JP5288106B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description


本発明はリフティングマグネット(以下、単にマグネットという)によるスクラップの選別、積み込み作業等(以下、リフマグ作業という)を行う作業機械に関するものである。

油圧ショベルをベースとしたリフマグ機においては、マグネットの他に、マグネットに電力を供給するための発電機ユニット等を追加搭載する必要があるが、ベースとなる油圧ショベルは、輸送性、作業性等の問題から発電機ユニットを追加搭載するスペースが限られており、発電機ユニットは上部旋回体の右前部に搭載される収納ボックスを取り外して搭載したり、上部旋回体上に突出する形で搭載したりしていた。

また、作業アタッチメントとつり合いを保つために上部旋回体の後端部に搭載されているカウンタウエイトの上面を下げ、その上部に発電機ユニットを搭載した作業機も知られている(たとえば特許文献1参照)。

実開昭62−68994号公報

発電機ユニットを油圧ショベルをベースとしたリフマグ兼用機の上部旋回体の右前部や上部に搭載する場合、追加で搭載した発電機ユニットが、キャブ内のオペレータの作業視界を阻害し、作業性が悪化する問題がある。一方、特許文献1に開示される発明においては、発電機ユニットをカウンタウエイトの一部として使用することで高さ方向の突出も抑えたものであるが、必要な重量を確保した上で発電機ユニットの高さ方向の突出も抑えることは現実的に困難であり、結局発電機ユニットが上部旋回体上に突出する恐れがある。

さらに後方小旋回型油圧ショベルや超小旋回型油圧ショベルといった旋回時にも上部旋回体の車幅からの突出を抑えた油圧ショベル(以下、総称して小旋回型油圧ショベルという)をベースとする場合、小旋回性を維持した状態で発電機ユニットを搭載する必要があることから、その搭載箇所に非常に苦慮する。

たとえば上部旋回体の右前部に搭載しようとした場合には、右前部にコントロールバルブ等の油圧ショベル用の機器が搭載されていることから、発電機ユニットを代わりに搭載することはできない。そこで右前部に車幅方向または前後方向に追加する形で搭載することが考えられるが、この場合、上部旋回体の右前部が発電機ユニットを追加した分だけ突出することになり、小旋回型油圧ショベルが持つ小旋回性を阻害することになり、また右側方の視界性が悪くなり、現実的でない。

また、上部旋回体上面に搭載することも考えられるが、小旋回型油圧ショベルにおいては、上部旋回体が平面視で円弧形状に形成されていることから、上部旋回体上のスペース自体が小さく、更にエンジン等のメンテナンスの為のボンネット等が上面の大半を占めるため、発電機ユニットを搭載するスペースがない。

一方、特許文献1のように発電機ユニットをカウンタウエイトの一部として搭載することも考えられるが、小旋回型油圧ショベルのカウンタウエイトは小旋回性を確保するために鋳物等の高比重の材料で前後方向に薄く形成されており、発電機ユニットを搭載するためのスペースをカウンタウエイト上面に確保するためには、カウンタウエイトを後方に大きく突出させる必要があり、このことは本来の小旋回性の機能を害するものとなり、採用できない。

そこで本発明は、視界性を確保し、さらに小旋回型油圧ショベルにおいては小旋回性を維持した状態で発電機ユニットを搭載できる作業機械を提供するものである。

請求項1の発明は、上部旋回体と、該上部旋回体の後部に設けられ、エンジン等を収納するエンジンルームと、先端にリフティングマグネットを有し、前記上部旋回体の前部に俯仰自在に装着された作業アタッチメントと、前記リフティングマグネットに電力を供給する発電機ユニットとを有する作業機械において、前記上部旋回体は前記作業アタッチメントを支持する一対の縦板を有し、前記発電機ユニットは、前記作業アタッチメントと前記エンジンルームとの間で、且つ俯仰する前記作業アタッチメントと干渉しない位置で、前記一対の縦板間に跨って設けられたブラケット上に搭載されることを特徴とするものである。

請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記発電機ユニットの一側方に作動油タンクが配置され、前記発電機ユニットは、発電機と、該発電機にカップリングを介して接続されたモータとから構成され、前記発電機ユニットは前記モータを前記作動油タンク側に向けて配置したことを特徴とするものである。

請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、前記上部旋回体の後端部が平面視円弧状に形成され、旋回時の車幅からの突出量が小さく抑えられた小旋回機であることを特徴とするものである。

本発明によると、発電機ユニットを上部旋回体上のエンジンルームと作業アタッチメントとの間で、俯仰する作業アタッチメントと干渉しない位置に搭載することによって、ベースとなる油圧ショベルの機器構成を変更することなく発電機ユニットを搭載することができるので、視界性や小旋回性を悪化させることなく、作業性を損なうこともない。

特に、作業アタッチメントを支持する縦板間に発電機ユニットを搭載するブラケットを跨って設けることによって、縦板を発電機ユニットを支持する部材として活用することができ、ブラケット等の追加の部材を最小限とすることができる。また、ブラケットを着脱自在とすれば、ブラケット下面にある旋回モータ等の機器のメンテナンス時にもブラケットが邪魔になることはない。

また、発電機ユニットのモータ側を作動油タンクに向けることによって、発電機と作動油タンクとの距離を大きく確保することができ、発電機のファンが作動油タンクによって温められた周囲の空気を吸い込んで冷却効率が悪化することを防止することができる。

以下、図面を参照しながら、本発明に係る作業機械について説明する。図1は小旋回型油圧ショベルをベースとしたリフマグ兼用機の側面図である。図2は図1の平面図である(ただし、作業アタッチメントは図示しない)。

リフマグ機1は、左右のクローラ2aを備えた下部走行体2上に上部旋回体3が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体3に、ブーム4、アーム5、マグネット6、それにこれらを駆動する各シリンダ8,9(ブーム4を駆動するシリンダは図示しない)から成る作業アタッチメント10が装着されて構成される。

上部旋回体3の後部は、図示しないエンジン、油圧ポンプ等が搭載されるエンジンルーム13となっており、エンジンルーム13の上面にはエンジン等のメンテナンスを行うためのボンネット13aが開閉自在に備えられている。また、上部旋回体3の左前部はオペレータが搭乗するキャブ11が搭載されており、このキャブ11は昇降手段12によって上下方向に昇降自在とされている。さらに、上部旋回体3の右前部は、図示しないコントロールバルブが収納される機器収納スペース16として形成されており、この機器収納スペース16とエンジンルーム13との間には左右方向に燃料タンク14と作動油タンク15とが並列配置されている。この上部旋回体3の後端部は平面視円弧状に形成されており、上部旋回体3の旋回時にも下部走行体2の左右幅からの突出量が小さく抑えられる構成となっている。

本実施形態において発電機ユニットは、上部旋回体3上で作業アタッチメント10取付部の後方に形成された発電機ユニット搭載スペースAに搭載される。この発電機ユニットスペースAの左右両側には、作動油タンク15とキャブ11の昇降手段12とが備えられている。なお、発電機を制御するための配電盤20は上部旋回体3上のキャブ11後方に配置される。以下、発電機ユニットの詳細な配置構造について図3〜5を用いて説明する。図3は発電機ユニットの配置構造を示す要部側面図、図4は同じく正面図、図5は平面図である。

上部旋回体3は、その内部に各種機器を搭載する旋回フレーム17を有しており、この旋回フレーム17は、底板17aと、底板上に立設された一対の縦板17bとを有している。前記一対の縦板17b間には、作業アタッチメント10を支持する作業アタッチメント支持部17cが備えられており、図示しないピンによって作業アタッチメント10を縦板間に軸支する構成となっている。この一対の縦板17b間において前記作業アタッチメント支持部17cの後方で、且つエンジンルーム13の前方には、発電機ユニット18を搭載するブラケット19が着脱自在に接続されている。

このブラケット19の縦板17bへの取付位置は、前記作業アタッチメント10が最も持ち上げられた状態で、該作業アタッチメント10が発電機ユニット18と干渉しない位置に設定する。これにより、発電機ユニット18が、作業アタッチメント10の作業性を害することなく、上部旋回体3内に追加搭載することができる。また、上部旋回体3内に発電機ユニット18が収納されるため、上部旋回体3上に発電機ユニット18が突出することがないので見映えもよい。さらに、発電機ユニット18をカバー等で覆えば風雨や作業時の土砂等が発電機ユニット18に直接かかることもなくなり、更に見映えも向上する。また、ブラケット19を着脱自在に構成したことにより、ブラケット19下方に位置する旋回モータ25や各種配管等のメンテナンスも容易に行うことが出来る。

なお、発電機ユニット18は、発電機21と、発電機21に対してカップリング22を介して接続されたモータ23とから構成され、左右方向に並んでいる。モータ23は、図示しない油圧ポンプから供給された圧油によって回転駆動し、この駆動力がカップリング22を介して発電機21に伝達し、発電が行われる。この発電された電力は、配電盤20によって制御され、マグネット6に供給される。マグネット6は、図示しないスイッチのオペレータによる操作によって、吸着、釈放が行われてリフマグ作業が行われる。

この発電機21のカップリング22と反対側の面には、発電機21を冷却するためのファン21aが備えられている。このため、本発明においては、ファンを熱源である作動油タンク15から極力離す目的で、モータ23側を作動油タンク15に向けて配置している。これにより、ファン21aが作動油タンク15付近の温められた空気を直接吸い込むことを防止している。

なお、この発電機配置スペースAは四方を機器に囲まれた構造であるため、熱がこもり易い恐れがある。この場合には図6に示すように、発電機21の上部に排気ファン24を設けることも可能である。

また、本発明においては、キャブ11を上下に昇降させる昇降手段12を備えた作業機械を前提に説明したが、昇降手段12はこれに限らず、リンク式のものであってもよい。また、キャブ11が上部旋回体3に対して固定されているものに対しても適用可能であることは言うまでもない。

本発明が適用される作業機としての小旋回型油圧ショベルをベースとしたリフマグ機の側面図である。 図1の平面図である。 発電機ユニットの配置構造を示す要部側面図である。 同正面図である。 同平面図である。 排気ファンを備えた変形例を示す図である。

3 上部旋回体

10 作業アタッチメント

13 エンジンルーム

15 作動油タンク

17b 縦板

18 発電機ユニット

19 ブラケット

21 発電機

22 カップリング

23 モータ

Claims (3)


  1. 上部旋回体と、該上部旋回体の後部に設けられ、エンジン等を収納するエンジンルームと、先端にリフティングマグネットを有し、前記上部旋回体の前部に俯仰自在に装着された作業アタッチメントと、前記リフティングマグネットに電力を供給する発電機ユニットとを有する作業機械において、前記上部旋回体は前記作業アタッチメントを支持する一対の縦板を有し、前記発電機ユニットは、前記作業アタッチメントと前記エンジンルームとの間で、且つ俯仰する前記作業アタッチメントと干渉しない位置で、前記一対の縦板間に跨って設けられたブラケット上に搭載されることを特徴とする作業機械。

  2. 前記発電機ユニットの一側方に作動油タンクが配置され、前記発電機ユニットは、発電機と、該発電機にカップリングを介して接続されたモータとから構成され、前記発電機ユニットは前記モータを前記作動油タンク側に向けて配置したことを特徴とする請求項1記載の作業機械。

  3. 前記上部旋回体の後端部が平面視円弧状に形成され、旋回時の車幅からの突出量が小さく抑えられた小旋回機であることを特徴とする請求項1または2記載の作業機械。
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