JP4283129B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、本体前面たる洗浄槽開口部を開閉する扉体を、2個の上扉と下扉とから構成してなる食器洗浄機に関する。
一般に、多くの食器類を洗浄可能とするには食器かごの収納容積を大きくするなどの種々の工夫がなされているが、当然ながら食器かごの出し入れが容易でなければならず、従って該食器かごを出し入れする洗浄槽の開口部も極力大きくすることが望ましい。
このため、上記開口部を開閉する扉体を1枚扉の構成とするのでは大型化し、これを開閉操作するには重くて操作性に難があり、且つ1枚扉では広い回動範囲を占めるなど、特に食器洗浄機をキッチンのシンク上に設置するなど、所謂卓上タイプのコンパクト食器洗浄機では、スペース的に制約を受ける中で、上記いずれの難点も大きな課題である。
そこで、大きくした開口部に対し扉体を上下2個に分割した構成が提案されており、例えば図8(a)では食器洗浄機本体1の前面開口部を開閉する扉体として、折曲自在に連結した上扉2aと下扉2bとから構成し、開放時にはこれを折り畳みながら開放し、上方位置に支持する構成としたものである。しかしながら、このものでは下扉2bを食器かご(図示せず)の出し入れの際の載置台として利用できず、従って食器類の出し入れが容易でないこと、および二つ折りする際に手指を挟むおそれがあるばかりか、図示するように本体1より上方に扉1個分の高さH1を必要とし、上部に棚があるような場所には設置できないとするスペース的な問題も生ずる。また、同図(b)に示した異なる例は、扉体として本体11前面に夫々独立した上扉12a,下扉12bを回動可能に設けてなるもので、本体11上方のスペースセービングおよび下扉12bを食器かごの出し入れの載置台機能については配慮されているものの、開閉操作が面倒であるとともに開放位置の上扉12aの前方への突出が本体11の内方(洗浄槽内)の視野の妨げとなり、食器類の出し入れ操作を行ない難くしている。
そこで最近では、上記事情を考慮して図9に示すような食器洗浄機が供されており、これは下扉32bの開閉動作に連動(連動機構33)した上扉32aを備え、操作性を簡便にするとともに、開扉時の上扉32aを本体31の上方に移動させてほぼ水平状態に支持する構成として、スペースセービングにも考慮したものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−180595号公報
確かに、上記図9の構成によれば本体31前面の開口部を大きく確保した上で扉体や食器類の出し入れの操作性は良好となり、本体31上方のスペース(高さH2)も極力小さくて済むなど改善がみられる。
しかしながら、小さくなった高さH2であっても、やはり上方に棚などが接触するおそれがあるとともに、本体31の内容積(洗浄槽)を上方に拡大して収納できる食器点数を増やしたい場合の妨げとなることも考えられる。また、下扉32bを下方向に回動操作するに対して、上扉32aは反対に上方向に移動するため、使用者としては若干の違和感も有する。更には、前記図8,9の従来構成では、いずれも開放した上扉が上方に保持される構成のため、該上扉内面に付着した結露が滴下し、設置面や特に乾燥後に引き出した食器類上に落下するなどの不具合を生じ、その対策に苦慮せねばならない。
本発明は上記問題点を解決するため、上扉,下扉からなる扉体の構成でありながら高さ方向のスペースセービングを図り得るとともに、扉体の開閉操作や食器類の出し入れなどの操作性も良好な食器洗浄機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明による食器洗浄機は、内部に洗浄槽を配設した本体と、この本体の前面たる洗浄槽前面の開口部を開閉すべく設けた扉体と、食器類を収容し前記洗浄槽の開口部から出し入れ可能に配設した食器かごとを備えたものにおいて、前記扉体は、前記洗浄槽の開口部の上下部を閉鎖する上扉と下扉とからなり、上扉は、本体側に回動可能に固定的に支持されたアーム機構を介して回動し、下扉は、本体側に回動可能に固定的に支持され、且つ上扉の開閉操作に連動して下扉が開閉回動すべく、前記アーム機構と下扉との間を、本体側に固定的に支持された連動機構を介して連携した構成とし、開扉時の上下扉は共に前記開口部の下半部側に開放移動するとともに、開放した上扉は、その下端が下扉の回動支点よりも下方に位置し下扉を前方から覆う構成としたことを主たる特徴とするものである。
