JP5479512B2 - 工具容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ドリルやエンドミル等の棒状工具を収容するに適した工具容器に関する。
従来、この種の工具容器においては、下記特許文献1に記載の工具ケースが提案されている。この工具ケースは、断面正方形状の下ケースと、この下ケースにその開口部から嵌装される断面正方形状の上ケースと、下ケースの底部に配置したじゃばら構造のクッション部材とを備えている。
しかして、棒状工具を上記工具ケース内に収容するにあたっては、棒状工具をその先端部からクッション部材に向けて下ケース内に挿入した後、下ケースの開口端部からクッション部材の弾力のもとに露出する棒状工具を包囲するようにして上ケースを嵌装することで、棒状工具を工具ケース内に移動不能に収容するようになっている。
特開2002−284267号公報
ところで、上記工具ケースにおいては、下ケース及び上ケースが共に断面正方形状にて筒状に形成されている。このため、上述のように棒状工具を工具ケースに収容するにあたって、上ケースを、その開口端部にて、下ケースの開口端部に対し、同軸的に精度よく対向させた上で、下ケースにその開口端部から嵌装しなければならない。
しかしながら、上ケース及び下ケースの各開口端部の開口形状は、共に、正方形状でもって、相互に嵌め合わせ形状となっていることから、上述のような嵌装作業が非常に面倒で作業効率の低下を招くという不具合が生ずる。
また、棒状工具を工具ケース内にて移動不能に保持するにあたり、クッション部材という余分な部品を必須とすると不具合もある。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、棒状工具を移動不能に収容するにあたり、余分な部品を必要とすることなく、同一の構成にて相互に簡単な操作で組み付け可能なように工夫を凝らしてなる両容器部品を備える工具容器を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る工具容器は、請求項1の記載によれば、
棒状工具(D)を収容するためのものである。
当該工具容器は、
合成樹脂でもって同一の構成を有するようにそれぞれ一体成形される第1及び第2の容器部品(P、Q)を備えており、
これら第1及び第2の容器部品の各々は、容器本体(B)と、背板部材(T)とを具備しており、
容器本体は、
矩形状底壁(10)と、
の矩形状底の各両対向端部のうちの一方の両対向端部から互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する両対向側壁(20、30)と、
上記矩形状底壁から上記両対向側壁の間を通り延出する筒体であってその延出端開口部を介し棒状工具をその柄部から挿入されて保持可能なように形成してなる筒体(40)とを有しており、
背板部材は、
容器本体の上記矩形状底壁の他方の両対向端部(11、12)の一方の対向端部(11)に対する容器本体の対応部位から当該容器本体の上記両対向側壁の各延出長さに対する対応長さでもって容器本体の上記矩形状底壁の厚さ方向へ回動可能に延出する基端側板部(50a)と、この基端側板部からその延出方向に延出する中間板部(50b)と、この中間板部からその延出方向に延出する先端側板部(50c)とでもって、長手状に形成してなる主板(50)と、
上記中間板部の内面側へその幅方向両縁部から互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する両側副板(60)とを有しており、
第1容器部品(P)の容器本体、主板及び両側副板を、それぞれ、第1容器本体、第1主板及び第1両側副板とし、かつ、第2容器部品(Q)の容器本体、主板及び両側副板を、それぞれ、第2容器本体、第2主板及び第2両側副板として、
第1両側副板がその各延出側部位(62)にて第2主板の上記先端側板部の幅方向両縁部に沿うとともに第2両側副板がその各延出側部位(62)にて第1主板の上記先端側板部の幅方向両縁部に沿うように、第2容器本体の上記両対向側壁のうちの第2主板とは各反対側部位(22、32)の間に第1主板の上記先端側板部を挿入するとともに第1容器本体の上記両対向側壁のうちの第1主板とは各反対側部位(22、32)の間に第2主板の上記先端側板部を挿入して、第1両側副板を第1及び第2の主板の延出方向にて第2両側副板に連結させて、
