JP4643493B2 - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関に供給される燃料噴射量を内燃機関の運転状態に応じて制御する燃料噴射量制御装置に係り、詳しくは、高負荷・高回転運転時には触媒等の過熱を防止するために燃料噴射量のOTP増量を行い、高負荷転運転時には空燃比を出力空燃比とするために燃料噴射量のパワー増量を行うようにした内燃機関の燃料噴射量制御装置に関する。
従来より、内燃機関の燃料噴射量制御として、内燃機関の運転状態に応じて燃料噴射量を補正するために、OTP(0ver Temperature Protection)増量とパワー増量が行われている。OTP増量は、一般に内燃機関の高負荷・高回転運転時に、排気通路に設けられた排気浄化用触媒等の過熱を防止するために行われる増量補正であり、燃料噴射量を増量して空燃比をリッチ化することにより、排気ガス温度を低下させ、触媒温度の上昇を抑えることができる。一方、パワー増量は、一般に内燃機関の高負荷運転時(例えば、全開加速時等)に、出力不足を補うために空燃比をリッチ化することができる。
例えば、下記の特許文献1に記載された内燃機関の燃料噴射制御装置では、触媒を含む排気系の過熱を防止するためにOTP増量を行うようになっている。また、触媒温度を吸入空気量の積算値を用いて推定することにより、触媒の活性状態を判定し、低温始動時等のように触媒が活性温度以下となるときにOTP増量を行わないようにしている。この装置では、触媒温度を推定できることから、触媒温度センサを省略できるメリットがある。
一方、例えば、下記の特許文献2に記載の加速時制御装置では、パワー増量(エンリッチ制御)を行うことが記載される。特に、内燃機関の加速時にエンリッチ制御条件が成立した後には、一定時間経過後にパワー増量のためにエンリッチ制御を開始するエンリッチディレイ制御が行われるようになっている。また、このエンリッチディレイ制御中にセンサにより検出される触媒温度が所定温度を超えたときに、エンリッチディレイ制御を中止してエンリッチ制御を開始するようになっている。
ここで、例えば、上記したように推定触媒温度に基づいてOTP増量を行うことと、高負荷運転時にパワー増量を行うこととを組み合わせる制御が考えられる。
特開平7−166918号公報 特開平9−96234号公報 特開平11−173197号公報 特開平7−279711号公報
ところが、上記のようにOTP増量とパワー増量を単に組み合わせただけでは、OTP増量とパワー増量が重複して行われることがあるので、燃料噴射量が増量過剰となって排気エミッション(特にCO)を悪化させたり、燃費を悪化させたりするおそれがある。また、パワー増量にも空燃比をリッチ化して排気ガス温度を低下させ、触媒温度の上昇を抑える効果があることから、OTP増量とパワー増量が単に重複して行われたのでは、OTP増量分の燃料が無駄に消費されることとなる。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、OTP増量とパワー増量とを好適に組み合わせて排気エミッションと燃費の悪化を防止することを可能とした内燃機関の燃料噴射量制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、内燃機関への燃料噴射手段による燃料噴射量を内燃機関の運転状態に応じて制御すると共に、内燃機関が第1の特定運転状態となるときには排気系の過熱を防止するために燃料噴射量を増量するOTP増量を行い、内燃機関が第2の特定運転状態となるときには空燃比を出力空燃比とするために燃料噴射量を増量するパワー増量を行う噴射量制御手段を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、内燃機関が第1の特定運転状態かつ第2の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段にパワー増量を行わせると共に、パワー増量の開始から、少なくともそのパワー増量分に応じた時間だけ遅れてOTP増量を行わせる増量時期調整手段を備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、噴射量制御手段は、内燃機関への燃料噴射手段による燃料噴射量を内燃機関の運転状態に応じて制御する。