JP2008301080A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色収差補正により被写体に生じるノイズむらを軽減することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被写体の光を集光するレンズ101と、レンズ101を通過して結像した光を電気信号に変換する撮像素子102と、撮像素子102から出力される信号に、ゲインの調整と直流レベルの調整を含む所定の信号処理を行う信号処理部103と、レンズ101のパラメータから収差量を求める収差量算出部104と、収差量算出部104から得る収差量から収差量の分だけ映像信号をシフトするためのフィルタの制御信号を生成する収差補正制御部105と、信号処理部103から出力される信号のRとGとBの信号の間にある位相のずれを収差補正制御部の制御に従って収差補正する収差補正フィルタ105と、収差量算出部から得る収差量に応じて、ノイズ除去するノイズ除去フィルタ108とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラ等の撮像装置に関し、特に、色収差補正とノイズ除去を実施する撮像装置に関する。
ビデオカメラ等の撮像装置において、レンズの屈折率が光の波長によって異なるために、光の3原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)の光の撮像素子への結像位置がずれて、映像に色ずれが生じることはよく知られている。一般的には、このGの光の結像位置に対する、R及びBの光の結像位置の差をR及びBの光の色収差といい、色収差の中でも、特に結像面において映像の倍率の差となって現れる色収差を倍率色収差という。
この倍率色収差は、レンズの中心から離れるに従って大きくなる傾向がある。このため、画面の端に近づくほどR、G、Bの画像にずれが生じる。例えば、図5に示すように、黄色の丸い被写体100の光の像がレンズ200を通過すると、レンズ200の中心付近を通過する像の光のうち、RとGの光は、そのまままっすぐレンズ200を通過する。このため、RとGの光の像にずれが生じることはない。しかし、レンズ100の端部を通過する光は、レンズ100の屈折率が中心付近と異なるため、各色の光は、相互に位置がずれて結像される。その結果、図6に示すように、レンズ200の端部を通過する光の結像面にずれが生じ、映像300に色むらが生じる。
従来、このような色収差を補正するために、G信号を基準として、R信号及びB信号の位相をずらし、そのずれ量をG信号の位置に一致させる色収差補正が行われている。具体的には、この色収差補正では、FIR(Finite Impulse Response)フィルタを用いて、G信号の結像面の位置に他の色信号を一致させるよう位相シフトする。この場合、まず、レンズパラメータ検出回路で検出されたレンズのズーム値などのレンズパラメータを元に、収差演算回路にてレンズの収差量が求められる。次に、求められた収差量に対応する係数を係数演算回路で求める。そして、レジストレーション補正回路に入力された映像信号に対して、係数演算回路で求めた係数を使用してフィルタをかけることで、収差の補正を行う。ここで、収差の補正は収差量の分だけ映像信号をシフトする位相シフトをFIRフィルタを用いて行う(特許文献1参照)。
特許第2922905号
しかしながら、FIRフィルタはタップ数が有限であるため、位相量によって周波数特性が異なってしまう。特に、回路規模を小さくするときは、タップ数を少なくしなければならないので、上述した色収差が顕著に生じる。
ここで、FIRフィルタの最も簡単な構成として、2点間の直線補間を行うものがある。2点間の位相が0.5のときは、平均処理となるので、周波数特性は図3の(c)のような特性をもつ。あるいは、位相が0.25や0.75のときは、隣接する2つの画素のうちの一方を0.25倍し、他方を0.75倍して両者を加算するので、周波数特性は、図3の(b)のような特性をもつ。また、位相が0のときは、元の映像信号をそのまま使用するので、周波数特性は劣化せず図3の(a)のような特性をもつ。このように、位相のシフト量の大きさにより、FIRフィルタの周波数特性が異なる。
したがって、仮に被写体が広面積をもつ平らなものであれば、図3に示したFIRフィルタの周波数特性により、映像は、図4に示すように、画面の位置によってノイズが多くなったりあるいは少なくなったりする。つまり、ノイズむらが生じやすくなる。なお、図4は、画面の水平方向の色収差の様子を示したものである。図4から、色収差量の小数部の数値が「0」に近いほどノイズが多く、他方、「.5」に近いほどノイズが少なくなることがわかる。このため、特に、回路を小型化するために、収差補正回路に直線補間のフィルタを用いた場合、広面積の平らな被写体にノイズむらが生じやすくなる。Bの映像信号はノイズが多く、また映像が暗いとノイズが目立ちやすくなるので、暗めの青色映像は、ノイズむらが目立ちやすくなる。
そこで、本発明は、このような状況下においてなされたものであり、色収差補正により被写体に生じるノイズむらを軽減することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、被写体の光を集光するためのレンズ系を通過して結像した複数の色成分からなる光を映像信号に光電変換する撮像部と、前記撮像部で光電変換された映像信号について所定の信号処理を行う信号処理部と、前記レンズの色収差によって生じる各色間の結像状態のずれを示す収差量を求める収差量算出部と、前記収差量算出部で求められる収差量による結像状態のずれを補正するための補正情報を求める収差補正制御部と、前記信号処理部で信号処理された映像信号について、前記収差補正制御部で求められた補正情報に基づき、当該映像信号の各色間の結像状態のずれを補正する収差補正部と、前記収差量算出部で求められた収差量に基づき、当該映像信号に含まれるノイズ成分を除去するための除去情報を求めるノイズ除去制御部と、前記収差補正部で補正された映像信号について、前記ノイズ除去制御手段で求められた除去情報に基づき、当該映像信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去部と、を具備する。
本発明によると、色収差補正により被写体に生じるノイズむらを軽減することができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の撮像装置の構成例を示すブロック図、図2は図1の撮像装置の収差補正フィルタの構成例を示すブロック図である。ここでは、G信号に対するR信号の収差を補正する場合を例にして説明する。
図1において、撮像装置1は、被写体(図示せず)からの光を集光するレンズ(レンズ系)101、このレンズ101で集光された光を映像信号に光電変換して出力する撮像素子(撮像部)102、および、上記出力された映像信号に所定の処理(ゲイン調整等)を行う信号処理部103を有する。さらに、撮像装置1は、収差量算出部104、収差補正制御部105、収差補正フィルタ(収差補正部)106、ノイズ除去制御部107およびノイズ除去フィルタ(ノイズ除去部)108を有する。
収差量算出部104は、レンズ101の色収差によって生じる各色間の結像状態のずれを示す収差量を、レンズ101のズーム値等のパラメータから計算して生成するように構成される。
収差補正制御部105は、上記収差量に応じて収差補正フィルタ106を制御するように構成されている。具体的には、収差補正制御部105は、信号処理部103で信号処理された映像信号RINについて、収差補正制御部105で求められた後述する補正情報(第1の信号、第2の信号)に基づき、当該映像信号の各色間の結像状態のずれを補正する。
収差補正フィルタ106は、信号処理部103の出力である映像信号RINを位相シフトして収差補正を行うように構成されている。
ノイズ除去制御部107は、上記収差量に応じてノイズ除去の量を制御するように構成されている。具体的には、ノイズ除去制御部107は、収差量算出部104で求められた収差量に基づき、収差補正された映像信号ROに含まれるノイズ成分を除去するための、後述する除去情報を求める。
ノイズ除去フィルタ108は、収差補正フィルタ106の出力である映像信号ROのノイズを除去するように構成されている。
ここで、収差補正フィルタ106の構成例を図2に示す。図2の収差補正フィルタ106は、4個の直列接続された1クロック遅延回路201、202、203、204と、各1クロック遅延回路201〜204の出力である所定の遅延信号を入力する第1の選択部205および第2の選択部206を有する。さらに、収差補正フィルタ106は、減算器207、2個の乗算器208、209および加算器210を有する。
1クロック遅延回路201は、信号処理部103の出力である映像信号RIN(=R0D)を1クロック遅延して遅延信号R1Dを生成し、後段の1クロック遅延回路202、第1の選択部205および第2の選択部206に出力する。また、各1クロック遅延回路202〜203も、それぞれ1クロックずつ遅延させ、それぞれ遅延信号R2D〜R3Dを生成して、後段の1クロック遅延回路、第1の選択部205および第2の選択部206に出力する。さらに、各1クロック遅延回路204は、1クロック遅延させ、遅延信号R4Dを生成して第1の選択部205に出力する。
第1の選択部205は、吸収補正制御部105の出力である後述の第1の信号A1が「0」の値のときは遅延信号R4D、「1」の値のときは遅延信号R3D、「2」の値のときは遅延信号R2D、または「3」の値のときは遅延信号R1Dを選択する。
他方、第2の選択部206は、吸収補正制御部105の出力である後述の第1の信号A1が「0」の値のときは遅延信号R3D、「1」の値のときは遅延信号R2D、「2」の値のときは遅延信号R1D、または「3」の値のときは映像信号RIN(=R0D)を選択する。
減算部207は、後述する第2の信号A0について、(1−A0)の減算式にて減算して第1の乗算部208に出力する。
第1の乗算器208は、第1の選択回路205の出力と減算器207の出力とを乗算し、第2の乗算器209は、吸収補正制御部105の出力である後述の第2の信号A0と第2の選択部206の出力とを乗算する。
加算部210は、第1の選択部208の出力と第2の選択部209の出力とを加算し、この加算により生成された映像信号ROをノイズ除去フィルタ108に出力する。
[撮像装置の動作]
次に、撮像装置1の動作について説明する。
まず、不図示の被写体からの光がレンズ101によって集光し、その集光の各色(R、G、B)が、撮像素子102(例えばフォトダイオード)にて、電気信号すなわち映像信号に光電変換される。この映像信号は、信号処理部103において撮像素子102固有のノイズが除去され、その後、A/D変換されて、ゲイン調整および直流レベルの調整が行われる。この調整後、さらに、信号処理部103は、撮像素子102からの映像信号が補色の信号であれば、当該補色の信号を、光の3原色であるR、G、Bの映像信号に変換する。他方、撮像素子102からの映像信号がR、G、Bの信号であれば、信号処理部103は、当該R、G、Bの信号をそのまま出力する。
次に、収差量算出部104では、ズーム値等のレンズ101のパラメータから収差量を計算して、収差補正制御部105及びノイズ除去制御部107に当該収差量を与える。本実施の形態において、収差量は、G信号とR信号の画面上の位置が一致しているときを「0」で表す。また、G信号に対してR信号の画面上の位置が左側にずれているときの収差量を「+」、他方、右側にずれているときを「−」で表す。左右2画素を越える収差量の、−2より小さい収差量を「−2」に置き換え、+2より大きい収差量を「+2」に置き換えて表すものとする。
次に、収差補正制御部105は、収差量算出部104から与えられた収差量が「+」の場合、G信号の位置からみて、R信号の位置が画面の左側にずれていることが判断できるので、その逆側の右側にR信号の位置をシフトするように、当該収差量を補正する。
他方、収差量算出部104から与えられた収差量が「−」の場合は、収差補正制御部105は、G信号の位置からみて、R信号の位置が画面の右側にずれていることが判断できるので、R信号の位置を画面の左側にシフトするように、収差量を補正する。本実施の形態では、収差量が−2以上−1未満のときは3、−1以上0未満のときは2、0以上1未満のときは1、1以上2以下未満のときは0を示す第1の信号A1を生成する。また、収差量が、0未満のときは小数部の絶対値、0以上2未満のときは1から小数部を減算した値、2のときは小数部の絶対値を示す第2の信号A0を生成する。
次に、収差補正フィルタ106は、信号処理部103の出力である映像信号RIN、および収差制御部105の出力である各信号A1、A2を入力する。そして、収差補正フィルタ106は、上述した映像信号RINおよび各信号A1、A2に基づいて、映像信号ROを生成してノイズ除去フィルタ108に出力する。この収差補正フィルタ106における映像信号ROの生成方法は、図2で説明したとおりであるので、説明を省略する。
[収差補正フィルタの具体的な算出例]
ここで、収差補正フィルタ106の具体的な算出例について説明する。ここでは、収差量算出部104から与えられた収差量が「0.3」の値の場合について詳述する。
この場合、整数部が「0」の値となるで、収差補正制御部105は、「1」の値をもつ第1の信号A1、および1から0.3を減算した「0.7」の値をもつ第2の信号A0を生成して、収差補正フィルタ106に出力する。
すると、収差補正フィルタ106の第1の選択回路205は、第1の信号A1(=「1」)に基づいて遅延信号R3Dを選択し、また、第2の選択回路206は、第1の補正信号A1(=「1」)に基づいて遅延信号R2Dを選択する。これにより、第2の乗算部209は、第2の補正信号A0(=「0.7」)と、第2の選択部206で選択された遅延信号R2Dとを乗算する。これにより、R2Dが0.7倍される。
他方、第1の乗算部208は、減算部207の出力(「0.3」=1−A0)と第1の選択部205で選択された遅延信号R3Dとを乗算する。これにより、R3Dが0.3倍される。これにより、加算部210は、第1の乗算部208の出力(=0.3・R3D)と第2の乗算部209の出力(=0.7・R2D)とを加算して出力することとなる。よって、R2DとR3Dの遅延信号が、7対3で内分したものとなる。以上から、R2Dの位置から、R3Dすなわち画面の左側に0.3画素分シフトする。
次に、ノイズ除去制御部107の動作について説明する。
ノイズ除去制御部107は、収差量の小数部の絶対値が0.5以下のときは1から小数部の絶対値を減算し、0.5より大きいときは1から小数部の絶対値を減算して得たノイズ除去情報K0を生成する。そして、ノイズ除去制御部107は、1からK0を引いた値(除去情報)K1(=1−K0)を生成する。
次に、ノイズ除去制御部107は、ノイズ除去した信号(LPF処理をした信号)をK1倍した信号と、ノイズ除去しない信号(LPF処理をしない信号)をK0倍して加算することで(すなわち、K1×ノイズ除去信号+K0×ノイズ除去しない信号)、ノイズ除去の効果を調整する。こうすることで、収差量の小数部が0のときはK0が0、かつK1が1なので、ノイズ成分の除去が促進され、ノイズ除去された信号が出力される。なお、LPFは、Low Pass Filterの略である。
また、収差量の小数部が「0.5」の値のとき(収差量の小数部が0.5画素付近の位置)は、K0が「0.5」、かつK1が「0.5」になるので、ノイズ除去した信号と、ノイズ除去されていない信号の平均値が出力され、ノイズ除去の効果が減少した映像信号を得ることができる。
以上のように、収差量の小数部が「0.5」の値に近い、すなわち画素サンプル列を0.5画素シフトした位置では、ノイズ成分の除去が抑制される。ここで、ノイズ除去は、特に面積の広い被写体に対してはLPFの効果を得る。このため、0.5画素シフトした位置ではLPFの効果が少なく、0.0画素シフトした位置に近づくほどLPFの効果が大きくなる。したがって、0.0画素シフトすなわち画素のサンプル列の位置になったときには、ノイズ除去処理によるLPFの効果を全て得る。
一方、収差補正部フィルタ106では、画素サンプル列を0.5画素シフトした位置において、図3の(c)のようにLPFの効果が大きくなり、0.0画素シフトした位置に近づくほどLPFの効果が小さくなる。また図3の(a)のように0.0画素シフト、すなわち画素のサンプル列の位置になったときには、ノイズ除去処理によるLPFの効果がなくなる。
よって、収差補正フィルタ106とノイズ除去フィルタ108とを組み合わせると、収差量が、どのような値となってもLPFの効果が得られ、収差補正フィルタ106だけを用いた場合に比べ、収差量によるLPFの効果が大きく変動することがなくなる。
なお、本実施の形態における上記方法では、ノイズ除去の効果を減少させることができるので、画面全体のノイズは多くなる。したがって、撮像装置1においては、B信号についてのみ、ノイズ除去効果を収差量に応じて減少させ、R信号についてはその減少処理を実施しなくても良い。このようにすることにより、R信号に対するノイズ除去効果を得つつ、ノイズむらの目立ちやすいB信号については、ノイズ除去による効果が少なくなる。よって、ノイズむらを減少させつつ、R信号のノイズを少なくすることができる。
また、撮像装置1において、ノイズ除去の処理を輝度及び色差信号になってから実施する場合には、青の色差信号についてのみ、収差量に応じて低ノイズ除去効果を得にくいように処理しても良い。このようにすることで、B信号の割合の少ない輝度信号や赤の色差信号については、ノイズむらが目立ちにくくなる。よって、ノイズ除去による効果を落とすことがなくなり、映像信号のノイズが少なくなる。
また、同じ振幅のノイズがあった場合、明るい部分(輝度の高い部分)よりも暗い部分が目立つ、すなわち、ノイズむらは暗い部分が目立つので、暗い部分(輝度の低い部分)については、収差量に応じてノイズ除去の効果を減少させる処理を適用しても良い。この場合、明るい部分についてノイズ除去の効果を損ねることが少なくなる。
[他の実施形態]
なお、上記実施の形態で説明した撮像装置において、各ブロックは、LSIなどの半導体装置により個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。
なお、ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてあり得る。
また、上記実施形態の各処理をハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアにより実現してもよい。さらに、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現しても良い。
なお、本発明の具体的な構成は、前述の実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
本発明は、レンズによる色収差が大きくなるようなときにノイズ除去においてLPFの効果をもつビデオカメラ等の撮像装置に有用である。
本発明の実施の形態における撮像装置の構成例を示すブロック図 図1の撮像装置の収差補正部の構成例を示すブロック図 収差補正のフィルタの周波数特性の差を示す図 水平方向に収差補正がある画面の一例を示す図 映像に発生する色収差を示す説明図 色収差の発生手順を示す説明図
符号の説明
1 撮像装置
101 レンズ
102 撮像素子
103 信号処理部
104 収差量算出部
105 収差補正制御部
106 収差補正フィルタ
107 ノイズ除去制御部
108 ノイズ除去フィルタ
201 信号遅延回路
202、202、203、204 1画素遅延回路
205、206 選択回路
207 減算器
208、209 乗算器
210 加算器

Claims (5)

  1. 被写体の光を集光するためのレンズ系を通過して結像した複数の色成分からなる光を映像信号に光電変換する撮像部と、
    前記撮像部で光電変換された映像信号について所定の信号処理を行う信号処理部と、
    前記レンズの色収差によって生じる各色間の結像状態のずれを示す収差量を求める収差量算出部と、
    前記収差量算出部で求められる収差量による結像状態のずれを補正するための補正情報を求める収差補正制御部と、
    前記信号処理部で信号処理された映像信号について、前記収差補正制御部で求められた補正情報に基づき、当該映像信号の各色間の結像状態のずれを補正する収差補正部と、
    前記収差量算出部で求められた収差量に基づき、当該映像信号に含まれるノイズ成分を除去するための除去情報を求めるノイズ除去制御部と、
    前記収差補正部で補正された映像信号について、前記ノイズ除去制御手段で求められた除去情報に基づき、当該映像信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去部と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記収差量は、整数部および小数部で示され、
    前記除去情報は、前記収差量の小数部が0.5画素付近の位置を表している場合は、前記ノイズ成分の除去を抑制するように設定され、それ以外の位置を表している場合は、前記ノイズ成分の除去を促進するように設定される、請求項1に記載の撮像装置。
  3. ノイズ除去部は、
    青色成分の映像信号についてノイズ成分を除去する請求項1に記載の撮像装置。
  4. ノイズ除去部は、
    輝度の低い映像信号についてノイズ成分を除去する請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記レンズ系をさらに含む請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
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