JP6936131B2 - グロメット - Google Patents

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Description

本発明は、グロメットに関する。
従来、グロメットインナーのフランジとグロメットアウターのフランジ嵌合溝とが嵌合されて一体にされたグロメットが提案されている。このようなグロメットは、グロメットインナーの回転を防止するために、フランジとフランジ嵌合溝とに凹凸部が設けられ、両者を係合するようにしている。
特開2003−70133号公報
しかし、特許文献1に記載のグロメットにおいて、フランジ嵌合溝に回転防止リブを設けた場合、回転防止リブがグロメットアウターの外側から見え難く、回転防止リブに切り欠き部が合致するようにグロメットインナーをグロメットアウターに取り付けることが困難となってしまう。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、グロメットインナーをグロメットアウターに取り付ける際に、フランジに形成された切り欠き部をフランジ嵌合溝内側に設けられた回転防止リブに合致させ易くすることができるグロメットを提供することにある。
本発明に係るグロメットは、グロメットインナーの略円環状のフランジとグロメットアウターの略円環状のフランジ嵌合溝とが嵌合されて一体にされたものである。グロメットアウターは、内側にフランジ嵌合溝が形成される大径筒部と、フランジ嵌合溝から大径筒部の内側方向に突出して形成された回転防止リブと、大径筒部よりもグロメットインナーの取付側に設けられて大径筒部よりも縮径された縮径筒部と、を有している。グロメットインナーは、回転防止リブが嵌まり込む切り欠き部をフランジに有している。さらに、縮径筒部は、その外側面に回転防止リブの位置を示す目印部を有する。
本発明によれば、縮径筒部は、その外側面に回転防止リブの位置を示す目印部を有する。このため、回転防止リブが大径筒部の内側という見え難い箇所に設けられていたとしても、目印部は、グロメットアウターのうちグロメットインナーの取付側となる縮径筒部の外側面という取り付け時において一見して認識され易い箇所に設けられることとなる。よって、作業者は、目印部を基準にしてグロメットインナーをグロメットアウターに取り付ければ、切り欠き部を回転防止リブに合致させ易くすることができる。
第1実施形態に係るグロメットを示す側面図である。 図1に示したグロメットアウターの斜視図である。 グロメットアウターの側面図である。 図3のA−A断面図である。 図1に示したグロメットインナーの斜視図である。 第1実施形態に係るグロメットアウターとグロメットインナーとの組み付け方法を示す斜視図である。 第2実施形態に係るグロメットインナーを示す斜視図である。 第2実施形態に係るグロメットアウターとグロメットインナーとの組み付け方法を示す斜視図である。 変形例に係るグロメットを示す側面図である。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、第1実施形態に係るグロメットを示す側面図である。第1実施形態に係るグロメット1は、パネルPに形成された貫通孔THに対して挿入固定されるものであって、軟質のゴム部材によって構成されたグロメットアウター10と、合成樹脂製で硬質のグロメットインナー20とを備えている。グロメットインナー20は、グロメットアウター10の一方側から取り付けられて一体とされる。
図2は、図1に示したグロメットアウター10の斜視図であり、図3はグロメットアウター10の側面図であり、図4は、図3のA−A断面図である。図2〜図4に示すように、グロメットアウター10は、概略的に、大径筒部11と、大径筒部11の一方側に延びる第1縮径筒部(縮径筒部)12と、大径筒部11の他方側に延びる第2縮径筒部13と、を備えている。
大径筒部11は、図2に示すように、その他方側に底面11aを有し、一方側が開放された有底の筒部となっている。この大径筒部11は、図3に示すように、やや縮径された絞り部11bが形成されている。大径筒部11は、この絞り部11bよりも他方側の筒内側にフランジ嵌合溝11c(図2及び図4参照)が形成されている。フランジ嵌合溝11cは、グロメットインナー20の後述するフランジ(後述する符号24)が嵌まり込む略円環状(略真円状)の溝である。
また、大径筒部11のうち絞り部11bよりも他方側は、他方側に向かうに従って拡径するリップ11dが形成されている(図3参照)。リップ11dはパネルPの貫通孔THよりも大径となっており、図1に示すように、グロメット1の貫通孔THへの取付状態において、パネルPに押圧されて水密性を保つ部材となる。さらに、図4に示すように、大径筒部11のフランジ嵌合溝11cには、筒内側方向に突出した回転防止リブ11eが形成されている。
