JP4651709B2 - 光コンセント - Google Patents
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Description
また、超高速インターネット接続技術の発展にともない、一般住宅においても、アクセス回線として光ファイバケーブル(以下、単に「光ファイバ」ということもある)を利用したインターネット接続サービス、いわゆるFTTH(Fiber To The Home)の導入が進みつつある。
光ファイバ宅内配線の一般住宅への普及推進には、宅内の各部屋で容易に光ファイバを接続できる屋内配線器具(すなわち、光コンセント)の開発が欠かせない。
正面に開口部を有する主ケースと、この主ケースの正面開口部に装着される副ケースとで構成された外部筐体と、
幹線側光ファイバと機器側光ファイバとをそれぞれ接続する光ファイバ接続部材と、
光ファイバ接続部材が装着されるとともに、主ケースの内側に装着される保持部材と、を備えたことを特徴とする。
例えば、第1係合部は、保持部材と光ファイバ接続部材のうち、いずれか一方に形成された蟻溝状の嵌合溝と、他方に形成され嵌合溝にスライド嵌合する嵌合凸部とで構成することができる。
また、第1係合部は、保持部材と光ファイバ接続部材のうち、いずれか一方に形成された係止溝と、他方に形成され係止溝に係合する係合脚部とで構成することもできる。
これにより、工具を必要とせず簡単な嵌め込み操作だけで、光ファイバ接続部材を保持部材に装着でき、施工現場での作業性がきわめて良好となる。
これにより、工具を必要とせず簡単な嵌め込み操作だけで、保持部材を主ケースに装着でき、施工現場での作業性がいっそう良好となる。
保持部材には、このガイド部材も装着される構成としてもよい。
ここで、ガイド部材は、幹線側光ファイバが巻き付けられる円筒状のガイド本体と、このガイド本体の両端面から突き出した装着軸とを有する構成とし、一方、保持部材には、装着軸が嵌め込まれる軸受部を形成する。
このように構成すれば、工具を必要とせず、ガイド部材の装着軸を保持部材の軸受部に嵌め込むだけの簡単な操作で、ガイド部材を保持部材に装着でき、施工現場での作業性がきわめて良好となる。
このように構成すれば、部品点数が減り、さらに上記のごとくガイド部材を保持部材へ装着する作業も必要なくなり、いっそう施工現場での作業性が向上する。
このように構成することで、挿通口から外部筐体内への塵埃や湿気の侵入を遮断することができる。
切欠部を形成することで、幹線側光ファイバの一端を光ファイバコネクタにより成端処理した後、当該コネクタを切欠部を通して、主ケースの背面側から内側へ導き入れ、光ファイバ接続部材に接続することが可能となる。
また、保持部材に、シール部材を着脱自在に装着可能な仮保持部を設け、工場出荷時にこの仮保持部へシール部材を装着しておけば、微細部品であるシール部材の搬送中や現場での紛失を防止することができる。
この場合は、光ファイバ接続部材は、各雄型光ファイバコネクタを互いに対向する方向から差し込み接続可能な光ファイバアダプタで構成することが好ましい。
この場合は、幹線側光ファイバの一端を雌型光ファイバコネクタによりあらかじめ成端処理するとともに、当該雌型光ファイバコネクタにより光ファイバ接続部材を構成することが好ましい。
正面に開口部を有する主ケースと、この主ケースの正面開口部に装着される副ケースと、主ケースの背面に装着される背面ケースとを含む外部筐体と、
幹線側光ファイバと機器側光ファイバとをそれぞれ接続する光ファイバ接続部材と、
光ファイバ接続部材が装着されるとともに、主ケースの内側に装着される保持部材と、を備えた構成とすることもできる。
このように構成することで、挿通口から外部筐体内への塵埃や湿気の侵入を遮断することができる。
これにより、シール部材の位置決めを容易に行うことができ、しかもシール部材の位置ずれを防止することができる。
かかる構成により、接続用光ファイバおよび幹線側光ファイバの余長処理を容易に行うことができる。
なお、余長巻き付け部と対向してその外周には、飛出し防止爪を設けることが好ましい。
この場合、主ケースには、背面に、補強スリーブを収納配置するスリーブ収納部を形成する。さらに、スリーブ収納部には、補強スリーブを固定するスリーブ固定手段を設けることが好ましい。
このように構成すれば、部品点数が減り、さらに上記のごとくガイド部材を保持部材へ装着する作業も必要なくなり、いっそう施工現場での作業性が向上する。
なお、上記ガイド部は、幹線側の光ファイバが、無理に曲げ応力の作用によって許容範囲以上に折れ曲がってしまう事態を回避する機能を有している。
