JP2003191941A - 密封蓋対応紙カップ - Google Patents
密封蓋対応紙カップInfo
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Abstract
状の胴部材と、底部材とを接合して一体に成形し、上端
にフランジ部を形成した紙カップにおいて、蓋材をフラ
ンジ部にシールした容器の密封性を上げるために、紙カ
ップのフランジ部における段差を小さくした密封蓋対応
紙カップを提供することにある。 【解決手段】本発明は、胴部材ブランクの一方の側縁部
を内側とし、他方の側縁部を外側にして胴貼り部分で貼
り合わされた胴部材と、底部材とを接合して一体に成形
し、胴部材の上端にフランジ部を形成し、内容物を充填
後にフランジ部に蓋材をシールして密封する紙カップで
あって、内側になる側縁部を端辺にいくに従って薄くな
る形状として、外側となる側縁部と貼り合わせて胴貼り
部分を形成し、そして、フランジ部を形成したことを特
徴とする密封蓋対応紙カップであり、内側になる側縁部
にスカイブヘミング加工が施されている紙カップの削り
取りされた削り面を該削り面の幅の中央線を最大深部と
して凹状になるように削り込んだ形状とし、中央線によ
り折り返ししたことを特徴とする。
Description
プに関するものである。さらに詳しくは、紙カップにお
いて、段差のあるフランジ部に蓋材をシールした時に、
より密封性の高い紙カップを形成するように改良した密
封蓋対応紙カップに関するものである。
年、省資源化、ごみの減容積化、リサイクル性などの環
境対応の観点から、紙カップが広く使用されている。さ
らに、食品、飲料などの内容物が充填された製品として
販売されるようになっている。
した積層体を打ち抜いて、図9に示すような胴部材ブラ
ンク31と底部材ブランク32とが製造される。
レルに巻き付け、図10−aに示すように、扇形の胴部
材ブランク31の両側縁部をヒートシールなどで貼り合
せる、いわゆる胴貼りで胴貼り部分Oを形成して逆円錐
形の筒状の胴部材1に成形する。
に示すように、胴部材1の下方から底部材ブランク32
を嵌め込み、接着部分を熱風で加熱し、胴部材1の下端
を内側に折り返して折り返し部13とし、図10−cに
示すように、底部材ブランク32の外周縁部を折り曲げ
た屈曲部を挟み込んで胴部材1と底部材2とを接合す
る。つづいて、図10−dに示すように、胴部材1の上
端を外側にカールしトップカール部12を形成し、さら
に、図10−eに示すように、トップカール部12をフ
ランジプレス加工で潰して蓋材Fをシールさせるための
フランジ部Hを形成する。
容物Iを充填した後に蓋材Fをフランジ部Hにシール
し、内容物Iが充填された密封性のある製品が製造され
る。
ップでは、まず、紙にポリオレフィン系樹脂層を積層し
た積層体を打ち抜いて、図9に示すような胴部材ブラン
ク31と底部材ブランク32とが製造されるが、胴部材
ブランク31では、両側縁部同志を貼り合せて胴貼り部
分を形成して筒状の胴部材1とした時に、内側となる側
縁部の端面が内容物の液体と直に接する状態となり、液
体が端面から紙層を伝わって紙の強度を弱めたり、さら
には、内容物の液体が漏れ出すことがあるため、それら
を防ぐために内側となる側縁部をスカイブヘミング加工
を施すことが行なわれている。
a、bに示すように、胴部材ブランク31の両側縁部を
重ねて貼り合せた胴貼り部分Oの内側になるスカイブヘ
ミング加工前の側縁部Pの端辺から略2/3に当たる削
り領域Rの部分を積層体の厚みの半分だけ表側からスカ
イブ(削り取り)することによって薄肉部Sを形成し、
薄肉部Sの幅の中間に押し罫で形成された中央線αによ
って図11−cに示すようにヘミング(折り返し)して
接着する加工である。このスカイブヘミング加工を施す
ことにより元の厚みと略同じ厚みとした上で、スカイブ
ヘミング加工を施こした側縁部Pを内側にして、胴部材
ブランク31の両側縁部同志を重ねて胴貼り部分Oとし
た筒状の胴部材1とすることにより、紙カップCの内面
に紙層の端面が露出しないようにしている。
に、射出成形や真空成形で製造したプラスチックカップ
では、フランジ部は段差もなく平坦な状態であるが、紙
カップの場合は、上述したように胴部材ブランク31の
内側になる側縁部Pと外側になる側縁部Qの両側縁部を
