JPH0634434Y2 - 作業車の運転キャビン構造 - Google Patents
作業車の運転キャビン構造Info
- Publication number
- JPH0634434Y2 JPH0634434Y2 JP1988032689U JP3268988U JPH0634434Y2 JP H0634434 Y2 JPH0634434 Y2 JP H0634434Y2 JP 1988032689 U JP1988032689 U JP 1988032689U JP 3268988 U JP3268988 U JP 3268988U JP H0634434 Y2 JPH0634434 Y2 JP H0634434Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swivel base
- driving cabin
- cabin
- side wall
- engine bonnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、運転キャビン、及びこの運転キャビンより旋
回台後端側に配置したエンジンボンネットを旋回台に備
えてあると共に、前記エンジンボンネットの両横側に平
面視において旋回台後端側ほどより旋回台左右中心側に
位置する傾斜横側壁面を備えてある作業車の運転キャビ
ン構造に関する。
回台後端側に配置したエンジンボンネットを旋回台に備
えてあると共に、前記エンジンボンネットの両横側に平
面視において旋回台後端側ほどより旋回台左右中心側に
位置する傾斜横側壁面を備えてある作業車の運転キャビ
ン構造に関する。
上記作業車は、エンジンボンネットの旋回台後端側での
横巾が左右の前記傾斜横側壁面のために、旋回台前端側
での横巾より小になり、後端側横巾と前端側横巾とを同
一にするよりも、エンジンボンネットの最大旋回半径が
小になるように配慮されたものである。
横巾が左右の前記傾斜横側壁面のために、旋回台前端側
での横巾より小になり、後端側横巾と前端側横巾とを同
一にするよりも、エンジンボンネットの最大旋回半径が
小になるように配慮されたものである。
この種作業車において、従来、第4図に示すように、運
転キャビン(3)の揺動式の入口ドア(8)が旋回台の
左右中心に沿うまたはほぼ沿う状態にまでしか開放しな
くなっており、次の如き不利があった。
転キャビン(3)の揺動式の入口ドア(8)が旋回台の
左右中心に沿うまたはほぼ沿う状態にまでしか開放しな
くなっており、次の如き不利があった。
すなわち、運転キャビン(3)の入口横巾を大きくしよ
うとする、入口ドア(8)の開放状態において、その遊
端側がエンジンボンネット(4)の傾斜横側壁面(6)
の横側方に位置する箇所や、エンジンボンネット(4)
の後側壁面(13)より旋回台後方に位置する箇所に突出
することになり、このドア突出のために旋回台後端側で
の最大旋回半径が比較的大きくなっていた。
うとする、入口ドア(8)の開放状態において、その遊
端側がエンジンボンネット(4)の傾斜横側壁面(6)
の横側方に位置する箇所や、エンジンボンネット(4)
の後側壁面(13)より旋回台後方に位置する箇所に突出
することになり、このドア突出のために旋回台後端側で
の最大旋回半径が比較的大きくなっていた。
本考案の目的は、キャビン入口横巾の拡大が開放状態の
入口ドアに起因する最大旋回半径の増大をなくしたり、
少なく押さえながらできるように改造することにある。
入口ドアに起因する最大旋回半径の増大をなくしたり、
少なく押さえながらできるように改造することにある。
本考案の特徴構成は、冒記した作業車の運転キャビン構
造において、運転キャビンの揺動式入口ドアを、運転キ
ャビンに取付けた上下軸芯周りで揺動自在な蝶番の遊端
部に上下軸芯周りに揺動自在に取付けて前記傾斜横側壁
面に近接して沿う状態に開放可能に構成した点であり、
その作用及び効果は次のとおりである。
造において、運転キャビンの揺動式入口ドアを、運転キ
ャビンに取付けた上下軸芯周りで揺動自在な蝶番の遊端
部に上下軸芯周りに揺動自在に取付けて前記傾斜横側壁
面に近接して沿う状態に開放可能に構成した点であり、
その作用及び効果は次のとおりである。
運転キャビン(3)の入口横巾を大にして、入口ドア
(8)の開放状態において、その遊端側や全体が前記傾
斜横側壁面(6)の横側方に位置したり、遊端側がエン
ジンボンネット(4)の後側壁面(13)より後方に突出
することになっても、第2図に実線で示すように、入口
ドア(8)が前記傾斜横側壁面(6)に近接して沿う開
放姿勢になるために、第2図に仮想線で示す如く、旋回
台左右中心に沿うところの従来姿勢にある場合に比し
て、最大旋回半径を決定することになるドア箇所と旋回
中心(X)との間隔が小で済んだり、入口ドア(8)が
最大旋回半径を決定する存在物にはならずエンジンボン
ネット(4)によって最大旋回半径が定まるようになる
場合がある。
(8)の開放状態において、その遊端側や全体が前記傾
斜横側壁面(6)の横側方に位置したり、遊端側がエン
ジンボンネット(4)の後側壁面(13)より後方に突出
することになっても、第2図に実線で示すように、入口
ドア(8)が前記傾斜横側壁面(6)に近接して沿う開
放姿勢になるために、第2図に仮想線で示す如く、旋回
台左右中心に沿うところの従来姿勢にある場合に比し
て、最大旋回半径を決定することになるドア箇所と旋回
中心(X)との間隔が小で済んだり、入口ドア(8)が
最大旋回半径を決定する存在物にはならずエンジンボン
ネット(4)によって最大旋回半径が定まるようになる
場合がある。
また、入口ドア(8)を、運転キャビン(3)に取付け
た上下軸芯(P2)周りで揺動自在な蝶番(12)の遊端部に
上下軸芯(P1)周りに揺動自在に取付けた構造のものであ
るから、ドア(8)を蝶番(12)遊端部の上下軸芯(P1)
周りに揺動開放した後、さらに、蝶番(12)中央部の上
下軸芯(P2)周りに揺動開放することができ、ドア(8)
の揺動角を大きく取れるとともに、ドア(8)の揺動軸
芯(P1)が機体後方に変位することによってキャビン
(3)の開口部の面積が広くなる。
た上下軸芯(P2)周りで揺動自在な蝶番(12)の遊端部に
上下軸芯(P1)周りに揺動自在に取付けた構造のものであ
るから、ドア(8)を蝶番(12)遊端部の上下軸芯(P1)
周りに揺動開放した後、さらに、蝶番(12)中央部の上
下軸芯(P2)周りに揺動開放することができ、ドア(8)
の揺動角を大きく取れるとともに、ドア(8)の揺動軸
芯(P1)が機体後方に変位することによってキャビン
(3)の開口部の面積が広くなる。
入口ドアの前記取付構成のために、運転キャビンの入口
横巾を広くして乗り降りがし易いようにすること、及
び、入口ドアを開放したままでもそれに起因する旋回台
後端側での最大旋回半径の増大をなくしたり、極力少な
く済ませて作業が安全にできるようにすることが可能に
なった。
横巾を広くして乗り降りがし易いようにすること、及
び、入口ドアを開放したままでもそれに起因する旋回台
後端側での最大旋回半径の増大をなくしたり、極力少な
く済ませて作業が安全にできるようにすることが可能に
なった。
また、入口ドアを、2軸芯周りに揺動開閉可能に構成す
ることによって、ドアの前後方向の長さを長くすること
なく、ドアの揺動角を大きく、さらに、キャビンの開口
面積を広くして乗り降りが容易となる。
ることによって、ドアの前後方向の長さを長くすること
なく、ドアの揺動角を大きく、さらに、キャビンの開口
面積を広くして乗り降りが容易となる。
次に実施例を示す。
第1図に示すように、ドーザ(1)が備えられたクロー
ラ式走行機台に旋回台(2)を取付け、この旋回台
(2)に運転キャビン(3)、及び、この運転キャビン
(3)より旋回台後端側に配置したエンジンボンネット
(4)を有した原動部を備えさせると共に、バックホウ
装置(5)を付設して、ドーザ付きバックホウを構成し
てある。
ラ式走行機台に旋回台(2)を取付け、この旋回台
(2)に運転キャビン(3)、及び、この運転キャビン
(3)より旋回台後端側に配置したエンジンボンネット
(4)を有した原動部を備えさせると共に、バックホウ
装置(5)を付設して、ドーザ付きバックホウを構成し
てある。
第2図に示すように、エンジンボンネット(4)の両横
側に、平面視において、旋回台後端側ほどより旋回台左
右中心側に位置するよう形成した傾斜横側壁面(6)ま
たは(7)を備えさせて、エンジンボンネット(4)の
旋回台後端側の横巾を旋回台前端側の横巾より小さいよ
うに形成することにより、同一に形成する場合よりもエ
ンジンボンネット(4)の最大旋回半径が小になるよう
に配慮してある。
側に、平面視において、旋回台後端側ほどより旋回台左
右中心側に位置するよう形成した傾斜横側壁面(6)ま
たは(7)を備えさせて、エンジンボンネット(4)の
旋回台後端側の横巾を旋回台前端側の横巾より小さいよ
うに形成することにより、同一に形成する場合よりもエ
ンジンボンネット(4)の最大旋回半径が小になるよう
に配慮してある。
運転キャビン(3)の入口ドア(8)を、運転キャビン
(3)に取付けた2軸芯蝶番(9)を介して開閉するよ
うに、つまり、運転キャビン(3)に取付けた上下軸芯
(P2)周りに揺動自在な蝶番(12)の遊端部に、入口ドア
(8)を、上下軸芯(P1)周りに揺動自在に取付けて、2
軸芯(P1),(P2)周りでの揺動によって開閉するよう
に、かつ、第2図に示す如く、前記傾斜横側壁面(6)
に近接して沿った大開放状態に開放できるように運転キ
ャビン(3)に取付けてある。そして、入口(10)を開
放したままで作業する際には、入口ドア(8)を旋回中
心(X)との間隔が極力小になるように前記大開放状態
にして固定具(11)によってロックできるように構成し
てある。
(3)に取付けた2軸芯蝶番(9)を介して開閉するよ
うに、つまり、運転キャビン(3)に取付けた上下軸芯
(P2)周りに揺動自在な蝶番(12)の遊端部に、入口ドア
(8)を、上下軸芯(P1)周りに揺動自在に取付けて、2
軸芯(P1),(P2)周りでの揺動によって開閉するよう
に、かつ、第2図に示す如く、前記傾斜横側壁面(6)
に近接して沿った大開放状態に開放できるように運転キ
ャビン(3)に取付けてある。そして、入口(10)を開
放したままで作業する際には、入口ドア(8)を旋回中
心(X)との間隔が極力小になるように前記大開放状態
にして固定具(11)によってロックできるように構成し
てある。
バックホウ以外に、クレーン等の各種作業車にも本考案
は適用できる。
は適用できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る作業車の運転キャビン構造の実施例
を示し、第1図はドーザ付きバックホウ全体の側面図、
第2図は運転部の平面図、第3図はドア取付構造の平面
図、第4図は従来ドアの平面図である。 (2)……旋回台、(3)……運転キャビン、(4)…
…エンジンボンネット、(6),(7)……傾斜横側壁
面、(8)……入口ドア、(12)……蝶番、(P1),(P2)
……上下軸芯。
を示し、第1図はドーザ付きバックホウ全体の側面図、
第2図は運転部の平面図、第3図はドア取付構造の平面
図、第4図は従来ドアの平面図である。 (2)……旋回台、(3)……運転キャビン、(4)…
…エンジンボンネット、(6),(7)……傾斜横側壁
面、(8)……入口ドア、(12)……蝶番、(P1),(P2)
……上下軸芯。
Claims (1)
- 【請求項1】運転キャビン(3)、及び、この運転キャ
ビン(3)より旋回台後端側に配置したエンジンボンネ
ット(4)を旋回台(2)に備えてあると共に、前記エ
ンジンボンネット(4)の両横側に平面視において旋回
台後端側ほどより旋回台左右中心側に位置する傾斜横側
壁面(6または7)を備えてある作業車の運転キャビン
構造であって、前記運転キャビン(3)の揺動式入口ド
ア(8)を、運転キャビン(3)に取付けた上下軸芯(P
2)周りで揺動自在な蝶番(12)の遊端部に上下軸芯(P1)
周りに揺動自在に取付けて前記傾斜横側壁面(6)に近
接して沿う状態に開放可能に構成してある作業車の運転
キャビン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988032689U JPH0634434Y2 (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-12 | 作業車の運転キャビン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988032689U JPH0634434Y2 (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-12 | 作業車の運転キャビン構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137356U JPH01137356U (ja) | 1989-09-20 |
JPH0634434Y2 true JPH0634434Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31259241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988032689U Expired - Lifetime JPH0634434Y2 (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-12 | 作業車の運転キャビン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634434Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH076217B2 (ja) * | 1987-10-09 | 1995-01-30 | 日立建機株式会社 | 全旋回式作業機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH076217B2 (ja) * | 1987-10-09 | 1995-01-30 | 日立建機株式会社 | 全旋回式作業機 |
-
1988
- 1988-03-12 JP JP1988032689U patent/JPH0634434Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137356U (ja) | 1989-09-20 |
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