このように構成することで、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、既存の規格化された配線器具取付枠を用いて、光コンセントを宅内の壁面等に施設することができる。
なお、配線器具取付枠の基本的な寸法形状等は、例えば、日本工業規格(JIS)に規格化されている。
《第1の実施形態》
図1乃至図10は本発明の第1の実施形態に係る光コンセントの構成を示す図であり、図1は各部品を組み込んだ完成状態を示し、図2は各部品を分解した状態を示し、図3は光コンセントの宅内壁面への施設状況を示している。図4乃至図10はそれぞれ光コンセントの各部品を示している。
副ケース20は、図5に示すように、背面が開口しており、この背面開口部の周縁から複数の係合片21が突き出して形成されている。これらの係合片21は、平面中央部分に切欠孔21aを有し、しかも弾力的に撓むことができる。
副ケース20は、背面開口部を主ケース10の正面開口部に合わせるようにして主ケース10に装着される。このとき、副ケース20の各係合片21に形成した切欠孔21aの縁部が、主ケース10の係止爪11に係合して、主ケース10と副ケース20が一体化する。これにより箱形の外部筐体が構成される。
光ファイバアダプタ30、ガイド部材40および保持部材50は、これら主ケース10と副ケース20で構成された外部筐体の内部に組み込まれる。
ここで、「幹線側光ファイバ」とは、宅内配線に用いられる光ファイバであり、一端がこの光コンセントの内部に配置され、他端が壁内等を引き回されて屋外の光ファイバ等と接続される。また、「機器側光ファイバ」とは、宅内の部屋に設置された光ファイバ接続機器とこの光コンセントとを繋ぐ光ファイバである。
この保持部材50には、図9に示すように、箱形をした本体の正面に蟻溝状の嵌合溝51が形成されている。嵌合溝51は、図9(a)の上下方向に延びており、上端側から光ファイバアダプタ30の嵌合凸部32を嵌め込み、下方にスライドさせることで嵌合状態を形成することができる。これら嵌合溝51と嵌合凸部32は、光ファイバアダプタ30を保持部材50に装着するための第1係合部を構成している。
本実施形態では、図9(a)に示すように、2つの嵌合溝51,51を左右に並べて形成してあり、それぞれに光ファイバアダプタ30が装着可能となっている。
保持部材50を、主ケース10に設けた係合片13に囲まれた領域に正面側から嵌め込むと、主ケース10のの各係合片13に形成した切欠孔13aの縁部が、保持部材50の係止爪55に弾力的に係合する。この操作をもって保持部材50が主ケース10に装着される。すなわち、保持部材50の係止爪55と、主ケース10の係合片13は、保持部材50を主ケース10に装着するための第2係合部を構成している。
さて、本実施形態の光コンセントは、主ケース10と副ケース20で構成される外部筐体が、スイッチやコンセント等の配線器具が装着される規格化された配線器具取付枠100に装着可能な寸法形状に形成されている。
そして、取付金具81は、上記規格化された配線器具取付枠100に係合する取付部を有しており、この取付部を配線器具取付枠100に係合させることで、図3に示すように、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、配線器具取付枠100を介して本実施形態の光コンセント1を宅内の壁面101等に施設することができる。
まず、光コンセントを施設する室内壁面101等に取付口102を開ける。この取付口102から壁内に、幹線側光ファイバ62を成端処理されていない一端から挿入し、壁内や床下,天井等を引き回して、建物の外壁に設置した引込用キャビネットへ導き、同キャビネットに一端を収納する。
続いて、ガイド部材40のガイド本体41に形成した外周面のガイド溝41aに沿って幹線側光ファイバ62を巻き付け、さらにガイド部材40の装着軸42を保持部材50の軸受部54に嵌め込む。
これにより、光ファイバアダプタ30とガイド部材40が、保持部材50に装着され、これら各部材が一体化する。この状態で、保持部材50を主ケース10に設けた係合片13の内側に嵌め込むと、係合片13に連結部材の係止爪55が係合して、主ケース10へ保持部材50が装着される。
このように組み立てられた光コンセント1を、図3に示すように配線器具取付枠100に装着するとともに、配線器具と同様、支持金具やビス等の締結具103を用いて、室内壁面101等に開けた取付口102に配線器具取付枠100を取り付ける。このようにして、光コンセント1が室内の壁面101等に施設される。最後に、光コンセント1の周囲に化粧プレート104を装着して、施設作業が終了する(図3(b)参照)。
図11乃至図17は本発明の第2の実施形態に係る光コンセントの構成を示す図であり、図11は各部品を組み込んだ完成状態を示し、図12は各部品を分解した状態を示している。図13乃至図17はそれぞれ光コンセントの各部品を示している。
なお、本実施形態に係る光コンセントにおいて、先に示した第1の実施形態に係る光コンセントと同一部分または相当する部分には、同一符号を付しその部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態の光コンセントでは、保持部材50の上部に幹線側光ファイバ62を案内支持するガイド部56を一体形成しており、これにより部品点数の削減を図っている。
ガイド部56は、図15に示すように湾曲形状をした外周面を有しており、光ファイバアダプタ30から延びる幹線側光ファイバ62を、この外周面で案内支持して主ケース10の背面にある挿通口12へと導く(図11(b)参照)。
なお、上記第1の実施形態で用いた機器側光ファイバは、FTTHに適した石英系ガラス光ファイバを使用しており、同光ファイバのコネクタ60と、これを接続する光ファイバアダプタ30は、かかるFTTHに適した石英系ガラス光ファイバに適合する構造となっている(図6,図7参照)。
ただし、本発明は光ファイバの種類に限定されるものではなく、第1の実施形態で示した構造の光コンセントを、POF用の光ファイバが接続される構成とすることもでき、また第2の実施形態で示される光コンセントを、FTTHに適した石英系ガラス光ファイバが接続される構成とすることもできる。
一方、保持部材50の正面には、図15(a),図16(g)に示すように、2本の嵌合溝51が並べて形成されている。これらの嵌合溝51は、図16(a)の上下方向に延びており、光ファイバアダプタ30に形成した各係合脚部35の鈎状部分を上端側から嵌め込み、下方にスライドさせることで嵌合状態を形成することができる(図16(g)参照)。
本実施形態では、これら嵌合溝51と係合脚部35が、光ファイバアダプタ30を保持部材50に装着するための第1係合部を構成している。
幹線側光ファイバ62には、2本の光ファイバ芯線が内蔵されている。幹線側光ファイバ62の一端には、二芯用の雄型光ファイバコネクタによってコネクタ63が形成されている(図17(a)(b)参照)。
シール部材90は、ゴム等の弾力性のある材料で構成され、幹線側光ファイバ62の外周面に外嵌した状態で、配置部15に配設される(図11(b)参照)。シール部材90には、図17(d)に示すように切込み91が入れてあり、幹線側光ファイバ62へ外嵌する際は、この切込み91からシール部材90を拡開して幹線側光ファイバ62を差し込めばよい。
このシール部材90によって、挿通口から引き出される幹線側光ファイバ62と挿通口12との間の隙間を閉塞し、挿通口12から外部筐体内への塵埃や湿気の侵入を遮断することができる。
また、シール部材90を幹線側光ファイバ62の外周面に圧接または接着しておけば、外部から幹線側光ファイバ62に引張り荷重が作用したとき、このシール部材90が光ファイバアダプタ30に対するコネクタ63の抜止めとしても機能する。
まず、光コンセントを施設する室内壁面等に取付口を開ける。この取付口から壁内に、幹線側光ファイバ62を成端処理されていない一端から挿入し、壁内や床下,天井等を引き回して、各部屋間を光LAN接続する。
これにより、光ファイバアダプタ30が保持部材50に装着され、これら各部材が一体化する。この状態で、保持部材50を主ケース10に設けた係合片13の内側に嵌め込むと、係合片13に保持部材50の係止爪55が係合して、主ケース10へ保持部材50が装着される。
このとき、コネクタ63から延びる幹線側光ファイバ62は、保持部材50に形成したガイド部56に沿って配置して挿通口12に導く。また、幹線側光ファイバ62に外嵌したシール部材90は、主ケース10と保持部材50の相互間に形成した配置部15に配置しておく。
このように組み立てられた光コンセントを、配線器具取付枠に装着するとともに、配線器具と同様、支持金具やビス等の締結具を用いて、室内壁面等に開けた取付口に配線器具取付枠を取り付ける。このようにして、光コンセントが室内の壁面に施設される。最後に、光コンセントの周囲に化粧プレート104を装着して、施設作業が終了する。
図19(a)乃至(e)は本発明の第3の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図、図20(a)乃至(c)および図21(a)(b)は組立順序に沿って同光コンセントの構成を示す図である。
