JP4251322B2 - ビルトインガレージを有する住宅 - Google Patents

ビルトインガレージを有する住宅 Download PDF

Info

Publication number
JP4251322B2
JP4251322B2 JP2003381360A JP2003381360A JP4251322B2 JP 4251322 B2 JP4251322 B2 JP 4251322B2 JP 2003381360 A JP2003381360 A JP 2003381360A JP 2003381360 A JP2003381360 A JP 2003381360A JP 4251322 B2 JP4251322 B2 JP 4251322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
space
entrance
vehicle
garage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003381360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005146536A (ja
Inventor
恒一郎 平田
Original Assignee
すてきナイスグループ 株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by すてきナイスグループ 株式会社 filed Critical すてきナイスグループ 株式会社
Priority to JP2003381360A priority Critical patent/JP4251322B2/ja
Publication of JP2005146536A publication Critical patent/JP2005146536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4251322B2 publication Critical patent/JP4251322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

この発明は、一般的な住宅で、様々な作業をすることができる部屋にもなるビルトインガレージ機能を備えた住宅に関するものである。
住宅に付設するガレージとしては、住宅の庭部分などに設置されるカーポートや、高台などに構築される住宅の下部に付設される掘り込みガレージ、さらには宅地に2階以上の住宅を構築し、その1階部分をガレージとするビルドインガレージが知られている。
一方、車を家の前に乗り付けて、雨の日などに同乗者を濡らすことなく車から乗降させるための車寄せは、広い敷地と多大な費用を必要とすることから豪邸と呼ばれるような住宅やホテルに供給されるのみで、一般的な住宅にはほとんど見られない。
このような現状に鑑み、たとえば、特開2003−184322号公報(特許文献1)においては、建物のデザインと同一の屋根、壁、柱を有し、かつ、車が通り抜け可能に形成された車寄せスペースを建物の前面道路側に接続し、前記車寄せスペースと隣接して玄関およびリビングルームに配置するとともに、これら両部屋の車寄せスペースと面した壁に、出入り口をそれぞれ設けた車寄せスペースを備えた住宅が提案されている。
特開2003−184322号公報(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、この特許文献1に記載の住宅は、車寄せの屋根、壁、柱を建物のデザインと同一にして、来客者に高級な印象を与えたり、車寄せスペースを有効に利用することができたりと有用なものではあるが、その構成は、従来の車寄せと同様で、車を駐車させるための車庫を敷地内に別に設けなくてはならないので、敷地の狭い一般的な住宅に車寄せと車庫の両方を備えさせるということは、敷地面積の関係から現実的に不可能なものであった。
また、特許文献1に記載の住宅は、車寄せスペースに駐車している間は、住宅への出入り口(玄関)が車で塞がれているので、家人の出入りに支障をきたすおそれが多分に存在する。また、玄関ドアに併設して掃き出し窓(出入り口)が形成されているので、防犯という観点からは必ずしも有利ではないなど実用上解決すべき多くの課題を有しているものである。
この発明はかかる問題点に鑑み、通常の敷地面積であっても、高級感を演出する車寄せを設けることが可能で、車庫として使用しない際には、種々の用途に利用可能なスペースとなるビルドインガレージ機能を有する住宅を提供せんとするものである。
前記目的を達成するため、この発明の請求項1に記載の発明は、
路面との間に車が通行可能な幅を存して、エントランスが前記路面に面するよう住宅を配置して、前記路面とエントランスとの空間部を車寄せスペースとし、
前記車寄せスペースには、路面に通ずる車両用入口と車両用出口を設け、
前記車寄せスペースの路面側に、前記エントランスを含むようにして左右一対のチャンネル状の支柱を、開口部を住宅側に向けて配置するとともに、前記開口部に扉を設けて内部空間部を収納部とし、
前記一対の支柱と住宅の一部を利用して、前記車寄せスペースの上部に屋根を形成し、
前記屋根下の、住宅と各支柱間に形成される開口部には、それぞれ電動式シャッターを付設し、前記支柱間に形成される開口部には、採光と換気機能を有する壁面を形成したこと
を特徴とするビルドインガレージ機能を有する住宅。
また、この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のビルドインガレージ機能を有する住宅において、
前記住宅は、
前記車の出入りが可能な車寄せスペースに面するエントランス以外に、サブエントランスを有すること
を特徴とするものである。
また、この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載のビルドインガレージ機能を有する住宅において、