胴貼りした胴貼り部分Oを形成した後にフランジ部Hを
形成するが、図12に示すように、フランジ部Hにも同
様に段差Dが生じることになる。
Fをフランジ部Hにシールした際に、図13に示すよう
に、その部分がシール不良の原因となり、密封性が低下
する。特に、飲料などを充填した場合、内容物Iが漏れ
てしまうという問題が発生する。また、食品の保存性、
衛生性の点からも問題がある。
を改良して、容器の密着性を維持するため、蓋材Fと容
器との接着強度を強くすると、蓋材Fの開封が困難にな
るという問題がある。従って、蓋材Fをシールした容器
の密封性を上げるために、フランジ部Hにおける段差D
が小さい紙カップの開発が望まれていた。
縁部同志を貼り合せた筒状の胴部材と、底部材とを接合
して一体に成形し、上端にフランジ部を形成した紙カッ
プにおいて、蓋材をフランジ部にシールした容器の密封
性を上げるために、紙カップのフランジ部における段差
を小さくした密封蓋対応紙カップを提供することを目的
とするものである。
決するために考え出されたものであり、胴部材ブランク
の一方の側縁部を内側とし、他方の側縁部を外側にして
胴貼り部分で貼り合わされた胴部材と、底部材とを接合
して一体に成形し、前記胴部材の上端にフランジ部を形
成し、内容物を充填後に前記フランジ部に蓋材をシール
して密封する紙カップであって、内側になる前記側縁部
を端辺にいくに従って薄くなる形状として、外側となる
前記側縁部と貼り合わせて胴貼り部分を形成し、そし
て、前記フランジ部を形成したことを特徴とする密封蓋
対応紙カップである。
ミング加工が施されている紙カップのスカイブ(削り取
り)された削り面を該削り面の幅の中央線を最大深部と
して凹状になるように削り込んだ形状とし、前記中央線
によりヘミング(折り返し)したことを特徴とする。
部同志を貼り合せた筒状の胴部材と、底部材とを接合し
て一体に成形し、上端にフランジ部を形成した紙カップ
において、蓋材をフランジ部にシールした容器の密封性
を上げるために、胴部材ブランクの胴貼りで内側となる
側縁部を先端にいくに従って薄くなる形状とすることに
よって、胴貼り後の胴貼り部分の内面における段差が小
さくなり、そして、胴貼り部分の段差が小さくなること
によって、紙カップのフランジ部における段差も小さく
なり、蓋材をフランジ部にシールした容器の密封性を高
めた密封蓋対応紙カップを得ることができる。
カイブヘミング加工した紙カップにおいても、スカイブ
(削り取り)された削り面を該削り面の幅の中央線を最
大深部として凹状になるように削り込んだ形状とし、前
記中央部によりヘミング(折り返し)したことにより、
胴部材ブランクの胴貼りで内側となる側縁部を先端にい
くに従って薄くなる形状とすることができ、同様に密封
性を高めた密封蓋対応紙カップを得ることができる。
プの実施の形態について図面により詳細を説明する。
の形態の一実施例である密封蓋対応紙カップAは、胴部
材ブランク31の両側縁部同志を貼り合せて筒状の胴部
材1とし、底部材ブランク32を接合して一体に形成
し、上端にフランジ部Hを形成した紙カップであって、
蓋材Fをシールした容器の密封性を高めるためにフラン
ジ部Hにおける段差Dを小さくするように改良したもの
である。前述のように、通常紙カップCでは、扇形の胴
部材ブランク31の両側縁部をヒートシールなどで胴貼
りして逆円錐形の筒状の胴部材1に成形し、その胴部材
1の上端を外側にカールしトップカール部12を形成
し、さらに、トップカール部12をフランジプレス加工
で潰して蓋材Fをシールさせるためのフランジ部Hを形
成しているため、胴部材ブランク31の両側縁部を重ね
合わせた胴貼り部分Oの段差Dが、フランジ部Hにおい
ても、段差Dとして残ってしまう。そのために、図13
に示すように、蓋材Fをシールした時に抜けによるシー
ル不良が発生する原因となっている。
材ブランク31において、胴貼り部分Oの内側になる側
縁部Pの表面を斜めに削って、図1に示すような端辺に
行くにしたがって薄くなる形状としている。この削り込
んだ削り面Tは、本実施例では、図1−bに示すように
斜めの平面としているが、曲面としてもよい。また、削
る領域Rは、内側になる側縁部Pの外面の全面ではな
く、図1−cに示すように、端辺からの一部分であって
