JP4369358B2 - ファイル再生装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、再生対象ファイルの再生中のタイムコード通知機能を備えるファイル再生装置、制御方法及びプログラムに係り、詳しくはヘッダ領域とそれに後続するデータ領域とを含むファイルを再生するファイル再生装置、制御方法及びプログラムに関するものである。
特許文献1は、可変長符号化動画画像データを再生する場合に、指定したタイムコード位置から迅速に再生できるようにした再生方法を開示する。該再生方法によれば、可変長符号化動画画像データを固定長ビットレートデータとみなして、おおよその位置へジャンプを行い、その後、ジャンプ先近辺の幾つかのヘッダ情報を調査して、指定したタイムコードに一致するアドレスを見つけ、該アドレスへジャンプするようにしている。
特許文献2は、DCTにより変換した映像信号のように、単位時間当たりの情報量が時々刻々変化する映像信号を記録する記録媒体について、その残り記録時間を通知する映像信号記録装置を開示する。該映像信号記録装置によれば、情報圧縮手段における単位時間当たりの映像信号の情報量最大値を所定値に設定し、記録媒体の残り記憶容量を該最大値で除算した商を該映像信号についての残り記録時間として通知するようにしている。
一方、MP3やWMAのほか、AAC(Advanced Audio Coding)等のオーディオファイルを再生するファイル再生装置が存在する。これらオーディオファイルは、先頭のヘッダ領域と、それに後続するデータ領域とを含んでいる。従来のファイル再生装置は、このようなオーディオファイルを先頭から連続的に再生していく場合は、ファイル再生装置側が再生開始時刻からの再生経過時間を測定することによりタイムコードを算出しているが、再生途中で早送り又は早戻しが行なわれてから、早送り又は早戻しが解除されて、途中位置から再生開始が行なわれる場合には、再生経過時間の測定値がタイムコードとして使えず、他の方法によるタイムコードの算出が必要になる。従来のファイル再生装置では、該他の方法として、記録媒体上の再生対象ファイルの先頭位置に係るアドレスを記憶し、該先頭位置に係るアドレスと再生対象ファイルにおける現在の再生位置に係るアドレスとの差分よりタイムコードを計算する方法を採用している。
特開2000−50208公報 特開2000−341641公報
AACファイルは、ヘッダ領域のサイズが大きく、従来装置における再生対象ファイルの該先頭位置に係るアドレスと現在の再生位置に係るアドレスとの差分には、ヘッダ領域のサイズに係る時間分がタイムコードに含まれてしまうので、タイムコードの算出誤差が増大する。該算出誤差は、例えば、標準的なサイズのAACファイルにおいて約5〜6秒にもなる。
特許文献1,2は、このような問題に対する解決手段について言及していない。
本発明の目的は、ヘッダ領域とそれに後続するデータ領域とを含む再生対象ファイルについて、現在再生位置についてのタイムコードを、実際の再生経過時間を測定することなく、かつ誤差を少なくして、算出するファイル再生装置、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明では、記録媒体に記録されている再生対象ファイルは、先頭部のヘッダ領域と、該ヘッダ領域に後続するデータ領域とを含む。本発明のファイル再生装置によれば、記録媒体から再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して、解析した後、記録媒体から再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっている。
本発明のファイル再生装置は次の手段を有している。
再生対象ファイルのデータ領域の先頭に係るアドレスを基準アドレスとして記憶する基準アドレス記憶手段、
再生対象ファイルにおける現在の再生位置に係るアドレスを現在アドレスとして検出する現在アドレス検出手段、
現在アドレスと基準アドレスとの差分に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する差分式タイムコード算出手段、及び
差分式タイムコード算出手段が算出したタイムコードに基づくタイムコードをユーザへ通知するタイムコード通知手段。
本発明のファイル再生装置用制御方法は次のステップを有している。
再生対象ファイルのデータ領域の先頭に係るアドレスを基準アドレスとして記憶する基準アドレス記憶ステップ、
再生対象ファイルにおける現在の再生位置に係るアドレスを現在アドレスとして検出する現在アドレス検出ステップ、
現在アドレスと基準アドレスとの差分に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する差分式タイムコード算出ステップ、及び
差分式タイムコード算出ステップにおいて算出したタイムコードに基づくタイムコードをユーザへ通知するタイムコード通知ステップ。
本発明のプログラムは、前述のファイル再生装置の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、再生対象ファイルの再生中に、早送り又は早戻しが生じても、タイムコードを支障なくユーザへ通知することができる。また、ヘッダ領域のサイズが大きい再生対象ファイルに対しても、正確なタイムコードを算出することができる。
図1は光ディスク再生装置100の主要部概略構成図である。光ディスク101は、例えば、DVD−R、DVD−RW、CD−R又はCD−RWである。光ディスク101には、ユーザがパソコンのオーサリングソフトを使って編集したAACファイル等の各種AV(オーディオ及び/又はビデオ)ファイルが書込まれている。光ディスク101は、光ディスク再生装置100においてチャッキング中は、ターンテーブル(図示せず)に載置されるとともに、上側からクランパ(図示せず)によりターンテーブルに押圧される。スピンドルモータ103はターンテーブルを回転駆動する。光ピックアップ105は、スレッドモータ111により光ディスク101の径方向へ移動自在に光ディスク101の下方に配設され、対物レンズ106及び電磁コイル107を有している。電磁コイル107は、サーボ回路早送り又は早戻し実行手段128からのサーボ信号に基づき対物レンズ106を軸方向及び光ディスク101のトラック幅方向へ振らし、対物レンズ106からのレーザ光108は光ディスク101に所定部位に照射され、光ピックアップ105は、光ディスク101からの反射光に基づきRF信号を生成する。スレッドモータ111は、サーボ信号に基づき光ピックアップ105を光ディスク101の径方向の所望位置へ移動させる。
光ピックアップ105から出力されるRF信号は、RFアンプ116において増幅されてから、デジタル信号処理回路117へ入力され、デジタル信号処理回路117において、復調、伸長及び復号等の処理を受ける。デジタル信号処理回路117は、RFアンプ116からの入力信号に基づき抽出したデジタルオーディオ信号等をDAC(デジタル−アナログ変換器)へ送り、DACは、RFアンプ116からのデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号へ変換する。
システムコントローラ120は、ユーザにより操作される操作部121からユーザ指示を受付けるとともに、デジタル信号処理回路117から所定の情報を入力され、これらユーザ指示や入力情報に基づきデジタル信号処理回路117、表示部122及びサーボ回路早送り又は早戻し実行手段128へ制御信号や所定のデータ信号を出力する。システムコントローラ120は、リモコン式のものであってもよい。メモリ123は、システムコントローラ120の処理に使用されるデータをシステムコントローラ120が読出し自在に一時書込みされる。サーボ回路早送り又は早戻し実行手段128は、RFアンプ116からのRF信号及びシステムコントローラ120からの制御信号に基づき各種サーボ信号を生成し、それらをスピンドルモータ103、光ピックアップ105及びスレッドモータ111へ送出する。
図2はオーディオファイル10のファイル構造図である。オーディオファイル10は、典型的にはAACファイルであるが、MP3やWMA等の他のオーディオファイルであってもよい。オーディオファイル10が記録される記録媒体は、例えば前述の光ディスク101であるが、これに限定されず、ハードディスク及びICメモリその他の記録媒体であってよい。オーディオファイル10は、先頭部のヘッダ領域と、それに後続するデータ領域とから成る。Ahs,Ads,An,Adeは、いずれもオーディオファイル10についての論理上のアドレスである。Ahsは、オーディオファイル10の先頭、したがってヘッダ領域の先頭のアドレスであり、Adeはオーディオファイル10の末尾、したがってデータ領域の末尾のアドレスである。Adsは、ヘッダ領域の末尾、したがってデータ領域の先頭のアドレスである。Anは現在の再生位置のアドレスである。
図3はファイル再生装置20の機能ブロック図である。ファイル再生装置20は、基準アドレス記憶手段21、現在アドレス検出手段22、差分式タイムコード算出手段23及びタイムコード通知手段24を有している。前述の光ディスク再生装置100(図1)はファイル再生装置20の一例である。前述のオーディオファイル10(図2)は再生対象ファイルの一例である。再生対象ファイルは、オーディオの再生対象ファイルに限定されない、オーディオ及びビデオの両方の再生データを含む再生対象ファイル、さらに、ビデオのみの再生データを含む再生対象ファイルであってもよい。また、ファイル再生装置20は、記録媒体から再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して、解析した後、記録媒体から再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっている。
基準アドレス記憶手段21は、再生対象ファイルのデータ領域の先頭に係るアドレスを基準アドレスとして記憶する。現在アドレス検出手段22は、再生対象ファイルにおける現在の再生位置に係るアドレスを現在アドレスとして検出する。差分式タイムコード算出手段23は、現在アドレスと基準アドレスとの差分に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する。タイムコード通知手段24は、差分式タイムコード算出手段23が算出したタイムコードに基づくタイムコードをユーザへ通知する。
基準アドレスは例えば図1のAdsである。現在アドレスは図1のAnである。現在アドレスと基準アドレスとの差分とは例えばAn−Adsである。タイムコード通知手段24によるユーザへのタイムコードの通知には、少なくとも視覚的通知(所定のディスプレイにおけるタイムコードの表示)を含み、聴覚的通知(所定の放音器からの通知)を除外しない。
記録媒体がDVD−R等の光ディスクである場合、1個のファイルは、その始端から終端まで連続して記録媒体に記録されるので、基準アドレス及び現在アドレスは物理上のアドレスであってもよい。記録媒体がハードディスクやDVD−RWである場合、1個のファイルは、その始端から終端まで不連続に記録媒体に記録されることがあるので、基準アドレス及び現在アドレスは論理上のアドレスに限られる。記録媒体におけるファイルの始端−終端間の連続、不連続に関係なく、ファイルの論理アドレスは、該ファイルの始端から終端まで連続する。
タイムコード通知手段24は、差分式タイムコード算出手段23が算出したタイムコードをそのままユーザへ通知してもよいし、また、早送り又は早戻しの解除時刻だけでなく、解除時刻より後の再生対象ファイルについての再生期間にも、差分式タイムコード算出手段23が算出したタイムコードをそのままユーザへ通知してもよい。
こうして、再生対象ファイルの再生中に、早送り又は早戻しが生じても、タイムコードを支障なくユーザへ通知することができる。また、基準時刻が、再生対象ファイルの先頭ではなく、データ領域の先頭(=ヘッダ領域の末尾)に係るアドレスとされるので、ヘッダ領域のサイズが大きい再生対象ファイルに対しても、正確なタイムコードを算出することができる。
ファイル再生装置20のさらなる具体例について説明する。ファイル再生装置20は、さらに、解除時刻検出手段30及び加算式タイムコード算出手段31を有している。解除時刻検出手段30は、再生対象ファイルについての早送り又は早戻しの解除時刻を検出する。差分式タイムコード算出手段23は、解除時刻において、タイムコードの算出を行なう。加算式タイムコード算出手段31は、解除時刻以降の再生期間において、差分式タイムコード算出手段23が算出したタイムコードに、再生対象ファイルについての解除時刻からの再生経過時間を加算して、再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出する。タイムコード通知手段24は、解除時刻以降の再生期間において加算式タイムコード算出手段31によるタイムコードをユーザへ通知する。
再生経過時間には0が含まれる。再生経過時間=0である時、すなわち解除時刻では、加算式タイムコード算出手段31が算出したタイムコードは差分式タイムコード算出手段23が算出したタイムコードと等しくなる。
ファイル再生装置20は、さらに、圧縮率情報記憶手段35及びファイル種類検出手段36を有することもできる。圧縮率情報記憶手段35は、再生対象ファイルのヘッダ領域から再生対象ファイルのデータ領域圧縮率情報を抽出して記憶する。ファイル種類検出手段36は、再生対象ファイルのファイル種類を検出する。差分式タイムコード算出手段23は、現在アドレスと基準アドレスとの差分に加えて、圧縮率情報及びファイル種類に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する。
ファイル圧縮率が異なれば、アドレスについての差分が同一であっても、該差分に対してその再生時間換算の時間は異なる。圧縮率は、MP3、WMA及びAAC等のファイルの種類によって異なる。また、ファイルの種類は同一であっても、種々の圧縮率を設定できるフォーマットが存在する。アドレスの差分に加えて、再生対象ファイルの種類や、ヘッダ領域の圧縮情報を考慮して、タイムコードを算出することにより、差分式タイムコード算出手段23におけるタイムコードの算出精度が高まる。
ファイル再生装置20の変形例では、差分式タイムコード算出手段23は、解除時刻には、再生対象ファイルの圧縮率は除外して現在アドレスと基準アドレスとの差分に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを第1のタイムコードとして算出する。その後、差分式タイムコード算出手段23は、現在アドレスと基準アドレスとの差分に加えて、圧縮率に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを第2のタイムコードとして算出する。加算式タイムコード算出手段31は、差分式タイムコード算出手段23から第2のタイムコードを通知される第2のタイムコード通知時刻までは、第1のタイムコードに、再生対象ファイルについての解除時刻以降の再生経過時間を加算して、再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出する。また、第2のタイムコード通知時刻以降では、第2のタイムコードに、第2のタイムコード通知時刻からの再生経過時間を加算して、再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出する。
圧縮率を考慮したタイムコードの算出には時間を要し、性能の低いCPUでは、算出終了時刻が、解除時刻からだいぶ遅くなってしまう。したがって、差分式タイムコード算出手段23は、最初は、圧縮率を考慮せずに、タイムコードを算出して、該算出したタイムコードに基づくタイムコードがタイムコード通知手段24からとりあえず通知される。そして、差分式タイムコード算出手段23は、その後、適切な時間をかけて、圧縮率を考慮したタイムコードを算出して、該算出したタイムコードに基づくタイムコードがタイムコード通知手段24からユーザへ通知される。これにより、ユーザには、なかなか通知されないタイムコードに不快感を与えることなく、より精確なタイムコードを通知することができる。
図4はファイル再生装置用制御方法50のフローチャートである。基準アドレス記憶ステップS51では、再生対象ファイルのデータ領域の先頭に係るアドレスを基準アドレスとして記憶する。現在アドレス検出ステップS52では、再生対象ファイルにおける現在の再生位置に係るアドレスを現在アドレスとして検出する。差分式タイムコード算出ステップS53では、現在アドレスと基準アドレスとの差分に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する。タイムコード通知ステップS54では、差分式タイムコード算出ステップにおいて算出したタイムコードに基づくタイムコードをユーザへ通知する。
ファイル再生装置用制御方法50のさらなる具体例について説明する。ファイル再生装置用制御方法50は、再生対象ファイルについての早送り又は早戻しの解除時刻に起動する割込みルーチンとすることが好ましい。これにより、S53は、解除時刻において、実行されることになる。さらに、加算式タイムコード算出ステップをS53とS54との間に挿入する。該加算式タイムコード算出ステップでは、解除時刻以降の再生期間において、差分式算出ステップにおいて算出したタイムコードに、再生対象ファイルについての解除時刻からの再生経過時間(解除時刻では再生期間=0となる。)を加算して、再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出する。S54では、解除時刻以降の再生期間において加算式タイムコード算出ステップによるタイムコードをユーザへ通知する。
S53では、タイムコードを、現在アドレスと基準アドレスとの差分に加えて、再生対象ファイルのヘッダ領域から抽出した再生対象ファイルのデータ領域圧縮率情報と、再生対象ファイルのファイル種類とに基づき、算出してもよい。
S53の変形例では、解除時刻には、再生対象ファイルの圧縮率は除外して現在アドレスと基準アドレスとの差分に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを第1のタイムコードとして算出し、その後、現在アドレスと基準アドレスとの差分に加えて、圧縮率に基づき再生対象ファイルについてのタイムコードを第2のタイムコードとして算出する。これに伴い、前述の加算式タイムコード算出ステップでは、S53から第2のタイムコードを通知される第2のタイムコード通知時刻までは第1のタイムコードに、再生対象ファイルについての解除時刻以降の再生経過時間を加算して、再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出し、また、第2のタイムコード通知時刻以降では、第2のタイムコードに、第2のタイムコード通知時刻からの再生経過時間を加算して、再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出することもできる。
本発明が適用されるプログラムはファイル再生装置20の各手段としてコンピュータを機能させる。あるいは、本発明が適用されるプログラムはファイル再生装置用制御方法50の各ステップをコンピュータに実行させる。
光ディスク再生装置の主要部概略構成図である。 オーディオファイルのファイル構造図である。 ファイル再生装置の機能ブロック図である。 ファイル再生装置用制御方法のフローチャートである。
符号の説明
10:オーディオファイル、20:ファイル再生装置、21:基準アドレス記憶手段、22:現在アドレス検出手段、23:差分式タイムコード算出手段、24:タイムコード通知手段、30:解除時刻検出手段、31:加算式タイムコード算出手段、35:圧縮率情報記憶手段、36:ファイル種類検出手段、50:ファイル再生装置用制御方法。

Claims (6)

  1. 記録媒体に記録されている再生対象ファイルが、先頭部のヘッダ領域と、該ヘッダ領域に後続するデータ領域とを含み、
    前記記録媒体から前記再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して、解析した後、前記記録媒体から前記再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、前記再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっているファイル再生装置において、
    再生対象ファイルのデータ領域の先頭に係るアドレスを基準アドレスとして記憶する基準アドレス記憶手段、
    前記再生対象ファイルにおける現在の再生位置に係るアドレスを現在アドレスとして検出する現在アドレス検出手段、
    前記現在アドレスと前記基準アドレスとの差分に基づき前記再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する差分式タイムコード算出手段、及び
    前記差分式タイムコード算出手段が算出したタイムコードに基づくタイムコードをユーザへ通知するタイムコード通知手段、
    を有していることを特徴とするファイル再生装置。
  2. 前記再生対象ファイルについての早送り又は早戻しの解除時刻を検出する解除時刻検出手段、
    前記解除時刻において、タイムコードの算出を行なう前記差分式タイムコード算出手段、
    前記解除時刻以降の再生期間において、前記差分式算出手段が算出したタイムコードに、前記再生対象ファイルについての前記解除時刻からの再生経過時間を加算して、前記再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出する加算式タイムコード算出手段、及び
    前記解除時刻以降の再生期間において前記加算式タイムコード算出手段によるタイムコードをユーザへ通知する前記タイムコード通知手段、
    を有していることを特徴とする請求項1記載のファイル再生装置。
  3. 前記再生対象ファイルのヘッダ領域から前記再生対象ファイルのデータ領域圧縮率情報を抽出して記憶する圧縮率情報記憶手段、
    前記再生対象ファイルのファイル種類を検出するファイル種類検出手段、及び
    前記現在アドレスと前記基準アドレスとの差分に加えて、前記圧縮率情報及び前記ファイル種類に基づき前記再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する前記差分式タイムコード算出手段、
    を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のファイル再生装置。
  4. 前記解除時刻には、前記再生対象ファイルの圧縮率は除外して前記現在アドレスと前記基準アドレスとの差分に基づき前記再生対象ファイルについてのタイムコードを第1のタイムコードとして算出し、その後、前記現在アドレスと前記基準アドレスとの差分に加えて、前記圧縮率に基づき前記再生対象ファイルについてのタイムコードを第2のタイムコードとして算出する前記差分式タイムコード算出手段、及び
    前記差分式タイムコード算出手段から前記第2のタイムコードを通知される第2のタイムコード通知時刻までは前記第1のタイムコードに、前記再生対象ファイルについての前記解除時刻以降の再生経過時間を加算して、前記再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出し、前記第2のタイムコード通知時刻以降では、前記第2のタイムコードに、前記第2のタイムコード通知時刻からの再生経過時間を加算して、前記再生対象ファイルについての現在のタイムコードを算出する前記加算式タイムコード算出手段、
    を有していることを特徴とする請求項2記載のファイル再生装置。
  5. 記録媒体に記録されている再生対象ファイルが、先頭部のヘッダ領域と、該ヘッダ領域に後続するデータ領域とを含み、
    前記記録媒体から前記再生対象ファイルのヘッダ領域のデータを読み出して、解析した後、前記記録媒体から前記再生対象ファイルのデータ領域のデータを該データ領域の先頭から順番に読み出して、前記再生対象ファイルのデータ領域のデータに係るオーディオ及び/又はビデオを再生するようになっているファイル再生装置の制御方法において、
    再生対象ファイルのデータ領域の先頭に係るアドレスを基準アドレスとして記憶する基準アドレス記憶ステップ、
    前記再生対象ファイルにおける現在の再生位置に係るアドレスを現在アドレスとして検出する現在アドレス検出ステップ、
    前記現在アドレスと前記基準アドレスとの差分に基づき前記再生対象ファイルについてのタイムコードを算出する差分式タイムコード算出ステップ、及び
    前記差分式タイムコード算出ステップにおいて算出したタイムコードに基づくタイムコードをユーザへ通知するタイムコード通知ステップ、
    を有していることを特徴とするファイル再生装置の制御方法。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のファイル再生装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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