本発明の食器洗浄機によれば、扉体の開閉操作は違和感なくスムースに行なえることはもとより、本体上方への開扉スペースを不要とするとともに、上扉に付着した結露が引き出した食器類上に滴下する憂いもなく、且つ上扉の下端が下扉の回動支点より下方に位置するまで開放し下扉を前方から覆う構成としたので、洗浄槽前面の開口部を大きく開放できて食器類の出し入れも容易にできるなど、スペースセービングと併せて安全性や操作性に優れ実用に至便な食器洗浄機を提供できる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1実施例を示す図1ないし図3を参照して説明する。
図1は開扉状態における食器洗浄機の一部破断して示す斜視図、図2は閉扉状態(イ)から開扉状態(ニ)に至るまでの動作手順を説明するための側面図で、図3(イ)ないし(ニ)は図2に対応した斜視図である。
まず、図1に開示された食器洗浄機の概略構成につき説明すると、矩形箱状をなす食器洗浄機本体41内には洗浄槽42を設け、該本体41の前面でもある洗浄槽42の前面には、下方の一部閉鎖部分を除いて大きく開口した開口部43を形成している。この開口部43は、洗浄槽42内の食器類(図示せず)を直接出し入れ可能とすることはもとより、食器類を収納した後述する食器かごを水平方向に出し入れ可能とする大きさに設定されている。
しかるに、上記食器かごは、本実施例では洗浄槽42内に上下2段に夫々独立して配設された上かご44と下かご45とからなり、これら上,下かご44,45は、洗浄槽42内壁に設けられた図示しないレール上を前後にスライド可能に収容され、特に下かご45は水平状態に開放した後述する下扉の内面上に至るまでスライド移動可能としている。
そして、前記開口部43を開閉する扉体として、該開口部43の上下部を夫々閉鎖する上扉46と下扉47とを設けている。尚、開口部43周縁には閉鎖時には扉体と密着する弾力性に富んだパッキン60が装着されている。
そのうち、上扉46には、その外面側に開閉操作するための取っ手48、および内面側に先端が鈎状をなした係合爪片49を設けている。この係合爪片49は、本実施例では弾性的に回動復帰可能に設けられ、これに対向する本体41側に固定的に設けられた被係合爪片50と係合したとき、所謂上扉46を閉鎖したとき、この閉鎖状態をロックするロック手段として機能するもので、所定以上の外力により係合,離脱可能な構成としている。このように、上扉46に取っ手48およびロック手段を設けているのは、該上扉46を開閉操作することで、後述するように下扉47が連動して開閉する構成をなしていて、所謂使用者が扉体を開閉操作する場合、上扉46側を直接手動操作するためである。
また、上,下扉46,47は、図1に示すように開扉状態では、いずれも開口部43の少なくとも下半部側に回動移動せられ、図示するように上扉46は、ほぼ直立状態の開放状態に維持され、一方下扉47はその裏面側でほぼ水平状態に維持されるよう支持されている。
即ち、上扉46は本体41側に回動可能に設けられた2本のアーム部材51a,51bからなるアーム機構51を介して詳細は後述するが円弧状に回動移動し、本体41の前面たる開口部43に対して接離可能に設けられている。図1に示す開扉状態において、上側のアーム部材51aは両端部が上方に折曲指向した弓形状をなして、他端が上扉46の上部に回動可能に連結されている。尚、図中にはアーム機構51や後述する連動機構が適宜の静止部位である本体41側に固定的に回動可能に支持された点を所謂固定支点Aとして示しており、因みに上,下アーム部材51a,51bでは、その回動支点である固定支点A1,A2が夫々該当する。
一方、同図示下側のアーム部材51bは、上記アーム部材51aとは反対側に反る形状にて、その他端は上記アーム部材51aの下方位置に連結されている。そして、上記構成のアーム機構51には、上扉46を所定位置で衝止するストッパー52を本体41側に設けている。本実施例では、回動する上側のアーム部材51aの下面側を衝止する位置に設けていて、該ストッパー52により上扉46の開放位置を規制し、下扉47の水平状態に開放した前端部を前方から覆うようにほぼ直立状態に維持される。尚、上,下アーム部材51a,51bは、上扉46の開閉動作の途中で交錯するため、互いに衝突しないように前方から見て左右方向(側方から見て前後方向)に位置ずれした配置構成としている。
これに対し、下扉47は上記の如く水平状態に開放支持されるもので、本体41側に固定された支持部材59を介して回動支点たる固定支点A3にて回動可能に支持されるとともに、該下扉47の開放位置は前記ストッパー52を併用して規制される構成としている。この場合、該ストッパー52には、下扉47に連結固定された扉支え53の上面側が衝止されることで、それ以上の開放が規制される。尚、この下扉47の水平位置は、洗浄槽42内にスライド可能に収容された食器かごたる下かご45のスライド面とほぼ同一高さに設定されており、該下扉47の開放した水平状態の内面上にスムースに移動可能としている。また、本実施例では上扉46のほぼ直立状態の上端は、上記した下かご45の上端と同一高さ(若しくは、それ以下)となるように設定されている。
