JP4277933B1 - 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常のときでも排気浄化装置の触媒が過熱するのを抑制する。
【解決手段】EGRバルブが完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには(フラグFaが値0のときには)、所定の高負荷運転領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジンを運転するときに(フラグFiが値1のときに)基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジンを制御する(S220,S230,S250,S260)。また、閉異常が検出されているときには(フラグFaが値1のときには)、排気ガスの再循環を伴ってエンジンを運転する際に運転可能な全領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジンを運転するときに基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジンを制御する(S220,S250,S260)。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関装置およびその制御方法に関し、詳しくは、内燃機関と、内燃機関の排気を吸気系に再循環させる際の再循環量を調節する排気調節弁と排気調節弁を開閉駆動する駆動手段とを有する排気ガス再循環装置と、内燃機関の排気を浄化する排気浄化触媒を有する排気浄化装置と、を備える内燃機関装置およびこうした内燃機関装置の制御方法に関する。
従来、この種の内燃機関装置としては、排気環流弁を開弁したときの吸気管内圧力と排気環流弁を閉弁したときの吸気管内圧力との差圧が小さいほど燃料供給量が大きくなるよう補正するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、排気環流弁を開弁したときの吸気管内圧力と排気環流弁を閉弁したときの吸気管内圧力との差圧小さくなるほど排気管流通路や排気環流弁における詰まりの程度が大きくなって空燃比が大きくなると判断し、燃料供給量が大きくなるよう補正することにより窒素酸化物(NOx)の排出を抑制している。
特開2001−349231号公報
こうした排気ガス再循環装置を取り付けた内燃機関を備える内燃機関装置では、排気ガスの再循環を伴って内燃機関を比較的高トルクの運転ポイントで運転するときには、内燃機関の排気系に取り付けられた排気浄化装置の触媒が過熱するのを防止するために過熱防止用の燃料増量補正を行なうが、煤などの異物が排気環流弁に付着して排気環流弁の開度を把握することができないときには、再循環量が不足することにより予期せずに触媒が過熱する場合が生じ、エミッションが悪化してしまう。
本発明の内燃機関装置およびその制御方法は、排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常のときでも排気浄化装置の触媒が過熱するのを抑制することを主目的とする。
本発明の内燃機関装置およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の内燃機関装置は、
内燃機関と、前記内燃機関の排気を吸気系に再循環させる際の再循環量を調節する排気調節弁と該排気調節弁を開閉駆動する駆動手段とを有する排気ガス再循環装置と、前記内燃機関の排気を浄化する排気浄化触媒を有する排気浄化装置と、を備える内燃機関装置であって、
前記排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常を検出する閉異常検出手段と、
前記閉異常検出手段により閉異常が検出されていないときには所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御し、前記閉異常検出手段により閉異常が検出されているときには前記高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の内燃機関装置では、排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには、所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って内燃機関を運転するときに排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により内燃機関が運転されるよう内燃機関を制御し、排気調節弁の閉異常が検出されているときには、上述した高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って内燃機関を運転するときに排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により内燃機関が運転されるよう内燃機関を制御する。これにより、再循環量が不足することになっても予期せずに触媒が過熱するのを抑制することができる。この結果、エミッションの悪化を抑制することができる。
こうした本発明の内燃機関装置において、前記駆動手段はステッピングモータであり、前記閉異常検出手段は、前記排気調節弁を全閉する指令にも拘わらず前記ステッピングモータのステップ角が前記排気調節弁の全閉に対応するステップ角ではないとき又は全閉状態にある前記排気調節弁を開成する指令の際に前記ステッピングモータのステップ角が前記排気調節弁の全閉に対応するステップ角から開成しないときに前記閉異常を検出する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、ステッピングモータのステップ角に基づいて閉異常をより的確に検出することができる。
また、本発明の内燃機関装置において、前記所定の領域は、排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転する際に運転可能な全領域であるものとすることもできる。こうすれば、予期しない触媒の過熱をより確実に抑制することができる。
本発明の車両は、上述のいずれかの態様の本発明の内燃機関装置、即ち、基本的には、内燃機関と、前記内燃機関の排気を吸気系に再循環させる際の再循環量を調節する排気調節弁と該排気調節弁を開閉駆動する駆動手段とを有する排気ガス再循環装置と、前記内燃機関の排気を浄化する排気浄化触媒を有する排気浄化装置と、を備える内燃機関装置であって、前記排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常を検出する閉異常検出手段と、前記閉異常検出手段により閉異常が検出されていないときには所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御し、前記閉異常検出手段により閉異常が検出されているときには前記高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御する制御手段と、を備える内燃機関装置を搭載し、前記内燃機関装置からの動力を用いて走行する、ことを要旨とする。
この本発明の車両では、上述のいずれかの態様の本発明の内燃機関装置を搭載するから本発明の内燃機関装置が奏する効果、例えば、再循環量が不足することになっても予期せずに触媒が過熱するのを抑制することができる効果などと同様の効果を奏することができる。
本発明の内燃機関装置の制御方法は、
内燃機関と、前記内燃機関の排気を吸気系に再循環させる際の再循環量を調節する排気調節弁と該排気調節弁を開閉駆動する駆動手段とを有する排気ガス再循環装置と、前記内燃機関の排気を浄化する排気浄化触媒を有する排気浄化装置と、を備える内燃機関装置の制御方法であって、
前記排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常ではないときには所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御し、前記閉異常のときには前記高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御する、
ことを特徴とする。
この内燃機関装置の制御方法では、排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには、所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って内燃機関を運転するときに排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により内燃機関が運転されるよう内燃機関を制御し、排気調節弁の閉異常が検出されているときには、上述した高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って内燃機関を運転するときに排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により内燃機関が運転されるよう内燃機関を制御する。これにより、再循環量が不足することになっても予期せずに触媒が過熱するのを抑制することができる。この結果、エミッションの悪化を抑制することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例である内燃機関装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能な内燃機関として構成されており、図2に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共に燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化触媒(三元触媒)134aを有する浄化装置134を介して外気へ排出される共にEGR(Exhaust Gas Recirculation)システム160を介して吸気側に供給される。EGRシステム160は、浄化装置134の後段に接続されて排気を吸気側のサージタンクに供給するためのEGR管162と、EGR管162に配置されステッピングモータ163により駆動されるEGRバルブ164とを備え、EGRバルブ164の開度の調整により、不燃焼ガスとしての排気を供給量を調整して吸気側に供給する。エンジン22は、こうして空気と排気とガソリンとの混合気を燃焼室に吸引することができるようになっている。
エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により制御されている。エンジンECU24は、CPU24aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU24aの他に処理プログラムを記憶するROM24bと、データを一時的に記憶するRAM24cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジンECU24には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションやエンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温Tw,燃焼室内に取り付けられた図示しない圧力センサからの筒内圧力,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジション,スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットルポジション,吸気管に取り付けられて吸入空気の質量流量を検出するエアフローメータ148からの吸入空気量Qa,同じく吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温,吸気管内の圧力を検出する吸気圧センサ158からの吸気圧,空燃比センサ135aからの空燃比,酸素センサ135bからの酸素信号,浄化触媒134aの温度を検出する温度センサ134bからの触媒温度,ステッピングモータ163のステップ角を検出するステップ角センサ163aからのステップ角θなどが入力ポートを介して入力されている。また、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁126への駆動信号や、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号、吸気バルブ128の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号,EGRバルブ164の開度を調整するステッピングモータ163への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。なお、エンジンECU24は、クランクポジションセンサ140からのクランクポジションに基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neも演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量SOCを演算したり、演算した残容量SOCと電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定し、バッテリ50の残容量SOCに基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定することができる。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。なお、実施例のハイブリッド自動車20では、シフトポジションセンサ82により検出するシフトポジションSPとしては、駐車ポジション(Pポジション)や中立ポジション(Nポジション),ドライブポジション(Dポジション),リバースポジション(Rポジション)などがある。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。なお、トルク変換運転モードと充放電運転モードは、いずれもエンジン22の運転を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するモードであり、実質的な制御における差異はないため、以下、両者を合わせてエンジン負荷運転モードという。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20に搭載された内燃機関装置の動作について説明する。ここで、実施例の内燃機関装置としては、主としてエンジン22と浄化装置134とEGRシステム160とエンジンECU24とが相当する。図3は、エンジンECU24により実行されるEGRバルブ開成時ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、ハイブリッド用電子制御ユニット70によりEGRバルブ164を全閉状態から開成するよう指示されたときに実行される。
EGRバルブ開成時ルーチンが実行されると、エンジンECU24のCPU24aは、ステップ角センサ163aからステッピングモータ163のステップ角θを入力し(ステップS100)、入力したステッピングモータ163のステップ角θがEGRバルブ164の全閉に対応する所定角θ0であるか否かを調べる(ステップS110)。煤などの異物がEGRバルブ164に付着すると、EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常となることがある。ステップS110の処理は、ステップ角θが所定角θ0ではないときにこうした閉異常を検出する処理である。ステッピングモータ163のステップ角θが所定角θ0であるときには(EGRバルブ164が全閉状態であるときには)、閉異常が検出されていないときに値0が設定され閉異常が検出されたときに値1が設定される閉異常検出フラグFaに値0を設定し(ステップS120)、ステッピングモータ163のステップ角(EGRバルブ164の開度)が所望の値となるよう(例えば、吸入空気量Qaやエンジン22の回転数Neなどに基づいて定められる値となるよう)ステッピングモータ163を駆動制御し(ステップS140)、EGRバルブ開成時ルーチンを終了する。一方、ステップS110にて、ステッピングモータ163のステップ角θが所定角θ0ではないときには(EGRバルブ164が全閉状態ではないときには)、閉異常検出フラグFaに値1を設定し(ステップS130)、ステッピングモータ163のステップ角(EGRバルブ164の開度)が所望の値となるようステッピングモータ163を駆動制御し(ステップS140)、EGRバルブ開成時ルーチンを終了する。
続いて、EGR実行時におけるエンジン22の制御について説明する。図4は、エンジンECU24により実行されるEGR実行時エンジン制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、EGR実行条件が成立しているときに所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。EGR実行条件としては、実施例では、水温センサ142からの冷却水温Twが暖機完了を示す所定温度(例えば、65℃や70℃など)以上であり、且つ、エンジン22の回転数Neと吸入空気量QaとがEGRの実行が要求される所定領域内(例えば、回転数Neが閾値未満かつ吸入空気量Qaが閾値未満となる燃費の向上を図る目的でEGRの実行が要求される領域内や、回転数Neが閾値以上または吸入空気量Qaが閾値以上となる触媒134aの過熱を抑制する目的でEGRの実行が要求される領域内など)にあるときに成立するものとした。
EGR実行時エンジン制御ルーチンが実行されると、エンジンECU24のCPU24aは、まず、エアフローメータ148からの吸入空気量Qa,閉異常検出フラグFa,燃料増量判定フラグFiを入力する処理を実行する(ステップS200)。ここで、閉異常検出フラグFaは、図3のEGRバルブ開成時ルーチンにより、EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには値0が設定され、閉異常が検出されているときには値1が設定されてRAM24cの所定アドレスに書き込まれたものを読み込んで入力するものとした。また、燃料増量フラグFiは、エンジンECU24のCPU24aにより、浄化触媒134aが過熱するおそれのある所定の高負荷運転領域にてエンジン22が運転されていないときに値0が設定され、浄化触媒134aが過熱するおそれのある所定の高負荷運転領域にてエンジン22が運転されているときに値1が設定されてRAM24aの所定アドレスに書き込まれたものを読み込むことにより入力するものとした。図5は、浄化触媒134aが過熱するおそれのある高負荷運転領域の一例を示す説明図である。実施例では、図中斜線部の回転数Neが閾値Neref以上で出力トルクTeが閾値Teref以上となる領域でエンジン22を運転するときに、浄化触媒134aが過熱するおそれがあると判断し、燃料増量フラグFiに値1を設定するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力した吸入空気量Qaに対して目標空燃比(例えば、理論空燃比など)となる基本燃料噴射量Qftmpを設定する(ステップS210)。次いで、閉異常検出フラグFaが値0であるか否かを調べ(ステップS220)、閉異常検出フラグFaが値0であるとき、すなわちEGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには、さらに燃料増量フラグFiが値0であるか否かを調べる(ステップS230)。そして、燃料増量フラグFiが値0であるときには基本燃料噴射量Qftmpを目標燃料噴射量Qf*に設定し(ステップS240)、燃料増量フラグFiが値1であるときには基本燃料噴射量Qftmpと値1よりも大きい補正係数Kとの積(Qftmp・K)を目標燃料噴射量Qf*に設定し(ステップS250)、設定した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御し(ステップS260)、EGR実行時エンジン制御ルーチンを終了する。なお、エンジン22の制御としては、目標燃料噴射量Qf*を用いた燃料噴射制御や、吸入空気量制御,点火制御,吸気バルブ128の開閉タイミング制御などを行なう。燃料増量フラグFiが値1であるとき即ちエンジン22が所定の高負荷運転領域で運転しているときには浄化触媒134aの過熱が生じやすいが、基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御することにより、空気と排気とガソリンとの混合気中のガソリンの比率を増加させて混合気の燃焼温度を低下させ、ひいては浄化触媒134aの過熱を抑制できる。
一方、ステップS220で燃料増量フラグFaが値1であるときには、基本燃料噴射量Qftmpと前述の補正係数Kとの積(Qftmp・K)を目標燃料噴射量Qf*に設定し(ステップS250)、設定した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御し(ステップS260)、EGR実行時エンジン制御ルーチンを終了する。このように、閉異常検出フラグFaが値1であるとき、すなわちEGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されているときには、排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転する際に運転可能な全領域で基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御するから、空気と排気とガソリンとの混合気中のガソリンの比率を増加させて混合気の燃焼温度を低下させ、ひいては浄化触媒134aの過熱を抑制できる。したがって、煤などの異物がEGRバルブ164に付着することによって排気ガスの再循環量が不足することになっても、予期せずに浄化触媒134aが過熱するのを抑制することができる。この結果、エミッションの悪化を抑制することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには、所定の高負荷運転領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御し、EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されているときには、排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転する際に運転可能な全領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御するから、煤などの異物がEGRバルブ164に付着することによって排気ガスの再循環量が不足することになっても、予期せずに浄化触媒134aが過熱するのを抑制することができる。この結果、エミッションの悪化を抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されているときには、排気の再循環を伴ってエンジン22を運転する際に運転可能な全領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御するものとしたが、前述した所定の高負荷運転領域より広い領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpを増加方向に補正した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御するものであればよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、EGRバルブ164を開成するようステッピングモータ163を駆動制御する前に、ステッピングモータ163のステップ角θがEGRバルブ164の全閉に対応する所定角θ0であるか否かを調べることによりEGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常を検出するものとしたが、EGRバルブ164を閉成するようステッピングモータ163を駆動制御するときに、ステッピングモータ163のステップ角θがEGRバルブ164の全閉に対応する所定角θ0であるか否かを調べることにより閉異常を検出するものとしてもよい。図6は、この場合に実行されるEGRバルブ閉成時ルーチンの一例を示すフローチャートである。EGRバルブ閉成時ルーチンが実行されると、ステッピングモータ163のステップ角が所定角θ0となるよう(EGRバルブ164が全閉状態となるよう)ステッピングモータ163を駆動制御する(ステップS300)。続いて、ステップ角センサ163aからステッピングモータ163のステップ角θを入力し(ステップS310)、入力したステッピングモータ163のステップ角θがEGRバルブ164の全閉に対応する所定角θ0であるか否かを調べ(ステップS320)、ステッピングモータ163のステップ角θが所定角θ0であるときには、閉異常検出フラグFaに値0を設定し(ステップS330)、ステッピングモータ163のステップ角θが所定角θ0でないときには、閉異常検出フラグFaに値1を設定し(ステップS340)、EGRバルブ閉成時ルーチンを終了する。この場合、次回にEGRバルブ164を開成してから実施例と同様に図4のEGR実行時エンジン制御ルーチンを実行することにより、実施例と同様の効果を奏することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、ステップ角センサ163aから入力したステッピングモータ163のステップ角θがEGRバルブ164の全閉に対応する所定角θ0であるか否かを調べることによりEGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常を検出するものとしたが、EGRバルブ164が完全に閉状態であるか否かを判定できるものであれば、ステッピングモータ163のステップ角θ以外の如何なる物理量(例えば、EGRバルブ164の開度など)に基づいて閉異常を検出するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図7の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図7における車輪64a,64bに接続された車軸)に出力するものとしてもよい。
上述した実施例では、エンジンからの動力とモータからの動力とを用いて走行するハイブリッド自動車を用いて説明したが、ハイブリッド自動車に限られず、エンジンのみを駆動源とする自動車であってもよい。
また、主としてエンジン22とEGRシステム160とエンジンECU24とを備える内燃機関装置を備えるものであれば、実施例と同様の制御を行なうことができるから、自動車や車両、船舶、航空機などの移動体などに搭載される内燃機関装置の形態や、建設設備などの移動しないものに組み込まれる内燃機関装置の形態としてもよい。また、こうした内燃機関装置の制御方法の形態としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、EGRシステム160が「排気ガス再循環装置」に相当し、浄化装置134が「排気浄化装置」に相当し、全閉状態にあるEGRバルブ164を開成する指令の際にステッピングモータ163のステップ角θがEGRバルブ164の全閉に対応する所定角θ0から開成しないときに閉異常を検出する図3のEGRバルブ開成時ルーチンのステップS110〜S130の処理を実行するエンジンECU24が「閉異常検出手段」に相当し、閉異常検出フラグFaが値0であるときには(EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには)、燃料増量判定フラグFiが値0であるとき(浄化触媒134aが過熱するおそれのある所定の高負荷運転領域にてエンジン22が運転されていないとき)に排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpを目標燃料噴射量Qf*に設定し、燃料増量判定フラグFiが値1であるとき(浄化触媒134aが過熱するおそれのある所定の高負荷運転領域にてエンジン22が運転されているとき)に排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpと補正係数Kとの積(Qftmp・K)を目標燃料噴射量Qf*に設定し、閉異常検出フラグFaが値1であるときには(閉異常が検出されているときには)、排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転する際に運転可能な全領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpと補正係数Kとの積を目標燃料噴射量Qf*に設定し、設定した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御する図4のEGR実行時エンジン制御ルーチンを実行するエンジンECU24が「制御手段」に相当する。
ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「排気ガス再循環装置」としては、EGRシステム160に限定されるものではなく、内燃機関の排気を吸気系に再循環させる際の再循環量を調節する排気調節弁と排気調節弁を開閉駆動する駆動手段とを有するものであれば如何なるものとしても構わない。「排気浄化装置」としては、浄化装置134に限定されるものではなく、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触媒を有するものであれば如何なるものとしても構わない。「閉異常検出手段」としては、全閉状態にあるEGRバルブ164を開成する際にステッピングモータ163のステップ角θがEGRバルブ164の全閉に対応する所定角θ0から開成しないときに閉異常を検出するものに限定されるものではなく、ステッピングモータ163のステップ角が所定角θ0となるようステッピングモータ163を駆動制御したときにステッピングモータ163のステップ角θが所定角θ0ではないときに閉異常を検出するものなど、排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「制御手段」としては、EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されていないときには、浄化触媒134aが過熱するおそれのある所定の高負荷運転領域にてエンジン22が運転されていないときに排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpを目標燃料噴射量Qf*に設定し、浄化触媒134aが過熱するおそれのある所定の高負荷運転領域にてエンジン22が運転されているときに排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpと補正係数Kとの積(Qftmp・K)を目標燃料噴射量Qf*に設定し、EGRバルブ164が完全に閉状態にならない閉異常が検出されているときには、排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転する際に運転可能な全領域で排気ガスの再循環を伴ってエンジン22を運転するときに基本燃料噴射量Qftmpと補正係数Kとの積を目標燃料噴射量Qf*に設定し、設定した目標燃料噴射量Qf*を用いてエンジン22を制御するエンジンECU24に限定されるものではなく、閉異常検出手段により閉異常が検出されていないときには所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って内燃機関を運転するときに排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により内燃機関が運転されるよう内燃機関を制御し、閉異常検出手段により閉異常が検出されているときには高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って内燃機関を運転するときに排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により内燃機関が運転されるよう内燃機関を制御するものであれば如何なるものとしても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、内燃機関装置や車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 実施例のエンジンECU24により実行されるEGRバルブ開成時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例のエンジンECU24により実行されるEGR実行時エンジン制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 浄化触媒134aが過熱するおそれのある高負荷運転領域の一例を示す説明図である。 実施例のエンジンECU24により実行されるEGRバルブ閉成時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、134a 浄化触媒、134b 温度センサ、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136,スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、143 圧力センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、158 吸気圧センサ、160 EGRシステム、162 EGR管、163 ステッピングモータ、163a ステップ角センサ、164 EGRバルブ、MG1,MG2 モータ。

Claims (5)

  1. 内燃機関と、前記内燃機関の排気を吸気系に再循環させる際の再循環量を調節する排気調節弁と該排気調節弁を開閉駆動する駆動手段とを有する排気ガス再循環装置と、前記内燃機関の排気を浄化する排気浄化触媒を有する排気浄化装置と、を備える内燃機関装置であって、
    前記排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常を検出する閉異常検出手段と、
    前記閉異常検出手段により閉異常が検出されていないときには所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御し、前記閉異常検出手段により閉異常が検出されているときには前記高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御する制御手段と、
    を備える内燃機関装置。
  2. 請求項1記載の内燃機関装置であって、
    前記駆動手段は、ステッピングモータであり、
    前記閉異常検出手段は、前記排気調節弁を全閉する指令にも拘わらず前記ステッピングモータのステップ角が前記排気調節弁の全閉に対応するステップ角ではないとき又は全閉状態にある前記排気調節弁を開成する指令の際に前記ステッピングモータのステップ角が前記排気調節弁の全閉に対応するステップ角から開成しないときに前記閉異常を検出する手段である、
    内燃機関装置。
  3. 前記所定の領域は、排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転する際に運転可能な全領域である請求項1または2記載の内燃機関装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の内燃機関装置を搭載し、前記内燃機関からの動力を用いて走行する車両。
  5. 内燃機関と、前記内燃機関の排気を吸気系に再循環させる際の再循環量を調節する排気調節弁と該排気調節弁を開閉駆動する駆動手段とを有する排気ガス再循環装置と、前記内燃機関の排気を浄化する排気浄化触媒を有する排気浄化装置と、を備える内燃機関装置の制御方法であって、
    前記排気調節弁が完全に閉状態にならない閉異常ではないときには所定回転数以上で所定トルク以上の高負荷運転領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御し、前記閉異常のときには前記高負荷運転領域より広い所定の領域で排気の再循環を伴って前記内燃機関を運転するときに前記排気浄化触媒の過熱を抑制するための燃料増量した燃料噴射により前記内燃機関が運転されるよう該内燃機関を制御する、
    ことを特徴とする内燃機関装置の制御方法。
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