JP4536762B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
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Description
感度を向上させる場合において、信号レベルを電気的に増幅するのは簡単であるが、この場合、信号と同じくノイズも同様に増幅されてしまう。したがって、多大なゲインで増幅した場合には、画像がノイズに覆われることになり、好ましいものではなかった。
そこで、隣り合う水平方向あるいは垂直方向の画素同士を加算処理して、高感度化を図る方法があった。特に、CCDカメラにおいては、撮像素子の出力アンプ部でノイズが多く混入するので、この出力アンプ部からの出力信号を増幅処理すると問題があった。そこで、CCD内において信号を加算処理すれば、ほとんどノイズを増大させずに、信号レベルのみを増大させることが可能である。
図11の構成において、CCDなどの固体撮像素子110は撮像画像の光学信号を電気信号へと変換し、その電気信号はCCD駆動回路111からの信号に基づき出力される。固体撮像素子110の出力は、プリアンプ112において相関二重サンプリング(CDS)や増幅が行われ、アナログプロセス回路113においてオフセット調整やゲイン調整が行われる。アナログプロセス回路113の出力信号は、A/D変換回路114を介して垂直補間回路115へ入力される。垂直補間回路115においては、垂直画素加算処理により消失した信号が生成される。この垂直補間回路115の出力信号は、ディジタルプロセス回路117へと供給される。
垂直補間回路115は、例えば2つの1水平走査線期間遅延回路(以下、1H遅延回路と称す)141,142、平均回路150、及びセレクタ161を有する。第1の1H遅延回路141と第2の1H遅延回路142は、それぞれに入力された映像信号を1水平走査線期間(1H)だけ遅延させるものである。したがって、第1の1H遅延回路141は、入力信号Vinに対して1Hだけ遅延した映像信号である1H遅延信号V1を出力する。第2の1H遅延回路142は、入力信号Vinに対して2Hだけ遅延した映像信号である2H遅延信号V2を出力する。平均回路150には、入力映像信号Vin及び2H遅延信号V2が入力され、それらを平均した信号V11を出力する。すなわち、平均回路150では、乗算器201,202において、入力映像信号Vinと2H遅延信号V2のそれぞれに1/2を乗算した後、それぞれの信号が加算器203にて加算される。また、セレクタ161は、制御信号Vselに従い、平均回路150の出力V11と1H遅延信号V1からいずれか一つの信号を選択して出力する。
輪郭強調回路123は、例えば垂直輪郭抽出回路131、水平輪郭抽出回路132、2つの乗算器133,134及び加算器135を有する。また、垂直輪郭抽出回路131は2つの1H遅延回路145,146と積和回路155を有しており、積和回路155は3つの乗算器207,208,209及び加算器216を有している。
輪郭強調回路123へ入力された映像信号Vinは、垂直輪郭抽出回路131の第1の1H遅延回路145を介して積和回路155へ入力される。第1の1H遅延回路145は、入力された映像信号を1H期間遅延するものである。第1の1H遅延回路145の出力信号である1H遅延信号V1は、積和回路155、第2の1H遅延回路146、水平輪郭抽出回路132及び加算器135へと供給される。また、第2の1H遅延回路146は、映像信号を1H期間遅延するものであり、入力された映像信号Vinに対して2H期間遅延した2H遅延信号V2を出力する。その2H遅延信号V2は積和回路155に供給される。
以上の処理により、垂直輪郭抽出回路131の出力信号DVは、次式(1)に示す信号となる。
