JP4253097B2 - 半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法に関するもので、特にメモリセルアレイからのランダムなデータの読み出しと書き込みを、クロック信号に同期して高速に行う機能を有する高速サイクル(Fast Cycle)シンクロナスDRAM(SDR−FCRAM)、さらにその2倍のデータ転送レートを実現するダブルデータレートシンクロナスDRAM(DDR−FCRAM)のデータ読み出し方式に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
DRAMのデータアクセスをSRAM並に高速化し、高いクロック周波数(サイクルタイムtCK)による高いデータバンド幅(単位時間当たりのデータバイト数)を得るために、シンクロナスDRAM(SDRAM)が発案され、既に4Mや16MDRAM世代より実用化されている。
【0003】
最近では、このSDRAMをさらに高速化するために、クロック信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方に同期させることにより、従来の2倍のデータ転送レートで動作するダブルデータレートSDRAMが提案され、製品化が進められている。
【0004】
ところで、データ転送レートを高速化するために、データバンド幅の向上が進む一方で、メモリコアにおけるセルデータのランダムアクセス、すなわち行(ロー)が変化した異なる行アドレス(Row Address)からのデータアクセスの高速化には、DRAM特有の破壊読み出しと増幅動作、さらに次のメモリコアのアクセスに先立つプリチャージ動作に一定の時間(コアレーテンシーと称する)を必要とするため、メモリコアのサイクルタイム(ランダムサイクルタイム=tRC)を大幅に高速化するのが困難であった。
【0005】
この問題を解決するために、メモリコアのアクセスやプリチャージ動作もパイプライン化し、従来のDRAMのランダムサイクルタイムを1/2以下に短縮した、いわゆる高速サイクルRAM(FCRAM)が提案され、従来SRAMが用いられてきた、ランスイッチ(LAN Switch)やルーターなどの、ランダムデータを高速に転送するようなネットワークの分野を中心に、その製品化が始まろうとしている。
【0006】
上記FCRAMにおけるデータ読み出しの基本システムについては、例えば特願平9−145406号、特願平9−215047号及び特願平9−332739号を基礎出願とする国際出願、国際公開番号WO98/56004(藤岡ほか)に記載されている。
【0007】
この発明は、上記国際出願において定義されているFCRAMのデータ読み出し動作に改良を加えようとするもので、ローアクセス命令とカラムアクセス命令の与え方に関する改良である。
【0008】
まず、上記国際出願に開示されたFCRAMにおけるデータ読み出しの基本システムとその動作について図13乃至図17により簡単に説明する。ここで、図13乃至図15はそれぞれ、国際公開番号WO98/56004の図4乃至図6に相当するものである。
【0009】
図13は、FCRAMにおけるランダムサイクルタイムtRCの高速化の原理図であり、ロー系のパイプライン動作を示している。図14は、上記パイプライン動作を実現するための、内部動作の詳細なタイミングチャートである。また、図15は、セルフプリチャージによるローアクセスの高速化を示すタイミングチャートである。図16はFCRAMで定義された、読み出し時のコマンド入力方法の例を示している。図17は、上記国際出願に記載されたデータ読み出し方式によるコマンドの状態図である。
【0010】
なお、図14及び図15において、WLはワード線の電位、BLn,/BLnはビット線対の電位、SAEはビット線センスアンプのイネーブル信号、CSLはカラムアドレスに従って選択され、ビット線センスアンプによって増幅されたビット線対BLn,/BLnのデータを周辺データバスに転送する信号(カラム選択線の電位)、EQLはビット線対のプリチャージ及びイコライズ信号、ACTはローアクセスコマンド、RDはカラムアクセスコマンドである。また、図16において、BA0〜BA3はバンクアドレス(Bank Address)、A0〜A10はアドレス(Address)、UAはアッパーアドレス(Upper Address)、LA0〜LA9はロワーアドレス(Lower Address)であり、これらロワーアドレスLA0〜LA9のうち、LA1とLA0はバーストアドレス(burst address)である。更に、図17において、DESLはディセレクト(Deselect)、POWERDOWNはパワーダウン、MODE REGISTERはモードレジスタ、WRITEはライト、IDLEは50%のアダーラッチ、READはリード、AUTO−REFRESHはオートリフレッシュ、SELF−REFRESHはセルフリフレッシュ、PDENはパワーダウンコマンド、PDEXはパワーダウン解除コマンド、MRSはモードレジスタセットコマンド、ACTはローアクティブコマンド(第1のコマンド)、RDはリードのカラムアクセスコマンド(第2のコマンド)、REFはオートリフレッシュコマンド、WRはライトのカラムアクセスコマンド、SELFはセルフリフレッシュコマンド、SELFXはセルフリフレッシュ解除コマンドである。
【0011】
図13に示されているように、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化を図るためには、
(1)コマンドデコーダと周辺回路動作、
(2)センスアンプ動作、
(3)データ出力動作、
の3ステージをパイプライン化することが考えられる。この際、DRAMではステージ(2)、厳密に言うと、図14のタイミングチャートに示すように、「ワード線選択サイクル」+「センスアンプ駆動サイクル」+「リセットサイクル」(センスアンプサイクル)に最も長い時間が必要となる。この時間を最小にするためには、ローアドレスをデコードして、選択されたワード線WLに接続されたメモリセルMCから読み出されたデータを、ビット線センスアンプS/Aで差動増幅し、更にリストア動作を終了した後、従来のSDRAMのように複数のカラムアドレスに対して、カラム選択線CSLによりカラム選択ゲートを連続的に開いてバーストアクセスを行うのではなく、リストア動作を終了した後、必要なバースト長分のデータを、SDRAMよりも多い、複数個のカラム選択ゲートを一度に開くことでビット線センスアンプS/Aに読み出し、直ちにセンスアンプ動作(ステージ(2))を終了して、データ出力動作(ステージ(3))を行いながら、リセット(プリチャージ)サイクルを最短で行うことが必要である。
【0012】
このような動作を実現するためには、図15のタイミングチャートに示すような動作が必要となる。この図15に示す動作の特徴は、ローアクセスコマンドATCと、カラムアクセスコマンドRD(この場合リードを示す)を1つのパケットとしてFCRAMに与えることにある。連続するクロック入力パルスにそれぞれ応答することにより、コマンド間隔が最小となり、それぞれのコマンドサイクルの高速化に有効である。ローアクセスコマンドACTとカラムアクセスコマンドRDを2つの連続したクロックに同期して取り込むことで、カラムアクセスコマンドRDと同時に取り込むカラムアドレスCAiを、より早いタイミングで取り込むことが可能となり、カラム選択線CSLを早く選択することができる。また、副次的な効果として、カラムアドレスCAiの一部を、センスアンプ分割のためのアドレスとして使用することが可能となり、従来のDRAMに比べて、動作させるセンスアンプ数を限定するので、ステージ(2)を高速化することにも貢献する。
【0013】
上述した読み出し方式は、図17に示すように、ディセレクト状態(スタンドバイ状態)から、第1のコマンドACTの入力によってローアドレスをラッチし、ロー系の周辺回路の動作を開始させる。次に、第2のコマンドRD(リードのカラムアクセスコマンド)または/WR(ライトのカラムアクセスコマンド)によって、カラムアドレスCAiの一部をセンスアンプのデコードのためのローアドレスに回し、これによって限定されたメモリコアのアクセスを開始する。そして、アクセス終了後には、上記ディセレクト状態に自動的に復帰する。
【0014】
しかしながら、上述したコマンド方式には次のような問題点がある。すなわち、ローアクセスコマンドACTは、コマンドのデコードと周辺回路の動作を開始するためにのみ与えられるため、上記ステージ(2),(3)の動作は1サイクル後のカラムアクセスコマンドRD(この場合リード)が入力されるまでは開始できない。このため、ランダムサイクルタイムtRCはローアクセスコマンドACT−ATC間、あるいはカラムアクセスコマンドRD−RD間で定義されるので問題なく短縮できるが、ローアクセスコマンドACTからのデータアクセス、すなわちランダムアクセスタイムtRACは、必ず1クロックサイクル余分にかかってしまう。
【0015】
この時の対策として、上記国際出願では、ローアクセスコマンドACTとカラムアクセスコマンドRDを同時に入力する方式を提案している。しかしながら、この対策はコマンドのデコードが非常に複雑になり、内部回路のロジック構成も増加するため、ランダムアクセスタイムtRACの前半において余分な遅れ時間を生じる可能性がある。また、コマンドのデコードを複雑にすることは、そのままデバイスの入力ピンの増加を招くことが多く、パッケージサイズの増大、ひいてはコストの増加を招くという可能性がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の半導体記憶装置は、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化を図るために、ローアクセスコマンドと、カラムアクセスコマンドとを1つのパケットとして与えると、ローアクセスコマンドからのデータアクセス、すなわちランダムアクセスタイムが必ず1クロックサイクル余分にかかるという問題があった。
【0017】
この問題を解決するために、ローアクセスコマンドとカラムアクセスコマンドを同時に入力する方式が提案がされているが、コマンドのデコードが複雑化したり、内部回路のロジック構成が増加するため、ランダムアクセスタイムの前半において余分な遅れ時間を生じる可能性があるという問題があった。しかも、デバイスの入力ピンの増加によるパッケージサイズの増大やコストの増加を招く可能性もある。
【0018】
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ランダムアクセスタイムを低下させることなく、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法を提供することにある。
【0019】
また、この発明の他の目的は、コマンドデコードの複雑化や、内部回路のロジック構成の増加を抑制しつつ、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる半導体記憶装置を提供することにある。
【0020】
更に、この発明の別の目的は、ピン数の増加やパッケージサイズの増大によるコストの増加を抑制しつつ、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる半導体記憶装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明の半導体記憶装置は、第1及び第2のコマンドを入力し、メモリセルアレイからのランダムなデータの読み出しと書き込みをクロック信号に同期して行う半導体記憶装置であって、コントローラと、前記コントローラにより制御され前記第1のコマンドをデコードするアッパー側のデコーダと、前記コントローラにより制御され前記第2のコマンドをデコードするロワー側のデコーダとを含むコマンドデコーダを備え、連続する2つのクロックサイクルで、前記第1のコマンドとデータ読み出しのための前記第2のコマンドとを1つのパケットとして受け取るようにして成り、前記コマンドデコーダは、前記第1のコマンドで読み出しか書き込みかの定義を行うとともに、前記メモリセルアレイのアッパー側のデコードアドレスを取り込むための制御を行い、前記第2のコマンドで前記メモリセルアレイのロワー側のデコードアドレスを取り込む制御を行うものであり、前記第1のコマンドが与えられてから、ワード線を選択し、読み出したデータの増幅を行い、前記第2のコマンドが与えられるとカラム選択線を選択し、前記第1のコマンドが与えられてから読み出したデータを増幅するまでの一定時間が前記クロック信号のサイクルタイムよりも長い時に、前記カラム選択線が選択されて活性化する時刻が前記一定時間の経過後になるように、ゲーティング信号によって前記カラム選択線の活性化を制御する手段を備える。
【0022】
また、下記(a),(b)のような特徴を備えている。
【0023】
(a)前記メモリセルアレイのアッパー側のデコードアドレスの一部を、既存のコントロールピンをアドレスピンに転用して入力する。
【0024】
(b)前記既存のコントロールピンは、SDR−SDRAMまたはDDR−SDRAMにおけるライトイネーブルピンと、カラムアドレスストローブピンである。
【0030】
上記のような構成によれば、第1のコマンドで読み出しか書き込みかを確定するので、ローアドレスの取り込みと同時に、周辺回路の動作開始のみならず、メモリコアの動作も開始でき、従来のように第2のコマンドからメモリコアの動作開始を判断するよりもランダムアクセスの開始が早くなり、ランダムアクセスタイムが自動的に1クロックサイクル早くなる。
【0031】
また、第1のコマンドで読み出しか書き込みかが確定するので、第2のコマンドではメモリセルアレイにおけるロワー側のデコードアドレスを取り込むだけでよい。従って、カラム選択線を選択してデータを出力する過程が従来よりも早くなり、ランダムアクセスタイムの高速化を実現でき、データを早期に周辺に転送終了することで、ワード線の選択解除からビット線対のプリチャージの前倒し、すなわちランダムサイクルタイムの高速化も実現できる。
【0032】
しかも、前記メモリセルアレイのアッパー側のデコードアドレスの一部を、既存のコントロールピンをアドレスピンに転用して入力すれば、ピン数の増加やパッケージサイズの増大によるコストの増加を抑制しつつ、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる。このコントロールピンとしては、SDR−SDRAMまたはDDR−SDRAMの場合には、ライトイネーブルピンと、カラムアドレスストローブピンが好適である。
【0033】
更に、ゲーティング信号によってカラム選択線の活性化を制御すれば、サイクルタイムが短い場合に、安定したセンス動作を待ってからセルデータを出力ピンに読み出すことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2はそれぞれ、この発明の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明するためのもので、図1はFCRAM(SDR/DDR−SDRAM)のコマンドの状態図、図2はそのファンクションテーブルである。すなわち、図1に示すように、待機状態(STANDBY)の次の第1のコマンド入力において、ローアドレスを取り込み、周辺のロー系回路の動作を開始する従来のローアクセスコマンドACTの代わりに、リードコマンド(Read with Auto-close)RDAあるいはライトコマンド(Write with Auto-close)WRAを直接与える。図2に示したファンクションテーブルから明らかなように、SDR/DDR−SDRAMに設けられているチップ選択ピン/CSを“L”レベルにしたときにコマンド入力を受け付け、リードとライトのコマンドの区別は、コマンドの種類を定義するFNピンというピンを追加し、このピンに与えられた信号のレベルにより行う。この例では、リードであればFNピンを“H”レベルにセット、ライトであれば“L”レベルにセットする。