図2及び図3に示すように、第1縮径筒部12及び第2縮径筒部13は、大径筒部11の底面11aから互いに反対方向に延びる筒部であって、大径筒部11よりも縮径された筒部である。第1実施形態において第1縮径筒部12は、第2縮径筒部13よりも径が大きくされている。第1縮径筒部12は、その筒外側面に突起(目印部)12aが形成されている。ワイヤーハーネスは、これらの縮径筒部12,13内に挿通されることとなる。
突起12aは、回転防止リブ11eの位置を示す目印となるものである。ここで、第1実施形態に係るグロメットアウター10は、大径筒部11の筒内側に回転防止リブ11eが設けられている。特に大径筒部11は絞り部11bを有することから、回転防止リブ11eの位置が非常に確認し難い構造となっている。第1実施形態において突起12aは、図4に示すように回転方向に回転防止リブ11eと同位置に設けられている。ここでいう回転方向は、大径筒部11(又は、第1縮径筒部12や第2縮径筒部13)の筒軸を中心とした回転方向である。
よって、作業者は、第1縮径筒部12の外側面に設けられる突起12aの位置を確認することで、回転防止リブ11eの位置も確認することができる。
なお、第1実施形態において突起12aは回転方向に回転防止リブ11eと同位置に設けられているが、これに限らず、180°回転した位置に設けられていたり、90°回転した位置に設けられていたりして回転防止リブ11eの位置を示すものであってもよい。すなわち、突起12aの位置は回転防止リブ11eと回転方向に同位置でなくともよい。
さらに、第1実施形態においては突起12aを目印部とすることを述べるが、目印部は突起12aに限らず、凹部や開口部等であってもよいし、着色部であってもよい。なお、着色部は矢印マーク等、より明確に回転防止リブ11eの位置を指し示すものが好ましい。
図5は、図1に示したグロメットインナー20の斜視図である。グロメットインナー20は、筒体をその軸方向に半分に割った半割体20a,20bによって構成されており、これらが組み付けられることでグロメットインナー20が形成されている。
このようなグロメットインナー20は、第1縮径筒部12を包囲するようにグロメットアウター10に取り付けられる筒部21を備えている(図1参照)。なお、第1実施形態において第1縮径筒部12は短尺なものとして図示しているが、実際の第1縮径筒部12は長尺のものが多く、このような長尺の第1縮径筒部12に対してグロメットインナー20を挿通させることは作業性の低下を招くことから、グロメットインナー20は半割体20a,20bによって構成され、第1縮径筒部12の根元付近において半割体20a,20bが組み付けられる。
半割体20a,20bが組み付けられたグロメットインナー20は、その周方向に等間隔となるように4つのロック爪23が設けられている(なお、図5では4つのうち3つが見える斜視状態である)。このロック爪23はパネルPの貫通孔THにグロメット1を係止させるものである(図1参照)。グロメット1は、グロメットアウター10とグロメットインナー20とが組み付けられた状態で貫通孔THの他方側から一方側に挿入される。この際、貫通孔THがロック爪23の傾斜部23aに当接しながら弾性変形し、傾斜部23aを通過するとロック爪23が弾性復帰して係止段部23bに接触状態となる。この係止段部23bの接触状態においてグロメット1は、他方側への移動が規制された状態となる。なお、一方側への移動についてはリップ11dが規制する。すなわち、グロメット1は、ロック爪23の係止段部23bとリップ11dとに挟まれるようにしてパネルPの貫通孔THに取付状態となる。
フランジ22は、筒部21の他方側(一端)において筒部21の外側に向かって張り出すものである。このフランジ22は、グロメットインナー20をグロメットアウター10に取り付けた場合に、フランジ嵌合溝11cに嵌まり込むものであって、フランジ嵌合溝11cと同様に略円環状(略真円状)となっている。このようなフランジ22には、凹形状の切り欠き部22aが形成されている。切り欠き部22aは、フランジ22の一部が刳り貫かれた部分であり、グロメットインナー20をグロメットアウター10に正規に取り付けた場合に、回転防止リブ11eが嵌る部位となる。第1実施形態において切り欠き部22aは、半割体20a,20bの接合部分に跨るように形成されている。すなわち、各半割体20a,20bには、フランジ22にL字形状の切り欠きが形成されており、このL字形状の切り欠きが組み合わさることで、凹形状の切り欠き部22aが形成される。
