JP4258557B2 - 内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法 - Google Patents

内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4258557B2
JP4258557B2 JP2007110844A JP2007110844A JP4258557B2 JP 4258557 B2 JP4258557 B2 JP 4258557B2 JP 2007110844 A JP2007110844 A JP 2007110844A JP 2007110844 A JP2007110844 A JP 2007110844A JP 4258557 B2 JP4258557 B2 JP 4258557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
internal combustion
combustion engine
engine
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007110844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008267261A (ja
Inventor
仁己 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007110844A priority Critical patent/JP4258557B2/ja
Priority to US12/078,913 priority patent/US7934371B2/en
Priority to CN2008100950102A priority patent/CN101289977B/zh
Publication of JP2008267261A publication Critical patent/JP2008267261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4258557B2 publication Critical patent/JP4258557B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D29/00Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
    • F02D29/02Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving vehicles; peculiar to engines driving variable pitch propellers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/0047Controlling exhaust gas recirculation [EGR]
    • F02D41/005Controlling exhaust gas recirculation [EGR] according to engine operating conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/021Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine
    • F02D41/0235Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with the state of the exhaust gas treating apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/021Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine
    • F02D41/0235Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with the state of the exhaust gas treating apparatus
    • F02D2041/0265Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with the state of the exhaust gas treating apparatus to decrease temperature of the exhaust gas treating apparatus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

本発明は、排気系に浄化触媒が設けられた内燃機関と、該内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入する排気導入手段と、前記内燃機関の温度を反映する温度反映物理量を検出する温度反映物理量検出手段とを備える内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法に関する。
従来、この種の内燃機関装置としては、排気ガスを吸気側に環流させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置を搭載するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、エンジン水温などに基づいてEGR率を設定してこのEGR率で排気ガスが吸気側に供給されるようEGR弁の開閉を制御することにより、排気温度を低下させてエンジン温度の過度の上昇を防止することができるとしている。
特開平07−317606号公報
ところで、EGR装置は、上述したように、エンジン温度(エンジン水温)の上昇を抑制することに用いることができる他、排気温度を低下させてエンジンの排気系に設けられた触媒の温度上昇を抑制するために用いることもできる。一般に、エンジン温度が低いときにはエンジンの燃焼状態が悪化するから、EGRを行なうことは困難となる。このため、例えば、冷間時にエンジンを始動した直後に運転者がアクセルペダルを大きく踏み込んで走行しているときなど触媒温度が急激に上昇すると、エンジン水温は低いが触媒温度は高い状態が生じ、EGRを行なうことができない結果、触媒温度の上昇を抑制することができなくなる。これに対して、触媒温度の上昇を抑制するためにこうしたEGR制御に代えて触媒温度が高いときには常に燃料噴射弁から噴射する燃料を増量して余剰の燃料による気化潜熱を利用して触媒を冷却することも考えられるが、燃料消費量が増えるから、燃費が悪化してしまう。
本発明の内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法は、燃費の悪化をできる限り抑えながら浄化触媒の過熱を抑制することを主目的とする。
本発明の内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の内燃機関装置は、
排気系に浄化触媒が設けられた内燃機関を有する内燃機関装置であって、
前記内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射手段と、
前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入する排気導入手段と、
前記内燃機関の温度を反映する温度反映物理量を検出する温度反映物理量検出手段と、
前記浄化触媒の温度上昇を抑制すべき所定条件が成立したとき、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が所定温度以上のときには前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記排気導入手段を制御する第1の制御を実行し、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が前記所定温度未満のときには前記内燃機関に噴射する燃料を増量することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記燃料噴射手段を制御する第2の制御を実行する温度上昇抑制制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の内燃機関装置では、浄化触媒の温度上昇を抑制すべき所定条件が成立したとき、内燃機関の温度が所定温度以上のときには内燃機関の排気の一部を吸気系に導入することにより浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう排気導入手段を制御する第1の制御を実行し、内燃機関の温度が所定温度未満のときには内燃機関に噴射する燃料を増量することにより浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう燃料噴射手段を制御する第2の制御を実行する。したがって、浄化触媒の過熱をより確実に抑制することができると共に浄化触媒の温度上昇を抑制するための燃料消費をできる限り少なくすることができる。
こうした本発明の内燃機関装置において、前記温度上昇抑制制御手段は、前記第2の制御を実行している最中には、前記検出された機関温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が前記所定温度未満から前記所定温度以上となったときでも前記第2の制御を継続して実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、第1の制御と第2の制御との切り替えに起因して内燃機関の状態が不安定となるのを回避することができる。
また、本発明の内燃機関装置において、前記温度上昇抑制制御手段は、前記排気導入手段に異常が生じたときには、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度に拘わらず前記第2の制御を実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、排気導入手段に異常が生じたときでも浄化触媒の過熱を抑制することができる。
さらに、本発明の内燃機関装置において、前記温度上昇抑制制御手段は、前記内燃機関が所定の高負荷領域で運転されているときに前記所定条件が成立したとして制御する手段であるものとすることもできるし、前記温度上昇抑制制御手段は、前記浄化触媒の温度が所定触媒温度以上のときに前記所定条件が成立したとして制御する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の内燃機関装置において、前記温度反映物理量検出手段は、前記内燃機関の冷却水の温度を検出する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の内燃機関装置において、駆動軸に動力を出力する動力出力装置に組み込まれる上述した各態様のいずれかの本発明の内燃機関装置であって、前記動力出力装置は、前記駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とにトルクを出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、を備える装置であるものとすることもできる。この場合、前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸と前記駆動軸の3軸に接続され該3軸のうちいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力を入出力する3軸式の動力入出力手段とを備える手段であるものとすることもできる。
本発明の内燃機関装置の制御方法は、
排気系に浄化触媒が設けられた内燃機関と、該内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入する排気導入手段と、前記内燃機関の温度を反映する温度反映物理量を検出する温度反映物理量検出手段とを備える内燃機関装置の制御方法であって、
前記浄化触媒の温度上昇を抑制すべき所定条件が成立したとき、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が所定温度以上のときには前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記排気導入手段を制御する第1の制御を実行し、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が前記所定温度未満のときには前記内燃機関に噴射する燃料を増量することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記燃料噴射手段を制御する第2の制御を実行する
ことを特徴とする。
