JP4278723B2 - 高周波加熱シール用キャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高周波加熱シール用キャップに関し、さらに詳しくは容器開口部の上に、周辺の一部に引手つまみを有するアルミニウム箔の下面に合成樹脂製フィルムをラミネートさせてなるシール部材(以下、単に「シール部材」という)を載置し、容器開口部と螺合した状態で高周波加熱によって密封させる際に使用されるキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より合成樹脂製容器の開口部の上にシール部材を載置し、キャップを螺合した状態で高周波加熱して容器開口部にシール部材の下面側の合成樹脂製フィルムを溶着させて容器開口部を密封させる方式が取られている。この場合、キャップ内天面がシール部材の上面アルミニウム箔にじかに接触していると、この部分も溶着して密封後のキャップを開けにくくするため、シール部材の上に紙やセロファン等の高融点合成樹脂製フィルムを配置したり、アルミニウム箔をじかに上面に配して高周波加熱シールを施す場合にはキャップ内天面との接触面積を出来るだけ小さくする工夫を凝らしたキャップが提案されている。例えば、特公昭58−44555号公報には、容器口部に設けられたフランジ部に対応する内天面にリング状の小突起を設けるとともに、該小突起の内側および外側に環状溝を設けたキャップが開示されている。これは内天面に設けたリング状小突起のフランジ部に対する押圧力を集中させ、かつ高周波発振時の余剰の発熱を小突起先端部に伝導し、この溶融部を両環状溝内に変形収納することによりシール性を改善するものであるが、フランジ部と一体構成となる拮れ部を設ける等構造が複雑である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、キャップ内天面にリング状の小突起を設ける従来品に比べて構造が簡単であり、密封性が確保されると共にキャップ内天面とシール部材の上面アルミニウム箔との溶着をもたらさず、従って密封後のキャップの開栓の支障を来さない新しいタイプの高周波加熱シール用キャップを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を達成するための手段】
本発明は、合成樹脂製容器開口部の上に、周辺の一部に引手つまみを有するアルミニウム箔の下面に合成樹脂製フィルムをラミネートさせてなるシール部材を載置し、容器開口部と螺合し、かつ該引手つまみを含むシール部材の端部は容器開口部の外端部で下方に折り込まれた状態で、高周波加熱によってシール部材の下面合成樹脂製フィルムを溶着させて容器開口部を密封させる際に使用される高密度ポリエチレン製キャップであって、内天面に、容器開口部(外周部)の口径よりも1〜2mm大きくした位置に0.07〜0.25mmの段差を設け、これにより容器開口部全面に嵌入する底部が平坦な円形の凹陥部を形成したことを特徴とする高周波加熱シール用キャップである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のキャップおよびこれを用いた容器開口部の密封方法を図面に示した実施例に基づき説明する。
【0006】
図1は容器開口部(1)の上に図6に例示するシール部材、すなわち周辺の一部に引手つまみ(2)を有するアルミニウム箔(3)の下面に合成樹脂製フィルム(4)をラミネートさせたシール部材(5)を載置し、これに本発明のキャップ(6)を被せた状態を示す断面図であり、図2は図1に記したA部の拡大図である。図1および図2において、容器開口部(1)の上に載置されたシール部材(5)の周辺端部の引手つまみ(2)が容器開口部の外端部およびキャップ(6)の内天面に設けた底部が平坦な円形の凹陥部(7)の外周端部からいくらか張み出している。
【0007】
図3はキャップ(6)を容器開口部(1)にしっかり螺合したときの状態を示す一部切欠断面拡大図である。図3において、容器開口部の外端部から張み出していたシール部材(5)の周辺端部の引手つまみ(2)は、容器開口部(1)の外端部で折り込まれて側面上端部に密着すると共に容器開口部(1)の内端部間に載置されたシール部材(5)の上面とキャップ内天面に設けた底部が平坦な円形の凹陥部(7)下面との間で間隙(8)つまりスペース(空気層)を形成している。
【0008】
そして、この状態で高周波を発振させるとアルミニウム箔(3)が発熱し、これに積層された合成樹脂製フィルムは容器開口部(1)に溶着して密封性が確保される。高周波発振後の溶着状態の一部切欠断面拡大図は図4に示すとおりである。
【0009】
キャップ内天面が、容器開口部(1)の上端部においてキャップ巻き締めの押圧力と発熱により、容器口部に対応して凹状に陥没溶融し、溶融面でアルミニウム箔(3)と密着した状態であるにも拘らず、高周波発振によって溶着は起こらず、密封後のキャップを開けるのに何ら支障を来さないという予想外の効果を奏するのであり、特筆すべき事柄である。その理由は詳らかではないが、高周波加熱時、容器開口部(1)の内端部間に載置されたシール部材(5)の上面とキャップ内天面に設けた底部が平坦な円形の凹陥部(6)下面との間で形成されたスペースに存在する空気層が冷却媒体として作用し、アルミニウム箔(3)に接しているキャップ内天面に対しては溶着させる程の温度に上昇させないためと推定される。上記スペースに存在する空気層が暖められ、その結果、スペースの内圧がかかってシール面を一様に押し拡げ、シール面にはしわを生じることなく外観的に美麗に仕上がるという付随的効果をも奏する。
【0010】
本発明のキャップに特に好ましく用いる高密度ポリエチレンは融点が120℃〜140℃であり、高周波発振でアルミシールするのに適している。
【0011】
アルミニウム箔(3)の下面に積層された合成樹脂製フィルム(4)は通常融点105〜120℃のポリエチレンが好ましく用いられる。
【0012】
一方、合成樹脂製容器に用いるポリエチレンはスクイーズ性に富みマヨネーズ様のある程度高粘度物質を絞り出すタイプの容器として適当である。しかしながら、スクイーズ性には劣るもの又全くないものでも高周波発振でアルミシールできる。この目的の材質としてはポリエチレンに限定されなるものではなくポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ガラス製容器も使用可能である。
【0013】
合成樹脂製容器口部の上縁の切り口(カットリーマー)の平滑性も重要であり、通常水平方向に対して0.2mm以内の凹凸であれば、本発明のキャップと共に高周波加熱シールに適している。
【0014】
キャップ内天面に設ける底部が平坦な円形の凹陥部(7)はその口径が、キャップを容器開口部(1)に螺合する際、底部が平坦な円形の凹陥部(7)が容器開口部(1)にいわば嵌入される程であればよく、通常、容器開口部(1)の口径(外周部)よりも1〜2mm大きいものが選ばれる。シール部材は全体の厚さは20〜200μmであるので、底部が平坦な円形の凹陥部(7)の口径、容器開口部に載置されるシール部材(5)の口径に大きな影響を与えない。
【0015】
又、キャップ内天面に設ける環状の凹陥部(7)の段差つまり環状壁の高さは前記スペース(8)を形成させるのに有効であり、通常は0.07〜0.25mm程度であればよい。もし容器開口部に対応するキャップ内天面が全く段差のない単なる平滑面であるならば、こうしたスペース(8)を形成し難いことから、溶着問題、不良品の発生をもたらすことがあり好ましくない。
【0016】
底部が平坦な円形の凹陥部(7)は図1に示した一段構成物以外に、溶着防止を効果的に図る目的で図5に示すように前記スペース(A)をより大きくする二段の段差を構成することは有効である。この場合、二段目の段差は容器開口部の内周面の内側方向に対応する位置に設ける。
【0017】
容器開口部(1)に載置されたシール部材(5)は、高周波加熱処理によって下面側の合成樹脂製フィルム(4)が容器開口部(1)に溶着して密封性を保持する。他方、上面側のアルミニウム箔(3)は引手つまみ(2)を引き上げることによって容易に剥がすことができる。
【0018】
なお、合成樹脂製フィルム(4)にはその中央部に内容物(例えばマヨネーズ)をデコレーション的に吐出できるように星形の吐出孔を設けたものや星形状にミシン目を入れたものであってもよい。
【0019】
さらにシール部材としては本発明図面に示した構成以外にも各種アルミニウム箔を含むラミネート材を用いることができる。アルミニウム箔の上部に各種の断熱材、非熱伝導材、例えば紙、セロファン紙、セラミック、高融点樹脂フィルムを用いることは何ら差し支えない。
【0020】
次に、本発明のキャップを「味の素KKマヨネーズ」(商品名)400g及び600g製品プラスチック容器に適用し、これをコンベヤーシステムにて高周波発振器の下を通過させて高周波シールを施して得た試験結果を示す。
【0021】
なお、本試験において各部材は次のものを用いた。
【0022】
キャップ材質 :高密度ポリエチレン
アルミシール積層材:アルミニウム箔/低密度ポリエチレン2層積層フィルム
厚さ30μm
合成樹脂製容器材質:低密度ポリエチレン
【0023】
Figure 0004278723
【0024】
Figure 0004278723
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来みられたようにキャップ内天面にリング状の小突起を設けずに、キャップ内天面に容器開口部(外周部)の口径よりも1〜2mm大きくして、0.07〜0.25mmの段差のある容器開口部全面に嵌入する底部が平坦な円形の凹陥部を設けるという簡単な構造で、引手つまみを含むシール部材の端部は容器開口部の外端部で下方に折り込まれて密封性が確保されると共にキャップ内天面とシール部材との溶着をもたらさず、従って密封後のキャップを開けるのに支障を来さない新しいタイプの高周波加熱シール用キャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容器開口部の上にシール部材を載置し、これに本発明に係るキャップを被せた状態を示す断面図。
【図2】 図1のA部の拡大図。
【図3】 キャップを容器開口部に螺合したときの状態を示す一部切欠断面拡大図。
【図4】 高周波発振後の溶着状態を示す一部切欠断面拡大図。
【図5】 本発明に係るキャップ(二段差凹陥部)を表す一部切欠断面図。
【図6】 シール部材の斜視図。
【符号の説明】
(1) 容器開口部
(2) 引手つまみ
(3) アルミニウム箔
(4) 合成樹脂製フィルム
(5) シール部材
(6) キャップ
(7) 底部が平坦な円形の凹陥部
(8) スペース(空気層)

Claims (2)

  1. 合成樹脂製容器開口部の上に、周辺の一部に引手つまみを有するアルミニウム箔の下面に合成樹脂製フィルムをラミネートさせてなるシール部材を載置し、容器開口部と螺合し、かつ該引手つまみを含むシール部材の端部は容器開口部の外端部で下方に折り込まれた状態で、高周波加熱によってシール部材の下面合成樹脂製フィルムを溶着させて容器開口部を密封させる際に使用される高密度ポリエチレン製キャップであって、内天面に、容器開口部(外周部)の口径よりも1〜2mm大きくした位置に0.07〜0.25mmの段差を設け、これにより容器開口部全面に嵌入する底部が平坦な円形の凹陥部を形成したことを特徴とする高周波加熱シール用キャップ。
  2. 底部が平坦な円形の凹陥部が二段の段差を形成し、二段目の段差は容器開口部の内周面の内側方向に対応する位置に設けてある請求項1記載のキャップ。
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