第1主板をその先端側板部及び中間板部を介し第2両側副板の各延出側部位及び第2容器本体の筒体の双方の少なくとも一方と第2容器本体の上記両対向側壁の上記各反対側部位との間に挟持するとともに、第2主板をその先端側板部及び中間板部を介し第1両側副板の各延出側部位及び第1容器本体の筒体の双方の少なくとも一方と第1容器本体の上記両対向側壁の上記各反対側部位との間に挟持して、棒状工具を収容可能なように第1及び第2の容器部品を液密的に組み付けることを特徴する。
これによれば、当該工具容器は、余分な部品を必要とすることなく、上述のように、同一の構成を有するように合成樹脂でもって一体成形された第1及び第2の容器部品でもって構成されている。従って、これら第1及び第2の容器部品を組み付けるにあたっては、第1両側副板がその各延出側部位にて第2主板の上記先端側板部の幅方向両縁部に沿うとともに第2両側副板がその各延出側部位にて第1主板の上記先端側板部の幅方向両縁部に沿うように、第2容器本体の上記両対向側壁のうちの第2主板とは各反対側部位の間に第1主板の上記先端側板部を挿入するとともに第1容器本体の上記両対向側壁のうちの第1主板とは各反対側部位の間に第2主板の上記先端側板部を挿入して、第1両側副板を第1及び第2の主板の延出方向にて第2両側副板に連結させる。
このとき、上述のように、第2容器本体の上記両対向側壁のうちの第2主板とは各反対側部位の間に第1主板の上記先端側板部を挿入するとともに第1容器本体の上記両対向側壁のうちの第1主板とは各反対側部位の間に第2主板の上記先端側板部を挿入するにあたり、これら挿入が、第2容器本体と第1主板とを対向させる操作及び第1容器本体と第2主板とを対向させる操作を精度よく行うことを必要とせず、第1両側副板をその各延出側部位にて第2主板の上記先端側板部の幅方向両縁部に沿わせるとともに第2両側副板をその各延出側部位にて第1主板の上記先端側板部の幅方向両縁部に沿わせるようにするだけで、容易になされ得る。
そして、上述のような連結に伴い、第1主板をその先端側板部及び中間板部を介し第2両側副板の各延出側部位及び第2容器本体の筒体の双方の少なくとも一方と第2容器本体の上記両対向側壁の上記各反対側部位との間に挟持するとともに、第2主板をその先端側板部及び中間板部を介し第1両側副板の各延出側部位及び第1容器本体の筒体の双方の少なくとも一方と第1容器本体の上記両対向側壁の上記各反対側部位との間に挟持するようにして、第1及び第2の容器部品を組み付ける。
このようにして第1及び第2の容器部品を組み付けることで、当該第1及び第2の容器部品が簡単に組み付けられ得る。また、棒状工具を当該工具容器に収容した場合、当該棒状工具は、上述のように第1及び第2の容器部品を組み付けたことにより、工具容器内に液密的に収容され得る。その結果、棒状工具に油が付着していても、この油が第1及び第2の容器部品の間から漏れ出にくく、また、異物が第1及び第2の容器部品の間から混入することもない。
また、棒状工具は、その柄部にて、上述のごとく筒体内に保持されているので、当該棒状工具が、工具容器内にて移動することもない。
また、第1及び第2の容器部品は、共に、同一の構成を有するように、合成樹脂でもって、一体成形されている。従って、第1及び第2の容器部品を成形するにあたり必要とされる金型は、第1及び第2の容器部品の各々に対し別々に独立的に準備する必要はなく、第1及び第2の容器部品の一方のための金型を準備すればよい。
その結果、第1及び第2の容器部品の各一体成形は、同一の金型を用いて樹脂成形を行えばよく、当該工具容器の製造工程や製造作業が非常に簡素化されるとともに、金型のコスト、ひいては、工具容器の製造コストが大幅に低減され得る。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の工具容器において、
第1及び第2の容器部品を形成する上記合成樹脂は、透明の硬合成樹脂からなり
第1及び第2の主板の各々の上記基端側板部を、その基端側幅方向両端部(51)から互いに逆向きに外方へ突出するように形成される各軸部(51a)にて、容器本体の上記両対向側壁のうちの上記基端側板部の上記基端側幅方向両端部に対する各対応部位に形成される各軸孔部(21a、31a)内に相対回動可能に連結するように、上記透明の硬合成樹脂を用いた第1及び第2の容器部品の各々の一体成形において成形してなることを特徴とする。
