JP7280688B2 - 地中ケーブル用自在割管 - Google Patents

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Description

本発明は、地中ケーブル用自在割管に関する。
近年、景観改善や防災等のために、電線等のケーブル及び該ケーブルに関係する設備等を地中に埋設する電線類地中化(無電柱化)が推進されている。このような電線類地中化の一環として、従来、地中に埋設されている電線等のケーブルの地中管路から電柱等へのケーブルの立ち上がり箇所までの地中ケーブルを挿入させることで被う金属製の半割鋼管からなる地中ケーブル用自在割管が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2には、一対の半割分割片を互いに突き合わせて連結した本体管同士を環状の継手材を介して直列に継ぎ足し、その管内部にケーブル等を収納した状態で地中に埋設され、ケーブルを防護する地中ケーブル用自在割管であって、これら直列に配置される自在割管がそれぞれ継手材を介して折曲げ自在に接続された構成について記載されている。
実開平2-65032号公報 実開昭62-54526号公報
上述したような従来の地中ケーブル用自在割管では、半割分割片同士の接続部は、双方の分割片に管軸方向にずらした突片が設けられ、突片同士を重ね合わせて、突片間をボルトで締結しているため、分割片同士の連結作業に時間と手間がかかっていた。また、ケーブルに対して自在割管を取り付けた後に、位置の変更等で自在割管を取り外したり、ケーブルに付け直す場合には、半割分割片同士がボルト締結により固定されているので、施工しにくいという問題があった。そのため、分割片同士の連結部の構造が簡単で、かつ製造時の金型も簡単なものが求められており、その点で改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、分割片同士の連結を容易に行うことができ、施工性の向上を図ることができるうえ、製造時に使用する金型をより簡単な構造にできる地中ケーブル用自在割管を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る地中ケーブル用自在割管は、周方向に分割される本体管と、該本体管の各分割片に形成される凹部および凸部と、を備え、前記凹部は、平面視で多角形状に形成され、前記凸部は、平面視で前記凹部の内周面に内接する球状に形成され、複数の前記分割片のうち一の分割管に形成された前記凹部と、他の分割管に形成された前記凸部とが係合された状態で前記分割片同士が連結されていることを特徴としている。
本発明では、分割片同士を対向させて連結する際に、連結する一の分割管の凹部と、他の分割管の凸部とが内接された状態で係合させることで容易に連結することができる。このときの係合構造が凹部に凸部が内接するように嵌め込むだけの着脱容易な構造となるので、各分割片に分割する際も、凹部と凸部との内接した係合状態を解除することで容易に分割することができる。そのため、地中ケーブルに本体管を取り付ける作業にかかる時間や手間を低減することができ、施工性の向上を図ることができる。
また、本発明では、凹部が平面視で多角形状であって凸部が球状であるから、従来のようなボルト締結による連結構造に比べて製造時の金型を簡単な構造にすることができる。
また、本発明に係る地中ケーブル用自在割管は、前記分割片における周方向の一端部に前記凹部が設けられ、他端部に前記凸部が設けられていることが好ましい。
このような構成とすることで、断面視で分割片における対称位置に凹部と凸部を配置することが可能になり、各分割片を同形状とすることができる。これにより、金型を共有化することができ、1つの金型で製造することができる。
また、本発明に係る地中ケーブル用自在割管は、前記分割片における一端部に前記凹部又は前記凸部が設けられ、他端部にねじ締結によって連結されるヒンジ部が設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、ヒンジ部を介して各分割片が開閉可能に設けられ、分割片の一端部側の凹部と凸部を係合させることで連結作業を行うことができる。つまり、断面視で分割片の片側の一端部のみの係合で着脱作業を行えるので、施工性を向上させることができる。
また、本発明に係る地中ケーブル用自在割管は、前記凹部および凸部は、前記本体管の管軸に沿う管軸方向に複数設けられ、同一の前記分割片において、前記凹部と前記凸部とが前記管軸方向に隣り合っていることが好ましい。
この場合には、凹部および凸部による連結部が管軸方向の複数箇所に設けられているので、分割片同士の連結が安定し、外れ難い構造となる。
また、本発明に係る地中ケーブル用自在割管は、前記本体管は、管軸方向の一端に配された差口と、前記管軸方向の他端に配された受口と、を備え、前記凹部および凸部は、前記管軸方向で前記差口および前記受口を避けた中央寄りに配置されていることを特徴としてもよい。
この場合には、凹部および凸部による連結部の位置が差口および受口を避けた位置となるので、複数の本体管を差口と受口で嵌合させて直列に接続した場合において、本体管同士の曲げ方向の力が凹部および凸部に作用することを抑制でき、分割片同士の連結が安定し、外れ難い構造となる。
また、本発明に係る地中ケーブル用自在割管は、前記受口には、別の前記本体管の前記差口を前記受口の内部に支持可能に構成された支持部が設けられ、前記受口は、前記支持部から前記管軸方向に沿って離れるに従い漸次、拡径していることを特徴としてもよい。
この場合には、受口が拡径されているので、この受口に別の本体管の差口が挿入しやすくなり、施工性を向上することができる。
本発明の地中ケーブル用自在割管によれば、分割片同士の連結を容易に行うことができ、施工性の向上を図ることができる。しかも、製造時に使用する金型をより簡単な構造とすることができる。
本発明の第1実施形態による地中ケーブルに自在割管を備えた概略構成を示す側面図である。 図1に示す自在割管の斜視図である。 (a)は一方の分割片を外周側から見た平面図、(b)は他方の分割片を内周側から見た平面図である。 図2に示すA-A線断面図である。 (a)は図3(a)に示すB-B線断面図、(b)は図3(b)に示すC-C線断面図である。 連結部の連結前の状態を示す要部拡大した側面図である。 連結方向から見た凹部の平面図であって、(a)は凹部に凸部を係合する前の状態の図、(b)は凹部に凸部を係合した状態の図である。 受口と差口の係合部を示す断面図である。 第2実施形態による自在割管の構成を示す図であって、(a)は一方の分割片を外周側から見た平面図、(b)は他方の分割片を内周側から見た平面図である。 図9に示す自在割管における分割片を連結させた状態、かつ受口に差口を係合させた状態で管軸方向から見た正面図である。 第3実施形態による自在割管の構成を示す図であって、(a)はヒンジ部側から見た平面図、(b)は(a)に示すD-D線矢視図である。 図11に示す自在割管の構成を示す図であって、(a)は一方の分割片を外周側から見た平面図、(b)は他方の分割片を内周側から見た平面図である。
以下、本発明による実施形態の地中ケーブル用自在割管について、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態による地中ケーブル用自在割管(以下、自在割管1という)は、地中に埋設されている電線等の地中ケーブルKの地中管路11から電柱12に沿う立上り管13までの地中ケーブルKを挿通させて被うための管であり、一対の半割管(図2に示す分割片2A、2B)を組み合わせた管構造をなしている。
図1では、複数の自在割管1、1、…が直列に接続されている。自在割管1には、直管10Aと曲がり管10Bがあり、地中管路11と立上り管13の位置に応じた線形に基づいて直管10Aと曲がり管10Bのそれぞれの本数等が設定される。
以下では、直管10Aについて主に説明するが、曲がり管10Bも管軸が湾曲しているだけの違いであって直管10Aと同様の構成である。
自在割管1は、図2及び図3(a)、(b)に示すように、略円筒形状をなし、周方向に二分割される本体管2と、本体管2の各分割片2A、2Bの周方向の両端部2a、2bに設けられる連結部3と、を備えている。
自在割管1(本体管2及び連結部3)の素材としては、金属製の部材、可撓性を有して弾性変形可能な樹脂が好ましく、例えばポリ塩化ビニル(PVC)が挙げられる。
本体管2は、上述したように一対の半割形状の分割片2A、2Bを前記連結部3によって連結され円筒形状に形成されている。
本体管2は、管軸O方向の一端に配された差口21と、管軸O方向の他端に配された受口22と、を備えている。本体管2の差口21は、別の本体管2’(図2の二点鎖線)の受口22’の内部に支持可能に構成された段差形状の支持部23が設けられている。
支持部23は、受口22に挿入された差口21の差口側端面21aが当接することで、差口21の挿入方向の移動が規制されることになる。
受口22は、支持部23から管軸O方向に沿って離れるに従い漸次、拡径したラッパ形状となっている。受口22には、周方向の一部に管内外を連通し、周方向に長い長方形状の開口部24が形成されている。開口部24は、一対の分割片2A、2Bのそれぞれの同じ位置であって、かつ互いに径方向に対向する位置に配置されている。
差口21には、図3(a)に示すように、差口21の厚さ方向に貫通して管軸O方向に沿って延びる一対の第1スリット251、251と、周方向に延びるとともに一対の第1スリット251、251における管軸O方向で差口21側の端面(差口側端面21a)側の端部同士を繋ぐ第2スリット252と、によって切り出された弾性片250が設けられている。弾性片250は、外周面21bに接続される基端部250aを中心にして弾性変形可能に設けられている。また、弾性片250の周方向の長さは開口部24の周方向の長さよりも小さい寸法となっている。
弾性片250の突出先端部には、外周面21bから径方向外側に向けて膨出する係止爪部25が形成されている。係止爪部25は、受口22に形成された開口部24に係止可能な位置に設けられ、一対の分割片2A、2Bのそれぞれの同じ位置であって、かつ互いに径方向に対向する位置に配置されている。係止爪部25は、管軸O方向で差口側端面21aから受口22側に向かうに従い漸次、外周面21bから離れる方向に傾斜した形状をなしている。係止爪部25は、開口部24の周方向の長さとほぼ同等の長さとなっている。一方の本体管2の受口22に他方の本体管2の差口21が挿入されると、弾性片250が弾性的に変形しながら係止爪部25が受口22の開口部24に嵌合される(図8参照)。
各分割片2A、2Bは、図3(a)、(b)、図4、及び図5(a)、(b)に示すように、本実施形態では本体管2を半割にしたものであり、連結部3を含めた形状でそれぞれ同一形状に形成されている。分割片2A、2Bの周方向の両端部2a、2bには、連結部3が設けられている。
連結部3は、図5(a)、(b)、図6、及び図7(a)、(b)に示すように、分割片2A、2Bの両端部2a、2bから径方向の外側に向けて突出する突片30と、分割片2Aにおける周方向の一端部2aの突片30に設けられた凹部31と、凹部31に係合するとともに分割片2Aにおける周方向の他端部2bの突片30に設けられた凸部32と、を備えている。ここで、凹部31と凸部32の係合とは、凹部31と凸部32の係合とは、嵌合、あるいは嵌り込む状態である。
連結部3は、図2及び図3(a)、(b)に示すように、本体管2の管軸Oに沿う管軸O方向に複数(ここでは2箇所)設けられている。連結部3は、管軸O方向で差口21および受口22を避けた中央寄りに配置されている。そして、連結部3は、同一の分割片2A、2Bにおいて、凹部31と凸部32とが管軸O方向に隣り合って配置されている。
突片30は、連結される分割片2A、2B同士が連結される連結方向(図6に示す矢印E方向)に直交する連結面30aを有し、この連結面30aを連結方向E側に向けた状態で設けられている。分割片2A、2Bは、互いに連結された状態で、それぞれの突片30の連結面30a同士が面で当接される。
凹部31は、図6及び図7(a)、(b)に示すように、連結方向Eから見た平面視で多角形状(ここでは正四角形)に形成され、所定の深さで凹んだ形状となっている。凹部31の内周面31aは連結面30aに対して垂直であり、底面31bは連結面30aに対して平行に配置されている。
凸部32は、前記平面視で凹部31の内周面31aに内接する球状に形成されている。凸部32の外周部32aの外径L2は、図6及び図7(a)に示すように、平面視で凹部31の対向する2辺の内周面31a、31a同士の離間寸法L1よりも大きく設定さている。凸部32の連結面30aからの突出高さH2は、凹部31の深さH1(連結面30aから底面31bまでの深さ寸法)よりも大きく設定されている。
すなわち、凹部31に凸部32が嵌め込まれると、図7(b)に示すように、凹部31の壁面(内周面31a)と凸部32の外面32bとが圧接した状態となり、その摩擦力によりずれが生じにくくなる。
ここで、曲がり管10Bは、本体部の管軸方向が所定の曲率で湾曲しており、例えば曲率半径Rが0.5mR以上1.0mR以下とされており、0.6mR以上0.8mR以下が好ましい。
また、直管10A、10A同士を角度をつけて直列に接続して全体として湾曲するような線形とすることも可能である。この場合には、接続される直管10A、10Aのそれぞれの管軸O、Oに内接する仮想円の曲率半径Rが0.5mR以上1.0mR以下とされており、0.6mR以上0.8mR以下が好ましい。
次に、上述した構成の地中ケーブル用自在割管の作用について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態では、図4及び図6に示すように、一対の分割片2A、2B同士を対向させて連結する際に、連結する一方の分割片2Aの凹部31と、他方の分割管2Bの凸部32とが内接された状態で係合させることで容易に連結することができる。このときの係合構造が凹部31に凸部32が内接するように嵌め込むだけの着脱容易な構造となるので、各分割片2A、2Bに分割する際も、凹部31と凸部32との内接した係合状態を解除することで容易に分割することができる。そのため、図1に示すように、地中ケーブルKに本体管2を取り付ける作業にかかる時間や手間を低減することができ、施工性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、凹部31が平面視で四角形状であって凸部32が球状であるから、従来のようなボルト締結による連結構造に比べて製造時の金型を簡単な構造にすることができる。
また、本実施形態では、断面視で分割片2A、2Bにおける対称位置に凹部31と凸部32を配置することが可能になり、各分割片2A、2Bを同形状とすることができる。これにより、金型を共有化することができ、1つの金型で製造することができる。
また、本実施形態では、凹部31および凸部32による連結部3が管軸O方向の複数箇所(2箇所)に設けられているので、分割片2A、2B同士の連結が安定し、外れ難い構造となる。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、凹部31および凸部32による連結部3の位置が差口21および受口22を避けた位置となるので、複数の本体管2を差口21と受口22で嵌合させて直列に接続した場合において、本体管2同士の曲げ方向の力が凹部31および凸部32に作用することを抑制でき、分割片2A、2B同士の連結が安定し、外れ難い構造となる。
また、本実施形態では、受口22が拡径されているので、この受口22に別の本体管2の差口21が挿入しやすくなり、施工性を向上することができる。
このように、本実施形態による地中ケーブル用自在割管では、分割片2A、2B同士の連結部3を簡単な構造とすることで、分割片2A、2B同士の連結を容易に行うことができるうえ、製造時に使用する金型の構造もより簡単なものにできる。
次に、他の実施の形態による地中ケーブル用自在割管について説明する。なお、上述した第1実施形態の構成要素と同一機能を有する構成要素には同一符号を付し、これらについては、説明が重複するので詳しい説明は省略する。
(第2実施形態)
図9(a)、(b)及び図10に示す第2実施形態による自在割管1A(地中ケーブル用自在割管)は、上述した第1実施形態において連結部3(凹部31又は凸部32)の管軸O方向の位置を変えるとともに、差口21と受口22の係止構造を異なる形状としたものである。すなわち、本第2実施形態では、管軸O方向で受口22寄りの連結部3が受口22に位置している。
また、分割片2A、2Bにおける差口21の外周面21bの頂部には、管軸O方向に沿って延びる凹溝27が形成されている。受口22の内周面22cの頂部には、管軸O方向に沿って延びて差口21の凹溝27に係合する凸条26が形成されている。
第2実施形態の自在割管1Aの場合には、受口22に開口部24(図3(a)参照)が形成されていないので、受口22に連結部3を設けても構造上の強度を確保することができる。
(第3実施形態)
次に、図11(a)、(b)及び図12(a)、(b)に示すように、第3実施形態による自在割管1B(地中ケーブル用自在割管)は、分割片2A、2Bにおける一端部2aに凹部31又は凸部32が設けられ、他端部2bにねじ締結によって連結されるヒンジ部3Aが設けられている。その他の構成は、上述した第1実施形態と同様である。
ヒンジ部3Aは、一方の分割片2Aに設けられねじ孔が形成された第1ねじ固定片33と、他方の分割片2Bに設けられねじ孔が形成された第2ねじ固定片34と、第1ねじ固定片33と第2ねじ固定片34をねじ孔が同軸となるように重ねて配置した状態で締結されるボルト35及びナット36と、を備えている。
この場合には、ヒンジ部3Aを介して各分割片2A、2Bが開閉可能に設けられ、分割片2A、2Bの一端部2a側の凹部31と凸部32を係合させることで連結作業を行うことができる。つまり、断面視で分割片2A、2Bの片側の一端部2aのみの係合で着脱作業を行えるので、施工性を向上させることができる。
以上、本発明による地中ケーブル用自在割管の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、一対で分割された分割片2A、2Bとなっているが、周方向に3つ以上に分割された分割片であってもかまわない。
また、平面視で凹部の多角形状として四角形状の例を示したが、四角形状であることに制限されることはなく、例えば三角形状、六角形状など他の多角形状であってもかまわない。
また、本実施形態では、凹部31および凸部32による連結部3が管軸O方向で2箇所に設けた構成としているが、3箇所以上であってもよいし、1箇所であってもかまわない。
また、本実施形態では、受口22と差口21を円筒状やラッパ状とした構成としているが、球形としてもよく、球形の受口22の内部にやや小さい直径をした球形の差口21が配置されることで折り曲げ可能とされてもよい。
また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1、1A、1B 自在割管(地中ケーブル用自在割管)
2、2’ 本体管
2A、2B 分割片
3 連結部
3A ヒンジ部
21 差口
22 受口
24 開口部
25 係止爪部
30 突片
31 凹部
32 凸部
O 管軸

Claims (6)

  1. 周方向に分割される本体管と、
    該本体管の各分割片に形成される凹部および凸部と、を備え、
    前記凹部は、連結される分割片同士が連結される連結方向に直交する連結面を連結方向からみた平面視で多角形状に形成され、
    前記凸部は、前記平面視で前記凹部の内周面に内接する球状に形成され、
    複数の前記分割片のうち一の分割管に形成された前記凹部と、他の分割管に形成された前記凸部とが嵌合された状態で前記分割片同士が連結されていることを特徴とする地中ケーブル用自在割管。
  2. 前記分割片における周方向の一端部に前記凹部が設けられ、他端部に前記凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の地中ケーブル用自在割管。
  3. 前記分割片における一端部に前記凹部又は前記凸部が設けられ、他端部にねじ締結によって連結されるヒンジ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の地中ケーブル用自在割管。
  4. 前記凹部および凸部は、前記本体管の管軸に沿う管軸方向に複数設けられ、
    同一の前記分割片において、前記凹部と前記凸部とが前記管軸方向に隣り合っていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地中ケーブル用自在割管。
  5. 前記本体管は、管軸方向の一端に配された差口と、前記管軸方向の他端に配された受口と、を備え、
    前記凹部および凸部は、前記管軸方向で前記差口および前記受口を避けた中央寄りに配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の地中ケーブル用自在割管。
  6. 前記受口には、別の前記本体管の前記差口を前記受口の内部に支持可能に構成された支持部が設けられ、
    前記受口は、前記支持部から前記管軸方向に沿って離れるに従い漸次、拡径していることを特徴とする請求項5に記載の地中ケーブル用自在割管。
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