bに沿って持ち上げつつ右方向に回動し、導入部11bの先端に当接する(図4の状態)。この状態からさらに右方向に内筒4を回動すると、係止ピン7がばね8の力に抗して後退し、通過溝12に至り、係止ピン7もばね8の力で戻り、係止ピン7先端が突条14に当接する(図5の状態)。なお、係止ピン7は、係止孔11に係合しているので、内筒4を持ち上げると、自然に導入部11bに沿って、上方向に移動しつつ右方向に回動するようになっている。
係止ピン7が係止孔11の導入部11bから外れ通過溝12に至ると、一定範囲内で上下いずれの方向にも移動可能となるので、支柱2を適当な長さに伸縮させた後、鍔部16の突起18が外筒3の内面に当接する(図7の状態)まで、左側に回動させる。
その時、係止ピン7の位置が、係止孔11・・・11がない位置であった場合には、掛具5が正面を向くまで係止ピン7が引っ込んで回動し(図6の状態)、その状態から垂直下方に移動すれば、係止孔11の案内係止部11aに係止ピン7がばね8の力で突出して上方から係合し、さらに垂直下方に移動すれば、係止ピン7は案内係止部11a下端に係止される。
また、係止ピン7の位置が、いずれかの係止孔11の導入部11bの位置であった場合は、その位置で係止ピン7がばね8の力で突出して係合し、係止ピン7は、導入部11bに沿って斜め下方向に移動して案内係止部11aに至り、下方に移動すれば案内係止部11a下端に係止される。
また、係止ピン7の位置が、いずれかの係止孔11の案内係止部11aの位置であった場合は、その位置で係止ピン7がばね8の力で突出して係合し、下方に移動すれば係止ピン7は、案内係止部11a下端に係止される。さらに、係止ピン7の位置が、案内係止部11aの下端位置であった場合は、係止ピン7がばね8の力で突出して下方に移動せずにそのまま案内係止部11a下端に係止される。
そして上記のように、係止ピン7が別位置の係止孔11の案内係止部11a下端に係止され、支柱2の長さを変更することができる。
掛具が正面を向いている状態の全体正面図である。 要部の分解斜視図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 図3の状態から、係止ピン7が係止孔11の導入部11bの先端に位置するまで、内筒4を右方向に回動した状態の断面図である。 図4の状態から内筒4をさらに右方向に回動して、係止ピン7が通過溝12に位置するまで回動した状態の断面図である。 図5の状態から(係止孔11のない位置で)左方向に回動して、図3と同様に掛具が正面を向いているが、係止ピン7がいずれの係止孔11にも係合していない状態の断面図である。 図1のB−B線拡大断面図(保持具6の鍔部16部分の断面図)である。 なお、図3〜図7はいずれも下方に見える掛具等を省略してある。
符号の説明
1 支持具
2 支柱
3 外筒
4 内筒
5 掛具
7 係止ピン
11 係止孔
11a 案内係止部
11b 導入部
12 通過溝

Claims (1)

  1. 天井等に固定される支持具に支柱を取り付け、支柱の下部に物干竿等を掛ける掛具を設けてあり、支柱が、上部の外筒に対して下部の内筒を上下移動可能に設けられて、長さが調整可能である物干竿等の支持装置において、内筒は、外筒に対して上下移動可能かつ回動可能に設けられると共に、内外方向に移動可能で外方に突出するように付勢されている係止ピンを有し、外筒には、係止ピンが係合・係止される複数の係止孔を上下に間隔を置いて設けられ、外筒と内筒は断面形状を相違させ、外筒の内面と内筒の外面で、内筒に設けた係止ピンが突出した状態で上下方向に移動可能な通過溝を上下方向に長く設け、係止孔は、上下方向に伸びている案内係止部の上部から斜め上方向に伸びて通過溝に至る導入部を設けて成り、係止ピンが係止孔の案内係止部下端に係止される時に使用状態となり、この状態から内筒を上方に移動させると、係止ピンが係止孔の導入部に移動し、さらに導入部に沿って回動させると、係止ピンが導入部を通って通過溝に移動して、内筒は上下方向に移動可能になり、上又は下方向に移動させた後、逆方向に回動させて係止ピンを案内係止部下端に係止させることによって、支柱の長さを調整することができるように構成したことを特徴とする物干竿等の支持装置。
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