【0035】
また、従来のSDR/DDR−SDRAMでは、第2のコマンドで与えられていた、センスアンプの分割デコード用のローアドレスも本発明では第1コマンドで与えることができる。但し、SDR/DDR−SDRAMで用いる、標準パッケージのピン数に制限があるため、既存のコントロールピンをアドレスピンとして転用し、ピン数の増加を抑えている。この例では、SDR/DDR−SDRAMにおける、/WE(ライトイネーブル)ピンと、/CAS(カラムアドレスストローブ)ピンをアドレスピンA13,A14ピンとして転用している。これにより、センスアンプのデコードを増やし、活性化するセンスアンプの数を限定するという長所を損なうことはない。
【0036】
この方式に基づくFCRAMのパッケージのピン割当てを図3に示す。この例は、JEDECで標準化された66ピンのTSOPパッケージであり、従来の/WE,/CASピンから同時に第1のコマンドのクロックの立ち上がりエッジに与えられたローアドレスRA0−i(もはやロー/カラムという区別は不要なので、図3では第1のコマンドで取り込むアドレスをアッパーアドレスUA、第2のコマンドで取り込むアドレスをロワーアドレスLAと称している)を取り込み、第1のコマンドがリードであればこの行アドレスに従ってワード線WLを選択し、メモリセルMCからのデータをビット線対BLn,/BLnに読み出し、これをビット線センスアンプS/Aで増幅する。第1のコマンド入力によってここまでの動作が完了する。なお、図3において、/WEと/CASはアドレス入力によって変化する。また、UDMとLDMはNCによって変化する。/RASはFNによって変化する。
【0037】
続いて、上記リードコマンドRDAまたはライトコマンドWRAの入力から1クロックサイクル後に、第2のコマンドとしてロワーアドレスラッチ(Lower Address Latch)コマンドLAL、モードレジスタセット(Mode Register Set)コマンドMRS、及びオートリフレッシュ(Auto-Refresh)コマンドREFを与える。この際、第1のコマンドによって、リードが確定しており、後はカラムアドレスを与えてデータを出力するだけなので、複雑なコマンドセットは不要である。
【0038】
図1ではチップ選択ピン/CSを“H”レベルにセットして、アドレスピンからカラムアドレスCA0−j(ロワーアドレスLA)を取り込んだ例を示した。これによって、第2のコマンドは、カラムアドレスを取り込むだけで済み、これに対応したカラム選択線CSLを選択し、第1のコマンドからビット線センスアンプS/Aで増幅されたデータをMDQ線対に転送し、再度DQリードバッファDQRBで増幅し、最後に出力ピンDQからデータを出力する。
【0039】
上述したような動作を実現するコマンドデコーダは、例えば図4乃至図6に示すように、コントローラ、第1のコマンド用のデコーダ及び第2のコマンド用のデコーダで構成する。図4は、コマンドデコーダの動作を制御するためのコントローラの具体的な構成例を示す回路図である。図5はアッパー側のコマンドデコーダ、図6はロワー側のコマンドデコーダの具体的な構成例を示す回路図である。
【0040】
図4に示す如く、コントローラは、クロックドインバータ11〜16、インバータ17〜27、ノアゲート28及びナンドゲート29〜32等で構成されている。外部入力クロックを内部でバッファリングした信号CLKINで制御されるクロックドインバータ11の入力端には、外部入力/CSを内部でバッファリングした信号bCSINが供給される。このクロックドインバータ11の出力端には、インバータ17の入力端が接続され、インバータ17の出力端はノアゲート28及びナンドゲート29の一方の入力端にそれぞれ接続される。このノアゲート28の出力端には、インバータ18の入力端が接続される。信号CLKINで制御されるクロックドインバータ12の出力端は上記インバータ17の入力端に接続され、入力端は上記インバータ17の出力端に接続される。
【0041】
また、インバータ19の入力端には信号CLKINが供給され、このインバータ17の出力端には上記ノアゲート28の他方の入力端及びインバータ20の入力端が接続される。上記インバータ20の出力端は、ナンドゲート29の他方の入力端に接続される。このナンドゲート29の出力端には、インバータ21の入力端が接続されている。そして、上記インバータ18の出力端から信号bCSLTCが出力され、上記インバータ21の出力端から信号NOPLTCが出力されるようになっている。
【0042】
上記ナンドゲート30の入力端にはそれぞれ、RDAコマンドが入力されたことを表す信号bCOLACTRU、及びWRAコマンドが入力されたことを表す信号bCOLACTWUが供給される。このナンドゲート30の出力端には、信号bCK(外部入力クロックを内部でバッファリングした信号CLKINの反転信号と同等)で制御されるクロックドインバータ13の入力端が接続されている。上記クロックドインバータ13の出力端にはインバータ22の入力端、及び信号CK(外部入力クロックを内部でバッファリングした信号CLKINと同等)で制御されるクロックドインバータ14の出力端が接続される。上記インバータ22の出力端には、信号CKで制御されるクロックドインバータ14,15の入力端がそれぞれ接続される。上記クロックドインバータ15の出力端にはインバータ23の入力端及び信号bCKで制御されるクロックドインバータ16の出力端が接続される。上記インバータ23の出力端には、インバータ23の入力端及びクロックドインバータ16の入力端がそれぞれ接続される。上記インバータ24の出力端には、インバータ25の入力端が接続され、このインバータ25の出力端にはインバータ26の入力端が接続される。そして、インバータ26の出力端から信号bACTUDSBが出力されるようになっている。
【0043】
更に、上記ナンドゲート31の一方の入力端には信号bCOLACTRUが供給され、他方の入力端にはナンドゲート32の出力端が接続される。このナンドゲート32の一方の入力端には信号bCOLACTWUが供給され、他方の入力端には上記ナンドゲート32の出力端が接続される。そして、上記ナンドゲート31の出力端から信号FCREADが出力され、入力端が上記ナンドゲート31の出力端に接続されたインバータ27の出力端から信号PCWRITEが出力される。
【0044】
図5に示すように、アッパー側のコマンドデコーダは、インバータ41〜45、ナンドゲート46及びノアゲート47等から構成されている。インバータ41,42の入力端にはそれぞれ、外部入力/CAS(FN)を内部でバッファリングし、半クロックラッチした信号bCSLTC及び外部入力/RAS(FN)を内部でバッファリングし、半クロックラッチした信号bRASLTCがそれぞれ供給される。ナンドゲート46の第1の入力端には上記インバータ41の出力端が接続され、第2の入力端には上記インバータ42の出力端が接続され、第3の入力端には上記コントローラからの信号bACTUDSBが供給される。このナンドゲート46の出力端にはインバータ43の入力端が接続され、インバータ43の出力端にはインバータ44の入力端が接続される。上記ノアゲート47の第1の入力端には上記コントローラからの信号bACTUDSBが供給され、第2の入力端にはインバータ42の出力端が接続され、第3の入力端には上記信号bCSLTCが供給される。このノアゲート47の出力端には、インバータ45の入力端が接続される。そして、上記インバータ44の出力端から出力される信号bCOLACTWUがコントローラに供給され、上記インバータ45の出力端から出力される信号bCOLACTRUがコントローラに供給される。なお、図5に示す回路では、ランダムアクセスタイムtRACを高速化するために、各信号をノアゲート47で受けることにより段数を削減している。
【0045】
一方、ロワー側のコマンドデコーダは、図6に示すように、ノアゲート51,52、インバータ53〜61及びナンドゲート62〜65等から構成されている。ノアゲート51の入力端には、コントローラから出力される信号bACTUDSB及び信号PCWRITEが供給される。また、ノアゲート52の入力端には、コントローラから出力される信号bACTUDSB及び信号PCREADが供給される。ナンドゲート62の一方の入力端には上記コントローラから出力される信号NOPLTCが供給され、他方の入力端には上記ノアゲート51の出力端が接続される。ナンドゲート63の一方の入力端には上記コントローラから出力される信号NOPLTCが供給され、他方の入力端には上記ノアゲート52の出力端が接続される。ナンドゲート64の一方の入力端にはインバータ53の出力端が接続され、他方の入力端には上記ノアゲート51の出力端が接続される。ナンドゲート65の一方の入力端にはインバータ53の出力端が接続され、他方の入力端には上記ノアゲート52の出力端が接続される。上記各ナンドゲート62〜65の出力端には、インバータ54〜57の入力端がそれぞれ接続される。これらインバータ54〜57の出力端には、インバータ58〜61の入力端がそれぞれ接続される。そして、上記インバータ58の出力端からリードコマンドRDAの次のクロックサイクルでロワーアドレスラッチコマンドLALが入力されたことを表す信号bCOLACTR、上記インバータ59の出力端からライトコマンドWRAの次のクロックサイクルでコマンドLALが入力されたことを表す信号bCOLACTW、上記インバータ60の出力端からコマンドRDAの次のクロックサイクルでコマンドMRSが入力されたことを表す信号bMSET、上記インバータ61の出力端からコマンドWRAの次のクロックサイクルでコマンドREFが入力されたことを表す信号bREFRがそれぞれ出力されるようになっている。
【0046】
次に、上記のような構成において、図7のタイミングチャートにより動作を説明する。まず、第1のコマンド入力では、/CSピンの電位VBCSと/RASピンの電位VBRASの状態に応じて信号bCSLTCと信号bRASLTCが遷移し、信号bCOLACTWUもしくは信号bCOLACTRU(図7では前者)が“L”レベルになる。この時、コントローラ内の信号FCWRITEか信号FCREADのうち対応する側が“H”レベルとなる。また、第1コマンドが入力されてからのクロック信号の立ち下がりから、信号bACTUDSBが1クロックサイクルだけ“L”レベルになって、次の第2のコマンドを受け付け可能とする。また、信号NOPLTCは、クロック信号の立ち上がりのタイミングで信号bCSINが“H”レベル、すなわちNOP(No Operation)であることを検知する信号であり、図7のタイミングチャートに示すように、第2のコマンド入力でコマンドLALが入力された場合には、信号NOPLTCが“H”レベルになり、且つ信号bACTUDSBが“L”レベル、信号FCWRITEが“H”レベル(=RCREADが“L”レベル)の3つの条件で信号bCOLACTWが、また信号FCREADが“H”レベルであれば信号bCOLACTRがそれぞれ“L”レベルになって、リード/ライト別にコマンドLALが入力されたことを検知することができる。更に、第2のコマンド入力でコマンドREF、もしくはコマンドMRS(これらの違いは第1のコマンドがコマンドWRAかコマンドRDAかによる)が入力された場合には、信号bCSLTCが“L”レベルになって、且つ信号bACTUDSBが“L”レベル、またFCREAD/FCWRITEの状態に応じて信号bREFRと信号bMSETが“L”レベルになる。また、同時にこの場合には、チップ選択ピン/CSが“L”レベルであることから第1のコマンド用のコマンドデコーダが動作しないように、信号bACTUDSBを入力して動作を停止させている。
【0047】
上記のような構成によれば、下記(A),(B)のような効果が得られる。
【0048】
(A)第1のコマンドでリード/ライトを確定するので、ローアドレスの取り込みと同時に、周辺回路の動作開始のみならず、メモリコアの動作も開始でき、従来のように第2のコマンドからメモリコアの動作開始を判断するよりもランダムアクセス開始が早くなり、ランダムアクセスタイムtRACが自動的に1サイクル早くなる。
【0049】
(B)第1のコマンドでリード/ライトが確定するので、第2のコマンドではロワーアドレスLAを取り込むだけでよい。従って、カラム選択線CSLを選択してデータを出力する過程は従来よりも早くなり、ランダムアクセスタイムtRACの高速化と、データを早期に周辺に転送終了することで、ワード線WLのリセットからビット線BLのプリチャージの前倒し、すなわちランダムサイクルタイムtRCの高速化の両方が実現できる。
【0050】
なお、図1では、第2のコマンドはチップ選択ピン/CSが“H”レベルでロワーアドレスLAをラッチする他に、チップ選択ピン/CSを“L”レベルにした場合には、従来のSDR/DDR−SDRAMにあるモードレジスタセットコマンドMRSと、オートリフレッシュサイクルコマンドREFが定義されている。これらは、この発明には直接関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0051】
上述した一連の動作は、サイクルタイムtCKに依存して2つに大別される。1つは、サイクルタイムtCKが比較的長い場合である。もしも、第1のコマンドがリードであって、アッパーアドレスUAに従ってワード線WLを選択し、メモリセルMCからのデータをビット線対BLn,/BLnに読み出し、これをビット線センスアンプS/Aで増幅するまでの一定時間TsenseよりもサイクルタイムtCKが充分に長い場合(Tsense<tCK)には、図8(a)に示す通りカラム選択線CSLの立ち上がりが一定時間Tsenseよりも後になるので、ビット線対BL,/BLのデータはMDQ線対にデータを転送するのに充分な量であり特に問題はない。
【0052】
一方、サイクルタイムtCKが短くなると、図8(b)に示すようにTsenseよりもサイクルタイムtCKが短い場合(Tsense>tCK)となる場合が出てくる。この場合、ビット線センスアンプS/Aによるメモリセルのデータの増幅は不充分であり、第2のコマンドの入力からカラム選択線CSLを直ぐに選択すると、MDQ線対との急速な容量分割が行われ、最悪の場合にはセルデータが破壊する可能性がある。そこで、内部において、サイクルタイムtCKが短い場合、一定時間Tsenseだけ待ってからカラム選択線CSLを立ち上げるような、いわゆるゲーティング(Gating)信号を設け、カラム選択線CSLのタイミングを実質的に後ろにシフトし、ビット線センスアンプによるセルデータの増幅時間を確保している。
【0053】
図9は、サイクルタイムtCKに応じた、第1のコマンド(リード)におけるランダムアクセスタイムtRACの定義例を示している。この例では、サイクルタイムtCK=7.5ns(133MHz)において、ランダムアクセスタイムtRACが最短(3クロック=22.5ns)となるように設定されており、ゲーティング信号CENBは第1のコマンドから約10ns、第2のコマンドから約2.5ns後でイネーブルとなるように設定されている。上記時間Tsenseにはおよそ12.5nsを要し、第2のコマンドのクロックエッジとゲーティング信号CENBの立ち上がりを受けてカラム選択線CSLが立ち上がり、以降は上記の動作に基づいてデータを出力する。
【0054】
図10(a),(b)はそれぞれ、上記ゲーティング信号CENBを発生する回路の具体的な構成例を示し、図10(c)はカラムデコーダの具体的な構成例を示している。図10(a)は、RC遅延回路を用いたゲーティング信号発生回路であり、Pチャネル型MOSトランジスタ71、抵抗72、Nチャネル型MOSトランジスタ73、キャパシタ74、及びインバータ75,76,77等から構成されている。上記MOSトランジスタ71の電流通路、抵抗72及びMOSトランジスタ73の電流通路は電源と接地点間に直列接続される。上記MOSトランジスタ71,73のゲートには、ビット線センスアンプの動作をイネーブルにする信号(センスアンプイネーブル信号)SAEが供給される。上記キャパシタ72の一方の電極は、上記MOSトランジスタ71と抵抗72との接続点に接続され、他方の電極は接地される。上記インバータ75の入力端は、上記MOSトランジスタ71と抵抗72との接続点に接続され、出力端はインバータ76の入力端に接続される。上記インバータ76の出力端には、インバータ77の入力端が接続され、このインバータ77の出力端からゲーティング信号CENBを出力する。
【0055】
また、図10(b)に示すゲーティング信号発生回路は、t段(偶数段)縦続接続されたインバータ81,82,…,8tで構成され、最終段のインバータ8tからゲーティング信号CENBを出力するようになっている。
【0056】
カラムデコーダは、図10(c)に示すように、ナンドゲート91とインバータ92で構成されている。上記ナンドゲート91の入力端には、カラムアドレス信号CAi(LAi),CAj(LAj),…,CAz(LAz)及び上記図10(a)または図(b)に示したゲーティング信号発生回路から出力されるゲーティング発生信号CENBが供給される。このナンドゲート91の出力信号は、インバータ92に供給され、このインバータ92の出力端からカラム選択信号CSLnが出力されるようになっている。
【0057】
上記のような構成において、第1のコマンド入力からメモリコアアクセスの動作が行われ、ワード線の選択後、ビット線センスアンプの動作をイネーブルにする信号(センスアンプイネーブル信号)SAEが立ち上がる。このセンスアンプイネーブル信号SAEの立ち上がりからビット線センス動作に相当する時間遅延されて、ゲーティング信号CENBが“H”レベルになる。第2のコマンドから開始されるカラム選択線CSLのクリティカルパスの途中、例えば図10(a)〜(c)に示した例ではカラムデコーダにゲーティング信号CENBを供給してその動作を制御している。このように、ゲーティング信号CENBと第2のコマンド入力後のクロックエッジとの論理積(AND)によってカラム選択線CSLを立ち上げることで、サイクルタイムtCKが短い場合に安定したセンス動作を待ってからセルデータを出力ピンに読み出し、サイクルタイムtCKが長い場合は、単純に第2のコマンドのクロックエッジからカラム選択線CSLを立ち上げ、データを出力するようにできる。
【0058】
これにより、先の国際出願のように、ローアクセスコマンドACTからのデータアクセス、すなわちランダムアクセスタイムtRACは、必ず1クロックサイクル余分にかかることもない。しかも、ローアクセスコマンドACTとカラムアクセスコマンドRDを同時に入力する場合に生ずる、コマンドデコードが非常に複雑になることによる内部回路のロジックの増加もなく、デバイスの入力ピンの増加もない。また、ランダムアクセスタイムtRACの前半において懸念される余分な遅れ時間もない。更に、コマンドを複雑化することはないので、パッケージサイズの増大、ひいてはコストの増加を招くこともなくなる。
【0059】
図11及び図12には、従来の方式とこの発明の方式とを総合的に比較したタイミングチャートを示す。図11は従来の方式であり、クロック信号の立ち上がりに同期してローアクセスコマンドACTとアッパーアドレスUAを入力してロー系の周辺回路を動作させ、次のクロック信号の立ち上がりに同期してカラムアクセスコマンドRDとロワーアドレスLAを入力してワード線WLの選択とセンスアンプの駆動を行い、その後、リセットとデータ転送を行っている。
【0060】
これに対し、図12に示すこの発明の方式では、クロック信号の立ち上がりに同期してリードコマンドRDA(あるいはライトコマンドWRA)とアッパーアドレスUAを入力してロー系の周辺回路の動作、ワード線選択、及びセンスアンプの駆動を行い、次のクロック信号の立ち上がりに同期してロワーアドレスLAを入力してリセットとデータ転送を行っている。
【0061】
上記図11と図12のタイミングチャートを比較すれば明らかなように、この発明によれば、ランダムアクセスタイムtRACを低下させることなく、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ランダムアクセスタイムを低下させることなく、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法が得られる。
【0063】
また、コマンドデコードの複雑化や内部回路のロジック構成の増加を抑制しつつ、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる半導体記憶装置が得られる。
【0064】
更に、ピン数の増加やパッケージサイズの増大によるコストの増加を抑制しつつ、メモリセルアレイからのランダムなデータ読み出しの高速化が図れる半導体記憶装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明するためのもので、FCRAMのコマンドの状態図。
【図2】図1に示したコマンドのファンクションについて説明するための図。
【図3】FCRAMのパッケージのピン割当てを示す図。
【図4】コマンドデコーダの動作を制御するためのコントローラの具体的な構成例を示す回路図。
【図5】アッパー側のコマンドデコーダの具体的な構成例を示す回路図。
【図6】ロワー側のコマンドデコーダの具体的な構成例を示す回路図。
【図7】図4乃至図6に示したコマンドデコーダの動作について説明するためのタイミングチャート。
【図8】この発明の実施の形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイからのランダムなデータ読み出し動作について説明するためのタイミングチャート。
【図9】サイクルタイムに応じた第1のコマンド(リード)におけるランダムアクセスタイムの定義例を示すタイミングチャート。
【図10】ゲーティング信号発生回路とカラムデコーダの具体的な構成例を示す回路図。
【図11】従来とこの発明の半導体記憶装置の総合的な動作を比較して説明するためのもので、従来の半導体記憶装置のランダムなデータ読み出し動作を示すタイミングチャート。
【図12】従来とこの発明の半導体記憶装置の総合的な動作を比較して説明するためのもので、この発明の実施の形態に係る半導体記憶装置のランダムなデータ読み出し動作を示すタイミングチャート。
【図13】従来の半導体記憶装置(FCRAM)におけるランダムサイクルタイムの高速化の原理について説明するためのもので、ロー系のパイプライン動作を示す図。
【図14】図13に示したパイプライン動作を実現するための、内部動作の詳細なタイミングチャート。
【図15】従来のFCRAMにおける改良されたパイプライン動作を実現するための、内部動作の詳細なタイミングチャート。
【図16】従来のFCRAMで定義された、読み出し時のコマンド入力方法の例を示す図。
【図17】従来のFCRAMにおけるコマンドの状態図。
【符号の説明】
tCK…サイクルタイム
tRC…ランダムサイクルタイム
tRAC…ランダムアクセスタイム
CSL…カラム選択線
CAi…カラムアドレス
UA…アッパーアドレス
LA…ロワーアドレス
CENB…ゲーティング信号
SAE…センスアンプイネーブル信号
ACT…ローアクセスコマンド
RD…リードのカラムアクセスコマンド
/WR…ライトのカラムアクセスコマンド
RDA…リードコマンド
WRA…ライトコマンド
LAL…ロワーアドレスラッチコマンド
MRS…モードレジスタセットコマンド
REF…オートリフレッシュコマンド
/WE…ライトイネーブルピン
/CAS…カラムアドレスストローブピン
Claims (3)
- 第1及び第2のコマンドを入力し、メモリセルアレイからのランダムなデータの読み出しと書き込みをクロック信号に同期して行う半導体記憶装置であって、
コントローラと、前記コントローラにより制御され前記第1のコマンドをデコードするアッパー側のデコーダと、前記コントローラにより制御され前記第2のコマンドをデコードするロワー側のデコーダとを含むコマンドデコーダを備え、
連続する2つのクロックサイクルで、前記第1のコマンドとデータ読み出しのための前記第2のコマンドとを1つのパケットとして受け取るようにして成り、
前記コマンドデコーダは、
前記第1のコマンドで読み出しか書き込みかの定義を行うとともに、前記メモリセルアレイのアッパー側のデコードアドレスを取り込むための制御を行い、
前記第2のコマンドで前記メモリセルアレイのロワー側のデコードアドレスを取り込む制御を行うものであり、
前記第1のコマンドが与えられてから、ワード線を選択し、読み出したデータの増幅を行い、前記第2のコマンドが与えられるとカラム選択線を選択し、
前記第1のコマンドが与えられてから読み出したデータを増幅するまでの一定時間が前記クロック信号のサイクルタイムよりも長い時に、前記カラム選択線が選択されて活性化する時刻が前記一定時間の経過後になるように、ゲーティング信号によって前記カラム選択線の活性化を制御する手段を備える
ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記メモリセルアレイのアッパー側のデコードアドレスの一部を、既存のコントロールピンをアドレスピンに転用して入力することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記既存のコントロールピンは、SDR−SDRAMまたはDDR−SDRAMにおけるライトイネーブルピンと、カラムアドレスストローブピンであることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
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