JP4264905B2 - 部品取付用グロメット - Google Patents

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Description

本発明は、部品取付用グロメットに関し、特に、取付部材を設けた部品を車両本体に支持する部品取付用グロメットに関するものである。
従来、スポイラーなどの部品をテイルゲートなどの車両本体に取付けるには、取付箇所に取付穴の位置決めをしてテイルゲートに取付穴を穿設し、該取付穴にグロメットを装着し、スポイラーをテイルゲートに合わせて、ボルトを前記グロメットに押込むことによって固定していた。
ところが、取付穴を正確に位置決めすることは困難で、誤差が生じることが多く、取付穴の位置に誤差が生じた場合には、複数の取付穴の一部における固定が困難であった。このため、作業性の向上を図ることができないという問題があった。
このような問題点を解決するため、被取付板に装着される外グロメット体と、該外グロメット体内に嵌合された内グロメット体とからなる取付用グロメットであって、内グロメット体を外グロメット体で多少移動できるようにした取付用グロメットが開示されている(例えば特許文献1)。この特許文献1によれば、取付穴の穴開け時に多少の誤差が生じても、簡単に部品を取り付けることができるという効果を発揮することができる。
登録実用新案第2590517号公報
しかしながら、上記した特許文献1においては、内グロメット体は外グロメット体に対して移動可能であるが、外グロメット体は被取付板に固定されるため、誤差を吸収できる範囲は内グロメットの移動範囲に限られるものである。したがって、大きな誤差を十分に吸収できるとはいえず、作業性を、より一層向上することが困難であるという問題があった。
また、内グロメット体は外グロメット体の下方から押し込められ、外グロメット体の内側に設けられた突起爪に当接するものである。したがって、軸方向の荷重が突起爪に集中し、それほど大きくない荷重であっても突起爪が破損に至る懸念がある。この突起爪が破損すると内グロメット体が外れ、スポイラーが脱落してしまう。
さらに、内グロメット体は外グロメット体に対し3ヶ所の内ストッパーを設けており、取付部材の脱着にて損傷した内グロメット体を交換することが困難であった。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、より大きい誤差を吸収することができると共に、内グロメットの脱落を確実に防止し、かつ、内グロメットの交換を容易に行え、作業性を向上することができる部品取付用グロメットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、外グロメット(6)と、前記外グロメット(6)の一端から挿入して支持される内グロメット(7)とからなり、部品(4)に固定された取付部材(3)を前記内グロメット(7)に挿入して、前記部品(4)を車両本体(2)に支持する部品取付用グロメット(1,40)であって、前記外グロメット(6)は、前記車両本体(2)に穿設した取付穴(5)との間に半径方向のクリアランスを有し、前記取付穴(5)の一側(2a)の外縁部に係止する第1ストッパー部(12)を一端に設けると共に、前記取付穴(5)の他側(2b)の外縁部に係止する弾性変形可能な第1係止片(13)を備え、前記内グロメット(7)は、前記外グロメット(6)との間に半径方向のクリアランスを有し、前記第1ストッパー部(12)に当接する第2ストッパー部(20)と、前記外グロメット(6)の他端に係止する弾性変形可能な第2係止片(21)とを備え、前記外グロメット(6)と前記内グロメット(7)とがそれぞれ半径方向に移動可能であることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記内グロメット(7)を前記外グロメット(6)の軸方向の中央に保持する第3ストッパー部(31,32)を、前記第2係止片(21)に設けたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記第1ストッパー部(12)と前記第2ストッパー部(20)との一側表面にはそれぞれ密封部材(8)が設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記第1ストッパー部(12)は、前記取付穴(5)の一側外縁部を囲む第1シール片(41)が形成され、前記第2ストッパー部(20)は、前記部品(4)との当接部分に第2シール片(43)が形成されており、前記第1ストッパー部(12)と前記第2ストッパー部(20)との当接部分に円環状の突条(42)を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の部品取付用グロメットによれば、外グロメットと内グロメットとがそれぞれ半径方向に移動可能であるから、より大きな誤差を吸収することができるので、作業性を向上することができる。また、取付穴の一側の外縁部に係止する第1ストッパー部に第2ストッパー部を係止させ、軸方向の荷重を車両本体で吸収するので、内グロメットの脱落を防止することができる。
また、請求項2に記載の部品取付用グロメットによれば、外グロメットとの間にクリアランスを設けた内グロメットを、取付穴の中央に保持することができるので、取付部材を容易に挿入することができ、作業性をより向上することができる。
また、請求項3に記載の部品取付用グロメットによれば、密封部材を設けたことにより、車両本体の水密を保持することができる。
また、請求項4に記載の部品取付用グロメットによれば、確実にシールすることにより、車両本体への水の浸入を防ぐことができる。また、部品費を削減すると共に、組立工数を削減することにより、大幅なコストの低減を図ることができる。
1.第1の実施の形態
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(1)全体構成
図1に示す部品取付用グロメット1は、テイルゲートなどの車両本体2に装着され、取付部材であるボルト3をインサート成形したスポイラー4を、前記ボルト3を支持することによって車両本体2に固定するものである。この部品取付用グロメット1は、車両本体2に穿設された取付穴5の半径方向(図1における水平方向)に移動可能に構成されている。また、ボルト3は先鋭の先端部を備えている。
部品取付用グロメット1は、硬質の合成樹脂などからなり、前記車両本体2に装着される外グロメット6と、前記外グロメット6に内挿して支持される内グロメット7とにより構成される。この内グロメット7にボルト3が挿入され、ボルト3の座部3aと内グロメット7との間にスポイラー4を狭持し、ボルト3は内グロメット7に係合させることによって、スポイラー4を固定するものである。また、部品取付用グロメット1は、車両本体2の水密を図るため、密封部材8を介して車両本体2に装着される。密封部材8は種々の材質のものが考えられるが、例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、又は高分子合成スポンジ体、例えばネオプレンスポンジで構成するのが好ましい。尚、内グロメット7が挿入される側の外グロメット6の一端の内側縁部R1は、内グロメット7を容易に挿入し得るようR形状とされる。また、ボルト3が挿入される側の内グロメット7の一端の内側縁部R2は、ボルト3を容易に挿入し得るようR形状とされる。
外グロメット6は、図2に示すように筒状体からなり、円筒部11と、円筒部11の一端に設けられた第1ストッパー部12と、円筒部11の外周に設けられた第1係止片13とを備える。円筒部11は、取付穴5に対し半径方向のクリアランスを有するように形成される。実際には、円筒部11の外径は取付穴5の内径より小さく形成してクリアランスを片側1(mm)とし、これにより外グロメット6は取付穴5に対し半径方向に移動可能となる。
第1ストッパー部12は、円筒部11の一端をフランジ状に形成してなる。第1ストッパー部12の表面12a及び裏面12bは、円筒部11の中心軸に対し略直角に形成される。この第1ストッパー部12の裏面12bの全周には、密封部材8である第1シール部材8aが設けられている。
第1係止片13は、円筒部11の外壁を他端側から一端側へ向かって緩やかに外側へ傾斜してなり、取付穴5に挿入する際には弾性変形して内側へ傾倒し、挿入された後は外側へ弾性復帰し得るように形成されている。この第1係止片13は、円筒部11を冂字型に切り欠き、切り欠いた部分を外側に突出させて形成される。したがって、第1係止片13は、下端13uを支点として円筒部11の半径方向へ傾倒可能となる。
また、第1係止片13の上端13tには、座面14と戻し突起15とが設けられている。座面14は、前記第1ストッパー部12の裏面12bとの間にスポイラー4と第1シール部材8aとを狭持し得るように形成されている。戻し突起15は、取付穴5の内縁に当接する位置に設けられ、座面14に対し垂直に立設されている。このように構成された第1係止片13は、複数(本実施例では均等に4個)設けられている。
内グロメット7は、図3に示すように、第2ストッパー部20と、第2ストッパー部20と一体的に設けられた第2係止片21とからなる。
第2ストッパー部20は、第1ストッパー部12に係止し得るように形成される。この第2ストッパー部20は、中央に貫通穴22を備えた円盤状に形成してなり、第1ストッパー部12に当接する面20a(裏面)の全周に密封部材8である第2シール部材8bが設けられている。
第2係止片21は、貫通穴22を挟んで一対として構成され、第2ストッパー部20の面20aから垂直に立設された第1脚部23と第2脚部24とからなる。第1脚部23と第2脚部24とは、外グロメット6の円筒部11の内径に対し半径方向のクリアランスを有するように形成される。実際には、第1脚部23と第2脚部24は円筒部11の内径より小さく形成してクリアランスを片側2(mm)とする。これにより内グロメット7は外グロメット6に対し半径方向に移動可能となる。
この第1脚部23と第2脚部24とは、それぞれ縦断面がL字形をなし、上端は第2ストッパー部20に接続され、下端は外側へ直角に折り返されて折返し爪25,26が形成されている。折返し爪25,26は内グロメット7が外グロメット6に対し半径方向に移動した場合でも、外グロメット6の他端との係合が外れない大きさを有する。折返し爪25,26の下側25a,26aは、容易に外グロメット6に挿入し得るように形成されている。この折返し爪25,26の下側25a,26aは、先端に向かって上側へ傾斜するテーパ状に形成されている。このようにして、第1脚部23と第2脚部24とは、上端を支点として傾倒可能に構成されている。
また、第2係止片21は、挿入されたボルト3を係止し得るように構成されている。実施例においては、第2係止片21を構成する第1脚部23と第2脚部24との対向する面27,28は、ボルト3が挿通し得るように、貫通穴22と同じ曲率半径からなる湾曲形状を有すると共に、それぞれボルト3の雄ネジに係止する係止突起29,30が設けられている。
また、第2係止片21は、前記外グロメット6の軸方向の中央に前記内グロメット7を保持する第3ストッパー部31,32を備える。第3ストッパー部31,32は、第1脚部23と第2脚部24の外側にそれぞれ設けられており、外方向へ突出してなる。
(2)作用及び効果
次に上記構成の作用について説明する。
(2−1)取付穴の位置に誤差がないとした場合
まず、部品取付用グロメット1を組み立てる場合の各部の作用について、図4を参照して説明する。部品取付用グロメット1を組み立てるには、外グロメット6の一端側から内グロメット7を押込む(図4(A))。押込まれた内グロメット7は、折返し爪25,26が円筒部11の内壁11aに押されて、第2係止片21が弾性変形することにより内側へすぼまる。こうして内グロメット7は第2係止片21をすぼませながら外グロメット6に挿入され、第2係止片21の先端が外グロメット6の他端へ到達すると、第2係止片21は弾性復帰して折返し爪25,26が外グロメット6の他端に係止する(図4(B))。同時に、内グロメット7は、第2ストッパー部20が第1ストッパー部12に係止し、第2シール部材8bは軸方向に圧縮される。こうして内グロメット7は、第2ストッパー部20と第2係止片21とにより外グロメット6と一体化される。
上記のように、内グロメット7が挿入される側の外グロメット6の一端の内側縁部R1は、R形状としたことにより、内グロメット7を容易に挿入することができる。さらに、折返し爪25,26の下側をテーパ状に形成したことにより、内グロメット7を外グロメット6に、より容易に挿入することができる。
また、折返し爪25,26を弾性変形可能な第2係止片21に設けたことにより、内グロメット7を外グロメット6の一端側から挿入して、外グロメット6と内グロメット7を確実に一体化することができる。
また、第3ストッパー部31,32を設けたことにより、内グロメット7を外グロメット6の中央に保持することができるので、折返し爪25,26が外グロメット6の他端から脱落することを防止できる。
次に、部品取付用グロメット1を車両本体2に装着する場合の各部の作用について、図5を参照して説明する。部品取付用グロメット1を車両本体2に装着するには、取付穴5の一側2aに部品取付用グロメット1を配置し、押込む(図5(A))。押込まれた部品取付用グロメット1は、取付穴5の内縁に押されて第1係止片13が内側へ弾性変形することによりすぼまる(図5(B))。こうして部品取付用グロメット1は第1係止片13をすぼませながら取付穴5に挿入され、第1係止片13の上端13uが取付穴5の他側2bに到達すると、第1係止片13は弾性復帰して、取付穴5の他側2bの外縁部に係止する。同時に、部品取付用グロメット1は、第1ストッパー部12が取付穴5の一側2aの外縁部に当接して車両本体2の一側に係止する。こうして部品取付用グロメット1は、第1ストッパー部12と第1係止片13とにより取付穴5の一側2aと他側2bの外縁部を狭持して、車両本体2に装着される。
上記のように、第1係止片13は、外グロメット6本体の他端から一端側へ緩やかに外側へ傾斜して形成したから、容易に取付穴5に押込むことができる。
また、第1係止片13は、弾性変形可能に設けたから、取付穴5の一側からワンタッチで部品取付用グロメット1を車両本体2に装着することができる。また、第1係止片13に座面14を設けたから、部品取付用グロメット1が半径方向に移動しても、確実に抜けを防止できる。
また、第1ストッパー部12の裏側に第1シール部材8aを設けたことにより、取付穴5の水密を保持することができる。同様に、第2ストッパー部20の裏側に第2シール部材8bを設けたことにより、内グロメット7と外グロメット6との水密を図り、車両本体2の水密性をより向上することができる。
次に、スポイラー4を車両本体2に取付ける場合の各部の作用について、図6を参照して説明する。スポイラー4を車両本体2に取付けるには、予めボルト3を設けたスポイラー4を、部品取付用グロメット1を装着した取付穴5の一側へ配置する。次いで、スポイラー4表面が第2ストッパー部20の表面に当接するまでボルト3を貫通穴22へ押込む。そうすると、ボルト3の雄ネジが係止突起29,30に係合してスポイラー4を車両本体2に固定することができる。
上記のように、取付穴5の一端側から内グロメット7を外グロメット6に押込み、さらに、第2ストッパー部20を円盤状とし、フランジ状の第1ストッパー部12に係止することとしたので、軸方向へ荷重が加わった場合、従来のように内グロメット7に該荷重が集中することなく、車両本体2で吸収することができるので、部品取付用グロメット1の強度を向上し、脱落を防止することができる。
また、第2係止片21を第1脚部23と第2脚部24とで構成し、対向する面27,28を貫通穴22と同じ曲率半径からなる湾曲形状を有すると共に、それぞれボルト3の雄ネジに係止する係止突起29,30を設けたことにより、押込まれたボルト3を確実に係止し、スポイラー4の脱落を防止することができる。
また、戻し突起15を設けたことにより、取付穴5との間にクリアランスを設けた部品取付用グロメット1を取付穴5の中央に保持することができるので、容易にボルト3を挿入することができる。
また、第2係止片21にボルト3が挿入されることにより第1脚部23と第2脚部24とが所定幅に広がるため、折返し爪25,26を外グロメット6の他端に、より強固に係止させることができる。
また、予めボルト3をスポイラー4に設けたことにより、従来のように取付部材を覆うカバーが必要なくなり、工数及びコストの低減を図ることができる。
また、ボルト3を第2係止片21に係止させることにより確実にスポイラー4を固定できるため、従来のように、スポイラー4の浮き上がりを防止するための両面テープが不要となり、さらにコストを低減できる。
また、ボルト3が挿入される側の内グロメット7の一端の内側縁部R2は、R形状としたことにより、ボルト3を容易に挿入することができる。
また、第2係止片21が貫通穴22を挟んで一対として構成され、2ヶ所において外グロメット6と係合することとしたことにより、従来のように3ヶ所において内グロメット体を保持する場合に比べ、ボルト3の脱着によって損傷した内グロメット7の交換を容易に行なうことができる。
また、ボルト3は先鋭の先端部を備えているから、部品取付用グロメット1に容易に挿入することができるので、作業性をより向上することができる。
(2−2)取付穴の位置に誤差が生じた場合
次に、位置決め時、または穴あけ時において生じた誤差により、取付穴5がずれた場合の各部の作用について、図7を参照して説明する。説明の便宜上、図7において、取付穴5が規定位置から左側にずれた場合について説明する。尚、図中L1は、規定位置を示す取付穴5の中心線であり、L2は、ずれた取付穴5の中心線である。また、部品取付用グロメット1を車両本体2に取付けるまでは、上記記載と同様であり、簡単のため説明を省略する。
まず、外グロメット6が誤差を吸収する場合について説明する。円筒部11は取付穴5に対しクリアランスを有しているので、そのクリアランスの分だけずれることができる。また、取付穴5が規定位置よりずれることによって取付穴5の内縁に戻し突起15が当接した場合、戻し突起15は取付穴5の内縁に押される。これにより戻し突起15が円筒部11外面と面一になるまで第1係止片13を内側へ傾倒させながら部品取付用グロメット1が右側へ移動する(図7(A))。こうして、取付穴5が規定位置よりずれた場合であっても、外グロメット6が取付穴5の半径方向に最大1(mm)移動することによりボルト3を内グロメット7に容易に挿入でき、確実にスポイラー4を係止することができる。
また、戻し突起15が円筒部11外面と面一となる位置まで外グロメット6が移動した場合でも、第1ストッパー部12と座面14は車両本体2を狭持するので、部品取付用グロメット1の脱落を防止することができる。
次に、内グロメット7が誤差を吸収する場合について説明する。第2係止片21は円筒部11の内径に対しクリアランスを有しているので、そのクリアランスの分だけずれることができる。すなわち、取付穴5が規定位置より左側へずれた場合、第2脚部24の外側表面が円筒部11の内壁11aへ当接するまで内グロメット7が右側へ移動する。こうして、取付穴5が規定位置よりずれた場合であっても、内グロメット7が取付穴5の半径方向に最大2(mm)移動することにより、ボルト3を内グロメット7に容易に挿入でき、確実にスポイラー4を係止することができる。
また、外グロメット6と、内グロメット7は、生じた誤差に対し、それぞれが連動して移動することができるものである。すなわち、図8に示すように、外グロメット6と内グロメット7とが同方向に移動することによって、取付穴5の位置に、より大きな誤差が生じた場合であっても、外グロメット6と内グロメット7とを合わせて最大3(mm)移動することにより、その誤差を吸収することができ、確実にスポイラー4を保持することができる。
上記のように本実施例においては、部品取付用グロメット1は、取付穴5の位置に誤差が生じた場合ボルト3に押されることによって、前記外グロメット6と前記内グロメット7とがそれぞれ半径方向に移動可能としたから、より大きな誤差を吸収することができるので、作業性を向上することができる。また、取付穴5の一側の外縁部に係止する第1ストッパー部12に第2ストッパー部20を係止させるので、軸方向応力が内グロメット7に集中するのを防いで、内グロメット7の脱落を防止することができる。
また、前記外グロメット6の軸方向の中央に前記内グロメット7を保持する第3ストッパー部31,32を備えることとしたから、外グロメット6との間にクリアランスを設けた内グロメット7を、取付穴5の中央に保持することができるので、ボルト3を容易に挿入することができ、作業性をより向上することができる。
また、前記第1ストッパー部12と前記第2ストッパー部20との下面にはそれぞれ密封部材8が設けられているから、車両本体2の水密を保持することができる。
2.第2の実施の形態
次に本発明の第2の実施の形態について、図1と対応する部分に同一の符号を付した図9を参照して説明する。尚、図9に示す部品取付用グロメット40は、上述した第1の実施の形態とは、第1シール片41と突条42、及び第2シール片43が、外グロメット6及び内グロメット7に一体的に形成されている点で相違する。
すなわち、外グロメット6は、第1ストッパー部12が、外グロメット6と車両本体2との当接部分をシールして、車両本体2への水の浸入を防ぐ第1シール片41を備えている。第1ストッパー部12は、取付穴5を囲むように外周端を取付穴5の一側2aへ傾斜させて第1シール片41を形成し、その先端に、取付穴5の一側に当接し得るシール面41aを備える。第1シール片41は、シール面41aと第1係止片13の上端13tとの間に形成される隙間δが車両本体2の板厚tより小さくなるように形成される。また、第1シール片41は、車両本体2に装着された際、車両本体2の一側2aに押され変形し得るように水平面に対する角度αが所定角度、例えば45度に形成される。このようにして、第1シール片41は、シール面41aが円環状に形成され、取付穴5の外周を囲むことにより、外グロメット6と車両本体2との当接部分からから車両本体2への水の浸入を防ぐことができる。
内グロメット7は、第2ストッパー部20が、内グロメット7とスポイラー4との当接部分をシールして、車両本体2への水の浸入を防ぐ第2シール片43を備えている。第2ストッパー部20は、貫通穴を囲むように外周端をスポイラー4の表面4aに向かって傾斜させて第2シール片43を形成し、その先端に、スポイラー4の表面4aに当接し得るシール面43aを備える。第2シール片43は、シール面43aが、第2ストッパー部20のスポイラー4に当接する面20bより上方へ突出するように形成される。また、第2シール片43は、スポイラー4が装着された際、スポイラー4の表面4aに押され変形し得るように水平面に対する角度βが所定角度、例えば45度に形成される。そして、第2シール片43は、シール面43aが円環状に形成されることにより、貫通穴22の外周を囲み、内グロメット7とスポイラー4との当接部分から車両本体2への水の浸入を防ぐことができる。
尚、第1シール片41及び第2シール片43は、軸方向の荷重によって弾性変形し得るように形成される。
また、外グロメット6は、第1ストッパー部12に、第1ストッパー部12と第2ストッパー部20との当接部分をシールして、車両本体2への水の浸入を防ぐ突条42が形成されている。突条42は、第2ストッパー部20と当接する第1ストッパー部12の表面12aを円環状に隆起させ、上端において第2ストッパー部20の裏面に当接し得るように形成される。このように表面12aを円環状に隆起させて連続的に突条42を形成したことにより、部品取付用グロメット40は外グロメット6と内グロメット7との重合部を封止し、車両本体2への水の浸入を防ぐことができる。因みに、突条42は、貫通穴22に対し、同心円状に複数、例えば2本形成される。尚、部品取付用グロメット40は、突条42を1本としてもよいことはもちろんである。
このように構成された部品取付用グロメット40は、図10に示すように、外グロメット6に内グロメット7を挿入して、内グロメット7の第2ストッパー部20と第2係止片21とにより外グロメット6と一体化して構成される。
そして、部品取付用グロメット40を車両本体2に装着すると、第1係止片13と第1ストッパー部12との間に形成される隙間δにおいて車両本体2を狭持する。このとき、第1シール片41は、隙間δが車両本体2の板厚tより小さくなるように形成されていることにより、シール面41aが車両本体2から上方へ押され、半径方向に広がるように変形する。このようにして第1シール片41は、シール面41aを一側2aに押しつけることにより、車両本体2と外グロメット6との当接部分を確実にシールすることができる。
スポイラー4は、上述のように予めスポイラー4に設けられたボルト3を車両本体2に装着された部品取付用グロメット40の貫通穴22に押込み、ボルト3のネジを係止突起29,30に係合させて、車両本体2に固定される。ボルト3が所定位置まで押込まれると、第2シール片43は、第2ストッパー部20の車両本体2に当接する面20bより上方へ突出するように形成されていることにより、シール面43aがスポイラー4から下方へ押され、半径方向に広がるように変形する。このようにして第2シール片43は、シール面43aをスポイラー4の表面4aに押付けることにより、スポイラー4と内グロメット7との当接部分を確実にシールすることができる。
また、第2シール片43が下方向の荷重を受けることにより、第2ストッパー部20に内グロメット7の内側縁部R2を回転中心とする外側方向のモーメントが生じる。このモーメントにより、第2ストッパー部20は、面20aを第1ストッパー部12に形成された突条42に強く押付けることができる。このようにして、部品取付用グロメット40は、第2ストッパー部20の面20aを第1ストッパー部12に形成された突条42に強く押付けることにより、第1ストッパー部12と前記第2ストッパー部20との当接部分のシール性を向上させることができる。
また、部品取付用グロメット40は、第1シール片41及び突条42を外グロメット6と一体的に形成し、第2シール片43を内グロメット7と一体的に形成したことにより、部品費を削減すると共に、組立工数を削減することにより、大幅なコストの低減を図ることができる。
また、部品取付用グロメット40は、第1ストッパー部12に一体的に形成した突条42が、第1ストッパー部12と第2ストッパー部20の当接部分をシールすることにより、車両本体2の一側2aから突出する高さを低くすることができるので、デザインの自由度を向上することができる。
また、部品取付用グロメット40は、突条42を第1ストッパー部12と第2ストッパー部20との当接部分に設けたことにより、スポイラー4を車両本体2へ固定する際に生じる軸方向の力を突条42へ作用させることができる。従って、部品取付用グロメット40は、突条42を面20aに強く押付けることにより、シール性が向上し、車両本体2への水の浸入を確実に防ぐことができる。
また、部品取付用グロメット40は、突条42を円環状に形成したことにより、外グロメット6に対し内グロメット7が半径方向に移動してもシール性を保持することができる。
また、部品取付用グロメット40は、第1シール片41を第1ストッパー部12に、また、第2シール片43を第2ストッパー部20に一体的に形成したことにより、スポイラー4を車両本体2へ固定する際に生じる軸方向の力を突条42へ作用させることができる。従って、部品取付用グロメット40は、シール面41aを車両本体2の一側2aへ、また、シール面43aをスポイラー4の表面4aへ強く押付けることにより、シール性が向上し、車両本体2への水の浸入を確実に防ぐことができる。
また、部品取付用グロメット40は、第1シール片41を前記取付穴5の一側2a外縁部を囲むように形成し、並びに、第2シール片43を貫通穴22を囲むように形成したことにより、貫通穴22に対し外グロメット6が半径方向に移動しても、また、外グロメット6に対し内グロメット7が半径方向に移動してもシール性を保持することができる。
また、部品取付用グロメット40は、第1シール片41及び第2シール片43を変形させて車両本体2及びスポイラー4へ押付ける構成としたことにより、車両本体2の一側2aに突出する部分の厚さを小さくすることができる。従って、部品取付用グロメット40では、デザイン制約を減らすことができ、商品性の向上を図ることができる。
また、部品取付用グロメット40は、第1シール片41及び第2シール片43を変形させて車両本体2及びスポイラー4へ押付ける構成としたことにより、曲面への追従性を向上することができる。従って、部品取付用グロメット40は、車両本体2及びスポイラー4が曲面を備える場合であっても、車両本体2への水の浸入を確実に防ぐことができる。
また、部品取付用グロメット40は、第1シール片41及び第2シール片43を変形可能としたことにより、スポイラー4に加わった衝撃を吸収することができる。従って、部品取付用グロメット40は、スポイラー4の破損を防いで、耐久性を向上することができる。
また、突条42は、貫通穴22に対し、同心円状に複数、例えば2本形成されていることにより、外グロメット6と内グロメット7とが半径方向にずれた場合にも、シールすることができ、車両本体2への水の浸入を確実に防ぐことができる。
すなわち、図11に示すように、取付穴5が規定位置から右側にずれた場合(図11(b))には、外グロメット6に対し内グロメット7が半径方向に左側へ移動し、位置ずれを吸収する。このように内グロメット7が外グロメット6に対し左側へ移動した場合、部品取付用グロメット40の左側(図12)においては、2本の突条42が第2ストッパー部20の面20aに当接しているので、より確実にシールすることができる。
一方、部品取付用グロメット40の右側(図13)においては、内側の突条42が第2ストッパー部20の面20aに当接しているので、確実にシールすることができる。
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、取付部材をボルト3とした場合について例示したが、本発明はこれに限らず、係止突起29,30に係合する係合部を備えた杆部材としてもよい。また、外グロメット6と取付穴5とのクリアランス、および、外グロメット6と内グロメット7とのクリアランスは、上記実施例中に記載のものに限らず、材質、形状等により適宜変更しても良いことはいうまでもない。
また、上記した第2の実施の形態において、第1シール片41及び第2シール片43は、それぞれ外グロメット6及び内グロメット7と一体的に形成されるものについて述べたが、本発明は、これらが一体的に形成されるものではあっても、同一材料で形成されるものに限定されるものではない。従って、部品取付用グロメット40は、第1シール片41及び第2シール片43が、外グロメット6及び内グロメット7と異なる材料で、外グロメット6及び内グロメット7と一体的に形成されることとしてもよい。
