JP4281598B2 - 光ファイバー用配線器具及びその施工方法 - Google Patents
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Description
本実施形態の光ファイバー用配線器具は、図2(a)、(b)に示すようにJISで規格化された大角形の1個モジュールの配線器具を3個取り付けることができる、例えば金属製の取付枠7に対して取り付けることができる3個モジュールの寸法で形成されたボディ2及びボディ2の前面部に開閉自在に枢支されるカバー3からなるコンセント本体とカバー3に取り付けられる光ファイバー用レセプタクル4とで構成される光コンセント1と、光ファイバー用レセプタクル4に接続する光ファイバーケーブル8を8の字状に巻き付けるための1対の巻き付け部50a、50bを一体に設けた巻き取り体たる巻き取りケース5と、取付枠7に対応する化粧カバー6と、後述する化粧プレート30(図5(f)参照)で構成される。
さて、上述のように巻き取りケース5内での巻き付け作業が終了して蓋体51a、51bを閉じた後に、更に光ファイバーケーブル8の切断長によっては更なる余長処理を行う必要がある。この余長処理は巻き取りケース5のベース5aと、ボディ2との間で形成される溝内において、上述の余長用巻き付け部を構成する円弧状壁20、14aの外面に沿わせるよう光ファイバーケーブル8の外被8b部位の余長分を巻き付けることで行う。そして余長用巻き付け部に巻き付けられた光ファイバーケーブル8の外被8b部位の余長分が溝内に納まることになって、巻き取りケース5の周囲から殆どはみ出すがない。従ってまたボディ2と巻き取りケース5との間のデッドスペースを有効利用できるため奥行き方向の寸法も大きくする必要がなく、そのため浅型のスイッチボックスへの取り付けも可能となる。
(実施形態2)
実施形態1では光ファイバーケーブル8を取り付けケース5外へ引き出すために周壁5bに予め引き出し孔26を設けていたが、本実施形態は周壁5bにおいて引き出し位置として適切な複数の位置に、図7(a)に示すようにノックアウト部31を設け、実際に光ファイバーケーブル8を引き出す際に、図7(b)に示すように引き出し位置に存在するノックアウト部31をノックアウトして孔部を開口し、この孔部を引き出し孔26とするようになっている。
(実施形態3)
前記実施形態1では光ファイバーケーブル8を取り付けケース5外へ引き出すために周壁5bに引き出し孔26を設け、また巻き付け部50a、50bを構成するリブ500とこのリブ500に対向する周壁5bとの間で光ファイバーケーブル8を固定する固定部を構成しているが、本実施形態では、図8(a)に示すように天井片32aと、天井片32aの下面の四隅から脚片32b…を突出させ、天井片32aと脚片32b…とで囲まれ空間で光ファイバーケーブル8の固定する固定部位とするとともに、光ファイバーケーブル8を巻き取りケース5より外部に引き出す引き出し手段を兼用したホルダー32を用いたものである。また本実施形態の巻き取りケース5は、実施形態1の巻き取りケース5においてベース5a上の4隅に存在していた周壁5bを無くし、この4隅の部位に図8(b)に示すようにホルダー32の4つの脚片32b…の先端の爪32cを係止する4つの係止孔33…を設け、光ファイバーケーブル8の外被8bを固定したい位置及び引き出す位置に対応する各場所の係止孔5d…にホルダー32の脚片32bの爪32cを係止させて当該部位にホルダー32を固定して使用する。この際光ファイバーケーブル8の外被8bの対象部位に被せるようにしてホルダー32を取り付け、引き出し位置に取り付けたホルダー32では端部の脚片32b、32b間から光ファイバーケーブル8を周壁5b外へ引き出すのである。
(実施形態4)
前記実施形態1乃至3では巻き付け部50a、50bに巻き付ける光ファイバーケーブル8の心線8aや外被8bの部位のばらけを防止するために、図9(a)に示すように結束帯35を用いて結束するようにしても良く、結束される光ファイバーケーブル8の両側位置のベース5aには結束帯35をベース5aの表裏を介して回すための挿通部たる孔34を設けてある。
2 ボディ
3 カバー
5 巻き取りケース
50a、50b 巻き付け部
Claims (15)
- 造営構造物に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体の前面側に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径を持つ円周状の巻き付け面を形成した一対の巻き付け部を設け前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを両巻き付け部間で8の字に巻き付けて収納する巻き取り体とを備え、前記巻き取り体を前記コンセント本体の後面側に取り付けて成り、一対の前記巻き付け部が、前記コンセント本体の後面側に巻き取り体を取り付けた状態で、前記コンセント本体の長手方向に並ぶように前記巻き取り体に設けられており、一対の前記巻き付け部の内、一方を前記コンセント本体の光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルの導入側とし、他方を光ファイバーケーブルの巻き付け開始用の巻き付け部としており、導入側の前記巻き付け部には、光ファイバーケーブルの導入部位と巻き付け開始用の前記巻き付け部との間に配置され、導入された光ファイバーケーブルを前記巻き付け部への巻き付け開始前に引っ掛けるための掛止爪を設けていることを特徴とする光ファイバー用配線器具。
