JP4257287B2 - 画質改善装置および画質改善方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フレア補正に関する。
テレビジョン受像機やビデオプロジェクタなどの画像表示装置では、フレアの発生により画質が低下することが知られている。フレアとは、受像管や投射管のレンズや照射面における光の反射や散乱のために、明るいところの光が暗いところへ漏れ込み、表示画像の輝度差の大きいエッジ(例えば、白領域と黒領域の境界)がぼける現象をいう。
かかるフレアを補正するために、表示画像の輝度差の大きいエッジを強調する画像処理が行われている。図3を参照すると、エッジを強調する画像処理によりフレア補正を行う画質改善装置の従来例(特開平1−246984号公報(特許文献1)または特開平1−246985号公報(特許文献2)を参照)の構成を示したブロック図が示されている。図3では、輝度(Y)色差(C)信号のうち、Y信号についてエッジを強調する画像処理を行っている。
図3において、Y入力信号(Yin)は、遅延補償回路31と2次元ローパスフィルタ(LPF)回路32に入力される。遅延補償回路31は、2次元LPF回路32の処理にかかる時間だけ入力信号を遅延させる回路である。2次元LPF回路32は、入力信号に対して、所定の周波数よりも高い周波数成分(エッジ成分)を除去するフィルタである。2次元LPF回路32は、遅延回路、増幅回路、加算回路などから構成され、ある画素のデータを近隣の複数の画素のデータの荷重平均などで置き換えることにより、入力信号の高周波数成分を除去する(特許文献2を参照)。
2次元LPF回路32に入力されたY入力信号はその高周波数成分が除去されるため、2次元LPF回路32からはエッジのなまった信号が出力される(図3中に示された波形を参照)。減算回路34には、遅延補償回路31により2次元LPF回路32の処理時間に対応した時間だけ遅延されたY入力信号と、2次元LPF回路32から出力されたエッジのなまった信号が入力される。減算回路34は、前者の信号から後者の信号を引いた信号を出力する。したがって、減算回路34は、2次元LPF回路32が除去した高周波数成分(エッジ成分)を抽出した信号を出力する(図3中に示された波形を参照)。増幅回路35は、減算回路34が出力した、高周波数成分を抽出した信号を所定数倍し、これを加算回路36に出力する(図3中に示された波形を参照)。加算回路36は、遅延補償回路31により出力されたY入力信号に、増幅回路35が出力した、高周波数成分を抽出した信号を所定数倍した信号を加える。その結果、Y出力信号(Yout)は、Y入力信号のエッジ成分が強調された信号となる(図3中に示された波形を参照)。以上により、フレア補正が行われる。なお、C入力信号(Cin)は、遅延補償回路33により、2次元LPF回路32と、減算回路34と、増幅回路35と、加算回路36の処理にかかる時間だけ遅延処理がなされる。そして、C出力信号(Cout)として出力される。
なお、以上の説明では、Y信号のみでフレア補正を行っている。これは、輝度色差信号の中では、Y信号でフレア補正を行うのが最も画質改善にとって効果的だからである。もっとも、Y信号のみならず、C信号でもフレア補正を行ってもよい。さらに、RGB(Red,Green,Blue)信号においてフレア補正を行ってもよい(この場合、G信号でフレア補正を行うのが画質改善にとって最も効果的である)。
特開平1−246984号公報 特開平1−246985号公報
輝度色差信号は、例えばNTSC方式(National Television System Commitee standard)などでは、インターレース信号として伝送されることが多い(RGB信号は、インターレース信号として伝送されることはあまり多くはない)。図4を参照すると、インターレース信号(b)の対概念である(a)プログレッシブ信号と比較しつつ、インターレース信号を説明するための模式図が示されている。インターレース信号では、プログレッシブ信号とは異なり、図4の行方向(y方向)において奇数行に該当する映像信号をまず伝送し、続いて偶数行に該当する映像信号を伝送する。奇数行に該当する映像信号(F1)、偶数行に該当する映像信号(F2)はフィールド信号と呼ばれ、2つのフィールド信号により1フレームを構成する。以下、F1を構成するデータ系列をs1,s2,s3,・・・とし、F2を構成するデータ系列をt1,t2,t3,・・・とする。
