JP4256310B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4256310B2
JP4256310B2 JP2004193770A JP2004193770A JP4256310B2 JP 4256310 B2 JP4256310 B2 JP 4256310B2 JP 2004193770 A JP2004193770 A JP 2004193770A JP 2004193770 A JP2004193770 A JP 2004193770A JP 4256310 B2 JP4256310 B2 JP 4256310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
chamber
housing
partition wall
exhaust port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004193770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006019384A (ja
Inventor
武司 本郷
博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004193770A priority Critical patent/JP4256310B2/ja
Priority to US11/168,368 priority patent/US7405930B2/en
Publication of JP2006019384A publication Critical patent/JP2006019384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4256310B2 publication Critical patent/JP4256310B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/203Cooling means for portable computers, e.g. for laptops

Description

本発明は、例えばCPUのような発熱する回路部品を搭載した電子機器に係り、特に回路部品の放熱性能を維持しつつ防水性を高めるための構造に関する。
ポータブルコンピュータのような電子機器に用いられるCPUは、処理速度の高速化や多機能化に伴い動作中の発熱量が増加している。CPUの温度が高くなり過ぎると、CPUの効率的な動作が失われたり、CPUが動作不能に陥るといった問題が生じてくる。
この熱対策として、従来の電子機器は、CPUを強制的に冷やす冷却ユニットを備えている。冷却ユニットは、例えばプリント回路板やハードディスク駆動装置のような主要な構成要素と一緒に電子機器の筐体内に収容されている。
冷却ユニットは、CPUに熱的に接続された放熱板と、この放熱板に取り付けられた伝熱ダクトと、この伝熱ダクトに収容されたファンと、放熱板に伝えられたCPUの熱を伝熱ダクトの近傍に移送するヒートパイプとを備えている。
伝熱ダクトは、吸入口および排気口を有している。これら吸込口および排気口は、筐体の外部に開口している。ファンが動作すると、筐体の外部の冷たい空気が吸入口から伝熱ダクトに吸い込まれるとともに、この吸い込まれた空気は排気口を通じて筐体の外に排出される。この結果、伝熱ダクトが強制的に冷やされ、放熱板およびヒートパイプを介して伝熱ダクトに伝えられたCPUの熱が、上記空気の流れに乗じて筐体の外に排出されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−51170号公報
従来の冷却ユニットによると、CPUの熱を移送するヒートパイプは、CPUの熱を受ける受熱端部とCPUの熱を放出する放熱端部とを有している。放熱端部は、伝熱ダクトの近傍で放熱板に熱的に接続されている。このため、ヒートパイプの放熱端部は、伝熱ダクトの内側に形成される空気の流れ経路から外れており、この放熱端部をファンから送られる空気により直接冷やすことができない。
言換えると、従来の冷却ユニットは、伝熱ダクトをファンで冷却しているに止まり、ヒートパイプの放熱端部と伝熱ダクトとの間の熱伝達は、放熱板を経由して行なわれるようになっている。このため、ヒートパイプの放熱端部から伝熱ダクトに至る熱伝達経路の熱抵抗が無視できない程に大きくなり、CPUの熱をヒートパイプから伝熱ダクトに効率良く伝えることができなくなる。
よって、CPUの放熱性能を高める上で限界があり、CPUが発する熱量の増大に対応することができなくなる。
加えて、従来の電子機器は、ファンによる塵埃の吸入を防止して電子機器が動作不良を起さないようにする配慮はなされているものの、防水性・防滴性を向上させるための対策は特に考慮されていない。
ポータブルコンピュータのような携帯形の電子機器は、例えば屋外の工事現場や水気の多い場所のような悪環境の下で使用する場合があり、それ故、電子機器の防水・防滴対策は、放熱性能の向上と同様に重要課題の一つとなっている。
本発明の目的は、回路部品の放熱性能を維持しつつ、防水性・防滴性を向上させることができる電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
吸込口および排気口を有する筐体と、
上記筐体の内部を、発熱する回路部品を収容する第1の室と、上記吸込口および上記排気口が開口する第2の室とに区画する隔壁と、
上記隔壁に開けた貫通孔を貫通して設けられ、上記回路部品の熱を上記第1の室から上記第2の室に移送する熱移送部材と、
上記第2の室に設けられ、上記第2の室に移送された上記回路部品の熱を上記排気口から上記筐体の外に排出するファンと
上記熱移送部材と上記隔壁の貫通孔との間の隙間を埋めることで、上記熱移送部材が上記隔壁を貫通する部分を液密にシールする柔軟性を有するシール材と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、防水・防滴性に優れ、水入りによる動作不良を防止できるとともに、回路部品の熱を筐体の外に効率良く放出することができる。さらに、柔軟性を有するシール材は、熱移送部材が動いた場合でも、この熱移送部材の動きを許容できる。
以下本発明の実施の形態をポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ1を開示している。ポータブルコンピュータ1は、本体ユニット2とディスプレイユニット3とを備えている。本体ユニット2は、第1の筐体4を有している。第1の筐体4は、例えばアルミニウム合金あるいはマグネシウム合金のような軽量で熱伝導性に優れた金属材料で作られている。
第1の筐体4は、底壁4a、上壁4b、前壁4c、左右の側壁4d,4eおよび後壁4fを有する偏平な箱状をなしている。図4に示すように、第1の筐体4は、吸込口5および排気口6を有している。吸込口5は底壁4aの後端の左端部に位置するとともに、排気口6は左側の側壁4dの後端部に位置している。
第1の筐体4の上壁4bにキーボード支持部7が形成されている。キーボード支持部7は、第1の筐体4の内側に入り込むような凹みであり、上記吸込口5の上方に位置している。キーボード支持部7は、キーボード8を支持している。
図1に示すように、ディスプレイユニット3は、第2の筐体10と液晶表示パネル11とを備えている。液晶表示パネル11は、第2の筐体10に収容されている。液晶表示パネル11は、画像を表示するスクリーン11aを有している。スクリーン11aは、第2の筐体10の前面に形成した開口部12を通じて第2の筐体10の外方に露出している。
第2の筐体10は、第1の筐体4の後端部に図示しないヒンジを介して連結されている。この連結により、ディスプレイユニット3はキーボード8を上方から覆うように本体ユニット2の上に横たわる閉じ位置と、キーボード8やスクリーン11aを露出させるように本体ユニット2に対し起立する開き位置との間で回動可能となっている。
図4および図6に示すように、第1の筐体4の内部は、隔壁15を介して第1の室16と第2の室17とに液密に仕切られている。隔壁15は、第1の筐体4と同様の金属材料で作られている。隔壁15は、底壁4aと向かい合う天板部18と、この天板部18の周縁から下向きに延びる周壁部19とを有している。
天板部18は、一端が左側の側壁4dに突き当てられて排気口6に臨むとともに、他端が吸込口5と向かい合っている。周壁部19は、第1ないし第3の部分19a〜19cを有している。第1の部分19aは、吸込口5を半周に亘って取り囲むとともに、排気口6と向かい合っている。第2の部分19bおよび第3の部分19cは、第1の部分19aから排気口6に向けて延びるとともに、互いに間隔を存して平行に配置されている。第2および第3の部分19b,19cは、夫々第1の部分19aとは反対側の端部が左側の側壁4dに突き当てられて排気口6に臨んでいる。
第1ないし第3の部分19a〜19cの下縁は、例えばろう付けあるいは溶接等の手段により第1の筐体4の底壁4aに液密に固定されている。この固定により、隔壁15と第1の筐体4とが熱的に接続された状態に保たれている。第1の室16は、第1の筐体4の内部の多くを占有するとともに、第1の筐体4の外部との連通が遮断された密閉空間となっている。第2の室17は、第1の筐体4の左端部に片寄っており、この第2の室17に吸込口5および排気口6が開口している。
図2ないし図4に示すように、第1の筐体4の第1の室16は、プリント回路板20および光ディスク駆動装置21を収容している。プリント回路板20や光ディスク駆動装置21は、ポータブルコンピュータ1の主要な構成要素であって、第1の筐体4の幅方向に互いに並んでいる。
プリント回路板20は、底壁4bから上向きに突出する複数のボス部22の上にねじ23を介して固定されている。ボス部22は、底壁4aと一体化されており、これらボス部22を介して底壁4aとプリント回路板20とが熱的に接続されている。
プリント回路板20は、底壁4aと向かい合う第1の実装面20aと、この第1の実装面20aの反対側に位置する第2の実装面20bとを有している。プリント回路板20の第1の実装面20aにソケット24が実装されている。ソケット24は、第1の回路部品としてのCPU25を支持している。CPU25は、ベース基板26と、このベース基板26の下面の中央部に位置するICチップ27とを有している。ICチップ27は、処理速度の高速化や多機能化に伴って動作中の発熱量が非常に大きく、安定した動作を維持するために冷却を必要としている。
プリント回路板20の第1および第2の実装面20a,20bに、夫々発熱する複数の第2の回路部品28が実装されている。第2の回路部品28は、例えばコイルやキャパシタのような背の高い複数の回路部品28aを含んでいる。これら回路部品28aは、プリント回路板20から底壁4aおよびキーボード支持部7の底に向けて突出するとともに、その先端が底壁4aおよびキーボード支持部7の底に接している。そのため、背の高い複数の回路部品28aは、第1の筐体4に熱的に接続されている。
図2に示すように、第2の実装面20bに位置する第2の回路部品28のうち、特に発熱量が大きい第2の回路部品28は、熱伝導部材29を介してキーボード支持部7の底に熱的に接続されている。熱伝導部材29は、例えばカーボンシートあるいは銅板のような第1の筐体4よりも熱伝導率が高い材料で作られている。熱伝導部材29は、第2の回路部品28とキーボード支持部7の底との間に介在されて、第2の回路部品28の熱を第1の筐体4の上壁4bに伝えている。
図4ないし図6に示すように、第1の筐体4は、CPU25を冷却する空冷式の冷却ユニット30を収容している。冷却ユニット30は、受熱板31、熱移送部材としてのヒートパイプ32およびファン33を備えている。
受熱板31は、例えばアルミニウム合金あるいは銅のような熱伝導性に優れた金属材料で作られており、ICチップ27よりも一回り大きな四角い形状を有している。受熱板31は、平坦な受熱面34と、この受熱面34の反対側に位置する嵌合溝35とを有している。受熱板31は、図示しない板ばねを介してプリント回路板20の第1の実装面20aに支持されている。これにより、受熱板31の受熱面34がCPU25のICチップ27に押し付けられて、このICチップ27に熱的に接続されている。
ヒートパイプ32は、上記第1の室16と上記第2の室17との間に跨っており、上記隔壁15の第2の部分19bを貫通している。ヒートパイプ32は、第1の室16に位置する受熱端部37と、第2の室17に位置する放熱端部38とを有している。受熱端部37は、受熱板31の嵌合溝35に嵌め込まれて、この受熱板31に熱的に接続されている。放熱端部38は、排気口6の直前に位置している。
放熱端部38にヒートシンク39が取り付けられている。ヒートシンク39は、複数の放熱フィン40を有している。放熱フィン40は、排気口6と向かい合うとともに互いに間隔を存して平行に配置されている。ヒートパイプ32の放熱端部38は、放熱フィン40の中央部を貫通するとともに、各放熱フィン40に熱的に接続されている。
図7に示すように、隔壁15の第2の部分19bにヒートパイプ32を通す貫通孔41が形成されている。貫通孔41は、ヒートパイプ32よりも大きな口径を有している。ヒートパイプ32が隔壁15を貫通する部分は、シール材42によって液密にシールされている。シール材42は、例えば合成樹脂、シリコーンのような柔軟性に富んだ材料で構成され、ヒートパイプ32の外周面と隔壁15との間の隙間を埋めるように、貫通孔41の内側に設けられている。
このため、ヒートパイプ32が隔壁15を貫通するにも拘わらず、第1の室16と第2の室17との間が液密に仕切られている。さらに、シール材42は柔軟性を有するので、例えばプリント回路板20上のCPU25が傾く等して、図7に二点鎖線で示すようにヒートパイプ32が動いた場合でも、このヒートパイプ32の動きを吸収し得るようになっている。
図4および図6に示すように、上記ファン33は、羽根車44と、この羽根車44を回転させるモータ45と、羽根車44およびモータ45を収容するケーシング46とを備えている。本実施の形態では、上記隔壁15がケーシング46を兼ねている。そのため、ファン33は、第2の室17に収容されている。
羽根車44は、円筒状のボス部47と、このボス部47の外周面から接線方向に突出する複数の羽根48とを有している。羽根車44は、第1の筐体4の底壁4aと隔壁15の天板部18との間に介在されており、吸込口5に対し同軸状に位置している。
上記モータ45は、インナーロータ形であり、ボス部47の内側に同軸状に収容されている。モータ45は、円筒状の防水ケース50を有している。防水ケース50は、固定子51および回転子52を収容している。固定子51は、円筒状をなすとともに回路板53に支持されている。回転子52は、固定子51の内側に同軸状に収容されている。
回転子52は、回転軸54を有している。回転軸54は、回転子52と一体に回転するとともに、その軸方向に離間した第1の端部54aと第2の端部54bとを有している。回転軸54の第1の端部54aは、防水ケース50の底に軸受55を介して回転自在に支持されている。回転軸54の第2の端部54bは、防水ケース50の上端に設けた支持部56に軸受57を介して回転自在に支持されている。
回転軸54の第1の端部54aは、防水ケース50の下方に突出している。この第1の端部54aは、羽根車44のボス部47に同軸状に固定されて、この羽根車44と一体に回転するようになっている。
防水ケース50の上端に位置する支持部56は、防水ケース50の上方に突出している。この支持部56は、隔壁15の天板部18に開けた嵌合孔58に圧入もしくはかしめ等の手段により固定されている。このため、羽根車44はモータ45の回転軸54を縦置きにした姿勢で隔壁15の天板部18に支持されている。
図6に示すように、回転軸54が防水ケース50の底を貫通する部分は、シール材60によって液密にシールされている。シール材60は、例えば合成樹脂、シリコーンのような柔軟性に富んだ材料で構成され、防水ケース50と回転軸54および防水ケース50と軸受55との間の隙間を塞いでいる。
さらに、防水ケース50の支持部56は、天板部18を貫通している。この支持部56が天板部18を貫通する部分は、シール材61によって液密にシールされている。シール材61は、例えば合成樹脂、シリコーンのような柔軟性に富んだ材料で構成され、支持部56と嵌合孔58との間の隙間を天板部18の外側から塞いでいる。
図6に示すように、上記モータ45は、回路板53に電気的に接続された複数のケーブル63を有している。ケーブル63は、防水ケース50から第2の室17に引き出されている。ケーブル63は、パッキン64を介して防水ケース50を貫通している。ケーブル63は、一つに束ねられるとともに、隔壁15の第1の部分19aに開けた通孔65を通して第1の室16に引き出されている。
ケーブル63の第1の室16に臨む先端にコネクタ66が接続されている。コネクタ66は、第1の室16に収容されたプリント回路板20に電気的に接続されている。ケーブル63が通る通孔65は、コネクタ66の通過を許容するような口径を有している。
図8ないし図10に示すように、ケーブル63の途中にシール材68が取り付けられている。シール材68は、例えばゴム状弾性体のような柔軟な材料で構成されている。シール材68は、通孔65に嵌め込まれる円柱状の主部69と、この主部69の一端に形成されたフランジ部70とを有している。主部69およびフランジ部70は、ケーブル63を一体にモールドしている。
シール材68は、第2の室17の方向から通孔65に嵌め込まれている。これにより、主部69がケーブル63と隔壁15の第1の部分19aとの間の隙間を液密に埋めている。それとともに、フランジ部70が隔壁15の第1の部分19aに突き当たり、通孔65からのシール材68の脱落を防いでいる。
ポータブルコンピュータ1を使用すると、CPU25のICチップ27が発熱する。ICチップ27の熱は、受熱板31を介してヒートパイプ32の受熱端部37に伝わる。この熱伝導により、受熱端部37に封入された作動液が加熱されて蒸気となる。この蒸気は、受熱端部37から放熱端部38に向けて流れるとともに、この放熱端部38で凝縮する。凝縮により放出された熱は、ヒートシンク39への熱伝導により拡散され、放熱フィン40の表面から放出される。
放熱端部38で液化された作動液は、毛細管力により受熱端部37に戻り、再びICチップ27の熱を受ける。この作動液の蒸発・凝縮の繰り返しによりICチップ27の熱が第2の室17に収容されたヒートシンク39に移送される。
ファン33の羽根車44は、ICチップ27の温度が予め決められた値に達した時にモータ45のトルクを受けて回転する。この羽根車44の回転により、コンピュータ本体2の外部の冷たい空気が吸込口5から第2の室17に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、羽根車44の外周からヒートシンク39に向けて吐き出され、隣り合う放熱フィン40の間を通り抜ける。
この結果、放熱フィン40に伝えられたICチップ27の熱が空気の流れに乗じて持ち去られる。ヒートシンク39との熱交換により加熱された空気は、排気口6からコンピュータ本体2の外方に排出される。
ポータブルコンピュータ1の動作中は、CPU25ばかりでなく第2の回路部品28が発熱する。第2の回路部品28の熱は、直接又は熱伝導部材29を経由して第1の筐体4に拡散される。さらに、第2の回路部品28の熱の一部は、プリント回路板20に伝わるとともに、ここからボス部22を介して第1の筐体4に拡散される。
第1の筐体4に拡散された第2の回路部品28の熱は、隔壁15に伝わる。隔壁15は、羽根車44から吐き出される空気によって冷やされるので、第2の回路部品28の熱は、空気との熱交換により第1の筐体4の外部に放出される。
本発明の実施の形態によると、CPU25の熱をヒートシンク39に移送するヒートパイプ32は、その放熱端部38が第2の室17に導入されてヒートシンク39に直接接続されている。このため、ヒートパイプ32の放熱端部38からヒートシンク39に至る熱伝導経路の熱抵抗を小さく抑えることができ、ヒートシンク39にCPU25の熱を効率良く伝えることができる。
この結果、CPU25を収容する第1の室16が、第1の筐体4の外部との連通が断たれた密閉空間となっていても、CPU25の放熱性能を良好に維持することができる。よって、CPU25の過熱を防止でき、CPU25の動作環境温度を適正に保つことができる。
加えて、上記構成によると、ヒートパイプ32が隔壁15を貫通する箇所およびケーブル63が隔壁15を貫通する箇所は、夫々シール材42,68によって液密にシールされている。このため、ヒートパイプ32およびケーブル63が第1の室16と第2の室17との間に跨っていても、第2の室17から第1の室16に水分や埃等の異物が侵入するのを防止できる。
詳しく述べると、冷却用の空気を吸い込む吸込口5および空気を吐き出す排気口6は、第1の筐体4の第2の室17に開口しているので、例えばポータブルコンピュータ1を屋外の工事現場あるいは水気の多い悪環境の下で使用した時に、水分が吸込口5あるいは排気口6を通じて第2の室17に入り込むことがあり得る。この水分が第2の室17から第1の室16に導かれて例えばプリント回路板20に付着すると、プリント回路板20がショートする虞がある。
しかるに、上記実施の形態によると、ヒートパイプ32およびケーブル63が第1の室16と第2の室17との間に跨る部分は、シール材42,68によって液密にシールされている。そのため、たとえ第2の室17に水分が入り込んだとしても、この水分は第2の室17に止まり、第1の室16に流入することはない。
さらに、第2の室17に位置するファン33にしても、そのモータ45が防水仕様となっているとともに、回転軸54の軸受部分がシール材60,61を介して液密にシールされている。このため、水分がモータ45に付着するようなことがあっても、この水分が固定子51、回転子52および回路板53を収容する防水ケース50の内部に侵入するのを防止できる。
よって、ポータブルコンピュータ1やファン33の防水性・防滴性が向上し、CPU25の放熱性能を維持しつつ、水の侵入を原因とするポータブルコンピュータ1の動作不良を防止できるといった利点がある。
本発明は上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施可能である。
例えば上記実施の形態では、CPUの熱をヒートパイプを用いてヒートシンクに移送したが、本発明はこれに限らず、CPUとヒートシンクとの間で循環する液状冷媒を用いてCPUの熱をヒートシンクに移送しても良い。
さらに、発熱する回路部品もCPUに限らず、例えばチップセットであっても良い。
また、本発明に係る電子機器はポータブルコンピュータに限らず、例えばPDA(Personal Digital Assistant)のようなその他の情報機器であっても同様に実施可能である。
本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 第1の筐体にプリント回路板を固定した状態を示す本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 第1の筐体に実装されたCPUと受熱板との位置関係を示す本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 プリント回路板を収容する第1の室とファンを収容する第2の室との位置関係を示す本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 本発明の実施の形態において、プリント回路板に実装されたCPU、受熱板およびヒートパイプの受熱端部の位置関係を示す断面図。 本発明の実施の形態において、ファン、ヒートシンクおよびヒートパイプの放熱端部の位置関係を示す断面図。 本発明の実施の形態において、ヒートパイプが隔壁を貫通する部分をシール材を介して液密にシールした状態を示す断面図。 本発明の実施の形態において、ケーブルと一体化したシール材と隔壁に開けた通孔との位置関係を示す断面図。 本発明の実施の形態において、ケーブルが隔壁を貫通する部分をシール材を介して液密にシールした状態を示す断面図。 本発明の実施の形態において、ケーブルに取り付けられたシール材の断面図。
符号の説明
4…筐体(第1の筐体)、5…吸込口、6…排気口、15…隔壁、16…第1の室、17…第2の室、25…回路部品(第1の回路部品、CPU)、29…熱伝導部材、32…熱移送部材(ヒートパイプ)、33…ファン、41…貫通孔、42…シール材。

Claims (10)

  1. 吸込口および排気口を有する筐体と、
    上記筐体の内部を、発熱する回路部品を収容する第1の室と、上記吸込口および上記排気口が開口する第2の室とに区画する隔壁と、
    上記隔壁に開けた貫通孔を貫通して設けられ、上記回路部品の熱を上記第1の室から上記第2の室に移送する熱移送部材と、
    上記第2の室に設けられ、上記第2の室に移送された上記回路部品の熱を上記排気口から上記筐体の外に排出するファンと
    上記熱移送部材と上記隔壁の貫通孔との間の隙間を埋めることで、上記熱移送部材が上記隔壁を貫通する部分を液密にシールする柔軟性を有するシール材と、を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の記載において、上記熱移送部材はヒートパイプであり、このヒートパイプは、上記回路部品に熱的に接続された受熱端部と、上記第2の室に導かれるとともにヒートシンクが熱的に接続された放熱端部とを有し、上記ヒートシンクは上記筐体の排気口と上記ファンとの間に位置することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は請求項2の記載において、上記ファンは、羽根車と、この羽根車を回転させるモータと、上記羽根車および上記モータを収容するケーシングと、を有し、上記ケーシングが上記隔壁を兼ねていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3の記載において、上記モータは、上記第2の室に引き出されたケーブルを有し、このケーブルは上記隔壁を貫通して上記第1の室に導かれるとともに、上記ケーブルが上記隔壁を貫通する部分は、シール材を介して液密にシールされていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項3の記載において、上記モータは、固定子および回転子を収容する防水ケースと、この防水ケースに軸受を介して回転自在に支持され、上記防水ケースの外に突出するとともに上記羽根車に連結された回転軸と、上記回転軸が上記防水ケースを貫通する部分を液密にシールするシール材とを備えていることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5の記載において、上記防水ケースは、上記隔壁を貫通する支持部を有し、この支持部が上記隔壁を貫通する部分は、シール材を介して液密にシールされていることを特徴とする電子機器。
  7. 吸込口および排気口を有する金属製の筐体と、
    上記筐体の内部を、発熱する第1および第2の回路部品を収容する第1の室と、上記吸込口および上記排気口が開口する第2の室とに液密に区画する金属製の隔壁と、
    上記隔壁を貫通して設けられ、上記第1の回路部品の熱を上記第1の室から上記第2の室に移送する熱移送部材と、
    上記第2の回路部品の熱を上記筐体に伝える熱伝導部材と、
    上記第2の室に設けられ、上記第2の室に移送された上記第1の回路部品の熱を上記排気口から上記筐体の外に排出するファンと、
    上記熱移送部材が上記隔壁を貫通する部分を液密にシールするシール材と、を具備したことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7の記載において、上記隔壁は、上記筐体に熱的に接続されていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項7又は請求項8の記載において、上記第1および第2の回路部品は、プリント回路板に実装されているとともに、このプリント回路板は上記筐体に熱的に接続されていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9の記載において、上記第2の回路部品は、上記筐体に熱的に接続されていることを特徴とする電子機器。
JP2004193770A 2004-06-30 2004-06-30 電子機器 Expired - Fee Related JP4256310B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004193770A JP4256310B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 電子機器
US11/168,368 US7405930B2 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004193770A JP4256310B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006019384A JP2006019384A (ja) 2006-01-19
JP4256310B2 true JP4256310B2 (ja) 2009-04-22

Family

ID=35513655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004193770A Expired - Fee Related JP4256310B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7405930B2 (ja)
JP (1) JP4256310B2 (ja)

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7262965B2 (en) * 2005-10-28 2007-08-28 Shuttle Inc. Thermal structure for electric devices
JP4267629B2 (ja) 2006-01-31 2009-05-27 株式会社東芝 電子機器
JP4719079B2 (ja) * 2006-05-19 2011-07-06 株式会社東芝 電子機器
JP4213729B2 (ja) 2006-05-23 2009-01-21 株式会社東芝 電子機器
JP4167700B2 (ja) * 2006-05-31 2008-10-15 株式会社東芝 電子機器
JP4177862B2 (ja) 2006-07-20 2008-11-05 株式会社東芝 電子機器
JP5113363B2 (ja) * 2006-09-28 2013-01-09 富士通株式会社 電子機器
JP4199795B2 (ja) * 2006-10-30 2008-12-17 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 電子機器の筐体温度抑制構造および携帯式コンピュータ
JP4846610B2 (ja) * 2007-01-31 2011-12-28 株式会社東芝 電子機器
WO2008109805A2 (en) * 2007-03-07 2008-09-12 Asetek Usa Inc. Hybrid liquid-air cooled graphics display adapter
JP2009043097A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Fujitsu Ltd 電子機器および放熱ユニット
KR101456975B1 (ko) * 2007-09-27 2014-10-31 삼성전자 주식회사 냉각유닛 및 이를 갖는 디스플레이장치
US7821782B2 (en) * 2008-02-08 2010-10-26 Motion Computing, Inc. Ergonomic solvent resistant portable computer
US7969730B1 (en) 2008-02-08 2011-06-28 Motion Computer, Inc. Portable computer with thermal control and power source shield
US8152071B2 (en) * 2008-02-08 2012-04-10 Motion Computing, Inc. Multi-purpose portable computer with integrated devices
CN101571739A (zh) * 2008-04-28 2009-11-04 富准精密工业(深圳)有限公司 笔记本电脑及其散热装置
JP4691143B2 (ja) * 2008-07-25 2011-06-01 株式会社東芝 電子機器
TW201012370A (en) * 2008-09-05 2010-03-16 Pegatron Corp Electronic apparatus
US8653763B2 (en) * 2008-09-12 2014-02-18 Delta Electronics, Inc. Ventilator and its impeller
JP2009015870A (ja) * 2008-10-03 2009-01-22 Toshiba Corp 電子機器
US10914308B2 (en) * 2009-01-05 2021-02-09 Intel Corporation Crossflow blower apparatus and system
JP4734427B2 (ja) * 2009-01-14 2011-07-27 株式会社東芝 電子機器
JP5378863B2 (ja) * 2009-04-02 2013-12-25 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 電子機器
JP2010244369A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Nec Access Technica Ltd 情報端末およびその放熱気密構造
JP2011081437A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Toshiba Corp 電子機器
JP5597527B2 (ja) * 2010-02-17 2014-10-01 パナソニック株式会社 電子装置
US8559173B2 (en) * 2010-03-15 2013-10-15 Panasonic Corporation Electronic apparatus provided with cooling structure
US8493727B2 (en) * 2010-06-15 2013-07-23 Apple Inc. Removable hard drive in a small form factor desk top computer
JP4982590B2 (ja) * 2010-06-18 2012-07-25 株式会社東芝 表示装置及び電子機器
US9249803B2 (en) 2010-06-30 2016-02-02 Intel Corporation Integrated crossflow blower motor apparatus and system
WO2012046313A1 (ja) * 2010-10-06 2012-04-12 富士通株式会社 冷却装置、情報処理装置、及び冷却制御方法
TWI508116B (zh) * 2010-12-03 2015-11-11 Asustek Comp Inc 電子裝置及其鍵盤模組
TWM408916U (en) * 2011-01-24 2011-08-01 Wistron Corp Assembly of the housing, heat-dissipation module, and waterproof module, and waterproof module of electronic device
JP5238841B2 (ja) * 2011-03-08 2013-07-17 株式会社東芝 電子機器
KR101281895B1 (ko) * 2011-08-24 2013-07-03 주식회사 팬택 Fpc 방수 구조체
ES2873090T3 (es) * 2011-12-13 2021-11-03 Alcatel Lucent Gestión térmica de conjuntos fotónicos
JP5066294B2 (ja) * 2012-04-13 2012-11-07 株式会社東芝 電子機器
US8964383B2 (en) 2012-06-08 2015-02-24 Apple Inc. Optimized vent walls in electronic devices
US9282656B2 (en) * 2012-06-08 2016-03-08 Apple Inc. Gaskets for thermal ducting around heat pipes
KR101416294B1 (ko) 2012-09-05 2014-07-09 (주)블루버드 방열구조를 갖는 휴대용 컴퓨터
JP6064243B2 (ja) * 2012-10-23 2017-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理装置
EP2762796A1 (en) * 2013-02-04 2014-08-06 ABB Oy Cooling assembly
US9416988B2 (en) * 2013-03-15 2016-08-16 Honeywell International Inc. Self-aligning back plate for an electronic device
JP6204755B2 (ja) * 2013-08-29 2017-09-27 富士通株式会社 電子機器
CN105704980B (zh) * 2014-11-27 2018-02-23 英业达科技有限公司 讯号输入装置
JP6301903B2 (ja) * 2015-12-25 2018-03-28 ファナック株式会社 外気によりヒートシンクを冷却するモータ駆動装置
US11085832B2 (en) 2016-08-25 2021-08-10 Johnson Controls Technology Company Mitigation of fluid ingress via convection venting on electronic devices
US10612811B2 (en) * 2016-08-25 2020-04-07 Johnson Controls Technology Company Housing for electronic devices including air outlet with fluid ingress mitigation
JP2018061408A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 日本電産株式会社 ファンモータ
USD844570S1 (en) 2017-01-12 2019-04-02 Johnson Controls Technology Company Building automation device
US10037062B1 (en) 2017-03-17 2018-07-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Thermal venting device with pressurized plenum
TWI651034B (zh) * 2018-06-01 2019-02-11 和碩聯合科技股份有限公司 一種防水結構
JP6733918B2 (ja) * 2018-11-13 2020-08-05 Necプラットフォームズ株式会社 放熱構造体
US11209005B2 (en) * 2019-11-18 2021-12-28 Asia Vital Components Co., Ltd. Pressproof fan structure
JP6846547B1 (ja) * 2020-01-09 2021-03-24 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 電子機器
CN114384979A (zh) * 2020-10-21 2022-04-22 无锡罗利尔科技有限公司 一种实现高效散热的pc主机机箱
CN113133279B (zh) * 2021-03-26 2022-10-25 联想(北京)有限公司 电子设备

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4365666A (en) * 1979-05-12 1982-12-28 Rolf Seifert Heat exchanger
US4949218A (en) * 1989-02-01 1990-08-14 Fujitsu Limited Cabinet with built-in cooling system
JPH02205397A (ja) * 1989-02-04 1990-08-15 Fanuc Ltd ヒートパイプユニットを備えた電子機器筐体
JP3651081B2 (ja) * 1995-10-06 2005-05-25 株式会社デンソー 沸騰冷却装置
JPH1051170A (ja) 1996-07-30 1998-02-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 冷却装置
JPH10122773A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Furukawa Electric Co Ltd:The ヒートパイプ式筐体冷却装置
JP3510120B2 (ja) * 1998-10-07 2004-03-22 山洋電気株式会社 防水構造を備えた送風機
US6789611B1 (en) * 2000-01-04 2004-09-14 Jia Hao Li Bubble cycling heat exchanger
JP2001267771A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Hitachi Ltd 電子装置
US6889752B2 (en) * 2002-07-11 2005-05-10 Avaya Technology Corp. Systems and methods for weatherproof cabinets with multiple compartment cooling
US20050276018A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-15 Moore Earl W Thermal management system for a portable computing device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006019384A (ja) 2006-01-19
US7405930B2 (en) 2008-07-29
US20060002081A1 (en) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4256310B2 (ja) 電子機器
JP4837126B2 (ja) 電子機器
JP3377182B2 (ja) ファンモータ
KR100677624B1 (ko) 액체냉각시스템 및 이를 채용한 전자기기
JP4167700B2 (ja) 電子機器
JP4675666B2 (ja) 電子機器
US5966286A (en) Cooling system for thin profile electronic and computer devices
US6795315B1 (en) Cooling system
JP3786446B2 (ja) 送風装置
US7554805B2 (en) Heat dissipation structure for electronic devices
US20050243510A1 (en) Electronic apparatus with liquid cooling device
JP3521423B2 (ja) ファンモータ
JP2009169752A (ja) 電子機器
JP2008186291A (ja) 携帯型電子機器
JP2007207944A (ja) 電子機器
TW200425825A (en) Cooling part, substrate, and electronic machine
JP2007286785A (ja) 電子機器および冷却部品
JP4397114B2 (ja) 電子機器の冷却装置
WO2003067949A1 (en) Cooling mechanism and information processing device using the cooling mechanism
JPH1187961A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2009086704A (ja) 電子機器
JP2008250616A (ja) 電子機器
JP2004164667A (ja) 電子装置の放熱ヒンジ構造
JP2000214958A (ja) 電子機器
JP3579266B2 (ja) 薄型電子装置の放熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090129

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees