JP4282687B2 - 半導体集積回路の設計方法及び設計装置 - Google Patents

半導体集積回路の設計方法及び設計装置 Download PDF

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Description

本発明は半導体集積回路の設計方法及び設計装置に関し、特に、所定のレイアウト領域内において自動配線を行うための設計方法及び設計装置に関する。
半導体集積回路の設計では、回路ブロック同士を接続する配線の位置を自動配線ツールによって設計することが一般的である。配線の位置を決めるアルゴリズムは自動配線ツールによって異なるが、まず、各ネットの幹線を規定し、次に、幹線と入力ピン及び出力ピンとを接続する引き込み配線を規定することにより、ネットごとに入力ピンと出力ピンを相互に接続する方法が知られている。
図17は、上述した従来のアルゴリズムによる自動配線方法を説明するためのフローチャートであり、図18〜図20は、自動配線すべきレイアウト領域を示す模式図である。
本例では、図18に示すように、レイアウト領域10内に形成された複数の回路ブロック12a,12bのうち、回路ブロック12aの出力ピン14を回路ブロック12bの入力ピン16に接続する場合を例に説明する。尚、レイアウト領域10内には他のネットも多数存在しているが、説明を分かりやすくするため、ここでは回路ブロック12aの出力ピン14と回路ブロック12bの入力ピン16からなるネットにのみ着目して説明を進める。
まず、レイアウト領域10内に存在する出力ピン14及び入力ピン16のX座標とY座標を取得する(ステップS1)。図18に示すように、当該ネットは、1個の出力ピン14と複数個(14個)の入力ピン16によって構成されている。つまり、当該ネットは、回路ブロック12aの出力信号を、14個の回路ブロック12bの入力信号として共通に供給するためのネットである。
次に、全てのピン14,16のY座標の平均値を演算し、得られたY座標を幹線のY座標20yとして決定する(ステップS2)。さらに、全てのピン14,16のX座標の中から、最も値の小さい(最も左に位置する)X座標と、最も値の大きい(最も右に位置する)X座標を選択し、これらを幹線の端部のX座標20xl,20xrとして決定する(ステップS3)。
尚、実際には、複数のネットについて上記の処理(ステップS1〜S3)を行うため、各ネットに対応する幹線同士の間隔が狭くなりすぎたり、場合によってはショートする位置となることがある。このような場合には、一部の幹線のY座標を増減させることによって微調整する。
以上により幹線の位置が確定するため、図19に示すように、決定したXY座標に基づいて幹線20を仮想的に配線する(ステップS4)。ここで、「仮想的に」としたのは、実際のデバイスに配線が行われたわけではなく、あくまで自動配線ツール内で配線位置が確定したに過ぎないからである。
そして、図20に示すように、全てのピン14,16と幹線20とを接続する引き込み配線22,24をX方向に仮想的に配線する(ステップS5)。ここで、出力ピン14に接続される引き込み配線22については、その配線幅を十分に大きく設定する。これは、一つの出力ピン14が多数の入力ピン16に接続されるため、入力ピン16に接続される引き込み配線24に比べて、出力ピン14に接続される引き込み配線22の抵抗値を十分に低くする必要があるからである。
以上により、当該ネットの自動配線が完了する。上述の通り、実際には複数のネットについて上記の処理(ステップS1〜S5)を行い、これにより、レイアウト領域10内の全てのネットについての自動配線が完了する。
尚、半導体集積回路の自動配線に関する技術としては、例えば、特許文献1〜6に記載された技術が知られている。
特開2003−16126号公報 特開平11−67926号公報 特開2000−349160号公報 特開平6−163696号公報 特開2003−332431号公報 特開2000−216252号公報
しかしながら、上述した従来の自動配線方法では、接続すべきピン14,16の数と実質的に同数の引き込み配線22,24が必要となる。これは、レイアウト領域10の面積に対してネット数が比較的少ない場合には大きな問題とならないが、レイアウト領域10の面積に対してネット数が多い場合、換言すれば、ネット数に対してレイアウト領域10の面積が狭い場合には、自動配線不能なネットが発生する原因となることがあった。
ネット数に対してレイアウト領域10の面積が比較的狭い半導体集積回路としては、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリが挙げられる。半導体メモリは、大部分のエリアがメモリセル領域として使用されており、しかも、低コスト化の要求が非常に強いために、多層化によってメモリセル領域上に配線領域を形成することが難しいからである。このため、半導体メモリにおいては、デコーダなど周辺回路を構成する回路ブロック間の配線は、狭い周辺回路領域内で行わざるを得ず、その結果、従来の自動配線ツールを用いると自動配線不能なネットが発生することが多かった。
したがって、本発明の目的は、改良された半導体集積回路の設計方法及び設計装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、引き込み配線の数を削減可能な半導体集積回路の設計方法及び設計装置を提供することである。
また、本発明のさらに他の目的は、半導体メモリの周辺回路領域を自動配線するのに適した設計方法及び設計装置を提供することである。
本発明による半導体集積回路の設計方法は、同一のネットを構成する出力ピン及び複数の入力ピンを相互に配線する半導体集積回路の設計方法であって、前記出力ピンの座標及び前記複数の入力ピンの各座標に基づいて、前記出力ピン上を通るもしくは前記出力ピンに近接したメイン幹線の座標を規定する第1のステップと、前記メイン幹線の座標を基準として、前記複数の入力ピンを複数のグループにグループ化する第2のステップと、同一のグループに属する前記入力ピンを相互に接続するサブ幹線を規定する第3のステップと、少なくとも前記メイン幹線と前記サブ幹線とを接続する第1の引き込み配線を規定する第4のステップとを備えることを特徴とする。
ここで、第1乃至第4のステップは時間的な順序を規定するものではない。したがって、例えば第3のステップを第1又は2のステップの前に行っても構わない。
また、本発明による半導体集積回路の設計装置は、同一のネットを構成する複数の入力ピンとこれらに共通接続される出力ピンの座標を取得する座標取得手段と、前記出力ピンの座標及び前記複数の入力ピンの各座標に基づいて、前記出力ピン上を通るもしくは前記出力ピンに近接したメイン幹線の位置を決定する第1の配線位置演算手段と、前記メイン幹線の座標を基準として、前記複数の入力ピンをグループ化するグループ化手段と、同一のグループに属する前記入力ピンを相互に接続するサブ幹線の位置を決定する第2の配線位置演算手段と、前記メイン幹線と前記サブ幹線とを接続する引き込み配線の位置を決定する第3の配線位置演算手段とを備える。

ここで、上記の各手段は、それぞれ物理的に独立した要素である必要はない。したがって、物理的に1つの装置・機構が2以上の手段を構成しても構わないし、逆に、物理的に2以上の装置・機構によって1つの手段を構成しても構わない。さらに、上記の各手段が物理的な装置・機構であることも必須でなく、コンピュータが所定のプログラムを実行することによって実現される機能であっても構わない。
本発明によれば、複数のピンをグループ化し、これらをサブ幹線によって相互に接続していることから、引き込み配線の数を減らすことが可能となる。これにより、レイアウト領域の面積に対してネット数が多い場合であっても、自動配線不能なネットが発生する可能性が大幅に少なくなる。したがって、半導体メモリの周辺回路のように、レイアウト領域の面積が小さく、且つ、配線領域の多層化が困難な回路であっても、効率よく自動配線を行うことが可能となる。
しかも、本発明によれば、従来に比べて合計配線長が短くなることから、配線容量を低減することも可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体集積回路の設計装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態による設計装置100は、所定のレイアウト領域内を自動配線するための装置(自動配線ツール)であり、同一ネットに属する出力ピン及び入力ピンのX座標及びY座標を入力部101に入力すると、当該ネットの配線位置を示すデータが出力部102から出力される。尚、設計装置100を構成する各要素は、それぞれ物理的に独立した要素である必要はなく、コンピュータが所定のプログラムを実行することにより達成される機能であっても構わない。
自動配線すべきピンの座標は、入力部101を介して入力され、座標取得部103にて一時的に保存される。座標取得部103に保存された座標は、グループ化制御部104及び演算部110に供給され、これにより幹線及び引き込み配線の位置が決定される。
本発明では、幹線が「メイン幹線」と「サブ幹線」に分類される。図1に示すように、演算部110には、メイン幹線用の配線位置演算部111と、サブ幹線用の配線位置演算部112と、引き込み配線用の配線位置演算部113が含まれており、メイン幹線、サブ幹線及び引き込み配線の位置は、それぞれ対応する配線位置演算部111〜113による演算によって算出される。
以下、フローチャートを用いて設計装置100の動作、すなわち、本実施形態による半導体集積回路の設計方法について説明する。
図2は、設計装置100の動作を示すフローチャートであり、図3〜図6は、自動配線すべきレイアウト領域10の一例を示す模式図である。
図3に示すように、レイアウト領域10の構成は、従来技術の説明において例示したレイアウト領域10とほぼ同一の構成を有している。したがって、レイアウト領域10内に形成された複数の回路ブロック12a,12bのうち、回路ブロック12aの出力ピン14と回路ブロック12bの入力ピン16は同一のネットに属している。設計装置100は、これら同一ネットに属するピン14,16を相互に接続する配線の位置を自動計算する。
レイアウト領域10には、複数の回路ブロック12a,12bがX方向に帯状に存在する回路エリア2と、これら帯状の回路エリア2に挟まれた予備エリア4とを含んでいる。予備エリア4は、回路設計の初期においてはトランジスタなどの回路が形成されない空き領域であり、回路設計が進んだ後、必要に応じて回路を追加するためのエリアである。但し、本実施形態による設計装置100が対象とする配線は、トランジスタレベルよりも上層に位置する配線層の配線であることから、回路エリア2及び予備エリア4のいずれにも配線を形成することができる。
既に説明したとおり、レイアウト領域10内には他のネットも多数存在している。しかしながら、説明を分かりやすくするため、回路ブロック12aの出力ピン14と回路ブロック12bの入力ピン16からなるネットにのみ着目して説明を進める。
まず、入力部101を介して、レイアウト領域10内に存在する出力ピン14及び入力ピン16のX座標とY座標を取得する(ステップS11)。取得した座標は、座標取得部103に保存される。図3に示すように、当該ネットは1個の出力ピン14と複数個(14個)の入力ピン16によって構成されている。
次に、メイン幹線用の配線位置演算部111により、ピン14,16ごとに定められた重み付けを考慮してY座標の平均値を演算し、得られたY座標をメイン幹線のY座標30yとして決定する(ステップS12)。重み付けは、入力ピン16よりも出力ピン14の方がY座標の平均値に大きな影響を与えるように設定される。特に限定されるものではないが、入力ピン16の数とほぼ同じ重み付けを出力ピン14に持たせることが好ましい。本例では、入力ピン16の数が14個であることから、出力ピン14に対して入力ピン16の14倍程度の重み付けを与えればよい。これにより、配線位置演算部111が算出するY座標30yは、より出力ピン14に近い座標となる。尚、重み付けの具体的な値は、入力部101を介して供給されるものであっても構わないし、配線位置演算部111の内部の固定値を用いても構わない。また、入力ピン16の数などから配線位置演算部111が自動計算しても構わない。
次に、グループ化制御部104により、互いに近接した位置に存在する入力ピン16をグループ化する。つまり、入力ピン16を複数のグループに分類する(ステップS13)。グループ化のルールとしては、互いにY座標が等しく、且つ、互いの距離がメイン幹線のY座標30yまでの距離よりも近い入力ピン16同士を同一のグループとすることが好ましい。このようなルールを適用すると、図3に示すように4つのグループG1〜G4が形成される。略中央に位置する入力ピン16a,16bについては、互いにY座標が等しいものの、両者の距離がメイン幹線までの距離よりも遠いためグループ化されない。したがって、これらは独立した入力ピンのままとされる。
このようにして入力ピン16のグループ化が完了すると、図4に示すように、サブ幹線用の配線位置演算部112によって、同一のグループに属する入力ピン16を相互に接続するサブ幹線41〜44が仮想的に配線される(ステップS14)。既に説明したとおり、「仮想的に」としたのは、実際のデバイスに配線が行われたわけではなく、あくまで設計装置100内で配線位置が確定したに過ぎないからである。