このようなインターレース信号として伝送される輝度色差信号を図3の画質改善装置によりフレア補正すると、次のような問題が生じる。図5A、図5Bを参照すると、この問題を説明するための模式図が示されている。なお、図5Bは、図5Aの各図における直線aで切った断面から、この問題を説明するための模式図である。
インターレース信号として伝送される輝度色差信号のフレア補正を行う場合、奇数行に該当する映像信号(F1)と偶数行に該当する映像信号(F2)を別個に図3の画質改善装置でフレア補正し、これを合成するのが通常である。
しかしながら、このような方法だと、映像が1行ごとに変化する場合、正しくフレア補正をすることができない。例えば、図5A、図5Bの入力信号(a)のように、奇数行(F1)のみに輝度が存在する場合、図5A、図5Bの入力信号をF1信号とF2信号に分解すると、F1信号(b)は入力信号と同一、F2信号(c)は単なる背景信号となる。そして、これらのフィールド信号を個別にフレア補正すると、F1信号についてはエッジの強調がなされるが(d)、F2信号については、単なる背景信号であるため、エッジの強調はなされない(e)。したがって、これらを合成すると、偶数行では全くエッジの強調がなされない不自然な画像が生成されることになる(f)。参考までに、本来あるべきフレア補正後の画像を示した(g)。
このような問題を避けるために、図6のように、画質改善装置62の前に、インターレース/プログレッシブ変換回路61を設け、インターレース信号をプログレッシブ信号に変換したうえで、図3の画質改善装置(画質改善装置62)によりフレア補正を行うことが考えられる。このようにすると、F1信号、F2信号で個別にフレア補正を行わないので、上記問題は解決できる。しかしながら、変換された後のプログレッシブ信号のサンプリングクロック周波数は、変換される前のインターレース信号のサンプリングクロック周波数の2倍になるので、2次元LPF回路32は高速処理が要求され、負荷が大きくなりすぎるという問題が生じてしまう。
そこで本発明の目的は、インターレース信号のサンプリングクロック周波数のままでフレア補正を行うことができ、2次元LPF回路などの素子に過大な負荷をかけずに済むとともに、映像が1行ごとに変化するような入力信号の場合であっても正しくフレア補正を行うことができる画質改善装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画質改善装置では、1フィールド分の時間を遅延するフィールド遅延回路と平均値生成回路を設け、F1信号(データ系列をs1,s2,s3,・・・とする)とF2信号(データ系列をt1,t2,t3,・・・とする)の平均値信号(データ系列は(s1+t1)/2,(s2+t2)/2,(s3+t3)/2,・・・となる)を生成する。そして、この平均値信号について2次元ローパスフィルタ処理を行い、所定の周波数よりも高い周波数成分(エッジ成分)を除去する。そして、2次元ローパスフィルタ処理された平均値信号のデータ系列を、入力された各フィールド信号のデータ系列から差し引き、各フィールド信号の高周波数成分を抽出した信号を生成する。そして、各フィールド信号について、高周波数成分を抽出した信号のデータ系列を所定数倍し、入力された各フィールド信号のデータ系列に加算する。そして、この2つのフィールド信号は合成されたうえで表示される。
F1信号とF2信号の平均値信号を生成することは、プログレッシブ信号に対して、行方向についてのある種の1次元ローパスフィルタ処理を行い、そのデータ数を行方向に半分に間引くことに対応する。したがって、平均値信号のデータ系列に対して2次元ローパスフィルタ処理を行い、これを各フィールドのデータ系列から差し引いて抽出された高周波数成分(エッジ成分)は、各フィールド信号を別個にして抽出された高周波数成分よりもはるかに精度が高い。なぜなら、各フィールド信号のデータを反映したうえで高周波数成分が抽出されているからである。
なお、本発明では、平均値信号を生成することにより、2次元ローパスフィルタ処理を行う前に、ある種の1次元ローパスフィルタ処理を行うことになってしまうが、平均値信号を生成することによる遮断周波数は、2次元ローパスフィルタ処理による遮断周波数よりも高い場合が多いと思われるので、それほど問題にはならない。
以上説明したように、本発明によれば、画質改善装置は、インターレース信号のまま、フレア補正のためのエッジ強調の画像処理を行うので、画質改善装置の各素子は、インターレース信号と同じサンプリングクロック周波数で動作できればよい。したがって、2次元LPF回路などの素子には過大な負荷がかからない。また、映像が1行ごとに変化するような入力信号の場合であっても、エッジ成分は、F1信号とF2信号の双方を反映させた上で抽出されるので、フレア補正の精度が高くなる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の画質改善装置の構成を示すブロック図が示されている。また、図2を参照すると、図5Aの入力信号に対して、本発明の画質改善装置が行う処理を説明するための模式図が示されている(ただし、図5Aの直線aで切った断面から説明している)。
なお、図1の画質改善装置では、Y信号のみでフレア補正を行っている。もちろん、Y信号のみならず、C信号でもフレア補正を行ってもよい。さらに、RGB信号においてもフレア補正を行ってもよい(ただし、RGB信号は、インターレース信号で伝送されることはあまり多くはない)。
Y入力信号(Yin)は、フィールド遅延回路11と、遅延補償回路13に入力される。また、C入力信号(Cin)は、遅延補償回路15に入力される。遅延補償回路13は、フィールド遅延回路11と、平均値算出回路12と、2次元LPF回路14の処理時間だけ、Y入力信号を遅延させる。また、遅延補償回路15は、フィールド遅延回路11と、平均値算出回路12と、2次元LPF回路14と、減算回路16と、増幅回路17と、加算回路18の処理時間だけC入力信号を遅延させる。
フィールド遅延回路11では、F1信号(図2(b)を参照)、F2信号(図2(c)を参照)の順で入力されてきたインターレースY入力信号(図2(a)はF1信号とF2信号を合成したものである)のうち、F1信号を1フィールド分遅延させる処理を行う。これにより、F1信号のデータ系列s1,s2,s3,・・・と、F2信号のデータ系列t1,t2,t3,・・・の位相が揃う(図2(d)を参照)。
フィールド遅延回路11で位相が揃えられたF1信号とF2信号は、平均値算出回路12に入力される。平均値算出回路12は、F1信号とF2信号の平均値信号を生成する。すなわち、平均値信号のデータ系列m1,m2,m3,・・・は、(s1+t1)/2,(s2+t2)/2,(s3+t3)/2,・・・である(図2(e)を参照)。平均値算出回路12に入力されてくるF1信号とF2信号は、図4で説明したように、互いに隣り合う行のデータであるので、平均値算出回路12は、2タップの1次元LPF回路であって、各タップのフィルタ係数が0.5と0.5の行方向の1次元LPF回路に相当する。ここで、タップとは、遅延回路と増幅回路の組み合わせの単位のことであり、フィルタ係数とは、この増幅回路の増幅率のことである。LPF回路は、ある画素のデータを、当該画素を含め、タップ数に対応する数の隣接画素のデータの荷重平均で置き換えるが、平均値算出回路12もこのようなLPF回路(1次元LPF回路)の一種と考えることができる。
平均値算出回路12から出力された平均値信号は、2次元LPF回路14に入力される。2次元LPF回路14は、平均値信号に対して2次元ローパスフィルタ処理を行い、所定の周波数よりも高い周波数成分を除去する。これにより、平均値信号のエッジ成分は除去される(図2(f)を参照)。2次元LPF回路14の出力信号のデータ系列をl1,l2,l3,・・・とする。