- 前記巻き取り体には、前記巻き付け部に巻き付ける前記光ファイバーケーブルの外被部位を固定する固定手段を複数箇所設けてあることを特徴とする請求項1記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記固定手段を前記巻き取り体とは別部材により形成して前記巻き取り体に取り付けることを特徴とする請求項2記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記巻き付け部には光ファイバーケーブルを係止して巻き付け状態を保持する爪部を複数設けていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記各巻き付け部を、円周上に所定の間隔で立設された複数のリブにより形成し、複数の前記リブの内の一部のリブに前記爪部を設けていることを特徴とする請求項4記載の光ファイバー用配線器具。
- 巻き付け状態を保持する前記爪部が前記光ファイバーケーブルの外被部位を固定する固定手段を兼用していることを特徴とする請求項4又は5記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記巻き取り体には、該巻き取り体の外部に前記光ファイバーケーブルを引き出す引き出し手段を複数箇所設けていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記引き出し手段を、一対の前記巻き付け部を設けた部位を囲むように形成された外周壁に設けた複数のノックアウトの何れかを開口して成る孔部としていることを特徴とする請求項7記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記引き出し手段は、前記光ファイバーケーブルの外被部位を固定する固定手段を備え且つ前記巻き取り体とは別部材により形成されたものであって、前記巻き取り体に取り付けられることを特徴とする請求項7記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記巻き取り体に、前記レセプタクルに接続される前記光ファイバーケーブルを前記巻き付け部側へ前記許容最小曲率半径以上の半径を持つ円弧面に沿ってガイドするガイド溝を設けていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記巻き取り体は、前記各巻き付け部に対応して設けられ対応する巻き付け部を開閉自在に被蔽する一対の蓋体を備えていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記巻き取り体の巻き付け部周辺には、前記光ファイバーケーブルを結束する結束帯を挿通させる挿通部を設けていることを特徴とする請求項1乃至11の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
- 前記巻き取り体の巻き付け部周辺には、光ファイバケーブルを挿通させて結束する透孔を貫通させた筒状体を設けていることを特徴とする請求項1乃至12の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
- 造営構造物に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体の前面側に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、一対の巻き付け部を有し、前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを8の字に亘るように且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻き付ける巻き取り体とを備え、前記巻き取り体を前記コンセント本体の後面側に取り付けて成り、一対の前記巻き付け部が、前記コンセント本体の後面側に巻き取り体を取り付けた状態で、前記コンセント本体の長手方向に並ぶように前記巻き取り体に設けられており、一対の前記巻き付け部の内、一方を前記コンセント本体の光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルの導入側とし、他方を光ファイバーケーブルの巻き付け開始用の巻き付け部としており、導入側の前記巻き付け部には、光ファイバーケーブルの導入部位と巻き付け開始用の前記巻き付け部との間に配置され、導入された光ファイバーケーブルを前記巻き付け部への巻き付け開始前に引っ掛けるための掛止爪を設けている光ファイバー用配線器具の施工方法であって、
前記取付穴に導入せる前記光ファイバーケーブルの先部の外被を剥離した光ファイバー心線を前記光ファイバー用レセプタクルに接続した後、前記巻き取り体に設けられた一対の前記巻き付け部に対して8の字に巻き付けし、この巻き付け後に巻き取り体をコンセント本体の後面側に取り付けることを特徴とする光ファイバー用配線器具の施工方法。 - 前記コンセント本体が、ボディと、ポップアップ機構により前記ボディの開口部から出没自在に装着され、後面に前記光ファイバー用レセプタクルを設けたカバーとからなり、前記巻き付け部に対する光ファイバーケーブルの巻き付け作業を、前記カバーを光ファイバー用レセプタクルと共に前記ボディの前方へ突出させた状態で行うことを特徴とする請求項14記載の光ファイバー用配線器具の施工方法。
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