なお、本実施形態に係る光コンセントにおいて、先に示した第1,第2の実施形態に係る光コンセントと同一部分または相当する部分には、同一符号を付しその部分の詳細な説明は省略することもある。
主ケース10は正面が開口しており(例えば、図20(a)参照)、この正面開口部10aに副ケース20が装着される(図19(d)参照)。この主ケース10は、透明なプラスチック材料で形成してある。
光ファイバアダプタ30は、幹線側光ファイバ62の一端に設けられたコネクタ63が接続される第一の接続部品36(図22参照)と、機器側光ファイバの一端に設けられたコネクタ63が接続される第二の接続部品37(図23参照)と、これら各接続部品を一端面を重ね合わせて保持する固定枠38(図24参照)とで構成される。
なお、図に示す光ファイバアダプタ30は、第一の接続部品36を第二の接続部品に、また第一の接続部品36を第二の接続部品にすることも可能である。
固定枠38は、各接続部品36,37の外周面を把持する形状に湾曲形成された薄肉状の金属部品で形成してある。固定枠38の上面は、中間部が切り欠いてありその内側端縁に、係止爪38aが形成してある。また、固定枠38の側縁には、係合片38bが屈曲形成してある。各接続部品36,37の重ね合わされる端面には上部に突条36b,37bが形成してあり、また各接続部品36,37の側面には、縦方向に延びる切欠溝36c,37cが形成してある。
すなわち、副ケース20の両側部には、図27(a)に示すように、横方向に突出した装着部20cが形成してあり、さらにこの装着部20cの両端には、取付金具81を保持するための係止爪20aが形成してある。また、副ケース20には、所定箇所(図27では、装着部20cの基端縁における中央部)に位置決め部20bが形成してある。
そして、取付金具81は、上記規格化された配線器具取付枠100に係合する取付部を有しており、この取付部を配線器具取付枠100に係合させることで、図3に示すように、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、配線器具取付枠100を介して本実施形態の光コンセント1を宅内の壁面101等に施設することができる。
配線器具取付枠100に係合する取付部は、上記取付金具81で形成されている。
まず、保持部材50の仮保持部に装着してあるシール部材90を取り外し、幹線側光ファイバ62にその先端から嵌め込む。次いで、幹線側光ファイバ62の先端に光コネクタ63を装着して成端処理する。POF用光ファイバの成端処理方法としては、例えば、ホットプレート法が知られている。この方法は、光ファイバの先端を光コネクタ63の孔に挿入し、先端をカットした後、ホットレートツールと称する加熱工具を用いて、光ファイバの先端を加熱変形させ、光コネクタの先端面に押し当てる方法である。
この操作をもって、主ケース10の挿通口12がシール部材90により閉塞されるとともに、主ケース10の切欠部16に保持部材50の突出壁部59が嵌合して当該切欠部16を閉塞する。また、配置部15にシール部材90が押圧保持されることで、幹線側光ファイバ62の軸方向への自由な移動も規制される。
図28は本発明の第4の実施形態に係る光コンセントの全体構成を示す図、図29乃至図31は組立順序に沿って同光コンセントの構成を示す図である。
なお、本実施形態に係る光コンセントにおいて、先に示した第1乃至第3の実施形態に係る光コンセントと同一部分または相当する部分には、同一符号を付しその部分の詳細な説明は省略することもある。
光ファイバジャック210は、図32(e)に示すように、ジャック本体211の内側に設けたコネクタ接続部212に、あらかじめ接続用光ファイバ213の一端が接続してあり、この接続用光ファイバ213がジャック本体211から延出した構成となっている。
本実施形態においても、幹線側光ファイバ62は、単心線または2心テープ心線を有する光ファイバを用いている。
図30に示すように、接続用光ファイバ213の一端と、幹線側光ファイバの心線の一端とは、熱融着して接続される。さらに、その接続部分は、管状の補強スリーブ214を用いて補強するようになっている。
図32(a)(b)に示す2心構造の光ファイバジャック210は、ジャック本体211を2個併設してあり、各ジャック本体211からそれぞれ接続用光ファイバ213が延出している。2個併設したジャック本体211は、固定金具215によって連結されている。また、図32(c)(d)に示す単心構造の光ファイバジャック210は、1個のジャック本体211から、接続用光ファイバ213が延出している。2心構造の光ファイバジャック210は、2個のジャック本体211を一体形成した構造であってもよいが、図に示す本実施形態では、単心構造の光ファイバジャック210と同じジャック本体211を用い、これを固定金具215で連結する構成とすることで部品の共通化を図り、部品点数の削減を実現している。
固定金具215の上面から屈曲して延びる背面には、保持部材50へ装着するための係止爪215cが形成してある。
保持部材50には、正面に係合スリット50aが形成してあり、係合スリット50aに固定金具215の係止爪215cを差し込んで係合させることで、光ファイバジャック210が保持部材50に装着される。単身用の光ファイバジャック210を保持部材50に装着する際は、図34(d)(e)に示すような構成のスペーサ216をジャック本体211の両脇に装着する。スペーサ216の幅は、2心構造の光ファイバジャック210の幅に合わせてあり、このスペーサ216を装着することで、単心構造の光ファイバジャック210の外形が、2心構造のものと同じになり、周辺部品の形状寸法を変えることなく、いずれの光ファイバジャック210も同じ条件で保持部材50に装着が可能となる。
主ケース10の周面には、複数の係止爪11が形成してあり、一方、副ケース20の周縁からは複数の係合片21が延出している。そして、これら係合片21と係止爪11との係合によって、主ケース10に副ケース20が装着される。
主ケース10の外側背面部にも、背面ケース200の配置部202と対向する位置にシール部材90の配置部15が形成してある。この配置部15もシール部材90の外形に合わせた凹部となっている。
幹線側光ファイバ62に装着されたシール部材90は、主ケース10の配置部15に配置され、この状態で背面ケース200が主ケース10の背面側に装着される。このとき背面ケース200の配置部202に、シール部材90が収納される。シール部材90は、各配置部15,202に囲まれた状態で主ケース10と背面ケース200との間に置かれ、背面ケース200の挿通口201を内側から閉塞する。これにより、挿通口201からの湿気や塵埃の進入が防止される。
そして、取付金具81は、上記規格化された配線器具取付枠100に係合する取付部を有しており、この取付部を配線器具取付枠100に係合させることで、図3に示すように、スイッチやコンセント等の配線器具と同様に、配線器具取付枠100を介して本実施形態の光コンセント1を宅内の壁面101等に施設することができる。
配線器具取付枠100に係合する取付部は、上述したように取付金具81(図26参照)で形成されている。
光ファイバジャック210は、工場出荷時にあらかじめ保持部材50に装着するとともに、接続用光ファイバ213を引出口220から背面側に通し、さらに保持部材50を主ケース10の内側に装着して、副ケース20を主ケース10の正面側に装着した状態としておくことが好ましい。また、スリーブ固定具223と幹線側光ファイバ止め具203も、工場出荷時にあらかじめ主ケース10に装着しておくことが好ましい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、幹線側光ファイバの一端は、工場生産時に光ファイバコネクタによって成端処理しておけば、施工現場での作業がきわめて容易になるが、必要に応じて施工現場で成端処理することもできる。この場合、第2の実施形態で用いたシール部材90には、切込みを設けずに、成端処理されていない幹線側光ファイバの一端から差し込む構成とすることもできる。
雌型光ファイバコネクタ65の背面には、嵌合凸部32と係止爪33が形成してあり、嵌合凸部32は保持部材50の嵌合溝51に嵌め込まれ、係止爪33は切欠係合部52と係合する。このように構成すれば、光ファイバアダプタを省略でき、部品点数が削減される。
そこで、余長巻き付け部221と対向してその外周に断面L字状の飛出し防止爪225を設けておけば、この飛出し防止爪225に規制されて、余長巻き付け部221に巻回された光ファイバの飛出し(はみ出し)を防止することができる。
20:副ケース、20a:係止爪、20b:位置決め部、20c:装着部、21:係合片、21a:切欠孔、22:差込口、
30:光ファイバアダプタ、31:コネクタ接続部、32:嵌合凸部、33:係止爪、35:係合脚部、36:第一の接続部品、36b:突条、36c:切欠溝、37:第二の接続部品、37b:突条、37c:切欠溝、38:固定枠、38a:係止爪、38b:係合片、38c:係合爪部
40:ガイド部材、41:ガイド本体、41a:ガイド溝、42:装着軸、
50:保持部材、51:嵌合溝、52:切欠係合部、53:支持アーム、54:軸受部、55:係止爪、56:ガイド部、57:軸受片、57a:長孔、58:係止溝部、59:突出壁部、60:押圧部、61:仮保持部、
62:幹線側光ファイバ、63:コネクタ、65:雌型光ファイバコネクタ、
70:機器側光ファイバ、71:コネクタ、
80:透明窓、81:取付金具、81a:係合部、81b:位置決め係合部、
90:シール部材、91:切込み、
100:配線器具取付枠、101:壁面、102:取付口、103:締結具、104:化粧プレート
200:背面ケース、201:挿通口、202:配置部、203:幹線側光ファイバ止め具
210:光ファイバジャック、211:ジャック本体、212:コネクタ接続部、214:補強スリーブ、215:固定金具、215a:挟持片、215b:把持片、215c:係止爪、216:スペーサ
220:引出口、221:余長巻き付け部、222:スリーブ収納部、222a:蟻溝、223:スリーブ固定具、225:飛出し防止爪、226:凹部
Claims (9)
- 宅内の壁面に施設され、宅内配線に用いられる幹線側光ファイバを、宅内に置かれた光ファイバ接続機器から延びる機器側光ファイバと光学的に接続する光コンセントであって、
正面に開口部を有する主ケースと、この主ケースの正面開口部に装着される副ケースと、前記主ケースの背面に装着される背面ケースとを含む外部筐体と、
前記幹線側光ファイバと前記機器側光ファイバとをそれぞれ接続する光ファイバ接続部材と、
前記光ファイバ接続部材が装着されるとともに、前記主ケースの内側に装着される保持部材と、を備え、
前記副ケースの正面には、前記機器側光ファイバの差込口が開口しており、
前記光ファイバ接続部材は、前記幹線側光ファイバを接続する任意長さの接続用光ファイバが延出する光ファイバジャックにより構成してあり、
前記主ケースは、前記接続用光ファイバを背面側に導く引出口を有し、 前記背面ケースは、前記引出口を覆うように前記主ケースの背面に装着されるとともに、前記幹線側光ファイバの挿通口を有し、
更に、前記挿通口を通る幹線側光ファイバと当該挿通口との間の隙間を閉塞するシール部材を備え、
前記背面ケースには、前記挿通口に連続して前記シール部材の配置部が形成してあり、
前記主ケースの背面にも、前記配置部と対向して前記シール部材の配置部が形成してあり、
これら各配置部に挟まれるようにして配置された前記シール部材が、前記挿通口に接して当該挿通口を閉塞する構成とし、
前記主ケースは、背面に、前記接続用光ファイバおよび前記幹線側光ファイバの余長部分を巻き付けて保持可能な余長巻付け部が形成されていることを特徴とする光コンセント。 - 前記主ケースの背面に、前記幹線側光ファイバを前記シール部材の配置部近傍で固定する幹線側光ファイバ固定手段を設けたことを特徴とする請求項1の光コンセント。
- 前記余長巻き付け部の外周壁上端部より内側へ突出させて飛出し防止爪を設けたことを特徴とする請求項1の光コンセント。
- 前記接続用光ファイバと幹線側光ファイバの接続部との接続部を被覆して補強する補強スリーブを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光コンセント。
- 前記主ケースは、背面に、前記補強スリーブを収納配置するスリーブ収納部が形成されていることを特徴とする請求項4の光コンセント。
- 前記スリーブ収納部に、前記補強スリーブを固定するスリーブ固定手段を設けたことを特徴とする請求項5の光コンセント。
- 前記保持部材は、前記外部筐体の内部で前記接続用光ファイバを案内支持する湾曲形状のガイド部が一体形成されていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の光コンセント。
- 前記保持部材は、前記主ケースに組み付けられており、且つ、前記主ケースに対し回動自在であることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一項に記載の光コンセント。
- 前記外部筐体は、配線器具が装着される規格化された配線器具取付枠に装着可能な寸法に形成されるとともに、当該配線器具取付枠に係合する取付部が前記副ケースの両側部に装着されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光コンセント。
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