JP4264500B2 - 作業機械の防音ダクト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレーンや油圧ショベル等の作業機械に設けられ、エンジン音等の外部漏れを低減するための防音ダクトの取付構造に関し、特には防音ダクトを容易に移動可能とする移動機構を備えた防音ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】
クレーンや油圧ショベル等を都市部で使用する場合に騒音が問題になるが、中でもエンジン音は大きくてその低減が従来より大きな課題となっている。その一例として、例えばエンジン冷却風の流通口に防音ダクトを設け、騒音を低減することが行われている。この防音ダクトは一般にエンジンルームの車体幅方向側面に幅方向に突出して設けられることが多いが、車両によっては(特に大型機種)車体の全幅が車両輸送規制限界を越える場合がある。そのような場合には、車両輸送時には前記防音ダクトを取り外し、現場到着後に取付けるようにしている。しかしながら、上記の防音ダクトは重量が重く、また寸法が大きくて嵩張るため、オペレータ一人での取付、取り外し作業が困難であり、そのためクレーン等が必要となる。また、このため多大の作業時間を要し、作業能率が低下するという問題があった。
【0003】
上記の問題を解決する従来の方法としては、例えば実開平5−12483号公報に開示されたものが有る。図10はこの実開平5−12483号公報に開示された防音ダクトを示す斜視図であり、図11はその平面断面図である。図10において、クローラクレーンのエンジンルーム6には車両の幅方向側面に通風口7が設けられ、この通風口7には、防音層(防音材)63を有する一対の側板61,61と、折り曲げ式の正面板62とを備えた防音ダクト60を設けている。この防音ダクト60は、通風口7を覆う折畳み状態と、通風口7の通風方向前方に上向きに開口する空気通路64を形成する展開状態とに変位可能に構成されている。正面板62とエンジンルーム6との間にはリンク装置65と、第1バネ66及び第2バネ67とが取付けられており、折畳み状態又は展開状態に変位する場合の操作力を軽減している。展開状態では、正面板62と側板61,61とは蝶ネジ68で締着されている。図11の実線は折畳み状態を示し、2点鎖線は展開状態を示している。防音ダクト60を折畳む場合には、まず蝶ネジ68を外し、次に左右の側板61,61を矢印のように折畳み、最後に正面板62を重ねて折畳む。すなわち、作業時には展開状態にして空気通路64を形成し、輸送時には折畳んで車両の全幅を車両輸送規制限界内に収めるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実開平5−12483号公報に開示された従来の構成においては以下のような問題点がある。
防音ダクト60を折畳み構成としたため構造が複雑になり、コストが高くなる。誤って防音ダクト60を折畳んだ状態で作業した場合、エンジンがオーバーヒートする畏れがある。
図11に示すように、折畳み状態の防音ダクト60の厚さTが厚いため、車両の幅方向の最大寸法を有効に利用できず、構造上不利である。
【0005】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、構造が簡単で、コストが安く、エンジンをオーバーヒートさせる恐れが無く、車両の幅を有効に利用できる作業機械の防音ダクトを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、作業機械の防音ダクトにおいて、前記作業機械に設けられた防音ダクトを、作業機械の幅方向の一側面または後端面に移動させ、作業機械に設置可能とする移動機構を有し、前記移動機構は、基端部を作業機械の後端部に回動自在に取付けられた吊り下げアームと、前記吊り下げアームの先端部に設けられ、防音ダクトを吊り下げてその向きを変更自在とする吊り下げ手段と、を有する構成としている。
【0007】
第1発明によると、防音ダクトに移動機構を設けたため、防音ダクトを、例えば輸送時等に別の場所に移動し、設置する場合、特別な設備や道具を用いることなく、容易に移動することができ、作業性が向上する。
【0009】
また、防音ダクトを作業機械の幅方向の一側面または後端面に移動可能としているため、作業機械の幅方向の一側面に位置している防音ダクトを容易に後端面に移動できる。したがって、作業時に防音ダクトを幅方向の一側面に装着し、その幅寸法が車両輸送規制限界を越えていても、輸送時には短時間で後端面の車両輸送規制限界内の収納位置に移動可能である。
また、作業現場到着後、作業開始前に防音ダクトを幅方向の一側面に装着するとき、収納位置からの移動が容易で、短時間で作業を開始でき、作業性が向上する。さらに、作業機械の幅を、防音ダクトの無い状態で車両輸送規制限界まで広げて製作することができ、大型機種の構成が容易になる。
【0011】
また、防音ダクトを吊り下げ、その向きを変更自在とする吊り下げ手段を備え、かつ、回動自在なアームを設けた。このため、該アームで防音ダクトの全重量を支持させ、作業者は小さな力で該アームを回動させて防音ダクトを移動させることができる。
しかも、防音ダクトの向きを変更自在としているので、設置位置の取付け面に応じて容易に向きを変更でき、作業者は容易に、短時間で防音ダクトを所定の位置に移動、設置することができ、作業性を大幅に向上できる。また、構造が簡単で、コストを安くできる。
【0012】
また第2発明は、第1発明において、前記移動機構は、前記防音ダクトを上下方向に移動可能とする上下移動機構を備えた構成としている。
【0013】
第2発明によると、上下移動機構を設けたため、作業者は小さな力で、容易に、短時間で防音ダクトを所定の位置に位置決めして取付けたり、所定位置から取り外したりすることができ、作業性を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して詳述する。なお、本発明を適用する作業機械として自走式木材破砕機を例に挙げて説明する。
【0015】
図1は本発明を適用した自走式木材破砕機の側面図であり、図2は図1の平面図である。図1、図2において、自走式木材破砕機1は、履帯式の走行体2を有するフレーム3の略中央部に被破砕物を投入するタブ4を搭載し、前部に破砕物(製品)を排出するベルトコンベア5を備えている。フレーム3の後部にはエンジンルーム6が備えられており、エンジンルーム6の車両幅方向の一側面には通風口7が設けられ、通風口7の外側には移動機構30を有する防音ダクト20が移動自在に取付けられている。エンジンを冷却するための冷却風は、前記防音ダクト20を介して通風口7からエンジンルーム6内に流入するようにしている。
また、図2において、防音ダクト20を除く車幅Aは車両輸送規制限界内にあるが、防音ダクト20を含む全幅Bは車両輸送規制限界を越えている。このため、車両輸送時には2点鎖線で示す収納位置に防音ダクト20を移動機構30により移動させ、車両輸送規制限界内に収めるようにしている。
【0016】
以下に、第1実施形態の移動機構30を有する防音ダクト20について図3、図4を参照して説明する。図3は装着状態にある防音ダクトの平面図であり、図4はその防音ダクトの斜視図である。
図3、図4において、エンジンルーム6の側面部には図示しないルーバを有するグリル10が、その車両後側端部に有する軸11により略水平方向に回動自在に取付けられており、グリル10の前端部は図示しないクランプでエンジンルーム6に係止されている。また、グリル10の上面の車両前後方向の両端部近傍には、一対の係止ピン12,12が上方に突出して設けられている。この係止ピン12,12には、防音ダクト20の上部の両端部に設けられた一対の係止板21,21が係合している。図5は図4のP部詳細図である。図5に示すように、グリル10の上面には係止ピン12が溶着されており、この係止ピン12は防音ダクト20の上部に固設された係止板21に設けたピン孔22に嵌入するようになっている。
【0017】
また図4に示すように、防音ダクト20には、車両の後方側に後開口部23が、下側に下開口部24がそれぞれ設けられている。係止ピン12に係止された状態の防音ダクト20の下部は、一対の蝶ボルト27,27によりグリル10に締着されている。さらに、防音ダクト20の重心Gを通る鉛直線X−Xと交わる上面板25上にはフック26が固設されている。エンジンルーム6の後端部で、グリル10の近傍には、略鉛直方向の軸32を有するブラケット31が固設されており、前記軸32には吊り下げアーム33の基端部が回動自在に取付けられている。この吊り下げアーム33の先端部と前記防音ダクト20のフック26とは吊り下げ手段35(本実施例は、鎖36)で連結されている。そして、これらのフック26と吊り下げ手段35(鎖36)とにより上下移動機構34を構成しており、また前記軸32と吊り下げアーム33と鎖36とにより移動機構30を構成している。これらにより、吊り下げアーム33に吊り下げられた防音ダクト20は、その向きを自在に変更可能であると共に、上下方向に移動可能である。なお、本例においては防音ダクト20がグリル10に蝶ボルト27で締着された状態にある場合、前記鉛直線X−Xと吊り下げアーム33の先端部Yとは水平方向に位置がずれており、グリル10と防音ダクト20とを軸11を中心として所定の位置に回動させたときに両者が一致するようになっている。
【0018】
また、エンジンルーム6の後端面の上部には、前記防音ダクト20の係止板21のピン孔22に係合する一対の収納係止ピン40,40が固設されている。図6は図4のQ部詳細図であり、この収納係止ピン40は座板41を介してエンジンルーム6の後端面上部に溶着されている。また、エンジンルーム6の後端面の下部には、蝶ボルト27,27用の一対のメネジ42,42が設けられている。
【0019】
次に、作動について図7、図8を参照して説明する。図7は防音ダクトを回動させた状態を示す斜視図であり、図8は収納位置に収納した状態を示す斜視図である。
防音ダクト20を作業時装着位置から収納位置に移動する場合には、先ず、グリル10の図示しないクランプを外し、図7に示すように、グリル10及び防音ダクト20を吊り下げアーム33と共に前記軸11を中心に外方へ回動させる。所定の位置まで回動させると、吊り下げアーム33の先端部Yは防音ダクト20の重心Gを通る鉛直線X−X上に来る。次に、蝶ボルト27,27を外し、防音ダクト20を持ち上げて係止板21,21を係止ピン12,12から外し、防音ダクト20を吊り下げアーム33の先端部に吊り下げ手段35により吊り下げる。次に、図8の2点鎖線で示すように吊り下げアーム33を回動させながら防音ダクト20の向きを変え、エンジンルーム6の後面に移動させる。そして、図8の実線で示す収納位置に来た時に、防音ダクト20を持ち上げて係止板21のピン孔22を収納係止ピン40に嵌入して係止し、メネジ42に蝶ボルト27を締着して防音ダクト20を固定する。この後、グリル10を元の位置に戻してクランプする。なお、防音ダクト20を持ち上げる場合には、片側づつ持ち上げることにより小さな力で操作できる。
【0020】
なお、上記実施形態では、防音ダクト20がグリル10に取着された状態にある場合、重心位置Gを通る鉛直線X−Xと吊り下げアーム33の先端部Yとは水平方向に位置がずれている例で示したが、吊り下げアーム33の長さを長くして両者の位置が一致するようにしてもよいことは勿論である。
【0021】
第1実施形態によると、以下の効果が得られる。
防音ダクト20を回動可能な吊り下げアーム33の先端部に吊り下げ手段35(本実施例は、鎖36)で吊り下げたため、全重量は吊り下げアーム33に支えられ、特別な設備や道具等を用いることなく、移動が小さな力で容易にできると共に、防音ダクト20の取付面の方向転換や上下動が容易で、短時間で所定の位置に移動し、取付けることができる。また、構造が簡単で、コストを安くできる。防音ダクト20は重心位置で吊り下げられるため、安定性が良く、防音ダクト20を所定の位置まで小さな力で容易に、確実に移動することができる。また、防音ダクト20は傾動自在に吊り下げられているため、係止ピン12,40との着脱を行う場合には、片側づつ持ち上げることにより小さな力で持ち上げることができ、作業性を向上できる。
幅方向位置に装着され、かつ装着時の幅寸法が車両輸送規制限界を越えている防音ダクト20を、該装着位置から長手方向の車両輸送規制限界内に設けた収納位置まで短時間で容易に移動して、車両輸送規制限界内に収納することができる。また、作業現場到着後、作業開始前に防音ダクト20の装着が短時間でできるため、作業性を向上できる。さらに、作業機械の幅を防音ダクト20の無い状態で車両輸送規制限界まで広げて製作でき、幅寸法を最大限に利用でき、作業機械(特に大型機種)の構成が容易になる。
防音ダクト装着状態においても、収納状態においても、エンジンルーム6の通風口7は開口しているため、どのような状態で作業してもエンジンをオーバーヒートさせる恐れはない。
【0022】
次に、図9により第2実施形態を説明する。本実施形態は、第1実施形態の構成と比べて移動機構のみ異なる例であり、図9は第2実施形態の移動機構30aの構成を示す斜視図である。なお、以下では、第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付して説明を省く。
図9において、エンジンルーム6の後端部に設けられた、アーム軸32に回動自在に嵌入されたボス50にはブラケット51が溶着され、ブラケット51にはピン52により吊り下げアーム33aの基端部が上下方向(図の矢印方向)に回動自在に取付けられ、これらにより上下移動機構34aを構成している。また、吊り下げアーム33aの先端部には防音ダクト20のフック26が、球継手53を有するロッド54を介してピン55により取付けられ、これらにより吊り下げ手段35aを構成している。上記構成により、防音ダクト20は、その向きを自在に変更できるとともに、上下方向に移動可能となっている。
【0023】
なお吊り下げアーム33aの上下方向の回動部は、吊り下げアーム33aの長手方向の途中に設けてもよい。また、ボス50がアーム軸32に沿って上下方向に摺動可能になるように構成してもよい。
【0024】
次に、第2実施形態の作動を説明する。吊り下げアーム33aの先端部Yが防音ダクト20の重心Gを通る鉛直線X−X上に来るまでは第1実施形態と同様である。次に、蝶ボルト27,27を外し、防音ダクト20を持ち上げると、吊り下げアーム33aがピン52の回りに上方に揺動し、係止板21,21が係止ピン12,12から外れ、防音ダクト20が吊り下げ手段35aにより重心G位置で吊り下げられる。この後、吊り下げアーム33aをアーム軸32の回りに回動させながら、吊り下げ手段35aの球継手53の回りに回動して向きを変更し、エンジンルーム6の後面に移動させる。そして、前記同様に防音ダクト20を持ち上げて係止板21を収納係止ピン40に係止し、蝶ボルト27で固定する。
【0025】
第2実施形態による効果は、第1実施形態と同様であるので、説明は省く。
【0026】
なお、第1実施形態においては、吊り下げアーム33と防音ダクト20のフック26とを鎖36で連結した例で示したが、これに限定されず、例えばワイヤロープ等の柔軟性を有する部材で連結しても良い。
また、移動機構として、水平方向のアーム回動機構に限定されず、上下方向に回動自在なリンク機構を用いても構わない。この場合、作業機械の上面カバー(エンジンルームの上面カバー等)の上部に防音ダクトの収納位置を設けることにより、作業機械の幅寸法を車両輸送規制限界内に抑えることができる。
また、上記実施形態では適用機械として自走式木材破砕機について説明したが、クレーン、油圧ショベル等その他の作業機械に適用することも可能である。
【0027】
以上説明したように、本発明によると、以下の効果を奏する。
(1)防音ダクトを車両幅方向位置から、車両輸送規制限界内にある他の位置(例えば車両後方位置)に移動可能とする移動手段を設けたので、防音ダクトの移動が容易にできる。
(2)防音ダクトを吊り下げ手段で吊り下げることにより方向転換が容易にでき、また上下移動機構を設けることにより上下動が容易にできるので、短時間で所定の位置に移動し、防音ダクトの取り外し、取付けが容易にでき、作業性がよい。また、重心位置で吊り下げるので、安定して支持でき、移動作業が楽に行える。さらに、構造が簡単で、コストを安くできる。
(3)防音ダクトのない状態で、作業機械の幅寸法を車両輸送規制限界内の最大値まで広げて製作できるので、幅寸法を最大限に利用して機器の設置スペースを広く確保できる。
(4)防音ダクトが収納位置にあっても、エンジンルームの通風口は開口しているため、防音ダクトの取付状態にかかわりなく作業してもエンジンのオーバーヒートを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自走式木材破砕機の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】第1実施形態の防音ダクトの平面図である。
【図4】図3の防音ダクトの斜視図である。
【図5】図4のP部詳細図である。
【図6】図4のQ部詳細図である。
【図7】第1実施形態の防音ダクトを回動させた状態の斜視図である。
【図8】第1実施形態の防音ダクトを収納位置に収納した状態の斜視図である。
【図9】第2実施形態の移動機構の斜視図である。
【図10】従来の折畳式防音ダクトの斜視図である。
【図11】従来の折畳式防音ダクトの平面断面図である。
【符号の説明】
1…自走式木材破砕機、6…エンジンルーム、7…通風口、10…グリル、11…軸、12…係止ピン、20…防音ダクト、21…係止板、22…ピン孔、23…後開口部、24…下開口部、25…上面板、26…フック、27…蝶ボルト、30,30a…移動機構、32…アーム軸、33,33a…吊り下げアーム、34,34a…上下移動機構、35,35a…吊り下げ手段、36…鎖、40…収納係止ピン、42…メネジ、50…ボス、52,55…ピン、53…球継手、54…ロッド。
Claims (2)
- 作業機械の防音ダクトにおいて、
前記作業機械に設けられた防音ダクト(20)を、作業機械の幅方向の一側面または後端面に移動させ、作業機械に設置可能とする移動機構(30,30a)を有し、
前記移動機構(30,30a)は、基端部を作業機械の後端部に回動自在に取付けられた吊り下げアーム(33,33a)と、
前記吊り下げアーム(33,33a)の先端部に設けられ、防音ダクト(20)を吊り下げてその向きを変更自在とする吊り下げ手段(35,35a)と、
を有することを特徴とする作業機械の防音ダクト。 - 請求項1記載の作業機械の防音ダクトにおいて、
前記移動機構(30,30a)は、前記防音ダクト(20)を上下方向に移動可能とする上下移動機構(34,34a)を備えた
ことを特徴とする作業機械の防音ダクト。
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