JP5483433B2 - 物干装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベランダの手摺り等に取り付けて、物干竿を挿通して使用する物干装置に関するものである。
従来より、特願平9−120168号(特許第3051696号)発明のように、支柱上端部に蓋具を取り付けて、腕杆を蓋具及び支柱に回動可能かつ摺動可能に取り付けて成り、腕杆の一側縁を支柱の中に摺動できるようにして腕杆を垂直状態に収納する物干装置は提案されている。また、特願2004−247817号(特許第3939716号)発明のように、支柱上端部に被せて取り付けたアーム固定具に竿掛けアームを回動可能かつ摺動可能に取り付けて成り、腕杆を支柱前面に垂直状態に収納する物干装置は提案されている。
特許第3051696号公報 特許第3939716号公報
上記前者の従来例においては、腕杆の一側縁を支柱の中に摺動できるようにして腕杆を垂直状態に収納するので、腕杆に金属摩擦を防ぐために合成樹脂製の案内部品を設ける必要があり、また支柱には蟻溝状のガイド部を設ける必要があり断面が大きくなるため、コスト高になるという問題があり、上記後者の従来例においては、支柱上端部にアーム固定具の下半部を被せて取り付けただけなので、使用時に竿掛けアームに荷重がかかった場合、支柱上端より上方にあるアーム固定具に荷重がかかる構造になっているので、かかる荷重が大きいとアーム固定具が支柱から外れる危険性があるという問題があり、本発明は、これらの問題を解決することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するための物干装置であり、支柱の上端部に支持具を取り付け、その支持具に、竿受部を設けた腕杆を回動可能かつ摺動可能に取り付けて成る物干装置において、支柱には、前面の上部に切欠部を設けて支持具を挿入し、支持具は、支柱内に収納されると共に、一部が支柱の前方に突出した状態で固定され、支持具に取り付けられた腕杆が、略垂直状態になって支柱の前面から離れた位置を摺動できるように構成したことを特徴とする物干装置である。
以上のように本発明によれば、腕杆が、略垂直状態になって摺動する時には、支柱の前面から離れた位置を摺動するので、案内部品が不要で支柱にもガイド部を設ける必要がなく低コストで製作でき、かつ、支柱に設けた切欠部に、腕杆を取り付けた支持具を挿入して支柱の上端内部に取り付けて成るので、使用時に竿掛けアームに大きい荷重がかかっても、支持具と支柱の両方でその荷重を受けることができるので、容易に壊れることがなく十分な強度を有する物干装置を提供することができるという効果がある。
腕杆が斜め上向きの使用状態を示す側面図である。 腕杆の収納状態を示す側面図である。 図2の要部のA−A線拡大断面図である。 図2の要部のB−B線拡大断面図である。 要部の分解斜視図である。 要部の一部を断面にした分解斜視図である。 腕杆が斜め上向きの使用状態を示す要部拡大断面図である。 腕杆がほぼ水平の使用状態を示す要部拡大断面図である。 腕杆を支持具の下方から挿入する状態を示す要部拡大断面図である。 図9の状態から腕杆を上方へ移動した状態を示す要部拡大断面図である。 図10の状態から腕杆を180度回動した状態を示す要部拡大断面図である。 図11の状態から腕杆を上方へ移動した状態を示す要部拡大断面図である。 図12の状態でストッパー取付孔にストッパーを取り付けた状態を示す要部拡大断面図である。 腕杆が垂直の収納状態を示す要部拡大断面図である。
本発明の物干装置は、被取付体であるベランダの手摺りTに固定される裏基板4に取付具3が取り付けられ、この取付具3に支柱1がその後面側(取付側)を上下に摺動可能に取り付けられ、支柱1の上端部には支持具2が固定され、さらに、この支持具2に、腕杆5が回動可能かつ摺動可能に取り付けられている。腕杆5は、斜め上向きの状態(図1及び図7参照)及びほぼ水平の状態(図8参照)が使用状態であり、腕杆5が上方へ回動して垂直状態になり下方へ移動した状態が収納状態(図2及び図14参照)である。なお、図2においては、支柱1を取付具3に対して最も下方に移動した状態を示している。
支柱1は、断面略方形状の金属製の押し出し材であって、前面側辺(取付側と反対側)は、円弧状に凹んでおり、上端部を矩形状に一部切り欠いて切欠部7を設け、後面側辺(取付側)には、略蟻溝状の抱持溝6を設けてある。そして、抱持溝6で取付具3に設けた被抱持突条8を抱持して、支柱1は取付具3に対して上下に摺動可能に取り付けられる。
支持具2は、全体を金属で製し、前面と後面が開口している略直方体状の筐体9で、筐体9の両側の側板12・12は、上板10及び底板11よりも少し前方に突出して設けてある。側板12・12の前部内面の中間部には、間隔を置いて相対向する一対の外止部13・13を内方に向かって突設し、さらに外止部13・13の上端には、外止部13・13と同様に相対向し、後方に半円弧状に突出する一対の受止部14・14を設けてある。また、底板11の前端は係止部15としてある。
側板12・12間には、2つの対称な半体から成るカバー体16が、上板10、底板11、外止部13及び受止部14のそれぞれ内面を被覆するように設けられている。カバー体16は、合成樹脂で成形され、底板11の上面の位置に、間隔を置いて相対向し、上方に突出する一対の略三角形状の阻止部17を設けてある。
腕杆5は、全体を金属で製し、複数の竿受部18・・・18を設けると共に、後端部を除く周縁に厚み方向に突出する突条部19を設けてある。突条部19は、腕杆5がほぼ水平状態での上縁に直線状の上突条部19aを設け、下縁に同じく直線状の下突条部19bを設け、さらに上突条部19aと下突条部19bを略半円弧状の接続突条部19cで接続して構成され、突条部19のない後端部分が挿入部20となっている。挿入部20は、突条部19の厚さよりも薄くなっており、支持具2の相対向する外止部13・13の間及び受止部14・14の間を通過できるようになっている。
腕杆5には、後端部に、係止部15に選択的に係止される係合部21及び係合部22を設け、上突条部19aの後端部寄り内側に、受止部14に係止される円弧凹状の掛合部23を設けてある。さらに腕杆5には、上突条部19aに設けた掛合部23よりさらに後端部寄り内側に、受止部14に当接して腕杆5が支持具2から抜けるのを防ぐと共に、受止部14に係止されて腕杆5をほぼ水平状態に保持する円弧凹状の抜止部24を設けてある。
そして、腕杆5の上突条部19aの後端部に、腕杆5をその先端が支持具2側へ近づく方向へ回動した時阻止部17に当接する当接部25を設けてある。また、腕杆5の上部には、ストッパー取付孔26を設けてあり、そこに弾性を有する合成樹脂製のストッパー27を固定できるようになっている。阻止部17と当接部25は、腕杆5が斜め上向きの使用状態の時、竿受部18・18に挿架された物干竿に干された洗濯物が風に煽られる等して、腕杆5が、その先端が支持具2側へ近づく方向へ回動しようとするのを防ぐためであり、腕杆5が垂直になって下方に摺動して収納状態になる危険を回避している。
腕杆5を支持具2に取り付けるには、腕杆5の挿入部20を筐体9の側板12・12の間に下方から挿入して(図9参照)、挿入部20が、相対向する外止部13・13の間及び受止部14・14の間を通ると共に、下突条部19bが、上板10及び底板11の前端部と外止部13及び受止部14との間を通るように腕杆5を上方に移動し(図10参照)、接続突条部19cが、上板10及び底板11前端部と外止部13及び受止部14との間を通るように腕杆5を回動し(図11参照)、さらに、上突条部19aが、上板10及び底板11の前端部と外止部13及び受止部14との間を通るように腕杆5を上方に移動して、ストッパー取付孔26を上板10の上方に位置させ(図12参照)、そのストッパー取付孔26に表裏一対のストッパー27を固定すればよい(図13参照)。
そして、腕杆5を取り付けた支持具2を支柱1の上部から挿入し、支持具2の上板10を支柱1の上端部に当接させると共に、支持具2の下端部を支柱1の切欠部7の下端部に当接させて、ねじ28・28で固定して、支持具2を支柱1に取り付ける。この状態では、支持具2は、支柱1の内部に大半部が収納され、一部が前方に突出しており、後述するように、腕杆5は、垂直な収納状態となった時、図4に示すように支柱1の前面より離れた状態となっている。
そして、裏基板4をベランダの手摺等に固着して、この裏基板4に、腕杆5及び支持具2が取り付けられた支柱1を摺動可能に取り付ける。本発明を使用する時には、ベランダの手摺等に2つ一組として固着して、それぞれの腕杆5・5の竿受部18・・・18に物干竿を挿架して使用するものである。
腕杆5を斜め上向きの使用状態に設定するには、腕杆5の後端部略中央部の係合部22が支持具2の係止部15に係止されると共に、掛合部23が受止部14に係止されるようにすればよい(図7参照)。
次に、腕杆5を斜め上向きの使用状態からほぼ水平の使用状態に設定するには、腕杆5を上方に移動して、係合部22と係止部15との係止状態及び掛合部23と受止部14との係止状態を解除し、腕杆5を下方へ回動する。すると、腕杆5の後端部下部の係合部21が支持具2の係止部15に係止されると共に、抜止部24が受止部14に係止されて、腕杆5はほぼ水平状態に設定される(図8参照)。逆に、腕杆5をほぼ水平の使用状態から斜め上向きの使用状態に設定するには、単に腕杆5を斜め上向きになるまで上方に回動するだけでよい。
腕杆5を斜め上向きの使用状態から垂直の収納状態に設定するには、腕杆5を上方に移動して、係合部22と係止部15との係止状態及び掛合部23と受止部14との係止状態を解除し、腕杆5を垂直になるまでその先端が支持具2側へ近づく方向(上方向)へ回動し、その後下方へ移動する。すると、腕杆5に取り付けたストッパー27が支持具2の受止部14に当接して腕杆5は垂直の収納状態になる(図2及び図14参照)。ストッパー27は、前述のように弾性を有する合成樹脂製なので消音効果があり、受止部14に当接する時、大きな音を発することがない。
1 支柱
2 支持具
5 腕杆
7 切欠部
18 竿受部

Claims (1)

  1. 支柱の上端部に支持具を取り付け、その支持具に、竿受部を設けた腕杆を回動可能かつ摺動可能に取り付けて成る物干装置において、支柱には、前面の上部に切欠部を設けて支持具を挿入し、支持具は、支柱内に収納されると共に、一部が支柱の前方に突出した状態で固定され、支持具に取り付けられた腕杆が、略垂直状態になって支柱の前面から離れた位置を摺動できるように構成したことを特徴とする物干装置。
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