JP4046046B2 - 床配線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ケーブル用の光コンセント部を備えた床配線装置に関するものである。
従来から床配線装置として床に形成した開口部に取付けられるフロアコンセントが知られている。(例えば、特許文献1参照)
上記のような従来例のフロアコンセントは、蓋を開閉自在に取付けた開口枠と、開口枠に取付けたボックス部と、ボックス部に設けた金属線用コンセント部とから構成してあり、ボックス部を床に形成した開口部から床下空間内に挿入すると共に床に形成した開口部の上面側に開口枠を載置し、この状態で開口枠を床に固定してある。金属線用コンセント部には床下空間に配線された電源線、情報線等の金属線を接続してある。そして、床下空間に配線した金属線と金属線コンセント部との接続は床下空間にあらかじめ配線した金属線の端部を床に形成した開口部から床上に引出し、床上空間で金属線の最先端を金属線コンセント部に接続し、金属線の余長部分は束ねて開口部から床下空間に差し入れて床下空間に収納している。
ところで、近年、通信速度の向上に伴い光ファイバーを芯線としてた光ケーブルが主流となりつつあり、現在、通信インフラを提供している通信インフラ提供会社によって各住宅までの光ケーブルの敷設工事が整いつつある。また、光が直接取り込めるメディアコンバータ付きPCや、メディアコンバータ付きPCカードの登場で、事務所等ではデスクまで直接光ケーブルを敷設するケースも出始めている。今後コンテンツが充実し、通信速度が向上すれば、PC等の通信端末のような機器側も光ファイバーを芯線とする光ケーブルに対応するようになり、住宅でも各部屋に光コンセントが必要となる。
しかしながら、従来のフロアコンセントにおいては金属線コンセント部しか設けてなかったので、このような光ケーブルに直接対応したPC等の通信端末のような機器にはフロアコンセントから光配線を行うことができないのが現状である。
そこで、フロアコンセントに光ケーブル用の光コンセント部を設けることが考えられる。しかしながら、光ファイバーよりなる芯線の外周を外皮で被覆した光ケーブルは、芯線である光ファイバーの許容曲げ半径が決まっており、この許容曲げ半径以下に光ファイバーを曲げると折れて断線するという光ファイバーに特有な問題があり、従来の金属線の余長部分を束ねるように芯線が光ファイバーよりなる光ケーブルの余長部分を束ねて床下に収納すると、この許容曲げ半径以下に曲げられて光ケーブルの芯線である光ファイバーが折れて断線するという問題がある。
また、光ケーブルの余長部分の処理をするためにフロアコンセントのボックス部の側面から側方に突出したプレートの両側縁に立壁を形成し、光ケーブルの余長部分を巻回してこの巻回部分をプレート上面部に配置することにより、外に広がろうとする巻回部分をプレート両側縁の立壁によってその拡がりをおさえて余長部分を巻回状態でプレート上に保持することが考えられるが、このようなものにおいては立壁の外への光ケーブルのはみ出しを防止して余長部分をコンパクトに処理できるが、光ケーブルを巻回す際に光ケーブルの芯線である光ファイバーの許容曲げ半径よりも小さく曲げられることがあり、この場合も、折れて断線する恐れがある。
特開平6−78434号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、床に形成したフロアコンセントからPC等の通信端末のような機器に光配線することができ、しかも、光ケーブルの芯線である光ファイバーの余長部分における断線を防止して床下空間に収納できる床配線装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る床配線装置は、床1に形成した開口部2に取付けられ、床1の開口部2の上縁外周の部分に載置する開口枠11と、開口枠11に固着してあり、開口枠11の一辺の略下方に位置し斜め上外側方に向けて傾斜した取付け片20および開口枠11の開口の下方位置に位置する底部片19を有する主取付け部17と、斜め上方に傾斜した取付け片27の上下に上下取着片28,29を設けて成る副取付け部18と、主取付け部17および副取付け部18の各取付け片20,27に取付けられるコンセント部とを備えたフロアコンセント3に、光ケーブル6用の光コンセント部4を設けると共に、床1の下方の床下空間に配線され且つ端部が上記光コンセント部4に接続される光ケーブル6の余長部分を巻き取るためのリール8を備えて成り、前記主取付け部17に前記光コンセント部4を取り付け、前記副取付け部18に金属線用コンセント部44を取り付け、主取付け部17の外面に前記リール8を取り付けた取付け板9を取付けて成る床配線装置であって、床下空間に配線した光ケーブル6の余長部分をリール8に巻装し、フロアコンセント3を床1に設けた開口部2から挿入して床1に固定した状態で、床下空間に配線している金属ケーブルを接続した金属線用コンセント部44を取り付けた副取付け部18を、開口枠11の開口から内部に入れて上下取着片28,29を開口枠11と底部片19とに取り付けて成ることを特徴とするものである。
このようにフロアコンセント3に光コンセント部4を設けることで、床上空間に配置する機器にフロアコンセント3から光配線でき、また、光ケーブル6の余長部分をフロアコンセント3に備えたリール8に巻き付けることで、フロアコンセント3部分で光ケーブル6の余長部分7の処理ができると共に、光ケーブル6がリール8の巻き部分の半径以下に小さく曲げられることがなく、したがって、リール8の巻き部分の半径を光ケーブル6の芯線である光ファイバーの許容曲げ半径以上とすることで、光ファイバーの余長部分の断線を防止できるものである。なお、金属ケーブルは折り曲げても断線したりしないので、金属ケーブルの余長部分をそのまま又は束ねて床下空間5に押し入れて収納しても断線のおそれなどない。
また、取付け板9の上面の先端部付近には、取付け板9に光ケーブル6を保持するための張力止め具10を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、光ケーブル6の余長部分をリール8に巻く際に光ケーブル6の床下空間5内に配線した余長部分以外の部分に張力がかからない状態でリール8に余長部分を巻装することができるものであって、巻装作業が容易で且つ断線しないように巻装作業ができるものであり、また、光ケーブル6に何らかの外力が作用した場合も、張力止め具10部分で張力止めができるので、光ケーブル6のリール8に巻装した部分に張力がかからないようにできるものである。
本発明は、フロアコンセントに光コンセント部を設けることで、床上空間に配置する機器にフロアコンセントから光配線でき、また、光ケーブルの余長部分をフロアコンセントに備えたリールに巻き付けることで、フロアコンセント部分で光ケーブルの余長部分の処理ができると共に、光ケーブルがリールの巻き部分の半径以下に小さく曲げられることがなく、したがって、リールの巻き部分の半径を光ケーブルの芯線である光ファイバーの許容曲げ半径以上とすることで、光ファイバーの余長部分の断線を防止できるものであり、これにより光配線に対応できる床配線装置を提供することができる。線を防止できるものである。なお、金属ケーブルは折り曲げても断線したりしないので、金属ケーブルの余長部分をそのまま又は束ねて床下空間に押し入れて収納しても断線のおそれがないものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図3には本発明の床配線装置の主体を構成するフロアコンセント3が示してある。フロアコンセント3は開口枠11と、開口枠11に開閉自在に取付けて開口枠11の開口を開閉自在とする蓋50と、開口枠11に取付けられて下方に突出する取付け部13と、取付け部13に取付けられるコンセント部Aと、床1への固定手段14と、開口枠11内に嵌め込まれる上方に開口し且つ側面にコンセント部Aが臨む窓部15を設けた箱状をした内カバー16とで構成してある。
取付け部13は主取付け部17と副取付け部18とで構成してある。主取付け部17は横向きの底部片19の一側端部から斜め上外側方に向けて傾斜した取付け片20を突出し、取付け片20の両端部から上方に支持脚片21を突出して構成してある。支持脚片21の上端部を開口枠11の内周の全周を内側に段落して形成した蓋受け周段部11aに固着することで主取付け部17を開口枠11に固着してあり、この主取付け部17の固着状態で取付け片20が開口枠11の一辺の略下方に位置すると共に開口枠11の開口の下方位置に底部片19が位置している。取付け片20には取付け用開口(図示せず)が設けてあって、この取付け用開口にコンセント部Aをはめ込んで取付けるようになっている。取付け片20の取付け用開口の両側には取付け孔(図示せず)が設けてある。
底部片19の両側端には下横片23が固着してあり、下横片23の側端から上方に向けて垂直な当たり片24が突設してある。開口枠11の蓋受け周段部11aに設けた孔に上方から長ボルト25が挿入してあり、長ボルト25の下端部が下横片23に設けた孔に挿入されるとともに抜け止めされており、これにより長ボルト25は蓋受け周段部11aの上面側に位置する頭部に設けたプラス又はマイナス溝にドライバー等の回転操作治具を挿入して回転することで回転は自在であるが、上下方向には移動しないようになっている。長ボルト25には挟持部材26が回転自在に螺合してある。そして、長ボルト25を回転操作すると長ボルト25と共に挟持部材26が供回りするが直ぐに当たり片24に当たって先端部が外側方に突出した状態で供回りが防止され、この状態で更に長ボルト25を回転すると挟持部材26が上方に移動し、挟持部材26と開口枠11とで床1の開口部2の縁を上下から挟持して固定できるようになっている。したがって、上記長ボルト25、挟持部材26、当たり片24、開口枠11により床1への固定手段14が構成してある。
副取付け部18は取付け用開口を有する斜め上方に傾斜した取付け片27の上下に上下取着片28、29が設けてあり、取付け片27の取付け用開口にコンセント部Aをはめ込んで取付けるようになっている。この副取付け部18は上取着片28を開口枠11の蓋受け周段部11aに引っ掛け係止して取付けると共に下取着片29を底部片19の取付け片20を連出していない3辺のうちの一辺にねじ具等により固着するものである。この副取付け部18の取付けは後述のようにして開口枠11に主取付け部17を取付けた状態のものを床1の開口部2に挿入して固定手段14で固定した後に、取付けるものである。
上記のようにフロアコンセント3の主取付け部17、副取付け部18にコンセント部Aを装着するのであるが、本発明においては、少なくとも複数のコンセント部Aのうちいずれかは光配線用の光コンセント部4を取付け、また、フロアコンセント3に光コンセント部4に接続される光ケーブル6の余長部分7を巻き取るためのリール8を設けることに特徴がある。
添付図面に示す実施形態において光コンセント部4を主取付け部17に取付けた例が示してある。光コンセント部4には後面側に開口するレセプタクル4aと、前面側に開口するレセプタクル4bとを設けてある。
取付け板9は横片30の一側端から上方に上向き片31を突設して構成してあって略L状をしており、添付図面に示す実施形態では上向き片31は主取付け部17の取付け片20と同じ傾斜をしており、また、取付け片20に装着するコンセント部Aである光コンセント部4を挿通できる開口が設けてあり、また、開口の両側にねじ孔を設けてある。そして、図4に示すように主取付け部17の取付け片20の外面に略L字状をした取付け板9の上向き片31を当接して取付け片20に設けた孔からねじ具を挿入して取付け板9の上向き片31のねじ孔に螺着することで取付け板9をフロアコンセント3の一側面を構成する主取付け部17の取付け片20の外面に取付けてあって、この状態で横片30がフロアコンセント3の一側面を構成する主取付け部17の取付け片20から外側方に向けて突出している。
取付け板9の横片30の上面にはリール8を横向けにして取付けてある。添付図面に示す実施形態ではリール8は固定部32と、固定部32に対して移動自在に取付けられたリール部33とで構成してある。固定部32は横片30にねじにより固着してあり、固定部32の外周には複数のガイド片34が上方に向けて突設してあり、更に固定部32の外周には複数のL状片35が外側方に向けて突出してある。リール部33は環状をした巻き胴部33aの両側に鍔部33bを設けたものである。そして、上記ガイド片34でリール部33をガイドすることでリール部33が固定部32に対して移動可能となっている。
ここで、図5(a)(b)に示すように巻き胴部33aの内周はガイド片34に沿ってガイドされるのであるが、複数のガイド片34のうち少なくとも幾つかのガイド片34は巻き胴部33aの内周に設けたガイド孔49に移動自在に嵌め込まれていてリール部33が固定部32に対して近ずいたり離れたりする方向には移動できるが周方向には回転できないようになっている。また、別のガイド片34には先端に係止部37が設けてあり、巻き胴部33aの内周の固定部32に近い方の端部に設けた第1の被係止部38と、固定部32に遠い方の端部に設けた第2の被係止部39とに上記係止部37が係止自在となっている。
リール部33の両鍔部33bのうち固定部32に近い方の鍔部33bはL状片35に対応する部分が切除してあって切除部12となっており、リール部33をガイド片34に沿って移動してリール部33が固定部32に最も近づいた状態で係止部37が第2被係止部39に係止し、この状態でL状片35の基部側片35aが切除部12に嵌り込みむと共に基部側片35aに対して直角となった先端片35bが他方の鍔部33bの内面の周端に当接するようになっている(図5(a)参照)。一方、リール部33をガイド片34に沿って上記と逆に移動してリール部33が固定部32から最も遠ざかった状態で係止部37が第1被係止部38に係止してリール部33が固定部32から外れないようになっている(図5(b)参照)。
リール部33の環状をした巻き胴部33aの外周の半径は使用する光ケーブル6の芯線である光ファイバーの許容曲げ半径以上に設定してある。
取付け板9の横片30の上面の先端部付近には光ケーブル6を保持するための張力止め具10が設けてある。
上記のような構成の光コンセント部4に接続される光ケーブル6の余長部分7を巻き取るためのリール8を備えたフロアコンセント3の施工に当たっては以下のようにして行うものである。
すなわち、スラブのような床基材41の上方に床下空間5を介して形成した床1に開口部2を形成し、この開口部2に上記フロアコンセント3をはめ込んで取付けるのであるが、この場合、まず図6に示すように床下空間5に配線した光ケーブル6を床1の開口部2から床上空間に引出す。次に、図7のように光ケーブル6の開口部2から引出した余長部分7の付け根部分(つまり、開口部2から引出した光ケーブル6の余長部分7の開口部2のすぐ近くの部分)をフロアコンセント3に取付けた取付け板9の張力止め具10に保持させる。次に、リール部33を固定部32から離れるように移動させて上方に突出させた状態で、リール部33に光ケーブル6の余長部分7を巻き、次に、図8のように光ケーブル6の先端の光用プラグ42を光コンセント部4の後面側に開口するレセプタクル4aにはめ込んで接続する。このようにして光ケーブル6の余長部分7をリール部33に巻装することで余長部分7の処理を行うのであるが、この時、光ケーブル6はリール部33の巻き胴部33aの半径以下に小さく曲げられることがなく、したがって、巻き胴部33aの外周の半径を使用する光ケーブル6の芯線である光ファイバーの許容曲げ半径以上に設定することで、余長部分7の処理に当たって余長部分7が折れて断線したりすることがないものである。
リール部33への巻き取りが終わるとリール部33を固定部32に近づくように移動させて係止部37を第2被係止部39に係止すると共にL状片35の先端片35bを他方の鍔部33bの内面の周端に当接してリール部33に巻装した光ケーブル6の余長部分7がリール部33の外方にはみ出さないようにしている。
ここで、光ケーブル6の先端部にはあらかじめ光用プラグ42が設けてあるものであってもよく、また、現場で、光ケーブル6の先端部の外皮を剥いて芯線である光ファイバーを露出させ、この光ケーブル6の先端の光ファイバー部分に光用プラグ42を取付けるようにしてもよい。
このように光ケーブル6の余長部分をリール8に巻装して断線しないようにした状態で、フロアコンセント3を図9のように取付け板9が先となるように斜めにした状態で床1に設けた開口部2に上方から斜め下方に向けて挿入し、フロアコンセント3の開口枠11より下方の部位を床下空間5に配置した状態で開口枠11を床1の開口部2の上縁外周の部分に載置する。この状態で長ボルト25の頭部のプラス又はマイナス溝にドライバー等の回転操作治具を挿入して回転し、挟持部材26を上方に移動させて挟持部材26と開口枠11とで床1の開口部2の縁を上下から挟持して固定することで、図10に示すようにフロアコンセント3を床1に固定する。
フロアコンセント3に電源線、情報線等の他の芯線が金属線である金属ケーブルの配線のための他の金属線用コンセント部44を取付ける場合には、上記光ケーブル6の端部を床1の開口部2から床上空間に引出した際に、同時に床下空間5に配線している電源線、情報線等の他の金属ケーブル(図示せず)を開口部2から床上空間にあらかじめ引出しておき、上記のように光ケーブル6の余長部分7をリール8に巻装して断線しないようにした状態でフロアコンセント3を開口部2から挿入して床1に固定した状態で、あらかじめ床上空間に引出している金属ケーブルの先端部を副取付け部18に取付けた金属線用コンセント部44の後面部の接続部に接続し、その後、副取付け部18を開口枠11の開口から内部に入れて、上取着片28を開口枠11の蓋受け周段部11aに引っ掛け係止して取付けると共に下取着片29を主取付け部17の底部片19に取付ける(図11参照)。この場合、図を省略しているが余剰の金属ケーブルは開口枠11と底部片19との間の隙間から床下空間5に入れる。このようにして1乃至3個の副取付け部18を取付けるのであるが、金属ケーブルは折り曲げても断線したりしないので、上記のように余長部分をそのまま又は束ねて床下空間5に押し入れて収納しても断線のおそれなどない。次に、開口枠11の開口から上方が開口したボックス形状をした内カバー16をはめ込んで内カバー16の底面部を底部片19にねじ具により取付ける。ここで、内カバー16の側面には開口部15が設けてあってコンセント部Aの前端部が該開口部15に臨んでいる。そして、最後に開口枠11に蓋50を着脱自在に取付けるものである。
蓋50の一部には上下反転して着脱自在な小蓋部51が設けてあり、この小蓋部51を上下反転して蓋50に取付けると、床上空間とフロアコンセント3内を連通するケーブル引出し部52が露出するようになっている。
上記のように床1の開口部2に取付けたフロアコンセント3を用いて床上空間(つまり室内)に配置した各種機器に対して光ケーブルによる光配線を行う場合、機器に接続する光ケーブルの端部に設けたプラグをフロアコンセント3に設けた光コンセント部4の前面側に開口するレセプタクル4bに接続するものである。なお、機器に対して金属ケーブルによる配線を行う場合は機器に接続する金属ケーブルの端部に設けたプラグをフロアコンセント3に設けた金属線用コンセント部44に接続するものである。そして、これら光ケーブルや金属ケーブルはフロアコンセント3内から小蓋部51のケーブル引出し部52を通して床上空間に引出すものである。
なお、ケーブル引出し部52には切り込みを設けたクッション材を充填してクッション材の切り込み部分から光ケーブルや金属ケーブルを引き出すようにしてもよい。
本発明の床配線装置の平面図である。 同上の側面図である。 同上の分解斜視図である。 同上に用いるリールを設けた取付け板を主取付け部に取着した状態の斜視図である。 同上に用いるリールを示し、(a)はリール部を固定部に近づけた状態のリールの斜視図であり、(b)はリール部を固定部から離した状態のリールの斜視図である。 同上の施工順序を示す説明図である。 同上の施工順序を示す説明図である。 同上の施工順序を示す説明図である。 同上の施工順序を示す説明図である。 同上の施工順序を示す説明図である。 同上の施工順序を示す説明図である。
符号の説明
1 床
2 開口部
3 フロアコンセント
4 光コンセント部
5 床下空間
6 光ケーブル
7 余長部分
8 リール
9 取付け板
10 張力止め具

Claims (2)

  1. 床に形成した開口部に取付けられ、床の開口部の上縁外周の部分に載置する開口枠と、開口枠に固着してあり、開口枠の一辺の略下方に位置し斜め上外側方に向けて傾斜した取付け片および開口枠の開口の下方位置に位置する底部片を有する主取付け部と、斜め上方に傾斜した取付け片の上下に上下取着片を設けて成る副取付け部と、主取付け部および副取付け部の各取付け片に取付けられるコンセント部とを備えたフロアコンセントに、光ケーブル用の光コンセント部を設けると共に、床の下方の床下空間に配線され且つ端部が上記光コンセント部に接続される光ケーブルの余長部分を巻き取るためのリールを備えて成り、前記主取付け部に前記光コンセント部を取り付け、前記副取付け部に金属線用コンセント部を取り付け、主取付け部の外面に前記リールを取り付けた取付け板を取付けて成る床配線装置であって、床下空間に配線した光ケーブルの余長部分をリールに巻装し、フロアコンセントを床に設けた開口部から挿入して床に固定した状態で、床下空間に配線している金属ケーブルを接続した金属線用コンセント部を取り付けた副取付け部を、開口枠の開口から内部に入れて上下取着片を開口枠と底部片とに取り付けて成ることを特徴とする床配線装置。
  2. 取付け板の上面の先端部付近には、取付け板に光ケーブルを保持するための張力止め具を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の床配線装置。
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