JP4256418B2 - 船舶の航走制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンを含む一つまたは複数の船外機と船体を操作する操船席とを装備する船舶の航走制御システムに関する。
モーターボートなどの船舶は、船体後部に船舶推進器となるエンジンを含む船外機を装備しており、エンジンの始動や停止については電気的な信号線をエンジン制御装置と操船席内の始動スイッチ(以下スイッチをSWと略称する)や停止SWを接続し操船者の操作にて制御を行っていた。
また、船外機のスロットルアクチュエータ、シフトアクチュエータは操船席に装備された操作レバーとワイヤーケーブルにて機械的に接続されている。シフトアクチュエータの中立、前進、後進を操作するためにシフトケーブルが装備され、船外機のスロットル開度を操作するためにスロットルケーブルが装備されており、これらにより操船者が操船レバーにて直接的に船外機のスロットル開度とシフト位置を操作していた。
このように従来の船舶の航走制御システムは、操船席内の操作レバーと船外機内のスロットルアクチュエータ、シフトアクチュエータが機械的ケーブル機構で連結され構成されているものが一般的である。
また、上記システム構成にて操船者の操作力をアシストするために操作レバーとケーブル間に駆動モータと駆動ユニットなどを介するものなどが提案されている。
また一部には船外機内の制御ユニット(ECU)にて操船席でのレバー操作量を検出し、操船席と船外機間に機械的ケーブルを有さない船舶の推進システムも提案されている。(特許文献1参照)
特開2000−313398号公報
このように従来においては、船外機を船体に装備する場合、操船席と船外機間を接続するためのワイヤーケーブルやワイヤーを押し引きする機構、SW信号線や電源系ハーネスなどのハーネス部品が必要であり、船舶の場合はこれらの部品が船体内を占有する割合も大きく、船外機を船体に取り付ける場合にスロットルやシフト操作用にワイヤーケーブルを機械的に接続する工数や調整時間も多くかかる。
また、操船席を複数設定する場合はワイヤーケーブル周りの機械的構成もより複雑化し船外機の取り付け工数・費用ともに増加の要因となっている。
また、ワイヤーケーブルやワイヤーを押し引きする機構などの機械的な部品の故障が発生した場合の検出が難しく、故障が発生した場合は船体挙動より操船者が判断する必要があった。
また、単純に機械的ケーブルをなくし、船外機内のECUにて操船席内の操船状態を検出し制御する方式の場合は、電気的なノイズによる誤動作を防止するため信号線の線長に制約があり操船席と船外機間の距離を短くする必要があり、船体内の操船席の設置場所に制限がある。
よって操船席を2つ、例えば、1階席と2階席に設定する場合は対応が困難であり、また、操船席での操作レバーの操作量を検出し伝送する信号線にノイズなどがのった場合は、ノイズと信号の区別がつきにくいため船外機が誤動作することが懸念される等の問題があった。
本発明は、上記の問題を解消するために、船体内の船外機を集中的に制御することにより故障発生時の安全性を高めつつ操船時の操作を容易にすると共に、船外機の取り付け時の部品点数、工数、コストの低減が図れる船舶の航走制御システムを提供することを目的とするものである。
本発明に係わる船舶の航走制御システムは、エンジンを含む一つまたは複数の船外機と船体を操作する操船席とを装備する船舶の航走制御システムにおいて、前記船外機に、前記エンジンのスロットル開度を制御するスロットルアクチュエータと、シフト位置を中立または前進及び後進位置のいずれかに制御するシフトアクチュエータと、前記エンジンを制御するエンジン制御装置とを備え、前記操船席内には、前記操船席の操船者からの操船入力に基づき操船状態を検出し、前記船外機の始動・停止、スロットル開度、シフト位置を含む制御指令値を演算する操作量演算手段を備え、前記操作量演算手段は、前記制御指令値を通信手段を介して前記船外機に送信し、前記船外機は受信した前記制御指令値に基づき前記エンジンの始動・停止、スロットル開度、シフト位置の制御を行うと共に、前記船外機、前記操船席及び前記操作量演算手段を船体に組み付けを行う艤装時に、前記エンジン制御装置、前記操作量演算手段に対して船舶に装備する船外機数、操作量演算手段数及びエンジン制御装置の設置位置、役割を外部に接続するテスターにて登録を行い、前記エンジン制御装置、前記操作量演算手段はそれぞれ登録された情報を内部不揮発性メモリに記憶を行い、電源オン時の起動後に前記記憶内容に基づき動作するものである。