本発明の内燃機関装置の制御方法によれば、浄化触媒の温度上昇を抑制すべき所定条件が成立したとき、内燃機関の温度が所定温度以上のときには内燃機関の排気の一部を吸気系に導入することにより浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう排気導入手段を制御する第1の制御を実行し、内燃機関の温度が所定温度未満のときには内燃機関に噴射する燃料を増量することにより浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう燃料噴射手段を制御する第2の制御を実行する。したがって、浄化触媒の過熱をより確実に抑制することができると共に浄化触媒の温度上昇を抑制するための燃料消費をできる限り少なくすることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例である内燃機関装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、エンジン22の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。ここで、内燃機関装置としては、エンジン22と、このエンジン22を運転制御するエンジン用電子制御ユニット24とが該当する。
エンジン22は、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能な6気筒の内燃機関として構成されており、図2に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共に気筒毎に設けられた燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃料室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化装置(三元触媒)134を介して外気へ排出される。この浄化装置134の後段には、排気を吸気側に供給するEGR管152が取り付けられており、エンジン22は、不燃焼ガスとしての排気を吸入側に供給して空気と排気とガソリンの混合気を燃焼室に吸引することができるようになっている。
エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により制御されている。エンジンECU24は、CPU24aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU24aの他に処理プログラムを記憶するROM24bと、データを一時的に記憶するRAM24cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジンECU24には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションやエンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジション,スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットルポジション,吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からのエアフローメータ信号AF,同じく吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温,空燃比センサ135aからの空燃比AF,酸素センサ135bからの酸素信号,浄化装置134に取り付けられた触媒温度センサ135cからの触媒温度Tcなどが入力ポートを介して入力されている。また、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁126への駆動信号や、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号、吸気バルブ128の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号,吸気側に供給する排気の供給量を調節するEGRバルブ154への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。また、エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。なお、エンジンECU24は、クランクポジションセンサ140からのクランクポジションに基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neを演算したり、最大吸入空気量に対するエアフローメータ148からのエアフローメータ信号AFに基づく吸入空気量の割合としての負荷率KLを演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
また、エンジン22の制御としては、要求トルクTr*や車速Vに基づいて不燃焼ガスとしての排気を吸入側に導入する際の排気の吸入空気量に対する割合の目標値である目標排気導入率EGR*を設定し、この設定した目標排気導入率EGR*に対応する開度だけ開弁するようEGRバルブ154を駆動制御すると共にアクセル開度Accや要求トルクTr*に対応する吸気弁開閉タイミングとなるよう可変バルブタイミング機構150を制御し、エンジン22から出力すべき目標トルクTe*と目標排気導入率EGR*とに対応するスロットル開度となるようスロットルバルブ124を制御し、吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量が適当なタイミングで燃料噴射弁126から噴射されるよう燃料噴射弁126を制御する。ここで、エンジン22の冷却水温Twが所定温度Twref未満のときには、排気を吸気側に導入すると燃焼状態が悪くなることから、目標排気導入率EGR*は値0に設定され、排気の吸気側への導入は行なわれない。
次に、こうして構成されたハイブリッド自動車20が搭載する動力出力装置に組み込まれた内燃機関装置の動作、特に浄化装置134の触媒の温度を調整する際の動作について説明する。図4は、エンジンECU24により実行される触媒温度調整制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、数十msec毎)に繰り返し実行される。
触媒温度調整制御ルーチンが実行されると、エンジンECU24のCPU24aは、まず、エンジン22の回転数Neや負荷率KL,水温センサ142からの冷却水温Tw,触媒温度センサ135cからの触媒温度Tcなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、エンジン22の回転数Neは、クランクポジションセンサ140により検出されたクランクシャフト26のクランクポジションに基づいて演算されたものを入力するものとした。また、エンジン22の負荷率KLは、エアフローメータ148からのエアフローメータ信号AFに基づいて演算されたものを入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力した触媒温度Tcが閾値Tcref以上か否かを判定する(ステップS110)。ここで、閾値Tcrefは、浄化装置134の触媒の適正温度範囲の上限よりも若干低い温度として850℃や900℃,950℃などのように設定されている。触媒温度Tcが閾値Tcref未満のときには、浄化装置134の触媒は適正温度範囲内と判断し、燃料増量実行フラグFに値0を設定して(ステップS120)、本ルーチンを終了する。
触媒温度Tcが閾値Tcref以上のときには、浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制すべきと判断し、入力エンジン22の冷却水温Twが閾値Twref以上か否か(ステップS130)、EGRバルブ154が正常に機能するか否か(ステップS140)、燃料増量実行フラグFが値0であるか否か(ステップS150)、をそれぞれ判定する。エンジン22の冷却水温Twが閾値Twref以上であり、EGRバルブ154が正常に機能し、燃料増量実行フラグFが値0であるときには、入力したエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて排気導入率EGR*を設定し(ステップS160)、設定した排気導入率EGR*に対応する開度だけ開弁するようEGRバルブ154を制御して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。ここで、排気導入率EGR*は、実施例では、エンジン22の回転数Neと負荷率KLと排気導入率EGR*との関係を予め求めて排気導入率設定用マップとしてROM24bに記憶しておき、回転数Neと負荷率KLとが与えられるとマップから対応する排気導入率EGR*を導出して設定するものとした。排気導入率設定用マップの一例を図4に示す。図示するように、排気導入率EGR*は、エンジン22が高回転数で高負荷率の高負荷運転領域で運転されているときに排気の温度が高くなり浄化装置134の触媒が高温となりやすいことから、回転数Neが高いほど負荷率KLが高いほど大きな値が設定される。こうして、エンジン22の排気の一部を吸気側に導入する排気導入制御を実行することにより、排気(不活性ガス)による熱容量の増加によってエンジン22の排気の温度を低下させることができ、浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制することができる。
ステップS130でエンジン22の冷却水温Twが閾値Twref未満と判定されたときには、燃料増量実行フラグFを値1に設定し(ステップS180)、入力したエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量に対して増量すべき燃料増量αを設定して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。燃料増量αは、実施例では、エンジン22の回転数Neと負荷率KLと燃料増量αとの関係を予め求めて燃料増量設定用マップとしてROM24bに記憶しておき、回転数Neと負荷率KLとが与えられるとマップから対応する燃料増量αを導出して設定するものとした。燃料増量設定用マップの一例を図5に示す。図示するように、燃料増量αは、エンジン22が高回転数で高負荷率の高負荷運転領域で運転されているときに排気の温度が高くなり浄化装置134の触媒が高温となりやすいことから、回転数Neが高いほど負荷率KLが高いほど大きな値が設定される。こうして、吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量に対して燃料増量αだけ増量して燃料噴射弁126から燃料噴射する燃料増量制御を実行することにより、余剰の燃料による気化潜熱を利用した冷却効果によって浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制することができる。
いま、冷間時にエンジン22が始動された直後に運転者がアクセルペダル83を大きく踏み込んで走行している場合を考える。この場合、エンジン22は比較的高回転数で高トルクの高負荷領域で運転されるから、排気は高温となり、浄化装置134の触媒の温度が急激に上昇する。このため、場合によってはエンジン22の冷却水温Twが閾値Twref以上となる前に浄化装置134の触媒温度Tcが閾値Tcref以上となる。冷却水温Twが閾値Twref未満のときにはエンジン22の燃焼が不安定となるから、排気の一部を吸気側に導入する排気導入制御を実行することができない。実施例では、冷却水温Twが閾値Twref未満のときには吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量に対して燃料増量αだけ増量する燃料増量制御を実行するから、排気導入制御を実行できないときでも浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制することができる。このとき、燃料増量制御によって燃料増量αの分だけ燃料を余分に噴射することになるから、燃費は悪化するが、燃料増量制御は冷却水温Twが閾値Twref未満のときに限って行なうから、燃費の悪化は最小限に抑えられる。
ステップS130で冷却水温Twが閾値Twref以上と判定されたがステップS140でEGRバルブ154に異常が生じていると判定されたときには、排気導入制御を行なうことができないため、ステップS130で冷却水温Twが閾値Twref以上と判定されステップS140でEGRバルブ154が正常に機能すると判定されたが燃料増量実行フラグFが値1のときには、既に燃料増量制御が実行されており燃料増量制御から排気導入制御に切り替えることによってエンジン22の状態が不安定となるのを回避するために、エンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて排気導入率EGR*を設定してEGRバルブ154を制御する排気導入制御を実行して(ステップS160,S170)、本ルーチンを終了する。
以上説明した実施例の内燃機関装置によれば、触媒温度Tcが閾値Tcref以上のとき、冷却水温Twが閾値Twref以上のときにはエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて目標排気導入率EGR*を設定し設定した目標排気導入率EGR*に相当する開度だけ開弁するようEGRバルブ154を制御する排気導入制御を実行し、冷却水温Twが閾値Twref未満のときにはエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて燃料増量αを設定し吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量に対して燃料増量αだけ燃料を増量する燃料増量制御を実行するから、冷却水温Twが閾値Twref未満で排気導入制御を実行することができないときでも浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制することができると共に触媒の温度上昇を抑制するために常に燃料増量制御を実行するものに比して燃費の悪化を抑制することができる。しかも、燃料増量制御を実行している最中に冷却水温Twが閾値Twref以上となったときでも燃料増量制御を継続して実行するから、燃料増量制御から排気導入制御に切り替えることによってエンジン22の状態が不安定となるのを回避することができる。さらに、EGRバルブ154に異常が生じているときには冷却水温Twに拘わらず燃料増量制御を実行するから、EGRバルブ154に異常が生じているときでも対処することができる。
実施例の内燃機関装置では、燃料増量制御を実行している最中には、冷却水温Twが閾値Twref以上となったときでも燃料増量制御を継続して実行するものとしたが、場合によっては排気導入制御に切り替えるものとしても差し支えない。
実施例の内燃機関装置では、EGRバルブ154が正常に機能しうるか否かを判定しEGRバルブ154に異常が生じていると判定されたときには燃料増量制御を実行するものとしたが、触媒温度調整制御ルーチンにおいてはこうしたEGRバルブ154の異常を判定しないものとしても構わない。
実施例の内燃機関装置では、触媒温度センサ135cにより検出された触媒温度Tcに基づいて浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制すべきか否かを判定したが、これに限られず、エンジン22の回転数Neと負荷率KLとを用いてエンジン22が高回転数で高トルクの高負荷領域で運転されているか否かにより浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制すべきか否かを判定するものとしてもよいし、他のパラメータを用いて浄化装置134の触媒の温度上昇を抑制すべきか否かを判定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図6の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図6における車輪64a,64bに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。また、実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図7の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。更に、図8の変形例の自動車320に例示するように、エンジン22からの動力をオートマチックトランスミッション330により変速して駆動輪63a,63b側に出力して走行する通常の自動車の構成としても構わない。
実施例では、ハイブリッド自動車20に搭載された動力出力装置に組み込まれた内燃機関装置として説明したが、ハイブリッド自動車以外の車両や船舶,航空機などの移動体に搭載された動力出力装置に組み込まれた内燃機関装置の形態としたり、建設設備などの移動体以外の動力出力装置に組み込まれた内燃機関装置の形態としたり、動力出力装置に組み込まれていない内燃機関装置の形態としたりするものとしてもよい。また、内燃機関装置の制御方法の形態としてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、燃料噴射弁126や燃料噴射弁126を制御するエンジンECU24が「燃料噴射手段」に相当し、EGR管152やEGRバルブ154,EGRバルブ154を制御するエンジンECU24が「排気導入手段」に相当し、水温センサ142が「温度反映物理量検出手段」に相当し、触媒温度Tcが閾値Tcref以上のとき、冷却水温Twが閾値Twref以上のときにはエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて目標排気導入率EGR*を設定し設定した目標排気導入率EGR*に相当する開度だけ開弁するようEGRバルブ154を制御する排気導入制御を実行し、冷却水温Twが閾値Twref未満のときにはエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて燃料増量αを設定し吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量に対して燃料増量αだけ燃料を増量する燃料増量制御を実行する図3の触媒温度調整制御ルーチンを実行するエンジンECU24が「温度上昇抑制制御手段」に相当する。また、動力分配統合機構30とモータMG1とが「電力動力入出力手段」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「燃料噴射手段」としては、燃料噴射弁126や燃料噴射弁126を制御するエンジンECU24に限定されるものではなく、内燃機関に燃料を噴射するものであれば如何なるものとしても構わない。「排気導入手段」としては、EGR管152やEGRバルブ154,EGRバルブ154を制御するエンジンECU24に限定されるものではなく、内燃機関の吸気系に供給される排気の吸入空気量に対する割合である排気供給割合を調整して排気を吸気系に供給するものであれば如何なるものとしても構わない。「温度上昇抑制制御手段」としては、触媒温度Tcが閾値Tcref以上のとき、冷却水温Twが閾値Twref以上のときにはエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて目標排気導入率EGR*を設定し設定した目標排気導入率EGR*に相当する開度だけ開弁するようEGRバルブ154を制御する排気導入制御を実行し、冷却水温Twが閾値Twref未満のときにはエンジン22の回転数Neと負荷率KLとに基づいて燃料増量αを設定し吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量に対して燃料増量αだけ燃料を増量する燃料増量制御を実行するものに限定されるものではなく、浄化触媒の温度上昇を抑制すべき所定条件が成立したとき、温度反映物理量検出手段により検出された温度反映物理量により反映される内燃機関の温度が所定温度以上のときには内燃機関の排気の一部を吸気系に導入することにより浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう排気導入手段を制御する第1の制御を実行し、温度反映物理量検出手段により検出された温度反映物理量により反映される内燃機関の温度が所定温度未満のときには内燃機関に噴射する燃料を増量することにより浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう燃料噴射手段を制御する第2の制御を実行するものであれば如何なるものとしても構わない。「電力動力入出力手段」としては、動力分配統合機構30とモータMG1とを組み合わせたものや対ロータ電動機230に限定されるされるものではなく、駆動軸に接続されると共に駆動軸とは独立に回転可能に内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って駆動軸と出力軸とにトルクを出力するものであれば如何なるものとしても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、駆動軸に動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「発電機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1に限定されるものではなく、誘導電動発電機など、動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの発電機であっても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述の動力分配統合機構30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる作動作用を有するものなど、駆動軸と出力軸と発電機の回転軸との3軸に接続され3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業などに利用可能である。
本発明の一実施例である内燃機関装置が組み込まれた動力出力装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 エンジンECU24により実行される触媒温度調整制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 排気導入率設定用マップの一例を示す説明図である。 燃料増量設定用マップの一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。 変形例の自動車320の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、135c 触媒温度センサ、136 スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、152 EGR管、154 EGRバルブ、156 温度センサ、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ、234 アウターロータ、320 自動車、330 オートマチックトランスミッション、MG1,MG2 モータ。

Claims (9)

  1. 排気系に浄化触媒が設けられた内燃機関を有する内燃機関装置であって、
    前記内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射手段と、
    前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入する排気導入手段と、
    前記内燃機関の温度を反映する温度反映物理量を検出する温度反映物理量検出手段と、
    前記浄化触媒の温度上昇を抑制すべき所定条件が成立したとき、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が所定温度以上のときには前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記排気導入手段を制御する第1の制御を実行し、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が前記所定温度未満のときには前記内燃機関に噴射する燃料を増量することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記燃料噴射手段を制御する第2の制御を実行する温度上昇抑制制御手段と
    を備える内燃機関装置。
  2. 前記温度上昇抑制制御手段は、前記第2の制御を実行している最中には、前記検出された機関温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が前記所定温度未満から前記所定温度以上となったときでも前記第2の制御を継続して実行する手段である請求項1記載の内燃機関装置。
  3. 前記温度上昇抑制制御手段は、前記排気導入手段に異常が生じたときには、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度に拘わらず前記第2の制御を実行する手段である請求項1または2記載の内燃機関装置。
  4. 前記温度上昇抑制制御手段は、前記内燃機関が所定の高負荷領域で運転されているときに前記所定条件が成立したとして制御する手段である請求項1ないし3いずれか記載の内燃機関装置。
  5. 前記温度上昇抑制制御手段は、前記浄化触媒の温度が所定触媒温度以上のときに前記所定条件が成立したとして制御する手段である請求項1ないし3いずれか記載の内燃機関装置。
  6. 前記温度反映物理量検出手段は、前記内燃機関の冷却水の温度を検出する手段である請求項1ないし5いずれか記載の内燃機関装置。
  7. 駆動軸に動力を出力する動力出力装置に組み込まれる請求項1ないし6いずれか記載の内燃機関装置であって、
    前記動力出力装置は、前記駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とにトルクを出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、を備える装置である
    内燃機関装置。
  8. 前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸と前記駆動軸の3軸に接続され該3軸のうちいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力を入出力する3軸式の動力入出力手段とを備える手段である請求項7記載の内燃機関装置。
  9. 排気系に浄化触媒が設けられた内燃機関と、該内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入する排気導入手段と、前記内燃機関の温度を反映する温度反映物理量を検出する温度反映物理量検出手段とを備える内燃機関装置の制御方法であって、
    前記浄化触媒の温度上昇を抑制すべき所定条件が成立したとき、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が所定温度以上のときには前記内燃機関の排気の一部を吸気系に導入することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記排気導入手段を制御する第1の制御を実行し、前記検出された温度反映物理量により反映される前記内燃機関の温度が前記所定温度未満のときには前記内燃機関に噴射する燃料を増量することにより前記浄化触媒の温度上昇が抑制されるよう前記燃料噴射手段を制御する第2の制御を実行する
    ことを特徴とする内燃機関装置の制御方法。
JP2007110844A 2007-04-19 2007-04-19 内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法 Expired - Fee Related JP4258557B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007110844A JP4258557B2 (ja) 2007-04-19 2007-04-19 内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法
US12/078,913 US7934371B2 (en) 2007-04-19 2008-04-08 Internal combustion engine system and control method of internal combustion engine system
CN2008100950102A CN101289977B (zh) 2007-04-19 2008-04-21 内燃机装置和内燃机装置的控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007110844A JP4258557B2 (ja) 2007-04-19 2007-04-19 内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008267261A JP2008267261A (ja) 2008-11-06
JP4258557B2 true JP4258557B2 (ja) 2009-04-30

Family

ID=39870836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007110844A Expired - Fee Related JP4258557B2 (ja) 2007-04-19 2007-04-19 内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7934371B2 (ja)
JP (1) JP4258557B2 (ja)
CN (1) CN101289977B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180180A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Toyota Motor Corp 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両
JP4850801B2 (ja) * 2007-09-07 2012-01-11 トヨタ自動車株式会社 内燃機関装置およびこれを搭載する車両、内燃機関装置の制御方法
JP4277933B1 (ja) * 2008-06-11 2009-06-10 トヨタ自動車株式会社 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両
JP4752919B2 (ja) * 2009-01-20 2011-08-17 トヨタ自動車株式会社 エンジンの制御装置
JP2010216351A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Toyota Motor Corp 車両およびその制御方法
US8359829B1 (en) * 2009-06-25 2013-01-29 Ramberg Charles E Powertrain controls
JP5136654B2 (ja) * 2009-11-11 2013-02-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN103249622B (zh) * 2010-11-25 2015-01-07 丰田自动车株式会社 混合动力车辆的控制装置及控制方法
JP5278464B2 (ja) * 2011-02-08 2013-09-04 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP6182965B2 (ja) * 2013-05-09 2017-08-23 トヨタ自動車株式会社 車両
US9387438B2 (en) 2014-02-14 2016-07-12 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Modular system for reduction of sulphur oxides in exhaust
JP6259678B2 (ja) 2014-03-05 2018-01-10 ヤンマー株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP6363366B2 (ja) * 2014-03-18 2018-07-25 トヨタ自動車株式会社 車両および車両の制御方法
KR102406117B1 (ko) * 2016-12-14 2022-06-07 현대자동차 주식회사 연료 분사 제어 장치 및 방법
CN108327504B (zh) * 2017-01-20 2019-12-20 比亚迪股份有限公司 汽车及其的主动减振控制方法和装置
JP7263906B2 (ja) * 2019-05-08 2023-04-25 マツダ株式会社 エンジンの制御装置
JP7263905B2 (ja) * 2019-05-08 2023-04-25 マツダ株式会社 エンジンの制御装置
JP7183962B2 (ja) * 2019-06-05 2022-12-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP7310461B2 (ja) * 2019-09-03 2023-07-19 トヨタ自動車株式会社 パワートレーンシステム
CN112081703A (zh) * 2020-09-25 2020-12-15 罗静婷 一种汽车用节能动力装置
JP2024066133A (ja) * 2022-11-01 2024-05-15 トヨタ自動車株式会社 エンジンの制御装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2841921B2 (ja) * 1991-05-30 1998-12-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の電子制御燃料噴射装置
JPH06108926A (ja) 1992-09-25 1994-04-19 Mazda Motor Corp エンジンの制御装置
JP3460303B2 (ja) 1994-05-27 2003-10-27 マツダ株式会社 エンジンの排気還流装置
JP3692618B2 (ja) * 1995-08-29 2005-09-07 株式会社デンソー 内燃機関の空燃比制御装置
JP3325231B2 (ja) * 1998-08-03 2002-09-17 マツダ株式会社 筒内噴射式エンジンの制御装置
JP3695397B2 (ja) * 2001-04-10 2005-09-14 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
JP4410976B2 (ja) * 2002-06-12 2010-02-10 日産自動車株式会社 排気浄化装置
JP4239900B2 (ja) * 2004-05-28 2009-03-18 トヨタ自動車株式会社 スターリングエンジン
JP4424182B2 (ja) * 2004-12-06 2010-03-03 株式会社デンソー 内燃機関の排気温度推定装置
JP2006233898A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp Egr装置
US7171957B2 (en) * 2005-03-03 2007-02-06 International Engine Intellectual Property Company, Llc Control strategy for expanding diesel HCCI combustion range by lowering intake manifold temperature
JP2007040223A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 排気浄化装置
JP4453629B2 (ja) * 2005-08-05 2010-04-21 株式会社デンソー エンジンの制御装置
JP4643493B2 (ja) * 2006-05-29 2011-03-02 愛三工業株式会社 内燃機関の燃料噴射量制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7934371B2 (en) 2011-05-03
US20080256929A1 (en) 2008-10-23
JP2008267261A (ja) 2008-11-06
CN101289977A (zh) 2008-10-22
CN101289977B (zh) 2011-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4258557B2 (ja) 内燃機関装置および内燃機関装置の制御方法
JP4850801B2 (ja) 内燃機関装置およびこれを搭載する車両、内燃機関装置の制御方法
JP4306719B2 (ja) 内燃機関装置およびこれを備える動力出力装置並びにこれを搭載する車両、内燃機関装置の制御方法
JP4238910B2 (ja) 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両
JP2008106675A (ja) ハイブリッド車およびその制御方法
JP2010179780A (ja) ハイブリッド車およびその制御方法
JP4277933B1 (ja) 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両
JP4730329B2 (ja) 動力出力装置およびその制御方法並びに車両
JP4196960B2 (ja) 動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びにその制御方法
JP2010083319A (ja) ハイブリッド車およびその制御方法
JP4501924B2 (ja) 動力出力装置およびこれを搭載する車両並びに内燃機関の始動方法
JP2007223403A (ja) 動力出力装置およびその制御方法並びに車両
JP2007309113A (ja) 動力出力装置、それを搭載した車両及び動力出力装置の制御方法
JP2008126904A (ja) 動力出力装置およびこれを搭載する車両並びに動力出力装置の制御方法
JP4285552B2 (ja) 車両およびその制御方法
JP2005226553A (ja) 動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びにその制御方法
JP2006070820A (ja) 駆動装置およびこれを搭載する自動車並びに駆動装置の制御方法
JP2009274628A (ja) ハイブリッド車およびその制御方法
JP2007283899A (ja) 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両
JP4265674B2 (ja) 動力出力装置およびその制御方法並びに車両
JP2009248682A (ja) ハイブリッド車およびその制御方法
JP4910970B2 (ja) 車両およびこれに搭載された内燃機関の制御方法
JP4962404B2 (ja) 内燃機関装置および車両並びに内燃機関装置の制御方法
JP4821805B2 (ja) 内燃機関装置、これを搭載した車両及び内燃機関装置の制御方法
JP2011111951A (ja) 車両および排気再循環制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4258557

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees