JP4651708B2 - 光コンセント - Google Patents

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Description

この発明は、宅内の壁面等に施設され、宅内配線に用いられる幹線側光ファイバを、宅内に置かれた光ファイバ接続機器から延びる機器側光ファイバと光学的に接続するための光コンセントに関する。
光通信技術の発展にともない、一般住宅においても、光ファイバケーブル(以下、単に「光ファイバ」ということもある)を用いたLAN回線などの施設を、新築に際し要望されるユーザが多くなってきている。
また、超高速インターネット接続技術の発展にともない、一般住宅においても、アクセス回線として光ファイバケーブル(以下、単に「光ファイバ」ということもある)を利用したインターネット接続サービス、いわゆるFTTH(Fiber To The Home)の導入が進みつつある。
光ファイバ宅内配線の一般住宅への普及推進には、宅内の各部屋で容易に光ファイバを接続できる屋内配線器具(すなわち、光コンセント)の開発が欠かせない。
このような状況のもと、近年、各種構造の光コンセントが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。しかしながら、これら従来の光コンセントは、いずれも実際の施設場所において生じうる様々な問題が充分に検討されていない。
例えば、光ファイバの接続部は、中継ジャック型光コネクタ、光アダプタ、光レセプタクル等と称される中継アダプタによって構成されているが、この中継アダプタの内部に塵埃や湿気が進入すると、光ファイバの情報伝達機能が損なわれてしまうおそれがある。ところが、従来の光コンセントは、この光ファイバの接続部が裏面側(壁内側)にむき出しの構成であったり(特許文献2参照)、埋込ボックスで覆うだけの構成であった(特許文献1参照)。家屋の壁内には戸外から塵埃や湿気が入り込み易い。したがって、たとえ中継アダプタに光ファイバケーブルのコネクタを差し込んだ状態にあっても、中継アダプタとコネクタとの間の僅かな隙間から壁内の塵埃や湿気が進入し、光ファイバの情報伝達機能を損なうおそれがあった。
さらに、光コンセントによって接続される光ファイバは、一般の屋内配線に用いられる電気ケーブルに比べてきわめてデリケートな部品であるため、慎重に取り扱う必要があるものの、施工時の作業性が考慮されているものは少ない。施工時の作業性が悪いと、光ファイバの先端面を傷つけてしまったり、無理に曲げ応力をかけて損傷させてしまう可能性が高くなる。
特開昭63−257701号公報 特開平1−297604号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、塵埃や湿気等から光ファイバの接続部を保護するとともに、施工現場における作業性の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、宅内の壁面等に施設され、宅内配線に用いられる幹線側光ファイバを、宅内に置かれた光ファイバ接続機器から延びる機器側光ファイバと光学的に接続する光コンセントであって、
正面に開口部を有する主ケースと、この主ケースの正面開口部に装着される副ケースとで構成された外部筐体と、
幹線側光ファイバと機器側光ファイバとをそれぞれ接続する光ファイバ接続部材と、
光ファイバ接続部材が装着されるとともに、主ケースの内側に装着される保持部材と、を備えたことを特徴とする。
上記構成の本発明は、主ケースと副ケースとで構成された外部筐体の内部に、光ファイバ接続部材を収納するので、塵埃や湿気など光ファイバの情報伝達機能に悪影響を及ぼす要因から光ファイバの接続部を保護することができる。
さらに、本発明は、保持部材と光ファイバ接続部材の相互間に第1係合部を設け、この第1係合部を介して光ファイバ接続部材が保持部材に装着されることを特徴とする。
例えば、第1係合部は、保持部材と光ファイバ接続部材のうち、いずれか一方に形成された蟻溝状の嵌合溝と、他方に形成され嵌合溝にスライド嵌合する嵌合凸部とで構成することができる。
また、第1係合部は、保持部材と光ファイバ接続部材のうち、いずれか一方に形成された係止溝と、他方に形成され係止溝に係合する係合脚部とで構成することもできる。
これにより、工具を必要とせず簡単な嵌め込み操作だけで、光ファイバ接続部材を保持部材に装着でき、施工現場での作業性がきわめて良好となる。
さらに、本発明は、主ケースと保持部材の相互間に、嵌め込み操作をもって係合する第2係合部を設け、この第2係合部を介して保持部材が主ケースに装着されることを特徴とする。 例えば、第2係合部は、主ケースと保持部材のうち、いずれか一方に形成された係止爪と、他方に形成され係止爪と弾力的に係合する係合片とで構成することができる。
これにより、工具を必要とせず簡単な嵌め込み操作だけで、保持部材を主ケースに装着でき、施工現場での作業性がいっそう良好となる。
本発明は、外部筐体の内部で幹線側光ファイバを案内支持するガイド部材を含み、
保持部材には、このガイド部材も装着される構成としてもよい。
ここで、ガイド部材は、幹線側光ファイバが巻き付けられる円筒状のガイド本体と、このガイド本体の両端面から突き出した装着軸とを有する構成とし、一方、保持部材には、装着軸が嵌め込まれる軸受部を形成する。
このように構成すれば、工具を必要とせず、ガイド部材の装着軸を保持部材の軸受部に嵌め込むだけの簡単な操作で、ガイド部材を保持部材に装着でき、施工現場での作業性がきわめて良好となる。
また、保持部材は、外部筐体の内部で幹線側光ファイバを案内支持する湾曲形状のガイド部を有する構成としてもよい。
このように構成すれば、部品点数が減り、さらに上記のごとくガイド部材を保持部材へ装着する作業も必要なくなり、いっそう施工現場での作業性が向上する。
なお、上記ガイド部材やガイド部は、幹線側の光ファイバが、無理に曲げ応力の作用によって許容範囲以上に折れ曲がってしまう事態を回避する機能を有している。
保持部材は、主ケースに組み付け一体化するとともに、主ケースに対し回動自在な構成とすることもできる。このように構成することで、構成部品のばらつきに伴う組み立て作業の煩雑さを解消し、施工現場での取り扱いが容易となる。
本発明は、主ケースの背面に、幹線側光ファイバの挿通口を有するとともに、この挿通口から引き出される幹線側光ファイバと当該挿通口との間の隙間を閉塞するシール部材を備えた構成とすることもできる。
このように構成することで、挿通口から外部筐体内への塵埃や湿気の侵入を遮断することができる。
ここで、本発明は、主ケースに、挿通口に連続してシール部材の配置部を形成するとともに、保持部材に、配置部に配置されたシール部材を押圧して保持する押圧部を形成し、当該押圧部によって配置部へ押圧保持されたシール部材が、挿通口に接して当該挿通口を閉塞する構成とすることもできる。
さらに、主ケースには、挿通口に連続して切欠部を形成し、当該切欠部から幹線側光ファイバに装着された光ファイバコネクタを挿通可能とすることもできる。この場合、保持部材には、切欠部を閉塞する背面蓋部を形成することが好ましい。
切欠部を形成することで、幹線側光ファイバの一端を光ファイバコネクタにより成端処理した後、当該コネクタを切欠部を通して、主ケースの背面側から内側へ導き入れ、光ファイバ接続部材に接続することが可能となる。
なお、主ケースを透明プラスチック材料で形成すれば、配置部へのシール部材の配置状態を外部から視認可能となる。
また、保持部材に、シール部材を着脱自在に装着可能な仮保持部を設け、工場出荷時にこの仮保持部へシール部材を装着しておけば、微細部品であるシール部材の搬送中や現場での紛失を防止することができる。
本発明の光コンセントによれば、一端が雄型光ファイバコネクタによりあらかじめ成端処理された機器側および幹線側の各光ファイバとを光学的に接続することが可能である。
この場合は、光ファイバ接続部材は、各雄型光ファイバコネクタを互いに対向する方向から差し込み接続可能な光ファイバアダプタで構成することが好ましい。
また、本発明の光コンセントによれば、一端が雄型光ファイバコネクタによりあらかじめ成端処理された機器側光ファイバと、幹線側光ファイバとを光学的に接続することも可能である。
この場合は、幹線側光ファイバの一端を雌型光ファイバコネクタによりあらかじめ成端処理するとともに、当該雌型光ファイバコネクタにより光ファイバ接続部材を構成することが好ましい。
本発明は、宅内の壁面等に施設され、宅内配線に用いられる幹線側光ファイバを、宅内に置かれた光ファイバ接続機器から延びる機器側光ファイバと光学的に接続する光コンセントであって、
正面に開口部を有する主ケースと、この主ケースの正面開口部に装着される副ケースと、主ケースの背面に装着される背面ケースとを含む外部筐体と、