本発明の船舶の航走制御システムによれば、機械式ワイヤーケーブルやワイヤーを押し引きする機構部品を使用せずに船舶の航走制御システムを構成でき、また船外機内のエンジン制御装置と操舵装置と操船席内の操作量演算手段を通信ラインのみで接続できるため、機械式ワイヤーケーブルを使用する場合と比較し艤装時の工数を削減でき、また取付け部品点数も大幅に削減でき、艤装費用の安価な船舶が構成可能である。
また、機械式ワイヤーケーブルやワイヤーを押し引きする機構部品が不要なため操船席の追加・削除や船外機の追加・削除といったシステム構成変更が比較的容易に行うことが可能である。
実施の形態1.
以下、図に基づいて本発明の実施の形態1を説明する。
図1は本発明の実施の形態1による小型船舶の航走制御システムを適用した船舶、操船席、船外機を示す概略構成図であり、船体を1階と2階で構成し、各階に操船席を1箇所ずつ計2箇所設け、船外機を2基設置した例を示すものである。
図1の船舶は船体40と船体40の後部にブラケット41にて取り付けられたエンジンを含む船外機20a,20bと船体40内に設けられた主操船席10a,副操船席10bから構成される。操船席10a,10bは船体40の1階、2階の離れた場所に設置され、操船者にて選択された操船席から、船舶の操船が可能となる。
船体1階の主操船席10a内には船外機20a,20bのシフト切り換えや推進力を操作するための操船レバー11aと、電源SW18、船外機のエンジン始動SW15a、エンジン停止SW16a、主操船席10aを選択するための選択SWなどの操船SW17aと、船舶の推進方向を操作するためのステアリングなどの操船装置12aを装備する。
また、これら操船レバー11a、操船SW17a、操船装置12aによる操船者の操作状態を処理し、船外機20a,20bに対する制御指令値を演算しかつ船外機の運転状態を常に監視するための主操作量演算手段(以下主BCMという)14aとを装備する。また、主BCM14aがシステムの異常状態を検出した場合に操船者に警告を行うためのブザー、ランプ等の警告装置19を備え、主BCM14aが警告装置19の駆動を行う。
船体2階の副操船席10b内には船外機20a,20bのシフト切り換えや推進力を操作するための操船レバー11bと、船外機20a,20bのエンジン始動SW15b、エンジン停止SW16b、副操船席10bを選択するための選択SWなどの操船SW17bと、船舶の推進方向を操作するためのステアリングなどの操船装置12bとを装備する。また、これら操船レバー11b、操船SW17b、操船装置12bによる操船者の操作状態を検出し、検出した値を主操船席10a内の主BCM14aに送信するための副操作量演算手段(以下副BCMという)14bを装備する。
船体右後部(右舷)には船外機20aが、船体左後部(左舷)には船外機20bが備わる。右舷の船外機20aは、エンジン22aと、このエンジン22aの吸気量を調整し、エンジン出力を制御するためスロットル開度を制御するスロットルアクチュエータ23aと、シフト位置を中立または前進及び後進と切り換えるためのシフトアクチュエータ24aとを備える。また、船外機20aはエンジン22aとスロットルアクチュエータ23aと、シフトアクチュエータ24aを制御するためのエンジン制御装置(以下ECUという)21aとを備える。
左舷の船外機20bは、エンジン22bと、このエンジン22bの吸気量を調整し、エンジン出力を制御するためのスロットルアクチュエータ23bと、シフト位置を中立または前進及び後進と切り換えるためのシフトアクチュエータ24bとを備える。また、船外機20bはエンジン22bとスロットルアクチュエータ23b、とシフトアクチュエータ24bを制御するためのECU21bとを備える。
各船外機20a,20bはそれぞれブラケット41a,41bにて船体40に接続されており、操舵装置42a,42bにて船外機20a,20bの角度を左右に制御し、船体40の推進方向を制御する。また操舵装置42a,42bによる各船外機20a,20bの操舵量は主操船席10a内の主BCM14aからの制御指令値により制御される。
また、主BCM14a、副BCM14b、ECU21a,21b、操舵装置42a,42bはCAN通信ライン30にて接続されており相互にデータの送受信がおこなわれる構成となっている。またテスター接続コネクタ51がCAN通信ライン30に設けてあり、必要に応じてテスター50を接続し、システムの設定・診断などが可能な構成となっている。
以上、各装置間は電気的な信号線のみで接続されており機械的なケーブルは存在しない構成となる。
次に、本発明の実施の形態1に係わる航走制御装置の主BCM14a内での船外機20a,20bに対する制御指令値の演算手順を図2のフローチャートに基づき説明する。
ステップS10では1階の主操船席10a内の各SW状態を読み込み、操船者のSW操作状態値(オン/オフ)を内部メモリに記憶する。ステップS11では操船レバー11aの状態を、ステップ12では操船装置12aの状態を読み込み内部メモリに記憶する。ステップS13では2階の副操船席10bの副BCM14bが検出した状態をCAN通信にて受信し、内部メモリに記憶を行う。
また副操船席10bの副BCM14bの処置内容は図3に示しており、ステップS20,S21,S22で各SW状態、操船レバー11b、操船装置12bの状態を読み込み、S23にてCAN通信にて副操船席10bの操船状態を主BCM14aに送信する。
ステップS14では1階の主操船席10aと2階の副操船席10bの選択SW17a、17bの状態を確認しSW状態がオフからオンとなった方の操船席データが有効と判定する。このとき操船席の切り換えは切り換えの前と切り換えの直後で全ての船外機のエンジンがアイドル以下の回転数で、かつシフトが中立状態のときのみ可能とし、それ以外は操船席切り換えを禁止とする。
例えば、主操船席10aにて操船中に副操船席10bに切り替える場合、主操船席10aと副操船席10bでの船外機に対する制御指令値はシフト位置が中立でかつスロットル開度指令値が共に全閉状態でない場合は切り換えを行わず、操船SW17bのオン操作を無効とし、主操船席10aでの操作を継続する。これにより操船席切り換えによる急発進を防止する。
主操船席10aが選択されている場合は、ステップS15にて主操船席10aでの検出値を基に船外機20a,20bに対する制御指令値を演算し、また、副操船席10bが選択されている場合は、ステップS16にて副操船席10bでの検出値を基に船外機20a,20bに対する制御指令値を演算する。演算される制御指令値は各船外機エンジンの始動指令、停止指令、スロットル開度、シフト位置、及び船外機の操舵角度である。制御指令値の演算後、ステップS17にてCAN通信にて各ECU21a,21b及び操舵装置42a,42bに対して制御指令値の送信を行う。
CAN通信にて操舵角度指令を受信した操舵装置42a,42bは制御指令値に基づき船外機20a,20bの操舵角を制御し、操船者の意図する推進方向に船舶を制御する。またCAN通信にて始動指令を受けた船外機のECU21a,21bは船外機内のエンジンスタータを起動しエンジンの始動を行う。また停止指令を受信した場合はECU21a,21bはエンジン制御を停止(燃料供給、点火制御の停止)し、船外機エンジンを停止状態とする。また、指令されたスロットル開度とシフト値に基づきスロットルアクチュエータ23a,23b、シフトアクチュエータ24a,24bを制御し、操船者の意図するエンジン出力、推力の制御を行う。
船外機20a,20bを船舶に装備する艤装時の各BCM14a,14b、ECU21a,21bに対するシステム構成の登録設定を行う場合、CAN通信ラインのテスター接続コネクタ51に専用のテスター50を接続し、各BCM14a,14b、ECU21a,21bに対して操船席数、船外機数、自己の設置位置・役割などのシステム構成状態をテスター50からの指示値により各BCM14a,14b、ECU21a,21b内部の不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に記憶させる。この記憶された値に基づき、各BCM14a,14b、ECU21a,21bは以後の起動時に自己の役割を認識し、所定の処置を行う。これにより柔軟にシステム構成の設定・変更を行うことができ、艤装時の工数や費用、部品点数などを削減できる。
また、主BCMとして登録されたBCM14aは電源オン時のシステム起動時に内部不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に登録されたシステム構成状態に基づき、副BCM14b、ECU21a,21bの接続をCAN通信での正常応答があることで確認を行う。主BCM14aは正常確認が完了後、航走可能と判断し操船者の操作に基づき、ECU21a,21bに制御指令値を送信し船舶の航走が可能となる。また、正常応答がない副BCMやECUを確認した場合は操船者に対してブザーやランプなどの警告装置19により警告を行い、船舶システムに異常があることを操船者に認識させる。
CAN通信に関して、航走制御システム内の各BCM14a,14b、ECU21a,21bは電源オン時、常時相互にデータのやりとりを行っている。船外機20a,20b内の各ECU21a,21bは主BCM14aからCAN通信にて定期的(5msごと)に送られてくる目標のスロットル開度やシフト位置などの制御指令値に基づき船外機20a,20bの制御を行い、また船外機20a,20bのエンジン回転数や実スロットル開度、実シフト位置などのエンジン制御状況を主BCM14aに定期的(10msごと)に送信を行っている。
主BCM14aからのCAN受信値(制御指令値)によるECU21a,21b内のシフト位置、スロットル開度の決定方法を図4のフローチャートに基づき説明する。
図4のフローは定期的(5msごと)に処理される構成となっており、まずステップS30では主BCM14aより定期的(5msごと)に送信されてくる制御指令値(スロットル開度、シフト位置など)が今回受信されたかどうかの確認を行う。
今回受信がなければステップS31にてCAN故障判定用のカウンタ1を1カウントアップする。正常に受信がある場合はステップS32にてカウンタ1をゼロクリアする。
ステップS33ではカウンタ1が所定の判定値以上になったか確認し、判定値(すなわち所定の時間)以上となった場合はステップS34でCAN故障と判定しCAN故障フラグをセットする。
ステップS35にてCAN故障フラグ状態を確認し、フラグがセットされていなければCAN通信は正常であると判定し、ステップS40、S41にてCAN受信の制御指令値にて制御に使用する目標のスロットル開度、シフト位置を設定する。
またステップS35にてCAN故障フラグがセットとなっていた場合はステップS36にて現在のスロットル開度(前回設定値)より所定値を削減し、アイドル開度まで段階的に低減させてゆく。
またステップS37ではステップS36で求めたスロットル開度がアイドル開度となったか確認し、アイドル開度となっている場合はステップS38にて制御に使用する目標のシフト位置をニュートラル(中立)状態とする。またアイドル開度でない場合はステップS39にてシフト位置は現状(前回値)のままとする。
また、一度故障を判定した場合は故障状態を保持し、解除はエンジン停止時に行い、たとえCAN通信が正常復帰しても解除しないものとする。これによりCANの断線/復帰を繰り返すような故障状態が発生した場合でも安全に船を停船状態に移行でき、CAN復帰による急加速などの発生を抑止できる。このときのCAN故障時のS35〜S39の処置内容を図5のタイムチャートに示す。
また、主BCM14aは各船外機20a,20bの動作状態をECU21a,21bからのCAN受信値を基に常時監視しており、システムに異常を検出した場合は船外機エンジンを停止し、操船者に対してブザーやランプなどの警告装置19にてシステムの異常を知らせる。
この主BCM14aのシステム監視手順につき図6のフローチャートに基づき説明する。図6のフローは定期的(5msごと)に処理される構成となっており各船外機20a,20bごとに独立で判定を行うものとする。
まずステップS40にて船外機ECUからCANにて送信されてきた運転状態値(実スロットル開度、実シフト位置、エンジン回転数など)を受信し、エンジンの状態の把握を行う。ステップS41ではエンジンの実スロットル開度の監視を行い、ステップS40にて受信したエンジンの実スロットル開度とエンジンに指令したスロットル開度(目標値)とを比較し、”実スロットル開度>目標値”が成立した場合に異常と判定する。異常時はステップS42にて異常検出用カウンタ2のインクリメントを行う。また異常ではない場合はステップS43にて異常検出用カウンタ2のクリアを行う。
ステップS44ではエンジンの実シフト位置の監視を行う。まずステップS40にて受信したエンジンの実シフト位置とエンジンに指令したシフト位置(目標値)とを比較し、実シフト位置≠目標値が成立した場合に異常と判定する。異常時はステップS45にて異常検出用カウンタ3のインクリメントを行う。また異常ではない場合はステップS46にて異常検出用カウンタ3のクリアを行う。
ステップ47では異常検出用カウンタ2,3の確認を行う。異常検出用カウンタ2または3の値が判定値を超えている場合はシステム内になんらかの異常が発生していると判定し、ステップS48にてシステム異常フラグをセットする。
次にステップS49にてシステム異常フラグを確認し、システム異常フラグがセットされていない場合はシステムが正常に動作していると判定する。またシステム異常フラグがセットされている場合はステップS50にて異常判定した船外機エンジンに対してエンジン停止指令を送信し、エンジンを停止させるとともにステップS51にてブザー、ランプ等の警告装置19にて操船者に対して異常状態であることの警告を行う。
以上のようにこの発明の実施の形態1による船舶の航走制御システムによれば、エンジンを含む一つまたは複数の船外機と船体を操作する操船席とを装備する船舶の航走制御システムにおいて、船外機には、エンジンのスロットル開度を制御するスロットルアクチュエータと、シフト位置を中立または前進及び後進位置のいずれかに制御するシフトアクチュエータと、エンジンを制御するECUとを備え、操船席内には、船外機の推進力を操作するための操作入力手段と、かつ操船席での操船者の操船状態を検出し、船外機の始動・停止、スロットル開度、シフト位置を含む制御指令値を演算するBCMとを備え、BCMは、制御指令値を通信手段を介して船外機に送信し、船外機は受信した制御指令値に基づきエンジンの始動・停止、スロットル開度、シフト位置の制御を行うようにしたので、従来必要であった機械式ワイヤーケーブルや機械機構の部品が大幅に削除可能となりこれら部品が船体内を占有する場所を削減でき、また船外機を船体に取り付ける工数や費用も縮小できる。
また、この発明の実施の形態1によれば、操船席を複数装備し、一つを主操船席とし他を副操船席とし、これらの主副操船席内にBCMを備え、副操船席のBCMは操船者の操船状態の検出のみ行い、検出した操船状態を通信手段にて主操船席内のBCMに送信を行い、主操船席内のBCMは全ての操船席の操作状態より制御指令値として最適値を演算するようにしたので、操船席を2箇所に設置した場合でも制御指令値のくい違いによる船外機の不安定な挙動がなく、船体内の総合的な管理ができるため操船席の切り換え時もスムーズに切り換えることが可能となる。また3箇所以上の複数の操船席も容易に対応可能であり、いろいろな船舶構成に柔軟に対応でき、追加する機械式ケーブル、機構などは不要である。
また、この発明の実施の形態1によれば、船外機、操船席及びBCMを船体に組み付けを行う艤装時に、ECU、BCMに対して船舶に装備する船外機数やBCM数及びECUの設置位置、役割を外部に接続するテスターにて登録を行い、ECU、BCMは登録された情報を内部不揮発性メモリに記憶を行い、以後、各制御装置は電源オン時の起動後に上記メモリ値に基づき動作するようにしたので、船体組み付け時にBCM、ECUに対して船体に取り付ける船外機数、操船席数などのシステム構成情報やECUの設置場所、BCMの役割を外部テスターにて設定を行い、設定情報を内部不揮発性メモリに保持するため、システム構成の設定や変更などが容易に行える。
また、この発明の実施の形態1によれば、テスターによる登録にて主操船席用に登録されたBCMは、電源オンによるシステム起動時にECUが正常であることを通信手段によるデータの送受信にて確認を行い、応答のないECUまたはBCMがある場合はシステム異常状態と判定し、操船者に対し異常状態を警告するようにしたので、電源オン時の起動時にECU、副BCMが正常動作していることをCAN通信データの送受信にて確認し、船舶運転開始前に異常を検出することができ、また異常時は操船者に対しブザーやランプなどで警告表示をするため、CAN通信ラインに異常がある場合や各ECUに異常がある場合は航走前に異常検出ができ、異常状態での走行を事前に防止できる。
また、この発明の実施の形態1によれば、船外機内のECUは通信手段のデータ異常を検出する異常検出手段を有し、通信手段に異常が発生しデータの送受信が不可能となった場合には異常を検出し、異常時は正常に通信がされていた最終制御指令値で動作を行い、異常状態が所定時間継続した場合に故障と判定し、この故障判定時点より現在のスロットル開度をアイドル位置にまで段階的に低減させてエンジン回転数を緩やかに低下させ、その後にシフト位置を中立状態に保持させる制御を行なったり、あるいは、故障判定中に通信手段が正常復帰しデータの送受信が可能となった場合でも故障判定時の制御状態を船外機のエンジンが停止されるまで維持するようにしたので、通信に異常が発生した場合でも船舶が不安定な状態に陥いることがなく、また通信ラインが正常状態となり通信が再開しても船外機のエンジン停止状態まで故障処置状態を保持することで、急な加速状態が発生するような暴走状態を回避でき安全な航走が可能である。
また、この発明の実施の形態1によれば、ECUは船外機のエンジン動作状態を把握するとともに、制御指令値どおりに動作していることを常時監視し、制御指令値と違う動作状態を検出した場合は異常状態と判定し異常を検出した船外機に対し停止指令を送信しエンジンを停止させると共に、操船者に対し異常状態を警告するようにしたので、制御指令値と違った異常動作を検出した場合、異常判定した船外機に対し停止処置を即時に行うため、予測外の故障状態による暴走発生を防止でき、安全な航走が可能である。
本発明の実施の形態1に係わる船舶の航走制御システムが適用された小型船舶内の操船席、船外機、その周辺機器を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係わる航走制御システムの主BCMでの制御指令値演算手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係わる航走制御システムの副BCMでの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係わる航走制御システムの主BCMからのCAN受信値によるECU内のシフト位置、スロットル開度の決定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係わる航走制御システムにおいてCAN故障が発生した場合のECUのスロットル開度やシフト位置指令値の状態を示したタイムチャートである。 本発明の実施の形態1に係わる航走制御システムの主BCMでのシステム内監視手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10a 主操船席
10b 副操船席
11a,11b 操船レバー
12a,12b 操船装置
14a 主操作量演算手段(主BCM)
14b 副操作量演算手段(副BCM)
15a,15b エンジン始動SW
16a,16b エンジン停止SW
17a,17b 操船SW
18 電源SW
19 警告装置
20a,20b 船外機
21a,21b エンジン制御装置(ECU)
22a,22b エンジン
23a,23b スロットルアクチュエータ
24a,24b シフトアクチュエータ
30 CAN通信ライン
40 船体
41a,41b ブラケット
42a,42b 操舵装置
50 テスター
51 テスター接続コネクタ

Claims (6)

  1. エンジンを含む一つまたは複数の船外機と船体を操作する操船席とを装備する船舶の航走制御システムにおいて、
    前記船外機に、前記エンジンのスロットル開度を制御するスロットルアクチュエータと、シフト位置を中立または前進及び後進位置のいずれかに制御するシフトアクチュエータと、前記エンジンを制御するエンジン制御装置とを備え、
    前記操船席内には、前記操船席の操船者からの操船入力に基づき操船状態を検出し、前記船外機の始動・停止、スロットル開度、シフト位置を含む制御指令値を演算する操作量演算手段を備え、
    前記操作量演算手段は、前記制御指令値を通信手段を介して前記船外機に送信し、前記船外機は受信した前記制御指令値に基づき前記エンジンの始動・停止、スロットル開度、シフト位置の制御を行うと共に、
    前記船外機、前記操船席及び前記操作量演算手段を船体に組み付けを行う艤装時に、
    前記エンジン制御装置、前記操作量演算手段に対して船舶に装備する船外機数、操作量演算手段数及びエンジン制御装置の設置位置、役割を外部に接続するテスターにて登録を行い、前記エンジン制御装置、前記操作量演算手段はそれぞれ登録された情報を内部不揮発性メモリに記憶を行い、電源オン時の起動後に前記記憶内容に基づき動作することを特徴とする船舶の航走制御システム。
  2. 前記操船席を複数装備し、一つを主操船席とし他を副操船席とし、これらの主副操船席内に前記操作量演算手段を備え、副操船席の操作量演算手段は操船者の操船状態の検出のみ行い、検出した操船状態を通信手段にて主操船席内の操作量演算手段に送信を行い、
    前記主操船席内の操作量演算手段は全ての操船席の操作状態より前記制御指令値として最適値を演算することを特徴とする請求項1記載の船舶の航走制御システム。
  3. 前記テスターによる登録にて主操船席用に登録された操作量演算手段は、電源オンによるシステム起動時に前記エンジン制御装置が正常であることを通信手段によるデータの送受信にて確認を行い、応答のないエンジン制御装置または操作量演算手段がある場合はシステム異常状態と判定し、操船者に対し異常状態を警告するようにしたことを特徴とする請求項記載の船舶の航走制御システム。
  4. 前記エンジン制御装置は前記通信手段のデータ異常を検出する異常検出手段を有し、前記通信手段に異常が発生しデータの送受信が不可能となった場合には異常を検出し、異常時は正常に通信がされていた最終制御指令値で動作を行い、異常状態が所定時間継続した場合に故障と判定し、この故障判定時点より現在のスロットル開度をアイドル位置にまで段階的に低減させてエンジン回転数を緩やかに低下させ、その後にシフト位置を中立状態に保持させる制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載の船舶の航走制御システム。
  5. 前記通信手段が故障判定中に正常復帰しデータの送受信が可能となった場合でも、前記故障判定時の制御状態を維持することを特徴とする請求項4記載の船舶の航走制御システム。
  6. 前記エンジン制御装置はエンジン動作状態を把握するとともに、制御指令値どおりに動作していることを常時監視し、制御指令値と違う動作状態を検出した場合は異常状態と判定し、異常を検出した船外機に対し停止指令を送信しそのエンジンを停止させると共に、操船者に対し異常状態を警告するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の船舶の航走制御システム。
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