JP4261673B2 - デジタル出力可能な電子内視鏡装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子内視鏡装置、特に高画素数の固体撮像素子を用いて撮像した画像データをデジタル処理の外部機器等に出力して効率のよい利用が可能となる画像処理の内容に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子内視鏡装置は、電子スコープの先端に配置した固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)により、対物光学系を介して得られた被観察体内像を撮影し、このCCDの画像データを読出してモニタ等に被観察体内像を表示するものである。当該電子内視鏡装置では、従来から画像の高画質化が進められており、現在では例えば約40万画素のCCDが用いられる。この内視鏡画像の高画質化は、CCD製作技術の進展に依存するが、今後も高画素数CCDの出現により更に進むことが予想される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記電子内視鏡装置では、画像信号をアナログ端子を介して外部モニタ等へ出力しており、パソコン等の各種のデジタル画像処理機能を有する機器やネットワークに接続する場合は、上記アナログ信号をデジタル信号に変換することになり、処理が煩雑になるという不都合がある。即ち、電子内視鏡における画像信号はデジタル処理することから、このデジタル信号をモニタ等に出力するためにアナログ信号に変換しており、このアナログ信号を更にデジタル信号へ変換するための処理が必要となる。しかも、このような処理の付加により、画像信号の劣化、ひいては画質の低下を招くという問題も生じる。
【0004】
また、上記のパソコン等の各種のデジタル画像処理機能を有する機器やネットワークは、それらを構成するハードウェアーと、OS(オペレーティングシステム)、アプリケーション、ドライバ等のソフトウェアーの相違により、入力信号の形式が異なり、一般にこれらの機器との接続をする場合は、別の回路部材を介して整合を行っている。しかし、電子内視鏡等の医療機器ではその使用条件の制約等から、別体の回路部材を介在させない方が好ましい。
【0005】
更に、画像の読出し表示の方式として、プログレッシブ(順次)方式とインターレース(奇数ライン又は偶数ライン毎)方式があるが、パソコン等の外部機器を通しての内視鏡画像の利用という観点から考えると、両方式の画像が選択的に提供できることが好ましい。
【0006】
また、電子スコープをコネクタで接続するシステムのプロセッサ装置で、画像デジタル信号を外部で利用できるように構成する場合、電子スコープ側で採用しているプログレッシブ方式かインターレース方式のいずれかに合せて、当該プロセッサ装置を制作する必要がある。しかし、両方式に対応したプロセッサ装置を別個に制作するのは、システム構成上無駄が多い。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成の簡素化等を図った上で、内視鏡画像をデジタル処理機能を有する外部機器で利用可能とすると共に、プログレッシブ方式又はインターレース方式の画像データを選択的に利用できるようにするデジタル出力可能な電子内視鏡装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係るデジタル出力可能な電子内視鏡装置は、
被観察体内を撮像する固体撮像素子と、プログレッシブ方式及びインターレース方式の両方の読出し制御信号を形成すると共に、選択された上記方式の一つで上記固体撮像素子から画像信号を読み出す固体撮像素子駆動回路と、上記プログレッシブ方式及びインターレース方式に対応した信号処理を行う信号処理回路と、上記信号処理回路の後段に配置され、この信号処理回路で得られた画像データを書込み速度より高い速度で読み出す第1の画像用フレームメモリと、この第1の画像用フレームメモリからの画像データをアナログ画像信号として出力するアナログ出力部と、上記信号処理回路の後段に配置され、この信号処理回路で得られた画像データを記憶し、かつこの記憶した画像データを、外部機器の読出し速度又は走査線数を含む画像処理条件に合わせて読み出す第2の画像用フレームメモリと、この第2の画像用フレームメモリから読み出されたデジタル画像信号を外部機器へ出力するためのデジタル出力部と、を含んでなることを特徴とする。
【0009】
上記の構成によれば、例えば従来の画素数の2倍に当たる80万画素のCCD(固体撮像素子)を用いて高画素の被観察体内画像が得られ、この画像信号はデジタル信号に変換された後に所定の信号処理が行われる。そして、プロセッサ装置においては、アナログ画像信号が出力されると共に、デジタル画像信号がインターフェース回路を介してデジタル出力部からパソコン等に出力される。従って、特に接続のための専用の回路部材を使用することなく、パソコン等に内視鏡画像を直接取り込むことが可能となる。
【0010】
このようなデジタル出力可能な装置において、CCD駆動回路によれば、制御回路からの選択制御信号に基づき、プログレッシブ方式又はインターレース方式のいずれかの読出し(タイミング)信号が形成され、いずれかの方式でCCDから画像信号が読み出される。また、プロセッサ装置でも、選択された方式に対応した信号処理が行われる。これらの方式の選択は、例えばプロセッサ装置の操作パネル等で行うことができ、外部機器等の種類に応じてプログレッシブ画像とインターレース方式の画像をデジタル出力することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には、実施形態例に係る電子内視鏡装置の構成が示されており、図1に示されるように、電子スコープ1にはその先端に対物光学系2A及びプリズム2Bを介してCCD3が配置され、このCCD3は、例えば水平方向で1024、垂直方向で768に分割される約80万画素(この画素数は任意である)のものからなり、このCCD3の受光面側には、例えばベイヤー配列(原色配列)の色フィルタが設けられる。
【0013】
このCCD3には、CCD駆動回路Hとして、バッファ回路4、タイミングジェネレータ(TG)5、例えば所定周波数を発振する発振器6を有する周波数コンバータ7、タイミング制御回路8が設けられ、またスコープ側の制御を統括するCPU9が配置される。即ち、上記の周波数コンバータ7は発振器6の出力周波数から例えば約15MHz(CCD読出し用)、約30MHz、約60MHz(メモリ読出し用)等のクロック信号を形成しタイミングジェネレータ5に出力する。
【0014】
そして、上記タイミングジェネレータ5ではタイミング制御回路(走査方式制御回路)8の制御により、プログレッシブ方式とインターレース方式のいずれかで画像信号を読み出すための各制御パルス(タイミング信号)が形成される。当該例では、上記の約15MHzの水平クロック信号を用い、例えばプログレッシブ方式では1秒間に15フレームの画像信号を読み出し、インターレース方式では1秒間に30フィールドの画像信号を読み出すことになる。
【0015】
図3及び図4には、上記両方式の特徴的な制御パルスが示されており、プログレッシブ方式では、図3(A)のように全ての水平ラインを読み出すためのタイミングパルス(垂直走査方向制御信号)が用いられ、インターレース方式では、図3(B),(C)のように、奇数ライン読出し用のタイミングパルス(垂直走査方向制御信号)と偶数ライン読出し用のタイミングパルスが交互に形成される。そして、上記のプログレッシブ方式のタイミングパルスによれば、図4(A)に示されるように、CCD3の全ての水平ライン(1,2,3…)の画像データが順に読み出され、インターレース方式のタイミングパルスによれば、図4(B)に示される奇数ライン(1,3,5…)の画像データと図4(C)に示される偶数ライン(2,4,6…)の画像データが交互に読み出される。
【0016】
一方、図1の上記CCD3には、相関二重サンプリング(CDS)10、デジタル信号へ変換するA/D変換器11、そしてデジタルシグナルプロセッサ(DSP)12が接続され、このCCD3から出力された画像信号はデジタル信号に変換されて上記DSP12で所定の処理が行われる。即ち、このDSP12は、切替え回路12A、色フィルタを介して得られた画像信号につきインターレース方式に応じた色信号処理(変換等)をするインターレース用色信号処理回路12B、同様に画像信号につきプログレッシブ方式に応じた色信号処理をするプログレッシブ用色信号処理回路12Cを含み、更に空白となる画素のデータ補間、輪郭補正、ホワイトバランス、ガンマ補正等の信号処理を施し、例えば輝度(Y)信号とカラー(C)信号を出力する。
【0017】
上記の電子スコープ1は、コネクタにより図2のプロセッサ装置14に接続されており、このプロセッサ装置14では、上記DSP12の出力を入力し、画像の左右を所定の向きに反転させるミラー回路15、CCD3の出力画像信号を輝度(Y)信号、色差(R−Y,B−Y)信号に変換する信号変換回路16、撮影に関する情報(患者情報等)を画面内に表示するためのスーパーインポーズ回路17、このスーパーインポーズ回路17に対し情報の文字、記号等を発生させるキャラクタ発生回路18が設けられ、このスーパーインポーズ回路17の後段に、フレーム画像データを記憶でき、フィールドメモリとしても機能する画像用メモリ19が配置される。
【0018】
この画像用メモリ19には、メモリコントローラ20が接続され、またプロセッサ装置14内には、装置全体を統括制御するCPU22が設けられる。即ち、上記の画像用メモリ19では、メモリコントローラ20の制御に基づき、プログレッシブ方式が選択されているときは、スーパーインポーズ回路17から出力されたフレーム画像データを15フレーム/秒(sec)の速度で書き込む。その後、当該メモリ19内から画像データを読み出す際には、約60MHzのクロック周波数で1秒間に60フレーム(60フレーム/sec)の画像データを読み出すように制御する。
【0019】
一方、インターレース方式が選択されているときは、フィールド画像データを30フィールド/秒の速度で上記画像用メモリ19に書き込み、読出しの際には、約60MHzのクロック周波数で1秒間に60フレームの画像データを読み出すように制御する。
【0020】
また、上記画像用メモリ19の後段に、上記の輝度信号(Y)と色差信号(R−Y,B−Y)からR(赤),G(緑),B(青)の各信号を形成するRGBマトリクス回路25、アイソレーションデバイス26、D/A変換器27が設けられる。このD/A変換器27から出力されるRGB信号はアナログ信号として専用のモニタ等に出力される。更に、上記画像用メモリ19の後段には、D/A変換器30、カラーコーダー31、アイソレーションデバイス32も配置されており、Y(輝度)/C(カラー)信号、NTSC信号を出力することができる。
【0021】
一方、上記スーパーインポーズ回路17の出力線から分岐するように、アイソレーションデバイス33、当該例では動画又は静止画のデータを記憶するデジタル出力用の画像用メモリ34、メモリコントローラ35が接続される。この画像用メモリ34は、デジタル画像を利用する外部機器の画像処理条件(読出し速度、走査線数等)に合わせて画像データを読み出すために設けられる。この画像用メモリ34に、ISO1394或いはRS232C等の規格に対応したインターフェース回路37、そしてデジタル入出力端子38が接続される。
【0022】
即ち、当該例では、上述したRGB信号等のアナログ信号を出力するだけでなく、輝度信号、色差信号のデジタル画像信号(RGB信号でもよい)をインターフェース回路37を介してパソコン等にデジタル出力できるようになっている。また、このインターフェース回路37はCPU22に接続されており、パソコン等の外部機器、ネットワークから外部接続情報を取得することができる。更に、当該プロセッサ装置14には、パネル操作部40が設けられており、このパネル操作部40の操作信号、設定情報がCPU22へ出力される。このパネル操作部40には、上記プログレッシブ方式とインターレース方式を選択する選択スイッチ(或いは設定メニュー画面上で選択する方式等でもよい)が設けられる。
【0023】
実施形態例は以上の構成からなり、例えば上記パネル操作部40でプログレッシブ方式が選択されている場合は、周波数約15MHzの水平クロック信号に基づき、図3(A)のタイミングパルスを含むプログレッシブ方式用の制御信号がタイミングジェネレータ5からCCD3へ与えられ、これによってCCD3で得られた画像信号が読み出される。即ち、図4(A)に示されるように、全てのラインのデータが順に15フレーム/secの速度で読み出される。
【0024】
この画像信号は、デジタル信号に変換された後に、切替え回路12Aがプログレッシブ用色信号回路12Cを選択したDSP12に供給され、ここで各色信号に分離された後に、補間処理、輪郭強調、ガンマ補正等の各種の処理が施される。また、図2のプロセッサ装置14内ではミラー回路15、信号変換(Y,R−Y,B−Y信号)回路16、スーパーインポーズ回路17等を通って各種の信号処理が施された後に、画像用メモリ19に15フレーム/secの速度で書き込まれる。その後、この画像用メモリ19から、メモリコントローラ20の制御に基づき、書込み速度の4倍となる60フレーム/secの高速度で画像データが順次読み出される。
【0025】
このようにして読み出した画像データは、各種の形式で出力されることになり、上述のように、RGBマトリクス回路25を通った信号は、RGBアナログ信号としてD/A変換器27を介して専用モニタへ供給され、カラーコーダー31を通ったNTSC信号(アナログ信号)はNTSCテレビモニタに供給される。ここで、これらの信号の実際の出力端子としては、プログレッシブ用の出力端子とインターレース用の出力端子の両方を設けることが好ましい。そして、通常時では動画がモニタ等に出力されるが、電子スコープ1のフリーズスイッチ(操作部)が押下されたときには、上記画像用メモリ19の新たな書込みを禁止し、その時の画像用メモリ19の画像データを出力することにより、静止画が表示される。
【0026】
また、他方の上記画像用メモリ34にも画像信号が供給されており、この画像用メモリ34からのフレームデータの読出しは、接続される外部機器又はネットワークの画像処理条件に合わせた速度及び読出し形式で行われる。そうして、輝度及び色差信号のデジタル画信号がインターフェース回路37を介してデジタル入出力端子38からパソコン等の外部機器又はネットワークに出力される。この場合も、通常では動画をデジタル出力することになるが、上記フリーズスイッチが押されたときは、CPU22の制御に基づき、この画像用メモリ34に格納された静止画デジタル信号が出力される。
【0027】
このようにして、プログレッシブ方式で得られた内視鏡画像がパソコン等の外部機器の画像データとして利用されることになる。なお、上記のデジタル画像信号の中には、患者につき本人を確認するデータ、他の検査データ等の患者データや、場合によっては音声データ等も含まれる。
【0028】
一方、インターレース方式が選択された場合は、CPU22,9の切替え制御により上記タイミングジェネレータ5(図1)から、図3(B)の奇数ライン読出し用パルスと図3(C)の偶数ライン読出し用パルスを含むインターレース方式用の制御パルスがCCD3へ与えられる。これによって、図4(B)に示される奇数フィールドのデータと図(C)に示される偶数フィールドのデータが交互に読み出される(30フィールド/sec)。
【0029】