もよい。いずれにしろ、外側になる側縁部Qと貼り貼り
合せて胴貼り部分Oを形成した時に、内側になる側縁部
Pの端辺の段差Dが小さくなる形状であればよい。
縁部Pの外面を端辺にいくに従って薄くなるように斜め
に削った形状とすることによって、胴部材ブランク31
の両側縁部P、Qを貼り合わせる胴貼りをした後では、
図2に示すように、胴部材ブランク31の両側縁部P、
Qを貼り合わせた胴貼り部分Oの内側になる側縁部Pの
端辺における段差Dが小さくなる。
小さくなることによって、図3に示すように、成形した
紙カップのフランジ部Hにおける段差Dが従来の紙カッ
プCに比べて小さくなり、蓋材Fをシールした時に密封
性の高い密封蓋対応紙カップAを得ることができる。
使用する材料の構成は、紙を主強度材とし、最内層に熱
可塑性樹脂を有することを基本としている。また、最外
層も熱可塑性樹脂であることが好ましい。最内層は内容
物を保護する機能を有する。一方、最外層はフランジプ
レス加工において、最外層同志が熱密着してフランジ部
Hの強度を増すことになる。具体的な材料構成の例とし
ては、紙/ポリエチレン、ポリエチレン/紙/ポリエチ
レン、ポリプロピレン/紙/ポリプロピレン、紙/ポリ
エチレン/アルミニウム/ポリエチレン、ポリエチレン
/紙/ポリエチレン/アルミニウム/ポリエチレン、ポ
リエチレン/アルミニウム/紙/ポリエチレン、紙/ポ
リエチレン/シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム/ポリエチレン、ポリエチレン/紙/ポリエチレ
ン/シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム/
ポリエチレン、紙/ポリエチレン/アルミ蒸着ポリエチ
レンテレフタレートフィルム/ポリエチレン、ポリエチ
レン/紙/ポリエチレン/アルミ蒸着ポリエチレンテレ
フタレートフィルム/ポリエチレン、紙/ポリエチレン
/ナイロン/ポリエチレン、ポリエチレン/紙/ポリエ
チレン/ナイロン/ポリエチレン、紙/ポリエチレン/
シリカ蒸着ナイロンフィルム/ポリエチレン、ポリエチ
レン/紙/ポリエチレン/シリカ蒸着ナイロンフィルム
/ポリエチレンなどがあげられる。
適性の良いカップ原紙を使用することが好ましい。坪量
は、とくに限定されないが、紙カップ成形適性上、15
0〜350g/m2の範囲が好ましい。
をシールするが、この蓋材Fとしては、特に限定される
ものではないが、シーラント層として使用する熱可塑性
樹脂層は、例をあげると、低密度ポリエチレン樹脂、中
密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、エチレンープロピレン共重合体、エチ
レンーαオレフィン共重合体、エチレンーアクリル酸共
重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンー
メタクリル酸エステル共重合体、エチレンーアクリル酸
エステル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンー酢酸
ビニル共重合体、共重合ポリエステルなど様々である。
また、これらの樹脂は必要に応じて単体で使用しても、
ブレンドで使用しても良い。さらに、低分子量の石油樹
脂などを粘着付与剤として上記樹脂に適量を配合しても
よい。
の形態の一実施例である密封蓋対応紙カップBは、胴貼
り部分Oの内側になる側縁部Pにスカイブヘミング加工
が施されており、そのスカイブヘミング加工を改良する
ことにより、紙カップを成形した後のフランジ部Hにお
ける段差Dを小さくし、蓋材Fをシールした容器の密封
性を高めたものである。
うに、胴部材ブランク31の両側縁部を重ねて接着した
時のスカイブヘミング加工を行う前の内側になる側縁部
Pの端辺から略2/3に当たる削る領域Rの部分を積層
体の厚みの半分だけ表側からスカイブ(削り取る)する
ことによって削り面Tが平面の薄肉部Sを形成し、その
薄肉部Sの幅の中間に押し罫で形成された中央線αによ
ってヘミング(折り返し)して接着する加工であり、こ
のヘミングした部分が、図11−cに示すように、他の
部分の厚みと略同じとなっている。
カイブヘミング加工では、薄肉部Sの削り面Tが平面で
はなく、中央部を削り込んで、図4−bに示すように、
断面において削り面Tの中央のヘミングするための中央
線αの部分を最大深部として、平面から削り込んでい
る。この削り込む形状は、本実施例では、図4−bに示
すような三角形としているが、他の例として、円弧形、
台形などとすることができる。そして、ヘミングする時
に、削り面T同志を充分に接着することができるよう
に、削り面Tの両側縁部t、tは平面とすることが好ま
しい。
とすることによって、図4−cに示すように、中央線α
でヘミングした形状が、先端に行くに従って薄くなる形
状となり、従って、胴部材ブランク31の両側縁部を貼
り合わせる胴貼りをした後では、図5に示すように、胴
部材ブランク31の両側縁部を貼り合わせた内側になる
側縁部Pが先端に行くに従って薄くなり、段差Dが小さ
くなる。
内面の段差Dが小さくなることによって、成形した紙カ
ップのフランジ部Hにおける段差Dが、図6に示すよう
な従来の紙カップCの場合と比べて小さくなり、蓋材F
をシールした時に密封性の高い密封蓋対応紙カップBを
得ることができる。
術的範囲はこれらの実施例に限られるものではない。
面側から紙280g/m2/ポリエチレン25μmとな
る構成の積層体を用い、底部材ブランクを、紙255g
/m2/ポリエチレン25μmの構成からなる積層体を
用いて打ち抜いて作製した。
側となる側縁部の表面を斜めに削った。本実施例では、
図7に示すように、内側となる側縁部の幅を10mmと
し、端辺から5mmを削り、胴部材ブランクの全体厚み
0.3mmであるのに対して、先端にいくに従って薄く
なり先端部の厚みを0.1mmとなる形状とした。
なる側縁部と貼りあわせて胴貼り部分を形成し筒状の胴
部材を作製し、そして、紙カップ成形加工で底部材と接
合して開口部にトップカール部を形成した紙カップとし
た。
フランジプレス加工により、フランジ部に形成し、満注
容量500ccの密封蓋対応紙カップAを作製した。
時に、同一材料を用いて、同一形状の従来の仕様の紙カ
ップを作製し、密封性の比較を行った。
を充填し、表面側から紙80g/m 2/ポリエチレン1
5μm/アルミニウム9μm/シーラント60μmとな
る構成の蓋材を用いて、フランジ部においてシールし
た。シール状態は、ピール感、外観とも良好であった。
シール条件は、シール温度170℃、シール圧力125
kgf、シール時間1.25secとした。
来の仕様の紙カップでは、100個中4個にシール漏れ
が発生した。一方、本実施例の密封蓋対応紙カップAで
は、100個中0個という結果であった。
底部材ブランクを、表面側からポリエチレン20μm/
紙250g/m2/ポリエチレン20μm/アルミ蒸着
ポリエチレンテレフタレートフィルム12μm/ポリエ
チレン60μmとなる構成の積層体を用いて打ち抜いて
作製した。
側となる側縁部をスカイブヘミング加工した。本実施例
では、図8に示すように、スカイブ加工を、削り面の幅
を10mmとし、胴部材ブランクの全体厚み0.3mm
のうち0.15mmを削り取り(スカイブ)、さらに、
削り面の両側縁部2mmを残し、中央部16mmにおい
て、中央線を最大深度0.05mmとした三角形状の凹
状に削った。つづいて、ヘミング加工を、中央線から折
り返す(ヘミング)ことにより、先端にいくに従って内
側になる側縁部が薄くなり、先端部の厚みを0.1mm
となる形状とした。
なる側縁部と貼りあわせて胴貼り部分を形成し筒状の胴
部材を作製し、そして、紙カップ成形加工で底部材と接
合して開口部にトップカール部を形成した紙カップとし
た。
フランジプレス加工により、フランジ部に形成し、満注
容量500ccの密封蓋対応紙カップBを作製した。
時に、同一材料を用いて、通常のスカイブヘミング加工
による同一形状の紙カップを作製し、密封性の比較を行
った。
(三菱ガス化学社製)を充填し、シリカ蒸着ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム12μm/延伸ポリプロピレ
ン50μm/ポリエチレンテレフタレートフィルム12
μm/シーラント50μmの構成からなる蓋材を用い
て、フランジ部でシールした。シール状態は、ピール
感、外観とも良好であった。シール条件は、シール温度
170℃、シール圧力125kgf、シール時間1.2
5secとした。
来の仕様の紙カップでは、100個中3個にシール漏れ
が発生した。一方、本実施例の密封蓋対応紙カップBで
は、100個中0個という結果であった。
胴部材ブランクの両側縁部同志を貼り合せた筒状の胴部
材と、底部材とを接合して一体に成形し、上端にフラン
ジ部を形成した紙カップにおいて、蓋材をフランジ部に
シールした容器の密封性を上げるために、胴部材ブラン
クを胴貼りした胴貼り部分の内側となる側縁部を先端に
いくに従って薄くなる形状とすることによって、胴貼り
後の胴貼り部分の内面における段差が小さくなり、そし
て、この胴貼り部分の段差が小さくなることによって、
紙カップのフランジ部における段差も小さくなり、蓋材
をフランジ部にシールした容器の密封性を高めるという
効果がある。
をスカイブヘミング加工した紙カップにおいて、スカイ
ブした削り面が凹状に削り込まれた形状とすることによ
って、中央線でヘミングした形状が、先端に行くに従っ
て薄くなる形状となり、従って、胴部材ブランクの両側
縁部を貼り合わせる胴貼りをした後では、段差が小さく
なり、フランジ部における段差も小さくなり、蓋材をフ
ランジ部にシールした容器の密封性を高めるという効果
がある。
態における胴貼り部分の内側になる側縁部の形状を示す
概略断面図である。
態における胴貼り部分の形状を示す概略断面図である。
態において蓋材をシールした部分断面図である。
態におけるスカイブヘミング加工を示す説明図である。
態における胴貼り部分の概略断面図である。
態において蓋材をシールした部分断面図である。
態の一実施例における胴貼り部分の内側になる側縁部の
形状を示す概略断面図である。
態の一実施例におけるスカイブヘミング加工を示す説明
図である。
図である。
である。
工を示す説明図である。
である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 胴部材ブランクの一方の側縁部を内側と
し、他方の側縁部を外側にして胴貼り部分で貼り合わさ
れた胴部材と、底部材とを接合して一体に成形し、前記
胴部材の上端にフランジ部を形成し、内容物を充填後に
前記フランジ部に蓋材をシールして密封する紙カップで
あって、 内側になる前記側縁部を端辺にいくに従って薄くなる形
状として、外側となる前記側縁部と貼り合わせて胴貼り
部分を形成し、そして、前記フランジ部を形成したこと
を特徴とする密封蓋対応紙カップ。 - 【請求項2】 内側になる前記側縁部にスカイブヘミン
グ加工が施されている紙カップのスカイブ(削り取り)
された削り面を該削り面の幅の中央線を最大深部として
凹状になるように削り込んだ形状とし、前記中央部によ
りヘミング(折り返し)したことを特徴とする請求項1
に記載の密封蓋対応紙カップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001388882A JP3984472B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 密封蓋対応紙カップ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001388882A JP3984472B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 密封蓋対応紙カップ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003191941A true JP2003191941A (ja) | 2003-07-09 |
JP3984472B2 JP3984472B2 (ja) | 2007-10-03 |
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---|---|---|---|---|
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- 2001-12-21 JP JP2001388882A patent/JP3984472B2/ja not_active Expired - Fee Related
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