JP4238915B2 - アンテナ装置及び無線通信機 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯電話等に適用されるアンテナ装置及び無線通信機に関するものである。
近年、携帯電話等の無線通信機において、機器の小型化と高密度化とに伴い、アンテナ装置を基板の狭い領域中に装着しなければならなくなってきている。
しかし、アンテナ装置を狭い領域に装着するには、アンテナ装置を小型化及び薄型化しなければならず、アンテナ特性の劣化を招くおそれがある。
そこで、例えば、特許文献1〜特許文献4に開示されているように、アンテナ特性を劣化させずに、アンテナ装置の小型化及び薄型化を図った各種のアンテナ装置が提案されている。また、周波数可変技術や増幅器を一体化したアクティブアンテナが考えられている。
特許文献1に開示のアンテナ装置は、 ループ状の放射電極を持つアンテナであり、基板の上面と下面とに形成した放射電極をスルーホールを介して接続することにより、アンテナ全体をループ状に形成したものである。これにより、電波の放射特性の向上を図りつつアンテナ装置の小型化を実現している。
特許文献2に開示のアンテナ装置は、ダイポールアンテナであり、2つのアンテナ素子を同一平面状に設け、それぞれの素子に平衡給電することで、ノイズ混入の防止とアンテナ装置の薄型化とを図っている。
特許文献3に開示のアンテナ装置は、コイルアンテナである。コイルアンテナの特性はその厚み(具体的には巻線コアの直径)に大きく依存する。そのため、このアンテナ装置では、基板に開けた孔内に、コイルアンテナを落とし込むことにより、アンテナ特性を劣化させることなく、アンテナ装置全体の薄型化を図っている。
特許文献4に開示のアンテナ装置は、1/4波長のパッチアンテナ又は逆F型アンテナである。このようなアンテナの特性は、基板のグランド面から放射電極までの距離に大きく影響される。このため、このアンテナ装置では、アンテナの放射電極を基板の端部で表面側から裏面側に回り込ませた形状にすることで、アンテナ特性を劣化させずに、アンテナ装置全体の薄型化を図っている。
その他、これらの技術に類似するアンテナ装置として、特許文献5及び特許文献6に開示されたものもある。
特開2000−114992号公報 特開2004−023210号公報 実開平07−020708号公報 特開2004−128605号公報 特開平08−023218号公報 特開2004−165770号公報
しかし、上記した従来のアンテナ装置では、次のような問題がある。
特許文献1に開示のアンテナ装置では、 ループアンテナであるので、ループ径を大きくとると、デットスペースが大きくなる。しかも、基板の上面と下面とに形成した放射電極でループアンテナを形成しているので、デットスペースが基板の片面だけでなく両面にも及ぶ。このため、通常の倍以上のデットスペースが必要となってしまう。また、無線通信機の筐体等の設計を変えた場合には、アンテナの放射電極もすべて設計しなおす必要がある。
また、特許文献2に開示のアンテナ装置では、2つのアンテナ素子を同一平面状に設けたダイポールアンテナであるので、装置の薄型化を図ることができるが、装置全体の小型化を図ることはできない。また、アンテナ装置の合わせ込みは、給電部分の平衡度を含めて非常に煩雑であるので、その設計作業に長時間を要する。
また、特許文献3及び特許文献4に開示のアンテナでは、コイルアンテナを基板に開けた孔内に落とし込んだり、放射電極を基板の端部で表面側から裏面側に回り込ませたりして形成しなければならないので、構造、アンテナ特性ともに合わせ込みが難しい。
さらに、上記特許文献1〜4に開示のアンテナは、単共振を前提としている。したがって、このような技術で、複共振又は周波数可変のアンテナ装置を構成する場合には、倍以上のデットスペースの発生や装置の大型化が生じ、小型化及び高密度化が要求されている無線通信機に適用することはほとんど困難となる。特許文献5及び特許文献6に開示のアンテナ装置においても同様の問題が生じる。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、基板の狭い領域に小型で薄くしかも各種アプリケーションに対応したマルチバンドのアンテナを構築可能なアンテナ装置及び無線通信機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明に係るアンテナ装置は、基板の非グランド領域の表面に装着された誘電体又は磁性体の基体に第1の放射電極及び電圧印加によってこの第1の放射電極の電気長を可変とする周波数可変回路を有する第1のチップアンテナと、第1のチップアンテナを構成する基体に設けた追加放射電極,及び基板の非グランド領域の表面又は裏面に配された状態で追加放射電極に連結された補助素子で形成される所定電気長の一以上のアンテナ素子と、基板の非グランド領域の表面又は裏面に装着された誘電体又は磁性体の基体に第2の放射電極を形成して成る所定電気長の第2のチップアンテナとを具備するアンテナ装置であって、少なくとも、第1のチップアンテナの第1の放射電極とアンテナ素子の追加放射電極と第2のチップアンテナの第2の放射電極とを、互いに電磁界結合可能に近接させることにより、第1のチップアンテナに設けられた周波数可変回路に電圧印加を行うことで、当該第1のチップアンテナが有する電気長を変化させてその共振周波数を所望量だけ変化させると同時に、当該第1のチップアンテナと電磁界結合で結合しているアンテナ素子及び第2のチップアンテナの共振周波数をその電磁界結合量に対応した量だけ変化させることを可能とした構成とする。