図4に示すように、サブ幹線41〜44はX方向に沿って敷設され、そのY座標は当該グループを構成する入力ピン16のY座標と同一とされる。また、サブ幹線41〜44の左端は、当該グループに含まれる入力ピン16のうち、最も左に位置する入力ピン16のX座標に設定され、サブ幹線41〜44の左端は、当該グループに含まれる入力ピン16のうち、最も右に位置する入力ピン16のX座標に設定される。
次に、メイン幹線用の配線位置演算部111により、メイン幹線30の端部のX座標30xl,30xrが算出される(ステップS15)。これは、各サブ幹線41〜44の中央部のX座標、いずれのグループにも属さない入力ピン16a,16bのX座標、並びに、出力ピン14のX座標のうち、最も値の小さい(最も左に位置する)X座標と、最も値の大きい(最も右に位置する)X座標を選択し、これらをメイン幹線30の端部のX座標30xl,30xrと定義することにより行う。
以上によりメイン幹線30の座標が確定するため、メイン幹線用の配線位置演算部111は、図5に示すようにメイン幹線30を仮想的に配線する(ステップS16)。メイン幹線30を形成すべき配線層は、サブ幹線41〜44を形成すべき配線層と同一の配線層であっても構わないし、異なる配線層であっても構わない。前者の場合、配線層の数を少なくすることができるため、低コスト化を実現することが可能となる。一方、後者の場合には、配線層の多層化により配線効率を高めることが可能となる。特に後者の場合、メイン幹線30の配線膜厚をサブ幹線41〜44の配線膜厚よりも大きくすることができ、この場合、電流が集中するメイン幹線30の低抵抗化を図ることが可能となる。
尚、実際には、複数のネットについて上記の処理(ステップS11〜S16)を行うため、各ネットに対応するメイン幹線30同士の間隔が狭くなりすぎたり、場合によってはショートする位置となったりすることがあるため、このような場合には、一部のメイン幹線30のY座標を増減させることによって微調整する。同様に、サブ幹線41〜44についてもこのような問題が生じた場合には、一部のサブ幹線41〜44のY座標を増減させることによって微調整する。このような微調整は、配線位置演算部111,112により行われる。
そして、図6に示すように、引き込み配線用の配線位置演算部113によって、メイン幹線30と全てのサブ幹線41〜44とを接続する引き込み配線51をX方向に仮想的に配線し、さらに、メイン幹線30とグループ化されていない全てのピン(出力ピン14及び入力ピン16a,16b)とを接続する引き込み配線52,53を、X方向に仮想的に配線する(ステップS17)。
引き込み配線51〜53を形成すべき配線層は、メイン幹線30又はサブ幹線41〜44を形成すべき配線層と異なる配線層とする必要がある。そして、引き込み配線51〜53とメイン幹線30又はサブ幹線41〜44が交差する箇所には、層間絶縁膜を貫通するスルーホール電極(図示せず)を設け、これによって両者を短絡する。
ここで、出力ピン14に接続される引き込み配線53については、その配線幅を十分に大きく設定する。その理由は既に説明した通りである。また、引き込み配線51については、対応するサブ幹線41〜44の中央部に接続されるよう、そのX方向における位置が定められる。
以上により、当該ネットの自動配線が完了し、各配線位置を示すデータが出力部102から出力される。上述の通り、実際には複数のネットについて上記の処理(ステップS11〜S17)が行われ、これにより、レイアウト領域10内の全てのネットについての自動配線が完了する。
このように、本実施形態によれば、互いに近接した複数の入力ピン16をグループ化し、これらをサブ幹線41〜44によって相互に接続していることから、X方向に敷設される引き込み配線51の数を減らすことが可能となる。これにより、レイアウト領域10の面積に対してネット数が多い場合、つまり、ネット数に対してレイアウト領域10の面積が狭い場合であっても、自動配線不能なネットが発生する可能性が大幅に少なくなる。したがって、本実施形態による半導体集積回路の設計装置100は、半導体メモリの周辺回路のように、レイアウト領域の面積が小さく、且つ、配線領域の多層化が困難な回路の自動配線を効率よく行うことが可能となる。