幹線側光ファイバと機器側光ファイバとをそれぞれ接続する光ファイバ接続部材と、
光ファイバ接続部材が装着されるとともに、主ケースの内側に装着される保持部材と、を備えた構成とすることもできる。
かかる構成であっても、主ケース、副ケースおよび背面ケースで構成された外部筐体の内部に、光ファイバ接続部材を収納するので、塵埃や湿気など光ファイバの情報伝達機能に悪影響を及ぼす要因から光ファイバの接続部を保護することができる。
ここで、光ファイバ接続部材は、幹線側光ファイバを接続する任意長さの接続用光ファイバが延出する光ファイバジャックにより構成することができる。
その場合、主ケースは、接続用光ファイバを背面側に導く引出口を有し、背面ケースは、引出口を覆うように主ケースの背面に装着されるとともに、幹線側光ファイバの挿通口を有し、更に、挿通口を通る幹線側光ファイバと当該挿通口との間の隙間を閉塞するシール部材を備えることが好ましい。
このように構成することで、挿通口から外部筐体内への塵埃や湿気の侵入を遮断することができる。
また、背面ケースには、挿通口に連続してシール部材の配置部を形成し、主ケースの背面にも、配置部と対向してシール部材の配置部を形成し、これら各配置部に挟まれるようにして配置されたシール部材が、挿通口に接して当該挿通口を閉塞する構成とすることが好ましい。
これにより、シール部材の位置決めを容易に行うことができ、しかもシール部材の位置ずれを防止することができる。
さらに、主ケースの背面には、幹線側光ファイバをシール部材の配置部近傍で固定する幹線側光ファイバ固定手段を設けることができる。また、主ケースには、背面に、接続用光ファイバおよび幹線側光ファイバの余長部分を巻き付けて保持可能な余長巻付け部を形成することができる。
かかる構成により、接続用光ファイバおよび幹線側光ファイバの余長処理を容易に行うことができる。
なお、余長巻き付け部と対向してその外周には、飛出し防止爪を設けることが好ましい。
また、本発明の光コンセントには、接続用光ファイバと幹線側光ファイバの接続部との接続部を被覆して補強する補強スリーブを備えることが好ましい。
この場合、主ケースには、背面に、補強スリーブを収納配置するスリーブ収納部を形成する。さらに、スリーブ収納部には、補強スリーブを固定するスリーブ固定手段を設けることが好ましい。
また、保持部材は、外部筐体の内部で接続用光ファイバを案内支持する湾曲形状のガイド部を有する構成としてもよい。
このように構成すれば、部品点数が減り、さらに上記のごとくガイド部材を保持部材へ装着する作業も必要なくなり、いっそう施工現場での作業性が向上する。
なお、上記ガイド部は、幹線側の光ファイバが、無理に曲げ応力の作用によって許容範囲以上に折れ曲がってしまう事態を回避する機能を有している。
保持部材は、主ケースに組み付け一体化するとともに、主ケースに対し回動自在な構成とすることもできる。このように構成することで、構成部品のばらつきに伴う組み立て作業の煩雑さを解消し、施工現場での取り扱いが容易となる。
上述した本発明の光コンセントは、外部筐体を、スイッチやコンセント等の配線器具が装着される規格化された配線器具取付枠に装着可能な寸法に形成するとともに、当該配線器具取付枠に係合する取付部を含む構成とすることができる。
このように構成することで、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、既存の規格化された配線器具取付枠を用いて、光コンセントを宅内の壁面等に施設することができる。
なお、配線器具取付枠の基本的な寸法形状等は、例えば、日本工業規格(JIS)に規格化されている。
以上説明したように、本発明によれば、塵埃や湿気等から光ファイバの接続部を保護するとともに、施工現場における作業性の向上を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
《第1の実施形態》
図1乃至図10は本発明の第1の実施形態に係る光コンセントの構成を示す図であり、図1は各部品を組み込んだ完成状態を示し、図2は各部品を分解した状態を示し、図3は光コンセントの宅内壁面への施設状況を示している。図4乃至図10はそれぞれ光コンセントの各部品を示している。
本実施形態の光コンセントは、図2に示すように、主ケース10、副ケース20(カバーともいう)、光ファイバアダプタ30(光ファイバ接続部材)、ガイド部材40、保持部材50の各部品で主要部が構成されている。
主ケース10と副ケース20は、光コンセントの外部筐体を構成する部品である。主ケース10は、図4に示すように、正面が開口しており、この正面開口部から他の部品(保持部材50等)が内部側に組み込まれる。主ケース10の外側面には、複数の係止爪11が形成されている。
副ケース20は、図5に示すように、背面が開口しており、この背面開口部の周縁から複数の係合片21が突き出して形成されている。これらの係合片21は、平面中央部分に切欠孔21aを有し、しかも弾力的に撓むことができる。
副ケース20は、背面開口部を主ケース10の正面開口部に合わせるようにして主ケース10に装着される。このとき、副ケース20の各係合片21に形成した切欠孔21aの縁部が、主ケース10の係止爪11に係合して、主ケース10と副ケース20が一体化する。これにより箱形の外部筐体が構成される。
光ファイバアダプタ30、ガイド部材40および保持部材50は、これら主ケース10と副ケース20で構成された外部筐体の内部に組み込まれる。
主ケース10の背面側には、幹線側光ファイバ62を挿通する挿通口12が形成されている。一方、副ケース20の正面側には、機器側光ファイバ70の差込口22が形成されている。
ここで、「幹線側光ファイバ」とは、宅内配線に用いられる光ファイバであり、一端がこの光コンセントの内部に配置され、他端が壁内等を引き回されて屋外の光ファイバ等と接続される。また、「機器側光ファイバ」とは、宅内の部屋に設置された光ファイバ接続機器とこの光コンセントとを繋ぐ光ファイバである。
本実施形態で用いる幹線側光ファイバ62および機器側光ファイバ70には、一端にコネクタ63,71が設けてある(図7参照)。それぞれのコネクタ63,71は、雄型光ファイバコネクタによって構成されている。雄型光ファイバコネクタには、例えば、SCコネクタと称する汎用の光ファイバコネクタが適用可能である。
光ファイバアダプタ30は、図6に示すように筒形の構成であり、中空部内にコネクタ接続部31が形成されている。この光ファイバアダプタ30は、図7に示すように、幹線側光ファイバ62および機器側光ファイバ70の各コネクタ63,71が互いに対向する方向から差し込むことができ、コネクタ接続部31でこれら各コネクタ63,71を光学的に接続する光ファイバ接続部材としての機能を有している。
光ファイバアダプタ30の外側背面には、図6(b)(c)(g)に示すように、両側部が楔状をした嵌合凸部32が形成されている。この嵌合凸部32は、図6(g)の上下方向に延びており、その背面中央部には弾力的に撓む係止爪33が突き出して形成してある。
ガイド部材40は、図8に示すように、円筒状のガイド本体41と、このガイド本体41の両端面中央部から突き出した装着軸42とを備えている。ガイド本体41の外周面は、図1に示すように、幹線側光ファイバ62を巻き付けて案内支持する機能を有している。ガイド本体41の外周面には、図8に示すように、円周方向にガイド溝41aが形成してあり、このガイド溝41aに沿って幹線側光ファイバ62を巻き付けるだけで、幹線側光ファイバ62の巻き付け作業を容易かつ適正に実施できるようになっている。
保持部材50は、光ファイバアダプタ30およびガイド部材40を主ケース10へ装着するための台座としての機能を有している。
この保持部材50には、図9に示すように、箱形をした本体の正面に蟻溝からなる嵌合溝51が形成されている。嵌合溝51は、図9(a)の上下方向に延びており、上端側から光ファイバアダプタ30の嵌合凸部32を嵌め込み、下方にスライドさせることで嵌合状態を形成することができる。これら嵌合溝51と嵌合凸部32は、光ファイバアダプタ30を保持部材50に装着するための第1係合部を構成している。
本実施形態では、図9(a)に示すように、2つの嵌合溝51,51を左右に並べて形成してあり、それぞれに光ファイバアダプタ30が装着可能となっている。
嵌合溝51の底面中央部には、切欠係合部52が形成してある。嵌合凸部32が嵌合溝51にスライド嵌合したとき、この切欠係合部52に光ファイバアダプタ30の係止爪33が係合して、嵌合溝51からの嵌合凸部32の自由な抜けを規制する(図6(h)参照)。なお、切欠係合部52は、保持部材50の裏面に貫通しており、裏面側から係止爪33を押し出すことで、切欠係合部52に対する係止爪33の係合状態を解除することができる。
