JP4251740B2 - 帳票圧着装置及びこれにより作製される重ね合わせ帳票 - Google Patents

帳票圧着装置及びこれにより作製される重ね合わせ帳票 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の帳票に対して剥離自在な接着材を介在させて圧着し、重ね合わせ帳票を作製する帳票圧着装置及び重ね合わせ帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数の帳票を剥離自在に重ね合わせ接着して葉書等の郵送体や、宅配便等に使用される配送伝票などに適用することが一般的となってきている。これら複数の帳票を剥離自在とするためには接着力の弱い接着材が用いられることから通常では剥離できないように各帳票間に大きく加圧する必要がある。この加圧は、帳票用紙の搬送に弛み等の影響を与えることから、これら影響を回避させることが必要となる。
【0003】
図4に、従来の帳票圧着装置における圧着の説明図を示す。図4(A)に示す帳票圧着装置101は、例えば2枚の帳票を重ね合わせ接着する場合を示したもので、単位帳票が連続した2つの連続帳票102A,102Bをそれぞれ供給する第1及び第2のアンワインダを備え、各連続帳票102A,102Bは、それぞれインフィードローラ103A,103Bにより印刷部104A,104Bに搬送される。
【0004】
各印刷部104A,104Bで所定の印刷後、それぞれコレート部105A,105Bを介して圧着胴106に搬送される。この圧着胴106は、同径の金属ローラ106A,106Bにより構成され、当該金属ローラ106A,106B間で搬送されてきた2つの連続帳票102A,102Bを重ね合わせた状態で例えば8〜10トンの荷重を加えて接着する。この場合、圧着される用紙表面には予め接着材が塗布されていて、圧着後に剥離可能なようにするために、用紙表面の接着層上に印刷を行って接着強度を弱くしている(印刷パターンの面積量により接着強度の調整が可能である)。そして、圧着後にプルローラ107を介して搬送され、重ね合わされた連続帳票108として巻取ワインダに巻き取られる構成である。
【0005】
このような帳票圧着装置101においては、アンワインダから巻取ワインダまでの連続帳票の搬送状態で異常な弛みや張りを防止するために、インフィードローラ103A,103Bとプルローラ107との間でテンション調整を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、圧着胴106A(106B)は、連続帳票102A(102B)の紙厚によりその引き率(回転量)が変化する。すなわち、引き率は、図4(B)に示すように当該圧着胴106A(106B)の中心から連続帳票102A(102B)の厚さの中心までの距離L0と回転数に応じた周速で定まる。また、連続帳票102A(102B)には圧着胴106A(106B)の大きな荷重により伸び、特に紙厚が厚いほど張られてしまう(印刷機内のテンションが高くなる)性質がある。
【0007】
したがって、2つの連続帳票102A,102Bの紙厚が異なり、厚い連続帳票(102Aとする)の伸びにより周速が変化すると圧着胴106A,106B間で紙送りに差が生じて弛みが発生する。ところが、圧着胴106A,106Bにより大きな荷重が印加されていることから、上記弛みに対するインフィードローラ103A(103B)とプルローラ107との間のテンションが当該圧着胴106A,106Bであたかも固定されているような状態となって断ち切られ、装置全体のテンション調整が不安定になるという問題がある。
【0008】
一方、単一の連続帳票に対する印刷工程においても圧胴が一般的に用いられ、送りローラ、圧胴ローラ、引張りローラの回転制御でテンション調整することが特開平11−139642号公報により知られている。しかし、このような技術は、印刷工程に使用される圧胴ローラは、一方が金属で他方がゴム系の材質が用いられるのが一般的であって荷重が数トン程度であることから加圧による伸びの影響はなく印刷工程全体でのテンションを対象とするもので、上記複数帳票の重ね合わせ接着の工程では適用することができない。
【0009】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、複数の連続帳票の重ね合わせ接着時に印加される大きな荷重で生じる弛みを回避して装置全体おける搬送テンションの安定性の向上を図る帳票圧着装置及び重ね合わせ帳票を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、厚さの異なる単位帳票の連続した連続帳票が複数用意されて供給され、所定の接着材を塗布して当該複数の連続帳票同士を重ね合わせ接着する帳票圧着装置において、少なくとも、一の前記連続帳票を供給手段により供給、搬送するに際し、テンションを検出して当該供給手段の送り量を制御する供給制御手段と、前記複数の連続帳票を2つの圧着ローラによる圧着手段により荷重を加えて重ね合わせ接着するに際し、当該圧着手段の加重による連続帳票の伸びによる前段に生じた弛みに対して周速の低下した圧着ローラの回転量を、他方の圧着ローラの回転量より当該連続帳票の厚さに応じた設定により増加させる傾向で制御する圧着制御手段と、を有する構成とする。
【0011】
請求項2〜の発明では、「前記圧着制御手段により制御する前記圧着手段の回転量を設定する設定手段を備える」構成であり、
「前記圧着手段による重ね合わせ接着の後に引張り手段により搬送するに際し、テンションを検出して当該引張り手段の送り量を制御する引張り制御手段を備える」構成であり、
「前記供給制御手段は、前記圧着手段の前段に生じた弛みに対して前記供給手段の送り量を減少させる傾向で制御する」構成である。
【0012】
請求項の発明では、請求項1〜の少なくとも何れかに記載の帳票圧着装置の工程を経て作製される重ね合わせ帳票であって、前記圧着手段による重ね合わせ接着後に前記単位帳票毎に切断されて作製される重ね合わせ帳票が構成される。
【0013】
このように、連続帳票の供給、搬送に際してテンション検出による送り量を制御させると共に、厚さの異なる複数の連続帳票を重ね合わせ接着するに際して圧着時の2つの圧着ローラによる圧着手段の加重による連続帳票の伸びによる前段に生じた弛みに対して周速の低下した圧着ローラの回転量を、他方の圧着ローラの回転量より当該連続帳票の厚さに応じた設定により増加させる傾向で制御させる。すなわち、重ね合わせ接着時に印加される大きな荷重により生じる弛みを送り量のテンション制御と圧着手段の回転量制御により回避することが可能となり、装置全体の連続帳票の搬送に対するテンション調整の安定性の向上を図ることが可能となるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に、本発明の帳票圧着装置の概略構成図を示す。図1に示す帳票圧着装置11は、例えば2枚の帳票を重ね合わせ接着させた重ね合わせ帳票を作製する場合を例としたもので、2つの連続帳票12A,12Bが巻回されたアンワインダ13A,13Bが用意される。この連続帳票12A,12Bは、単位帳票が連続されたもので、印刷、接着材の塗布、重ね合わせ接着、巻き取りの後に当該単位帳票毎に切断されて重ね合わせ帳票として作製するためのものである。この場合、第1の連続帳票12Aは例えばタック紙で表面に接着材が塗布され裏面には粘着材と剥離紙が張り合わされたものであり、第2の連続帳票12Bは例えば上質紙で、後述の印刷手段により当該第1の連続帳票12Aのタック紙と接着されるものである。
【0015】
各アンワインダ13A,13Bより第1及び第2の連続帳票12A,13Bを送り出すための供給手段である各インフィードローラ14A,14Bが配置され、その送り側にテンションを検出する検出手段であるローラを兼ねたテンション検出部15A,15Bがそれぞれ配置される。また、それぞれのラインで印刷手段16A,16Bが配置される。この印刷手段16A,16Bは、第1及び第2の連続帳票12A,12Bに対して所定の印刷を行うもので、例えば印刷手段16Aでは第1の連続帳票12Aにおける用紙表面の接着層上に印刷を行い、剥離可能なように接着強度を弱くしている(印刷パターンの面積量により接着強度を調整する)。
【0016】
それぞれの印刷手段16A,16Bの搬送側にはコレート部17A,17B、圧着手段18が順次配置される。圧着手段18は、上圧着ローラ18A及び下圧着ローラ18Bのそれぞれが所定の金属により形成されて構成され、連続帳票の重ね合わせに際して例えば8〜10トンの荷重を印可することで、上記のような剥離自在な重ね合わせ接着を可能とする。そして、上記と同様なローラを兼ねたテンション検出部19と、引張り手段であるプルローラ20が配置されて、排出側に重ね合わせ接着した重ね合わせ連続帳票21を巻き取る巻取部22が配置される。
【0017】
一方、当該帳票圧着装置11は、インフィードローラ14Aの送り量を制御する供給制御手段である第1インフィードローラ制御手段23Aと、インフィードローラ14Bの送り量を制御する供給制御手段である第2インフィードローラ制御手段23Bとを備える。また、圧着手段18(上圧着ローラ18A、下圧着ローラ18B)を回転制御して引き率を制御する圧着制御手段である圧着ローラ制御手段24を備えると共に、プルローラ20の送り量を制御するプルローラ制御手段25を備える。
【0018】
ここで、図2に、図1の帳票圧着装置における主要部のブロック構成図を示す。図2(A)は上記第1インフィードローラ制御手段23A(第2インフィードローラ制御手段23B、プルローラ制御手段25も同様の構成である)のブロック構成図であり、図2(B)は圧着ローラ制御手段24のブロック構成図である。図2(A)において、適宜テンションの基準値が設定された比較手段31を備え、この比較手段31の比較結果に応じて速度制御値を決定するテンション系速度制御手段32を備えて、インフィードローラ14A(14B)を回転制御して送り量を制御する。
【0019】
例えば、インフィードローラ14A(14B)の駆動がサーボモータで行う場合として、連続帳票12A(12B)の弛みに対して当該インフィードローラ14A(14B)による送り量をサーボモータに対するサーボ電流により制御する。なお、プルローラ20の駆動にサーボモータを用いる場合として重ね合わせ帳票21の弛みや張り(テンション検出部19による検出)に対してもサーボ電流によるテンション制御を行う。
【0020】
また、図2(B)において、圧着ローラ制御手段24は、引き率系速度制御手段41を備えると共に、この引き率系速度制御手段41に対し、圧着ローラ18A,18Bを速度制御して所定の引き率とするための設定を行う設定入力手段42を備える。この設定入力手段42は、例えば他の要素を含まない独立させた手動による設定を行う構成のもので、対象とする連続用紙の厚さに応じた引き率を微調整することができる。
【0021】
なお、例えば、連続帳票12A(12B)の弛みに対して当該インフィードローラ14A(14B)による送り量を減少(回転減速)させる傾向で制御する。また、引き率系速度制御手段41は、連続帳票12A(12B)の弛みに対して当該圧着ローラ18B(18A)による引き率を増加(回転増速)させる傾向で制御する。
【0022】
続いて、図3に、図1の帳票圧着装置の動作説明図を示す。ここでは、上述のように第1の連続帳票12Aを厚紙(タック紙)とし、第2の連続帳票12Bを薄紙(上質紙)として説明する。まず、図2に示す第1及び第2インフィードローラ制御手段23A,23B及びプルローラ制御手段25において適正テンションの基準設定値が設定される。また、圧着ローラ制御手段24に対しては第1の連続帳票12Aの厚さに応じた計算上の標準値を設定入力手段42により設定される。
【0023】
そこで、第1の連続帳票12Aがアンワインダ13Aからインフィードローラ14Aにより印刷手段16Aに供給されて所定内容の印刷及び接着材塗布の後、コレート部17Aを介して圧着手段18に搬送される。一方、第2の連続帳票12Bがアンワインダ13Bからインフィードローラ14Bにより印刷手段16Bに供給されて所定内容の印刷がされ、コレート部17Bを介して圧着手段18に搬送される。
【0024】
この場合、圧着手段18までの第1及び第2の連続帳票12A,12Bの弛みや張りに対し、それぞれのテンション検出手段15A,15Bの検出値と基準設定値とを上記図2(A)に示すそれぞれの比較手段31が比較し、上記検出値が基準設定値と同じになるようにそれぞれのテンション系速度制御手段32が当該各インフィードローラ14A,14Bの回転量を制御する。
【0025】
圧着手段18では、重ね合わせる第1及び第2の連続帳票12A,12Bを上圧着ローラ18Aと下圧着ローラ18Bにより、例えば約9トンの荷重を加えて圧着し、重ね合わせ帳票21として送り出す。この場合の上圧着ローラ18A及び下圧着ローラ18Bの回転駆動による引き率は上記設定された値に即したものとなる。
【0026】
そして、プルローラ20を介して搬送し、巻取部22に巻き取らせるもので、搬送時の弛みや張りに対してテンション検出部19の検出値と基準設定値とを上記比較手段31が比較し、上記検出値が基準設定値と同じになるようにテンション系速度制御手段32が当該プルローラ20の回転量を制御する。
【0027】
ここで、圧着手段18において大きな荷重により紙厚の第1の連続帳票12Aが伸び、前述の図4に示すように下圧着ローラ18Bの周速が伸びに応じて低下することにより、当該圧着手段18の手前で弛みを生じる。そこで、圧着ローラ制御手段24の設定入力手段42により微増速させる値を入力することで引き率系速度制御手段41が当該下圧着ローラ18Bを微増速させ、引き率を微増加させる。これと同時にテンション検出部15Aでは弛みによる検出量に応じてテンション系速度制御手段32がインフィードローラ14Aを微減速させ、送り量を微減少させる。
【0028】
これにより、圧着手段18での用紙伸びによる弛みが回避されて適正なテンションで第1の連続帳票12Aを搬送させることができるものである。例えば、圧着前の第1及び第2の連続帳票12A,12Bの合計厚みが約260μmの場合、約9トンの圧着で貼り合わせ合計厚みが約200μmとなって約60μmの厚み変化が生じるのに対して、圧着ローラ(18B)の回転を0.03%上昇させた引き率とすることで弛みが解消されるものである。
【0029】
すなわち、圧着手段18で引き率を変化させることで、当該圧着手段18で断ち切られたテンション制御が、あたかもインフィードローラ14A(14B)とプルローラ20との間でテンション制御がなされているものとすることができるものである。
【0030】
そして、このように第1及び第2の連続帳票12A,12Bを圧着して重ね合わせ接着した重ね合わせ連続帳票21を、単位帳票毎に切断して重ね合わせ帳票を作製させる。重ね合わせ帳票をテンション制御の安定した帳票圧着装置11の工程を経て作製することから、ひいては歩留りが向上されて安価に作製することができるものである。
【0031】
ところで、圧着手段18の引き率(回転量)を紙厚に応じて当初から設定することも考えられるが、温度や湿度等の動作環境により伸びの度合いが変化することから、これを当初から計算等で予測して設定することは困難であり、伸びに応じてその都度設定値を設定することが望ましい。
【0032】
このように、連続帳票の供給、搬送における弛みに対してインフィードローラの送り量を減少させる傾向で制御させると共に、連続帳票を重ね合わせ接着するに際して圧着時の引き率を増加させる傾向で制御させることにより、重ね合わせ圧着時に印加される大きな荷重により生じる弛みを回避することができ、装置全体の連続帳票の搬送に対するテンション調整の安定性の向上が図られるものである。
【0033】
なお、上記実施形態では、第1の連続帳票12Aに厚紙を用いた場合を示したが、第2の連続帳票12Bに厚紙を用いた場合でも同様である。また、上記設定入力手段42による引き率の設定量を、手動によらずに弛みを検出したテンション検出部15A(15B)からの検出量に基づいて行ってもよく、また用紙の厚さに対する手動による設定を基準としてテンション検出部15A(15B)からの検出量で補正するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、連続帳票の供給、搬送に際してテンション検出による送り量を制御させる供給制御手段を設けると共に、複数の連続帳票を重ね合わせ接着するに際して圧着時の2つの圧着ローラによる圧着手段の加重による連続帳票の伸びによる前段に生じた弛みに対して周速の低下した圧着ローラの回転量を、他方の圧着ローラの回転量より当該連続帳票の厚さに応じた設定により増加させる傾向で制御させる圧着制御手段を設けることにより、重ね合わせ接着時に印加される大きな荷重により生じる弛みを回避することができ、装置全体の連続帳票の搬送に対するテンション調整の安定性の向上を図ることができるものである。
【0035】
請求項2の発明によれば、圧着手段の回転量を設定する設定手段を設けることにより、用紙の厚さに応じた引き率の調整を容易に行うことができる。
請求項3の発明によれば、重ね合わせ接着後に引張り制御手段で送り量をテンション制御させることにより、圧着手段で分断された装置全体のテンション制御の安定向上を図ることができる。
【0036】
請求項4の発明によれば、供給手段の送り量を減少させる傾向で制御させることにより、上記同様に、重ね合わせ接着時に印加される大きな荷重により生じる弛みを回避することができ、装置全体の連続帳票の搬送に対するテンション調整の安定性の向上を図ることができる。
【0037】
請求項の発明によれば、上記の帳票圧着装置により複数の連続帳票が重ね合わせ接着され、単位帳票毎に切断して重ね合わせ帳票を作製させることにより、装置全体でテンション制御の安定した連続帳票の重ね合わせができ、ひいては歩留りが向上されて安価に作製することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帳票圧着装置の概略構成図である。
【図2】図1の帳票圧着装置における主要部のブロック構成図である。
【図3】図1の帳票圧着装置の動作説明図である。
【図4】従来の帳票圧着装置における圧着の説明図である。
【符号の説明】
11 帳票圧着装置
12A 第1の連続帳票
12B 第2の連続帳票
14A,14B インフィードローラ
15A,15B,19 テンション検出部
16A,16B 印刷手段
18 圧着手段
20 プルローラ
21 重ね合わせ連続帳票
23A 第1インフィードローラ制御手段
23B 第2インフィードローラ制御手段
24 圧着ローラ制御手段
25 プルローラ制御手段
31 比較手段
32 テンション系速度制御手段
41 引き率系速度制御手段
42 設定入力手段

Claims (5)

  1. 厚さの異なる単位帳票の連続した連続帳票が複数用意されて供給され、所定の接着材を塗布して当該複数の連続帳票同士を重ね合わせ接着する帳票圧着装置において、
    少なくとも、一の前記連続帳票を供給手段により供給、搬送するに際し、テンションを検出して当該供給手段の送り量を制御する供給制御手段と、
    前記複数の連続帳票を2つの圧着ローラによる圧着手段により荷重を加えて重ね合わせ接着するに際し、当該圧着手段の加重による連続帳票の伸びによる前段に生じた弛みに対して周速の低下した圧着ローラの回転量を、他方の圧着ローラの回転量より当該連続帳票の厚さに応じた設定により増加させる傾向で制御する圧着制御手段と、
    を有することを特徴とする帳票圧着装置。
  2. 請求項1記載の帳票圧着装置であって、前記圧着制御手段により制御する前記圧着手段の回転量を設定する設定手段を備えることを特徴とする帳票圧着装置。
  3. 請求項1又は2記載の帳票圧着装置であって、前記圧着手段による重ね合わせ接着の後に引張り手段により搬送するに際し、テンションを検出して当該引張り手段の送り量を制御する引張り制御手段を備えることを特徴とする帳票圧着装置。
  4. 請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の帳票圧着装置であって、前記供給制御手段は、前記圧着手段の前段に生じた弛みに対して前記供給手段の送り量を減少させる傾向で制御することを特徴とする帳票圧着装置。
  5. 請求項1〜の少なくとも何れかに記載の帳票圧着装置の工程を経て作製される重ね合わせ帳票であって、前記圧着手段による重ね合わせ接着後に前記単位帳票毎に切断されて作製されることを特徴とする重ね合わせ帳票。
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