JP4259333B2 - 配線器具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば壁面に埋設される配線器具に関するものである。
従来、スイッチやコンセントなどの配線器具が各種市販されている。スイッチとしての配線器具は、一般的に、鎖錠機構としての鎖状ばねを含む鎖錠端子部と、この鎖錠端子部に電気的に接続される接点部とを、複数組みにして少なくとも一組収納し、外部からの操作に応じて同一組み内の各接点部間を電気的に接続ないし遮断することにより、外部から同一組み内の各鎖錠端子部に接続された各電線を電気的に接続ないし遮断するように構成される(特許文献1等参照)。
上記従来のスイッチでは、図10に示すように、鎖錠端子部6と接点部A7とが一体になった部品が使用されている。なお、図10中のSは、鎖錠端子部6に含まれる別体の鎖状ばねである。
コンセントとしての配線器具は、一般的に、鎖錠機構としての鎖状ばねを含む鎖錠端子部と、この鎖錠端子部に電気的に接続される刃受部とを、複数組みにして少なくとも一組収納し、外部から同一組み内の各鎖錠端子部に接続された各電線と外部から同一組み内の各刃受部に挿入接続されたプラグの各端子とをそれぞれ電気的に接続するように構成される(例えば特許文献2等参照)。
上記従来のコンセントでは、図11,図12に示すように、鎖錠端子部6と刃受部B7とが一体になった部品が使用されている。
特開2001−325846号公報 特開平7−106030号公報
しかしながら、上記従来の配線器具では、鎖錠端子部とこれに接続される部材(接点部または刃受部)とが一体に形成されるため、部品形状が勢い複雑となり、部品加工性が悪くなるという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、鎖錠端子部とこれに接続される部材の各形状を簡易化することができ、部品加工性を向上させることができる配線器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、鎖錠機構を含む鎖錠端子部と、この鎖錠端子部に電気的に接続される接点部とを、複数組み合わせたものを少なくとも一組収納し、外部からの操作に応じて同一組み内の各接点部間を電気的に接続ないし遮断することにより、外部から同一組み内の各鎖錠端子部に接続された各電線を電気的に接続ないし遮断するスイッチとしての配線器具であって、前記鎖錠端子部と前記接点部とをかしめ固定で機械的に接続することによりそれら鎖錠端子部と接点部とを電気的に接続し、前記鎖錠端子部は、断面コ字状で内部に前記電線の導体線が挿入される端子部と、この端子部の一端からその他端の角部側に延設され前記端子部に挿入された導体線を前記端子部の他端に弾接させた状態でその導体線を係止する鎖錠部とを一体に有し、前記接点部の一端が前記端子部の中央外面でかしめ固定により機械的に接続されることを特徴とする。
この構成では、鎖錠端子部と接点部とが別部品となるので、それら鎖錠端子部とこれに接続される部材(接点部)の各形状を簡易化することができ、部品加工性を向上させることができる。また、接点部の一端を例えば端子部の一端側でかしめ固定により機械的に接続する場合に比べ、接点部自体がかしめ加工の邪魔になることを防止することができるとともに、かしめ固定の箇所に対して鎖錠部の動きの影響を与え難くすることができる
本発明によれば、鎖錠端子部とこれに接続される部材の各形状を簡易化することができ、部品加工性を向上させることができる。
(実施形態1)
図1は本発明による実施形態1の配線器具における鎖錠端子部および接点部の分解斜視図、図2は同鎖錠端子部および接点部の組立斜視図、図3は同鎖錠端子部および接点部を収納する配線器具の一例を示す分解斜視図である。
実施形態1の配線器具は、スイッチであり、図3に示すように、ボディA1およびカバーA2により構成されるハウジングと、このハウジング(カバーA2)の前面に着脱自在に取り付けられる化粧プレートA3と、操作ハンドルA40、反転ハンドルA41およびコイルスプリングA42により構成される操作部A4とを備え、上記ハウジング内に、解除レバー5と、鎖錠機構を含む鎖錠端子部6と、この鎖錠端子部6に電気的に接続される接点部A7とを、複数組みにして少なくとも一組収納するとともに、開閉部材8を収納し、外部からの操作部A4(操作ハンドルA40)に対する操作による開閉部材8の揺動に応じて、同一組み内の各接点部A7間を電気的に接続ないし遮断することにより、外部から同一組み内の各鎖錠端子部6に接続された各電線を電気的に接続ないし遮断する構成になっている。
ボディA1は、例えば樹脂により、左右方向を長手方向とする矩形状の開口A10を前面に有する箱状に形成されている。ボディA1の内部には、解除レバー5および鎖錠端子部6(60),6(60)と解除レバー5および鎖錠端子部6(61)とをそれぞれ収納するための収納室A11と収納室A12とを、それぞれ左右両側に設けるとともに、各接点部A7の先端側および開閉部材8を収納するための収納室A13を中央に設ける隔壁A1a,A1bが形成されている。そして、ボディA1の収納室A11の底部には、鎖錠端子部6(60),6(60)に対して、外部から電線の導体線を挿入して接続するための電線挿入孔(図示せず)が一対穿設されている一方、ボディA1の収納室A12の底部にも、鎖錠端子部6(61)に対して、外部から電線の導体線を挿入して接続するための電線挿入孔(図示せず)が一対穿設されている。なお、A1c,A1dは、当該ボディA1を、いわゆる取付枠を兼ねるカバーA2に着脱自在に取り付けるための係合部であり、各係合部A1cは前方および左方に突出する係合突部になっており、各係合部A1dは係合爪部となっている。
カバーA2は、例えば樹脂により、上下方向を長手方向とする矩形板状に形成されている。カバーA2の中央には、上下方向を長手方向とする矩形凹部A2aが形成され、この矩形凹部A2a内には、突片A2b,A2cが上下に3組併設されているほか、各組みの突片A2b,A2c間に挿通孔A20が穿設されている。各組みの突片A2b,A2cには、反転ハンドルA41を着脱自在に装着するための保持孔A20b,A20cが形成され、反転ハンドルA41の一部(後述の収納部A41b)が挿通孔A20に挿通されるようになっている。なお、A2dは、化粧プレートA3を当該カバーA2の前面に着脱自在に取り付けるための被掛止部である。また、A21は、取付ねじ挿通用の挿通孔である。
化粧プレートA3は、例えば樹脂により、カバーA2の外周部(いわゆる取付枠に相当する部分)に対応する枠状に形成され、四隅後方の各々にカバーA2の被掛止部A2dに掛止する掛止部(図示せず)を有している。
操作ハンドルA40は、例えば樹脂により、化粧プレートA3の枠内を閉塞する矩形板状に形成され、反転ハンドルA41の前面に着脱自在に取着されるようになっている。
反転ハンドルA41は、カバーA2の矩形凹部A2a内に入る大きさの矩形状の基部A41aと、この下面から下方に延設されコイルスプリングA42を収納する有底筒状の収納部A41bと、基部A41aの前面における左右方向に沿う一方の縁部(図では上側の縁部)から前方に延設されるとともに基部A41aと併設される形で設けられ、左右方向が矩形凹部A2aよりも長い寸法に設定される揺動規制部A41cとを、例えば樹脂により一体に有する形状に形成されている。また、上下方向と直交する基部A41aの各側部中央には、カバーA2の突片A2b,A2cの保持孔A20b,A20cに填り込む突状の揺動支点部A410aが一対形成されている。
ここで、ボディA1は、係合部A1c,A1dがカバーA2の後面側の図示しない係合部と係合することにより、着脱自在にカバーA2の後面に取着される。例えば、各係合部A1cが、カバーA2の後面側に形成された孔ないし凹所に凹凸嵌合し、各係合部A1dが、カバーA2の後面側に形成された係止部と互いに係止し合うことにより、カバーA2の後面に取着される。また、反転ハンドルA41は、自己の各揺動支点部A410aがカバーA2の突片A2b,A2cの保持孔A20b,A20cに填り込むことにより、揺動自在にカバーA2に保持される。化粧プレートA3は、自己の各掛止部がカバーA2の各被掛止部A2dに掛止することにより、着脱自在にカバーA2の前面に取着される。
解除レバー5は、例えば樹脂により、従来と同様に図のような形状に形成され、外部からの電線の導体線に対する鎖錠端子部6の係止状態を、外部からの操作に応じて解除するためのものである。
鎖錠端子部6は、導電材により構成され、図3の例では、鎖錠端子部60と鎖錠端子部61の2種類使用されている。前者の鎖錠端子部60は、図1,図2に示すように、中央部60aおよびこの両端から後方に屈曲する両端部61a,62aからなり内部に電線の導体線(図示せず)が挿入される断面コ字状の端子部6aと、この端子部6aの一端となる端部61aの先端からその他端となる端部62aの角部(基部)側に延設され端子部6aに挿入された導体線を端子部6aの端部62a内面に弾接させた状態でその導体線を係止する鎖錠部6bとを一体に有する形状になっている。また、中央部60aの外面には、ダボ600a,601aが突設されている。後者の鎖錠端子部61は、図3に示すように、端子部6aおよび鎖錠部6bを2組み一体に有する形状に形成される(後述の図4,図6中の61参照)。ただし、鎖錠端子部61では、ダボ600aが一対設けられることにより、接点部A7の回動を防止することができるので、ダボ601aの方は廃止されている。
接点部A7は、導電材により構成され、図3の例では、接点部A70、接点部A71および接点部A72の3種類使用されている。接点部A70は、図1,図2に示すように、ダボ孔A700a,A701aが穿設された基部A70aと、この基部A70aから右後方(図1,図2では右下方)に傾斜する傾斜部A70bと、この傾斜部A70bから後方(下方)に屈曲して下方(左方)に伸び固定接点A700cを保持する接点保持部A70cとを一体に有する形状に形成されている。そして、接点部A70は、基部A70aのダボ孔A700a,A701aが、互いに併設される鎖錠端子部60,60のうち上方(図1,図2では右方)の鎖錠端子部60のダボ600a,601aとそれぞれダボかしめ固定で機械的に接続されることにより、上方(右方)の鎖錠端子部60と電気的に接続される。
接点部A71は、ダボ孔A710a,A711aが穿設された基部A71aと、この基部A70aから後方(図1,図2では下方)に屈曲してさらに右方に屈曲する断面L字状の屈曲部A71bと、この屈曲部A71bの先端から前方(上方)に屈曲して上方に伸び上記固定接点A700cと対向配置される固定接点A710c(図3参照)を保持する接点保持部A71cとを一体に有する形状に形成されている。そして、接点部A71は、基部A71aのダボ孔A710a,A711aが、下方(図1,図2では左方)の鎖錠端子部60のダボ600a,601aとそれぞれダボかしめ固定で機械的に接続されることにより、下方(左方)の鎖錠端子部60と電気的に接続される。
接点部A72は、図3に示すように、ダボ孔が穿設された基部A72aと、この基部A72aから後方に屈曲してさらに左方に屈曲し先端部前面側で上記開閉部材8を揺動自在に支持する接点支持部A72bとを一体に有する形状に形成されている。そして、接点部A72は、基部A72aのダボ孔が鎖錠端子部61のダボとそれぞれダボかしめ固定で機械的に接続されることにより、鎖錠端子部61と電気的に接続される。
開閉部材8は、導電材により板状に形成され、上記固定接点A700c,A710cに対して、交互に接離する可動接点8aを一対有している。
上記構成の配線器具では、開閉部材8の一端が接点部A72の接点支持部A72bで支持されるとともに、開閉部材8の他端が反転ハンドルA41の収納部A41bに収納されたコイルスプリングA42で嵌合保持されるので、操作ハンドルA40の揺動操作をすることにより、開閉部材8の可動接点8aが、接点部A70の固定接点A700cおよび接点部A71の固定接点A700cに対して交互に接離することになる。このとき、開閉部材8の可動接点8aが左方に揺動すれば接点部A70の固定接点A700cに接触するので、ボディA1の収納室A11の底部に穿設された電線挿入孔から挿通され上方の鎖錠端子部60に接続された電線と、ボディA1の収納室A12の底部に穿設された電線挿入孔から挿通され鎖錠端子部61に接続された電線とが電気的に接続されることになる。これとは逆に、開閉部材8の可動接点8aが右方に揺動すれば接点部A71の固定接点A710cに接触するので、ボディA1の収納室A11の底部に穿設された電線挿入孔から挿通され下方の鎖錠端子部60に接続された電線と、ボディA1の収納室A12の底部に穿設された電線挿入孔から挿通され鎖錠端子部61に接続された電線とが電気的に接続されることになる。
以上、実施形態1によれば、鎖錠端子部6と接点部A7とが別部品となるので、それら鎖錠端子部6とこれに接続される部材(接点部A7)の各形状を簡易化することができ、部品加工性を向上させることができる。
また、鎖錠端子部6は、断面コ字状で内部に電線の導体線が挿入される端子部6aと、この端子部6aの一端からその他端の角部側に延設され端子部6aに挿入された導体線を端子部6aの他端に弾接させた状態でその導体線を係止する鎖錠部6bとを一体に有し、接点部A7の一端となる基部(A70a,A71a,A72a)が端子部6aの中央外面でダボかしめ固定により機械的に接続されるので、接点部の一端を例えば端子部の一端となる端部61aの外面でダボかしめ固定により機械的に接続する場合に比べ、接点部A7自体がダボかしめ加工の邪魔になることを防止することができるとともに、ダボかしめ固定の箇所に対して鎖錠部6bの動きの影響を与え難くすることができる。
なお、実施形態1では、接点部A7の一端が端子部6aの中央外面でダボかしめ固定により機械的に接続される構成になっているが、ダボかしめ固定に限らず、リベットかしめ固定などでもよい。
参考例1
図4,図5は本発明による参考例1の配線器具における鎖錠端子部および刃受部の分解斜視図、図6,図7は同鎖錠端子部および刃受部の組立斜視図、図8は同鎖錠端子部および刃受部を収納する配線器具の一例を示す分解斜視図である。
参考例1の配線器具は、コンセントであり、図8に示すように、ボディB1およびカバーB2により構成されるハウジングと、プレートボディ10と、この前面に着脱自在に取り付けられる化粧プレートB3と、例えば樹脂製の扉B40,B41およびコイルスプリングB42,B42により構成される挿入孔開閉部B4とを備え、上記ハウジング内に、実施形態1と同様の解除レバー5と、鎖錠機構を含む鎖錠端子部6と、この鎖錠端子部6に電気的に接続される刃受部B7とを、複数組みにして少なくとも一組収納し、外部から同一組み内の各鎖錠端子部6に接続された各電線と外部から同一組み内の各刃受部B7に挿入接続されたプラグの各端子とをそれぞれ電気的に接続する構成になっている。
ボディB1は、例えば樹脂により、上下方向を長手方向とする矩形状の開口B10を前面に有する箱状に形成されている。ボディB1の内部には、解除レバー5、鎖錠端子部6(62)および刃受部B7(B72),B7(B73)と、解除レバー5、鎖錠端子部6(62)および刃受部B7(B72),B7(B74)とをそれぞれ収納するための収納室B11と収納室B12とを、それぞれ左右両側に設けるとともに、解除レバー5、鎖錠端子部6(61)および刃受部B7(B71)を収納するための収納室B13を中央に設ける隔壁B1a,B1b,B1cが形成されている。そして、ボディB1の収納室B11の底部中央には、鎖錠端子部6(62)に対して、外部から電線の導体線を挿入して接続するための電線挿入孔(図示せず)が一対穿設されている一方、ボディB1の収納室B12の底部中央にも、鎖錠端子部6(62)に対して、外部から電線の導体線を挿入して接続するための電線挿入孔(図示せず)が一対穿設されている。さらに、ボディB1の収納室B13の底部にも、鎖錠端子部6(61)に対して、外部から電線の導体線を挿入して接続するための電線挿入孔(図示せず)が一対穿設されている。なお、B1eは、当該ボディB1にカバーB2を着脱自在に取り付けるための、嵌合孔B10eの穿設された係合部である。
カバーB2は、例えば樹脂により、ボディB1の開口B10を閉塞する箱状に形成されている。カバーB2の前面上部には、図示しないプラグの一対の端子を挿通するための半円孤状の端子挿通孔B20が一対穿設されている一方、カバーB2の前面下部には、図示しない接地極付きのプラグの3つの端子をそれぞれ挿通するための矩形状の端子挿通孔B21,B22,B22が穿設されている。なお、B2dは、ボディB1の係合部B1eの嵌合孔B10eと凹凸嵌合することにより、当該カバーB2をボディB1に着脱自在に取り付けるための掛止突部である。
プレートボディ10は、例えば樹脂により、実施形態1のカバーA2の周部と同形状の枠状に形成され、内部にボディB1を着脱自在に装着するようになっている。なお、10dは、化粧プレートB3を当該プレートボディ10の前面に着脱自在に取り付けるための被掛止部である。また、100は、取付ねじ挿通用の挿通孔である。
化粧プレートB3は、例えば樹脂により、プレートボディ10に対応する枠状に形成され、内部にカバーB2を収納した状態で、プレートボディ10の被掛止部10dに掛止する掛止部(図示せず)を四隅後方の各々に有している。
扉B40は、カバーB2の背面側に設けられ、コイルスプリングB42で付勢されてカバーB2の端子挿通孔B20,B20を開閉自在に閉塞するものである。扉B41は、カバーB2の背面側に設けられ、コイルスプリングB42で付勢されてカバーB2の端子挿通孔B21,B22,B22を開閉自在に閉塞するものである。
ここで、カバーB2は、各掛止突部B2dがボディB1の各係合部B1eの嵌合孔B10eに凹凸嵌合することにより、着脱自在にボディB1の前面に取着される。また、これらカバーB2およびボディB1は、プレートボディ10の枠内に着脱自在に装着される。そして、化粧プレートB3は、自己の各掛止部がプレートボディ10の各被掛止部10dに掛止することにより、着脱自在にプレートボディ10の前面に取着される。
鎖錠端子部6は、導電材により構成され、図4〜図8の例では、実施形態1と同様の鎖錠端子部61とこれとは異なる鎖錠端子部62の2種類使用されている。鎖錠端子部62は、鎖錠端子部61との相違点として、図5,図7に示すように、一対の端部61a,61aの両側にそれぞれ取付片6c,6cが面一で延設されており、各取付片6cには、リベットRの足部などを挿通するための挿通孔60cが一対穿設されている。
刃受部B7は、導電材により構成され、図4〜図8の例では、刃受部B71、刃受部B72、刃受部B73および刃受部B74の4種類使用されている。刃受部B71は、図4,図6に示すように、基部B71aと、受部B71bとを一体に有する形状に形成されている。基部B71aは、ダボ孔B710,B710が穿設された中央部B710aと、この両端から前方(図4,図6では上方)に屈曲する両端部B711a,B711aとを一体に有する形状になっている。受部B71bは、基部B71aの中央部B710aから一の側方に延設される中央部B710bと、この両端から前方に屈曲し中央の一部が湾曲して互いに近接する一対の刃受片B711b,B711bとを一体に有する形状になっている。そして、刃受部B71は、中央部B710aのダボ孔B710,B710が鎖錠端子部61のダボ600a,600aとそれぞれダボかしめ固定で機械的に接続されることにより、鎖錠端子部61と電気的に接続される。
刃受部B72は、図5,図7に示すように、基部B72aと、取付片B72b,B72bと、刃受片B72c,B72d,B72dとを一体に有する形状に形成されている。基部B72aは、中央部B720aと、この両端から一方に屈曲する両端部B721a,B721aとを一体に有する形状になっている。取付片B72b,B72bは、基部B72aの両端部B721a,B721aの両先端から外向きに延設されて前方に伸びるL字状になっており、前方に回動防止・位置決め用の突起B720bを有しているとともに後方にリベットRの足部挿通用の挿通孔B721bを一対有している。刃受片B72c,B72d,B72dは、中央部B720a,両端部B721a,B721aの前方縁部からそれぞれ前方に延設されている。そして、刃受部B72は、一方の取付片B72bの突起B720bが鎖錠端子部62の一方の取付片6cにおける前方の挿通孔60cに凹凸嵌合した状態で、それら取付片B72bの前方の挿通孔B721bおよび取付片6cの後方の挿通孔60cにリベットRを挿通してかしめ固定で機械的に接続することにより、鎖錠端子部62と電気的に接続される。
刃受部B73は、基部B73aと、受部B73bとを一体に有する形状に形成されている。基部B73aは、前後方向に伸びる板状になっており、前方に挿通孔B730aを有しているとともに後方にダボB731aを一対有している。受部B73bは、基部B73aの長手方向に沿う一方の後方縁部からダボB731aとは逆側に所定角傾斜する傾斜部B730bと、この後方縁部から傾斜部B730bの傾斜方向とは逆向きに屈曲される屈曲部B731bと、この屈曲部B731bの両側の先端側からそれぞれ前方に屈曲され一部が湾曲して互いに近接する一対の刃受片B732b,B732bとを一体に有する形状になっている。そして、刃受部B73は、基部B73aの各ダボB731aが鎖錠端子部62のもう一方の取付片6cにおける各挿通孔60cとそれぞれダボかしめ固定で機械的に接続されることにより、鎖錠端子部62と電気的に接続される。刃受部B74は、前方から見て、刃受部B73とミラー対称となるように形成される。
上記構成の配線器具では、カバーB2の端子挿通孔B20,B20にプラグの一対の端子を挿通することにより、それらの各端子が刃受部B72の刃受片B72c,B72d,B72dと弾接するので、上記プラグの一対の端子と、収納室B11,B12の各電線挿入孔から挿入されて両鎖錠端子部62,62に接続された各電線とが電気的に接続されることになる。
一方、、カバーB2の端子挿通孔B21,B22,B22に接地極付きのプラグの各端子を挿通することにより、端子挿通孔B21に挿通された端子が刃受部B71の刃受片B711b,B711bと弾接するので、端子挿通孔B21に挿通された端子と、収納室B13の電線挿入孔から挿入されて鎖錠端子部61に接続された電線とが電気的に接続されることになる。また、端子挿通孔B22,B22に挿通された両端子が刃受部B73,B74の各受片と弾接するので、端子挿通孔B22,B22に挿通された両端子と、収納室B11,B12の各電線挿入孔から挿入されて両鎖錠端子部62,62に接続された各電線とが電気的に接続されることになる。
以上、参考例1によれば、鎖錠端子部6と刃受部B7とが別部品となるので、それら鎖錠端子部6とこれに接続される部材(刃受部B7)の各形状を簡易化することができ、部品加工性を向上させることができる。
また、刃受部B72,B73,B74は、プラグの端子挿入方向が端子部6aに対する導体線の挿入方向と逆方向になる状態で、端子部6aの一端となる端部61aに延設された取付片6cでかしめ固定により機械的に接続されるので、刃受部を端子部の中央側となる中央部60aでかしめ固定により機械的に接続する場合に比べ、刃受部に対するプラグの端子の挿抜繰り返しによりかしめが緩くなることを防止することができる。
なお、参考例1の変形例として、刃受部B71についても、プラグの端子挿入方向が端子部6aに対する導体線の挿入方向と逆方向になる状態で、端子部6aの一端となる端部61aに延設された取付片6cでかしめ固定により機械的に接続されるようにしてもよい。また、この場合の変形例として、刃受片を、プラグの平角状の端子用ではなく、円柱状等の端子用とするべく、図9に示すように、鎖錠端子部6(62)と刃受部B7(B72)と組み合わせるようにしてもよい。なお、図9の例では、突起B720bと一方の挿通孔B721bとの位置が入れ替えられ、リベットRでかしめ固定されている。
本発明による実施形態1の配線器具における鎖錠端子部および接点部の分解斜視図である。 同鎖錠端子部および接点部の組立斜視図である。 同鎖錠端子部および接点部を収納する配線器具の一例を示す分解斜視図である。 本発明による参考例1の配線器具における鎖錠端子部および刃受部の分解斜視図である。 同鎖錠端子部および刃受部の分解斜視図である。 同鎖錠端子部および刃受部の組立斜視図である。 同鎖錠端子部および刃受部の組立斜視図である。 同鎖錠端子部および刃受部を収納する配線器具の一例を示す分解斜視図である。 参考例1の変形例を示す図である。 従来の鎖錠端子部および接点部の斜視図である。 従来の鎖錠端子部および刃受部の斜視図である。 従来の鎖錠端子部および刃受部の斜視図である。
符号の説明
A1 ボディ
A2 カバー
A3 化粧プレート
A4 操作部
A40 操作ハンドル
A41 反転ハンドル
A42 コイルスプリング
5 解除レバー
6 鎖錠端子部
6a 端子部
6b 鎖錠部
A7 接点部
8 開閉部材
B1 ボディ
B2 カバー
10 プレートボディ
B4 挿入孔開閉部
B40,B41 扉
B42 コイルスプリング
B7 刃受部

Claims (1)

  1. 鎖錠機構を含む鎖錠端子部と、この鎖錠端子部に電気的に接続される接点部とを、複数組み合わせたものを少なくとも一組収納し、外部からの操作に応じて同一組み内の各接点部間を電気的に接続ないし遮断することにより、外部から同一組み内の各鎖錠端子部に接続された各電線を電気的に接続ないし遮断するスイッチとしての配線器具であって、前記鎖錠端子部と前記接点部とをかしめ固定で機械的に接続することによりそれら鎖錠端子部と接点部とを電気的に接続し、前記鎖錠端子部は、断面コ字状で内部に前記電線の導体線が挿入される端子部と、この端子部の一端からその他端の角部側に延設され前記端子部に挿入された導体線を前記端子部の他端に弾接させた状態でその導体線を係止する鎖錠部とを一体に有し、前記接点部の一端が前記端子部の中央外面でかしめ固定により機械的に接続されることを特徴とする配線器具
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