JP4233413B2 - ゴルフクラブ用包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、アイアンなどのゴルフクラブを例えば10本組で収納し、搬送したり展示するために使用する包装箱に関するものである。
本発明のゴルフクラブ用包装箱に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
登録実用新案第3045756号公報
この特許文献1のゴルフクラブ用の包装箱は、上面開口の箱本体と、該箱本体の上面開口を閉塞する下面開口の蓋体と、略三角筒状をなす一対の支持部材と、隣接するゴルフクラブのヘッド間を仕切る複数の仕切部材と、ゴルフクラブを上下に並べるために上側に配置するゴルフクラブのグリップを載置する枕部材とを備えている。また、この特許文献1では、前記支持部材を所定位置に配置するために一対の固定部材が更に設けられている。
この包装箱に10本のアイアンセットを収納する場合には、箱本体内の一端に前記枕部材を配置するとともに、この枕部材と所定間隔をもって位置するように、前記固定部材を介して1個の支持部材を配置しておく。この状態で、この支持部材と枕部材との間にゴルフクラブのヘッドが位置するように、全長が短いアイアンから順番に収納させる。この際、ゴルフクラブのシャフトは、支持部材に設けられた位置決め溝に挿通されることにより、位置決めされる。
ついで、箱本体において、前記枕部材と反対側の端部から所定間隔をもった位置に、固定部材を介して残りの支持部材を配置する。ここで、この支持部材は、先に収納したゴルフクラブのシャフト上に安定状態で載置される。この状態で、箱本体の端部と支持部材との間にゴルフクラブのヘッドが位置するように、即ち、先に収納した5本のゴルフクラブと逆向きに位置するように、残りの全てのアイアンを収納させる。
しかしながら、前記ゴルフクラブ用包装箱では、少なくとも箱本体、蓋体、支持部材、および、固定部材の4個の別部品が必要であるため、収納および組立作業性が悪いという問題がある。なお、この部品は、箱本体内に収納するゴルフクラブの数によって相違するもので、10本のアイアンセットを収納する場合には、前述のように、支持部材、固定部材、枕部材、および、4個の仕切部材の7個の別部品が更に必要になる。そのため、一層収納および組付作業性が悪くなる。しかも、このように構成部品が多い場合には、製造するための木型も複数必要であるため、コスト高になるという問題がある。
そこで、本発明では、部品点数を削減し、収納および組立作業性を向上するとともに、コストを低減できるゴルフクラブ用包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明のゴルフクラブ用包装箱は、上面開口の箱本体と、該箱本体の上面開口を閉塞する蓋体とを備えた紙製のゴルフクラブ用包装箱において、前記箱本体は、長方形状をなす底壁と、該底壁の両側縁に立設した側壁と、前記底壁の両端縁に立設した端壁とからなり、前記側壁に、略三角筒状に折り曲げ、この折曲状態で上部にゴルフクラブのシャフトを挿通させる位置決め溝を形成する支持部を連続部を介して連設しており、前記支持部は、中央の底部と、該底部の両側に連設した傾斜部と、各傾斜部に連設した固定部とを備え、前記底部に係止部を設け、該係止部に係止用の溝を設けるとともに、前記各固定部にこれら固定部を重畳させた状態で前記溝に係止する切欠部を設け、かつ、前記傾斜部および固定部に、両方に跨って延びるように前記位置決め溝を設けたもので、前記連続部は、前記底部と連続するように、前記側壁に上端から下向きに延びる一対の切断線を設けることにより、これらの間に形成した構成としている。
このゴルフクラブ用包装箱では、前記支持部を箱本体の長手方向に所定間隔をもって一対に設け、これら支持部の連続部の全高を異ならせ、各支持部を異なる高さに位置決め可能とするとともに、前記底壁の一端に枕部を設け、前記箱本体内にゴルフクラブを上下に整列させて収納可能とすることが好ましい。
本発明のゴルフクラブ用包装箱では、箱本体を折り曲げることにより支持部を形成することができ、その構成部品は最低で2個で良いうえ、前記支持部を確実に所定位置に配置できるため、収納および組立作業性の向上、および、コストダウンを図ることができる。
また、支持部と側壁とを連続させる連続部を、側壁の上端から下向きに延びる一対の切断線を設けることにより、これらの間に形成しているため、該箱本体を構成するブランクの面積を低減することができる。その結果、更にコストダウンを図ることができる。
さらに、支持部を箱本体の長手方向に所定間隔をもって一対に設け、これら支持部の前記切断線による連続部の全高を異ならせ、各支持部を異なる高さに位置決め可能とするとともに枕部を設けているため、箱本体の上下にゴルフクラブを整列させて収納する場合であっても、その収納および組付作業性を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係るゴルフクラブ用包装箱を示す。この包装箱は、ゴルフクラブにおける10本のアイアン1を上下にそれぞれ5本づつ整列させて収納可能とした段ボール紙製のもので、図2に示すように、上面開口の箱本体10と、該箱本体10の上面開口を閉塞する蓋体52と、隣接するゴルフクラブのヘッド3間に配置する仕切部材68とからなる。
前記箱本体10は、長方形状をなす底壁11と、該底壁11の両側縁に立設した側壁12A,12Bと、前記底壁11の両端縁に立設した端壁27A,27Bとからなる。そして、本実施形態では、一方の側壁12Bに略三角筒状に折り曲げる一対の支持部14A,14Bを連続部24A,24Bを介して一体に連設するとともに、箱本体10の一端に略U字形状に折り曲げる枕部32を一体に連設している。
具体的には、箱本体10のブランクは、図5に示すように、略中央の底壁11の上下に位置する両側縁に側壁12A,12Bが連設され、その境界部分に罫を入れて形成した折曲線13が設けられている。
前記側壁12A,12Bのうち、一方の側壁12Bには、長手方向に所定間隔をもって支持部14A,14Bが連続部24A,24Bを介して連設されている。この支持部14A,14Bは、中央の底部15と、該底部15の左右両側にそれぞれ連設された傾斜部16a,16bと、各傾斜部16a,16bにそれぞれ連設された固定部17a,17bとを備え、これらの各境界部分には、罫を入れて形成した折曲線上に所定間隔をもってミシン目状に切断部を形成してなるリード罫18が設けられている。
前記底部15には、台形状をなす係止部19が切り起しにより設けられている。この係止部19において、連続部分となる一端縁には、リード罫20が設けられている。また、係止部19における連続端と対向する端縁には、固定部17a,17bを係止するための溝21が設けられている。前記傾斜部16a,16bおよび固定部17a,17bには、これらの境界部分に形成したリード罫20に沿って長楕円形状をなす5個の位置決め溝22が所定間隔をもって設けられている。また、固定部17a,17bの両端縁には、前記溝21に対応する円弧状の切欠部23が設けられている。
このように構成された支持部14A,14Bは、図1および図3に示すように、底部15に対して傾斜部16a,16bを折り曲げるとともに、各傾斜部16a,16bに対して固定部17a,17bを折り曲げる。そして、これら固定部17a,17bの切欠部23を係止部19の溝21に係止することにより、固定部17a,17bを重畳させた状態で係止するとともに、底部15および傾斜部16a,16bにより、断面正三角形の筒状をなすように組み立てられる。また、傾斜部16a,16bおよび固定部17a,17bにかけて形成した位置決め溝22が、図1および図2に示すように支持部14A,14Bの上部に形成される。
前記支持部14A,14Bを側壁12Bに連続させる連続部24A,24Bは、図5に示すように、前記支持部14A,14Bの底部15の両端に位置する側壁12Bの上端から下向き(図5では下端から上向き)に延びる一対の切断線25を設けることにより、これらの間の部分に形成したものである。前記切断線25の両端間には折曲線26が設けられている。また、切断線25と折曲線26との交差部分には、円形状の打抜部が設けられ、前記折曲線26に沿って鋭角に折り曲げることによる段ボール紙の切り裂けを防止している。
ここで、前記支持部14A,14Bは、前記切断線25による連続部24A,24Bの全高T1,T2により、箱本体10内に位置決めされる高さが設定される。そして、本実施形態では、図1に示すように、後述する枕部32が位置する左側の支持部14Aは下側に配置するアイアン1を支持させ、右側の支持部14Bは上側に配置するアイアン1を支持させるように設定している。そのため、前記切断線25による連続部24Aは、支持部14Aの底部15が底壁11と重畳するように全高T1が設定され、連続部24Bは、支持部14Bの底部15が底壁11と所定間隔をもって位置するように全高T2が設定されている。言い換えれば、切断線25による連続部24A,24Bの全高T1,T2を異ならせることにより、各支持部14A,14Bを異なる高さに位置決めしている。
前記底壁11の一端に立設する端壁27Aは、図5に示すように、前記側壁12A,12Bの端縁に連設したフラップ28A,28Bにより構成され、これらフラップ28A,28Bと側壁12A,12Bとの境界部分には折曲線29が設けられている。前記フラップ28A,28Bの両端には差込係止片30が突設され、その境界部分には折曲線31が設けられている。
そして、本実施形態では、底壁11の一端には、上側に収納するアイアン1のグリップ4を載置するための枕部32が連設され、その境界部分には折曲線33が設けられている。この枕部32は、前記フラップ28A,28Bの内面に沿って立設される立上部34と、該立上部34の上端から水平に延びる台形状の上面部35と、該上面部35の先端から底壁11にかけて延びる垂下部36と、該垂下部36の先端から底壁11に重畳してフラップ28A,28Bに向けて延びる下方折込部37と、前記垂下部36の両側端から側壁12A,12Bに重畳してフラップ28A,28Bに向けて延びる側方折込部38A,38Bとからなる。これら立上部34、上面部35、垂下部36、下方折込部37および側方折込部38A,38Bのそれぞれの境界部分には折曲線39が設けられている。なお、前記立上部34には、前記フラップ28A,28Bに連設した差込係止片30を差し込んで係止するための差込係止孔40が設けられている。
このように構成された枕部32は、図1および図3に示すように、底壁11に対して立上部34を折り曲げ、立上部34に対して上面部35を折り曲げ、上面部35に対して垂下部36を折り曲げ、垂下部36に対して各折込部37,38A,38Bを折り曲げることにより、略U字形状に折り曲げた状態に組み立てられる。また、この状態で、フラップ28A,28Bの差込係止片30を立上部34の差込係止孔40に差し込むことにより、フラップ28A,28Bによる端壁27Aを形成する。
前記底壁11の他の一端に立設する端壁27Bは、図5に示すように、底壁11に連設された表面壁部41と、側壁12A,12Bに連設された中壁部48A,48Bにより構成される。
前記表面壁部41は、底壁11から立設される外壁部42と、該外壁部42の上端から水平に延びる上壁部43と、該上壁部43の先端から下向きに延びる内壁部44とからなる。そして、底壁11と外壁部42との境界部分、外壁部42と上壁部43との境界部分、および、上壁部43と内壁部44との境界部分には、それぞれ折曲線45が設けられている。なお、本実施形態では、側壁12A,12Bにおいて、前記表面壁部41と中壁部48A,48Bとが交差する隅部には係止孔46が設けられ、この係止孔46に係止する係止凸部47が前記内壁部44の先端両側縁に設けられている。
前記中壁部48A,48Bは、それぞれ前記外壁部42と内壁部44との間に介設されるもので、前記側壁12A,12Bとの境界部分には折曲線49が設けられている。また、これら中壁部48A,48Bの先端には、互いに噛み合う凹部50と凸部51とが設けられている。
このように構成された端壁27Bは、図1および図3に示すように、まず、前記中壁部48A,48Bを側壁12A,12Bに対して折り曲げ、その先端の凹部50と凸部51とをそれぞれ噛み合わせる。その後、底壁11に対して外壁部42を折り曲げ、外壁部に対して上壁部43を折り曲げ、上壁部43に対して内壁部44を折り曲げる。このように、中壁部48A,48Bを巻き込むようにして表面壁部41を折り曲げ、先端の係止凸部47を側壁12A,12Bの係止孔46に係止する。これにより、外壁部42、中壁部48A,48Bおよび内壁部44の三重壁からなる端壁27Bが形成される。
前記蓋体52は、組立状態の箱本体10の外法と略同一寸法の長方形状をなす天壁53と、該天壁53の両側縁に立設した側壁54A,54Bと、前記天壁53の両端縁に立設した端壁56A,56Bとからなる。
具体的には、蓋体52のブランクは、図6に示すように、略中央の天壁53の上下に位置する両側縁に側壁54A,54Bが連設され、その境界部分に罫を入れて形成した折曲線55が設けられている。
前記天壁53の端部に立設される端壁56A,56Bは、前記箱本体10の端壁27Bと同一の三重壁からなる。即ち、蓋体52の端壁56A,56Bは、天壁53の両端縁に連設された表面壁部57と、側壁54A,54Bの両端縁に連設された中壁部64A,64Bにより構成される。
前記表面壁部57は、天壁53から立設される外壁部58と、該外壁部58の下端から水平に延びる上壁部59と、該上壁部59の先端から上向きに延びる内壁部60とからなる。そして、天壁53と外壁部58との境界部分、外壁部58と上壁部59との境界部分、および、上壁部59と内壁部60との境界部分には、それぞれ折曲線61が設けられている。側壁54A,54Bにおいて、前記表面壁部57と中壁部64A,64Bとが交差する隅部には係止孔62が設けられ、この係止孔62に係止する係止凸部63が前記内壁部60の先端両側縁に設けられている。
前記中壁部64A,64Bは、それぞれ前記外壁部58と内壁部60との間に介設されるもので、前記側壁54A,54Bとの境界部分には折曲線65が設けられている。また、これら中壁部64A,64Bの先端には、互いに噛み合う凹部66と凸部67とが設けられている。
このように構成された蓋体52の端壁56A,56Bは、図4に示すように、箱本体10の端壁27Bと同様に、中壁部64A,64Bを巻き込むようにして表面壁部57を折り曲げ、先端の係止凸部63を側壁54A,54Bの係止孔62に係止することにより、外壁部58、中壁部64A,64Bおよび内壁部60の三重壁からなる端壁56A,56Bが形成される。
前記仕切部材68は、並列に収納する5本のアイアン1のうち、2番目と4番目のアイアン1のヘッド3を被覆するように略コ字形状に配設することにより、隣接するアイアン1のヘッド3が干渉するのを防止するものである。そのため、10本のアイアン1を箱本体10に収納するため、4つの仕切部材68が必要である。そして、本実施形態では、4つの仕切部材68を連続した一枚のブランクとして打ち抜いている。
具体的には、仕切部材68のブランクは、図1、図2および図7に示すように、前記箱本体10における枕部32の全高と略同一高さを備えたもので、アイアン1のヘッド3より若干長尺な一対の仕切部69,69と、これら仕切部69,69を連続させる連続部70とからなり、その各境界部分には折曲線71が設けられている。そして、隣接する仕切部材68の境界部分には、3つの非切断部72を除く部分に切断部73が設けられるとともに、その両端に略V字形状の切溝74が設けられている。
前記構成の包装箱に10本のアイアン1を収納する場合、まず、図3に示すように、底壁11に対して側壁12A,12Bを折り曲げ、枕部32を形成するとともに端壁27Aを組み立て、また、端壁27Bを組み立てる。
ついで、枕部32の側に位置する一方の支持部14Aを外向きに突出するように組み立てた後、側壁12Bに対して連続部24Aを内向きに折り曲げながら、支持部14Aの底部15に対して連続部24Aを折り曲げ、底部15を底壁11上に重畳させる。
この状態で、10本のアイアン1のうち、全長が短いアイアン1から順番に、そのヘッド3を枕部32の方向に位置させるとともに、グリップ4を端壁27Bの方向に位置させ、かつ、シャフト2を支持部14Aの位置決め溝22に挿通させて収納する。このようにして下段に5本のアイアン1を収納させると、2番目と4番目に位置するアイアン1のヘッド3を覆うように、それぞれ仕切部材68を配置する。
次に、枕部32と反対に位置する支持部14Bを外向きに突出するように組み立てた後、側壁12Bに対して連続部24Bを内向きに折り曲げながら、支持部14Bの底部15に対して連続部24Bを折り曲げ、底部15を既に収納しているアイアン1のシャフト2上に載置する。
この状態で、残りのアイアン1を順番に、そのヘッド3を端壁27Bの方向に位置させるとともに、グリップ4を枕部32上に位置させ、かつ、シャフト2を支持部14Bの位置決め溝22に挿通させて収納する。このようにして上段に残りのアイアン1を収納させると、前記と同様に2番目と4番目に位置するアイアン1のヘッド3を覆うように、それぞれ仕切部材68を配置する。
最後に、蓋体52を組み立てて前記箱本体10に覆い被せて蓋をすることにより、収納および組立作業が完了する。なお、前記収納および組立作業に係る作業手順は、作業者の希望に応じて種々の変更が可能である。
このように、本発明のゴルフクラブ用包装箱では、支持部14A,14Bに複数の位置決め溝22を設けるとともに、隣接する前記ゴルフクラブのヘッド3間に配置する仕切部材68を更に設け、複数のゴルフクラブを水平方向に並列させて収納可能としているため、複数本のアイアン1のセットを纏めて収納し、搬送したり店頭で展示する際に便利に使用できる。
また、この包装箱は、箱本体10に支持部14A,14Bおよび枕部32を一体とし、所定位置を折り曲げることにより形成することができるため、構成部品の点数を削減できる。しかも、連続部24A,24Bにより確実に所定位置に配置できるため、収納および組立作業性の向上、および、コストダウンを図ることができる。
さらに、支持部14A,14Bと側壁12Bとを連続させる連続部24A,24Bは、一対の切断線25を設けることにより、これらの間に形成しているため、該箱本体10を構成するブランクの面積を低減することができる。その結果、更にコストダウンを図ることができる。しかも、連続部24A,24Bの全高T1,T2を異ならせるだけで、各支持部14A,14Bを異なる高さに位置決め可能としているため、箱本体10の上下にゴルフクラブを整列させて収納する場合であっても、その収納および組付作業性を向上できる。
なお、本発明のゴルフクラブ用包装箱は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、10本のアイアン1をセットで収納可能に構成したが、その収納可能とする本数は希望に応じて変更可能である。即ち、1つの位置決め溝22を有する1つの支持部14Aのみを設け、1本のアイアン1またはドライバーのみを収納可能としてもよい。また、1つの位置決め溝22を有する支持部14A,14Bを設け、2本のゴルフクラブを上下に整列させて収納できるようにしてもよい。これらの場合、仕切部材68は不要であり、収納に必要な包装箱の構成部品は2個のみでよい。また、1本のゴルフクラブを収納する場合には枕部32を形成する必要もない。
さらに、複数の位置決め溝22を有する支持部14Aのみを設け、複数のゴルフクラブを1列に並列に配置して収納できるようにしてもよい。この場合も枕部32は形成する必要はない。即ち、枕部32は、収容するゴルフクラブの数に応じて形成すればよいうえ、必ずしも前記実施形態のように一体に形成する必要もない。
さらにまた、前記実施形態では、支持部14A,14Bを同一の側壁12Bに設けたが、いずれかを側壁12Aに設けてもよい。
本発明の実施形態に係る包装箱にゴルフクラブを収納した状態を示す断面図である。 包装箱の分解斜視図である。 箱本体を組み立てる状態を示す斜視図である。 蓋体を組み立てる状態を示す斜視図である。 箱本体のブランクを示す平面図である。 蓋体のブランクを示す平面図である。 仕切部材のブランクを示す平面図である。
符号の説明
1…アイアン(ゴルフクラブ) 2…シャフト
3…ヘッド 4…グリップ
10…箱本体 11…底壁
12A,12B…側壁 14A,14B…支持部
22…位置決め溝 24A,24B…連続部
27A,27B…端壁 28A,28B…フラップ
32…枕部 52…蓋体
53…天壁 54A,54B…側壁
56A,56B…端壁 68…仕切部材

Claims (2)

  1. 上面開口の箱本体と、該箱本体の上面開口を閉塞する蓋体とを備えた紙製のゴルフクラブ用包装箱において、
    前記箱本体は、長方形状をなす底壁と、該底壁の両側縁に立設した側壁と、前記底壁の両端縁に立設した端壁とからなり、
    前記側壁に、略三角筒状に折り曲げ、この折曲状態で上部にゴルフクラブのシャフトを挿通させる位置決め溝を形成する支持部を連続部を介して連設しており、
    前記支持部は、中央の底部と、該底部の両側に連設した傾斜部と、各傾斜部に連設した固定部とを備え、前記底部に係止部を設け、該係止部に係止用の溝を設けるとともに、前記各固定部にこれら固定部を重畳させた状態で前記溝に係止する切欠部を設け、かつ、前記傾斜部および固定部に、両方に跨って延びるように前記位置決め溝を設けたもので、
    前記連続部は、前記底部と連続するように、前記側壁に上端から下向きに延びる一対の切断線を設けることにより、これらの間に形成したものである
    ことを特徴とするゴルフクラブ用包装箱。
  2. 前記支持部を箱本体の長手方向に所定間隔をもって一対に設け、これら支持部の連続部の全高を異ならせ、各支持部を異なる高さに位置決め可能とするとともに、前記底壁の一端に枕部を設け、前記箱本体内にゴルフクラブを上下に整列させて収納可能としたことを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ用包装箱。
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