2次元LPF回路14の出力信号は、減算回路16により、遅延補償回路13により遅延されたインターレースY入力信号のF1信号およびF2信号から差し引かれる。これにより、F1信号とF2信号のそれぞれについて、高周波数成分(エッジ成分)が抽出される(F1信号について図2(g)、F2信号について図2(h)を参照)。F1信号のエッジ成分のデータ系列u1,u2,u3,・・・は、(s1−l1),(s2−l2),(s3−l3),・・・である。また、F2信号のエッジ成分のデータ系列v1,v2,v3,・・・は、(t1−l1),(t2−l2),(t3−l3),・・・である。
減算回路16により抽出された各フィールド信号のエッジ成分は、増幅回路17により所定数倍される。増幅回路17により所定数倍された、F1信号のエッジ成分のデータ系列w1,w2,w3,・・・は、αu1,αu2,αu3,・・・である(αは定数)。また、増幅回路17により所定数倍された、F2信号のエッジ成分のデータ系列x1,x2,x3,・・・は、αv1,αv2,αv3,・・・である。
そして、所定数倍された各フィールド信号のエッジ成分は、加算回路18により、それぞれ元のF1信号およびF2信号に加算され、エッジが強調される(F1信号について図2(i)、F2信号について図2(j)を参照)。加算回路17のF1出力信号のデータ系列y1,y2,y3,・・・は、(s1+w1),(s2+w2),(s3+w3),・・・である。また、加算回路17のF2出力信号のデータ系列z1,z2,z3,・・・は、(t1+x1),(t2+x2),(t3+x3),・・・である。
最後に、これらが合成される。合成された結果は、図5B(f)とは異なり、F2信号に対応する箇所でも、エッジ強調がなされている(図2(k)を参照)。以上により、フレア補正が行われる。
前述のように、F1信号とF2信号の平均値信号を生成することは、当該インターレース信号から変換されたプログレッシブ信号に対して、タップ数が2で、各タップのフィルタ係数が0.5の行方向の1次元ローパスフィルタ処理を行い、そのデータ数を行方向に半分に間引くことに相当する。したがって、平均値信号のデータ系列に対して2次元ローパスフィルタ処理を行い、これを各フィールド信号のデータ系列から差し引いて抽出された高周波数成分(エッジ成分)は、各フィールド信号を別個にして抽出された高周波数成分よりもはるかに精度が高くなり、F2信号が単なる背景信号であっても正しく高周波数成分が抽出される。なぜなら、各フィールド信号のデータを反映させたうえで高周波数成分が抽出されているからである。
なお、本発明では、F1信号とF2信号の平均値信号を生成することにより、2次元ローパスフィルタ処理を行う前に、ある種の1次元ローパスフィルタ処理を行うことになってしまうが、F1信号とF2信号の平均値信号を生成することによる遮断周波数は、2次元ローパスフィルタ処理による遮断周波数よりも高い場合が多いと思われるので、それほど問題にはならない。
また、平均値算出回路12により、サンプリング位相が1/2クロックずれてしまう(平均値算出回路12により生成されるデータは、F1信号の行とF2信号の行の中間の位置に対応するデータであるため、平均値信号による映像は、行方向の画素の半周期分だけずれた映像になっている)。しかしながら、後段でさらに2次元LPF回路14による2次元ローパスフィルタ処理が施されることにより、隣接画素間の信号強度の違いが小さくなり、サンプリング位相の重要度は低くなる。このため、サンプリング位相が1/2クロックずれた信号を扱っても、画質改善性能への影響は小さい。そのうえ、入力信号からの減算により高周波数成分を抽出して補正信号を得るため、補正された信号の高周波数成分の位相は入力信号に合っている。したがって、2次元ローパスフィルタ処理された信号のサンプリング位相が1/2クロックずれていてもそれほど問題はない。
インターレース信号に対してフレア補正を行う、本発明の画質改善装置の構成を示すブロック図である。 図5Aの入力信号に対して、本発明の画質改善装置が行う処理を説明するための模式図である(ただし、図5Aの直線aで切った断面から説明している)。 画質改善装置の従来例の構成を示したブロック図である。 プログレッシブ信号と比較しつつ、インターレース信号を説明するための模式図である。 インターレース入力信号が行ごとに変化する場合に、従来の画質改善装置で生じる問題を説明するための模式図である。 図5Aの各図における直線aで切った断面から、従来の画質改善装置で生じる問題を説明するための模式図である。 インターレース/プログレッシブ変換回路を設け、インターレース信号をプログレッシブ信号に変換することにより、従来の画質改善装置で生じる問題を解決する装置の構成を示す図である。
符号の説明
11 フィールド遅延回路
12 平均値算出回路
13 遅延補償回路
14 2次元ローパスフィルタ回路
15 遅延補償回路
16 減算回路
17 増幅回路
18 加算回路
31 遅延補償回路
32 2次元ローパスフィルタ回路
33 遅延補償回路
34 減算回路
35 増幅回路
36 加算回路
61 インターレース/プログレッシブ変換回路
62 画質改善装置

Claims (4)

  1. 隣り合う行の画素のデータが時間的に分離された2つのフィールド信号に振り分けられて伝送されるインターレース信号を入力とし、入力された2つのフィールド信号の位相を揃える第1の手段と、
    前記第1の手段により位相を揃えられた2つのフィールド信号のデータ系列における同順位のデータの平均値をそれぞれ求め、該平均値をデータ系列とする平均値信号を生成する第2の手段と、
    前記平均値信号に対して2次元ローパスフィルタ処理を行い、所定の周波数よりも高い周波数成分を除去する第3の手段と、
    前記入力された2つのフィールド信号のデータ系列から、前記第3の手段により生成された、高周波数成分を除去した前記平均値信号のデータ系列を差し引き、各フィールド信号のそれぞれについて、高周波数成分を抽出した信号を生成する第4の手段と、
    前記第4の手段により生成された、各フィールド信号の高周波数成分を抽出した信号を所定数倍する第5の手段と、
    前記入力された2つのフィールド信号のデータ系列に、前記第5の手段により所定数倍された、各フィールド信号の高周波数成分を抽出した信号のデータ系列を加える第6の手段を有し、前記第1ないし第6の手段は前記インターレース信号のサンプリングクロック周波数と同一周波数のクロックで駆動されることを特徴する画質改善装置。
  2. 前記インターレース信号は、輝度色差信号の輝度信号である、請求項1に記載の画質改善装置。
  3. 隣り合う行の画素のデータが時間的に分離された2つのフィールド信号に振り分けられて伝送されるインターレース信号を入力とし、入力された2つのフィールド信号の位相を揃える第1のステップと、
    前記第1のステップで位相を揃えられた2つのフィールド信号のデータ系列における同順位のデータの平均値をそれぞれ求め、該平均値をデータ系列とする平均値信号を生成する第2のステップと、
    前記平均値信号に対して2次元ローパスフィルタ処理を行い、所定の周波数よりも高い周波数成分を除去する第3のステップと、
    前記入力された2つのフィールド信号のデータ系列から、前記第3のステップで生成された、高周波数成分を除去した前記平均値信号のデータ系列を差し引き、各フィールド信号のそれぞれについて、高周波数成分を抽出した信号を生成する第4のステップと、
    前記第4のステップで生成された、各フィールド信号の高周波数成分を抽出した信号を所定数倍する第5のステップと、
    前記入力された2つのフィールド信号のデータ系列に、前記第5のステップで所定数倍された、各フィールド信号の高周波数成分を抽出した信号のデータ系列を加える第6のステップを有し、前記第1ないし第6の手段は前記インターレース信号のサンプリングクロック周波数と同一周波数のクロックで駆動されることを特徴とする画質改善方法。
  4. 前記インターレース信号は、輝度色差信号の輝度信号である、請求項3に記載の画質改善方法。
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