これらのアンテナは互いに干渉し合い、複数の共振周波数を発生させるもので、複数の異なる周波数の信号を送受信することができる。また、アンテナ素子の補助素子を、非グランド領域の表面及び裏面の一方又は双方に配設するので、デットスペースを小さくすることができると共に、アンテナ装置全体の小型化と特性改善とを図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、非グランド領域の裏面に配設した補助素子を、非グランド領域に穿設したスルーホールを通じて追加放射電極に連結することにより、アンテナ素子を形成した構成とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置において、アンテナ素子を複数形成し、これら複数のアンテナ素子の共振周波数を全て異ならしめた構成とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置において、アンテナ素子の補助素子は、導体パターンを非グランド領域に形成してなる平面型電極である構成とした。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置において、アンテナ素子の補助素子は、追加放射電極と接続した状態で非グランド領域に立設された支持部とこの支持部の先端部から基板に略平行に延びる平行部とでなる立体型電極である構成とした。
かかる構成により、アンテナ素子の補助素子が、立体型電極であるので、電極を平面方向だけでなく空間方向にも有効に広げることができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載のアンテナ装置において、補助素子の平行部は、帯形状をなす構成とした。
請求項7の発明は、請求項5に記載のアンテナ装置において、補助素子の平行部は、平板状をなす構成とした。
請求項8の発明は、請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のアンテナ装置において、補助素子の平行部の大きさを、非グランド領域からはみ出ない大きさに設定した構成とする。
請求項9の発明は、請求項5ないし請求項8のいずれかに記載のアンテナ装置において、補助素子の平行部の先端を、開放端とした構成とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置において、非グランド領域の裏面に配設した補助素子を、裏面に装着した誘電体又は磁性体の基体上に形成した構成とする。
かかる構成により、補助素子が形成される基体を、波長短縮効果を有する誘電体等で形成することで、アンテナ素子の共振周波数を調整することができる。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のアンテナ装置において、第2のチップアンテナは、第1のチップアンテナとは給電手段を異にする構成とした。
さらに、請求項12の発明に係る無線通信機は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のアンテナ装置を備える構成とした。
以上詳しく説明したように、請求項1〜請求項11の発明に係るアンテナ装置によれば、第1のチップアンテナと一以上のアンテナ素子と第2のチップアンテナとによって、異なる共振周波数の信号を送受信することができる。すなわち、複共振可能な構成としたので、各種アプリケーションに対応したマルチバンドの送受信が可能なアンテナ装置を提供することができる。そして、アンテナ素子の補助素子を、非グランド領域の表面及び裏面の一方又は双方に配設するので、アンテナ性能を劣化させることなく、デットスペースを小さくすることができると共に、アンテナ装置全体の小型化を図ることができる。
特に、アンテナ素子の補助素子を非グランド領域の裏面に配設することで、第1及び第2のチップアンテナとアンテナ素子とを含めたアンテナ装置全体のアンテナ体積を効率よく増大させることができる。すなわち、電極形状やサイズによる制約がほとんどない非グランド領域の裏面に、補助素子を配設することで、従来技術と比較して大きなアンテナ体積を取得できる。
また、アンテナ装置の合わせ込みも容易で、その設計作業も短時間でできる。
また、請求項5ないし請求項9の発明に係るアンテナ装置によれば、アンテナ素子の補助素子を立体型電極にして、電極を平面方向だけでなく空間方向への有効利用を図ることができるので、非グランド領域近傍のスペースだけでなく、このアンテナ装置が適用される機器の筐体内に存する全てのデッドスペースを利用したアンテナ装置を実現することができる。例えば、補助素子を携帯電話等の無線通信機の外枠に沿う程の大きさに作成することも可能となる。
また、請求項10の発明に係るアンテナ装置によれば、基体を波長短縮効果を有する誘電体等で形成して、アンテナ素子の共振周波数を調整することができるので、より広帯域でのマルチバンド可能なアンテナ装置を提供することができる。
また、請求項12の発明に係る無線通信機によれば、小型且つ薄型でマルチバンド対応の無線通信機を提供することができる。
以下、この発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図であり、図2は、チップアンテナを側面に沿って展開して示す平面図であり、図3は、周波数可変回路の等価回路図である。
この実施例のアンテナ装置1は、携帯電話等の無線通信機に設けられている。
図1に示すように、アンテナ装置1は、第1のチップアンテナとしてのチップアンテナ2と、アンテナ素子3と、第2のチップアンテナとしてのチップアンテナ4とを備えている。
チップアンテナ2は、第1の放射電極としての放射電極21と周波数可変回路22とを誘電体基体20の表面に形成してなる表面実装型のチップアンテナである。
すなわち、基板100の両面に、グランド領域101と非グランド領域102とが形成されており、チップアンテナ2の誘電体基体20が、非グランド領域102の表面102aに装着されている。具体的には、図2に示すように、誘電体基体20は、直方体を成して、正面20aと上面20bと両側面20c,20dと背面20eと下面20fとを有している。
また、放射電極21は、同幅の帯状を成して、正面電極部21aと上面電極部21bと先端電極部21cとを有している。つまり、正面電極部21aが誘電体基体20の正面20aの左縁部に形成され、正面電極部21aの一方端部が、図1に示すように、導体パターン111を通じて給電部110(給電手段)に接続されている。そして、図2に示すように、正面電極部21aの他方端部が、上面電極部21bに連結され、上面電極部21bが、正面20aに形成された先端電極部21cと連結している。
すなわち、図1及び図2に示すように、チップアンテナ2の放射電極21は、正面電極部21aが導体パターン111を介して給電部110に接続し、上面電極部21b及び先端電極部21cがこの正面電極部21aに連結し、周波数可変回路22が上面電極部21bに組み付けられた構成になっている。
周波数可変回路22は、図2及び図3に示すように、コイル22aと可変容量ダイオード22bとコンデンサ22cとコイル22dとの直列回路で構成されている。そして、コイル22eを有するパターン22fが可変容量ダイオード22bとコンデンサ22cとの接続点Pに接続するように形成されている。これにより、制御電圧Vcをパターン22fを通じて接続点Pに印加し、可変容量ダイオード22bの容量を制御することで、放射電極21の電気長を変えることができるようになっている。
一方、図1において、アンテナ素子3は、帯状の追加放射電極30とこの追加放射電極30に連結された補助素子31とで構成されている。
図4は、一部破断して示すアンテナ装置の側面図であり、図5は、アンテナ素子3の補助素子全体の形状を示すための斜視図である。
追加放射電極30は、図2に示すように、誘電体基体20の上面20b上で放射電極21の正面電極部21aと分岐した上面電極30bと、この上面電極30bと連続するように側面20cと下面20f上に形成された側面電極30c,接続電極30fとで形成されている。
補助素子31は、図4に示すように、非グランド領域102の裏面102bに配設され、非グランド領域102に穿設したスルーホール102cを通じて追加放射電極30に接続されている。
具体的には、図4及び図5に示すように、補助素子31は、支持部としての金属製支柱31aと平行部としての板金31bとで構成された立体型電極である。スルーホール102cは、非グランド領域102であって且つ追加放射電極30の接続電極30fに対応した箇所に穿設されている。棒状の金属製支柱31aはこのスルーホール102c内に挿入された状態で、非グランド領域102の裏面102b側に立設されている。そして、板金31bが、金属製支柱31aの先端部に連結されて、基板100と略平行になるように保持されている。このような板金31bは、長方形状の金属平板であり、その大きさは、非グランド領域102よりも小さく設定され、非グランド領域102からはみ出ないようになっている。また、板金31bのいずれの部分もグランド領域101と接触しておらず、いずれの縁部も開放端となっている。
チップアンテナ4は、図1に示すように、基板100の非グランド領域102の表面102aに実装された誘電体基体40と、第2の放射電極としての放射電極41とを有して成る。
図6は、チップアンテナ4の展開図であり、図7は、導体パターンを示すための斜視図である。
すなわち、図6に示すように、誘電体基体40は直方体を成して、正面40aと上面40bと両側面40c,40dと背面40eと下面40fとを有している。
また、放射電極41は、正面電極部41aとL字状の上面電極部41bと側面電極部41cとを有している。そして、正面電極部41aの一方端部が、図1に示すように、導体パターン41gを通じて導体パターン111に接続されている。つまり、図7に示すように、導体パターン41gを非グランド領域102の裏面102bにパターン形成し、導体パターン41gの両端を、スルーホール102d,102eを通じて、正面電極部41a,導体パターン111にそれぞれ接続した。
このように、チップアンテナ4の放射電極41は、導体パターン41gと導体パターン111とを通じて給電部110に接続し、チップアンテナ4全体としての固定した電気長を有する。
次に、この実施例のアンテナ装置が示す作用及び効果について説明する。
図8は、チップアンテナ2全体の形状を示すための斜視図であり、図9は、アンテナ素子3全体の形状を示すための斜視図であり、図10は、チップアンテナ4全体の形状を示すための斜視図であり、図11は、複共振状態を説明するための線図であり、図12は、折り畳み型の無線通信機における基板収納状態を示した概略平面図である。
図8に示すように、チップアンテナ2は、放射電極21と導体パターン111の長さと形状に対応した電気長を有し、その共振周波数は周波数可変回路22で変化させることができる。チップアンテナ2による実際の共振周波数は、アンテナ素子3やチップアンテナ4との結合により、チップアンテナ2単独の共振周波数と異なるが、この実際の共振周波数をf1とすると、周波数可変回路22によって、この共振周波数f1を大きく変えることができる。
また、図9に示すように、アンテナ素子3は、追加放射電極30と補助素子31と導体パターン111の長さと形状に対応した電気長を有する。アンテナ素子3による実際の共振周波数は、チップアンテナ2やチップアンテナ4との結合により、アンテナ素子3単独の共振周波数と異なる。この実際の共振周波数をf2とすると、この共振周波数f2はほぼ固定的であるが、チップアンテナ2の周波数可変回路22で共振周波数f1を大きく変化させると、共振周波数f2も追従して若干変化する。
また、図10に示すように、チップアンテナ4は、放射電極41と導体パターン41gと導体パターン111の長さと形状に対応した電気長を有する。チップアンテナ4による実際の共振周波数は、チップアンテナ2やアンテナ素子3との結合により、チップアンテナ4単独の共振周波数と異なる。この実際の共振周波数をf3とすると、この共振周波数f3はほぼ固定的であるが、チップアンテナ2の周波数可変回路22で共振周波数f1を大きく変化させると、共振周波数f3も追従して若干変化する。
したがって、このアンテナ装置1は、図11に示すように、3つの共振周波数f1〜f3を有し、矢印で示すように、共振周波数f1を大きく変化させることができ、また、共振周波数f2,f3を小さく変化させることができる。
したがって、図12に示すように、アンテナ装置1を無線通信機200に適用し、図1において、周波数f1の信号を給電部110からアンテナ装置1に供給すると、前記したように、チップアンテナ2の実際の共振周波数がf1に設定されているので、この供給された信号がチップアンテナ2で共振する。この結果、この信号は、チップアンテナ2をメインとしてアンテナ装置1全体から電波となって空間に送信される。また、周波数f1の電波も、チップアンテナ2をメインとしてアンテナ装置1全体で受信される。このようにして、この実施例のアンテナ装置1では、チップアンテナ2をメインに用いて周波数f1の信号の送受信を行うことができる。
また、周波数f2の信号を給電部110からアンテナ装置1に供給すると、前記したように、アンテナ素子3の共振周波数がf2に設定されているので、この供給された信号はアンテナ素子3で共振する。この結果、この信号は、アンテナ素子3をメインとしてアンテナ装置1全体から電波となって空間に送信される。また、周波数f2の電波も、アンテナ素子3をメインとしてアンテナ装置1全体で受信される。このようにして、この実施例のアンテナ装置1では、アンテナ素子3をメインに用いて周波数f2の信号の送受信も行うことができる。
さらに、周波数f3の信号を給電部110からアンテナ装置1に供給すると、前記したように、チップアンテナ4の共振周波数がf3に設定されているので、この供給された信号はチップアンテナ4で共振する。この結果、この信号は、チップアンテナ4をメインとしてアンテナ装置1全体から電波となって空間に送信される。また、周波数f3の電波も、チップアンテナ4をメインとしてアンテナ装置1全体で受信される。このようにして、この実施例のアンテナ装置1では、チップアンテナ4をメインに用いて周波数f3の信号の送受信も行うことができる。
以上のように、この実施例のアンテナ装置1によれば、チップアンテナ2とアンテナ素子3とチップアンテナ4とによって、異なる3つ共振周波数f1〜f3の信号を送受信することができる構成としたので、各種アプリケーションに対応したマルチバンドの送受信が可能となる。すなわち、図11に示すように、3つの異なる周波数f1〜f3においてリターンロスが最小となるリターンロス曲線Sを得ることができる。この結果、例えば、チップアンテナ2の共振周波数f1を約800MHzに設定して、アプリケーションとしての携帯電話の使用を可能とし、しかも、アンテナ素子3の共振周波数f2を約1.6GHzに設定して、アプリケーションとしてのGPS等への使用をも可能となる。
また、この実施例では、アンテナ素子3の補助素子31を、非グランド領域102の裏面102bに配設することにより、アンテナ装置1を、非グランド領域102の表面102aだけでなく裏面102bをも利用して構築しているので、アンテナ性能を劣化させることなく、デットスペースを小さくすることができると共に、アンテナ装置1全体の小型化を図ることができる。さらに、補助素子31を立体型電極にして、補助素子31を平面方向だけでなく空間方向(高さ方向)にも有効に広げるようにしたので、小さな空間に、従来のアンテナ装置に比べて極めて大きなアンテナ体積を取得している。
特に、図12に示すように、折り畳み型の無線通信機200では、2枚の基板211,212を上筐体201と下筐体202とにそれぞれ収納した構造であるので、従来の技術を用いて、複共振のアンテナ装置を構築しようとすると、チップアンテナ2,4に相当するアンテナ素子301を基板211の非グランド領域211aに装着すると共に、アンテナ素子3に相当するアンテナ素子302を基板212の非グランド領域212aに装着しなければならない。これに対して、この実施例のアンテナ装置1では、その装着領域は、1枚の基板100の非グランド領域102で十分であるので、アンテナ装置の占有率を従来のアンテナ装置の占有率の半分以下にすることができる。しかも、従来のアンテナ装置では、大きなデットスペースが非グランド領域211a,212aの裏面に生じてしまうのに対し、この実施例では、このようなデットスペースがほとんど生じない。
さらに、この実施例では、アンテナ素子3を、チップアンテナ2を構成する誘電体基体20に形成した放射電極21と補助素子31とで形成したので、チップアンテナ2とアンテナ素子3とを別々の基板に構成しなければならない従来の技術に比べて、部品点数が少なくて済む。
図13は、この発明の第2実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図であり、図14は、アンテナ装置の裏面側を示す平面図であり、図15は、一部破断して示すアンテナ装置の側面図である。
この実施例のアンテナ装置では、図13〜図15に示すように、アンテナ素子3の補助素子31を金属製支柱31aと帯形状の板金31bとで構成した。
具体的には、帯形状の板金31bを全体として略コ形に形成し、その一方端部を金属製支柱31aの先端部に連結させ、板金31b全体を非グランド領域102の裏面102b上方に位置させた。
かかる構成により、アンテナ素子3によってアンテナ装置1の特性改善と共に別の共振を立てることが可能となる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図16は、この発明の第3実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図であり、図17は、アンテナ装置の裏面図であり、図18は、一部破断して示すアンテナ装置の側面図である。
図16に示すように、この実施例のアンテナ装置では、アンテナ素子3の補助素子31を平面型電極で形成した。
すなわち、図17及び図18に示すように、引出しパターン31aと帯形状で互いに逆方向を向く鉤形の導体パターン31bとを有する補助素子31を非グランド領域102の裏面102bに形成した。具体的には、補助素子31の引出しパターン31aをスルーホール102cを通じて追加放射電極30の接続電極30fに連結させた。
かかる構成により、アンテナ装置1の特性改善と薄型化とを図ることができる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図19は、この発明の第4実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図であり、図20は、アンテナ装置の裏面側を示す平面図であり、図21は、誘電体基体を示す斜視図である。
上記第3実施例では、アンテナ素子3の補助素子31を導体パターンで非グランド領域102上に直に形成したが、図19〜図21に示すように、この実施例では、アンテナ素子3の補助素子31を誘電体基体7に形成した。
具体的には、図21に示すように、補助素子31を、直方体状の誘電体基体7の下面,背面及び上面に渡ってパターン形成する。そして、誘電体基体7上面の端部31aを非グランド領域102の裏面102b側からスルーホール102cに当接させた状態で、誘電体基体7を裏面102bに装着することにより、補助素子31を追加放射電極30に接続した。
これにより、誘電体基体7による波長短縮効果を得ることができ、アンテナ素子3のさらなる小型化を図ることができる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第3実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図22は、この発明の第5実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図であり、図23は、チップアンテナ4を示す斜視図であり、図24は、アンテナ装置の裏面側を示す斜視図である。なお、図22においては、アンテナ素子3の表示を省略した。
上記実施例では、チップアンテナ4を非グランド領域102の表面102aに形成し、導体パターン41gを通じて、チップアンテナ2の給電部110を共用する構成としたが、この実施例では、チップアンテナ4が、チップアンテナ2とは給電部を異にする構成にした。
すなわち、図22に示すように、基板100の表面側に給電部110と異なる給電部120を設けると共に、非グランド領域102にスルーホール102fを穿設し、給電部120からの導体パターン121をスルーホール102fに接続した。そして、図24に示すように、誘電体基体40を非グランド領域102の裏面102bに配設し、スルーホール102fから非グランド領域102の裏面102bに引き出された導体パターン122に、放射電極41の正面電極部41aを接続した。
かかる構成により、給電部110,120を設け、給電点を分割することにより、チップアンテナ2とチップアンテナ4という複数のシステムのアイソレーションを確保することで、共振周波数を独立に制御することができる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第4実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図25は、この発明の第6実施例に係るアンテナ装置の分解斜視図であり、図26は、4共振状態を示す線図である。
上記各実施例では、チップアンテナ2とアンテナ素子3とチップアンテナ4とによる3共振のアンテナ装置について説明したが、共振数は限定されない。この実施例の如く、上記各実施例の装置にさらに別体のアンテナ素子9を組み付けて、4共振のアンテナ装置とすることも実現可能である。そして、そのように多共振にしてもアンテナ装置の小型性及び薄型性を維持することができる。
すなわち、上記第2実施例の装置と同様に、チップアンテナ2とアンテナ素子3とチップアンテナ4とを設け、さらに、補助素子31′を非グランド領域102の裏面102b側に設けた。具体的には、非グランド領域102の表面102aに、導体パターン111の先端部に連結するスルーホール102gを穿設し、L字状の板金31b′を有した金属製支柱31a′をこのスルーホール102gに接続した。これにより、正面電極部21aの基部からスルーホール102gを介して分岐した補助素子31′を全放射電極とする新たなアンテナ素子9を得る。このアンテナ素子9は、補助素子31′の長さと形状に対応した共振周波数f4を有する。
この結果、この実施例のアンテナ装置では、チップアンテナ2とアンテナ素子3とチップアンテナ4とアンテナ素子9とによる異なった4つ共振周波数f1,f2,f3,f4の信号を送受信することができるので、図26に示すように、4つの異なる周波数f1,f2,f3,f4においてリターンロスが最小となるリターンロス曲線S′を得ることができ、他種類のアプリケーションに対応したマルチバンドの送受信が可能となる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、アンテナ素子の補助素子を非グランド領域の裏面に配設したが、非グランド領域の表面に配設しても良いことは勿論である。すなわち、チップアンテナやアンテナ素子の配設位置,形状や大きさ及びその個数等は、上記実施例に限定されるものでなく、任意である。
また、上記実施例では、基体として誘電体基体を用いたが、磁性体基体をチップアンテナ等の基体として用いても良いことは勿論である。
この発明の第1実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図である。 第1のチップアンテナを側面に沿って展開して示す平面図である。 周波数可変回路の等価回路図である。 一部破断して示すアンテナ装置の側面図である。 アンテナ素子の補助素子全体の形状を示すための斜視図である。 第2のチップアンテナを側面に沿って展開して示す平面図である。 導体パターンを示すための斜視図である。 第1のチップアンテナ全体の形状を示すための斜視図である。 アンテナ素子全体の形状を示すための斜視図である。 第2のチップアンテナ全体の形状を示すための斜視図である。 複共振状態を説明するための線図である。 折り畳み型の無線通信機における基板収納状態を示した概略平面図である。 この発明の第2実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図である。 アンテナ装置の裏面側を示す平面図である。 一部破断して示すアンテナ装置の側面図である。 この発明の第3実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図である。 アンテナ装置の裏面図である。 一部破断して示すアンテナ装置の側面図である。 この発明の第4実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図である。 アンテナ装置の裏面側を示す平面図である。 誘電体基体を示す斜視図である。 この発明の第5実施例に係るアンテナ装置の表面側を示す斜視図である。 第2のチップアンテナを示す斜視図である。 アンテナ装置の裏面側を示す斜視図である。 この発明の第6実施例に係るアンテナ装置の分解斜視図である。 4共振状態を示す線図である。
符号の説明
1…アンテナ装置、 2,4…チップアンテナ、 3,9…アンテナ素子、 7,20,40…誘電体基体、 21,41…放射電極、 22…周波数可変回路、 30…追加放射電極、 31,31′…補助素子、 41g,111,121,122…導体パターン、 100…基板、 101…グランド領域、 102…非グランド領域、 102a…表面、 102b…裏面、 102c〜102g…スルーホール、 110,120…給電部、 200…無線通信機、 f1〜f4…共振周波数。

Claims (12)

  1. 基板の非グランド領域の表面に装着された誘電体又は磁性体の基体に第1の放射電極及び電圧印加によってこの第1の放射電極の電気長を可変とする周波数可変回路を有する第1のチップアンテナと、
    上記第1のチップアンテナを構成する上記基体に設けた追加放射電極,及び上記基板の非グランド領域の表面又は裏面に配された状態で上記追加放射電極に連結された補助素子で形成される所定電気長の一以上のアンテナ素子と、
    上記基板の非グランド領域の表面又は裏面に装着された誘電体又は磁性体の基体に第2の放射電極を形成して成る所定電気長の第2のチップアンテナとを具備するアンテナ装置であって、
    少なくとも、上記第1のチップアンテナの第1の放射電極と上記アンテナ素子の追加放射電極と上記第2のチップアンテナの第2の放射電極とを、互いに電磁界結合可能に近接させることにより、
    上記第1のチップアンテナに設けられた上記周波数可変回路に上記電圧印加を行うことで、当該第1のチップアンテナが有する電気長を変化させてその共振周波数を所望量だけ変化させると同時に、当該第1のチップアンテナと電磁界結合で結合している上記アンテナ素子及び第2のチップアンテナの共振周波数をその電磁界結合量に対応した量だけ変化させることを可能とした、
    ことを特徴とするアンテナ。
  2. 上記非グランド領域の裏面に配設した上記補助素子を、当該非グランド領域に穿設したスルーホールを通じて上記追加放射電極に連結することにより、上記アンテナ素子を形成した、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 上記アンテナ素子を複数形成し、これら複数のアンテナ素子の共振周波数を全て異ならしめた、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 上記アンテナ素子の補助素子は、導体パターンを上記非グランド領域に形成してなる平面型電極である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 上記アンテナ素子の補助素子は、上記追加放射電極と接続した状態で上記非グランド領域に立設された支持部とこの支持部の先端部から上記基板に略平行に延びる平行部とでなる立体型電極である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 上記補助素子の平行部は、帯形状をなす、
    ことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 上記補助素子の平行部は、平板状をなす、
    ことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  8. 上記補助素子の平行部の大きさを、非グランド領域からはみ出ない大きさに設定した、
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のアンテナ装置。
  9. 上記補助素子の平行部の先端を、開放端とした、
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれかに記載のアンテナ装置。
  10. 上記非グランド領域の裏面に配設した上記補助素子を、当該裏面に装着した誘電体又は磁性体の基体上に形成した、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置。
  11. 上記第2のチップアンテナは、上記第1のチップアンテナとは給電手段を異にする、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のアンテナ装置。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のアンテナ装置を備える
    ことを特徴とする無線通信機。
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