これによれば、第1(或いは第2)の主板の第1(或いは第2)の容器本体に対する回動は、上述のように軸孔部内に軸部を相対回動可能に連結することでなされる。このため、第1(或いは第2)の主板の第1(或いは第2)の容器本体に対する回動が円滑になされ得る。その結果、請求項1に記載の発明の作用効果がより一層向上され得る。
また、上述のごとく第1及び第2の容器部品が透明の硬合成樹脂により形成されているから、当該工具容器の外観が高級な透明感を呈するのは勿論のこと、工具容器に収容済みの棒状工具が工具容器の周壁を通して観察することができて便利である。
なお、上記硬合成樹脂としては、第1及び第2の容器部品の各々の一体成形後において、上述した各軸部と各軸孔部との相対回動可能な形成を容易に行える程度の硬さを有する合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト)が挙げられる。
また、本発明は、請求項3の記載によれば、請求項1に記載の工具容器において、
第1及び第2の容器部品を形成する上記合成樹脂は、柔合成樹脂からなり、
第1及び第2の主板の各々の上記基端側板部と第1及び第2の容器本体の各々の前記矩形状底壁との間の境界部を薄肉部(51b)として薄肉状に形成するように、前記柔合成樹脂を用いた前記第1及び第2の容器部品の各々の一体成形において成形してなることを特徴とする。
これによれば、薄肉部は、第1(或いは第2)の主板と第1(或いは第2)の容器本体との間のヒンジ部として機能することとなる。このため、第1(或いは第2)の主板の第1(或いは第2)の容器本体に対する回動は、上述のようなヒンジ部を基準になされる。従って、第1(或いは第2)の主板の第1(或いは第2)の容器本体に対する回動が円滑になされ得る。その結果、請求項1に記載の発明の作用効果がより一層向上され得る。
なお、上記柔合成樹脂としては、第1及び第2の容器部品の各々の一体成形後において、上記薄肉部をヒンジ部として機能させ易い程度の柔らかさを有する合成樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂)が挙げられる。
また、本発明は、請求項4の記載によれば、請求項1〜3のいずれか1つに記載の工具容器において、
第1及び第2の両側副板の各々は、上記中間板部からその内面側へその幅方向両縁部にて互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する厚肉部(61)と、この厚肉部の延出端部からその延出方向に薄肉状に延出する薄肉部(62)とを有しており
当該薄肉部は、上記厚肉部の延出端部の外側端部から当該厚肉部よりも薄肉状に形成されており、
第1主板の上記先端側板部は、その幅方向両縁部にて、第2両側副板の各延出端部の内側端部(61a)に沿うように第2両側副板の上記各薄肉部の間に介装されるとともに、第2主板の上記先端側板部は、その幅方向両縁部にて、第1両側副板の各延出端部の内側端部(61a)に沿うように第1両側副板の上記各薄肉部の間に介装されることを特徴とする。
このように、第1主板の先端側板部は、その幅方向両縁部にて、第2両側副板の各延出端部の内側端部に沿うように第2両側副板の上記各薄肉部の間に介装されるとともに、第2主板の先端側板部は、その幅方向両縁部にて、第1両側副板の各延出端部の内側端部に沿うように第1両側副板の上記各薄肉部の間に介装されることで、第1主板の先端側板部は、第2両側副板の上記各薄肉部の間にて、当該第2両側副板の各延出端部の内側端部に当接し、かつ、第2主板の先端側板部は、第1両側副板の上記各薄肉部の間にて、当該第1両側副板の各延出端部の内側端部に当接する。これにより、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明の作用効果がより一層具体的に達成され得る。
また、本発明は、請求項5の記載によれば、請求項1〜4のいずれか1つに記載の工具容器において、
第1及び第2の容器本体の各々において、
上記両対向側壁の上記各反対側部位(22、32)は、互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する屈曲壁部(22b、32b)を形成してなり、
筒体は、円筒(41)と、この円筒の周壁のうち上記各屈曲壁部の間に対する対応部位に軸方向に沿い開口してなる軸方向開口部(41a)の両対向縁部から上記各屈曲壁部の間に向けて延出する両延出壁(42)とを形成してなり
第1及び第2の主板の各々の上記先端側板部は、幅方向両縁部(53b)と、この幅方向両縁部の各対向部位からその厚さ方向外側へ突出するように構成してなる幅方向中央部(53a)とでもって形成されており、
第1主板の上記先端側板部が、上記幅方向両縁部にて、第2容器本体の上記両対向側壁の上記各屈曲壁部にその内面側に沿うように、かつ、上記幅方向中央部にて、第2容器本体における筒体の上記両延出壁と上記両対向側壁の上記各屈曲壁部との間に挟持されて第2容器本体の上記両対向側壁の上記各屈曲壁部の間からその厚さ方向外側へ突出して当該各屈曲壁部の間に沿うように、第1主板が、上記先端側板部にて、第2容器本体の上記両対向側壁の上記各反対側部位の間に挿入され、
かつ、第2主板の上記先端側板部が、上記幅方向両縁部にて、第1容器本体の上記両対向側壁の上記各屈曲壁部にその内面側に沿うように、かつ、上記幅方向中央部にて、第1容器本体の上記両対向側壁の上記各屈曲壁部の間からその厚さ方向外側へ突出するとともに第1容器本体の筒体の上記両延出壁と第1容器本体の上記両対向側壁の上記各屈曲壁部との間に挟持されて当該各屈曲壁部の間に沿うように、第2主板が、上記先端側板部にて、第1容器本体の上記両対向側壁の上記各反対側部位の間に挿入されることを特徴とする。
これにより、第1主板の先端側板部の第2容器本体の両対向側壁の各反対側部位の間への挿入及び第2主板の先端側板部の第1容器本体の両対向側壁の各反対側部位の間への挿入がより一層確実に達成され得る。その結果、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明の作用効果がより一層向上され得る。
また、本発明は、請求項6の記載によれば、請求項5に記載の工具容器において、
第1及び第2の容器本体の各々の筒体の上記両延出壁は、その各対向側へ凸な横断面湾曲形状にて、円筒の上記軸方向開口部の上記両対向縁部から上記各屈曲壁部の間に向けて延出するように両湾曲壁として形成されており
第1及び第2の主板の各々の上記先端側板部は、上記幅方向中央部にて、
連結部(53c)と、この連結部の幅方向両縁部からL字状に屈曲するように延出する両側脚部(53d)とでもって、外方へ凸な横断面コ字状に形成されて、上記両側脚部にて、棒状工具の上記柄部を円筒内にて締め付けるように両湾曲壁をその各外側から挟持することを特徴とする。
これによれば、先端側板部の上記幅方向中央部による筒体の両湾曲壁に対する挟持がより一層確実に達成され得る。その結果、請求項5に記載の発明の作用効果がより一層向上され得る。
また、本発明は、請求項7の記載によれば、請求項6に記載の工具容器において、第1及び第2の主板の上先端側板部、上記幅方向中央部の上記両側脚部の間隔にて、上記先端側板部の上記中間板部からの延出方向に向けて順次広くなるように形成されていることを特徴とする。
これにより、第1及び第2の容器部品を組み付ける過程において、第1主板の先端側板部幅方向中央部は、その両側脚部にて、第2容器本体の筒体の両湾曲壁をその両外側から順次締め付けるようにして、第2容器本体の両対向側壁の間に挿入される。このため、第1主板の先端側板部の上記幅方向中央部による第2容器本体の筒体の両湾曲壁に対する挟持がさらに強固になされ得る。その結果、請求項6に記載の発明の作用効果がより一層向上され得る。
また、本発明は、請求項8の記載によれば、請求項7に記載の工具容器において、第1及び第2の主板の各々の上記先端側板部の上記両側脚部の間隔は、上記先端側板部の延出端側において、筒体の上記両湾曲壁の延出端側外面の間隔よりも大き目であり、また、上記先端側板部の延出基端側において、上記両湾曲壁の上記延出基端側外面の上記間隔よりも小さ目であるように形成されていることを特徴とする。
これにより、請求項7に記載の発明の作用効果がより一層向上され得る
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す。

本発明に係る工具容器の第1実施形態を示す斜視図である。 図1の工具容器の容器部品を、主板を容器本体に沿わせた状態にて示す斜視図である。 図2の容器部品を、主板を容器本体から回動させた状態にて示す斜視図である。 図2の容器部品を、主板を容器本体から回動させた状態にて示す斜視図である。 図3の容器部品を、主板を容器本体から分離した状態にて示す斜視図である。 図3の容器部品の平面図である。 図6の容器部品の左側面図である。 図6の容器部品の右側面図である。 図6の容器部品の正面図である。 図6の容器部品の下面図である。 図10にて11−11線に沿う断面図である。 図3の容器部品を、棒状工具を筒体に挿入した状態にて示す斜視図である。 図12の容器部品を、主板を容器本体に沿わせた状態にて示す斜視図である。 本発明に係る工具容器の第2実施形態の要部を示す平面図である。 図14にて15−15線に沿う断面図である。
以下、本発明の各実施形態を図面により説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明にかかる工具容器の第1実施形態を示している。この工具容器は、ドリルやエンドミル等の棒状工具を収容するために用いられるもので、当該工具容器の横断面は正方形状であり、当該工具容器の縦断面は、長手矩形形状である。なお、本第1実施形態において、当該工具容器の全長寸法は、85(mm)程度であり、当該工具容器の横断面の寸法は、13(mm)×13(mm)程度である。
当該工具容器は、図1〜図4のいずれにて示すごとく、長手状の両側容器部品P、Qを備えている。
これら両側容器部品P、Qは、それぞれ、後述のように、同一の構成を有するように一体成形されており、これら両側容器部品P、Qは、互いに着脱可能に組み付けられて、当該工具容器を構成する(図1参照)。
一側容器部品Pは、図1〜図11のいずれかにて示すごとく、容器本体Bと、背板部材Tとを備えている。図2において、図示左斜め前側及び図示右斜め後側は、それぞれ、一側容器部品Pの前側及び後側に対応し、図示左斜め後側及び図示右斜め前側は、それぞれ、一側容器部品Pの左側及び右側に対応し、図示上側及び下側は、それぞれ、一側容器部品Pの上側及び下側(底側)に対応する。
一側容器部品Pにおいて、容器本体Bは、図2〜図4のいずれかにて示すごとく、矩形状底壁10と、左右両側壁20、30と、筒体40とを備えている。左右両側壁20、30のうち、左側壁20は、図2にて示すごとく、底壁10の左端部から上方へL字状に屈曲して延出するように形成してなるもので、この左側壁20は、その後端壁部21にて、底壁10の後端部11よりも後方へ延出している(図5或いは図6参照)。
ここで、左側壁20の後端壁部21は、左側斜め後方へ凸な横断面湾曲状(図6参照)となるように右側へ湾曲して、背板部材Tの主板50の基端側板部50aの左縁部(後述する)にその外側から係合可能となるように形成されている(図3、図5或いは図6参照)。なお、左側壁20の後端壁部21は、以下、後端係合部21ともいう。
また、当該左側壁20は、その前側部22にて、当該左側壁20の前端壁部22a及び屈曲壁部22bでもって構成されており、当該左側壁20において、屈曲壁部22bは、前端壁部22aから横断面L字状に右側へ屈曲して細幅状に延出されている(図2、図5或いは図6参照)。なお、屈曲壁部22bの内面の長手方向中間部位には、窪みhが形成されている(図7参照)。
右側壁30は、図2にて示すごとく、底壁10の右端部から上方へL字状に屈曲して延出するように形成されており、当該右側壁30は、その後端壁部31にて、左側壁20の後端壁部21と同様に、底壁10の後端部11よりも後方へ延出している(図5或いは図6参照)。
ここで、右側壁30の後端壁部31は、右側斜め後方へ凸な横断面湾曲状となるように左側へ湾曲して、背板部材Tの主板50の基端側板部50aの右縁部(後述する)にその外側から係合可能となるように形成されている(図4、図5或いは図6参照)。なお、右側壁30の後端壁部31は、以下、後端係合部31ともいう。
また、当該右側壁30は、その前側部32にて、当該右側壁30の前端壁部32a及び屈曲壁部32bでもって構成されており、当該右側壁30において、屈曲壁部32bは、前端壁部32aから屈曲壁部22bに向け横断面L字状に屈曲して細幅状に延出されている(図5或いは図6参照)。なお、屈曲壁部32bの内面の長手方向中間部位には、窪みhが、屈曲部22bの窪みhに左右方向に対向するように、形成されている(図7及び図11参照)。