また、保持部材50には、図9(a)(c)(d)に示すように、本体の上面両側部から上方へ支持アーム53が延出しており、これら支持アーム53の上端には凹状の軸受部54が形成されている。これら軸受部54には、図8に示したガイド部材40の装着軸42が嵌め込まれる。この嵌め込み操作をもって、ガイド部材40を保持部材50に装着することができる。
さらに、保持部材50には、外側面に複数の係止爪55が形成されている(図9(c)参照)。一方、主ケース10の内部には、図4(d)に示すように、正面側に突き出すようにして複数の係合片13が形成されている。これらの係合片13は、平面中央部分に切欠孔13aを有し、しかも弾力的に撓むことができる。
保持部材50を、主ケース10に設けた係合片13に囲まれた領域に正面側から嵌め込むと、主ケース10のの各係合片13に形成した切欠孔13aの縁部が、保持部材50の係止爪55に弾力的に係合する。この操作をもって保持部材50が主ケース10に装着される。すなわち、保持部材50の係止爪55と、主ケース10の係合片13は、保持部材50を主ケース10に装着するための第2係合部を構成している。
図10(a)〜(c)は、副ケース20に装着される透明窓80を示している。副ケース20の正面は、機器側光ファイバ70の差込口22付近が切り欠かれており(図5(d)参照)、この切欠部に透明窓80が取り付けられる。この透明窓80を透して、差込口22に差し込まれた機器側光ファイバ70のコネクタ71が視認できる。
図10(d)〜(f)は、副ケース20に装着される取付金具81を示している。この取付金具81は、図1(a)に示すように、副ケース20の両側部に装着される。
さて、本実施形態の光コンセントは、主ケース10と副ケース20で構成される外部筐体が、スイッチやコンセント等の配線器具が装着される規格化された配線器具取付枠100に装着可能な寸法形状に形成されている。
そして、取付金具81は、上記規格化された配線器具取付枠100に係合する取付部を有しており、この取付部を配線器具取付枠100に係合させることで、図3に示すように、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、配線器具取付枠100を介して本実施形態の光コンセント1を宅内の壁面101等に施設することができる。
次に、本実施形態の光コンセントを用いた光ファイバの宅内施工方法の一例を説明する(図1〜図3参照)。
まず、光コンセントを施設する室内壁面101等に取付口102を開ける。この取付口102から壁内に、幹線側光ファイバ62を成端処理されていない一端から挿入し、壁内や床下,天井等を引き回して、建物の外壁に設置した引込用キャビネットへ導き、同キャビネットに一端を収納する。
次いで、幹線側光ファイバ62の他端に設けたコネクタ63を、光ファイバアダプタ30に差し込むとともに、光ファイバアダプタ30の嵌合凸部32を保持部材50の嵌合溝51にスライド嵌合させて、保持部材50へ光ファイバアダプタ30を装着する。
続いて、ガイド部材40のガイド本体41に形成した外周面のガイド溝41aに沿って幹線側光ファイバ62を巻き付け、さらにガイド部材40の装着軸42を保持部材50の軸受部54に嵌め込む。
これにより、光ファイバアダプタ30とガイド部材40が、保持部材50に装着され、これら各部材が一体化する。この状態で、保持部材50を主ケース10に設けた係合片13の内側に嵌め込むと、係合片13に連結部材の係止爪55が係合して、主ケース10へ保持部材50が装着される。
その後、取付金具81を副ケース20に装着した状態で、副ケース20を主ケース10の正面側に装着することにより、光コンセント1の組立作業が完了する。なお、透明窓80は、あらかじめ副ケース20に取り付けられている。
このように組み立てられた光コンセント1を、図3に示すように配線器具取付枠100に装着するとともに、配線器具と同様、支持金具やビス等の締結具103を用いて、室内壁面101等に開けた取付口102に配線器具取付枠100を取り付ける。このようにして、光コンセント1が室内の壁面101等に施設される。最後に、光コンセント1の周囲に化粧プレート104を装着して、施設作業が終了する(図3(b)参照)。
《第2の実施形態》
図11乃至図17は本発明の第2の実施形態に係る光コンセントの構成を示す図であり、図11は各部品を組み込んだ完成状態を示し、図12は各部品を分解した状態を示している。図13乃至図17はそれぞれ光コンセントの各部品を示している。
なお、本実施形態に係る光コンセントにおいて、先に示した第1の実施形態に係る光コンセントと同一部分または相当する部分には、同一符号を付しその部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態の光コンセントは、図12に示すように、主ケース10、副ケース20、保持部材50、光ファイバアダプタ30(光ファイバ接続部材)の各部品で主要部が構成されている。
本実施形態の光コンセントでは、保持部材50の上部に幹線側光ファイバ62を案内支持するガイド部56を一体形成しており、これにより部品点数の削減を図っている。
ガイド部56は、図15に示すように湾曲形状をした外周面を有しており、光ファイバアダプタ30から延びる幹線側光ファイバ62を、この外周面で案内支持して主ケース10の背面にある挿通口12へと導く(図11(b)参照)。
本実施形態では、機器側光ファイバ62として、一般にPOFと呼ばれるプラスチック製の光ファイバを用いており、同光ファイバ62の一端に設けられたコネクタ63と、これを接続する光ファイバアダプタ30は、かかるPOF用の光ファイバに適合する構造となっている(図16,図17参照)。一般に、このPOF用光ファイバは、宅内の各部屋間や機器などを接続するLAN配線に用いられる。
なお、上記第1の実施形態で用いた機器側光ファイバは、FTTHに適した石英系ガラス光ファイバを使用しており、同光ファイバのコネクタ60と、これを接続する光ファイバアダプタ30は、かかるFTTHに適した石英系ガラス光ファイバに適合する構造となっている(図6,図7参照)。
ただし、本発明は光ファイバの種類に限定されるものではなく、第1の実施形態で示した構造の光コンセントを、POF用の光ファイバが接続される構成とすることもでき、また第2の実施形態で示される光コンセントを、FTTHに適した石英系ガラス光ファイバが接続される構成とすることもできる。
本実施形態では、図16(f)(g)に示すように、光ファイバアダプタ30の外側背部からバネ性を有する2本の係合脚部35が突き出して設けてある。この係合脚部35は、先端が鈎状に湾曲している。
一方、保持部材50の正面には、図15(a),図16(g)に示すように、2本の嵌合溝51が並べて形成されている。これらの嵌合溝51は、図16(a)の上下方向に延びており、光ファイバアダプタ30に形成した各係合脚部35の鈎状部分を上端側から嵌め込み、下方にスライドさせることで嵌合状態を形成することができる(図16(g)参照)。
本実施形態では、これら嵌合溝51と係合脚部35が、光ファイバアダプタ30を保持部材50に装着するための第1係合部を構成している。
また、本実施形態では、光ファイバアダプタ30として二芯用のものを用いている。二芯用の光ファイバアダプタ30は、図16(c)に示すように、中空部内の2つのコネクタ接続部31,31が形成されており、各コネクタ接続部31,31にそれぞれ幹線側光ファイバ62および機器側光ファイバ70の各コネクタ63,71が互いに対向する方向から差し込み可能となっている。
幹線側光ファイバ62には、2本の光ファイバ芯線が内蔵されている。幹線側光ファイバ62の一端には、二芯用の雄型光ファイバコネクタによってコネクタ63が形成されている(図17(a)(b)参照)。
さらに、本実施形態では、図11(b)に示すように、主ケース10の背面に形成した挿通口12の近くに、配置部15が形成してある。配置部15は、主ケース10と保持部材50の相互間に形成した凹部であり、この配置部15に、図17(c)(d)に示すような環状のシール部材90が配設される。
シール部材90は、ゴム等の弾力性のある材料で構成され、幹線側光ファイバ62の外周面に外嵌した状態で、配置部15に配設される(図11(b)参照)。シール部材90には、図17(d)に示すように切込み91が入れてあり、幹線側光ファイバ62へ外嵌する際は、この切込み91からシール部材90を拡開して幹線側光ファイバ62を差し込めばよい。
このシール部材90によって、挿通口から引き出される幹線側光ファイバ62と挿通口12との間の隙間を閉塞し、挿通口12から外部筐体内への塵埃や湿気の侵入を遮断することができる。
また、シール部材90を幹線側光ファイバ62の外周面に圧接または接着しておけば、外部から幹線側光ファイバ62に引張り荷重が作用したとき、このシール部材90が光ファイバアダプタ30に対するコネクタ63の抜止めとしても機能する。
次に、本実施形態の光コンセントを用いた光ファイバの宅内施工方法の一例を説明する(図11,図12参照)。
まず、光コンセントを施設する室内壁面等に取付口を開ける。この取付口から壁内に、幹線側光ファイバ62を成端処理されていない一端から挿入し、壁内や床下,天井等を引き回して、各部屋間を光LAN接続する。
次いで、幹線側光ファイバ62にシール部材90を外嵌するとともに、当該幹線側光ファイバ62の他端に設けたコネクタ63を、光ファイバアダプタ30に差し込み、さらに光ファイバアダプタ30の係合脚部35を保持部材50の嵌合溝51にスライド嵌合させて、保持部材50へ光ファイバアダプタ30を装着する。
これにより、光ファイバアダプタ30が保持部材50に装着され、これら各部材が一体化する。この状態で、保持部材50を主ケース10に設けた係合片13の内側に嵌め込むと、係合片13に保持部材50の係止爪55が係合して、主ケース10へ保持部材50が装着される。
このとき、コネクタ63から延びる幹線側光ファイバ62は、保持部材50に形成したガイド部56に沿って配置して挿通口12に導く。また、幹線側光ファイバ62に外嵌したシール部材90は、主ケース10と保持部材50の相互間に形成した配置部15に配置しておく。
その後、取付金具81を副ケース20に装着した状態で、副ケース20を主ケース10の正面側に装着することにより、光コンセント1の組立作業が完了する。
このように組み立てられた光コンセントを、配線器具取付枠に装着するとともに、配線器具と同様、支持金具やビス等の締結具を用いて、室内壁面等に開けた取付口に配線器具取付枠を取り付ける。このようにして、光コンセントが室内の壁面に施設される。最後に、光コンセントの周囲に化粧プレート104を装着して、施設作業が終了する。
《第3の実施形態》
図19(a)乃至(e)は本発明の第3の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図、図20(a)乃至(c)および図21(a)(b)は組立順序に沿って同光コンセントの構成を示す図である。
なお、本実施形態に係る光コンセントにおいて、先に示した第1,第2の実施形態に係る光コンセントと同一部分または相当する部分には、同一符号を付しその部分の詳細な説明は省略することもある。
本実施形態の光コンセントは、主ケース10、副ケース20(カバーともいう)、光ファイバアダプタ30(光ファイバ接続部材)、保持部材50の各部品で主要部が構成されている。
主ケース10と副ケース20は、光コンセントの外部筐体を構成する部品である。
主ケース10は正面が開口しており(例えば、図20(a)参照)、この正面開口部10aに副ケース20が装着される(図19(d)参照)。この主ケース10は、透明なプラスチック材料で形成してある。
主ケース10の周面には、複数の係止爪11が形成してあり、一方、副ケース20の周縁からは複数の係合片21が延出している。そして、これら係合片21と係止爪11との係合によって、主ケース10に副ケース20が装着される。
主ケース10の背面には、幹線側光ファイバ62を挿通するための挿通口12が形成してある(図19(d)参照)。本実施形態では、この挿通口12に連続してコネクタ挿通用の切欠部16も形成されている。この切欠部16は、幹線側光ファイバ62の先端に取り付けられたコネクタ63を、主ケース10の背面側から内部へ導き入れるための開口である。
さらに、主ケース10の内側背面部には、挿通口12から連続して、シール部材90の配置部15が起立壁に囲まれるようにして形成してある。本実施形態に係る光コンセントは、図20(d)(e)示す構成をしたシール部材90を備えている。シール部材90は、ゴム等の弾力性のある材料で構成してある。このシール部材90は、図19(d)示すように、幹線側光ファイバ62に外嵌された状態で、上記配置部15に配置される。配置部15に配置されたシール部材90は挿通口12に接し、これにより挿通口12が閉塞される。
ここで、主ケース10の内側背面には、後述する保持部材50の回動操作に伴い、幹線側光ファイバ62に装着されたシール部材90を、上記配置部15へ案内するガイド壁17が形成してある(図20(a)(b)参照)。すなわち、このガイド壁17は配置部15の上端から延出する傾斜面を有しており、この傾斜面に沿ってシール部材90が配置部15へと案内される構成となっている。
副ケース20の正面には、図19(e)に示すように、機器側光ファイバ62の差込口22が下向きに開口している。なお、副ケース20の両側部には、金属製の取付金具81が装着される。この取付金具81は、宅内の壁面等に汎用の配線器具取付枠を利用して光コンセントを装着するためのものであり、後述するように配線器具取付枠に適合した寸法形状をしている。
光ファイバアダプタ30は、幹線側光ファイバ62の一端と機器側光ファイバの一端とをそれぞれ接続する部品である。本実施形態では、各光ファイバとしてPOFと称するプラスチック製の光ファイバを用いている。かかるプラスチック製の光ファイバは、石英製の光ファイバに比べて曲げに強く、且つ成端加工が容易であるというメリットを有する。
プラスチック製光ファイバの成端加工に適したコネクタは種々の構成のものが市販されているが、本実施形態では、SMIプラグと称するPOF用コネクタを用いている。したがって、光ファイバアダプタ30は、このSMIプラグの接続に適した構成とする。
図22乃至図25は、本実施形態に係る光ファイバアダプタ30の構成を示す図である。
光ファイバアダプタ30は、幹線側光ファイバ62の一端に設けられたコネクタ63が接続される第一の接続部品36(図22参照)と、機器側光ファイバの一端に設けられたコネクタ63が接続される第二の接続部品37(図23参照)と、これら各接続部品を一端面を重ね合わせて保持する固定枠38(図24参照)とで構成される。
なお、図に示す光ファイバアダプタ30は、第一の接続部品36を第二の接続部品に、また第一の接続部品36を第二の接続部品にすることも可能である。
本実施形態では、市販のSMI中継光コネクタを改良して、光ファイバアダプタ30を製作している。上記市販のSMI中継光コネクタは、図22(a),図23(a)に示すごとく、各接続部品36,37の側端縁からフランジ36a,37a(同図のハッチング部分)が延出しており、これらフランジ36a,37aをビス止めして各接続部品36,37が重ね合わされる構成となっている。
本実施形態の光ファイバアダプタ30は、上記各接続部品36,37のフランジ36a,37aを削除して小形化を図り、これにより主ケース10内へ収納できるようにした。各接続部品36,37の重ね合わせは、図24に示す固定枠38によって実現している。
固定枠38は、各接続部品36,37の外周面を把持する形状に湾曲形成された薄肉状の金属部品で形成してある。固定枠38の上面は、中間部が切り欠いてありその内側端縁に、係止爪38aが形成してある。また、固定枠38の側縁には、係合片38bが屈曲形成してある。各接続部品36,37の重ね合わされる端面には上部に突条36b,37bが形成してあり、また各接続部品36,37の側面には、縦方向に延びる切欠溝36c,37cが形成してある。
光ファイバアダプタ30は、まず各接続部品36,37の端面を重ね合わせ、次いで、その重ね合わせ部分に上方から固定枠38を嵌め込むことで、簡易に組み立てられる(図25参照)。このとき、固定枠38の係止爪38aが各接続部品の突条36b,37bに係合し、さらに固定枠38の係合片38bが各接続部品の切欠溝36c,37cに係合する。これにより、組立状態が保持される。
上述した固定枠38には、後述する保持部材50へ装着するための係合爪部38cが延出して形成してある。
保持部材50は、図20(a)乃至(c)に示すように、主ケース10の内側に回動自在に装着される。すなわち、保持部材50の基端部からは軸受片57が延出しており、この軸受片57に長孔57aが形成してある。一方、主ケース10の内部には支軸18が形成してあり、この支軸18が長孔57aに係合している。これにより、保持部材50は、支軸18に対して回動自在であり、さらに長孔57aの長さだけスライド可能となっている。
保持部材50の正面には、図25(e)に示すように、係止溝部58が形成してあり、この係止溝部58に固定枠38の係合爪部38cが差し込み係止されて、光ファイバアダプタ30を保持する構成となっている。
また、保持部材50の上部は湾曲形状に形成されたガイド部56となっている(図19(d)参照)。主ケース10の内部に引き込まれた幹線側光ファイバ62は、この湾曲したガイド部62に沿って配置され、これにより同光ファイバ62の無理な折り曲げが防止される。
保持部材50の背面部には、主ケース10の背面に形成したコネクタ63挿通用の切欠部16を閉塞するための突出壁部59(背面蓋部)が形成してある(図20(a)乃至(c)参照)。さらに、保持部材50には、シール部材90を主ケース10の配置部15へ押圧保持するための押圧部60が形成してある(図19(d)参照)。加えて、保持部材50の側面には、シール部材90を着脱自在に保持しておく仮保持部61が突出形成してある(図20(a)参照)。工場出荷時にこの仮保持部61へシール部材90を装着しておくことで、微細部品であるシール部材90の搬送中や現場での紛失を防止することができる。
保持部材50は、回動動作によって主ケース10の内側へ嵌め込まれるが、その嵌め込み状態を保持するために、主ケース10の内部には複数の係合片13が形成してあり、一方、保持部材50の側面には、複数の係止爪55が形成してある。これら係合片13と係止爪55との係合によって、保持部材50は主ケース10に保持される。
図26(a)乃至(c)は、副ケース20に装着される取付金具81を示している。この取付金具81は、図19(a)に示すように、副ケース20の両側部に装着される。
すなわち、副ケース20の両側部には、図27(a)に示すように、横方向に突出した装着部20cが形成してあり、さらにこの装着部20cの両端には、取付金具81を保持するための係止爪20aが形成してある。また、副ケース20には、所定箇所(図27では、装着部20cの基端縁における中央部)に位置決め部20bが形成してある。
一方、取付金具81は、両端部が係合部81aとなっている。この係合部81aは、例えば、取付金具81の両端部を断面コ字状に加工して形成することができる。さらに、取付金具81には、副ケース20の位置決め部20bと係合する位置決め係合部81bが形成してある。本実施形態では、図26,図27に示すように、副ケース20の位置決め部20bを凸部で形成するとともに、取付金具81の位置決め係合部81bを凹部で形成し、これら凸部と凹部の係合をもって取付金具81を位置決めする構成となっている。なお、位置決め部20bを凹部で形成し、位置決め係合部81bを凸部で形成することもできる。
取付金具81は、副ケース20の装着部20cへ横方向から嵌め込むだけで、装着部20cの係止爪20aが取付金具81の係合部81aを弾力的に係合して装着される。このとき、副ケース20の位置決め部20bと取付金具81の位置決め係合部81bが係合して、取付金具81が適正位置に保持される。
上述した取付金具81と副ケース20の構成は、既述した実施形態の光コンセントにも適用できることは勿論である。
なお、本実施形態の光コンセントも、既述した実施形態と同様、主ケース10と副ケース20で構成される外部筐体が、スイッチやコンセント等の配線器具が装着される規格化された配線器具取付枠100に装着可能な寸法形状に形成されている。
そして、取付金具81は、上記規格化された配線器具取付枠100に係合する取付部を有しており、この取付部を配線器具取付枠100に係合させることで、図3に示すように、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、配線器具取付枠100を介して本実施形態の光コンセント1を宅内の壁面101等に施設することができる。
配線器具取付枠100に係合する取付部は、上記取付金具81で形成されている。
次に、本実施形態の光コンセントを用いた光ファイバの宅内施工方法について説明する(図20,図21参照)。
まず、保持部材50の仮保持部に装着してあるシール部材90を取り外し、幹線側光ファイバ62にその先端から嵌め込む。次いで、幹線側光ファイバ62の先端に光コネクタ63を装着して成端処理する。POF用光ファイバの成端処理方法としては、例えば、ホットプレート法が知られている。この方法は、光ファイバの先端を光コネクタ63の孔に挿入し、先端をカットした後、ホットレートツールと称する加熱工具を用いて、光ファイバの先端を加熱変形させ、光コネクタの先端面に押し当てる方法である。
その後、主ケース10に形成したコネクタ63挿通用の切欠部16を通して、主ケース10の背面側から内側へ光コネクタ63を導き入れ、光ファイバアダプタ30に接続する(図20(a))。続いて、シール部材90の位置をガイド壁17と対向するように調整しておき、保持部材50を、回動操作して主ケース10の背面側へ嵌め込む。この保持部材50の回動操作に伴い、シール部材90がガイド壁17に案内されて配置部15へ配置され、さらに、保持部材50の押圧部60によってシール部材90が配置部15へ押圧保持される(図20(b)(c))。
この操作をもって、主ケース10の挿通口12がシール部材90により閉塞されるとともに、主ケース10の切欠部16に保持部材50の突出壁部59が嵌合して当該切欠部16を閉塞する。また、配置部15にシール部材90が押圧保持されることで、幹線側光ファイバ62の軸方向への自由な移動も規制される。
主ケース10は、透明プラスチック材料で形成してあるので、配置部15へのシール部材90の配置状態を外部から視認することができる。もし、シール部材90が配置部15からずれていたような場合は、再度、保持部材50の上記回動操作をやり直せばよい。
次に、副ケース20を主ケース10の正面に装着する(図21(a)(b))。このようにして、光コンセントの施工現場での組立てを簡易に実施することができる。光コンセントは、宅内の壁面に施設した配線器具取付枠へ装着する。
《第4の実施形態》
図28は本発明の第4の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図、図29乃至図31は組立順序に沿って同光コンセントの構成を示す図である。
なお、本実施形態に係る光コンセントにおいて、先に示した第1乃至第3の実施形態に係る光コンセントと同一部分または相当する部分には、同一符号を付しその部分の詳細な説明は省略することもある。
本実施形態の光コンセントは、主ケース10、副ケース20(カバーともいう)、背面ケース200(背面カバーともいう)、光ファイバジャック210(光ファイバ接続部材)、保持部材50の各部品で主要部が構成されている。このうち、主ケース10、副ケース20および背面ケース200は、光コンセントの外部筐体を構成する部品である。背面ケース200は、主ケース10の背面に装着される(図28参照)。保持部材50は、主ケース10の正面側に回動自在に装着してあり、この保持部材50に光ファイバジャック210が装着される(図29参照)。
本実施形態では、光ファイバ接続部材として、図32に示す光ファイバジャック210を用いている。
光ファイバジャック210は、図32(e)に示すように、ジャック本体211の内側に設けたコネクタ接続部212に、あらかじめ接続用光ファイバ213の一端が接続してあり、この接続用光ファイバ213がジャック本体211から延出した構成となっている。
本実施形態においても、幹線側光ファイバ62は、単心線または2心テープ心線を有する光ファイバを用いている。
図30に示すように、接続用光ファイバ213の一端と、幹線側光ファイバの心線の一端とは、熱融着して接続される。さらに、その接続部分は、管状の補強スリーブ214を用いて補強するようになっている。
図32(a)(b)は、2本の機器側光ファイバを接続できる2心構造の光ファイバジャックの構成例を示し、同図(c)(d)は、1本の機器側光ファイバを接続できる単心構造の光ファイバジャックの構成例を示している。
図32(a)(b)に示す2心構造の光ファイバジャック210は、ジャック本体211を2個併設してあり、各ジャック本体211からそれぞれ接続用光ファイバ213が延出している。2個併設したジャック本体211は、固定金具215によって連結されている。また、図32(c)(d)に示す単心構造の光ファイバジャック210は、1個のジャック本体211から、接続用光ファイバ213が延出している。2心構造の光ファイバジャック210は、2個のジャック本体211を一体形成した構造であってもよいが、図に示す本実施形態では、単心構造の光ファイバジャック210と同じジャック本体211を用い、これを固定金具215で連結する構成とすることで部品の共通化を図り、部品点数の削減を実現している。
固定金具215は、例えば、図32(f)乃至(h)に示すようなL字形状の金属板で構成することができる。固定金具215の上面には、挟持片215aが切り起こして形成してある。この挟持片215aは、2個のジャック本体211を並べて連結して、2心構造の光ファイバジャック210を構成するために用いられる。図32(a)に示すように、ジャック本体211の上面には、挟持片215aが係合する長溝211aが形成してあり、この長溝211aに挟持片215aを引っ掛けることで、2個のジャック本体211が挟持片215aによって挟持されて連結状態が保持される。
また、本実施形態では、固定金具215は、後述するように光ファイバジャック210を保持部材50に装着する機能をも有している。このため、単心用の光ファイバジャック210にも、ジャック本体211に固定金具215が取り付けられる(図32(c)(d)参照)。単心構造の光ファイバジャック210へ取り付けるために、固定金具215の上面には、把持片215bが切り起こして形成してある。この把持片215bによってジャック本体211の上面を把持して、固定金具215がジャック本体211に取り付けられる。
固定金具215の上面から屈曲して延びる背面には、保持部材50へ装着するための係止爪215cが形成してある。
なお、固定金具215は、上述した用途に応じて挟持片215aと把持片215bのいずれかを選択し、必要のない一方は切断して用いられる。このように固定金具215も共通部品とすることで、部品点数の削減を図ることができる。
図33(a)乃至(c)は2心構造の光ファイバジャックを保持部材へ装着した状態を示す図で、図34(a)乃至(c)は単心構造の光ファイバジャックを保持部材へ装着した状態を示す図である。
保持部材50には、正面に係合スリット50aが形成してあり、係合スリット50aに固定金具215の係止爪215cを差し込んで係合させることで、光ファイバジャック210が保持部材50に装着される。単身用の光ファイバジャック210を保持部材50に装着する際は、図34(d)(e)に示すような構成のスペーサ216をジャック本体211の両脇に装着する。スペーサ216の幅は、2心構造の光ファイバジャック210の幅に合わせてあり、このスペーサ216を装着することで、単心構造の光ファイバジャック210の外形が、2心構造のものと同じになり、周辺部品の形状寸法を変えることなく、いずれの光ファイバジャック210も同じ条件で保持部材50に装着が可能となる。
また、保持部材50の上部は湾曲形状に形成されたガイド部56となっている。ガイド部56には、接続用光ファイバ213を背面側に案内する複数の案内溝56aが形成してあり、光ファイバジャック210から延出する接続用光ファイバ213は、いずれか適当な案内溝56aに沿って配置され、これにより接続用光ファイバ213の無理な折り曲げが防止される(図33(a)乃至(c)、図34(a)乃至(c)参照)。
保持部材50は、図29に示すように、主ケース10の内側に回動自在に装着される。すなわち、保持部材50の基端部からは軸受片57が延出しており、この軸受片57に長孔57aが形成してある。一方、主ケース10の内部には支軸18が形成してあり、この支軸18が長孔57aに係合している。これにより、保持部材50は、支軸18に対して回動自在であり、さらに長孔57aの長さだけスライド可能となっている。
保持部材50は、回動動作によって主ケース10の内側へ嵌め込まれるが、その嵌め込み状態を保持するために、主ケース10の内部には複数の係合片13が形成してあり、一方、保持部材50の側面には、複数の係止爪55が形成してある。これら係合片13と係止爪55との係合によって、保持部材50は主ケース10に保持される。
主ケース10は、正面が開口しており(例えば、図29(a)参照)、この正面開口部10aに副ケース20が装着される(図30参照)。
主ケース10の周面には、複数の係止爪11が形成してあり、一方、副ケース20の周縁からは複数の係合片21が延出している。そして、これら係合片21と係止爪11との係合によって、主ケース10に副ケース20が装着される。
副ケース20の正面には、図28(a)に示すように、機器側光ファイバ62の差込口22が下向きに開口している。なお、副ケース20の両側部には、第3の実施形態と同じく、図26に示した金属製の取付金具81が装着される。この取付金具81は、宅内の壁面等に汎用の配線器具取付枠を利用して光コンセントを装着するためのものであり、既述したように配線器具取付枠に適合した寸法形状をしている。
主ケース10の背面壁には、接続用光ファイバ213を背面側に導く引出口220が形成してある(図29参照)。この引出口220から引き出された接続用光ファイバ213の端部が、幹線側光ファイバ62の一端と接続され、さらにその接続部分が補強スリーブ214を用いて補強される。なお、幹線側光ファイバ62には、接続用光ファイバ213と接続される前に、ゴム等の弾力性のある材料で構成された環状のシール部材90が装着(外嵌)される(図30参照)
図31(b)に示すように、主ケース10の外側背面部には、互いに接続された接続用光ファイバ213と幹線側光ファイバ62の余長部分を巻き付けて保持するための余長巻き付け部221が形成してある。この余長巻き付け部221は、2つの円環状の起立壁で構成してあり、その外周に接続用光ファイバ213および幹線側光ファイバ62の余長部分が巻き付けられる。
また、主ケース10の外側背面部には、補強スリーブ214を収納配置するためのスリーブ収納部222が形成してある。このスリーブ収納部222は、凹部形状となっておりその側壁にはスリーブ固定具223を装着するための蟻溝222aが形成してある。
スリーブ固定具223(スリーブ固定手段)は、図35(a)(b)に示すように、補強スリーブ214を弾力的に把持する断面コ字状の凹部223aと、蟻溝222aに嵌め込む嵌合部223bとを有している。このスリーブ固定具223は、スリーブ収納部222に装着されて、凹部223aで補強スリーブ214を把持する。
図28に示すように、背面ケース200は、主ケース10の引出口220を覆うように、主ケース10の背面側に装着される。この背面ケース200には、幹線側光ファイバ62の挿通口201が形成してあり、この挿通口201を通して、幹線側光ファイバ62が主ケース10の背面側に引き込まれる。さらに、背面ケース200には、挿通口201に連続してその内側にシール部材90の配置部202が形成してある。この配置部202は、シール部材90の外形に合わせた凹部となっている。
主ケース10の外側背面部にも、背面ケース200の配置部202と対向する位置にシール部材90の配置部15が形成してある。この配置部15もシール部材90の外形に合わせた凹部となっている。
幹線側光ファイバ62に装着されたシール部材90は、主ケース10の配置部15に配置され、この状態で背面ケース200が主ケース10の背面側に装着される。このとき背面ケース200の配置部202に、シール部材90が収納される。シール部材90は、各配置部15,202に囲まれた状態で主ケース10と背面ケース200との間に置かれ、背面ケース200の挿通口201を内側から閉塞する。これにより、挿通口201からの湿気や塵埃の進入が防止される。
主ケース10に形成した配置部15の近傍位置には、図29,図31に示すように、幹線側光ファイバ止め具203(幹線側光ファイバ固定手段)が装着される。この幹線側光ファイバ止め具203は、図35(c)(d)に示すようにU字形状をした金具で形成してあり、幹線側光ファイバを差し込んで外被を把持して固定できる構造となっている(図31参照)。
なお、本実施形態の光コンセントも、既述した実施形態と同様、主ケース10、副ケース20および背面ケース200で構成される外部筐体が、スイッチやコンセント等の配線器具を装着する規格化された配線器具取付枠100に装着可能な寸法形状に形成されている。
そして、取付金具81は、上記規格化された配線器具取付枠100に係合する取付部を有しており、この取付部を配線器具取付枠100に係合させることで、図3に示すように、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、配線器具取付枠100を介して本実施形態の光コンセント1を宅内の壁面101等に施設することができる。
配線器具取付枠100に係合する取付部は、上述したように取付金具81(図26参照)で形成されている。
次に、本実施形態の光コンセントを用いた光ファイバの宅内施工方法について説明する(図29乃至図31、および図28参照)。
光ファイバジャック210は、工場出荷時にあらかじめ保持部材50に装着するとともに、接続用光ファイバ213を引出口220から背面側に通し、さらに保持部材50を主ケース10の内側に装着して、副ケース20を主ケース10の正面側に装着した状態としておくことが好ましい。また、スリーブ固定具223と幹線側光ファイバ止め具203も、工場出荷時にあらかじめ主ケース10に装着しておくことが好ましい。
施工現場では、まず、幹線側光ファイバ62を背面ケース200の挿通口201に通すとともに、幹線側光ファイバ62にシール部材90をあらかじめ外嵌し、さらに同光ファイバ62の一端から任意の長さだけ外被を剥ぎとり心線を露出させる(図30参照)。そして、幹線側光ファイバ62の心線と、接続用光ファイバ213の心線とを熱融着して接続し、さらにその接続部分を補強スリーブ214を用いて補強する。補強スリーブ214は、各光ファイバ62,213の接続部分に外嵌して配置しておき、専用の工具を用いて熱融着することで、各光ファイバ62,213の接続部分に固定される。
次いで、幹線側光ファイバ62と接続用光ファイバ213の余長部分を、主ケース10の余長巻き付け部221に巻き付けるとともに、補強スリーブ214をスリーブ固定具223に差し込んだ状態で主ケース10のスリーブ収納部222に収納配置する。さらに、シール部材90を主ケース10の配置部15へ配置するとともに、幹線側光ファイバ止め具203に幹線側光ファイバ62を差し込んで挟持固定する。幹線側光ファイバ62を幹線側光ファイバ止め具203で固定することにより、シール部材90が主ケース10の配置部15に保持される。
その後、背面ケース200を主ケース10の裏面側に装着して、光コンセントの組立が完了する。このようにして、本実施形態の光コンセントは、施工現場で容易に組立てることができる。組立が完了した光コンセントは、宅内の壁面に施設した配線器具取付枠へ装着する。
《変形例・応用例》
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、幹線側光ファイバの一端は、工場生産時に光ファイバコネクタによって成端処理しておけば、施工現場での作業がきわめて容易になるが、必要に応じて施工現場で成端処理することもできる。この場合、第2の実施形態で用いたシール部材90には、切込みを設けずに、成端処理されていない幹線側光ファイバの一端から差し込む構成とすることもできる。
また、図6,図18に示した光ファイバアダプタ30や雌型光ファイバコネクタ65を第3の実施形態に係る光コンセントに適用することもでき、さらに、図24に示した光ファイバアダプタ30を第1,第2の実施形態に係る光コンセントに適用することもできる。
第1係合部を構成する嵌合凸部32は、図6,図18に示した光ファイバアダプタ30や雌型光ファイバコネクタ65とは別部品として製作し、両面粘着テープ等を用いてこれら光ファイバアダプタ30や雌型光ファイバコネクタ65に取り付ける構成としてもよい。このように構成すれば、既存の光ファイバアダプタや雌型光ファイバコネクタにも嵌合凸部32を設けることができる。嵌合凸部32を構成する部品には、係止爪33も併せて形成しておくことが好ましい。
また、第1乃至第3の実施形態では、雄型光ファイバコネクタを用いて幹線側光ファイバの一端にコネクタを形成したが、これを図18に示すような雌型光ファイバコネクタ65により構成することもできる。この場合、雌型光ファイバコネクタを、機器側光ファイバのコネクタを接続するための光ファイバ接続部材として兼用することもできる。
雌型光ファイバコネクタ65の背面には、嵌合凸部32と係止爪33が形成してあり、嵌合凸部32は保持部材50の嵌合溝51に嵌め込まれ、係止爪33は切欠係合部52と係合する。このように構成すれば、光ファイバアダプタを省略でき、部品点数が削減される。
また、第3の実施形態の構成において、主ケース10の背面に形成した光コネクタ63を挿通するための切欠部16を省略することもできる。幹線側光ファイバ62をあらかじめ挿通口20112に通しておき、その後、同光ファイバの先端を成端処理すれば、上記切欠部16がなくとも、現場での組立作業に支障はない。
第4の実施形態の構成においては、図31(b)に示すように、余長巻き付け部221の外周数カ所に、光ファイバの飛出し防止爪225を設けることが好ましい。光ファイバ心線は弾力性を有しており、許容される最小曲げ半径に近づくにつれてその弾性力が大きくなり、余長巻き付け部221からはみ出し易くなる傾向がある。
そこで、余長巻き付け部221と対向してその外周に断面L字状の飛出し防止爪225を設けておけば、この飛出し防止爪225に規制されて、余長巻き付け部221に巻回された光ファイバの飛出し(はみ出し)を防止することができる。
さらに、図36(a)(b)に拡大して示すように、飛出し防止爪225と対向する余長巻き付け部221の周面部位に凹部226を形成すれば、余長巻き付け部(溝)221の幅と略同一の長さの飛出し防止爪225を設けることができ、この凹部226から飛出し防止爪225の内側へ光ファイバを導いて、容易に余長巻き付け部221の周面へ巻回することが可能であり、巻き付け作業中に光ファイバ心線へ多少の張力が加わっても余長巻き付け部の内側壁に沿って最小曲げ半径になった場合でも飛出し防止爪225から外れて飛出し(はみ出し)する事がないので余長巻き付けの作業性がいっそう向上する。
本発明の第1の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図、(c)は背面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光コンセントを分解して示す断面図である。 (a)は本発明の第1の実施形態に係る光コンセントの宅内壁面への施設状況を示す斜視図、(b)は宅内壁面に施設された光コンセントの斜視図である。 主ケースを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は側面断面図、(e)は背面図である。 副ケースを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は側面断面図、(e)は背面図である。 光ファイバアダプタを示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は側面断面図、(e)は平面断面図、(f)は側面図、(g)は背面図、(h)は保持部材への装着状態を示す側面断面図、(i)は同じく平面図である。 光ファイバアダプタ、幹線側光ファイバおよび機器側光ファイバを示す正面図である。 ガイド部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 保持部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は側面断面図、(e)は嵌合溝を拡大して示す正面図、(f)は同じく平面図である。 (a)は透明窓の正面図、(b)は同じく底面断面図、(c)は同じく側面図である。(d)は取付金具の正面図、(b)は同じく底面図、(f)同じく側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図、(c)は対面図、(d)は背面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光コンセントを分解して示す断面図である。 主ケース10を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は側面断面図、(e)は背面図である。 副ケースを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は側面断面図、(e)は背面図である。 保持部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 光ファイバアダプタを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面断面図、(d)は側面断面図、(e)は背面図、(f)は底面図、(g)は保持部材への装着状態を示す底面断面図である。 (a)は幹線側光ファイバのコネクタを示す正面図、(b)は同じく底面図、(c)はシール部材の正面図、(d)は同じく底面図である。 雌型光ファイバコネクタを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は側面断面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は側面断面図、(e)は底面図である。 (a)乃至(c)は、図19に示した光コンセントを、組立順序に沿って示す側面断面図、(d)はシール部材90の正面図、(e)はシール部材の側面図である。 (a)(b)は、図20に続く組立順序に沿って図19の光コンセントを示す側面断面図である。 (a)は従来の光ファイバアダプタの第一接続部品を示す左側面図、(b)は第3の実施形態に係る光ファイバアダプタの第一接続部品を示す平面図、(c)は同じく平面断面図、(d)は同じく左側面図、(e)は同じく正面図、(f)は同じく右側面図である。 (a)は従来の光ファイバアダプタの第二接続部品を示す右側面図、(b)は第3の実施形態に係る光ファイバアダプタの第二接続部品を示す平面図、(c)は同じく平面断面図、(d)は同じく正面図、(e)は同じく右側面図である。 (a)は第3の実施形態に係る光ファイバアダプタの固定枠を示す平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 (a)は第3の実施形態に係る光ファイバアダプタの平面図、(b)は同じく正面図、(c)は同じく左側面図、(d)は同じく平面断面図、(e)は保持部材への装着状態を示す左側面図である。 (a)は取付金具の正面図、(b)は同じく底面図、(f)同じく側面図である。 (a)は副ケースの正面図、(b)は同じく側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 図28に示した光コンセントを、組立順序に沿って示す側面断面図である。 図28に示した光コンセントを、組立順序に沿って図29に続いて示す側面断面図である。 図28に示した光コンセントを、組立順序に沿って図30に続いて示す図で、(a)は側面図、(b)は側断面図である。 (a)は2心構造の光ファイバジャックを示す平面図、(b)は同じく背面図、(c)は単心構造の光ファイバジャックを示す平面図、(d)は同じく背面図、(e)は光ファイバジャックの側断面図、(f)は固定金具の平面図、(g)は同じく側面図、(h)は同じく背面図、(i)は把持片を切り取った状態を示す固定金具の平面図、(j)は挟持片を切り取った状態を示す平面図である。 2心構造の光ファイバジャックを保持部材に装着した状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 (a)乃至(c)は単心構造の光ファイバジャックを保持部材に装着した状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。(d)はスペーサを示す平面図、(e)は同じく背面図である。 (a)はスリーブ固定具の正面図、(b)は同じく側面図、(c)は幹線側光ファイバ止め具の正面図、(c)は平面図である。 本発明の第4の実施形態に対する変形例を示す図である。
符号の説明
10:主ケース、11:係止爪、12:挿通口201、13:係合片、13a:切欠孔、15:配置部、16:切欠部、17:ガイド壁、18:支軸
20:副ケース、20a:係止爪、20b:位置決め部、20c:装着部、21:係合片、21a:切欠孔、22:差込口、
30:光ファイバアダプタ、31:コネクタ接続部、32:嵌合凸部、33:係止爪、35:係合脚部、36:第一の接続部品、36b:突条、36c:切欠溝、37:第二の接続部品、37b:突条、37c:切欠溝、38:固定枠、38a:係止爪、38b:係合片、38c:係合爪部
40:ガイド部材、41:ガイド本体、41a:ガイド溝、42:装着軸、
50:保持部材、51:嵌合溝、52:切欠係合部、53:支持アーム、54:軸受部、55:係止爪、56:ガイド部、57:軸受片、57a:長孔、58:係止溝部、59:突出壁部、60:押圧部、61:仮保持部、
62:幹線側光ファイバ、63:コネクタ、65:雌型光ファイバコネクタ、
70:機器側光ファイバ、71:コネクタ、
80:透明窓、81:取付金具、81a:係合部、81b:位置決め係合部、
90:シール部材、91:切込み、
100:配線器具取付枠、101:壁面、102:取付口、103:締結具、104:化粧プレート
200:背面ケース、201:挿通口、202:配置部、203:幹線側光ファイバ止め具
210:光ファイバジャック、211:ジャック本体、212:コネクタ接続部、214:補強スリーブ、215:固定金具、215a:挟持片、215b:把持片、215c:係止爪、216:スペーサ
220:引出口、221:余長巻き付け部、222:スリーブ収納部、222a:蟻溝、223:スリーブ固定具、225:飛出し防止爪、226:凹部

Claims (13)

  1. 宅内の壁面に施設され、宅内配線に用いられる幹線側光ファイバを、宅内に置かれた光ファイバ接続機器から延びる機器側光ファイバと光学的に接続する光コンセントであって、
    正面に開口部を有する主ケースと、この主ケースの正面開口部に装着される副ケースとを含む外部筐体と、
    前記幹線側光ファイバと前記機器側光ファイバとをそれぞれ接続する光ファイバ接続部材と、
    前記光ファイバ接続部材が装着されるとともに、前記主ケースの内側に装着される保持部材と、を備え、
    前記保持部材は、前記外部筐体の内部で前記幹線側光ファイバを案内支持する湾曲形状のガイド部が一体形成されており、
    前記副ケースの正面側には、機器側光ファイバの差込口が形成され、
    前記主ケースの背面には、前記幹線側光ファイバの挿通口が形成され、且つ、この挿通口から引き出される幹線側光ファイバと当該挿通口との間の隙間を閉塞するシール部材を備え、
    前記主ケースには、前記挿通口に連続して前記シール部材の配置部が形成され、
    前記保持部材には、前記配置部に配置された前記シール部材を押圧して保持する押圧部が形成され、
    当該押圧部によって前記配置部へ押圧保持されたシール部材が、前記挿通口に接して当該挿通口を閉塞する構成としたことを特徴とする光コンセント。
  2. 前記保持部材は、前記主ケースに組み付けられており、且つ、前記主ケースに対し回動自在であることを特徴とする請求項1の光コンセント。
  3. 前記保持部材と光ファイバ接続部材の相互間に第1係合部を設け、この第1係合部を介して前記光ファイバ接続部材が前記保持部材に装着されることを特徴とする請求項1又は2の光コンセント。
  4. 前記第1係合部は、前記保持部材と光ファイバ接続部材のうち、いずれか一方に形成された蟻溝からなる嵌合溝と、他方に形成され前記嵌合溝にスライド嵌合する嵌合凸部とで構成されていることを特徴とする請求項3の光コンセント。
  5. 前記第1係合部は、前記保持部材と光ファイバ接続部材のうち、いずれか一方に形成された係止溝と、他方に形成され前記係止溝に係合する係合脚部とで構成されていることを特徴とする請求項3の光コンセント。
  6. 前記主ケースと保持部材の相互間に、嵌め込み操作をもって係合する第2係合部を設け、この第2係合部を介して前記保持部材が前記主ケースに装着されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光コンセント。
  7. 前記第2係合部は、前記主ケースと保持部材のうち、いずれか一方に形成された係止爪と、他方に形成され前記係止爪と弾力的に係合する係合片とで構成されていることを特徴とする請求項6の光コンセント。
  8. 前記保持部材は、前記シール部材を着脱自在に装着可能な仮保持部を備えることを特徴とする請求項の光コンセント。
  9. 前記主ケースは、透明プラスチック材料で形成してあり、前記配置部への前記シール部材の配置状態を外部から視認可能であることを特徴とする請求項に記載の光コンセント。
  10. 前記主ケースには、前記挿通口に連続して切欠部が形成されており、当該切欠部は、前記幹線側光ファイバに装着された光ファイバコネクタを挿通可能であり、
    前記保持部材には、前記切欠部を閉塞する背面蓋部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の光コンセント。
  11. 一端が雄型光ファイバコネクタによりあらかじめ成端処理された機器側および幹線側の各光ファイバを光学的に接続する請求項1乃至10のいずれか一項に記載の光コンセントにおいて、
    前記光ファイバ接続部材を、前記各雄型光ファイバコネクタを互いに対向する方向から差し込み接続可能な光ファイバアダプタで構成したことを特徴とする光コンセント。
  12. 一端が雄型光ファイバコネクタによりあらかじめ成端処理された機器側光ファイバと、幹線側光ファイバとを光学的に接続する請求項1乃至11のいずれか一項に記載の光コンセントにおいて、
    前記幹線側光ファイバの一端を雌型光ファイバコネクタによりあらかじめ成端処理するとともに、当該雌型光ファイバコネクタにより前記光ファイバ接続部材を構成したことを特徴とする光コンセント。
  13. 前記外部筐体は、配線器具が装着される規格化された配線器具取付枠に装着可能な寸法に形成されるとともに、当該配線器具取付枠に係合する取付部が前記副ケースの両側部に装着されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の光コンセント。
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