そして、ここで上記した上,下扉46,47が連動した構成であることにつき述べると、これは上扉46のアーム機構51と下扉47との間に連動機構57を介して連携した構成にあって、該連動機構57は、本体41側に固定支点A4にて回動可能に支持された第1の連携部材としての連携部材55を基点に、その一端を上側のアーム部材51aの途中に回動可能に連結された第2の連携部材としての連携部材56と連結し、他端を前記扉支え53と回動可能に連結された湾曲形状の第3の連携部材としての連携部材54に連結された構成からなり、また上記連携部材55の揺動する途中部位、この場合、固定支点A4の前方側(図示左側)には、引っ張りコイルスプリングからなる弾性体58を張設している。
次に、上記構成の食器洗浄機の作用について、特には扉体の開閉動作につき図2,3を参照して説明する。
図2および図3は、上,下扉46,47の開放状態に至るまでの動作説明するため、特にはアーム機構51や連動機構57の動きや、上,下扉46,47の開放移動の形態につき具体的に開示している。しかるに、図2,3の(イ)は、閉扉状態を示し、この状態から同図(ロ)では取っ手48を掴んで上扉46を、閉扉時と同様のほぼ直立状態のまま図中の矢印方向に示す僅か前方に引っ張り出し、ロック手段である被係合爪片50と係合爪片49との係合を強制的に解除した段階の状態を示している。
そして、同図(ハ)では、扉体がほぼ半開状態に達した段階を示しており、そのうち上扉46は、ほぼ直立状態のままその全体が本体41の前面たる洗浄槽42の開口部43から完全に離反し、一方下扉47は本体41の前面の垂直面に対して約45度の回動角度まで開放されている。即ち、上扉46は固定支点A1,A2とするアーム部材51a,51bを介して開放移動され、本体41の前面から前方および下方に向けて円弧状に回動移動する。同図(ハ)中に矢印で示すようにアーム機構51の回動動作に対し、これの一端に連結された連動機構57も固定支点A4を中心に反時計方向に回動し、その動きは所謂連携部材56,55,54および扉支え53を順に介して固定支点A3を基点に回動する下扉47に伝達され、これを開放方向に回動する。
しかるに、上扉46が開放する移動形態は、ほぼ直立状態に維持されたまま移行するとともに、図示するように開放回動し始めた下扉47の前端部よりも前方に位置し、のみならず該前端部を覆うようにしつつ共に開放移動せられるので、使用者が非操作の下扉47の動きに何ら留意する必要もなく違和感は生じない。
尚、上記扉体の開放操作は、連携部材55と本体41側との間に張設された弾性体58に抗して行なわれるが、開扉時には扉体自身(特には上扉46)の下方向の重力が加わるので、該弾性体58の抗力は相対的に小さく操作性の何らの妨げにもならない。
しかして、同図(ニ)は扉体の完全な開扉状態を示している。即ち、上扉46は、アーム機構51に支持されたまま開放移動し、上側のアーム部材51aがストッパー52の上面側に衝止される所定位置に維持される。一方、下扉47もアーム機構51に連結された連動機構57を介して固定支点A3を回動支点として開放回動され、そのうちの扉支え53が上記ストッパー52の下面側に衝止されることで、所定位置のほぼ水平状態に維持される。
斯くして、この完全な開扉状態にあっては、図示からも明らかなように上扉46および下扉47は共に前面開口部43の下半部側に移動せられ、そのうち上扉46はほぼ直立状態を維持されたまま下扉47の前方にあって、該上扉46の下端が下扉47の固定支点A3よりも下方に達し、本実施例では下扉47全体よりも下方に位置するとともに、下扉47を前方から隠すように覆う開放形態にある。従って、下扉47は上扉46の裏面側にあってほぼ水平状態にあり、その内面上には洗浄槽42内部に収容された食器かごたる下かご45を前方に引き出し、スライド移動できる開放位置に保持される。尚、上扉46の内面に結露した水滴は、例えば食器洗浄機を設置したキッチンのシンク上に滴下し、食器かご内の食器類を直接濡らすおそれはない。
また、扉体を再び閉鎖するには実質的に上記開放操作とは逆の手順で行なえばよいことは明らかで、上扉46の取っ手48を掴み或いは手を掛けるなりして上方に持ち上げるように操作する。これにより、上扉46はアーム機構51の固定支点A1,A2を中心にほぼ直立状態を維持されたまま円弧状に移動し、本体41の前面に接合しパッキン60(図3参照)を有する開口部43の上部を閉鎖する。一方、下扉47も連動機構57を介して上扉46に連動して回動し、開口部43の下部を閉鎖する。
