JP4238907B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置、発光装置の製造方法及びインクジェット記録装置に関する。
光を受けて硬化するインク(以下、光硬化型インクと呼ぶ)をインク滴として記録媒体に吐出して、この記録媒体に光硬化型インクで画像を形成することができるインクジェット記録装置が知られている。このようなインクジェット記録装置では、従来、記録媒体に吐出された光硬化型インクに光を照射する光照射装置(以下、発光装置と呼ぶ)と、発光装置に送風して発光装置を冷却する冷却ファンとを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−237456号公報(第5頁、図1〜図3)
上記特許文献1に記載されたインクジェット記録装置では、発光装置が記録ヘッドの両側部に設けられているとともに、各発光装置の上方に冷却ファンが設けられている。
このような構成では、冷却ファンからの送風によって記録ヘッドの近傍に空気の流れが発生しやすい。記録ヘッドの近傍で空気の流れが発生すると、記録ヘッドから吐出されたインク滴には、飛行経路が曲がる現象である飛行曲がりが発生してしまうことがある。
つまり、上記特許文献1に記載されたインクジェット記録装置では、インク滴の飛行曲がりの発生を低減することが困難であるという未解決の課題がある。
本発明は、この未解決の課題に着目してなされたものであり、空気の流れを軽減できる発光装置及び発光装置の製造方法、並びに飛行曲がりの発生を低減することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
第1の発光装置は、基板と、該基板の第1面側に保持され、光を発する発光体と、前記基板の前記第1面とは反対側の面である第2面に当接して設けられ、熱伝導性が高い材料を含んで構成される熱伝導部材と、該熱伝導部材に当接して設けられ、前記基板から前記熱伝導部材を介して伝えられた熱を放散する放熱部材とを備えることを特徴とする。
この発光装置では、発光体を保持する基板と放熱部材との間に熱伝導部材が、基板及び放熱部材のそれぞれに当接した状態で介在しているため、基板の熱を放熱部材に伝えやすくすることができる。つまり、この発明では、基板の熱を放熱部材から逃がしやすくすることができる。従って、基板を積極的に冷却するための送風を軽減することが可能となる。
第2の発光装置は、第1の発光装置において、前記熱伝導部材は、シート状に形成されており、平面視で前記発光体に重なる領域を網羅しているとともに、前記第2面と前記放熱部材とによって挟まれていることを特徴とする。
この発光装置では、シート状に形成された熱伝導部材は、基板の第2面において、発光体に重なる領域を覆っている。つまり、熱伝導部材は、基板の第2面において、発光体からの熱が伝わりやすい領域を網羅している。従って、基板の熱を放熱部材に一層伝えやすくすることができる。
第3の発光装置は、第2の発光装置において、前記放熱部材は、前記熱伝導部材側とは反対側に延伸するひれ部を備えていることを特徴とする。
この発光装置では、放熱部材の表面積を増大させることができ、放熱部材に伝えられた熱を放散させやすくすることが可能となる。
第4の発光装置は、第2又は第3の発光装置において、前記基板、前記熱伝導部材及び前記放熱部材は、挟持具で束ねられていることを特徴とする。
この発光装置では、基板、熱伝導部材及び放熱部材が束ねられているので、基板、熱伝導部材及び放熱部材のそれぞれの熱膨張が抵抗を受けにくい。従って、基板、熱伝導部材及び放熱部材のそれぞれの熱膨張率の差異によって発生する変形を軽減することができる。
また、発光装置の製造方法は、光を発する発光体が実装される第1面、及び該第1面とは反対側の第2面を有する基板と、熱伝導性が高い材料を含有する熱伝導シートと、熱伝導性が高い材料から板状に形成された放熱部材とを、前記熱伝導シートが前記第2面に当接し、前記放熱部材が前記熱伝導シートに当接するように重ねて、前記基板、前記熱伝導シート及び前記放熱部材の積畳体を構成する工程と、前記積畳体の前記基板、前記熱伝導シート及び前記放熱部材を束ねる工程とを有し、前記束ねる工程では、前記積畳体の側縁に、前記積畳体の厚みを超える寸法を有する板材を対向させた状態で、前記板材を前記積畳体側に折り曲げて、前記基板及び前記放熱部材を前記板材で挟み込むことを特徴とする。
この発光装置の製造方法では、基板、熱伝導部材及び放熱部材のそれぞれの熱膨張が抵抗を受けにくい発光装置を製造することができる。
また、第1のインクジェット記録装置は、第1乃至第4のいずれか1つの発光装置と、前記発光体からの前記光を受けて硬化するインクを記録媒体に向けて吐出する吐出ヘッドとを備え、前記発光装置は、前記吐出ヘッドから吐出されて前記記録媒体に付着した前記インクに、前記光を照射することを特徴とする。
このインクジェット記録装置では、基板の熱を放熱部材から逃がしやすくすることができる発光装置を備えているため、発光装置を積極的に冷却するための送風を軽減することができ、吐出ヘッドから吐出されるインクの飛行曲がりを低減することが可能となる。
第2のインクジェット記録装置は、第1のインクジェット装置において、前記記録媒体を前記吐出ヘッドに対向させつつ送る送り装置と、前記発光装置を、前記発光体が露呈するように覆うカバーと、前記カバーに対する外気を前記カバー内に流入させる送風装置と、を備え、前記発光装置は、前記記録媒体の送り方向で前記吐出ヘッドよりも下流側に、且つ前記カバーから露呈する前記発光体が、前記送り装置によって送られる前記記録媒体に対向するように配設されており、前記カバーには、前記カバー内の空気を前記下流側に向けて排出する排気口が形成されていることを特徴とする。
このインクジェット記録装置では、発光装置は、発光体が露呈した状態で、カバーによって覆われている。カバーには、排気口が形成されているとともに、送風装置によって外気が流入される。カバー内の空気は、排気口から、記録媒体の搬送方向で下流側に向かって排出される。つまり、この発明では、カバー内に空気の流れを発生させることができ、放熱部材の放熱を促進させることができるとともに、カバー内の空気が下流側に向かって排出されるため、吐出ヘッド近傍での空気の流れを低く抑えることができる。
第3のインクジェット記録装置は、第2のインクジェット装置において、前記送風装置は、前記外気を前記カバー内に送り込む吸気ファンであることを特徴とする。
このインクジェット記録装置では、吸気ファンで外気を放熱部材に当てやすくすることができるため、放熱部材の放熱を一層促進させることが可能となる。
本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置1は、平面図である図1に示すように、画像形成装置3と、発光装置5と、制御回路7とを備えている。
画像形成装置3は、平面図である図2(a)及び正面図である図2(b)に示すように、送り装置11と、記録ヘッド13と、キャリジ15と、キャリジ移動装置17と、リニアスケール19と、リニアエンコーダ21とを備えている。
送り装置11は、送りローラ25と、押さえローラ27と、送りモータ29とを備えている。送りローラ25及び押さえローラ27は、互いに外周を接し合って回転可能に構成されている。送りモータ29は、制御回路7によって動作が制御され、送りローラ25を回転駆動するための動力を発生する。
上記の構成を有する送り装置11は、送りモータ29から送りローラ25に動力が伝達され、送りローラ25と押さえローラ27との間に挟持した記録用紙Pを、送り方向であるY方向に間欠的に送る。
記録ヘッド13は、底面に複数のノズルが形成されており、制御回路7から出力される駆動信号に基づいて、複数のノズルからインクをインク滴として吐出する。なお、本実施形態では、紫外線を受けて硬化する紫外線硬化型のインクが採用されている。紫外線硬化型のインクは、インクカートリッジ31に収容されている。インクカートリッジ31は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのインクが、それぞれカートリッジ31y,31m,31c及び31kに個別に収容されている。
ここで、記録ヘッド13に形成されているノズルの配列について説明する。
記録ヘッド13は、底面図である図3に示すように、多数のノズル33が形成されている。これら多数のノズル33は、Y方向に沿って延びる8本のノズル列L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7及びL8を構成している。各ノズル列L1〜L8は、Y方向に沿って所定間隔で配列形成された複数のノズル33によって構成されている。
これらのノズル列L1〜L8は、インクの色ごとに2本ずつ形成されている。つまり、ノズル列L1及びL2を構成するノズル33は、ブラックのインク滴を吐出する。ノズル列L3及びL4を構成するノズル33は、シアンのインク滴を吐出する。ノズル列L5及びL6を構成するノズル33は、マゼンタのインク滴を吐出する。ノズル列L7及びL8を構成するノズル33は、イエローのインク滴を吐出する。
また、ノズル列L1とノズル列L2とは、ノズル列L1及びL2同士間のノズル33がY方向に互い違いに位置するようにずれている。すなわち、ノズル列L1とL2とを構成するノズル33は、千鳥状に配列形成されている。同様に、ノズル列L3とL4との組、ノズル列L5とL6との組、及びノズル列L7とL8との組の各組におけるノズル33も、千鳥状に配列形成されている。
なお、この図3では、ノズル33をわかりやすく示すため、ノズル33の大きさを誇張し、且つ個数を減じて図示している。また、図3中の符合35は、記録ヘッド13の記録用紙Pに対向する面であるノズル面を示している。
キャリジ15は、図2(a)及び図2(b)に示すように、上述した各カートリッジ31y,31m,31c及び31kを着脱自在に保持しているとともに、底面に記録ヘッド13が配設されている。なお、記録ヘッド13は、図2(b)に示すように、ノズル面35を記録用紙Pに向けて、且つノズル面35と記録用紙Pとの間に隙間を保った状態で、キャリジ15に配設されている。また、制御回路7から出力される駆動信号は、ケーブル37を介して記録ヘッド13に伝達される。
キャリジ移動装置17は、図2(a)に示すように、一対のプーリ41a及び41bと、タイミングベルト43と、キャリジモータ45と、キャリジガイド軸47とを備えている。タイミングベルト43は、主走査方向であるX方向に沿って、一対のプーリ41a及び41b間に張設されており、一部がキャリジ15に固定されている。
キャリジモータ45は、制御回路7によって動作が制御され、プーリ41aを回転駆動するための動力を発生する。キャリジガイド軸47は、X方向に沿って延びているとともに、両端が図示しない筐体に支持されており、キャリジ15をX方向にガイドする。
上記の構成を有するキャリジ移動装置17は、キャリジモータ45からプーリ41a及びタイミングベルト43を介してキャリジ15に動力が伝達されて、キャリジ15をX方向に往復移動させる。
ここで、画像形成装置3には、リニアスケール19がX方向に沿って設けられている。リニアスケール19には、多数のスケールがX方向に沿って所定間隔で刻まれている。また、キャリジ15には、リニアスケール19に刻まれているスケールを光学的に検出するリニアエンコーダ21が配設されている。
画像形成装置3では、リニアエンコーダ21によるスケールの検出に基づいて、キャリジ15のX方向における位置が制御される。なお、リニアエンコーダ21がスケールを検出した検出信号は、ケーブル37を介して制御回路7に伝達される。
発光装置5は、正面図である図4(a)及び図4(a)中のA−A線における断面図である図4(b)に示すように、カバー51と、2つのファンモータ53と、複数の発光素子55と、基板57と、2つの熱伝導部材59と、2つの放熱板61と、2つの挟持具62とを備えている。なお、図4(b)では、ファンモータ53の図示を省略した。
カバー51は、内部が中空の箱状に形成されており、平面図である図5(a)に示すように、天板面63に2つの吸気孔65が、X方向に沿って並ぶように形成されている。また、カバー51の前面67には、正面図である図5(b)に示すように、2つの排気孔69が、X方向に沿って並ぶように形成されている。
カバー51の底面71には、底面図である図5(c)に示すように、熱伝導部材59及び放熱板61が挿入される挿入孔73が形成されている。なお、図5(c)中の符号74は、基板57を固定するためのねじ穴を示している。
2つのファンモータ53は、それぞれプロペラが内蔵されたモータで構成されており、制御回路7によって動作が制御される。各ファンモータ53は、カバー51の天板面63において、各吸気孔65を覆う位置に配設されている。これらのファンモータ53は、それぞれ、カバー51外の空気(以下、外気と呼ぶ)をカバー51内に送り込む方向に回転が制御される。
複数の発光素子55は、それぞれ、制御回路7によってオン状態及びオフ状態が制御され、オン状態で発光する。発光素子55が発する光には、紫外線硬化型のインクの硬化を促進させる波長の紫外線が含まれている。このような発光素子55としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)や、LD(Laser Diode)などの素子を採用することができる。本実施形態では、発光素子55として、表面実装型のLEDを採用した。そして、複数の発光素子55は、図4(b)に示すように、基板57の第1面77に表面実装されている。
なお、本明細書において、光とは、可視光線のみを指すものではなく、種々の波長の電磁波を指すものである。また、本実施形態では、発光素子55が発する光に、インクの硬化を促進させる波長の紫外線が含まれていればよい。従って、発光素子55としては、紫外線のみを発するもの、及び紫外線と他の波長域の電磁波とを発するもののいずれも採用することができる。
基板57は、図4(b)に示すように、カバー51の挿入孔73をY方向にまたいで、且つ第2面79がカバー51の底面71に当接した状態で、図示しないビスなどの固定部材でカバー51に固定されている。これによって、複数の発光素子55は、カバー51から露呈した状態が保たれている。
ここで、複数の発光素子55の配列について説明する。
複数の発光素子55は、発光装置5の底面図である図6に示すように、Y方向に間隔をあけてX方向に沿って延びる2本の素子列81a及び81bを構成している。素子列81a及び81bは、それぞれ複数の発光素子55が、X方向に沿って所定間隔で並んだ構成を有している。
素子列81aにおける複数の発光素子55は、X方向に記録用紙Pの幅をまたぐ距離にわたって所定間隔で実装されている。また、素子列81bの各発光素子55は、素子列81aの発光素子55同士間を補完する位置に実装されている。つまり、Y方向から見て、すなわち図4(a)で見て、素子列81bの各発光素子55が素子列81aにおける発光素子55同士間に位置し、すべての発光素子55が、X方向に沿って所定の間隔で並んでいる。
なお、基板57には、図6に示すように、図示しないビスが挿入されるビス孔75が形成されている。そして、ビス孔75に挿入された図示しないビスは、前述したカバー51のねじ穴74に結合される。このようにして、基板57はカバー51に固定されている。
各熱伝導部材59は、例えば、黒鉛、炭素繊維、金属などの熱伝導性が高い材料を含有し、可撓性を有するシート状に形成されている。各熱伝導部材59は、図7に示すように、各熱伝導部材59が第2面79に当接した状態で、基板57に重ねられている。
また、各熱伝導部材59は、図8に示すように、X方向に基板57と同等の長さを有しているとともに、Y方向に各発光素子55をまたぐ寸法を有している。つまり、2つの熱伝導部材59は、基板57の第2面79側から、2つの熱伝導部材59のうちの一方が素子列81aを覆い、他方が素子列81bを覆っている。これにより、基板57の第2面79において各発光素子55が重なる領域のすべてが、2つの熱伝導部材59によって網羅される。
各放熱板61は、図7に示すように、板状のベース部83に、このベース部83のX方向に沿った一側縁から熱伝導部材59とは反対側に延伸するひれ部85を形成した構成を有している。放熱板61は、例えば、アルミニウムなどの熱伝導性が高い板状の材料に、曲げ加工を施すことによって形成され得る。
各ベース部83は、X方向に基板57と同等の長さを有しているとともに、Y方向に各発光素子55をまたぐ寸法を有している。そして、各放熱板61は、各ベース部83が各熱伝導部材59に当接した状態で、各熱伝導部材59に重ねられている。
各挟持具62は、例えば、アルミニウムなどの塑性加工性が高い板状の材料から形成されており、図9に示すように、Y方向に沿って延びる板状の基部87に、基部87からX方向に沿って延びる4つの爪部89が形成された構成を有している。4つの爪部89は、基部87のY方向に沿った一側縁及び他側縁のそれぞれに2つずつ形成されている。
また、一側縁に形成されている各爪部89は、他側縁に形成されている各爪部89に基部87を挟んで対向している。そして、基部87の両側縁間で対向し合う2つの爪部89が、一組の挟持部91を構成している。各挟持部91は、図10に示すように、挟持具62のブランク材62Bの爪部89Bに、曲げ加工を施すことによって形成され得る。
このような構成を有する2つの挟持具62は、図11に示すように、それぞれ、基板57のY方向に沿った各側縁部で、基板57、熱伝導部材59及び放熱板61の積畳体93を束ねている。各挟持具62は、各挟持部91が、基板57、各熱伝導部材59及び各放熱板61のベース部83を、積畳体93のY方向に沿った各側縁部で束ねている。
上記の構成を有する発光装置5は、図1に示すように、記録用紙Pの送り方向であるY方向で、記録ヘッド13よりも下流側に配設されている。また、この発光装置5は、図4(a)及び図4(b)に示すように、排気孔69をY方向の下流側に向け、且つ複数の発光素子55と記録用紙Pとの間に隙間を保った状態で配設されている。
制御回路7は、図12に示すように、制御部101と、記録ヘッドドライバ103と、送りモータドライバ105と、キャリジモータドライバ107と、ファンモータドライバ109と、エンコーダ検出回路111と、発光素子ドライバ113と、インタフェース部115とを備えている。
制御部101は、例えば、マイクロコンピュータで構成され、CPU(Central Processing Unit)117と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)119と、RAM(Random Access Memory)121と、ROM(Read-Only Memory)123とを備えている。
CPU117は、記録処理等の各種処理を実行する。SDRAM119は、ホストコンピュータ131からインタフェース部115を介して入力される記録データを格納する。RAM121は、CPU117によって実行される記録処理等のプログラムを一時的に展開したり、各種データを一時的に格納したりする。ROM123は、例えば不揮発性半導体メモリで構成され、CPU117が実行するプログラムなどが格納されている。
記録ヘッドドライバ103は、CPU117からの指令に基づいて、記録ヘッド13に駆動信号を出力して、記録ヘッド13の駆動を制御する。
送りモータドライバ105は、CPU117からの指令に基づいて、送りモータ29を制御する。
キャリジモータドライバ107は、CPU117からの指令に基づいて、キャリジモータ45を制御する。
ファンモータドライバ109は、CPU117からの指令に基づいて、各ファンモータ53を制御する。
エンコーダ検出回路111は、リニアエンコーダ21からの検出信号を検知し、その結果を制御部101に出力する。
発光素子ドライバ113は、CPU117からの指令に基づいて、各発光素子55のオン状態及びオフ状態を制御する。
インタフェース部115は、ホストコンピュータ131から受け取った記録すべき文字や画像などに関する記録データを制御部101に出力したり、制御部101から受け取った各種情報をホストコンピュータ131に出力したりする。
上記の構成を有するインクジェット記録装置1は、送りモータ29の駆動が制御部101によって制御され、送り装置11が記録用紙Pを記録ヘッド13に対向させながら、Y方向に間欠送りする。このとき、制御部101は、キャリジモータ45の駆動を制御して、リニアエンコーダ21からの位置検出信号に基づいてキャリジ15をX方向に往復移動させながら、記録ヘッド13の駆動を制御して、所定の位置でインク滴を吐出させる。このような動作によって、記録用紙Pにドットが形成され、この記録用紙Pに画像データなどの記録情報に基づく画像の形成が行われる。
画像が形成された記録用紙Pは、発光装置5の複数の発光素子55に対向する位置に導かれる。このとき、発光装置5は、制御部101によって複数の発光素子55のオン状態が制御され、複数の発光素子55に対向する記録用紙Pに光を照射する。記録用紙Pに形成された画像を構成しているインクは、発光素子55からの光を受けて硬化が促進される。
そして、発光装置5から光の照射を受けた記録用紙Pは、インクジェット記録装置1外に排出される。これにより、1枚の記録用紙Pに対する記録が終了する。
なお、発光素子55は、発光にともなって発熱することがある。発光素子55からの熱は、基板57、熱伝導部材59及び放熱板61に、この順序で伝達していく。そして、放熱板61に至った熱は、放熱板61からカバー51内の空気中に放散される。
このとき、ファンモータ53が駆動され、カバー51の吸気孔65から外気がカバー51内に送り込まれるとともに、カバー51内の空気が排気孔69から、Y方向の下流側に向けて排出される。これにより、カバー51内に空気の流れが発生し、放熱板61からの熱の放散が促進される。
なお、前述したファンモータ53は、カバー51内に送り込んだ外気を2つの放熱板61に直接的に当てることができる位置に配設されている。これにより、放熱板61からの熱の放散を一層促進させることができる。
ここで、発光装置5の製造方法について説明する。
まず、第1面77に複数の発光素子55が実装された基板57の第2面79上に、図13(a)に示すように、2つの熱伝導部材59を載置し、さらに、各熱伝導部材59上に各放熱板61のベース部83を載置して積畳体93を構成する。
次いで、図13(b)に示すように、各ブランク材62Bを、各基部87が積畳体93のY方向に沿った各側縁に対向するように配置する。このとき、各ブランク材62Bは、図10に示す各挟持部91を構成する一対の爪部89Bが、X方向から見て熱伝導部材59及び放熱板61のベース部83に重なる位置で配置される。また、各ブランク材62Bの基部87と積畳体93のY方向に沿った各側縁とは、当接していても隙間を有していてもよい。
次いで、プレス加工などによって、ブランク材62Bの各爪部89Bを積畳体93側に折り曲げて各挟持部91を形成すると、図11に示すように、積畳体93が2つの挟持具62によって束ねられる。
次いで、2つの放熱板61及び2つの熱伝導部材59を、カバー51の挿入孔73に2つの放熱板61側から挿入してから、基板57をカバー51の底面71にビスなどで固定すると、図6に示す発光装置5が完成する。
なお、予めブランク材62Bに、各爪部89Bの折り曲げ線に沿って切り込みやへこみなどを形成しておけば、折り曲げにかかる力を軽減したり、折り曲げ位置の精度を向上させたりすることが可能となる。
本実施形態において、記録ヘッド13が吐出ヘッドに対応し、発光素子55が発光体に対応し、放熱板61が放熱部材に対応し、ファンモータ53が送風装置としての吸気ファンに対応し、ブランク材62Bが板材に対応し、排気孔69が排気口に対応している。
本実施形態のインクジェット記録装置1では、発光装置5は、複数の発光素子55が第1面77に表面実装された基板57の第2面79と放熱板61のベース部83との間に、シート状の熱伝導部材59が介在した積畳体93を備えている。積畳体93において、熱伝導部材59は、基板57の第2面79及び放熱板61のベース部83のそれぞれに当接している。このため、複数の発光素子55が発熱して基板57が熱を帯びても、基板57の熱は、熱伝導部材59によって放熱板61に速やかに伝達されやすい。
また、熱伝導部材59がシート状であるため、基板57及び放熱板61のそれぞれに対する密着性が高められ、基板57の熱を放熱板61へ速やかに伝達させることが可能となる。
また、放熱板61は、ベース部83から熱伝導部材59とは反対側に延伸するひれ部85が形成されている。これにより、放熱板61は、空気に触れる表面積が増大され、熱伝導部材59を介してベース部83に伝達された熱を速やかに空気中に放散することができる。つまり、発光装置5は、複数の発光素子55からの熱を効率よく放散することができる。従って、複数の発光素子55を積極的に冷却する必要性を軽減することができる。
また、発光装置5は、積畳体93の放熱板61及び熱伝導部材59を覆うカバー51と、カバー51の天板面63に形成された吸気孔65からカバー51内に外気を送り込むファンモータ53とを備えている。カバー51の前面67には、カバー51内の空気をY方向の下流側に排出する排気孔69が形成されている。
この構成により、カバー51内に外気を送り込むことができるとともに、カバー51内に空気の流れを発生させることができる。従って、放熱板61からの熱を一層速やかに放散させることが可能となる。また、カバー51内の空気が記録ヘッド13よりもY方向の下流側に向かって排出されるため、インク滴の飛行曲がりを低く抑えることが可能となる。
また、発光装置5では、各ファンモータ53は、外気をカバー51内に送り込む吸気ファンで構成されているとともに、送り込む外気を放熱板61に直接的に当てることができる位置に配設されている。従って、放熱板61からの熱の放散を一層促進させることが可能となる。
また、発光装置5において、積畳体93は、各挟持具62の各挟持部91によって、Y方向に沿った各側縁部が束ねられている。これにより、接着剤や粘着剤などの固着手段を用いることなく、基板57、各熱伝導部材59及び各放熱板61を互いに固定することが可能となる。
接着剤や粘着剤などを用いることなく固定することができれば、基板57、各熱伝導部材59及び各放熱板61は、それぞれの熱膨張が抵抗を受けにくくなる。従って、基板57、各熱伝導部材59及び各放熱板61のそれぞれの熱膨張率の差異によって、積畳体93にそりや曲がりなどの変形が発生してしまうことを抑えることができ、発光装置5の信頼性の向上が図られる。
なお、本実施形態では、複数の発光素子55が実装された基板57に各熱伝導部材59及び各放熱板61を載置して積畳体93を構成するようにしたが、複数の発光素子55の実装及び積畳体93の構成の順序は、これに限定されない。すなわち、積畳体93を各挟持具62で束ねてから、基板57の第1面77に複数の発光素子55を実装するようにしてもよい。これにより、実装にかかる熱を放熱板61から放散させることができ、実装にかかる熱によって発光素子55が損傷してしまうことを抑えることが可能となる。
また、本実施形態では、基板57に各熱伝導部材59を載置してから、各熱伝導部材59に各放熱板61を載置するようにしたが、積畳体93の構成方法はこれに限定されない。例えば、放熱板61に熱伝導部材59を載置してから基板57の第2面79側を、熱伝導部材59に載置したり、熱伝導部材59に放熱板61を載置した状態で、熱伝導部材59を基板57に載置したりしてもよく、種々の方法を採用することができる。
また、本実施形態では、各ブランク材62Bを積畳体93の各側縁に対向させて配置してから、各ブランク材62Bの4つの爪部89Bを折り曲げて、積畳体93を各挟持具62で束ねるようにしたが、積畳体93を束ねる方向はこれに限定されない。
例えば、図14(a)に示すように、各ブランク材62Bにおいて、この図で見て下側の爪部89だけを折り曲げて形成しておく。次いで、図14(b)に示すように、各ブランク材62Bの爪部89に積畳体93を載置する。次いで、図14(c)に示すように、上側の各爪部89Bを積畳体93側に折り曲げる。
この方法によれば、予め折り曲げられた各爪部89で積畳体93を支えることができるため、積畳体93に対する各ブランク材62Bの配置位置を容易に合わせやすくすることが可能となる。
さらに他の例として、図15(a)に示すように、各ブランク材62Bにおいて、この図で見て下側の各爪部89だけを折り曲げて形成しておくとともに、上側の各爪部89Bを途中まで折り曲げておく。次いで、図15(b)に示すように、各ブランク材62Bの各爪部89及び各爪部89Bで積畳体93の各側縁を各側縁の外側から包むように、積畳体93に対して各ブランク材62Bを配置する。次いで、図15(c)に示すように、途中まで折り曲げられた各爪部89Bを積畳体93側に折り曲げる。
この方法によれば、積畳体93に対して各ブランク材62Bを配置するときに、各爪部89と途中まで折り曲げられた各爪部89Bとで、積畳体93を補助的に固定することができる。従って、各爪部89Bを折り曲げて積畳体93を挟持させる際に、基板57に対する各熱伝導部材59や各放熱板61の位置がずれてしまうことを抑えることが可能となる。
なお、図14及び図15に示す例では、それぞれ、基板57が各図で見て下側に位置するように積畳体93を構成したが、放熱板61のベース部83が下側に位置するように構成してもよい。
また、本実施形態では、発光装置5において、ファンモータ53で外気を吸気孔65からカバー51内に送り込むようにしたが、これに限定されず、カバー51内の空気を排気孔69からカバー51外に送り出すようにしてもよい。この場合、図16に示すように、各ファンモータ53を各排気孔69を覆う位置に配設し、カバー51内の空気をカバー51外に送り出す方向に各ファンモータ53の回転を制御すればよい。
また、発光装置5は、図17に示すように、カバー51内に新たな送風ファン97を、設けた構成を有していてもよい。この場合、送風ファン97は、各放熱板61に向けて送風し、且つ各ファンモータ53の吸気方向とは交差する方向に向けて送風するように配設される。
この構成によれば、各ファンモータ53からの外気が、図17で見て放熱板61に対して上から下に向かって吹きつけられるとともに、送風ファン97によってX方向に沿って流される。従って、放熱板61の広い範囲にわたって外気を届かせることができ、熱の放散を一層促進させることが可能となる。
また、ファンモータ53、吸気孔65及び排気孔69のそれぞれの個数は、2つに限定されず、任意の個数とすることができる。
また、記録媒体は、記録用紙Pに限定されず、インク滴が付着してドットを形成することができるものであれば、金属や樹脂などの種々の材質を採用することができる。
また、インクの色は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックに限定されず、これらにホワイトを加えた5種類や、ライトシアン及びライトマゼンタを加えた6種類等、任意の種類が採用され得る。
本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の主要構成を示す平面図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の画像形成装置の構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッドの底面図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置の構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置のカバーの外観を示す図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置の底面図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置における基板、熱伝導部材及び放熱板の分解斜視図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置における基板及び熱伝導部材の平面図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置における挟持具の斜視図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置における挟持具のブランク材を示す斜視図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置における基板、熱伝導部材及び放熱板の挟持状態を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の主要構成を示すブロック図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置の製造方法を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置の製造方法の他の例を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置の製造方法のさらに他の例を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置の他の構成例を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の発光装置のさらに他の構成例を説明する図。
符号の説明
1…インクジェット記録装置、3…画像形成装置、5…発光装置、11…送り装置、13…記録ヘッド、51…カバー、55…発光素子、57…基板、59…熱伝導部材、61…放熱板、62…挟持具、62B…ブランク材、69…排気孔、77…第1面、79…第2面、85…ひれ部、93…積畳体。

Claims (8)

  1. 基板と、該基板の第1面側に保持され、光を発する発光体と、
    前記基板の前記第1面とは反対側の面である第2面に当接して設けられる熱伝導部材と、該熱伝導部材に当接して設けられ、前記基板から前記熱伝導部材を介して伝えられた熱を放散する放熱部材とを備えた発光装置と、
    前記発光装置を、前記発光体が露呈するように覆うカバーと、
    前記発光体からの前記光を受けて硬化するインクを記録媒体に向けて吐出する吐出ヘッドと前記記録媒体を前記吐出ヘッドに対向させつつ送る送り装置と、
    を備え
    前記発光装置は、前記記録媒体の送り方向で前記吐出ヘッドよりも下流側に配置されると共に、前記カバーから露呈する前記発光体が、前記送り装置によって送られる前記記録媒体に対向するように配設され、
    前記カバーは、前記カバーに対する外気を前記カバー内に流入させる送風装置及び前記カバー内の空気を前記吐出ヘッドよりも下流側に排出する排気口と、
    前記カバー内には、前記放熱板に向かって前記送風装置による空気の流入方向とは交差する方向に向けて空気を吹き付ける送風ファンを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記熱伝導部材は、シート状に形成されており、平面視で前記発光体に重なる領域を網
    羅しているとともに、前記第2面と前記放熱部材とによって挟まれていることを特徴とす
    る請求項1に記載の発光装置を備えたインクジェット記録装置
  3. 前記放熱部材は、前記熱伝導部材側とは反対側に延伸するひれ部を備えていることを特
    徴とする請求項2に記載の発光装置を備えたインクジェット記録装置
  4. 前記基板、前記熱伝導部材及び前記放熱部材は、挟持具で束ねられていることを特徴と
    する請求項2又は3に記載の発光装置を備えたインクジェット記録装置。
  5. 前記挟持具がアルミニウムから形成されていることを特徴とする請求項4に記載の発光装置を備えたインクジェット記録装置。
  6. 前記発光装置は、前記インクの硬化を促進させる波長の紫外線を含む発光素子からなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記発光素子はLED(light Emitting Diode)またはLD(Laser Diode)からなることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 光を発する発光体が実装される第1面、及び該第1面とは反対側の第2面を有する基板
    と、熱伝導性を有する熱伝導シートと、熱伝導性を有する材料から板状に形成された放熱部材とを、前記熱伝導シートが前記第2面に当接し、前記放熱部材が前記熱伝導シートに当接するように重ねて、前記基板、前記熱伝導シート及び前記放熱部材の積畳体を構成する工程と、前記積畳体の前記基板、前記熱伝導シート及び前記放熱部材を束ねる工程とを有し、
    前記束ねる工程では、前記積畳体の側縁に、前記積畳体の厚みを超える寸法を有する板
    材を対向させた状態で、前記板材を前記積畳体側に折り曲げて、前記基板及び前記放熱部
    材を前記板材で挟み込むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載される発光装置の製造方法。
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