JP4238151B2 - エンジンの動弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動弁カムに従動して揺動するロッカアームが、油圧タペットを介して機関弁に当接するエンジンの動弁装置に関する。
機関弁に当接する油圧タペットがロッカアームに設けられる動弁装置が、特許文献1等で既に知られている。
特開平6−264708号公報
ところで、ロッカアームに油圧タペットが設けられる従来の動弁装置では、磨耗や温度変化を吸収してタペットクリアランスが「0」に保持されるのであるが、動弁装置各部の製作誤差および組付け誤差等はそのまま残ってしまうので、機関弁のリフト量にバラツキが生じてしまう。また動弁カムが設けられるカムシャフトに動的な振れが生じると、油圧タペットによる機関弁の突き上げが生じてしまう可能性があり、そのような突き上げをなくすために、従来では、動弁カムのベース円半径を周方向に沿って徐々に変化させたり、油圧タペットの初期沈み量を管理することで対処するようにしているが、工作や製造管理が難しく、個体間で動作にバラツキが生じると言う問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ロッカアームから油圧タペットを介して機関弁を開閉駆動する上で、煩雑な工作や製造管理を不要としつつ機関弁のリフト量を容易にかつ精度よく調節し得るようにしたエンジンの動弁装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、動弁カムが設けられるカムシャフトが、エンジン本体に設けたカムホルダに回転可能に支承され、動弁カムに従動して揺動するロッカアームが、油圧タペットを介して機関弁に当接するエンジンの動弁装置において、前記油圧タペットが嵌装される前記ロッカアームに、油圧タペットを受ける受け部材が摺動自在に嵌合されるとともに、前記油圧タペットとは反対側から前記受け部材に対向する規制部が設けられ、機関弁の閉弁状態での前記規制部および前記受け部材間の間隔を調節するアジャストスクリューが、機関弁の閉弁時に前記受け部材に当接すべく進退位置を調節可能として、前記カムホルダに設けたスクリュー保持部に螺合されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記機関弁のリフト量を無段階に可変とするリフト可変機構を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、機関弁の閉弁状態でロッカアームの規制部および受け部材間に間隔がある状態では、ロッカアームの開弁方向の揺動動作が開始してから規制部が受け部材に当接するまでは油圧タペットから機関弁に開弁方向の力が作用することはなく、したがって機関弁の閉弁状態で受け部材に当接するアジャストスクリューの進退位置を定めて前記規制部および受け部材間の間隔を調節することにより、動弁装置各部の製作誤差および組付け誤差等があっても機関弁のリフト量にバラツキが生じないように、機関弁のリフト量を精度よくかつ容易に調節することができる。しかもカムシャフトに動的な振れが生じたときに、前記規制部および受け部材間の間隔分だけロッカアームが揺動しても油圧タペットによる機関弁の突き上げが生じることはなく、煩雑な工作や製造管理を不要として油圧タペットによる機関弁の突き上げを防止することができる。
また、エンジン本体に設けられていてカムシャフトを支持するために剛性を比較的高くしているカムホルダに、アジャストスクリューを螺合するスクリュー保持部が設けられることにより、アジャストスクリューの支持剛性を高めることができる。
さらに請求項記載の発明によれば、リフト可変機構によって機関弁のリフト量が微小となったときでも、精度よく微小リフト量を達成することが可能であり、リフト可変機構を有する動弁装置に有利となる。
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジンの一部縦断面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図である。
先ず図1において、エンジンのエンジン本体5が備えるシリンダヘッド6には、機関弁である一対の吸気弁7……の開閉作動をガイドすべく吸気弁7…のステム7a…を摺動可能に嵌合せしめるガイド筒8…が設けられ、ガイド筒8…から突出したステム7a…の上部に固定されるリテーナ9…およびシリンダヘッド6間には、吸気弁7…を閉弁方向に付勢する弁ばね10…が設けられる。
吸気弁7…を開閉駆動する動弁装置は、動弁カム11に従動して揺動するとともに油圧タペット12…を介して機関弁7…に当接するロッカアーム13を備えるものであり、前記動弁カム11はカムシャフト14に設けられる。シリンダヘッド6に設けられた下部ホルダ16には、該ホルダ16とともにカムホルダ15を構成する上部ホルダ17が上方から結合されており、前記カムシャフト14は、上部および下部ホルダ16,17間に挟まれるようにしてカムホルダ15で回転自在に支承される。
この動弁装置は、機関弁6のリフト量を無段階に変化させ得るリフト可変機構18を備えており、該リフト可変機構18は、一端部に油圧タペット12…が装着されるロッカアーム13の他端部に一端部が回動可能に連結される第1リンクアーム19と、第1リンクアーム19の他端部をエンジン本体5の固定位置に回動可能に支承する固定支軸21と、第1リンクアーム19の下方に配置されるとともに前記ロッカアーム13の他端部に一端部が回動可能に連結される第2リンクアーム20と、第2リンクアーム20の他端部を回動可能に支承する可動支軸22とを備える。
ロッカアーム13の一端部には、一対の吸気弁7…におけるステム7a…の上端に上方から当接する油圧タペット12…を装着せしめる弁連結部13aが設けられる。またロッカアーム13の他端部には、第1支持部13bと、第1支持部13bの下方に配置される第2支持部13cとが相互に連なって設けられ、第1および第2支持部13b,13cは、吸気弁7…とは反対側に開いた略U字状に形成される。
ロッカアーム13の第1支持部13bには、カムシャフト14の動弁カム11に転がり接触するローラ23が第1連結軸24およびローラベアリング25を介して軸支されており、ローラ23は略U字状である第1支持部31bに挟まれるように配置される。
第1リンクアーム19の一端部はロッカアーム13の第1支持部13bを両側から挟むようにして略U字状に形成されており、ローラ23をロッカアーム13に軸支する第1連結軸24を介して第1支持部13bに回動可能に連結される。すなわち第1リンクアーム19の一端部のロッカアーム13への回動可能な連結、ならびに前記ローラ23のロッカアーム13への軸支が共通の第1連結軸24で達成されることになり、それにより部品点数の低減化を図るとともに動弁装置のコンパクト化に寄与することができる。
第1リンクアーム19の他端部の両側で、カムホルダ15…における下部ホルダ16…には第1リンクアーム19側に突出する支持ボス16aがそれぞれ突出されており、それらの支持ボス16a…を貫通するようにして前記下部ホルダ16…で支持される固定支軸21で第1リンクアーム19の他端部が回動可能に支承され、固定支軸21の軸線に沿う方向での第1リンクアーム19の移動は両支持ボス16a…で規制される。
第1リンクアーム19の下方に配置される第2リンクアーム20の一端部は、ロッカアーム13の第2支持部13cに挟まれるように配置され、第2連結軸26を介して第2支持部13cに回動可能に連結される。
このようなリフト可変機構18において、可動支軸22は、図示しない駆動手段によってその位置を無段階に変位駆動されるものであり、その可動支軸22の変位によって吸気弁7…のリフト量が無段階に変化することになる。
図3および図4において、ロッカアーム13における弁連結部13aの両側には上端を閉塞した有底の装着穴27…が設けられ、装着穴27…の閉塞端中央部には貫通孔28…が穿設されており、貫通孔28…の周囲の閉塞端内面は環状の規制部29…として機能する。
油圧タペット12は、下端を閉じた有底円筒状にして装着穴27に摺動可能に嵌合されるプランジャ30と、該プランジャ30の下端閉塞部を覆うように装着されて前記摺動穴27の下部に一部を摺動可能に嵌合せしめたキャップ状のチップ31と、前記プランジャ30に相対摺動可能に嵌合される円筒部材32と、プランジャ30および円筒部材32間に縮設される戻しばね33と、チェック弁34とを備える。
円筒部材32の下端寄りには、前記プランジャ30の下端閉塞部との間に油圧室35を形成する隔壁36が、該隔壁36よりも上方で円筒部材32内に形成される油溜め室37を前記油圧室35から隔てるようにして一体に設けられ、前記戻しばね33は、プランジャ30の下部閉塞端および隔壁36間に設けられる。
前記チェック弁34は、油溜め室37および油圧室35間を連通し得るようにして隔壁36の中央部に穿設される弁孔38を、油圧室35側から閉鎖可能な球状の弁体39が、前記戻しばね33で隔壁36側に押しつけられて油圧室36内に収容されているケージ40に浮動状に収容されて成るものであり、円筒部材32が油圧室35の容積を増大するようにしてプランジャ30に対して上方に相対移動したときに、前記チェック弁34は、油圧室35から油溜め室37側へのオイル戻りを許容するようにして開弁する。
このような油圧タペット12は、該油圧タペット12よりも内方で前記装着穴27に摺動可能に嵌合される受け部材41で受けられるものであり、この受け部材41は、前記円筒部材32の上端を閉塞端に当接させるようにして装着穴27に摺動可能に嵌合される有底円筒部41aと、前記貫通孔28を移動自在に貫通するようにして前記有底円筒部41aの中央部に同軸にかつ一体に設けられる軸部41bとを備える。
前記受け部材41の有底円筒部41aおよびプランジャ30の上端との間で装着穴27内には環状通路42が形成されており、この環状通路42を油溜め室37に通じさせる複数の連通孔43…が円筒部材32に設けられる。
前記受け部材41において、貫通孔28から上方に吐出した軸部41bの上端には吸気弁7の閉弁時にアジャストスクリュー44が当接される。吸気弁7の閉弁状態で、油圧タペット12とは反対側から受け部材41の有底円筒部41aに対向するようにして装着穴27の閉塞端に設けられている規制部29と受け部材41の有底円筒部41aとの間の間隔を前記アジャストスクリュー44で調節するようにして、前記アジャストスクリュー44が進退位置を調節可能としてエンジン本体5に螺合される。
しかもカムシャフト14を回転可能に支承してエンジン本体5に設けられるカムホルダ15の下部ホルダ16にスクリュー保持部45が設けられており、前記アジャストスクリュー4は、スクリュー保持部45に螺合される。
前記油圧タペット12…にオイルを供給するために、固定支軸21内には図示しないオイル供給源に通じるオイル供給路46が設けられ、第1リンクアーム19の一端部における左右一側には第1連結軸24を囲繞してロッカアーム13とは反対側に突出する円筒状のボス部47が一体に設けられ、ロッカアーム13には、油路形成部材48がボルト49により取付けられる。
前記油路形成部材48は、第1リンクアーム19の一端部のロッカアーム13への摺接部から外れた位置ではロッカアーム13の側面に密接するようにしてロッカアーム13に取付けられるものであり、該油路形成部材48には、前記ボス部47を嵌合せしめる嵌合孔50が設けられるとともに、ロッカアーム13の側面に油密に嵌合するように突出した突部51が突設される。
第1リンクアーム19には、固定支軸21内のオイル供給路46に通じる第1油路52が設けられ、第1油路52に通じる環状の第2油路53が第1リンクアーム19の前記ボス部47および第1連結軸24間に形成される。また第2油路53に一端を通じさせる第3油路54がその他端を前記突部51内に配置するようにして油路形成部材48に設けられ、第3油路54および油圧タペット12…の環状通路42…間を結ぶ第4油路55がロッカアーム13に設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、リフト可変機構18の可動支軸22を無段階に変位させることで吸気弁7…のリフト量を無段階に変化させることが可能であり、しかも第1および第2リンクアーム19,20の一端部がロッカアーム13に回動可能として直接連結されており、両リンクアーム19,20を配置するスペースを少なくして動弁装置のコンパクト化を図ることができ、動弁カム11からの動力がロッカアーム13のローラ23に直接伝達されるので動弁カム11に対する優れた追従性を確保することができる。
またロッカアーム13は油圧タペット12…を介して吸気弁7…に当接するものであり、このロッカアーム13に、油圧タペット12を受ける受け部材41が摺動自在に嵌合されるとともに、油圧タペット12とは反対側から受け部材41に対向する規制部29が設けられ、吸気弁7…の閉弁状態での規制部29および受け部材41間の間隔を調節するアジャストスクリュー44が、吸気弁7の閉弁時に受け部材41に当接すべく進退位置を調節可能としてエンジン本体5に螺合されている。
而して吸気弁7…の閉弁状態でロッカアーム13の規制部29および受け部材41間に間隔がある状態では、ロッカアーム13の開弁方向の揺動動作が開始してから規制部29が受け部材41に当接するまでは油圧タペット12から吸気弁7に開弁方向の力が作用することはなく、したがって吸気弁7の閉弁状態で受け部材41に当接するアジャストスクリュー44の進退位置を定めて規制部29および受け部材41間の間隔を調節することにより、動弁装置各部の製作誤差および組付け誤差等があっても吸気弁7のリフト量にバラツキが生じないように、吸気弁7のリフト量を精度よくかつ容易に調節することができる。この結果、リフト可変機構18によって吸気弁7のリフト量が微小となったときでも、精度よく微小リフト量を達成することが可能であり、リフト可変機構18を有する動弁装置に有利となる。
しかもカムシャフト14に動的な振れが生じるのに応じて、規制部29および受け部材41間の間隔分だけロッカアーム13が揺動しても、油圧タペット12による吸気弁7の突き上げが生じることはなく、煩雑な工作や製造管理を不要として油圧タペット12による吸気弁7の突き上げを防止することができる。
またカムシャフト14を回転可能に支承してエンジン本体11に設けられるカムホルダ15に、アジャストスクリュー44を螺合せしめるスクリュー保持部45が設けられるので、アジャストスクリュー44の支持剛性を高めることができる。
ところで前記油圧タペット12にはオイルを供給することが必要であるが、ロッカアーム13の側面に摺接するとともに第1連結軸24を介して該ロッカアーム13に回動可能に連結される第1リンクアーム19の一端部に、第1連結軸24を囲繞してロッカアーム13とは反対側に突出する円筒状のボス部47が一体に設けられ、ボス部47を嵌合せしめる嵌合孔50を有する油路形成部材48が、第1リンクアーム19の一端部のロッカアーム13への摺接部から外れた位置でロッカアーム13の側面に密接するようにしてロッカアーム13に取付けられ、固定支軸21内に同軸に設けられるオイル供給路46に通じる第1油路52が第1リンクアーム19に設けられ、第1油路52に通じる環状の第2油路53が第1リンクアーム19の前記ボス部47および第1連結軸24間に形成され、第2油路53に通じる第3油路54が油路形成部材48に設けられ、第3油路54および油圧タペット12間を結ぶ第4油路55がロッカアーム13に設けられる。
このような油路構成によれば、第1リンクアーム19は固定支軸21の軸線まわりに回動するものであり、固定支軸21内のオイル供給路46を第1リンクアーム19内の第1油路52に漏れを少なくして通じさせることは容易であり、第1リンクアーム19のボス部47および第1連結軸24間に漏れを少なくして第1油路52に通じる第2油路53を形成すること、前記ボス部47に対して第1連結軸24の軸線まわりに相対回動する油路形成部材48に設けられる第3油路54を第2油路53に漏れを少なくして通じさせること、ならびに油圧タペット12に通じてロッカアーム13に設けられる第4油路55を、ロッカアーム13とともに揺動する油路形成部材48の第3油路54に漏れを少なくして通じさせることも容易であり、簡単な油路構成で固定支軸21から油圧タペット12にオイルを確実に供給することが可能であり、しかも第2油路53のオイルで第1リンクアーム19および第1連結軸24間を潤滑することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
エンジンの一部縦断面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4−4線断面図である。
符号の説明
5・・・・エンジン本体
7・・・・機関弁としての吸気弁
11・・・動弁カム
12・・・油圧タペット
13・・・ロッカアーム
14・・・カムシャフト
15・・・カムホルダ
18・・・リフト可変機構
29・・・規制部
41・・・受け部材
44・・・アジャストスクリュー
45・・・スクリュー保持部

Claims (2)

  1. 動弁カム(11)が設けられるカムシャフト(14)が、エンジン本体(5)に設けたカムホルダ(15)に回転可能に支承され、動弁カム(11)に従動して揺動するロッカアーム(13)が、油圧タペット(12)を介して機関弁(7)に当接するエンジンの動弁装置において、
    前記油圧タペット(12)が嵌装される前記ロッカアーム(13)に、油圧タペット(12)を受ける受け部材(41)が摺動自在に嵌合されるとともに、前記油圧タペット(12)とは反対側から前記受け部材(41)に対向する規制部(29)が設けられ、
    機関弁(7)の閉弁状態での前記規制部(29)および前記受け部材(41)間の間隔を調節するアジャストスクリュー(44)が、機関弁(7)の閉弁時に前記受け部材(41)に当接すべく進退位置を調節可能として、前記カムホルダ(15)に設けたスクリュー保持部(45)に螺合されることを特徴とするエンジンの動弁装置。
  2. 記機関弁(7)のリフト量を無段階に可変とするリフト可変機構(18)を備えることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの動弁装置。
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