尚、この閉扉操作は、上扉46を持ち上げるため上記開扉操作時に比して若干大きな力を要することになるが、弾性体58に蓄積されていた弾性復元力(引っ張り力)が連携部材55,56およびアーム部材51aを経て上扉46を閉鎖する方向に作用するため、該上扉46の操作力は重く(大きく)なることなく容易に操作できる。そして、上扉46の閉鎖位置で更に押圧操作することで係合爪片49が本体41側の被係合爪片50と弾性的に係合し、該閉鎖状態を保持しパッキン60と弾性的に密着する。
以上説明したように、本実施例によれば次の効果を有する。
開扉時の上,下扉46,47は、共に本体41前面の開口部43の下半部側に開放移動するとともに、開放した上扉46は下扉47の前方に位置し且つ上扉46の下端が少なくとも下扉47の回動支点たる固定支点A3よりも下方に位置する構成とした。従って、扉体の開放方向は上扉46の開放操作方向とも一致するので、該扉体の開閉操作は違和感なくスムースに行なえるとともに、上扉46を下方位置まで大きく開放できるので、洗浄槽42の開口部43全面を邪魔することなく大きく開放できる。そして、特に上扉46は本体41の上方に開扉スペースを必要としないので、キッチンの上部に棚があっても当接するおそれはなく、或いはその分本体41の内容積を大きくすることも可能となるなど、コンパクト志向に叶ったスペースセービングが図れる。
また、下半部側に開放移動した扉体のうち特に上扉46は、開口部43とは大きく離反し且つ上記したように十分に下降した下方位置に維持されるので、従来のように上方位置の上扉から水滴が滴下する憂いもなければ、該上扉46が大きく開口した開口部43からの食器類の出し入れ操作の妨げとなることもない。しかも本実施例では、上扉46のほぼ直立状態の上端は、収納状態或いは下扉47上に引き出された食器かごたる下かご45の上端と同一高さ(若しくは、それ以下)となるように設定されているので、食器類の出し入れ作業が容易で確実に行なうことができる。更には、上扉46の開放移動する当初から完全開放状態に至るまで、これに連動する下扉47の前端部を覆うようにしているので、該前端部が前方に突出することなく推移し、使用者は上扉46のみを開放操作する如き快適な操作感のもとに、安全性や操作性にも一層有利となし得る。
そして、使用者が開扉操作する上扉46には、取っ手48やロック手段として機能する係合爪片49を設けているが、該上扉46は開放,閉鎖のいずれの動作形態にあっても、終始ほぼ直立した状態を維持したまま移動する。このことは、特に取っ手48を掴んだ手指や手首に無理な折り曲げ状態を強いることなく操作できることとなり、この点からも上扉46の開閉操作を一層良好とする。加えて、引っ張りコイルスプリングからなる弾性体58を上扉46を閉鎖方向に引っ張り付勢するよう張設したので、上扉46の閉鎖時に該上扉46自体の重量に対する操作力を軽減でき、閉扉操作も容易に行なえる。尚、斯かる弾性体58は、上扉46を閉扉方向に付勢する位置に設ければよいことから、他の連携部材との間やアーム機構51に張設することも可能である。
上記第1実施例に対し、図4ないし図7は本発明の第2実施例、および変形例を示すもので、上記実施例と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
(第2の実施の形態)
まず、図4ないし図6は本発明の第2実施例を示すもので、そのうち図4は図1相当図、図5は図2相当図、および図6は図3相当図で、このものは上記実施例に対し、特に扉体の構成とその開閉機構において異なる。概述すると、扉体としての上扉61は、若干傾倒するもほぼ直立状態のまま開閉移動するとともに、完全な開放状態でもほぼ直立状態に保持される。これに対し下扉62は、内外に分割された内扉部材62aと外扉部材62bとからなり、そのうちの内扉部材62aが閉扉時には前面の開口部43にパッキン60を解して水密に接合し、開扉時にはほぼ水平状態まで開放された後、その位置に保持され、一方外扉部材62bは、閉扉時に内扉部材62aを覆うようにして共に閉鎖状態となし、開扉時にはその上端部にて前記上扉61と連結されて連動する構成として、特には上扉61を直立状態の開放位置に保持すべく、その下端部を支持する構成となしている。
以下、上記扉体につき詳述すると、まず上扉61を回動可能に支持するアーム機構は、本体41側の固定支点A5とする1本のアーム部材63からなり、該アーム部材63の先端部は上扉61の両側部(一方のみ図示)のやや上部に回動可能に連結されている。他に、該上扉61の下端部は前記したように下扉62の外扉部材62bに連結され、上記アーム機構との共同作用により該上扉61の開閉動作が行なわれる。
しかるに、上記アーム部材63には下扉62の内扉部材62aを連動するための連動機構64が連結されており、該アーム部材63に一端が連結された第2の連携部材としての連携部材65、その他端に連結され固定支点A6を有する第1の連携部材としての連携部材66、この連携部材66に長孔部67aを介して連結されたL字状をなす第3の連携部材としての連携部材67、この連携部材67の他端が下扉62側の扉支え68に連結されている。尚、この下扉62側の扉支え68については、下記する下扉62の構成の中で更に具体的に述べる。
即ち、下扉62としては回動支点である固定支点A7を中心に回動可能に設けられ、本体41側の部材として支持部材59に支持された構成にある。ただ、具体的には下扉62は前記したように内扉部材62aと外扉部材62bとからなる例えば2重板構成にあって、その内扉部材62aには前記扉支え68が一体的に連結され、該扉支え68が内扉部材62aの固定支点A7として回動可能に支持されており、また同様に外扉部材62bの一端も固定支点A7の同軸心にて回動可能に支持されているが、これは扉支え68(内扉部材62a)とは互いに自由動状態に設けられている。
従って、上扉61の開閉動作はアーム部材63を通しては連動機構64を介して内扉部材62aのみに伝達され、外扉部材62bには上扉61と直接連結されて連動する構成にある。尚、本実施例にあっても扉体を所定位置に開放維持するためのストッパー69を有し、これは下扉62の内扉部材62aをほぼ水平状態に保持すべく扉支え68の回動を規制する位置に設けられ、これにより上扉61のほぼ直立状態の開放位置も設定可能としており、その詳細は以下の作用説明にて述べる。また、上扉61の閉扉時の操作力を軽減するための引っ張りコイルスプリングからなる弾性体70を、例えば一端を固定支点A6に保持し、他端をアーム部材63に保持して張設している。その他、開放された上扉61の上端部は下かご45の高さと同等、若しくはそれ以下となるように設定されるなど、上記第1実施例と共通である。
次に、上記構成における特に扉体の開閉作用について、図5,6の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)の順に沿って説明する。
まず、図5,6の共に(イ)では閉扉状態を示し、同図(ロ)では取っ手48を掴んで上扉61を前方に引っ張り出し、ロック手段である被係合爪片50と係合爪片49との係合を強制的に解除した初期段階の開放状態を示している。この場合、図5(ロ)中に矢印で示したように上扉61にあっては、回動支点である固定支点A5を有するアーム部材63を介して回動する中で、その下端部を下扉62(外扉部材62b)に連結支持されて、後方に若干傾倒した形態(ほぼ直立状態)にて開放移動する。
一方、下扉62にあっては、そのうちの外扉部材62bは自由端部側である上端部が上扉61と連結されているので、直接連動して固定支点A7を中心に回動を開始し、且つ上扉61の下端部を常に支持した形態にて開放移動される。しかるに内扉部材62aは、上扉61の開放動作に対してアーム部材63、連動機構64たる連携部材65,66,67および扉支え68を経て伝達され、固定支点A7を中心に回動開放される。この場合、固定支点A6を有する第1の連携部材たる連携部材66の図中矢印方向(反時計方向)の回動変位に対して、ほぼ垂直方向の長孔部67aでの滑りが殆んどなく第3の連携部材たる連携部材67に伝達され、該連携部材67を主に図示右上方向に移動させる。これにより、扉支え68は固定支点A7を中心に反時計方向に回動し、所謂内扉部材62aを同方向に開放移動させる。
そして、同図(ハ)では、扉体がほぼ半開状態に達した段階を示しており、そのうち上扉61は、図(ロ)のほぼ直立状態のまま移動して洗浄槽42の開口部43から更に離反するとともに下方に移動しているが、該上扉61の全体が開口部43の下部前方に対向する位置にある。これに対し、下扉62はほぼ水平状態をなすまで回動開放されている。即ち、下扉62も上記図(ロ)の段階から回動開放が進行するのであるが、内扉部材62a側の扉支え68がストッパー69の下面に当接し、それ以上の回動を阻止される。従って、内扉部材62aは該ストッパー69に衝止された位置で水平状態をなすように構成されており、ほぼ水平状態の位置に保持される。尚、外扉部材62bは、上記連動機構64やストッパー69に関係なく上扉61に連動して回動し、その回動変位の途中段階で水平位置に達した状態を示している。
更に、開扉動作が進行して同図(ニ)においては、扉体が完全に開放された状態を示している。即ち、上扉61は、アーム部材63により弾性体70の張力に抗して開放移動し、該アーム部材63がストッパー69の上面側に衝止される所定位置で停止し、その位置に維持される。この場合、上扉61は、外扉部材62bと連結された下端部が固定支点A7の水平線上より大きく下降した下方位置にあり、従って該下端部は本体41寄りに移動され、この結果、これまでの後方へ傾倒した状態から反転して、若干前方に傾倒した状態に変位し、ただしそのほぼ直立状態であることは変わらずして開口部43の下半部側に移動し、且つ該開口部43の前面を広く開口した開放形態にある。
しかるに、下扉62にあっては、その前方を上記上扉61で覆われた位置にあって、そのうちの内扉部材62aは図(ハ)の段階で示した回動動作が規制された水平状態のまま維持される一方、外扉部材62bは上記したように更に回動して、その自由端部側は固定支点A7より遥かに下方位置に達して、上記した上扉61の下端部を支持している。ただし、上扉61のアーム部材63は、図(ハ)から(ニ)に示すように回動しており、その動きは連動機構64に伝達される。
ところが、そのうちの連携部材66から同67への伝達は、連結部位の長孔部67aが固定支点A6とほぼ同一水平線上でほぼ同一半径寸法の位置にあるため、該長孔部67aが連携部材66端部の回動軌跡とほぼ一致すること、更にはストッパー69にて扉支え68は回動阻止され、その端部に連結された連携部材67も動きが規制されるなどのため、図(ハ)から(ニ)にかけて連結部位が長孔部67a内を矢印で示す上方向に滑って移動し、当該連携部材67に回動動作が伝達されない。しかるに、長孔部67aでの滑り(摩擦)抵抗により連携部材67を回動する力が及ぼしたとしても、これに連結された扉支え68はストッパー69にて衝止されたまま固定保持される。この結果、内扉部材62bは実質的に図(ハ)の段階と同じ水平状態のまま維持されるのである。
尚、上記したようにアーム部材63の所定以上の回動動作は、下扉62の内扉部材62aの回動を阻止するストッパー69により長孔部67aを有する連携部材67に伝達されず、或いは若干伝達されても当該連携部材67の特に上方への動きは実質的に拘束された状態にあるため、該アーム部材63に支持された上扉61の回動移動も阻止される。従って、本実施例ではアーム部材63がストッパー69に先に衝止されて所定位置にて回動が阻止される旨述べたが、該ストッパー69を利用することなく上扉61の全開位置を求めることも可能である。ただし、ストッパー69を採用した場合では、上扉61の所定の全開位置が確実となり、或いは開放方向へ大きな回動力が付加されたときに堅固に阻止できる点でも有利である。
斯くして、図4にも示す開扉状態では、大きく開口した洗浄槽42の開口部43から内部の図示しない食器類や食器かごの出し入れや、特に下かご45は必要に応じほぼ水平状態の内扉部材62a上に引き出すことで、作業が容易にできる。また、内扉部材62aは下かご45を前方に引き出す以外に、開口部43の下半部をパッキン60を介して水密に閉鎖するなど、所謂下扉62の主体部として機能するものと言える。因みに、本実施例における外扉部材62bは、図5,6の(イ)からも明らかな如く閉扉状態における外観を良好に保つに有効な外装板を兼ねた構成となしたもので、従って単に扉体の開閉機構として機能させるには、上扉61に連結した所謂リンク機構となす構成のみで足りるものとも言える。
次に、扉体を再び閉鎖する場合につき述べると、これは実質的に上記開放操作とは逆の手順で行なえばよく、例えば図5,6では逆順の(ニ)−(ハ)−(ロ)−(イ)と進み、図中の矢印も反矢印方向と看做すことで理解できる。以下、要約して述べると、上扉61の取っ手48を掴み或いは手を掛けるなりして上方に持ち上げるように操作する。これにより、上扉61はアーム部材63の固定支点A5を中心に回動し、且つ下端部を外扉部材62bに連結支持されているので、ほぼ直立状態を維持されたまま円弧状に移動する。
この場合、同図(ニ)から(ハ)に示す段階では、上扉61が傾倒方向を反転しながら上方向に回動移動するが、下扉62の主体部である内扉部材62aは水平状態のまま維持されている。これは、アーム部材63からの変位を連携部材65,66に伝達されるものの、次の連携部材67に対してはその長孔部67a内で連結部が上記とは逆方向に滑り、その間変位は伝達されないからである。また、弾性体70はアーム部材63を介して閉扉方向に引っ張る弾性復元力が作用しており、上扉61延いては扉体の重量に対する操作力を軽減し操作性を良くしている。
そして、更に閉扉操作が進むと、同図(ロ)に示すように上記長孔部67a内での滑りが止まり該連携部材67は下方向へ変位せられ、これに連結された扉支え68を固定支点A7を中心に時計方向(反矢印方向)に回動させ、従って内扉部材62aを同方向に回動する。尚、上扉61は、ほぼ同形態のまま円弧状に回動移動し、外扉部材62bを伴ないながら上方に移動する。更に、閉扉動作が進み上扉61は、本体41の前面にパッキン60を介して接合し開口部43の上部を閉鎖する一方、該開口部43の下部は内扉部材62aが閉鎖するとともに、これに重なるようにして外扉部材62bが前方から覆い、この状態をロック手段である係合爪片49と被係合爪片50との係合によりロック保持される。
このように、本実施例では上記第1実施例と対比した場合、特に本実施例では下扉62を、内扉部材62aと外扉部材62bとから構成し、そのうち内扉部材62aは下扉62の主体部として開扉時には水平状態に保持され、閉扉時には開口部43を水密に閉鎖する機能をなし、一方外扉部材62bは上扉61と直接連結して連動する構成としている点で具体的に相違する。しかしながら、斯かる下扉62の構成は、扉体として本来の使用形態や機能など第1実施例における下扉47と何ら変わりない作用を有することは明らかである。
加えて、上記相違点に基づき第1実施例では2本のアーム部材51a.51bを用いて上扉46を常にほぼ直立状態に保持しているのに対し、本実施例では1本のアーム部材63と外扉部材62bとの組合せにより、上扉61をほぼ直立状態に支持する構成の点で異なるものの、扉体の開閉操作や図示しない食器類や食器かごの出し入れの操作がスムースに行なえるなど、第1実施例と実質的に同様の作用効果が期待できるものである。
例えば、本実施例の上扉61の開閉時の形態は、厳密には若干前後に傾倒した形態で移動するが、その場合にあっても常に取っ手48が前面に現れた状態のまま大きな傾倒変位はなく、従って扉体の全開,前閉時の取っ手48による操作性についても上記第1実施例と同様に良好にできるものであり、勿論、本体41上部のスペースセービングが図れることなど言うまでもない。
(変形例)
図7は、本発明の変形例を示したもので、特には上記第2実施例と類似した構成にあって、図7(イ)は図5(イ)相当図、同7図(ロ)は同図5(ニ)相当図である。
このものは、上記第2実施例の相当図とを対比することでも理解できるように、連携部材による前記連動機構64を採用することなく、上扉61と下扉62との連結による連動機能のみにて、上記実施例とほぼ同様の作用効果を期待できるようにしたものである。従って、図7に示された構成は、図5の連動機構64を取り除いた構成に相当するとも言える。
このため、下扉62の内扉部材62aは、固定支点A7により回動支持された自由動形態に組み込まれており、図7(イ)に示す閉扉状態にあっては、外方(前方)から外扉部材62bにより支えられ、パッキン60を介して開口部43を閉鎖状態に保持されている。しかして、この閉扉状態から同図(ロ)に示す開扉状態に達するまでの開放手順や一連の動作も上記実施例と実質的に同じであるが、下扉62の内扉部材62aと上扉61のアーム部材63との間に連動機構を存しないことにより、内扉部材62aの開放動作についてのみ以下のように異なる。
即ち、まず上扉61の開放動作にあっては、上記実施例と同様に取っ手48による開放操作に伴ない、上扉61はアーム部材63を介して回動する中で、その下端部を下扉62に連結支持されているので、後方に若干傾倒した形態(ほぼ直立状態)にて開放移動する。そして、同図(ロ)に示す完全開放状態に至り、下扉62の外扉部材62bも上記実施例と同様に上扉61の裏面で下方に回動した形態に至り、これらの開放位置はストッパー69にアーム部材63が衝止されることで位置決めされ、その状態に維持される。
ところで、洗浄槽42の開口部43周縁には既述の如くパッキン60が装着されており、扉体はロック手段を介して閉鎖状態に維持されるとき、その弾発力を常に受けて密着し確実に水封機能を発揮している。従って、下扉62においても同様に該パッキン60と密着し、この場合、そのうちの内扉部材62aが弾発力に抗して密着した状態に維持されている。しかるに、上記したように上扉61が開放され、且つこれに連動して外扉部材62bが開放すると、内扉部材62aの外方(前方)からの支えがなくなり、該内扉部材62aは自由動状態になる。このため、内扉部材62aはパッキン60の弾発力により前方に押し出され、後は自重により開放回動し、遂には図(ロ)に示すように扉支え68がストッパー69の下面側に衝止される所定位置まで回動し、以って水平状態まで開放した状態に保持される。
