JP7280688B2 - 地中ケーブル用自在割管 - Google Patents
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Description
また、本発明では、凹部が平面視で多角形状であって凸部が球状であるから、従来のようなボルト締結による連結構造に比べて製造時の金型を簡単な構造にすることができる。
図1に示すように、本実施形態による地中ケーブル用自在割管(以下、自在割管1という)は、地中に埋設されている電線等の地中ケーブルKの地中管路11から電柱12に沿う立上り管13までの地中ケーブルKを挿通させて被うための管であり、一対の半割管(図2に示す分割片2A、2B)を組み合わせた管構造をなしている。
以下では、直管10Aについて主に説明するが、曲がり管10Bも管軸が湾曲しているだけの違いであって直管10Aと同様の構成である。
本体管2は、管軸O方向の一端に配された差口21と、管軸O方向の他端に配された受口22と、を備えている。本体管2の差口21は、別の本体管2’(図2の二点鎖線)の受口22’の内部に支持可能に構成された段差形状の支持部23が設けられている。
支持部23は、受口22に挿入された差口21の差口側端面21aが当接することで、差口21の挿入方向の移動が規制されることになる。
すなわち、凹部31に凸部32が嵌め込まれると、図7(b)に示すように、凹部31の壁面(内周面31a)と凸部32の外面32bとが圧接した状態となり、その摩擦力によりずれが生じにくくなる。
また、直管10A、10A同士を角度をつけて直列に接続して全体として湾曲するような線形とすることも可能である。この場合には、接続される直管10A、10Aのそれぞれの管軸O、Oに内接する仮想円の曲率半径Rが0.5mR以上1.0mR以下とされており、0.6mR以上0.8mR以下が好ましい。
本実施形態では、図4及び図6に示すように、一対の分割片2A、2B同士を対向させて連結する際に、連結する一方の分割片2Aの凹部31と、他方の分割管2Bの凸部32とが内接された状態で係合させることで容易に連結することができる。このときの係合構造が凹部31に凸部32が内接するように嵌め込むだけの着脱容易な構造となるので、各分割片2A、2Bに分割する際も、凹部31と凸部32との内接した係合状態を解除することで容易に分割することができる。そのため、図1に示すように、地中ケーブルKに本体管2を取り付ける作業にかかる時間や手間を低減することができ、施工性の向上を図ることができる。
図9(a)、(b)及び図10に示す第2実施形態による自在割管1A(地中ケーブル用自在割管)は、上述した第1実施形態において連結部3(凹部31又は凸部32)の管軸O方向の位置を変えるとともに、差口21と受口22の係止構造を異なる形状としたものである。すなわち、本第2実施形態では、管軸O方向で受口22寄りの連結部3が受口22に位置している。
第2実施形態の自在割管1Aの場合には、受口22に開口部24(図3(a)参照)が形成されていないので、受口22に連結部3を設けても構造上の強度を確保することができる。
(第3実施形態)
次に、図11(a)、(b)及び図12(a)、(b)に示すように、第3実施形態による自在割管1B(地中ケーブル用自在割管)は、分割片2A、2Bにおける一端部2aに凹部31又は凸部32が設けられ、他端部2bにねじ締結によって連結されるヒンジ部3Aが設けられている。その他の構成は、上述した第1実施形態と同様である。
ヒンジ部3Aは、一方の分割片2Aに設けられねじ孔が形成された第1ねじ固定片33と、他方の分割片2Bに設けられねじ孔が形成された第2ねじ固定片34と、第1ねじ固定片33と第2ねじ固定片34をねじ孔が同軸となるように重ねて配置した状態で締結されるボルト35及びナット36と、を備えている。
例えば、上述した実施形態では、一対で分割された分割片2A、2Bとなっているが、周方向に3つ以上に分割された分割片であってもかまわない。
2、2’ 本体管
2A、2B 分割片
3 連結部
3A ヒンジ部
21 差口
22 受口
24 開口部
25 係止爪部
30 突片
31 凹部
32 凸部
O 管軸
Claims (6)
- 周方向に分割される本体管と、
該本体管の各分割片に形成される凹部および凸部と、を備え、
前記凹部は、連結される分割片同士が連結される連結方向に直交する連結面を連結方向からみた平面視で多角形状に形成され、
前記凸部は、前記平面視で前記凹部の内周面に内接する球状に形成され、
複数の前記分割片のうち一の分割管に形成された前記凹部と、他の分割管に形成された前記凸部とが嵌合された状態で前記分割片同士が連結されていることを特徴とする地中ケーブル用自在割管。 - 前記分割片における周方向の一端部に前記凹部が設けられ、他端部に前記凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の地中ケーブル用自在割管。
- 前記分割片における一端部に前記凹部又は前記凸部が設けられ、他端部にねじ締結によって連結されるヒンジ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の地中ケーブル用自在割管。
- 前記凹部および凸部は、前記本体管の管軸に沿う管軸方向に複数設けられ、
同一の前記分割片において、前記凹部と前記凸部とが前記管軸方向に隣り合っていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地中ケーブル用自在割管。 - 前記本体管は、管軸方向の一端に配された差口と、前記管軸方向の他端に配された受口と、を備え、
前記凹部および凸部は、前記管軸方向で前記差口および前記受口を避けた中央寄りに配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の地中ケーブル用自在割管。 - 前記受口には、別の前記本体管の前記差口を前記受口の内部に支持可能に構成された支持部が設けられ、
前記受口は、前記支持部から前記管軸方向に沿って離れるに従い漸次、拡径していることを特徴とする請求項5に記載の地中ケーブル用自在割管。
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