前記屋根は、
前記住宅に形成される屋根の勾配よりも緩い勾配とし、天井の高さをより高くしたこと
を特徴とするものである。
この発明のビルドインガレージ機能を有する住宅においては、路面側に位置する建物の一部に主にゲストが出入りするためのエントランスが配設されるとともに、このエントランスを含み、かつ車の出入りが可能なスペースの上部に、前記建物の一部から前記スペースとエントランスを覆って屋根を張り出させ、前記張り出した屋根の前縁部を複数の支柱で支持して車寄せスペースを構成しているので、雨に全く濡れることなく、また夏の直射日光に曝されることなく建物に出入りすることを可能としたものである。
特に、この発明のビルドインガレージ機能を有する住宅においては、建物と屋根の前縁部を支える支柱との間に形成される車寄せスペースの、建物以外の3面開口部にそれぞれ開閉自在なシャッターを設けることによって、夜間などには車寄せスペースを駐車場とすることができるので、広い敷地を要することなく高級感の溢れる車寄せスペースを形成することが可能となり、いわゆるビルドインガレージの機能を発揮させることができる。
また、前記車寄せスペースは、建物側を除く3つの開口部のうち、少なくとも車が出入りする開口部に開閉自在にシャッターを取付け、内部空間を外界と遮断できるように構成することによって、得られた空間を遊び場、駐車場などとして有効に利用することが可能となるとともに、車を自然災害から守り、多雪地域ではエントランスに吹き込む雪を防ぐことができる。
また、車寄せスペースの上部を覆う屋根を支える支柱に収納機能を持たせることによって、車両用の工具や、子供の遊び道具、庭手入れ用の用具などを収納させることができ、サブエントランスを設けることによって、車寄せスペースが車庫として使用されていても人の出入りに支障をきたすおそれがなく、前記屋根の勾配を緩く設計することによって天井を高くし、圧迫感を解消し、開放感、高級感を演出することができなど実用上多大の利点を有するものである。
以下、この発明のビルドインガレージ機能を有する住宅の最良の形態を、添付の図面に基づいて具体的に説明すると、図1はビルドインガレージ機能を有する住宅の一例を示す正面図、図2は、図1の1階部分を示す概略説明図である。
図1において、この発明の住宅1は、路面2との間に車が通行可能な幅を存して、エントランス3が路面2に面するよう建築されるものである。
図2で明らかなように、住宅1は、前記基本的に2階建て構造を有し、前記エントランス3と路面2との空間部を車寄せスペース4とし、この車寄せスペース4を挟んで路面2に面する2ヶ所には、車が出入りするための車両用入口5と、車両用出口6とが配設される。
なお、一方の車両用入口5側には、人が出入りするための出入り口7が併せて設けられている。
また、図1においては、車両用出入り口は、路面2に沿って左右2ヶ所に形成されているが、たとえば、一方の車両用出入り口5又は6から進入した車がUターンするスペースが敷地内にある場合には、車両用出入り口は1ヶ所でもよく、住宅1は2階建てが好ましいが、平屋であってもよいことは当然である。
前記エントランス3の前面に形成された車寄せスペース4の路面2側には、一対の支柱8,8が所要間隔を存して配置される。
この支柱8,8は、チャンネル状に形成した木材あるいはチャンネル状の鋼材等を使用し、その開口部に開閉扉9,9を設けることによって、内部空間を収納部10,10としたものである。
その高さは、2階建ての場合には、2階床面より少し高く、平屋の場合には屋根の軒高より少し高めに設定されるが、いずれの場合も特段の制限はなく、要は圧迫感をなくし、開放感、高級感が演出できる高さとすることが好ましい。
なお、支柱8は、内部に収納部が形成されるものであれば、その材質や形状には特段の制限はないものである。
前記支柱8,8は、エントランス3前に形成された車寄せスペース4の上部を覆う庇ないし屋根11の軒先部を支えるもので、その棟(基端部)側は住宅1の外壁に固着されるもので、屋根11の勾配を、たとえば2階に屋根12の勾配よりも緩くすることによって車寄せスペース4の天井を高くし、開放感を与えることができる。
前記車寄せスペース4は、図1で明らかなように、住宅1側以外の3ヶ所、すなわち、車が出入りするための左右側と道路側に、それぞれ開口部13,14,15が形成されるので、これら開口部13から15に、それぞれ屋根11内に巻上げ装置を有する電動巻上げ式のシャッター(図示せず)を装着し、車寄せスペース4全体をビルドインガレージとしたものである。
その際、路面2側の開口部15はシャッターを装着せず、採光と換気機能を有する壁面を設けて常時閉止状態に保持してもよいが、3面が開口する構成とすることによって、狭くならざるを得ない車寄せスペース4をより開放的にすることができる。
このように車寄せスペース4の開口部13〜15をそれぞれ開閉自在とすることによって、たとえば日中は開放状態に保持し、車寄せスペース機能を奏させ、同時に幼児などの遊び場として使用し、夜間は各開口部13〜15を閉止してガレージとして使用することができる。
したがって、車を他の駐車スペースに移動させ、遊び場とし、さらには車を駐車させた状態で各開口部13〜15を閉止し、内部空間を簡易な車修理場として使用することも可能で、広い用途に使用することができる。
なお、図1において、16は、サブエントランスで、車寄せスペース4の開口部13〜15が全て閉止された場合、住宅に人の出入りができなくなることを防止するものであるが、車の出入りする開口部13又は14のいずれか一方のシャッターに出入り口を形成してサブエントランスとすることもできる。
この発明のビルドインガレージ機能を有する住宅の一例を示す正面図である。 図1の1階部分を示す概略説明図である。
符号の説明
1 ビルトインガレージ機能を備えた住宅
2 路面
3 エントランス
4 車寄せスペース
5 車両用入口
6 車両用出口
7 出入り口
8 支柱
9 開閉扉
10 収納部
11,12 屋根
13〜15 開口部
16 サブエントランス