そして、これらのフィールドデータはインターレース用色信号処理回路12B等を介して画像用メモリ19に書き込まれ、その後に、60フィールド/secの速度で奇数フィールドと偶数フィールドの画像が交互に読み出され、このフィールド画像信号により、上記の場合と同様に各種の出力が得られる。同様に、他方の画像用メモリ34にもフィールドデータが書き込まれ、この画像用メモリ34からは、外部機器等の画像処理条件に応じた速度(上記60フィールド/secを含む各種の速度)及び形式でデータが読み出され、インターフェース回路37、デジタル入出力部38を介して外部へ出力される。これにより、外部機器等においてインターレース方式の動画又は静止画のデジタル画像データが利用可能となる。
【0030】
なお、上記実施形態例において、一方の画像用メモリ19をインターレース方式用のフィールドメモリとして利用し、他方の画像用メモリ34をプログレッシブ方式用のフレームメモリとして用いてもよい。
【0031】
また、電子スコープが上記両方式の一方の制御のみを適用している場合に、プロセッサ装置の切替え制御により、電子スコープで任意に採用されている方式のデジタル画像データを1台のプロセッサ装置からの出力として利用することができる。即ち、図1に示されるように、電子スコープ1には制御用メモリ44が設けられ、このメモリ44に、当該電子スコープ1の採用方式に関する識別データが格納されており、この電子スコープ1とプロセッサ装置14との接続時に、各装置のCPU9とCPU22との間でデータ通信を行うことにより、電子スコープ1のCCD読出し方式を検出する。一方、プロセッサ装置14側には図1で説明したタイミングジェネレータ(5)とタイミング制御回路(6)に相当する回路が設けられる。
【0032】
そうして、例えば電子スコープのCCDでの読出し制御がプログレッシブ方式であることが判定されたときは、上記のように、各画像用メモリ19,34をフレームメモリとして用いてフレーム画像信号の処理制御を実行し、インターレース方式であることが判定されたときは、各画像用メモリ19,34をフィールドメモリとして用いてフィールド画像信号の処理制御を実行することになる。なお、上記読出し方式の検出は、各装置間の通信ではなくコネクタ部に検出部材を配置することにより行ってもよい。
【0033】
また、上記画像用19,34に、プログレッシブ方式の画像信号を格納した後、インターレース方式で読み出したり、逆にインターレース方式の画像信号を格納した後、プログレッシブ方式で読み出すことも可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、デジタル画像信号を外部機器へ出力するためのデジタル出力部を備えると共に、プログレッシブ方式とインターレース方式の両方式の読出しが可能なCCD駆動回路を設け、プログレッシブ方式のデジタル画像信号とインターレース方式のデジタル画像信号を選択的に出力できるようにしたので、構成の簡素化等を図りながら内視鏡画像をデジタル処理の外部機器等に出力でき、またプログレッシブ方式とインターレース方式の画像データを選択的に利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係るデジタル出力可能な電子内視鏡装置の電子スコープ側の回路構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態例のプロセッサ装置内の回路構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態例のCCD駆動回路で形成される制御パルスを示す波形図である。
【図4】図3の制御パルスで得られる水平ラインデータを示す説明図である。
【符号の説明】
1 … 電子スコープ、
3 … CCD、
5 … タイミングジェネレータ、 6 … 発振器、
7 … 周波数コンバータ、 8 … タイミング制御回路、
9,22 … CPU、 12 … DSP、
14 … プロセッサ装置、
19,34 … 画像用メモリ、
37 … インターフェース回路、
38 … デジタル入出力端子、
H … CCD駆動回路。

Claims (1)

  1. 被観察体内を撮像する固体撮像素子と、
    プログレッシブ方式及びインターレース方式の両方の読出し制御信号を形成すると共に、選択された上記方式の一つで上記固体撮像素子から画像信号を読み出す固体撮像素子駆動回路と、
    上記プログレッシブ方式及びインターレース方式に対応した信号処理を行う信号処理回路と、
    上記信号処理回路の後段に配置され、この信号処理回路で得られた画像データを書込み速度より高い速度で読み出す第1の画像用フレームメモリと、
    この第1の画像用フレームメモリからの画像データをアナログ画像信号として出力するアナログ出力部と、
    上記信号処理回路の後段に配置され、この信号処理回路で得られた画像データを記憶し、かつこの記憶した画像データを、外部機器の読出し速度又は走査線数を含む画像処理条件に合わせて読み出す第2の画像用フレームメモリと、
    この第2の画像用フレームメモリから読み出されたデジタル画像信号を外部機器へ出力するためのデジタル出力部と、を含んでなるデジタル出力可能な電子内視鏡装置。
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