また、上記第2の実施の形態において、突条42は、第1ストッパー部12に形成したものについて述べたが、本発明はこれに限らず、第1ストッパー部12と第2ストッパー部20との当接部分であれば、第2ストッパー部20に形成することとしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る部品取付用グロメットの全体構成を示す縦断面図である。 外グロメットの構成を示す縦断面図である。 内グロメットの構成を示す斜視図である。 内グロメットを外グロメットに組み付ける様子を段階的に示す縦断面図である。 部品取付用グロメットを車両本体に装着する様子を段階的に示す縦断面図である。 スポイラーを取付けた状態を示す縦断面図である。 取付穴に生じた誤差を吸収する様子を示す図であり、(A)外グロメットが移動した状態、(B)内グロメットが移動した状態を示す縦断面図である。 外グロメットと内グロメットとが連動して移動した状態を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る部品取付用グロメットの全体構成を示す縦断面図である。 スポイラーを取付けた状態を示す縦断面図である。 外グロメットと内グロメットとの位置関係を示す平面図であり、(a)基準位置にある状態、(b)外グロメットに対し内グロメットが左へずれた状態を示す図である。 外グロメットに対し内グロメットが左へずれた状態における左側の様子を示す縦断面図である。 外グロメットに対し内グロメットが左へずれた状態における右側の様子を示す縦断面図である。
符号の説明
1 部品取付用グロメット
2 車両本体
3 ボルト(取付部材)
5 取付穴
6 外グロメット
7 内グロメット
8a 第1シール部材(密封部材)
8b 第2シール部材(密封部材)
12 第1ストッパー部
13 第1係止片
20 第2ストッパー部
21 第2係止片
31,32 第3ストッパー部
41 第1シール片
42 突条
43 第2シール片

Claims (4)

  1. 外グロメット(6)と、前記外グロメット(6)の一端から挿入して支持される内グロメット(7)とからなり、部品(4)に固定された取付部材(3)を前記内グロメット(7)に挿入して、前記部品(4)を車両本体(2)に支持する部品取付用グロメット(1,40)であって、
    前記外グロメット(6)は、前記車両本体(2)に穿設した取付穴(5)との間に半径方向のクリアランスを有し、前記取付穴(5)の一側(2a)の外縁部に係止する第1ストッパー部(12)を一端に設けると共に、前記取付穴(5)の他側(2b)の外縁部に係止する弾性変形可能な第1係止片(13)を備え、
    前記内グロメット(7)は、前記外グロメット(6)との間に半径方向のクリアランスを有し、前記第1ストッパー部(12)に当接する第2ストッパー部(20)と、前記外グロメット(6)の他端に係止する弾性変形可能な第2係止片(21)とを備え、
    前記外グロメット(6)と前記内グロメット(7)とがそれぞれ半径方向に移動可能であることを特徴とする部品取付用グロメット(1,40)
  2. 前記内グロメット(7)を前記外グロメット(6)の軸方向の中央に保持する第3ストッパー部(31,32)を、前記第2係止片(21)に設けたことを特徴とする請求項1記載の部品取付用グロメット(1,40)
  3. 前記第1ストッパー部(12)と前記第2ストッパー部(20)との一側表面にはそれぞれ密封部材(8)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の部品取付用グロメット(1,40)
  4. 前記第1ストッパー部(12)は、前記取付穴(5)の一側外縁部を囲む第1シール片(41)が形成され、
    前記第2ストッパー部(20)は、前記部品(4)との当接部分に第2シール片(43)が形成されており、
    前記第1ストッパー部(12)と前記第2ストッパー部(20)との当接部分に円環状の突条(42)を形成したことを特徴とする請求項1記載の部品取付用グロメット(40)
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