JP4256339B2 - ファイル再生装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッダ領域とそれに後続するデータ領域とを含むファイルを再生するファイル再生装置、制御方法及びプログラムに係り、詳しくは早送り又は早戻し指示解除後の再生再開を改善したファイル再生装置、制御方法及びプログラムに関するものである。
特許文献1は、FATで管理されているファイルに対して、早戻しを実行する場合に、FATを逆方向へ辿らなければならない処理時間の増大を克服するために、所定の間引き間隔で収集したFATをまとめたFATテーブルを、将来の早戻しに先立ち予め作成しておく再生装置を開示する。該間引き間隔は、メモリの容量内に、再生対象ファイルについて収集した全部のFATが記憶できるように、設定される。
一方、MP3やWMAのほか、AAC(Advanced Audio Coding)等のオーディオファイルを再生するファイル再生装置が存在する。これらオーディオファイルは、先頭のヘッダ領域と、それに後続するデータ領域とを含んでいる。また。AACファイルは、データ領域の情報のみからは、データ領域の途中位置から再生開始することができず、データ領域の途中位置から再生開始する際には、ヘッダ領域のシークテーブルの情報が必要になる。
ユーザが再生中のファイルに対して、早送り又は早戻し指示を出してから、早送り又は早戻し指示を解除した場合には、ファイルの途中位置から再生開始される必要がある。従来のファイル再生装置では、AACファイルに対して、早送り又は早戻しが行なわれ、その後、早送り又は早戻し指示が解除されて、解除位置から再生再開する場合には、記録媒体上において、記録媒体上、解除位置から遠く離れた位置に記録されているヘッダ領域へヘッドを移動させて、該ヘッダ領域のシークテーブルを読み出してから、解除位置近辺の再生開始可能位置から再生再開するようにしている。
特開2002−149453公報
従来のファイル再生装置では、一々、再生対象ファイルのヘッダ領域を読みに行かなければならないので、早送り又は早戻し解除時刻から再生再開までに時間がかかってしまう。また、再生対象ファイルの再生に先立ち、再生対象ファイルのヘッダ領域を読み込み、分析する際に、該再生対象ファイルの再生開始可能位置の情報をメモリに予め記憶しておくことは、1個の再生開始可能位置からの再生開始を実現するための情報を記憶するのに例えば4バイトの記憶容量が必要となり、一般的な楽曲では、再生開始可能位置の総数が膨大になってしまい、記憶容量の少ないメモリしか装備していないファイル再生装置では、各再生対象ファイルについて、その全部の再生開始可能位置を予めメモリに記憶することは困難である。
特許文献1は、間引きについて開示するものの、FATの間引きであり、再生対象ファイルのヘッダ領域の再生開始可能位置からの再生開始実現情報とは無関係である。
本発明の目的は、ファイル内の途中位置(先頭位置も含む)から再生開始するために、ファイルのヘッダ領域の情報を入手する必要のあるファイルに対して、メモリの容量制限にもかかわらず、円滑にかつ迅速に途中位置からの再生開始を実施できるファイル再生装置、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明では、記録媒体に記録されている再生対象ファイルは、先頭部のヘッダ領域と、該ヘッダ領域に後続するデータ領域とを含む。再生対象ファイルは、再生開始可能位置が限定されているとともに、それら再生開始可能位置で再生開始するための情報は再生対象ファイルのヘッダ領域に存在する。本発明のファイル再生装置では、記録媒体から再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して解析した後、記録媒体から再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっている。
本発明のファイル再生装置は次の手段を有している。
1個の再生対象ファイルの再生開始可能位置についてメモリへの記憶個数の最大値として予め設定してあるNに対して、再生対象ファイルについてN個以内の再生開始可能位置を選択位置として選択する再生開始可能位置選択手段、
再生対象ファイルの再生開始時に読み込んだ再生対象ファイルのヘッダ領域から、選択位置より再生開始するのに必要な情報を再生開始実現情報として抽出して記憶する再生開始実現情報記憶手段、
再生対象ファイルの再生中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示を受付けたときには、再生対象ファイルの早送り又は早戻しを実施する早送り又は早戻し実施手段、及び
再生対象ファイルの早送り又は早戻しの実施期間中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時に、再生対象ファイルを該当選択位置より再生開始実現情報に基づき再生開始する再生再開手段。
本発明のファイル再生装置用制御方法は次のステップを有している。
1個の再生対象ファイルの再生開始可能位置についてメモリへの記憶個数の最大値として予め設定してあるNに対して、再生対象ファイルについてN個以内の再生開始可能位置を選択位置として選択する再生開始可能位置選択ステップ、
再生対象ファイルの再生開始時に読み込んだ再生対象ファイルのヘッダ領域から、選択位置より再生開始するのに必要な情報を再生開始実現情報として抽出して記憶する再生開始実現情報記憶ステップ、
再生対象ファイルの再生中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示を受付けたときには、再生対象ファイルの早送り又は早戻しを実施する早送り又は早戻し実施ステップ、及び
再生対象ファイルの早送り又は早戻しの実施期間中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時に、再生対象ファイルを該当選択位置より再生開始実現情報に基づき再生開始する再生再開ステップ。
本発明のプログラムは、前述のファイル再生装置の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、早送り又は早戻し指示の解除の都度、再生対象ファイルのヘッダ領域の情報を読みに行く手間を省くことができる。また、再生対象ファイルについての再生開始可能位置を記憶するメモリの容量制限にもかかわらず、再生対象ファイルに対して、ユーザがどのような再生位置で早送り又は早戻し指示を解除しても、適切な再生位置から再生対象ファイルを再生開始することができる。
図1は光ディスク再生装置100の主要部概略構成図である。光ディスク101は、例えば、DVD−R、DVD−RW、CD−R又はCD−RWである。光ディスク101には、ユーザがパソコンのオーサリングソフトを使って編集したAACファイル等の各種AV(オーディオ及び/又はビデオ)ファイルが書込まれている。光ディスク101は、光ディスク再生装置100においてチャッキング中は、ターンテーブル(図示せず)に載置されるとともに、上側からクランパ(図示せず)によりターンテーブルに押圧される。スピンドルモータ103はターンテーブルを回転駆動する。光ピックアップ105は、スレッドモータ111により光ディスク101の径方向へ移動自在に光ディスク101の下方に配設され、対物レンズ106及び電磁コイル107を有している。電磁コイル107は、サーボ回路早送り又は早戻し実行手段128からのサーボ信号に基づき対物レンズ106を軸方向及び光ディスク101のトラック幅方向へ振らし、対物レンズ106からのレーザ光108は光ディスク101に所定部位に照射され、光ピックアップ105は、光ディスク101からの反射光に基づきRF信号を生成する。スレッドモータ111は、サーボ信号に基づき光ピックアップ105を光ディスク101の径方向の所望位置へ移動させる。
光ピックアップ105から出力されるRF信号は、RFアンプ116において増幅されてから、デジタル信号処理回路117へ入力され、デジタル信号処理回路117において、復調、伸長及び復号等の処理を受ける。デジタル信号処理回路117は、RFアンプ116からの入力信号に基づき抽出したデジタルオーディオ信号等をDAC(デジタル−アナログ変換器)へ送り、DACは、RFアンプ116からのデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号へ変換する。
システムコントローラ120は、ユーザにより操作される操作部121からユーザ指示を受付けるとともに、デジタル信号処理回路117から所定の情報を入力され、これらユーザ指示や入力情報に基づきデジタル信号処理回路117、表示部122及びサーボ回路早送り又は早戻し実行手段128へ制御信号や所定のデータ信号を出力する。システムコントローラ120は、リモコン式のものであってもよい。メモリ123は、システムコントローラ120の処理に使用されるデータをシステムコントローラ120が読出し自在に一時書込みされる。サーボ回路早送り又は早戻し実行手段128は、RFアンプ116からのRF信号及びシステムコントローラ120からの制御信号に基づき各種サーボ信号を生成し、それらをスピンドルモータ103、光ピックアップ105及びスレッドモータ111へ送出する。
図2はAACファイル10のファイル構造図である。AACファイル10が記録される記録媒体は、例えば前述の光ディスク101であるが、これに限定されず、ハードディスク及びICメモリその他の記録媒体であってよい。AACファイル10は、先頭部のヘッダ領域と、それに後続するデータ領域とから成る。AACファイル10は、オーディオのみを再生可能にデータとして記録されるときもあるし、オーディオとビデオとの両方を再生可能にデータとして記録されることもある。AACファイル10は、データ領域のデータの情報からは途中再生開始することが困難であり、途中再生開始を実施するためには、シークテーブルの情報が必要になり、該シークテーブルはヘッダ領域に書き込まれている。
図3はファイル再生装置20の機能ブロック図である。ファイル再生装置20は、再生開始可能位置選択手段21、再生開始実現情報記憶手段22、早送り又は早戻し実施手段23及び再生再開手段24を有している。前述の光ディスク再生装置100(図1)はファイル再生装置20の一例である。前述のAACファイル10(図2)は再生対象ファイルの一例である。再生対象ファイルは、オーディオの再生対象ファイルに限定されない、オーディオ及びビデオの両方の再生データを含む再生対象ファイル、さらに、ビデオのみの再生データを含む再生対象ファイルであってもよい。再生対象ファイルは、AACファイル10のように、先頭部のヘッダ領域と、該ヘッダ領域に後続するデータ領域とを含む。再生対象ファイルは、再生開始可能位置が限定されている(例えば、再生開始可能位置が500msec刻みになっている。)とともに、それら再生開始可能位置で再生開始するための情報は再生対象ファイルのヘッダ領域に存在している。さらに、ファイル再生装置20は、記録媒体から再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して解析した後、記録媒体から再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっている。
Nは、1個の再生対象ファイルの再生開始可能位置についてメモリへの記憶個数の最大値として予め設定される。再生開始可能位置選択手段21は、再生対象ファイルについてN個以内(典型的にはN個)の再生開始可能位置を選択位置として選択する。再生開始実現情報記憶手段22は、再生対象ファイルの再生開始時に読み込んだ再生対象ファイルのヘッダ領域から、選択位置より再生開始するのに必要な情報を再生開始実現情報として抽出して記憶する。早送り又は早戻し実施手段23は、再生対象ファイルの再生中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示を受付けたときには、再生対象ファイルの早送り又は早戻しを実施する。再生再開手段24は、再生対象ファイルの早送り又は早戻しの実施期間中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時に、再生対象ファイルを該当選択位置より再生開始実現情報に基づき再生開始する。
再生開始可能位置選択手段21及び再生開始実現情報記憶手段22がそれらの処理を行なうのは、例えば再生対象ファイルについての先頭から再生を開始するために、再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読込んだ時である。該当選択位置とは、典型的には、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時の再生位置に最も近い選択位置であるが、これに限定されない。例えば、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時の再生位置に対して、早送り又は早戻しの進行方向前方の選択位置の中で最も近い選択位置であったり、早送り又は早戻しの進行方向後方、すなわちすでに通り過ぎた選択位置の中で最も近い選択位置(=最後に通過した選択位置)であったりしてもよい。なお、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時の再生位置に最も近い選択位置とは、例えば、再生時間換算で解除位置と選択位置との差分が最も小さい選択位置としたり、解除位置のアドレスと選択位置のアドレスとの差分の最も小さい選択位置としたりすることができる。再生対象ファイルの再生開始には、再生対象ファイルのデータ領域の途中位置だけでなく、データ領域の始端及び終端の位置も含むので、選択位置には、再生対象ファイルの再生期間の中間位置だけでなく、再生対象ファイルの再生期間の先頭及び末尾の選択位置を含めることができる。
再生開始可能位置選択手段21は、再生対象ファイルについて、将来の早送り又は早戻し解除時に、再生開始する位置をN個以下に絞って、選択し、再生開始実現情報記憶手段22は、それら選択位置で再生対象ファイルの再生開始する情報を再生開始実現情報として再生対象ファイルのヘッダ領域から各選択位置について抽出し、予め記憶しておく。そして、実際に、早送り又は早戻しが開始され、早送り又は早戻し指示が解除されると、記憶しておいた再生開始実現情報を使って、該当選択位置から再生対象ファイルの再生が開始される。
こうして、再生対象ファイルについての再生開始可能位置を記憶するメモリの容量制限にもかかわらず、再生対象ファイルに対して、ユーザがどのような再生位置で早送り又は早戻し指示を解除しても、適切な再生位置より再生対象ファイルの再生開始を果たすことができる。また、該当選択位置からの再生開始するごとに、再生対象ファイルのヘッダ領域の情報を読みに行く手間が省かれ、該当選択位置から迅速に再生開始することができる。
ファイル再生装置20の具体的態様についてさらに説明する。再生開始可能位置選択手段21における選択位置は、例えば、再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間内に均一分布したものである。図4は再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間内に均一分布するように選択位置を設定した例を示している。図4の再生対象ファイルでは、それを最初から終わりまで再生するのに要する時間が例えば132分であり、選択位置は、再生期間の始端及び終端の位置を含み、合計12個であり、時間軸方向へ隣接関係の選択位置同士は12分の間隔になっている。
図4では、Nが12である場合の例であり、かつ選択位置の個数についてのN個以内の個数として目一杯のNとしている。そして、再生対象フィルの再生時間の132分を、N−1としての11で割った商としての12分の均等時間間隔を採用している。しかしながら、再生時間によっては、それをN−1で割った場合に、秒(場合によっては分)までに割り切れない場合がある。そういう場合には、商を四捨五入した秒(場合によっては分)までの値を求めて、それを時間軸方向へ隣接する選択位置間の時間間隔に設定する方が現実的である。したがって、再生開始可能位置選択手段21が、選択位置を、再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間内に均一分布したものとする場合の均一分布は、厳密な均一分布に限定されず、実質的な均一分布を含むものとする。
選択位置を均一分布にする場合、例えば、再生時間が5分の楽曲があって、楽曲の開始時及び終了時を含む7個の選択位置を設定することにすると、時間軸方向の隣接選択位置の時間間隔は50秒(=300秒/6)になる。ユーザには、50秒間隔よりも切りのいい1分間隔の方を好む場合がある。したがって、かつ選択位置の総個数がN個以内の条件を守りつつ、均一分布に近い切りのいい等時間間隔で選択位置を設定することも可能である。ただし、300秒の例では、選択位置の個数は7個から1個減って、6個となる。
再生開始可能位置選択手段21における選択位置は、その他として、再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間の特定期間部分において他の特定期間部分よりも密に分布したものとしてもよい。例えば、(a)前半部分は密にして、後半部分に疎にしたり、(b)両端部分を疎にして、中間部分を疎にしたりする。
ファイル再生装置20は、さらに、タイムコード表示手段27を追加することもできる。タイムコード表示手段27は、再生対象ファイルについての早送り又は早戻し期間中、ユーザが各時点で早送り又は早戻し指示を解除したときに再生開始される選択位置のタイムコードを表示する。なお、再生対象ファイルについての早送り又は早戻し期間中のタイムコード表示例としては次のものがある。すなわち、該表示例では、早送り時及び早戻し時の再生位置移動速度を予測又は算出し、早送り時では、予測又は算出した再生位置移動速度に対応するインクリメント速度でタイムコードを1ずつインクリメントし、早戻し時では、予測又は算出した再生位置移動速度に対応するデクリメント速度でタイムコードを1ずつデクリメントする。
図5及び図6はそれぞれファイル再生装置用制御方法40の再生開始ルーチン41及び早送り又は早戻し中ルーチン42のフローチャートである。ファイル再生装置用制御方法40は再生開始ルーチン41及び早送り又は早戻し中ルーチン42を含む。再生開始ルーチン41は、再生対象ファイルについて先頭から再生開始しようとする際に実行される。早送り又は早戻し中ルーチン42は、再生対象ファイルの再生中、ユーザが早送り又は早戻し指示を出し、早送り又は早戻し実施手段23が再生対象ファイルに対して早送り又は早戻しを実施開始すると実行される。
図5の再生開始ルーチン41において、再生開始可能位置選択ステップS46では、再生対象ファイルについてN個以内の再生開始可能位置を選択位置として選択する。再生開始実現情報記憶ステップS47では、再生対象ファイルの再生開始時に読み込んだ再生対象ファイルのヘッダ領域から、選択位置より再生開始するのに必要な情報を再生開始実現情報として抽出して記憶する。
図6の早送り又は早戻し中ルーチン42において、早送り又は早戻し中ルーチン42の開始は、早送り又は早戻し実施ステップと同等の意味をもつ。すなわち、再生対象ファイルの再生中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示を受付けたときには、早送り又は早戻し中ルーチン42としての再生対象ファイルの早送り又は早戻しの実施が行なわれる。そして、再生対象ファイルの早送り又は早戻しの実施期間中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除されると(S50の判定が正)、再生再開ステップS51において、再生対象ファイルを該当選択位置より再生開始実現情報に基づき再生開始する。
ファイル再生装置用制御方法40のさらなる具体的態様では、S51について、該当選択位置とは、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時の再生位置に最も近い選択位置とされる。さらに、S46について、選択位置は、(a)再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間内に均一分布したものとされたり、(b)再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間の特定期間部分において他の特定期間部分よりも密に分布したものとされたりする。
本発明が適用されるプログラムはファイル再生装置20の各手段としてコンピュータを機能させる。あるいは、本発明が適用されるプログラムはファイル再生装置用制御方法40の各ステップをコンピュータに実行させる。
光ディスク再生装置の主要部概略構成図である。 AACファイルのファイル構造図である。 ファイル再生装置の機能ブロック図である。 再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間内に均一分布するように選択位置を設定した例を示す図である。 ファイル再生装置用制御方法の再生開始ルーチンのフローチャートである。 早送り又は早戻し中ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10:AACファイル(再生対象ファイル)、20:ファイル再生装置、21:再生開始可能位置選択手段、22:再生開始実現情報記憶手段、23:早送り又は早戻し実施手段、24:再生再開手段、27:タイムコード表示手段、40:ファイル再生装置用制御方法、41:再生開始ルーチン、42:早送り又は早戻し中ルーチン。

Claims (7)

  1. 記録媒体に記録されている再生対象ファイルが、先頭部のヘッダ領域と、該ヘッダ領域に後続するデータ領域とを含み、
    前記再生対象ファイルは、再生開始可能位置が限定されているとともに、それら再生開始可能位置で再生開始するための情報は前記再生対象ファイルの前記ヘッダ領域に存在し、
    前記記録媒体から前記再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して解析した後、前記記録媒体から前記再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、前記再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっているファイル再生装置において、
    1個の再生対象ファイルの再生開始可能位置についてメモリへの記憶個数の最大値として予め設定してあるNに対して、再生対象ファイルについてN個以内の再生開始可能位置を該再生対象ファイルの再生開始に先立ち選択位置として選択する再生開始可能位置選択手段、
    前記再生対象ファイルの再生開始時に読み込んだ前記再生対象ファイルのヘッダ領域から、選択位置より再生開始するのに必要な情報を該再生対象ファイルの再生開始に先立ち再生開始実現情報として抽出して前記メモリに記憶する再生開始実現情報記憶手段、
    前記再生対象ファイルの再生中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示を受付けたときには、前記再生対象ファイルの早送り又は早戻しを実施する早送り又は早戻し実施手段、及び
    前記再生対象ファイルの早送り又は早戻しの実施期間中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時に、前記再生対象ファイルを該当選択位置より、前記メモリに記憶してある前記再生開始実現情報に基づき再生開始する再生再開手段、
    を有していることを特徴とするファイル再生装置。
  2. 該当選択位置とは、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時の再生位置に最も近い選択位置とする前記再生再開手段、
    を有していることを特徴とする請求項1記載のファイル再生装置。
  3. 前記選択位置は、前記再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間内に均一分布したものとする前記再生開始可能位置選択手段、
    を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のファイル再生装置。
  4. 前記選択位置は、前記再生対象ファイルを全部再生するのに要する再生期間の特定期間部分において他の特定期間部分よりも密に分布したものとする前記再生開始可能位置選択手段、
    を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のファイル再生装置。
  5. 前記再生対象ファイルについての早送り又は早戻し期間中、ユーザが各時点で早送り又は早戻し指示を解除したときに再生開始される選択位置のタイムコードを表示するタイムコード表示手段、
    を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のファイル再生装置。
  6. 記録媒体に記録されている再生対象ファイルが、先頭部のヘッダ領域と、該ヘッダ領域に後続するデータ領域とを含み、
    前記再生対象ファイルは、再生開始可能位置が限定されているとともに、それら再生開始可能位置で再生開始するための情報は前記再生対象ファイルの前記ヘッダ領域に存在し、
    前記記録媒体から前記再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して解析した後、前記記録媒体から前記再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、前記再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっているファイル再生装置の制御方法において、
    1個の再生対象ファイルの再生開始可能位置についてメモリへの記憶個数の最大値として予め設定しあるNに対して、再生対象ファイルについてN個以内の再生開始可能位置を該再生対象ファイルの再生開始に先立ち選択位置として選択する再生開始可能位置選択ステップ、
    前記再生対象ファイルの再生開始時に読み込んだ前記再生対象ファイルのヘッダ領域から、選択位置より再生開始するのに必要な情報を該再生対象ファイルの再生開始に先立ち再生開始実現情報として抽出して前記メモリに記憶する再生開始実現情報記憶ステップ、
    前記再生対象ファイルの再生中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示を受付けたときには、前記再生対象ファイルの早送り又は早戻しを実施する早送り又は早戻し実施ステップ、及び
    前記再生対象ファイルの早送り又は早戻しの実施期間中、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除された時に、前記再生対象ファイルを該当選択位置より、前記メモリに記憶してある前記再生開始実現情報に基づき再生開始する再生再開ステップ、
    を有していることを特徴とするファイル再生装置の制御方法。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載のファイル再生装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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