また、本第1実施形態では、左右両側壁20、30の底壁10の上面からの延出長さは、18(mm)程度である。また、左右両側壁20、30の各外面の全面には、図2にて例示するごとく、滑り止めのための凹凸処理が、後述の一体成形過程において、施されている。ここで、当該凹凸処理は、図2にて例示するごとく、左右両側壁20、30の各外面にその上下方向には断面凹凸状にまた幅方向には長手状になされている。これにより、容器本体Bの左右両側壁20、30を手の両指により滑ることなく挟むことができる。なお、上述した左右両側壁20、30の底壁10の上面からの延出長さは、必要に応じて適宜変更してもよい。
筒体40は、図3、図5及び図6のいずれかにて示すごとく、切り割り状円筒41を有している。この円筒41は、その軸方向下端部にて、底壁10の中央部に一体的に形成されており、当該円筒41は、その軸方向下端部から上方へ延出されて、上方に向け開口している。また、当該円筒41は、その周壁の左側部にて、左側壁20に両連結壁部23(図6参照)を介し一体的に連結されており、当該円筒41の周壁の右側部は、右側壁30に両連結壁部33(図6参照)を介し一体的に連結されている。
これにより、円筒41は、底壁10及び左右両側壁20、30により、底壁10に対し上方へ直角に延出するように一体的に支持されており、当該円筒41の上方への延出端部は、上端開口部として形成されている。
当該円筒41は、その周壁の前側部にて、軸方向に沿い半径方向へ切り割り状に開口されて、前側軸方向開口部41a(図6参照)として形成されている。ここで、円筒41の前側軸方向開口部41aの開口幅は、当該円筒41の半径よりも狭く、例えば、1(mm)〜2(mm)程度の範囲以内の値に設定されている。なお、円筒41の上端開口部は、以下、前側軸方向開口部41aに対し、符号41bにて示される。なお、上述した円筒41の前側軸方向開口部41aの開口幅は、必要に応じて適宜変更してもよい。
また、筒体40は、左右両側湾曲壁42を有しており、これら左右両側湾曲壁42は、円筒41の前側軸方向開口部41aの開口幅の中心線(両前側屈曲壁部22b、32bの間の中心線)に対し対称的な形状にて、円筒41の前側軸方向開口部41aの左右両側内縁部からそれぞれ前側へ一体的に延出するように形成されている。
ここで、左側湾曲壁42は、図6にて示すごとく、前側軸方向開口部41aの左側内縁部から右側湾曲壁42に向け凸な湾曲形状となるように前側へ延出している。一方、右側湾曲壁42は、前側軸方向開口部41aの右側内縁部から左側湾曲壁42に向け凸な湾曲形状となるように前側へ延出している。なお、左右両側湾曲壁42の各延出端部は、左右両側壁20、30の各前側屈曲壁部22b、32bよりも後側(容器本体Bにおいて各前側屈曲壁部22b、32bよりも円筒41側)に位置している。
背板部材Tは、容器本体Bから前後方向に回動可能に延出してなるもので、この背板部材Tは、主板50と、左右両側副板60とにより構成されている。
主板50は、基端側板部50a、中間板部50b及び先端側板部50cを備えており、基端側板部50aは、その延出基端部51にて、以下に詳細に説明するごとく、容器本体Bの左側壁20の後端係合部21及び右側壁30の後端係合部31の各下端部に相対回動可能に連結されている。
ここで、容器部品Pにおける容器本体B及び背板部材Tの間の連結構成について説明する。容器部品Pは、容器本体B及び背板部材Tを別々に独立的に成形した上でこれら容器本体B及び背板部材Tを上述のごとく連結することにより構成されるのではなく、容器本体B及び背板部材Tの連結構成をも含めて、容器本体B及び背板部材Tを一体成形することで構成される。
但し、本第1実施形態では、容器本体B及び背板部材Tの間の連結構成について、図5に示すごとく、便宜上、容器本体B及び背板部材Tを相互に分解した状態にて、説明する。
容器本体Bにおいて、左側壁20の後端係合部21は、その下端部にて、軸孔部21aを形成してなり、また、右側壁30の後端係合部31は、その下端部にて、軸孔部31aを、後端係合部21の軸孔部21aにその前方から同軸的に対向するように形成してなるものである。
一方、背板部材Tの主板50において、基端側板部50aの延出基端部51は、その左右方向両端部(幅方向両端部)にて、左右両側軸部51aを同軸的にかつ互いに逆向きに外方へ突出してなるもので、当該基端側板部50aの延出基端部51は、左側軸部51aにて、左側壁20の後端係合部21の軸孔部21a内にその右側から同軸的に回動可能に嵌装され、また、右側壁30の後端係合部31の軸孔部31a内にその左側から同軸的に回動可能に嵌装されている。
これにより、基端側板部50aは、その延出基端部51にて、左側壁20の後端係合部21及び右側壁30の後端係合部31の各下端部に相対回動可能に連結されている。従って、主板50を容器本体Bに向けて前方へ回動することで、容器本体Bの左側壁20が、その後端係合部21にて、主板50の基端側板部50aの左側縁部に当接して、その弾力に抗して、左側から係合し、容器本体Bの右側壁30が、その後端係合部31にて、主板50の基端側板部50aの右側縁部に当接して、その弾力に抗して、右側から係合する。
また、主板50を容器本体Bから分離するように後方へ回動することで、容器本体Bの左側壁20が、その後端係合部21にて、主板50の基端側板部50aの左側縁部からその弾力に抗して解離し、容器本体Bの右側壁30が、その後端係合部31にて、主板50の基端側板部50aの右側縁部からその弾力に抗して解離する。
また、主板50において、中間板部50bは、基端側板部50aの延出端部からその延出方向に一体的に延出されている。先端側板部50cは、中間板部50bの延出端部からその延出方向へ一体的に延出されており、当該先端側板部50cは、基端側板部位52と、延出端側板部位53とにより、構成されている。
基端側板部位52は、中間板部50bの延出端部からその延出方向に延出されており、当該基端側板部位52は、基端側板部50a及び中間板部50bと共に、その各左右両側縁部の間の幅方向中央部の内面にて、円筒41の外周面の横断面円形状に沿うように、横断面円弧状に形成されている。
延出端側板部位53は、基端側板部位52の延出端部からその延出方向に延出されており、当該延出端側板部位53は、コ字状中央部53a及び左右両側縁部53bでもって構成されている(図2〜図5参照)。コ字状中央部53aは、当該延出端側板部位53の幅方向中央にて、その外面側へ凸な横断面コ字状に形成されており、当該コ字状中央部53aは、連結部53cと、この連結部53cの幅方向両縁部からL字状に屈曲して互いに対向するように延出する左右両側脚部53dとでもって、横断面コ字状に形成されている。
ここで、左右両側脚部53dは、その各外面(各厚さ方向外面)の間の間隔、即ち、左側脚部53dの厚さ方向外面(左側面)と右側脚部53dの厚さ方向外面(右側面)との間の間隔を、容器本体Bの両前側屈曲壁部22b、32bの各対向部の間の間隔に対応させるように形成されている。また、当該左右両側脚部53dは、その各対向内面の間の間隔、即ち、左側脚部53dの内面(右側面)と右側脚部53dの内面(左側面)との間の間隔を、延出端側板部位53の延出基端側から延出端側にかけて順次幾分広くするように形成されており、当該左右両側脚部53dの各対向面の間隔は、延出端側板部位53の延出端側において、容器本体Bの筒体40の左右両側湾曲壁42の各延出端側外面の間の間隔よりも幾分広くなっている。また、当該左右両側脚部53dの各対向面の間隔は、延出端側板部位53の延出基端側において、筒体40の左右両側湾曲壁42の各延出端側外面の間の間隔よりも幾分狭くなっている。
また、左右両側縁部53bの厚さ方向外面と連結部53cの厚さ方向外面との間隔、換言すれば、連結部53cの厚さ方向外面の左右両側縁部53bの厚さ方向外面からの高さは、容器本体Bの両前側屈曲壁部22b、32bの各厚さ方向外面と筒体40の左右両側湾曲壁42の各延出端部との間の間隔(容器本体Bの前後方向に沿う間隔)に対応する。
また、左右両側縁部53bの各厚さ方向外面には、その長手方向中間部位にて、各隆起部uが形成されている(図2〜図5、図9及び図10のいずれか参照)。当該各隆起部uは、後述するように、それぞれ、容器本体Bの左右両側壁20、30の各屈曲壁部22b、32bの窪みh内に係合して、主板50の先端側板部50cの容器本体B内への挿入位置を位置決めする役割を果たす。従って左右両側縁部53bの各先端部から各隆起部uまでの距離は、各屈曲壁部22b、32bの底壁10の前端部内面から各窪みhまでの距離に対応する。