また、水平輪郭抽出回路132は入力された1H遅延信号V1を画像の水平方向の輪郭成分のみとする水平輪郭信号DHを出力する。この水平輪郭信号DHは、乗算器134において水平輪郭強調ゲインKHが乗算された後、加算器135へ入力される。すなわち、加算器135には、1H遅延信号V1、垂直輪郭信号(KV*DV)及び水平輪郭信号(KH*DH)が入力される。加算器135において、1H遅延信号V1、垂直輪郭信号(KV*DV)、及び水平輪郭信号(KH*DH)が加算され、水平方向と垂直方向とも輪郭成分が強調された信号となって出力される。
なお、輪郭強調回路123における水平輪郭抽出回路132の構成及び動作については、本発明に直接関係しないので、その説明は省略する。
2次元マトリクス状に配列された複数の光電変換素子からなる固体撮像素子を備えた固体撮像装置において、
前記固体撮像素子に垂直方向の複数の画素の信号電荷を加算処理させる垂直画素加算指令手段と、
前記固体撮像素子の加算処理した映像信号を1水平走査線期間毎に出力する垂直補間回路と、
垂直輪郭抽出回路と演算回路とを有する輪郭処理回路と、を具備し、
前記垂直補間回路は、垂直画素加算処理された映像信号を1水平走査線期間だけ遅延させた1水平走査線期間遅延信号を出力する1水平走査線期間遅延回路と、
前記映像信号と前記1水平走査線期間遅延信号が入力されて、1水平走査線期間毎に切り替わる制御信号に基づきいずれか一方の信号を選択して出力するセレクタと、を有し、
前記垂直輪郭抽出回路は、当該輪郭処理回路への入力信号から垂直方向の画像の輪郭成分を抽出した垂直輪郭信号を出力するよう構成されており、
前記演算回路は、固体撮像素子において垂直画素加算処理を行う時に前記垂直輪郭抽出回路の出力信号を当該輪郭処理回路の入力信号から減算するよう構成されており、固体撮像素子において垂直画素加算処理を行わない時に前記垂直輪郭抽出回路の出力信号を当該輪郭処理回路の入力信号に加算するよう構成されている。
2次元マトリクス状に配列された複数の光電変換素子からなる固体撮像素子を備えた固体撮像装置において、
前記固体撮像素子に垂直方向の複数の画素の信号電荷を加算処理させる垂直画素加算指令手段と、
前記固体撮像素子の加算処理した映像信号を1水平走査線期間毎に出力する垂直補間回路と、
垂直輪郭抽出回路と符号反転回路と加算回路とを有する輪郭処理回路と、を具備し、
前記垂直補間回路は、垂直画素加算処理された映像信号を1水平走査線期間だけ遅延させた1水平走査線期間遅延信号を出力する1水平走査線期間遅延回路と、
前記映像信号と前記1水平走査線期間遅延信号が入力されて、1水平走査線期間毎に切り替わる制御信号に基づきいずれか一方の信号を選択して出力するセレクタと、を有し、
前記垂直輪郭抽出回路は、当該輪郭処理回路への入力信号から垂直方向の画像の輪郭成分を抽出した垂直輪郭信号を出力するよう構成されており、
前記符号反転回路は、固体撮像素子において垂直画素加算処理を行う時に前記垂直輪郭抽出回路の出力信号の符号を反転するよう構成されており、
前記加算回路は、前記符号反転回路の出力信号を当該輪郭処理回路への入力信号に加算するよう構成されている。
図1は本発明に係る実施の形態1の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施の形態1の固体撮像装置においては、CCDなどの固体撮像素子10が撮像した画像の光学信号を電気信号へと変換し、その電気信号が垂直画素加算指令手段としてのCCD駆動回路11からの信号に基づきプリアンプ12へ出力される。固体撮像素子10からの信号は、プリアンプ12において相関二重サンプリング(CDS)や増幅が行われてアナログプロセス回路13へ出力される。アナログプロセス回路13においては、オフセット調整やゲイン調整が行われる。アナログプロセス回路13の出力信号は、A/D変換回路14においてディジタル信号に変換されて垂直補間回路15へ入力される。垂直補間回路15においては、垂直画素加算処理により消失した信号の補間処理が行われる。垂直補間回路15の出力信号は、ディジタルプロセス回路17へ出力される。
実施の形態1の固体撮像装置の高感度化において、固体撮像素子10では垂直方向の隣り合う2画素を加算している。このように垂直画素加算処理を行っているため、垂直補間回路15への入力信号Vinは、図3に示すように1水平走査線(1H)毎に信号が存在している。図3において、破線で示す波形は垂直画素加算処理により消滅した波形を示している。
垂直画素加算処理が行われた映像信号の第1ライン信号L1は、本来の第1ラインと第2ラインの映像信号を混合したものであり、その画像の垂直位置としては、その中間、すなわち第1.5ラインの位置に相当する。同様に、第3ライン信号L3は、本来第3ライン及び第4ラインの映像信号を混合したものであり、その画像の垂直位置としては、その中間、すなわち第3.5ラインの位置に相当する。
上記のように、実施の形態1の固体撮像装置によれば、固体撮像素子10において垂直画素加算処理を行った信号に対して、垂直補間回路15で同じ映像信号を2回続けて出力するよう構成されているため、簡単な構成で垂直画素加算処理に伴う1/2ライン相当の垂直方向の画像ずれを防止することができる。
次に、本発明に係る実施の形態2の固体撮像装置について図面を参照しつつ説明する。図4は本発明に係る実施の形態2の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。図4において、前述の実施の形態1の構成と実質的に同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付して、その説明は省略する。実施の形態2の固体撮像装置は、前述の実施の形態1の固体撮像装置に垂直LPF回路16を付加した装置である。この垂直LPF回路16には実施の形態2で説明した垂直補間回路15からの信号が入力されるよう構成されている。
図6に示した垂直LPF回路15に入力される映像信号Vinは、前述の図3において垂直補間回路15からの出力信号Voutとして説明した信号である。したがって、第1の1H遅延回路42からの1H遅延信号V1は、図6に示した映像信号Vinを1Hだけ遅延した信号であり、第2の1H遅延回路43からの2H遅延信号V2は映像信号Vinを2Hだけ遅延した信号である。
積和回路53における加算器113では、乗算器103,104,105の各出力を加算して、出力信号Voutとして出力する。すなわち、垂直LPF回路16の出力信号Voutは、次式(2)により示される。
次に、本発明に係る実施の形態3の固体撮像装置について図面を参照しつつ説明する。図7は本発明に係る実施の形態3の固体撮像装置における垂直LPF回路の構成を示すブロック図である。実施の形態3の固体撮像装置は、前述の実施の形態1の固体撮像装置に垂直LPF回路160を付加した装置であり、前述の実施の形態2における垂直LPF回路16に代わり垂直LPF回路160を用いたものである。したがって、実施の形態3の固体撮像装置において、垂直LPF回路160以外の構成は、前述の図1及び図4に示した構成と同様である。図7において、前述の実施の形態1の構成と実質的に同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付して、その説明は省略する。
垂直LPF回路160におけるセレクタ62は、制御信号Vselに従い、垂直補間回路15からの入力信号Vinと1H遅延回路44の出力信号V2とのいずれか一方の信号を選択して出力する。このようにセレクタ62を設けることにより、セレクタ62は入力信号Vinに対して1水平走査線期間(1H)だけ遅延した1H遅延信号V1を出力することが可能となる。セレクタ62に接続されている1H遅延回路44は、入力された映像信号を1水平走査線期間だけ遅延させるものであり、セレクタ62からの1H遅延信号V1に対してさらに1Hだけ遅延した2H遅延信号V2を出力する。
実施の形態3の積和回路53は、前述の実施の形態2と同様に、入力信号Vin、1H遅延信号V1及び2H遅延信号V2が入力されて、乗算、加算処理が行われる。