ここで、内燃機関が第1の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段は、排気系の過熱を防止するために燃料噴射量を増量するOTP増量を行う。また、内燃機関が第2の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段は、空燃比を出力空燃比とするために燃料噴射量を増量するパワー増量を行う。ここで、OTP増量が行われる第1の特定運転状態として、例えば、内燃機関が高負荷・高回転となる運転状態が考えられる。また、パワー増量が行われる第2の特定運転状態として、例えば、内燃機関が高負荷となる運転状態が考えられる。従って、この場合、内燃機関が低中回転ではあるが高負荷となる運転状態のときには、OTP増量は行われないがパワー増量が行われることがあり、内燃機関が高負荷で高回転となる運転状態のときには、OTP増量とパワー増量の両方が行われることがある。そこで、増量時期調整手段は、内燃機関が第1の特定運転状態かつ第2の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段にパワー増量を行わせると共に、パワー増量の開始から、少なくともそのパワー増量分に応じた時間だけ遅れてOTP増量を行わせる。従って、内燃機関が第1の特定運転状態かつ第2の特定運転状態となるときには、パワー増量とOTP増量が必要以上に重複して行われることがない。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、内燃機関への燃料噴射手段による燃料噴射量を内燃機関の運転状態に応じて制御すると共に、内燃機関が第1の特定運転状態となるときには触媒を含む排気系の過熱を防止するために燃料噴射量を増量するOTP増量を行い、内燃機関が第2の特定運転状態となるときには空燃比を出力空燃比とするために燃料噴射量を増量するパワー増量を行う噴射量制御手段を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、内燃機関の運転状態に基づき触媒の温度を推定すると共に、内燃機関が第2の特定運転状態となるときにパワー増量が行われるときには、パワー増量が行われないときよりも触媒の温度を低く推定する温度推定手段と、内燃機関が第1の特定運転状態かつ第2の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段にパワー増量を行わせると共に、パワー増量の開始から、低く推定された触媒の温度所定値以上になるのを待ってOTP増量を行わせる増量時期調整手段とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、噴射量制御手段は、内燃機関への燃料噴射手段による燃料噴射量を内燃機関の運転状態に応じて制御する。ここで、内燃機関が第1の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段は、触媒を含む排気系の過熱を防止するために燃料噴射量を増量するOTP増量を行う。また、内燃機関が第2の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段は、空燃比を出力空燃比とするために燃料噴射量を増量するパワー増量を行う。ここで、OTP増量が行われる第1の特定運転状態として、例えば、内燃機関が高負荷・高回転となる運転状態が考えられる。また、パワー増量が行われる第2の特定運転状態として、例えば、内燃機関が高負荷となる運転状態が考えられる。従って、この場合、内燃機関が低中回転ではあるが高負荷となる運転状態のときには、OTP増量は行われないがパワー増量が行われることがあり、内燃機関が高負荷で高回転となる運転状態のときには、OTP増量とパワー増量の両方が行われることがある。一方、温度推定手段は、内燃機関の運転状態に基づき触媒の温度を推定し、特に、パワー増量が行われるときには、パワー増量が行われないときよりも触媒の温度を低く推定する。また、増量時期調整手段は、内燃機関が第1の特定運転状態かつ第2の特定運転状態となるときには、噴射量制御手段にパワー増量を行わせると共に、パワー増量の開始から、普通よりも低く推定された触媒の温度が所定値以上になるのを待ってOTP増量を行わせる。従って、内燃機関が第1の特定運転状態かつ第2の特定運転状態となるときには、パワー増量が行われた後、普通よりも低く推定された触媒の温度が所定値以上になるのを待ってOTP増量が行われることとなり、パワー増量の開始から普通よりも遅れてOTP増量を行われることとなる。よって、パワー増量とOTP増量が必要以上に重複して行われることがない。また、内燃機関の運転状態に基づき推定された触媒の温度が所定値以上となるときにOTP増量が行われるので、OTP増量を行う時期が運転状態に応じて変わる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、温度推定手段は、パワー増量が行われるときには、少なくともそのパワー増量分に応じた温度だけ触媒の温度を低く推定することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、触媒の温度が少なくともパワー増量分に応じた温度だけ低く推定されるので、パワー増量が開始されてからOTP増量が行われるまでの遅れ時間が適宜調整される。
請求項1に記載の発明によれば、OTP増量とパワー増量とを好適に組み合わせて燃料噴射量を増量させることができ、排気エミッションと燃費の悪化を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、OTP増量とパワー増量とを好適に組み合わせて燃料噴射量を増量させることができ、排気エミッションと燃費の悪化を防止することができる。また、OTP増量を内燃機関の運転状態に応じた的確なタイミングで行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、OTP増量を精度良く行うことができ、排気エミッションと燃費の悪化を高精度に防止することができる。
以下、本発明における内燃機関の燃料噴射量制御装置を具体化した一実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、内燃機関の燃料噴射量制御装置を含み、自動車に搭載されたエンジンシステムを概略構成図により示す。周知の構造を有する多気筒の内燃機関(エンジン)1は、吸気通路2を通じて供給される燃料と空気との可燃混合気を、各気筒の燃焼室で爆発・燃焼させ、その燃焼後の排気を排気通路3を通じて排出させることにより、ピストン(図示しない)を動作させてクランクシャフト4を回転させ、動力を得るようになっている。
吸気通路2に設けられたスロットルバルブ5は、同通路2を流れて各気筒に吸入される空気量(吸気量)QAを調節するために開閉される。このバルブ5は、運転席に設けられたアクセルペダル6の操作に連動して作動する。スロットルバルブ5に対して設けられたスロットルセンサ21は、このバルブ5の開度(スロットル開度)TAを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。吸気通路2に設けられたエアフローメータ22は、吸気通路2を流れる吸気量QAを計測し、その計測値に応じた電気信号を出力する。
各気筒に対応して設けられた燃料噴射弁(インジェクタ)7は、各気筒の吸気ポートに燃料を噴射供給する。各インジェクタ7には、燃料タンク、燃料ポンプ及び燃料パイプ等より構成される燃料供給装置(図示略)により燃料が圧送される。各インジェクタ7は、本発明の燃料噴射手段に相当する。
各気筒に対応してエンジン1に設けられた点火プラグ8は、イグナイタ9から出力される高電圧を受けて点火動作をする。各点火プラグ8の点火時期は、イグナイタ9による高電圧の出力タイミングにより決定される。
排気通路3に設けられた触媒コンバータ11は、エンジン1から排出される排気を浄化するための三元触媒12を内蔵する。周知のように、三元触媒12は、排気中の一酸化炭素(CO)及び炭化水素(HC)の酸化と、窒素酸化物(NOx)の還元を同時に行う。これにより排気中の有害ガス三成分(CO,HC、NOx)を、無害な二酸化炭素(CO2)、水蒸気(H2O)及び窒素(N2)に清浄化する。三元触媒12の持つ排気清浄化特
性は、エンジン1の設定空燃比により大きく変わる。即ち、空燃比が薄い(リーン)ときは、燃焼後の酸素(O2)の量が多くなり、酸化作用が活発に、還元作用が不活発になる。この酸化と還元のバランスがとれたとき(理論空燃比に近付いたとき)、三元触媒12は最も有効に働くことになる。この実施形態において、排気通路3及び触媒コンバータ11は、本発明の排気系を構成する。
排気通路3において、三元触媒12の上流側には空燃比センサ23が、下流側には酸素センサ24がそれぞれ設けられる。空燃比センサ23は、エンジン1から排気通路3へ排出される排気中の酸素濃度Oxを電流値として検出し、これを電圧値に変換して空燃比を検出するようになっている。酸素センサ24は、三元触媒12を通過した排気中の酸素濃度Oxを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。
エンジン1に設けられた回転速度センサ25は、クランクシャフト4の角速度、即ち、エンジン回転速度NEを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。エンジン1に設けられ水温センサ26は、エンジン1の内部を流れる冷却水の温度(冷却水温)THWを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。また、自動車に設けられた車速センサ27は、自動車の走行速度(車速)SPDを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。
この実施形態で、前述したスロットルセンサ21、エアフローメータ22、空燃比センサ23、酸素センサ24、回転速度センサ25、水温センサ26及び車速センサ27は、エンジン1又は自動車の運転状態を検出するための運転状態検出手段に相当する。
この実施形態で、電子制御装置(ECU)30は、スロットルセンサ21、エアフローメータ22、空燃比センサ23、酸素センサ24、回転速度センサ25、水温センサ26及び車速センサ27から出力される各種信号を入力する。ECU30は、これらの入力信号に基づいて空燃比制御、燃料噴射量制御及び燃料噴射時期制御を含む燃料噴射制御、並びに点火時期制御等を実行し、各インジェクタ7及びイグナイタ9を制御する。
ここで、燃料噴射制御とは、エンジン1の運転状態に応じて各インジェクタ7を制御することにより、燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御することである。空燃比制御とは、少なくとも空燃比センサ23からの出力信号に基づいてインジェクタ7を制御することにより、エンジン1の空燃比を理論空燃比等の所定の空燃比にフィードバック制御することである。点火時期制御とは、エンジン1の運転状態に応じてイグナイタ9を制御することにより、各点火プラグ8による点火時期を制御することである。
この実施形態で、ECU30は、本発明の噴射量制御手段、増量時期調整手段及び温度推定手段に相当する。ECU30は中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及びバックアップRAM等よりなる周知の構成を備えたものである。ROMは、前述した各種制御に係る所定の制御プログラムを予め記憶している。ECU(CPU)30は、これらの制御プログラムに従って前述した各種制御等を実行する。
次に、ECU30が実行する燃料噴射量制御の内容について、図2〜7を参照して説明する。図2に、燃料噴射量制御の内容(メインルーチン)をフローチャートにより示す。図3に、パワー増量補正値EKpの算出処理内容をフローチャートにより示す。図4に、OTP増量補正値EKotの算出処理内容をフローチャートにより示す。図5に、触媒推定温度Tklの算出処理内容をフローチャートにより示す。ECU30は、上記メインルーチンを所定時間毎に周期的に実行する。
エンジン1の運転時に、ステップ100で、ECU30は、スロットルセンサ21により検出されるスロットル開度TA、エアフローメータ22により計測される吸気量QA、回転速度センサ25により検出されるエンジン回転速度NE、水温センサ26により検出される冷却水温THWをそれぞれ読み込む。
ステップ110で、ECU30は、読み込まれた吸気量QAとエンジン回転速度NEに基づき、そのときの運転状態に応じた基本燃料噴射量TAUbを算出する。ECU30は、下記の式(1)に従い基本燃料噴射量TAUbを算出する。式(1)で、「K」は所定の比例定数を意味する。この基本燃料噴射量TAUbは、最終的な燃料噴射量TAUを算出するための基本値を意味する。
TAUb=K*QA/NE ・・・(1)
ステップ120で、ECU30は、パワー増量を行うためのパワー増量補正値EKpwを算出する。パワー増量補正値EKpwは、エンジン1が本発明の第2の特定運転状態となるとき、例えば、高負荷運転状態となるときに、エンジン1に供給される可燃混合気を出力空燃比とするために燃料噴射量TAUを増量する補正項を意味する。ECU30は、この補正値EKpwを、図3に示すサブルーチンに従って算出する。
すなわち、図3のステップ121で、ECU30は、スロットルセンサ21により検出されるスロットル開度TAが、高負荷運転の基準となる所定の判定値TA1以上であるか否かを判断する。ここで、判定値TA1として、例えば、「70%」(スロットル開度TAの全開を100%とした場合)を当てはめることができる。この判断結果が否定である場合、ステップ122で、ECU30は、パワー増量補正値EKpwを「0」に設定する。つまり、パワー増量を行わないようにする。一方、上記判断結果が肯定である場合、ステップ123で、ECU30は、パワー増量補正値EKpwを算出する。ECU30は、この補正値EKpwを、例えば、エンジン回転速度NEと補正値EKpwをパラメータとして予め設定された関数データ(マップ)を参照することにより算出する。ここでは、スロットル開度TAが所定の判定値TA1以上となるような、エンジン1が高負荷運転状態となるときに、エンジン1の空燃比A/Fを出力アップにつながる出力空燃比とするために、燃料噴射量TAUを増量するパワー増量を行うべく、所定のパワー増量補正値EKpwが算出されることとなる。
図2のメインルーチンに戻り、ステップ130で、ECU30は、OTP増量を行うためのOTP増量補正値EKotを算出する。OTP増量は、エンジン1が本発明の第1の特定運転状態となるとき、例えば、高負荷で高回転の運転状態となるときに、排気通路3及び触媒コンバータ11を含む排気系の過熱を防止するために燃料噴射量TAUを増量する補正項を意味する。ECU30は、この補正値EKotを、図4に示すサブルーチンに従って算出する。
すなわち、図4のステップ131で、ECU30は、触媒推定温度Tklを読み込む。触媒推定温度Tklは、別途のルーチンに従い、エンジン1の運転状態に基づいて推定される三元触媒12の温度を意味する。この触媒推定温度Tklの算出については、後述する。そして、ステップ132で、ECU30は、触媒推定温度Tklが所定の設定値T1以上か否かを判断する。ここで、設定値T1として、例えば「950℃」を当てはめることができる。上記判断結果が否定である場合、ステップ133で、ECU30は、OTP増量補正値EKotを「0」に設定する。つまり、OTP増量を行わないようにする。一方、上記判断結果が肯定である場合、ステップ134で、ECU30は、OTP増量補正値EKotを算出する。ECU30は、この補正値EKotを、例えば、エンジン回転速度NE、吸気量QA及びスロットル開度TAに基づき、エンジン回転速度NE、エンジン負荷KL及び補正値EKotをパラメータとして予め設定された関数データ(マップ)を参照することにより算出する。ここでは、エンジン1が高負荷で高回転の運転状態となるときに、触媒推定温度Tklが所定の設定値T1以上となるタイミングで、排気系の過熱を防止するために、燃料噴射量TAUを増量するOTP増量を行うべく、所定のOTP増量補正値EKotが求められることとなる。
ここで、上記した触媒推定温度Tklの算出につき、図5のフローチャートを参照して説明する。先ず、ステップ200で、ECU30は、エンジン回転速度NE及びエンジン負荷KLを読み込む。エンジン負荷KLは、エンジン回転速度NE、吸気量QA及びスロットル開度TAに基づき算出され、エンジン1の負荷状態を意味する。
ステップ210では、ECU30は、基本触媒推定温度Tklbを算出する。ECU30は、この基本触媒推定温度Tklbを、例えば、図6にグラフに示すような、エンジン回転速度NE、エンジン負荷KL及び基本触媒推定温度Tklbをパラメータとして予め設定された関数データ(マップ)を参照することにより算出する。従って、基本触媒推定温度Tklbは、エンジン1の運転状態、特にエンジン回転速度NE及びエンジン負荷KLに応じて算出されることとなる。
ステップ220で、ECU30は、パワー増量補正値EKpwが「0」より大きいか否か、すなわちパワー増量が行われているか否かを判断する。この判断結果が否定である場合、ステップ230で、ECU30は、上記算出された基本触媒推定温度Tklbを最終的な触媒推定温度Tklとして算出する。
一方、ステップ220の判断結果が肯定である場合、ステップ240で、ECU30は、パワー増量分の温度減算値Tpwを算出する。すなわち、ECU30は、上記算出されたパワー増量補正値EKpwと温度減算値Tpwをパラメータとして予め設定された関数データ(マップ)を参照することにより、この温度減算値Tpwを算出する。
更に、ステップ250で、ECU30は、車速分の温度減算値Tspを算出する。ECU30は、この温度減算値Tspを、例えば、図7にグラフに示すような、車速SPDと温度減算値Tspをパラメータとして予め設定された関数データ(マップ)を参照することにより算出する。
そして、ステップ260で、ECU30は、上記算出された基本触媒推定温度Tklbから、上記算出されたパワー増量分の温度減算値Tpwと車速分の温度減算値Tspをそれぞれ減算することにより、最終的な触媒推定温度Tklを算出する。従って、ECU30は、パワー増量が行われるときには、そのパワー増量分に応じた温度の分と、車速SPDに応じた温度の分だけ触媒推定温度Tklを低く推定することとなる。
図2のメインルーチンに戻り、ステップ140で、ECU30は、冷間増量のための冷間増量補正値Ecoを算出する。この冷間増量は、冷間時にエンジン1の暖機を促進するために燃料噴射量TAUを増量する補正項を意味する。ECU30は、この補正値Ecoを、冷却水温THWと冷間増量補正値Ecoをパラメータとして予め設定された関数データ(マップ)を参照することにより算出する。
次に、ステップ150で、ECU30は、総増量補正値EKriを算出する。ECU30は、上記算出されたOTP増量補正値EKot、パワー増量補正値EKpw及び冷間増量補正値Ecoを合算することにより総増量補正値EKriを算出する。すなわち、ECU30は、下記の式(2)に従い総増量補正値EKriを算出する。
EKri=EKot+EKpw+Eco ・・・(2)
その後、ステップ160で、ECU30は、基本燃料噴射量TAUbに総増量補正値EKriを乗算することにより、最終的な燃料噴射量TAUを算出する。すなわち、ECU30は、下記の式(3)に従い燃料噴射量TAUを算出する。この燃料噴射量TAUは、インジェクタ7が1回当たりの燃料噴射に際して噴射すべき要求値意味する。
TAU=TAUb*EKri ・・・(3)
そして、ステップ170で、ECU30は、算出された燃料噴射量TAUに基づいてインジェクタ7を制御することにより、燃料噴射を実行する。ECU30は、エンジン1の運転状態に応じて決定されたタイミングでインジェクタ7を開弁させることにより、1回分の燃料噴射を実行する。
以上説明したようにこの実施形態の燃料噴射量制御装置によれば、ECU30は、エンジン1へ供給するためにインジェクタ7から噴射される燃料噴射量TAUを、エンジン1の運転状態に応じて制御する。ここで、エンジン1が高負荷・高回転の運転状態となるときには、ECU30は、三元触媒12を含む触媒コンバータ11及び排気通路3の過熱を防止するために、燃料噴射量TAUを増量するOTP増量を行う。また、エンジン1が全開加速となるような高負荷運転状態となるときには、ECU30は、エンジン1の空燃比を出力空燃比とするために、燃料噴射量TAUを増量するパワー増量を行う。従って、エンジン1が低中回転ではあるが高負荷となる運転状態のときには、OTP増量は行われずパワー増量が行われることとなる。また、エンジン1が高負荷で高回転となる運転状態のときには、OTP増量とパワー増量の両方が行われることとなる。
一方、ECU30は、エンジン1の運転状態、すなわち、エンジン回転速度NE及びエンジン負荷KLに基づき、触媒推定温度Tklを推定し、特に、パワー増量が行われるときには、パワー増量が行われないときよりも、パワー増量分の温度減算値Tpwと車速分の温度減算値Tspの分だけ、触媒推定温度Tklを低く推定するようにしている。ここで、ECU30は、パワー増量が行われないときには、普通に推定された触媒推定温度Tklが所定の設定値T1以上となるときにOTP増量を行う。また、ECU30は、高負荷で高回転の運転状態となるときには、パワー増量を行わせると共に、普通よりも低く推定された触媒推定温度Tklが所定の設定値T1以上となるときにOTP増量を行わせる。従って、エンジン1が高負荷で高回転の運転状態となるときには、パワー増量が行われた後、普通よりも低く推定された触媒推定温度Tklが設定値T1値以上となるときに、OTP増量が行われることとなり、パワー増量の開始から普通よりも遅れてOTP増量が行われることとなる。これによって、パワー増量とOTP増量が必要以上に重複して行われることがなくなる。この結果、OTP増量とパワー増量とを好適に組み合わせて燃料噴射量TAUを増量させることができ、エンジン1の排気エミッションと燃費の悪化を未然に防止することができる。また、エンジン1の運転状態に基づき推定された触媒推定温度Tklが所定の設定値T1以上となるときにOTP増量が行われるので、OTP増量を行う時期が運転状態に応じて変わることとなる。このため、OTP増量をエンジン1の運転状態に応じた的確なタイミングで行うことができる。
ここで、エンジン1が高負荷で高回転の運転状態となるときの、各種パラメータの挙動の一例を、図8にタイムチャートにより示す。このタイムチャートには、スロットル開度TA、触媒推定温度Tkl、触媒実温度Tra、パワー増量補正値EKpw、OTP増量補正値EKot及び空燃比A/Fの挙動が示される。
エンジン1の定常運転時に、時刻t1で、全開加速運転によってスロットル開度TAが判定値TA1を超えると、パワー増量が開始されてパワー増量補正値EKpwが所定値に設定される。これに伴い、空燃比A/Fが急激にリッチ化する。このとき、パワー増量が行われることから、触媒推定温度Tklは、パワー増量が行われないときよりも低く推定される。従って、時刻t1以降は、触媒推定温度Tklと触媒実温度Traが緩やかに上昇する。その後、時刻t3で、触媒推定温度Tklが設定値T1に達すると、OTP増量が開始されてOTP増量補正値EKotが所定値に設定される。つまり、時刻t3以降は、パワー増量とOTP増量が重複して行われることとなる。つまり、図8においては、エンジン1が高負荷で高回転の運転状態となるときには、ECU30は、パワー増量を行わせると共に、パワー増量の開始から、そのパワー増量分(温度減算値Tpwの分)及び車速分(温度減算値Tspの分)に応じた時間(時刻t1〜t3)だけ遅れてOTP増量を行わせることが分かる。ここで、OTP増量の遅れ時間として、例えば「3〜4秒」程度の時間が考えられる。
これに対し、上記条件において、パワー増量が行われてもパワー増量が行われなかった場合と同様に触媒推定温度Tklを推定したとする。この比較例では、図8に2点鎖線で示すように、触媒推定温度Tklは、時刻t1から比較的急激に上昇し、パワー増量開始直後の比較的早い時期に設定値T1を超えることとなり、この時刻t2にて、OTP増量が開始される。これにより、空燃比A/Fも時刻2からリッチ化することとなり、その分だけパワー増量とOTP増量が重複して行われる期間が長くなる。従って、この実施形態の燃料噴射量制御装置によれば、上記比較例に比べて、図8(e)に斜線で示す分だけ空燃比A/Fが過剰にリッチ化することを抑えることができ、その意味で、排気エミッションと燃費の悪化を防止できることが分かる。
従って、別の観点から、ECU30は、エンジン1が高負荷で高回転の運転状態となるときには、パワー増量を行わせると共に、パワー増量の開始からそのパワー増量分及び車速分に応じた時間だけ遅れてOTP増量を行わせることとなる。よって、エンジン1が高負荷で高回転の運転状態となるときには、パワー増量とOTP増量が必要以上に重複して行われることがない。この意味でも、OTP増量とパワー増量とを好適に組み合わせて燃料噴射量TAUを増量させることができ、エンジン1の排気エミッションと燃費の悪化を防止することができる。ここで、パワー増量分及び車速分に応じた時間だけ遅れてOTP増量が行われることから、その遅れ時間の分だけ排気系の過熱が懸念される。しかし、上記したように、パワー増量にも空燃比A/Fをリッチ化して排気ガス温度を低下させ、三元触媒12等の温度上昇を抑える効果があることから、OTP増量の遅れが排気系の過熱に悪影響を与えるおそれはない。
この実施形態では、パワー増量が行われるときには、パワー増量分に応じた温度、すなわち温度減算値Tpwの分だけ触媒推定温度Tklが低く推定されるので、その意味でパワー増量が開始されてからOTP増量が行われるまでの遅れ時間が適宜調整される。この意味で、OTP増量を精度良く行うことができエンジン1の、排気エミッションと燃費の悪化を高精度に防止することができる。
この実施形態では、パワー増量が行われるときには、自動車の車速SPDの分に応じた温度、すなわち温度減算値Tspの分だけ触媒推定温度Tklが低く推定されるので、その意味でパワー増量が開始されてからOTP増量が行われるまでの遅れ時間が適宜調整される。この意味で、OTP増量を精度良く行うことができエンジン1の、排気エミッションと燃費の悪化を高精度に防止することができる。
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、前記実施形態では、触媒推定温度Tklの算出に際して、車速分の温度減算値Tspを加味したが、この温度減算値Tspを省略し、パワー増量分の温度減算値Tpwだけを触媒推定温度Tklの算出に加味するようにしてもよい。
エンジンシステムを示す概略構成図。 燃料噴射量制御の内容を示すフローチャート。 パワー増量補正値の算出処理内容を示すフローチャート。 OTP増量補正値の算出処理内容を示すフローチャート。 触媒推定温度の算出処理内容を示すフローチャート。 基本触媒推定温度の算出のために参照される関数データを示すグラフ。 車速分の温度減算値の算出のために参照される関数データを示すグラフ。 各種パラメータの挙動の一例を示すタイムチャート。
1 エンジン(内燃機関)
3 排気通路(排気系)
7 インジェクタ(燃料噴射手段)
11 触媒コンバータ(排気系)
12 三元触媒(触媒)
30 ECU(噴射量制御手段、温度推定手段、増量時期調整手段)
TAU 燃料噴射量
Tkl 触媒推定温度
T1 設定値
TA1 判定値
EKot OTP増量補正値
EKpw パワー増量補正値
Tpw 温度減算値
A/F 空燃比

Claims (3)

  1. 内燃機関への燃料噴射手段による燃料噴射量を前記内燃機関の運転状態に応じて制御すると共に、前記内燃機関が第1の特定運転状態となるときには排気系の過熱を防止するために前記燃料噴射量を増量するOTP増量を行い、前記内燃機関が第2の特定運転状態となるときには空燃比を出力空燃比とするために前記燃料噴射量を増量するパワー増量を行う噴射量制御手段を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、
    前記内燃機関が前記第1の特定運転状態かつ前記第2の特定運転状態となるときには、前記噴射量制御手段に前記パワー増量を行わせると共に、前記パワー増量の開始から、少なくともそのパワー増量分に応じた時間だけ遅れて前記OTP増量を行わせる増量時期調整手段を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
  2. 内燃機関への燃料噴射手段による燃料噴射量を前記内燃機関の運転状態に応じて制御すると共に、前記内燃機関が第1の特定運転状態となるときには触媒を含む排気系の過熱を防止するために前記燃料噴射量を増量するOTP増量を行い、前記内燃機関が第2の特定運転状態となるときには空燃比を出力空燃比とするために前記燃料噴射量を増量するパワー増量を行う噴射量制御手段を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、
    前記内燃機関の運転状態に基づき前記触媒の温度を推定すると共に、前記内燃機関が前記第2の特定運転状態となるときに前記パワー増量が行われるときには、前記パワー増量が行われないときよりも前記触媒の温度を低く推定する温度推定手段と
    記内燃機関が前記第1の特定運転状態かつ前記第2の特定運転状態となるときには、前記噴射量制御手段に前記パワー増量を行わせると共に、前記パワー増量の開始から、前記低く推定された触媒の温度所定値以上になるのを待って前記OTP増量を行わせる増量時期調整手段と
    を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
  3. 前記温度推定手段は、前記パワー増量が行われるときには、少なくともそのパワー増量分に応じた温度だけ前記触媒の温度を低く推定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の燃料噴射量制御装置。
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