JPH1167332A - 電線カバー付きコネクタ - Google Patents

電線カバー付きコネクタ

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Publication number
JPH1167332A
JPH1167332A JP21676297A JP21676297A JPH1167332A JP H1167332 A JPH1167332 A JP H1167332A JP 21676297 A JP21676297 A JP 21676297A JP 21676297 A JP21676297 A JP 21676297A JP H1167332 A JPH1167332 A JP H1167332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire cover
connector housing
connector
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP21676297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Makino
浩貴 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH1167332A publication Critical patent/JPH1167332A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線カバーを組付けるときに電線の屈曲操作
を容易に行える電線カバー付きコネクタを提供するこ
と。 【解決手段】 コネクタハウジング3両側部の後側下部
には、軸突部12が突設される。一方、電線カバー4の
側壁面17には、この軸突部12に回動可能に組み付く
軸孔18が設けられる。コネクタハウジング3と電線カ
バー4とを組み付けて開放位置に置き、端子金具2を装
着した後に電線カバー4を閉止位置方向に回動させる。
すると、その回動操作に伴って、電線カバー4の連結部
15上面の先端にある電線保持部15Aが電線Wを屈曲
させつつ組付けがなされる。側壁面17の係止片11に
係止突部10が嵌まり込むと、コネクタハウジング3と
電線カバー4とが閉止位置に至り、コネクタ1の組付け
が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線カバー付きコ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図9には、従来の電線カバー付き
コネクタを組付ける様子を示したものである。これは、
特開平9−161883号に開示されたもので、コネク
タハウジング101と電線カバー102とが別体として
形成されており、コネクタハウジング101に電線Wを
取り付けた端子金具(図示せず)を装着した後に、電線
Wを折り曲げつつ電線カバー102を組付けるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電線カバー
102をコネクタハウジング101に対して水平移動さ
せて組み付け操作を行う場合には、この組付け操作に伴
って電線Wを屈曲させることになる。電線Wは略U字状
に折り曲げなければならないため、この操作には相当の
力が必要となる。加えて、端子金具の極数が増加した場
合には、さらに困難な作業となってしまう。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電線カバーを組付けるときに電線の屈
曲操作を容易に行える電線カバー付きコネクタを提供す
るところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係る電線カバー付きコネクタは、
電線に接続された端子金具と、この端子金具を装着可能
な端子収容室を備えたコネクタハウジングと、前記コネ
クタハウジングの後部に組み付けられる電線カバーとを
備えたものであって、前記電線カバーは、前記コネクタ
ハウジングに対して回動可能に組み付けられるととも
に、この電線カバーは前記電線を解放状態とする開放位
置からの回動動作に伴って前記電線を所定方向に屈曲さ
せた状態で保持可能となっていることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のもので
あって、前記コネクタハウジングの後部からは前記電線
を折曲げる電線折曲げ縁がほぼ水平に延出される一方、
前記電線カバーの先端側には電線カバーの回動操作に伴
って前記電線を電線折曲げ縁の反対側へ回曲させるとと
もに、前記コネクタハウジングの後部壁面との間に電線
の引き出し口を開口させる電線保持部が形成されている
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、コ
ネクタハウジングと電線カバーとを組み付けて開放位置
にしておく。ここで、電線を組付けた端子金具をコネク
タハウジングの端子収容室に装着する。そして、電線カ
バーを回動して組付け位置まで回動させると、電線はそ
の開放端によって所定方向へ強制的に屈曲させられる。
このときには、電線はてこの作用を受けながら屈曲動作
がなされるため、従来のようにコネクタハウジングに対
して電線カバーを平行移動により組み付けていた場合に
比べると、電線の屈曲操作が容易となる。
【0008】請求項2の発明によれば、電線カバーを開
放位置から回動操作すると、その回動操作に伴い、電線
カバーの先端に設けられた電線保持部が電線を電線折曲
げ縁の反対側へ回曲させる。電線保持部とコネクタハウ
ジングの後部壁面との間には電線の引き出し口が開口さ
れており、電線はここからコネクタの外方に引き出され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図1〜図6を参照しつつ説明する。本実施形態のコ
ネクタ1は、内部に端子金具2を収容可能なコネクタハ
ウジング3と、このコネクタハウジング3に対して上下
方向に回動可能に組み付けられる電線カバー4とを備え
ている。
【0010】端子金具2は導電性金属板材を折曲げ加工
されて形成されており、その前部には相手側の雄側端子
金具(図示せず)を連結可能な箱状の連結部2Aが形成
される一方、後部には電線Wを固定するバレル部2Bが
設けられる。
【0011】コネクタハウジング3は合成樹脂材により
一体に成型されており、内部には端子金具2を上下二段
に装着可能な端子収容室5が形成される。端子収容室5
は前後に開口して形成されており、このうち後側は端子
金具2の装着を行う端子挿入孔5Aとして大きく開口さ
れ、前側は相手側の端子金具が挿入してくる端子連結孔
5Bとして小さく開口される。端子収容室5を構成する
壁面のうち、上面中央からは端子収容室5の中央前方に
向かって撓み変形可能なランス7が突設される。このラ
ンス7は端子金具2を端子収容室5の内部に抜止状態で
保持する。また、コネクタハウジング3の上面には、前
端面とコネクタハウジング3の中央部分とに連結される
両持ち状のロック部6が設けられる。ロック部6は撓み
変形可能とされており、その中央部分には突部6Aが突
設されており、図示しない相手側コネクタハウジングの
凹部に係合して嵌合状態を保持する。
【0012】コネクタハウジング3の後部にはカバー係
止部8が設けられる。このカバー係止部8は、端子収容
室5の後端位置付近においてコネクタハウジング3の上
部に突設される中央壁面8Cと、この中央壁面8Cの左
右端から後方に向かって延設される一対の側壁面17
と、この一対の側壁面17の上下の中央位置を前後に連
結する電線添付け片8Bとから構成される。電線添付け
片8Bは、側壁面17の先端よりもやや内側位置まで水
平に延出しており、この先端部分は電線折曲げ縁9とさ
れる。また、側壁面17は中央前部の段部17Cによっ
て、ここよりも前位置にある高壁面17Aと後ろ位置に
ある低壁面17Bとに分けられる。低壁面17Bの隅部
周縁は円弧状に形成されている。
【0013】一対の側壁面17の中央には係止突部10
が突設されており、この係止突部10には後述する電線
カバー4の係止片11が係合される。また、側壁面17
において、係止突部10の下方位置には軸突部12が略
円柱状に突設されている。この軸突部12によって電線
カバー4が回動可能に組み付けられる。また、コネクタ
ハウジング3の下面には、中央壁面8Cの突設する位置
よりもやや後方に寄ったところに、回動規制突部13が
設けられる。この回動規制突部13はコネクタハウジン
グ3の全幅に沿って突設されており、電線カバー4が全
開したときに電線カバー4と当接して下方への回動を規
制する。
【0014】電線カバー4は合成樹脂材により一体に成
型されており、コネクタハウジング3の左右を挟み付け
るようにして上下方向に回動可能に組付けられる。電線
カバー4には、カバー係止部8の両側壁面17を覆うよ
うに組付く側面部14と、この両側面部14を連結する
連結部15とを備えている。側面部14は僅かに拡開変
形可能とされており、その大きさはカバー係止部8より
も大きくされて、カバー係止部8の上側部分に接しなが
ら組み付けられる。
【0015】また、側面部14の中央やや下部には、軸
突部12の位置に合わせて軸孔18が開口される。この
軸孔18の径は軸突部12の径と同等か、それよりもや
や大きくされている。また、この軸孔18の上方には、
側面部14の他の部分から二条の切り込み16が入れら
れており、この一対の切れ込み16によって隔てられる
部分は係止片11とされる。係止片11は拡開変形可能
とされており、その中央には長方形状の係止孔11Aが
設けられる。電線カバー4がコネクタハウジング3に対
して閉止位置に組み付けられると、係止突部10が係止
孔11Aに嵌まり込むことで電線カバー4を回動不能な
状態に保持する。
【0016】連結部15は、側面部14の下辺の一部を
除いて、両側面部14を連結している。側面部14の下
辺の前方から中央位置においては連結部分が設けられて
いない。これによって、電線カバー4がコネクタハウジ
ング3に組み付けられたときには、電線カバー4がコネ
クタハウジング3の下面側に規制されることなく下向き
に回動させることが可能とされる。こうして、電線カバ
ー4がコネクタハウジング3に組み付けられると、連結
部15の下面部分がコネクタハウジング3の回動規制突
部13に当接する開放位置と、側面部14の係止片11
とコネクタハウジング3の係止突部10とが係合する閉
止位置との間を回動可能とされる。
【0017】また、連結部15上面の先端部分は電線保
持部15Aとされており、電線カバー4が閉止位置方向
に回動するときにはこの電線保持部15Aによって電線
Wを回曲させる。電線カバー4が閉止位置に至ったとき
には、電線保持部15Aとカバー係止部8との間には電
線Wの引き出し口19が形成される。
【0018】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用及び効果について説明する。まず、コネクタハウ
ジング3の両側面を挟み付けるようにして、電線カバー
4の一対の側面部14を拡開変形させ、軸孔18に軸突
部12を嵌込む。こうして、電線カバー4とコネクタハ
ウジング3とを組み付けると、電線カバー4は自重で下
方に回動し、開放位置に保持される(図1,2を参
照)。
【0019】次に、電線Wを取り付けた端子金具2を端
子収容室5に挿入する。端子金具2が所定の位置まで押
し込まれるとランス7が端子金具2に係止して抜止状態
とされる。そこで、電線カバー4を閉止位置方向に回動
させると、電線保持部15Aが電線Wを電線添付け片8
Bに添わせつつ回曲させる。さらに回動操作が進むと、
電線折曲げ縁9によって電線Wが略U字状に屈曲されつ
つ組付けが行われる(図3,4を参照)。
【0020】最後に、係止片11が撓み変形して係止孔
11A内に係止突部10が嵌まり込み、係止片11が復
帰変形することにより電線カバー4が閉止位置に組み付
けられる。このようにして、コネクタ1の組付けが完了
すると、連結部15の上先端の電線保持部15Aとカバ
ー係止部8とによって電線引き出し口19が形成され、
ここから電線Wが外方に引き出され、電線カバー4の連
結部15の上面に添いつつ後方へ延出される(図5,6
を参照)。
【0021】このように、本実施形態によれば、電線W
は電線カバー4の電線保持部15Aによって、てこの作
用を受けながら屈曲動作がなされるため、従来のように
コネクタハウジングに対して電線カバーを平行移動によ
り組み付けていた場合に比べると、電線Wの屈曲操作が
容易となる。
【0022】また、コネクタハウジング3の回動規制突
部13によって電線カバー4は下方向への回動を規制さ
れている。このため、電線カバー4を閉止位置に組付け
るときに電線カバー4の位置が開放位置に決まってお
り、同じ操作を行いやすくなっている。
【0023】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)電線カバーの回動軸は、コネクタハウジングの下
部に配置することには限られず、上部に配置してもよ
い。この場合には電線をコネクタハウジングの下方から
延出させることになる。また、回動方向はコネクタハウ
ジングに対して上下方向でなくてもよく、左右に回動す
るように電線カバーを組み付けてもよい。 (2)電線カバーとコネクタハウジングとを別体に成型
する必要はなく、回動可能なヒンジ部分を設けて、この
ヒンジ部分を介して電線カバーとコネクタハウジングと
を連結させて一体化してもよい。 (3)本実施形態では雌側の端子金具のみを示したが、
本発明によれば、端子金具の雌雄は問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電線カバーが開放位置にあるときのコネクタの
側面図
【図2】電線カバーが開放位置にあるときのコネクタの
側断面図
【図3】電線カバーを閉止する方向に回動させたときの
コネクタの側面図
【図4】電線カバーを閉止する方向に回動させたときの
コネクタの側断面図
【図5】電線カバーが閉止位置にあるときのコネクタの
側面図
【図6】電線カバーが閉止位置にあるときのコネクタの
側断面図
【図7】従来例の電線カバー付きコネクタにおいて、電
線カバーを組付ける前の斜視図
【図8】同例において電線カバーをコネクタハウジング
に組付ける前の側面図
【図9】同例において電線カバーをコネクタハウジング
に組付けた後の側面図
【符号の説明】
1…コネクタ 2…端子金具 3…コネクタハウジング 4…電線カバー 5…端子収容室 9…電線折曲げ縁 15A…電線保持部 19…引き出し口 W…電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線に接続された端子金具と、この端子
    金具を装着可能な端子収容室を備えたコネクタハウジン
    グと、前記コネクタハウジングの後部に組み付けられる
    電線カバーとを備えた電線カバー付きコネクタであっ
    て、 前記電線カバーは、前記コネクタハウジングに対して回
    動可能に組み付けられるとともに、この電線カバーは前
    記電線を解放状態とする開放位置からの回動動作に伴っ
    て前記電線を所定方向に屈曲させた状態で保持可能とな
    っていることを特徴とする電線カバー付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングの後部からは前
    記電線を折曲げる電線折曲げ縁がほぼ水平に延出される
    一方、前記電線カバーの先端側には電線カバーの回動操
    作に伴って前記電線を電線折曲げ縁の反対側へ回曲させ
    るとともに、前記コネクタハウジングの後部壁面との間
    に電線の引き出し口を開口させる電線保持部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電線カバー付き
    コネクタ。
JP21676297A 1997-08-11 1997-08-11 電線カバー付きコネクタ Pending JPH1167332A (ja)

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JP21676297A JPH1167332A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 電線カバー付きコネクタ

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JPH1167332A true JPH1167332A (ja) 1999-03-09

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ID=16693518

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JP21676297A Pending JPH1167332A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 電線カバー付きコネクタ

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JP (1) JPH1167332A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310436A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310436A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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