セレクタ62は、制御信号Vselに従い、2つの入力信号から一つを選択して出力するよう構成されており、制御信号Vselが「H」(ハイレベル)の時には入力端子aの信号を出力し、制御信号Vselが「L」(ローレベル)の時には入力端子bの信号を出力する。図8に示すように、制御信号Vselは1水平走査線期間(1H)毎に「H」と「L」を繰り返す信号である。例えば、図8に示す水平走査期間(1)では、制御信号Vselが「H」であるので、入力信号Vinが選択されて、セレクタ62は出力信号V1として第1ラインL1を積和回路53へ出力する。また、このセレクタ62の出力信号V1は1H遅延回路44にも入力されるので、1水平走査線期間(1H)後、すなわち図8に示す水平走査期間(2)では、1H遅延回路44の出力信号V2が第1ラインL1となる。
したがって、実施の形態3によれば、垂直LPF回路160において1つの1H遅延回路44とセレクタ62を用いることにより、前述の実施の形態2の垂直LPF回路16と同様の動作を実現することが可能となる。
なお、上記実施の形態3においては、垂直LPF回路160に乗算器と加算器を用いた構成で説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、乗算器に代わって一般的に用いられる回路構成も本発明に含まれることは云うまでもない。特に、固定係数であれば、垂直LPF回路としてはビットシフタと加算器でも構成することが可能である。また、実施の形態3の垂直LPF回路160としては、3タップ(係数:1/4,1/2,1/4)のFIRフィルタ回路で構成したが、係数及びタップ数は用いられる装置の構成に応じて所望の数値に設定される。
次に、本発明に係る実施の形態4の固体撮像装置について図面を参照しつつ説明する。図9は本発明に係る実施の形態4の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。図9において、前述の実施の形態1の構成と実質的に同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付して、その説明は省略する。実施の形態4の固体撮像装置は、前述の実施の形態1の固体撮像装置における輪郭強調回路23の代わりに輪郭処理回路25を設けた装置である。
輪郭処理回路25は、垂直輪郭抽出回路31、水平輪郭抽出回路32、2つの乗算器33,34、加算器35及び符号反転器36を有する。垂直輪郭抽出回路31は2つの1H遅延回路45,46と積和回路55を有しており、積和回路55は3つの乗算器107,108,109及び加算器116を有している。
以上の処理により、垂直輪郭抽出回路31の出力信号DVは、次式(3)に示す信号となる。
上記のように、加算器35には垂直輪郭信号(KV*DV)と、1H遅延信号V1と、水平輪郭信号(KH*DH)が入力されて加算され、出力される。
図9に示すように、実施の形態4の固体撮像装置においては、CCDなどの固体撮像素子10からの撮像画像の光学信号が、プリアンプ12、アナログプロセス回路13及びA/D変換回路14を介して垂直補間回路15に入力されるよう構成されている。固体撮像素子10において垂直画素加算処理を行うと、前述のように、その時出力される映像信号は1水平走査線期間(1H)毎にしか映像信号が存在しない。そこで、前述の各実施の形態で説明したように実施の形態4においても垂直補間回路15を設けて、同じ映像信号を2回続けて出力することにより、各ラインとも映像信号が存在するよう構成されている。
= V1−KV*(−1/4*Vin+1/2*V1−1/4*V2) ・・・・・(4)
= 1/4*Vin+1/2*V1+1/4*V2 ・・・・・(5)
また、実施の形態4の垂直輪郭抽出回路31としては、3タップ(係数:1/4,1/2,1/4)のFIRフィルタ回路で構成した例で説明したが、係数及びタップ数は用いられる装置の構成に応じて所望の数値に設定され得る。なお、高感度撮影モードにおいては、上記フィルタ係数を通常撮影モードと異なる値に変更するよう構成することも可能である。
また、実施の形態4においては、垂直輪郭抽出回路31と乗算器33により垂直フィルタ回路を構成した例で説明したが、これらを一つの回路とした垂直フィルタ回路を用いることが可能であり、この場合、高感度撮影モードではフィルタ係数を変化させることにより、垂直LPF(垂直ローパスフィルタ)として動作させても、実施の形態4と同様の効果を奏する。
本発明によれば、垂直画素加算処理による高感度撮影モード時において、従来の固体撮像装置に比して簡単な構成により、垂直画素加算処理に伴う垂直方向の画像のずれを防止できるという優れた効果が有する固体撮像装置を提供することができる。
また、本発明の固体撮像装置よれば、垂直方向の信号成分において滑らかな画像を提供することができる。
また、本発明の固体撮像装置においては、回路規模を増加させることなく垂直方向の平滑化を達成することができる。
さらに、本発明の固体撮像装置においては、高感度撮影モード時の垂直平滑化手段として輪郭処理回路を設けることにより、回路規模の大きな1水平走査線期間遅延回路を削減することが可能となり、大きなメモリ容量を必要としない小型の固体撮像装置を提供することが可能となる。
11 CCD駆動回路
12 プリアンプ
13 アナログプロセス回路
14 A/D変換回路
15 垂直補間回路
16 垂直LPF回路
17 ディジタルプロセス回路
18 D/A変換回路
19 P/S変換回路
22 ガンマニー回路
23 輪郭強調回路
24 マトリクス変換回路
31 垂直輪郭抽出回路
32 水平輪郭抽出回路
36 符号反転器
41、42、43、44、45、46 1水平走査線期間遅延回路
53 積和回路
61、62 セレクタ
Claims (2)
- 2次元マトリクス状に配列された複数の光電変換素子からなる固体撮像素子を備えた固体撮像装置において、
前記固体撮像素子に垂直方向の複数の画素の信号電荷を加算処理させる垂直画素加算指令手段と、
前記固体撮像素子の加算処理した映像信号を1水平走査線期間毎に出力する垂直補間回路と、
垂直輪郭抽出回路と演算回路とを有する輪郭処理回路と、を具備し、
前記垂直補間回路は、垂直画素加算処理された映像信号を1水平走査線期間だけ遅延させた1水平走査線期間遅延信号を出力する1水平走査線期間遅延回路と、
前記映像信号と前記1水平走査線期間遅延信号が入力されて、1水平走査線期間毎に切り替わる制御信号に基づきいずれか一方の信号を選択して出力するセレクタと、を有し、
前記垂直輪郭抽出回路は、当該輪郭処理回路への入力信号から垂直方向の画像の輪郭成分を抽出した垂直輪郭信号を出力するよう構成されており、
前記演算回路は、固体撮像素子において垂直画素加算処理を行う時に前記垂直輪郭抽出回路の出力信号を当該輪郭処理回路の入力信号から減算するよう構成されており、固体撮像素子において垂直画素加算処理を行わない時に前記垂直輪郭抽出回路の出力信号を当該輪郭処理回路の入力信号に加算するよう構成された固体撮像装置。 - 2次元マトリクス状に配列された複数の光電変換素子からなる固体撮像素子を備えた固体撮像装置において、
前記固体撮像素子に垂直方向の複数の画素の信号電荷を加算処理させる垂直画素加算指令手段と、
前記固体撮像素子の加算処理した映像信号を1水平走査線期間毎に出力する垂直補間回路と、
垂直輪郭抽出回路と符号反転回路と加算回路とを有する輪郭処理回路と、を具備し、
前記垂直補間回路は、垂直画素加算処理された映像信号を1水平走査線期間だけ遅延させた1水平走査線期間遅延信号を出力する1水平走査線期間遅延回路と、
前記映像信号と前記1水平走査線期間遅延信号が入力されて、1水平走査線期間毎に切り替わる制御信号に基づきいずれか一方の信号を選択して出力するセレクタと、を有し、
前記垂直輪郭抽出回路は、当該輪郭処理回路への入力信号から垂直方向の画像の輪郭成分を抽出した垂直輪郭信号を出力するよう構成されており、
前記符号反転回路は、固体撮像素子において垂直画素加算処理を行う時に前記垂直輪郭抽出回路の出力信号の符号を反転するよう構成されており、
前記加算回路は、前記符号反転回路の出力信号を当該輪郭処理回路への入力信号に加算するよう構成された固体撮像装置。
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