しかも、メイン幹線30のY方向における位置を決定する際、入力ピン16よりも大きな重み付けを出力ピン14に与えていることから、メイン幹線30と出力ピン14とのY方向における距離が従来よりも短くなる。このため、出力回路である回路ブロック12aの出力負荷を低減することができる。
さらに、本実施形態によれば、従来に比べて合計配線長が短くなることから、配線容量を低減することも可能となる。合計配線長の短縮効果は、ピンの数やピンの配置によって異なるが、一例として、図7に示すレイアウトを想定すると、本実施形態ではX方向の合計配線長が215μm(=55μm+8×20μm)、Y方向の合計配線長が320μm(=8×2×20μm)であることから、合計535μmとなる。これに対し、従来の方法で自動配線を行うと、図8に示すように、X方向の合計配線長が100μm、Y方向の合計配線長が1500μm(=7.5×10×20μm)であることから、合計1600μmとなる。
この場合、合計配線長は約1/3に低減していることから、X方向における配線容量パラメータとY方向における配線容量パラメータとがほぼ同じであると仮定すると、配線容量も約1/3に低減することになる。このような効果はピンの数が多いほど顕著となる。
尚、図7に示した例のように、グループ化されていない入力ピン16cがメイン幹線30の敷設位置に存在するケースにおいては、メイン幹線30とグループ化されていない入力ピン16cとを接続する引き込み配線52(図6参照)は当然ながら不要である。また、図9に示すように、グループ化されていない入力ピン16dが他の引き込み配線51の敷設位置に存在するケースにおいても、専用の引き込み配線52は不要である。つまり、本発明において、メイン幹線30とグループ化されていない入力ピン16とを接続する専用の引き込み配線52を設けることは必須でない。
同様に、図7に示した例のように、出力ピン14がメイン幹線30の敷設位置に存在するケースにおいては、当然ながら、メイン幹線30と出力ピン14とを接続する引き込み配線53(図6参照)は不要である。また、図10に示すように、出力ピン14が他の引き込み配線51の敷設位置に存在するケースにおいても、専用の引き込み配線53は不要である。つまり、本発明において、メイン幹線30と出力ピン14とを接続する専用の引き込み配線53を設けることも必須でない。
さらに、上記実施形態では、メイン幹線の数を1本としているが、本発明がこれに限定されるものではなく、1つのネットに対して複数のメイン幹線を割り当てても構わない。
図11は、1つのネットに2本のメイン幹線30を割り当てた例を示す模式図である。
図11に示す例では、Y方向における入力ピン16の分布に隔たりがあり、Y座標の大きい(上側に位置する)群と、Y座標の小さい(下側に位置する)群に分かれている。このようなケースでは、Y座標の平均値をメイン幹線のY座標30yとして決定すると(ステップS12参照)、メイン幹線30の位置が多くの入力ピン16から遠くなってしまう。その結果、引き込み配線の合計長が長くなるため、配線効率が低下したり、配線抵抗が高くなったりする。
このような問題を防ぐべく、図11に示す例では、Y座標の大きい群とY座標の小さい群に対して、メイン幹線30をそれぞれ割り当てている。2つのメイン幹線30は、引き込み配線54によって相互に接続される。これにより、メイン幹線30と入力ピン16との距離が近くなるため、配線効率が高まるとともに、配線抵抗を低減することが可能となる。
メイン幹線30の数を何本にするかは、次の基準により判定すればよい。つまり、図12に示すように、Y方向における出力ピン14及び入力ピン16の分布を調べ、ピン数がしきい値N未満となるY座標の2点間の距離Dを演算する。その結果、距離Dが所定の長さ以上であれば、Y方向における分布に大きな隔たりがあると判断し、Y座標の大きい群Aと、Y座標の小さい群Bに分けてY座標の平均値の算出を行えばよい。
次に、同一ネットに含まれる入力ピンが階層構造を有している場合の設計方法について説明する。
図13は、入力ピンが階層構造を有している場合における設計装置100の動作を示すフローチャートであり、図14〜図16は、自動配線すべきレイアウト領域10の一例を示す模式図である。ここで「階層構造」とは、回路ブロック間の配線に設計上の優先順位が設けられていることをいい、配線層の物理的な上下を指すものではない。例えば、下位の回路ブロックについての配線位置を確定した後、上位の回路ブロックについての配線位置を決定する必要がある場合などが該当する。