さらに、第1実施形態においてグロメットインナー20は筒部21に凹部24が形成されている。凹部24は筒部21の一方側端部から刳り貫くようにして形成されている。この凹部24についても、切り欠き部22aと同様に半割体20a,20bの接合部分に跨るように形成されている。よって、凹部24は、切り欠き部22aと回転方向に同位置に設けられていることとなる。このような凹部24は、図1に示すようにグロメットアウター10にグロメットインナー20が正規に取り付けられた場合、突起12aが嵌まり込む構造となっている。
次に、図6を参照して、第1実施形態に係るグロメットアウター10とグロメットインナー20との組み付け方法を説明する。図6は、第1実施形態に係るグロメットアウター10とグロメットインナー20との組み付け方法を示す斜視図である。
まず、作業者は、グロメットインナー20の半割体20a,20bを用意し、第1縮径筒部12が内側に位置するようにして両者を組み付ける。その後、作業者は、突起12aと凹部24との位置を確認する。確認後、作業者は突起12aが凹部24に嵌るように(又は、切り欠き部22aや接合部分が突起12a上を通過するように)グロメットインナー20を他方側に移動させる。
ここで、グロメットアウター10は突起12aと回転防止リブ11eが回転方向に同位置となっている(図4参照)。さらに、グロメットインナー20は切り欠き部22aと凹部24とが回転方向に同位置となっている。よって、作業者は、突起12aが凹部24に嵌るように組み付けることで、フランジ22がフランジ嵌合溝11cに嵌まり込むと共に、切り欠き部22aが回転防止リブ11eに合致するように組み付けることができる。
このようにして、第1実施形態に係るグロメット1によれば、第1縮径筒部12は、その外側面に回転防止リブ11eの位置を示す目印部(突起12a)を有する。このため、回転防止リブ11eが大径筒部11の内側という見え難い箇所に設けられていたとしても、目印部は、グロメットアウター10のうちグロメットインナー20の取付側となる第1縮径筒部12の外側面という取り付け時において一見して認識され易い箇所に設けられることとなる。よって、作業者は、目印部を基準にしてグロメットインナー20をグロメットアウター10に取り付ければ、切り欠き部22aを回転防止リブ11eに合致させ易くすることができる。
また、目印部は、回転方向に回転防止リブ11eと同位置に設けられているため、フランジ22の切り欠き部22aを目印部に合わせるようにしてグロメットインナー20をグロメットアウター10に取り付ければよく、より一層切り欠き部22aを回転防止リブ11eに合致させ易くすることができる。
また、目印部は第1縮径筒部12の外側面に設けられた突起12aであるため、突起12aが第1縮径筒部12の外側に突出することから、例えば目印部が着色部等である場合と比較すると視認性を高めることができる。
また、グロメットインナー20の筒部21は突起12aが嵌合する凹部24を有するため、突起12aに凹部24を合わせるようにしてグロメットインナー20をグロメットアウター10に取り付ければよく、より一層切り欠き部22aを回転防止リブ11eに合致させ易くすることができる。
次に本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係るグロメットは以下の構成となっている。以下、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同一又は同様の要素には同一の符号を付すものとする。
図7は、第2実施形態に係るグロメットインナー20を示す斜視図であり、図8は、第2実施形態に係るグロメットアウター10とグロメットインナー20との組み付け方法を示す斜視図である。
図7に示すように、第2実施形態に係るグロメットインナー20は、第1実施形態のものと同様であるが、凹部24を備えていない点で第1実施形態のものと相違する。
このため、図8に示すように、グロメットインナー20をグロメットアウター10に取り付ける場合、作業者は、突起12aと切り欠き部22aとの位置を確認する。確認後、作業者は切り欠き部22aが突起12a上を通過するように(又は接合部分が突起12a上を通過するように)グロメットインナー20を他方側に移動させる。
ここで、グロメットアウター10は突起12aと回転防止リブ11eが回転方向に同位置となっている(図4参照)。よって、切り欠き部22aが突起12a上を通過するようにグロメットインナー20を組み付けることで、フランジ22がフランジ嵌合溝11cに嵌まり込むと共に、切り欠き部22aが回転防止リブ11eに合致するように組み付けられることとなる。
なお、第2実施形態に係るグロメットインナー20は筒部21の内側に肉薄部(不図示)が形成されており、グロメットインナー20をグロメットアウター10に対して正規に取り付けた場合、突起12aが筒部21の内側の肉薄部に嵌まり込むようになっている。
このようにして、第2実施形態に係るグロメット2によれば、第1実施形態と同様にフランジ22に形成された切り欠き部22aをフランジ嵌合溝11c内側に設けられた回転防止リブ11eに(より一層)合致させ易くすることができる。また、例えば目印部が着色部等である場合と比較すると視認性を高めることができる。
なお、第2実施形態においては半割体20a,20bの接合部分が切り欠き部22aと回転方向に同位置となっている。このため、切り欠き部22aが突起12a上を通過するようにグロメットインナー20が組み付けられる場合に限らず、接合部分が突起12a上を通過するようにグロメットインナー20が組み付けられてもよい。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態同士の技術を組み合わせてもよい。さらには、周知及び公知の技術を組み合わせてもよい。
例えば、第2実施形態においてグロメットアウター10は突起12aがより一方側に設けられており、グロメットインナー20をグロメットアウター10に対して正規に取り付けた場合に、突起12aが筒部21の一方側に露出するように構成されていてもよい。
また、第1実施形態において凹部24は、図1等に示すように、一方側が開放された形状となっているが、これに限らず、一方側が開放されていない矩形孔であってもよい。
さらに、第1実施形態においては、図1に示すように、突起12aは比較的大きな隙間を有して凹部24内に嵌っているが、これに限らず、図9に示すようになっていてもよい。
図9は、変形例に係るグロメット1’を示す側面図である。図9に示すように、変形例に係るグロメットアウター10は、突起12aの形状が大きくされており、凹部24に略隙間なく嵌っている。すなわち、突起12aと凹部24とは、回転方向、及び、筒部21の根元側(他方側)の双方において合致する形状となっている。
そして、このような形状を採用することにより、以下の効果を奏する。まず、突起12aと凹部24とは回転方向に合致するため、両者に存在するクリアランスによって、グロメットインナー20がやや回転方向にズレた位置となってしまい、突起12aが凹部24に嵌るものの、切り欠き部22aと回転防止リブ11eとが合致していないという事態を防止することができる。また、突起12aと凹部24とは筒部21の根元側において合致するため、フランジ22がフランジ嵌合溝11cに嵌合されていない途中取付状態となってしまう事態を防止することができる。従って突起12aと凹部24とを合致させることで、フランジ22をフランジ嵌合溝11cに嵌合させ切り欠き部22aを回転防止リブ11eに合致させることができる。
1,1’,2:グロメット
10 :グロメットアウター
11 :大径筒部
11c :フランジ嵌合溝
11e :回転防止リブ
12 :第1縮径筒部(縮径筒部)
12a :突起(目印部)
13 :第2縮径筒部
20 :グロメットインナー
21 :筒部
22 :フランジ
22a :切り欠き部
24 :凹部
P :パネル
TH :貫通孔

Claims (5)

  1. グロメットインナーの略円環状のフランジとグロメットアウターの略円環状のフランジ嵌合溝とが嵌合されて一体にされたグロメットにおいて、
    前記グロメットアウターは、内側に前記フランジ嵌合溝が形成される大径筒部と、前記フランジ嵌合溝から前記大径筒部の内側方向に突出して形成された回転防止リブと、前記大径筒部よりも前記グロメットインナーの取付側に設けられて前記大径筒部よりも縮径された縮径筒部と、を有し、
    前記グロメットインナーは、前記回転防止リブが嵌まり込む切り欠き部を前記フランジに有し、
    前記縮径筒部は、当該縮径筒部の外側面に前記回転防止リブの位置を示す目印部を有する
    ことを特徴とするグロメット。
  2. 前記目印部は、前記大径筒部の軸を中心とした回転方向に、前記回転防止リブと同位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記目印部は、前記縮径筒部の外側面に設けられた突起である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のグロメット。
  4. 前記グロメットインナーは、一端に前記フランジが設けられ前記縮径筒部を包囲する筒部を有し、
    前記筒部は、前記突起が嵌合する凹部を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のグロメット。
  5. 前記突起と前記凹部とは、前記フランジが前記フランジ嵌合溝に嵌合すると共に前記切り欠き部が前記回転防止リブと合致した場合に、前記大径筒部の軸を中心とした回転方向、及び、前記筒部の根元側の双方において合致する形状である
    ことを特徴とする請求項4に記載のグロメット。
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