JP3396159B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP3396159B2 JP07196198A JP7196198A JP3396159B2 JP 3396159 B2 JP3396159 B2 JP 3396159B2 JP 07196198 A JP07196198 A JP 07196198A JP 7196198 A JP7196198 A JP 7196198A JP 3396159 B2 JP3396159 B2 JP 3396159B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露地等の狭い部分
で掘削作業が可能なバックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−127100号公報には、前
部に操作コラム(操縦部に相当する)を立設し、該操作
コラムの後部にステップの間隔をおいて運転席を立設し
た旋回式掘削作業車において、該運転席の一側方を昇降
口として開口し、該運転席の他方にはステップの突き当
たり部に作動油タンクを配置し、該作動油タンクの前部
でステップの側に平面視にて傾斜面を構成し、該傾斜面
と操作コラムとの間に予備乗降口を構成したことを特徴
とする旋回式掘削作業車(バックホウ)が提案されてい
る。
【0003】このバックホウは、運転席の乗降を容易に
し、かつ旋回モータの点検補修を容易にするものであっ
た。また、同公報で開示のバックホウは、縦方向の旋回
軸心廻りに旋回基台(旋回機体)を全旋回(360°回
転)させても、旋回基台の後部が左右対のクローラ装置
(走行装置)の幅内に収まる形式のものであった(所謂
後方小旋回形バックホウ)。一方、バックホウには、特
開平7−292724号公報で開示されているように、
旋回軸心廻りに旋回基台を全旋回させたとき、旋回基台
の後部が走行装置の幅より突出する形式のものが開示さ
れている(所謂標準形バックホウ)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のバックホウにあ
っては、後方小旋回形バックホウ、標準形バックホウの
いずれであっても、個別(単独)に設計されており、設
計の自由度がなく、設計の無駄(部品点数の増大に伴う
部品管理等を含む)があった。本発明は、旋回基台、エ
ンジン等を後方小旋回形バックホウ、標準形バックホウ
のように形式が異なる機種に共用(兼用)化することが
できるようにしたバックホウを提供することが目的であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦方向の旋回
軸心O廻りで全旋回可能な旋回基台4上に、前部に配置
された操縦部7と、この操縦部7の後方側に配置された
運転席8と、この運転席8の後方側に配置されたエンジ
ン10、及び、運転席8の側方に配置されたタンク装置
11を包囲するカバー体12とを備え、運転席8と操縦
部7との前後間隔Lに左右方向に延びる乗降ステップ9
を備えているバックホウにおいて前述の目的を達成する
ために、次の技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、本発明に係るバックホウは、
回基台4の前後長さの異なるバックを、操縦部7、運転
席8及びカバー体12は共通化し、且つ操縦部7と運転
席8との前後間隔Lは異ならせて形成し、乗降ステップ
9は、前後間隔Lの大小に応じて前後長を異にして備え
られていることを特徴とするものである。前述の請求項
1において、乗降口9Bと相対する運転席8の側方の旋
回基台4上にタンク装置11が搭載され、旋回基台
(4)の前後長さの異なるバックホウで、エンジン(1
0)及びタンク装置(11)が共通化されていることが
望ましく、また、前記カバー体12には、エンジン10
の点検用の開閉自在なカバー12Cが備えられているこ
とが有利である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。後方小旋回形バックホウ1の
側面図である図1、および一部省略した平面図である図
2並びに背面図である図3において、バックホウ1は左
右一対のクローラ形式で例示する走行装置2上に、旋回
軸受3を介して縦方向の旋回軸心O廻りで全旋回(36
0°回転)可能な旋回基台4が備えられている。旋回基
台4は、旋回軸心Oを中心とする半径で描かれる円弧状
の後縁部4Aと、該後縁部4Aの左右側から前方に互い
に平行に延伸した直線状の左右側縁部4Bとで平面視に
おいて略U字形に形成されていて、左右側縁部4Bの延
伸端(前端)は直線状の前縁部4Cで互いに連結されて
いる。
【0008】旋回基台4の前縁部4Cには、旋回軸心O
より一側方、図では右側寄りに偏在した位置にスイング
ブラケット5を介して作業具6が起伏自在に備えられて
おり、該作業具6は、ブーム6A、ブーム先端にアーム
6B、アーム6Bに備えたバケット6C等で構成されて
いて、スイングシリンダ6Dによって左右方向に揺動自
在である。旋回基台4上には、操縦部7と運転席8が前
後間隔Lを介して前後に配置されており、図では旋回軸
心Oの左側寄りに配置され、該前後間隔Lに左右方向に
延びる乗降ステップ9が備えられている。
【0009】ここで、操縦部7は走行レバー7A、該レ
バー7Aの左右に備えたペダル7Bおよび手摺7C等で
構成されていて乗降ステップ9の一部を構成する基板
(左右方向の帯板)9Aを介して備えられている。運転
席8の左右両脇には、操縦台8Aを介して作業具6およ
び旋回基台4等を流体圧(油圧)で駆動制御するための
作業レバー8Bが備えられている。乗降ステップ9は、
その一端が乗降口9Bとされているとともに前後幅(長
さ)調整用の基板9Cを含みこの基板9A,9C上には
上面に滑り止め突起9Dを有するゴムその他の弾性材料
からなる弾性マットが載置されている。
【0010】運転席8の後方側の旋回基台4上にはエン
ジン10が搭載され、乗降口9Bと相対する(突当る)
運転席8の側方の旋回基台4上にタンク装置11が搭載
されており、前記エンジン10およびタンク装置11を
包囲するかたちでカバー体12が旋回基台4に備えられ
ている。エンジン10はラジエータ装置10A等を含
み、このエンジン10の上端前方寄りに運転席8が支持
台8Cを介して備えられている。図5で示すように、後
方小旋回形バックホウ1では前後長さ(間隔)がL1で
あり、一方、図4および図6で示すように標準形バック
ホウ1Aでは前後長さL2であり、L1<L2とされて
いて、乗降ステップ9は前後間隔の大小に応じて前後長
さを異にするものが備えられているのである。
【0011】図4は図2と対応する標準形バックホウ1
Aの平面図を示しており、旋回基台4は左右側縁部4B
の前後長さが後方小旋回形バックホウ1のそれよりもや
や長大にされているとともに、後縁部4Aについては、
旋回軸心Oを半径とする円弧よりもやや長い半径(すな
わち、曲率を異にする)として張出円弧後縁部104A
を有し、これ故、前後間隔L2がL1より長くされてお
り、これに見合うステップ9が備えられているのであ
る。すなわち、操縦部7および運転席8、エンジン1
0、タンク装置11並びにカバー体12は共用化されて
おり、これによって異種のバックホウ1,1Aであって
も構成部品(部材)の共通化が達成されているのであ
る。
【0012】また、図5および図6を参照すると明らか
なように、ステップ9は左右方向にも分割(符号13が
分割線)されているとともに、このステップ9に続くフ
ロアカバー14についても前後長(幅)が異なるものと
されており、図5および図6において、符号15はフロ
アカバー14上に載置したマルチバルブ装置を示してお
り、勿論共用部品のひとつであり、又、16はステップ
9(基板9C等)の取付孔を示している。更に、カバー
体12は、前後間隔Lの大小L1,L2に係りなく共通
品とされているとともに、板金製又は樹脂成形品で構成
されていて、エンジン10の大部分を覆う第1カバー体
12Aと、タンク装置(図では作動油タンクを示してい
る)11を覆う前後方向に長くかつ幅狭な第2カバー体
12Bとで構成されており、第1カバー体12Aには、
エンジン10(ラジエータ等のエンジン補機を含む)の
点検用としての開閉自在なカバー12Cが備えられてい
て、符号12Dはその開閉支点であるヒンジ部を示して
いる。
【0013】なお、図1および図3で示すように、旋回
基台4の後部には、カウンタウエイト(バンパー乃至プ
ロテクタを含む)17が延設されているとともに、図6
で示すように、後縁部4Aと104Aの曲率が異なるこ
とから、左右両側には、ほぼ三角形空間が造成され、こ
の空間には、プロテクタ18を備えることが望ましく、
また、図1および図3において、符号19はキャノピー
を示している。前述の実施の形態ではステップ基板9A
を共用して前後長が異なるステップ基板9Cとして2分
割しているが、前後調整用としてのステップ基板9Cを
更に2分割したものであっても構わない。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、操縦
部と運転席との前後間隔が大小に変化する異機種のバッ
クホウであっても、ステップの前後長を変えることでそ
の他の構成部品(部材)の共通化ができて設計の自由度
が向上できるし、乗降空間を充分に確保して乗降を容易
とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を後方小旋回形バックホウ
で示す側面図である。
【図2】図1の一部省略した平面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図2に対応する標準形バックホウの平面図であ
る。
【図5】図2の要部平面図である。
【図6】図4の要部平面図である。
【符号の説明】
1 バックホウ 2 走行装置 4 旋回基台 7 操縦部 8 運転席 9 ステップ 10 エンジン 11 タンク装置 12 カバー体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−40359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/16 E02F 9/00 E02F 9/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向の旋回軸心(O)廻りで全旋回可
    能な旋回基台(4)上に、前部に配置された操縦部
    (7)と、この操縦部(7)の後方側に配置された運転
    席(8)と、この運転席(8)の後方側に配置されたエ
    ンジン(10)、及び、運転席(8)の側方に配置され
    たタンク装置(11)を包囲するカバー体(12)とを
    備え、運転席(8)と操縦部(7)との前後間隔(L)
    に左右方向に延びる乗降ステップ(9)を備えているバ
    ックホウにおいて、 前記旋回基台(4)の前後長さの異なるバックホウを、
    操縦部(7)、運転席(8)及びカバー体(12)は共
    通化し、且つ操縦部(7)と運転席(8)との前後間隔
    (L)は異ならせて形成し、乗降ステップ(9)は、前
    後間隔(L)の大小に応じて前後長を異にして備えられ
    ていることを特徴とするバックホウ。
  2. 【請求項2】 降口(9B)と相対する運転席(8)
    の側方の旋回基台(4)上にタンク装置(11)が搭載
    され、旋回基台(4)の前後長さの異なるバックホウ
    で、エンジン(10)及びタンク装置(11)が共通化
    されていることを特徴とする請求項1記載のバックホ
    ウ。
  3. 【請求項3】 カバー体(12)には、エンジン(1
    0)の点検用の開閉自在なカバー(12C)が備えられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のバックホ
    ウ。
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