Claims (3)

  1. 路面との間に車が通行可能な幅を存して、エントランスが前記路面に面するよう住宅を配置して、前記路面とエントランスとの空間部を車寄せスペースとし、
    前記車寄せスペースには、路面に通ずる車両用入口と車両用出口を設け、
    前記車寄せスペースの路面側に、前記エントランスを含むようにして左右一対のチャンネル状の支柱を、開口部を住宅側に向けて配置するとともに、前記開口部に扉を設けて内部空間部を収納部とし、
    前記一対の支柱と住宅の一部を利用して、前記車寄せスペースの上部に屋根を形成し、
    前記屋根下の、住宅と各支柱間に形成される開口部には、それぞれ電動式シャッターを付設し、前記支柱間に形成される開口部には、採光と換気機能を有する壁面を形成したこと
    を特徴とするビルドインガレージ機能を有する住宅。
  2. 前記住宅は、
    前記車の出入りが可能な車寄せスペースに面するエントランス以外に、サブエントランスを有すること
    を特徴とする請求項1に記載のビルドインガレージ機能を有する住宅。
  3. 前記屋根は、
    前記住宅に形成される屋根の勾配よりも緩い勾配とし、天井の高さをより高くしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のビルドインガレージ機能を有する住宅。
JP2003381360A 2003-11-11 2003-11-11 ビルトインガレージを有する住宅 Expired - Fee Related JP4251322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381360A JP4251322B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 ビルトインガレージを有する住宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381360A JP4251322B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 ビルトインガレージを有する住宅

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005146536A JP2005146536A (ja) 2005-06-09
JP4251322B2 true JP4251322B2 (ja) 2009-04-08

Family

ID=34690759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003381360A Expired - Fee Related JP4251322B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 ビルトインガレージを有する住宅

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4251322B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005146536A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6209270B1 (en) Multilevel building with ramp
JP4613776B2 (ja) 建物
JP2005500449A (ja) 建築物およびパーキングシステム
MXPA04001592A (es) Sistema de ensamble de flecha central corriente de vehiculo real.
JP4251322B2 (ja) ビルトインガレージを有する住宅
JP2000160850A (ja) ガレージのある家
JP6626280B2 (ja) 多世帯住宅
JP6634112B2 (ja) 街並構造
JP3037142U (ja) 組立車庫
JP3328192B2 (ja) 円形立体駐車場
US20040226226A1 (en) Reduced frontage garage
JP2003161045A (ja) 車庫付き住宅
JP7094261B2 (ja) 街並構造
JP2005273271A (ja) 駐車場付建築物
JP6250261B2 (ja) 建物
JP2000017855A (ja) 住 宅
JP2001049878A (ja) 住 宅
JP6943696B2 (ja) 住宅
JPH03286074A (ja) 駐車設備付き建造物
JP2022018590A (ja) 外構構造物
JPH11131840A (ja) 倉庫付き複式車庫用エレベータの設置
JPH10231630A (ja) 住宅の駐車スペース
JP2022051998A (ja) 建物
JP2000274093A (ja) 集合住宅の配置構造
JP2004190245A (ja) 中高層建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4251322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150130

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees