JP5249602B2 - マグネット式コンセントアダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、コンセントと該コンセントに接続可能なプラグとの間に介装され、コンセントとプラグとを磁着して接続可能とするマグネット式コンセントアダプタに関する。
従来から、プラグのコードに外力が作用した時におけるコードの断線を防止したり、コードが接続されている電気機器の転倒を防止したりするために、マグネットを用いることで一般的なコンセントよりも弱い引抜力でコンセントからプラグが外れるようにしたマグネット式コンセントが用いられているが、このようなマグネット式コンセントは、通常用いられるコンセントとは異なり特殊な形状をしているため、電気工事業者による施工が必要であった。そこで、電気工事を施すことなくマグネット式コンセントと同様の機能を得るために、コンセントとプラグの間に介装されて、これらを磁着可能とするマグネット式コンセントアダプタが提供されており、例えば特許文献1に開示されている。
以下、このようなマグネット式コンセントアダプタの従来例について説明する。この従来例は、壁面に設けられたコンセント側に接続する第1のアダプタ半体と、外部の負荷に接続されたプラグ側に接続する第2のアダプタ半体とから構成されるものであり、第1のアダプタ半体は、一面に壁面に設けられたコンセントのコンセント口に接続可能な一対の栓刃、及び他面側に貫設されて一対の端子ピンが挿通される挿通孔、及び該挿通孔に挿通される端子ピンと前記栓刃とを電気的に接続する端子部を有する器体から成り、第2のアダプタ半体は、一面側に前記一対の端子ピンを備えるとともに他面側にプラグのプラグ栓刃が接続可能且つ端子ピンと電気的に接続された刃受部を有する器体から成り、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とを、第1のアダプタ半体に設けられたマグネットと第2のアダプタ半体に設けられた磁着片との間に作用する磁着力によって結合する。
また、第1のアダプタ半体の器体は、栓刃が設けられた一面と挿通孔が設けられた他面とが互いに直交するように形成されており、第1のアダプタ半体を壁面に設けられたコンセントに接続した際に、前記他面が地面と対向するようになっている。而して、マグネット式コンセントアダプタが全体的にコンパクトになり、壁面からの突出量を抑えることができる。
ここで、第1のアダプタ半体の端子部は、図6に示すように、端子ピン200が弾接するとともに端子ピン200の挿入方向に撓み自在な2つ(図示では1つ)の接触ばね101から成る。接触ばね101は、例えば金属板の一端側を複数回(図示では2回)略U字状に折曲して形成された板ばねであって、その一端部には端子ピン200が接触する接点101aが設けられている。また、接触ばね101の他端部には栓刃100の一端部がかしめ固定されており、接触ばね101と栓刃100とが機械的且つ電気的に接続されている。
端子ピン200の接触ばね101と接触する側と反対側の端部は、金属板から成る略L字状の導電板202の一端部にかしめ固定されており、端子ピン200と導電板202とが機械的且つ電気的に接続されている。また、導電板202の他端部には、互いに対向する一対のばね片201a及び各ばね片202aを連結する連結片201bから成る刃受部201がかしめ固定されており、導電板202と刃受部201とが機械的且つ電気的に接続されている。而して、端子ピン200が接触ばね101の接点101aと接触することで、栓刃100と刃受部201が電気的に接続されるようになっている。
特開2005−243312号公報
しかしながら、上記従来例では、栓刃100を接触ばね101にかしめ固定しているので、接点101aが端子ピン200に押圧される際にかしめ部位に応力が加わることによって当該かしめ部位が劣化し、端子ピンとの接触による接触抵抗が増大することで発熱するという虞があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、端子部において端子ピンとの接触による接触抵抗が増大するのを防ぐことのできるマグネット式コンセントアダプタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、一面に既設のコンセントに挿抜可能な一対の栓刃が突設されるとともに栓刃と電気的に接続される端子部、及び一対の端子ピンが挿通される挿通孔を有する器体から成る第1のアダプタ半体と、挿通孔を介して端子部に電気的に接続可能な一対の端子ピン、及び端子ピンに電気的に接続され且つ前記コンセントに挿抜可能なプラグに設けられたプラグ栓刃を受ける刃受部を収納する器体から成る第2のアダプタ半体とから構成され、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体との何れか一方に設けられたマグネットと、他方に設けられた磁性体から成る磁着片との間に作用する磁着力によって第2のアダプタ半体が第1のアダプタ半体に着脱自在に結合されるマグネット式コンセントアダプタであって、端子部は、栓刃が設けられる端子板と、端子ピンが接触するとともに端子板に設けられた支点部を支点として回動自在な可動板と、端子ピンの挿入方向と交差する方向に沿って設けられて可動板を端子板に接触させる向きに付勢する反転ばねとから成り、反転ばねは、その一端部が可動板と接触し、他端部が第1のアダプタ半体に固定されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、端子板と別体に設けられた可動板と反転ばねによって接点における接圧を確保しているので、端子板に板ばねを必要とせず、端子板を肉厚に形成して栓刃を一体に形成することができる。したがって、栓刃を端子板にかしめる必要がないので、接点が端子ピンに押圧される際にかしめ部位に応力が加わることによって栓刃と端子板との結合部位が劣化することが無く、端子部において端子ピンとの接触による接触抵抗が増大するのを防ぐことができる。また、板ばねと比較して繰り返し応力に強いので、経年使用による接圧の低下を防ぐことができ、接圧の低下に伴う接触抵抗の増大による発熱を防止することができる。
(実施形態1)
以下、本発明に係るマグネット式コンセントアダプタの実施形態1について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1〜図3に示すように、壁の一面に既設のコンセント(図示せず)のコンセント口(図示せず)に挿抜可能な一対の栓刃12が突設されるとともに栓刃12と電気的に接続される端子部13、及び一対の端子ピン22が挿通される挿通孔15a,16aを有する器体1から成る第1のアダプタ半体Aと、挿通孔15a,16aを介して端子部13に電気的に接続可能な一対の端子ピン22、及び端子ピン22に電気的に接続され且つ前記コンセントに挿抜可能なプラグ(図示せず)に設けられたプラグ栓刃(図示せず)を受ける刃受部(図示せず)を収納する器体2から成る第2のアダプタ半体Bとから構成され、第1のアダプタ半体Aに設けられたマグネット18と、第2のアダプタ半体Bに設けられた磁性体から成る磁着片26との間に作用する磁着力によって第2のアダプタ半体Bが第1のアダプタ半体Aに着脱自在に結合される。
第1のアダプタ半体Aの器体1は、図2(a)に示すように、一面を開口するとともにコンセントに接続される前面部10aを有する箱体のボディ10と、一面を開口するとともに第2のアダプタ半体Bが接続される底面部11aを有する箱体のカバー11とから成る。ボディ10は、コンセントに接続される前面部10aに栓刃12を挿通する挿通孔(図示せず)が貫設されている。また、ボディ10の両側面(図2(a)における紙面手前側、及び紙面奥側)には、それぞれボディ10及びカバー11の結合面よりもカバー11側に突出する凹状に窪んだ把持部10bが設けられている。而して、該把持部10bを手の指で把持することで器体1を持ち易くしている。
ボディ10の内部には、図1に示すように、一対の栓刃12及び各栓刃12と接続される端子部13を有する箱体の中ボディ14が前記挿通孔に栓刃12を挿通させた形で収納される。中ボディ14は、その両側面(図1(a)における紙面手前側、及び紙面奥側)にそれぞれ一対の係合凸部14cが突設されており、該係合凸部14cに後述する栓刃12及び端子部13の係合凹部12bが係合することで、栓刃12及び端子部13が取付固定されるようになっている。また、中ボディ14には、一方の側面のみが閉塞されたばね収納部14a、他方の側面のみが閉塞されたばね収納部14bとが設けられており、これらのばね収納部14a,14bに後述する反転ばね13cが収納される。
ボディ10の前面部10aには、図1に示すように、その長手方向における両端部に組立ねじ3が挿通される一対のねじ挿通孔10cが貫設されており、該ねじ挿通孔10cとカバー11に設けられた一対のねじ挿通孔(図示せず)に組立ねじ3を挿通して螺合することで、ボディ10とカバー11とが互いに結合されるようになっている。ここで、本実施形態では、図2(a)に示すように、第1のアダプタ半体Aの器体1を前面部10aの法線方向と底面部11aの法線方向との成す角度が鈍角となるように形成している。即ち、栓刃12の挿抜方向と端子ピン22の挿抜方向との成す角度が鈍角となっているので、水平方向における突出量を抑えることができ、また、従来例のように栓刃12の挿抜方向と端子ピン22の挿抜方向との成す角度が直角の場合と比較して、第2のアダプタ半体Bを第1のアダプタ半体Aに対して容易に着脱することができる。
カバー11は、図2(a)に示すように、ボディ10との結合面から底面部11aにかけて湾曲する曲面形状に形成され、一面に端子ピン22が挿通される挿通孔15aが貫設されるとともにマグネット18を保持する中カバー15と、挿通孔15aを閉塞する位置と開放する位置との間で回動自在な扉体17と、挿通孔15aと連通する挿通孔16aが貫設されるとともに扉体17を保持する中枠16とが収納される。尚、カバー11の底面部11bには、図2(b)に示すように、中カバー15の前記一面を外部に臨ませる開口11bが設けられている。
中カバー15は長尺平板状に形成され、長手方向における略中央部には、図2(b)に示すように、略円形状の一対の挿通孔15aが貫設されている。また、長手方向における両端部には、図1に示すように、それぞれ平板状のマグネット18及びマグネット18を挟持する一対の平板状のヨーク19を保持する保持部15bが設けられている。各ヨーク19の一端部は、図2(b)に示すように、一対の挿通孔15aを挟んで長手方向両端それぞれに貫設された2対の略矩形状の通孔15cを介して外部に露設されている。而して、ヨーク19と磁着片26との間に作用する磁着力によって第1のアダプタ半体Aと第2のアダプタ半体Bとが結合される。また、中カバー15の長手方向における略中央部には、図2(b)に示すように、端子ピン22の挿入方向と反対方向に突設された凸状の位置決め凸部15dが設けられている。
中枠16は、図1に示すように長尺平板状に形成され、中カバー15の挿通孔15aと連通する一対の略長円状の挿通孔16aが長手方向に沿って貫設されている。中枠16は、中カバー15との間で扉体17を挟持して保持する。
扉体17は、図1に示すように、各挿通孔15aを覆う寸法で略長円状に形成され、自身に取り付けられる捩りコイルばねから成るばね部材17aによって挿通孔15aを閉塞する位置に回動するように付勢されている。また、扉体17の端子ピン22が当接する面には、図示しないが扉体17の回動方向に沿って傾斜面が形成されており、該傾斜面を端子ピン22の先端部が摺動することで扉体17が挿通孔15aを開放する位置に回動するようになっている。
第2のアダプタ半体Bは、図3(a),(b)に示すように、一対の端子ピン22と、一対の磁着片26と、一対の刃受部とを略直方体状の器体2に備えて成る。器体2は、それぞれ一面を開口した箱体から成るボディ20及びカバー21を結合して成る。器体2の上面(図3(a)における上側の面)の略中央部には、端子ピン22が挿通される一対のピン挿通孔20cを介して一対の端子ピン22が短手方向に沿って並設されており、上面の長手方向の両端部には、それぞれ磁着片26が配設されている。器体2の下面(図3(a)における下側の面)の略中央部には、電気機器等の負荷(図示せず)に備えられたプラグのプラグ栓刃が挿抜自在な略円弧状の一対の栓刃挿入孔21aが貫設されている。また、器体2上面の端子ピン22に挟まれた位置には、上面の法線方向に窪んだ凹状の位置決め凹部20bが上面の長手方向に沿って設けられており、該位置決め凹部20bに第1のアダプタ半体Aの位置決め凸部15dを嵌合することで、第1のアダプタ半体Aと第2のアダプタ半体Bとの位置決めを行うことができる。
ここで、本実施形態の各端子部13は、図1及び図4に示すように、一端部に栓刃12が一体に形成されるとともに他端部に山折りに折曲された支点部アを有する金属板から成る端子板13aと、端子ピン22が接触するとともに端子板13aに設けられた支点部アを支点として回動自在な断面略コ字状の可動板13bと、端子ピン22の挿入方向と交差する方向に沿って設けられて可動板13bを端子板13aに接触させる向きに付勢するコイル状の反転ばね13cとから成る。尚、栓刃12における端子板13aと一体に形成される部位の近傍には絶縁被覆12aが施されており、栓刃12と端子板13aとが一体に形成される部位の幅方向両端部には、中カバー14の係合凸部14cと係合する係合凹部12bがそれぞれ設けられている。
可動板13bは、端子板13aと対向する一面の略中央部が支点部アと当接するように配設されている。また、可動板13bの端子ピン22と対向する一面には、端子ピン22の先端部が接触する接点13dが設けられている。各反転ばね13cは、それぞれ中ボディ14のばね収納部14a,14bに収納され、その一端部がばね収納部14a,14bの内壁に係止されるとともに他端部が可動板13bに当接することで、可動板13bを端子板13aに接触させる向きに付勢している。
以下、端子部13と端子ピン22との接続動作について説明する。端子ピン22が挿通孔15a,16aを介して挿入され、接点13dが端子ピン22の先端部で押圧されると、可動板13bが支点部アを支点として一方の側(図4における左側)に回動するとともに、反転ばね13cが前記一方の側に屈曲する。この時、反転ばね13cが元の状態に復帰しようとする力が可動板13bに働くので、接点13dと端子ピン22との十分な接圧を確保することができる。端子ピン22が引き抜かれると、端子ピン22による押圧が解除されることで反転ばね13cが元の状態に復帰するとともに、可動板13bが支点部アを支点として前記他方の側に回動して元の状態に復帰する。
上述のように、端子板13aと別体に設けられた可動板13bと反転ばね13cによって接点13dと端子ピン22との接圧を確保しているので、端子板13aに板ばねを必要とせず、端子板13aを肉厚に形成して栓刃12を一体に形成することができる。したがって、栓刃12を端子板13aにかしめる必要がないので、接点13dが端子ピン22に押圧される際にかしめ部位に応力が加わることによって栓刃12と端子板13aとの結合部位が劣化することが無く、端子部13において端子ピン22との接触による接触抵抗が増大するのを防ぐことができる。また、板ばねから端子部13を構成する場合と比較して繰り返し応力に強いので、経年使用による接圧の低下を防ぐことができ、接圧の低下に伴う接触抵抗の増大による発熱を防止することができる。
(実施形態2)
以下、本発明に係るマグネット式コンセントアダプタの実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。本実施形態は、第1のアダプタ半体Aの端子部13と、第2のアダプタ半体Bの端子ピン22及び刃受部23とに特徴がある。
先ず、第2のアダプタ半体Bの構造について説明する。尚、本実施形態の第2のアダプタ半体Bは、刃受部を除いた他の部位については実施形態1の第2のアダプタ半体Bと同一の構造である。第2のアダプタ半体Bは、図5(b)に示すように、一面を開口するとともにピン挿通孔(図示せず)が他面に貫設された箱体のボディ20と、一面を開口するとともに栓刃挿入孔21aが他面に貫設された箱体のカバー21とから器体2が構成される。尚、器体2は、各磁着片26に貫設された略円形状のねじ挿通孔26a及びボディ20の長手方向両端部にそれぞれ設けられた一対のねじ挿通孔20a及びカバー21に設けられた一対のねじ挿通孔(図示せず)に組立ねじ3を挿通して螺合することで成る。
ボディ20の内部には、図5(a),(b)に示すように、一対の端子ピン22と、互いに対向する一対のばね片23a及び各ばね片23aを連結する連結片23bから成る2組の刃受部23と、各刃受部23の連結片23bがかしめ固定される金属板から成る2つの導電板24とが収納され、各端子ピン22の一端部と各導電板24との間には、端子ピン22を挿入方向に付勢するばね部材25が配設される。
ばね部材25は、金属板を複数回(図示では3回)略U字状に折曲して形成された板ばねであって、その一端部が端子ピン22の一端部に固定されるとともに、他端部が導電板24に固定されることで、端子ピン22の挿入方向に撓み自在となっている。端子部13は、一端部に栓刃12が一体に形成されるとともに他端部が端子ピン22と対向するように折曲された金属板から成る端子板13aと、端子板13aの前記他端部に設けられて端子ピン22の先端部が接触する接点13dとから成る。
以下、端子部13と端子ピン22との接続動作について説明する。端子ピン22が挿通孔15a,16aを介して挿入され、接点13dが端子ピン22の先端部で押圧されると、ばね部材25が端子ピンの挿入方向と反対方向に撓む。この時、ばね部材25が元の状態に復帰しようとする力が端子ピン22に働くので、接点13dと端子ピン22との十分な接圧を確保することができる。端子ピン22が引き抜かれると、端子ピン22による押圧が解除されることでばね部材25が元の状態に復帰する。
上述のように、端子部13に板ばねを必要としないことから、端子板13aを厚肉に形成して栓刃12を一体に形成することができる。したがって、栓刃12を端子板13aにかしめる必要がないので、接点13dが端子ピン22に押圧される際にかしめ部位に応力が加わることによって栓刃12と端子板13aとの結合部位が劣化することが無く、端子部13において端子ピン22との接触による接触抵抗が増大するのを防ぐことができる。また、ばね部材25を第2のアダプタ半体B側に設けているので、端子部13にばね部材25を設ける必要がなく小型化することができる。
本発明に係るマグネット式コンセントアダプタの実施形態1を示す第1のアダプタ半体の分解斜視図である。 同上の第1のアダプタ半体を示す図で、(a)は側面図で、(b)は下面図である。 同上の第2のアダプタ半体を示す図で、(a)は上側から見た斜視図で、(b)は下側から見た斜視図である。 同上の第1のアダプタ半体の端子部と第2のアダプタ半体の端子ピンとの接続を示す斜視図である。 本発明に係るマグネット式コンセントアダプタの実施形態2を示す図で、(a)は第1のアダプタ半体の端子部と第2のアダプタ半体の端子ピンとの接続を示す斜視図で、(b)は第2のアダプタ半体の分解斜視図である。 従来の第1のアダプタ半体の端子部と第2のアダプタ半体の端子ピンとの接続を示す斜視図である。
符号の説明
1,2 器体
12 栓刃
13 端子部
13a 端子板
13b 可動板
13c 反転ばね
15a,16a 挿通孔
18 マグネット
22 端子ピン
23 刃受部
26 磁着片
A 第1のアダプタ半体
B 第2のアダプタ半体

Claims (1)

  1. 一面に既設のコンセントに挿抜可能な一対の栓刃が突設されるとともに栓刃と電気的に接続される端子部、及び一対の端子ピンが挿通される挿通孔を有する器体から成る第1のアダプタ半体と、挿通孔を介して端子部に電気的に接続可能な一対の端子ピン、及び端子ピンに電気的に接続され且つ前記コンセントに挿抜可能なプラグに設けられたプラグ栓刃を受ける刃受部を収納する器体から成る第2のアダプタ半体とから構成され、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体との何れか一方に設けられたマグネットと、他方に設けられた磁性体から成る磁着片との間に作用する磁着力によって第2のアダプタ半体が第1のアダプタ半体に着脱自在に結合されるマグネット式コンセントアダプタであって、端子部は、栓刃が設けられる端子板と、端子ピンが接触するとともに端子板に設けられた支点部を支点として回動自在な可動板と、端子ピンの挿入方向と交差する方向に沿って設けられて可動板を端子板に接触させる向きに付勢する反転ばねとから成り、反転ばねは、その一端部が可動板と接触し、他端部が第1のアダプタ半体に固定されることを特徴とするマグネット式コンセントアダプタ
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