図14に示すように、本例によるレイアウト領域200には、下位に割り当てられるセル群211〜214と、上位に割り当てられるセル群221,222が含まれている。下位のセル群212〜214にはそれぞれ入力ピン210が設けられており、上位のセル群221,222にはそれぞれ入力ピン220が設けられている。また、下位のセル群211には、出力ピン230が設けられている。これら入力ピン210,220及び出力ピン230は同一のネットに属しており、設計装置100は、これら同一ネットに属するピンを相互に接続する配線の位置を自動計算する。
尚、レイアウト領域200には他のネットも多数存在しているが、説明を分かりやすくするため、入力ピン210,220及び出力ピン230からなるネットにのみ着目して説明を進める。
まず、レイアウト領域200内に存在する入力ピン210,220及び出力ピン230のうち、下位のセル群211〜214に属する入力ピン210及び出力ピン230のX座標とY座標を取得する(ステップS21)。そして、取得したX座標及びY座標の分布を解析し、X方向に広く分布しているか、或いは、Y方向に広く分布しているかを判断する(ステップS22)。
その結果、X方向に広く分布していると判断された場合には(ステップS22:X方向)、メイン幹線の延在方向をX方向に設定し(ステップS23)、Y方向に広く分布していると判断された場合には(ステップS22:Y方向)、メイン幹線の延在方向をY方向に設定する(ステップS24)。図14に示すレイアウト領域200においては、下位のセル群211〜214に属するピン210,230がX方向に広く分布していることから、メイン幹線の延在方向はX方向に設定される。
次に、図2に示したステップS12〜S17と同様の配線処理を行うことにより、図15に示すように、メイン幹線251,サブ幹線261、引き込み配線271の位置を決定する。これにより、下位のセル群についての仮想的な配線を完了する(ステップS25)。尚、メイン幹線の延在方向がY方向に設定された場合には、図2に示したステップS12〜S17におけるX方向とY方向を逆にして配線処理を行えばよい。
図15に示すように、同じセル群212に含まれる2つの入力ピン210はグループ化されている。これら2つの入力ピン210はY座標が完全には一致していないが、互いのY座標が近接しており、且つ、互いの距離がメイン幹線251のY座標までの距離よりも近いことから、グループ化されている。このように、本発明においてグループ化される入力ピンは、互いのY座標が完全に一致している必要はない。
尚、実際には、複数のネットについて上記の処理を行うため、必要に応じてメイン幹線251及びサブ幹線261の座標を増減させることによって、他のネットとのショートなどが発生しないよう微調整する。この場合、他のネットの全階層に対してショートなどが発生しないようにチェックする必要がある。
そして、より上位の未配線の階層が存在するか否かを判断し(ステップS26)、存在する場合には(ステップS26:YES)、ステップS21に戻って、上位のセル群221,222に属する入力ピン220のX座標とY座標を取得する。その後は、上述した処理を行うことにより、図16に示すように、メイン幹線252,サブ幹線262、引き込み配線272の位置を決定する。
ここで、レイアウト領域200においては、上位のセル群221,222に属するピンがY方向に広く分布していることから、図16に示すように、メイン幹線252、サブ幹線262の延在方向はY方向に設定されている。この場合、下位のメイン幹線251と上位のメイン幹線252とは、互いに異なる配線層に形成することが好ましい。例えば、下位のメイン幹線251及びサブ幹線261を形成する配線層に、上位の引き込み配線272を形成し、下位の引き込み配線271を形成する配線層に、上位のメイン幹線252及びサブ幹線262を形成すればよい。この場合、メイン幹線251とメイン幹線252の交点253には、層間絶縁膜を貫通するスルーホール電極を設けることによって両者を短絡する。
そして、全ての階層についての自動配線が完了したと判断されれば(ステップS26:NO)、一連の処理を完了する。
このように、同一ネットに含まれる入力ピンが階層構造を有している場合、より下位の階層から順次自動配線を行うことにより、全ての階層についての自動配線を完了させることが可能となる。また、階層ごとにピンの分布を解析し、これに基づいてメイン幹線などの延在方向を決定していることから、高い配線効率を得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、本発明においてX方向及びY方向の定義はあくまで相対的であり、絶対的な方向を示すものではない。
また、複数のピンをグループ化する基準についても特に限定されず、上記実施形態のように、互いにY座標が同一又は近接し、且つ、互いの距離がメイン幹線のY座標までの距離よりも近いピン同士をグループ化するという基準の他、互いの距離があらかじめ定められた距離よりも短ければ自動的にグループ化するといった基準を採用しても構わない。
本発明の好ましい実施形態による半導体集積回路の設計装置100の構成を示すブロック図である。 設計装置100の動作を示すフローチャートである。 自動配線すべきレイアウト領域(配線前の状態)を示す模式図である。 自動配線すべきレイアウト領域(サブ幹線を配線した状態)を示す模式図である。 自動配線すべきレイアウト領域(メイン幹線を配線した状態)を示す模式図である。 自動配線すべきレイアウト領域(配線後の状態)を示す模式図である。 本発明の好ましい実施形態の方法により配線した他のレイアウト領域を示す模式図である。 図7に示すレイアウト領域を従来の方法により配線した例を示す模式図である。 引き込み配線52が不要となるレイアウト領域の例を示す模式図である。 引き込み配線53が不要となるレイアウト領域の例を示す模式図である。 1つのネットに2本のメイン幹線30を割り当てた例を示す模式図である。 メイン幹線の本数を判定する方法を説明するための図である。 入力ピンが階層構造を有している場合における設計装置100の動作を示すフローチャートである。 自動配線すべきレイアウト領域(配線前の状態)を示す模式図である。 自動配線すべきレイアウト領域(下位の階層を配線した状態)を示す模式図である。 自動配線すべきレイアウト領域(上位の階層を配線した状態)を示す模式図である。 従来のアルゴリズムによる自動配線方法を説明するためのフローチャートである。 自動配線すべきレイアウト領域(配線前の状態)を示す模式図である。 自動配線すべきレイアウト領域(幹線を配線した状態)を示す模式図である。 自動配線すべきレイアウト領域(配線後の状態)を示す模式図である。
符号の説明
2 回路エリア
4 予備エリア
10,200 レイアウト領域
12a,12b 回路ブロック
14,230 出力ピン
16,16a,16b,16c,16d,210,220 入力ピン
20 幹線
20xl,20xr 幹線の端部のX座標
20y 幹線のY座標
22,24,51〜54,271,272 引き込み配線
30,251,252 メイン幹線
30xl,30xr メイン幹線の端部のX座標
30y メイン幹線のY座標
41〜44,261,262 サブ幹線
100 設計装置
101 入力部
102 出力部
103 座標取得部
104 グループ化制御部
110 演算部
111〜113 配線位置演算部
211〜214,221,222 セル群
253 交点

Claims (18)

  1. 同一のネットを構成する出力ピン及び複数の入力ピンを相互に配線する半導体集積回路の設計方法であって、
    前記出力ピンの座標及び前記複数の入力ピンの各座標に基づいて、前記出力ピン上を通るもしくは前記出力ピンに近接したメイン幹線の座標を規定する第1のステップと、
    前記メイン幹線の座標を基準として、前記複数の入力ピンを複数のグループにグループ化する第2のステップと、
    同一のグループに属する前記入力ピンを相互に接続するサブ幹線を規定する第3のステップと、
    少なくとも前記メイン幹線と前記サブ幹線とを接続する第1の引き込み配線を規定する第4のステップとを備えることを特徴とする半導体集積回路の設計方法。
  2. 前記第1のステップにおいては、前記複数の入力ピンにそれぞれ与えられた第1の重み付け及び前記出力ピンに与えられた前記第1の重み付けよりも大きい第2の重み付けに基づいて、前記メイン幹線の座標を規定することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路の設計方法。
  3. 前記第2の重み付けは、前記第1の重み付けの前記入力ピン数倍であることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路の設計方法。
  4. 前記第2のステップは、互いに近接した位置にある前記入力ピンをグループ化することにより行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路の設計方法。
  5. 前記第2のステップは、一直線上又はその近傍に配置された前記入力ピンをグループ化することにより行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路の設計方法。
  6. 前記第4のステップは、いずれのグループにも属さない前記入力ピンと前記メイン幹線とを接続する第2の引き込み配線をさらに規定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体集積回路の設計方法。
  7. 前記第4のステップは、前記出力ピンと前記メイン幹線とを接続する第3の引き込み配線をさらに規定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体集積回路の設計方法。
  8. 前記第1の引き込み配線よりも前記第3の引き込み配線の配線幅を広く設定することを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路の設計方法。
  9. 前記第4のステップにて規定する前記第1の引き込み配線は、前記サブ幹線及び前記メイン幹線の延在方向であるX方向に対して実質的に直交するY方向に延在する配線であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体集積回路の設計方法。
  10. 前記第1のステップにおける前記メイン幹線の前記Y方向における位置の決定は、少なくとも前記入力ピン及び前記出力ピンの前記Y方向の座標に基づいて行うことを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路の設計方法。
  11. 前記第1のステップにおける前記メイン幹線の端部の位置の決定は、少なくとも、前記サブ幹線の前記X方向における中心座標に基づいて行うことを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体集積回路の設計方法。
  12. 前記第1のステップにおいては、前記入力ピンの前記Y方向における分布に応じて前記メイン幹線を複数本規定することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の半導体集積回路の設計方法。
  13. 前記入力ピンが階層構造を有しており、前記第1乃至第4のステップを階層ごとに行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の半導体集積回路の設計方法。
  14. 所定の階層に対応するメイン幹線の延在方向と、別の階層に対応するメイン幹線の延在方向が互いに異なることを特徴とする請求項13に記載の半導体集積回路の設計方法。
  15. 少なくとも前記入力ピンの分布に基づいて前記メイン幹線の延在方向を設定することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の半導体集積回路の設計方法。
  16. 同一のネットを構成する複数の入力ピンとこれらに共通接続される出力ピンの座標を取得する座標取得手段と、
    前記出力ピンの座標及び前記複数の入力ピンの各座標に基づいて、前記出力ピン上を通るもしくは前記出力ピンに近接したメイン幹線の位置を決定する第1の配線位置演算手段と、
    前記メイン幹線の座標を基準として、前記複数の入力ピンをグループ化するグループ化手段と、
    同一のグループに属する前記入力ピンを相互に接続するサブ幹線の位置を決定する第2の配線位置演算手段と、
    前記メイン幹線と前記サブ幹線とを接続する引き込み配線の位置を決定する第3の配線位置演算手段とを備えることを特徴とする半導体集積回路の設計装置。
  17. 前記グループ化手段は、互いに近接した位置にある前記入力ピンをグループ化することを特徴とする請求項16に記載の半導体集積回路の設計装置。
  18. 前記グループ化手段は、一直線上又はその近傍に配置された前記入力ピンをグループ化することを特徴とする請求項17に記載の半導体集積回路の設計装置。
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