これに対し、扉体を閉鎖操作する場合も上記とは逆の手順にて行なえばよく、即ち同図(ロ)の開放状態から上扉61の取っ手48を上方に持ち上げるようにして、該上扉61をアーム部材63を介して回動操作すると、下扉62のまず外扉部材62bのみが連動して回動し、これがほぼ水平状態に達すると、水平位置に保持されていた内扉部材62aを捕捉して共に回動開始する。このように、上,下扉61,62が一体に回動し、同図(イ)に示す閉鎖位置まで達すると、これら扉61,62は夫々洗浄槽42の開口部43の上下部を閉鎖し、その閉鎖状態をロック手段により保持されるとともに、パッキン60と弾性的に密着した状態を得る。この場合、下扉62にあっては内扉部材62aがパッキン60と直接密着し、この状態を外扉部材62bが支えた構成となる。尚、アーム部材63に引っ張り方向に張設された弾性体70は、上記実施例と同じく扉体の閉鎖時の操作力を軽減する機能を有する。
斯くして、この変形例にあっては上扉61とは下扉62の外扉部材62bのみが機械的に連動し、内扉部材62aは連動機能を有しない自由動状態の構成でありながら、例えば開放時には内扉部材62aに対し外扉部材62bの支えが解除されるに伴ない、既存のパッキン60の弾発力を利用するなどして、結果的に扉体の開閉は連動して行なわれるものと言え、上記第2実施例と実質的に同じ形態にて同様の作用効果が期待できるものである。このことから、例えば内扉部材62aが閉鎖状態にあるとき、開放側に重心位置がある構成とすれば、外扉部材62bの支えが解除されたときパッキン60の弾発力を不要、若しくは極小にしても開放回動を一層確実に実行できる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した各実施例にのみ限定されるものではなく、例えば上扉と下扉の連動機構の具体的構成など、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す食器洗浄機の斜視図 扉体を開閉する動作手順(イ,ロ,ハ,ニ)を説明するための側面図 図2に対応した斜視図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 図2相当図 図3相当図 本発明の変形例を示し、同図(イ)は図5(イ)相当図,(ロ)は図5(ニ)相当図 従来例の異なる例(a),(b)を示す側面図 更に異なる従来例を示す側面図
符号の説明
図面中、41は本体、42は洗浄槽、43は開口部、45は下かご(食器かご)、46,61は上扉(扉体)、47,62は下扉(扉体)、48は取っ手、49は係合爪片(ロック手段)、50は被係合爪片(ロック手段)、51はアーム機構、52,69はストッパー、57,64は連動機構、60はパッキン、62aは内扉部材、62bは外扉部材、および63はアーム部材(アーム機構)を示す。

Claims (5)

  1. 内部に洗浄槽を配設した本体と、この本体の前面たる洗浄槽前面の開口部を開閉すべく設けた扉体と、食器類を収容し前記洗浄槽の開口部から出し入れ可能に配設した食器かごとを備えたものにおいて、
    前記扉体は、前記洗浄槽の開口部の上下部を閉鎖する上扉と下扉とからなり、上扉は、本体側に回動可能に固定的に支持されたアーム機構を介して回動し、下扉は、本体側に回動可能に固定的に支持され、且つ上扉の開閉操作に連動して下扉が開閉回動すべく、前記アーム機構と下扉との間を、本体側に固定的に支持された連動機構を介して連携した構成とし、開扉時の上下扉は共に前記開口部の下半部側に開放移動するとともに、開放した上扉は、その下端が下扉の回動支点よりも下方に位置し下扉を前方から覆う構成としたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 開放状態の上下扉は、下扉がほぼ水平状態に維持されるのに対し、上扉は下扉の前方にあって、ほぼ直立状態の開放位置に支持される構成としたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 上扉は、アーム機構を介して本体前面に対し接離可能に回動移動するとともに、ほぼ直立状態を維持したまま開閉移動することを特徴とする請求項1または2記載の食器洗浄機。
  4. 連動機構は、本体側に回動可能に固定的に支持された第1の連携部材と、この第1の連携部材の一端とアーム機構とを連結した第2の連携部材、および第1の連携部材の他端と下扉側とを連結した第3の連携部材とからなる構成としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の食器洗浄機。
  5. 上扉は、本体側に設けられたストッパーにアーム機構が衝止されることで所定位置に開放維持される構成としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の食器洗浄機。
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