左右両側副板60のうち、左側副板60は、主板50の中間板部50bの左側縁部からその内面側へL字状に屈曲するように延出されており、一方、右側副板60は、中間板部50bの右側縁部からその内面側へL字状に屈曲するように延出されて左側副板60に対向している。
ここで、左右両側副板60は、それぞれ、厚肉部61、薄肉部62及び複数のリブ63により構成されており、左側副板60において、厚肉部61は、主板50の中間板部50bの左縁部からL字状に屈曲して延出されている。薄肉部62は、厚肉部61の延出端部から当該厚肉部61の延出方向に延出されており、この薄肉部62は、厚肉部61の延出端部のうち外側端部から厚肉部61よりも薄い厚さにて延出するように形成されている。これに伴い、内側端部(以下、内側端部61aという)が、厚肉部61の延出端部に形成されている。複数のリブ63は、主板50の中間板部50bの左側部位から厚肉部61の内面(右側面)にかけて三角板状に形成されている。
一方、右側副板60は、厚肉部61、薄肉部62及び複数のリブ63でもって、中間板部50bの左右方向中心線に対して対称的な形状となるように構成されている。当該右側副板60の厚肉部61は、左側副板60の厚肉部61に対向するように、主板50の中間板部50bの右縁部からL字状に屈曲して延出されている。当該右側副板60の薄肉部62は、左側副板60の薄肉部62に対向するように、右側副板60の厚肉部61の延出端部の外側端部から当該厚肉部61の延出方向に延出されている。
この右側副板60の薄肉部62は、左側副板60の薄肉部62と同一の薄さとなるように、右側副板60の厚肉部61の外側端部に形成されている。これに伴い、右側副板60の厚肉部61の延出端部には、内側端部(以下、内側端部61aという)が形成されている。
ここで、左右両側副板60において、各薄肉部62の各厚肉部61からの延出高さは、主板50の先端側板部50cのうちの基端側板部位52の左右両側縁部の板厚にほぼ等しい。また、右側副板60の厚肉部61の内側端部61aは、左側副板60の厚肉部61の内側端部61aとの間において、左右方向において同一面内に位置している。
右側副板60の複数のリブ63は、主板50の中間板部50bの右側部位から右側副板60の厚肉部61の内面(左側面)にかけて三角板状に形成されている。
しかして、以上のように構成した一側容器部品Pは、次のようにして、上記スライド型(図示しない)を利用した樹脂射出成形機(図示しない)による射出組み付け成形によって、透明の硬合成樹脂(例えば、ポリカーボネート)を用いて、同一の構成を有するように一体成形される。なお、上記硬合成樹脂は、後述のように、一側容器部品Pの一体成形後において、左側軸部21aとの相対回動可能な形成及び右側軸部51aと軸孔部31aとの相対回動可能な形成を容易に行える程度の硬さを有する合成樹脂であることをいう。
この一体成形にあたり、上型及び下型からなるスライド型金型(図示しない)を準備する。当該スライド型金型において、上型及び下型がその各成形開口部にて組み合わされたとき、これら上型及び下型の内部に形成される成形空間部は、図3にて示す状態にある容器部品の外形形状に対応する。
即ち、背板部材Tがその主板50にて容器本体Bの底壁10と同一面内にある場合の容器部品の外形形状に対応する空間形状が、上型及び下型の内部に形成される成形空間部に対応する。
ここで、当該成形空間部のうち、容器本体Bの底壁10の後端部11と背板部材Tの主板50の基端側板部50aの延出基端部51との間の連結部位、具体的には、上記成形空間部のうち左側壁20の後端係合部21の軸孔部21aの内周面と基端側板部50aの延出基端部51の円柱状左側軸部51aの外周面との境界に対する対応部位には、円筒状の左側中子が着脱可能に介装されている。また、上記成形空間部のうち右側壁30の後端係合部31の軸孔部31aの内周面と基端側板部50aの延出基端部51の円柱状右側軸部51aの外周面との境界に対する対応部位には、円筒状の右側中子が着脱可能に介装されている。
これは、容器本体B及び背板部材Tの一体成形を終了した後において、後端係合部21の軸孔部21aに対する基端側板部50aの左側軸部51aの回動及び後端係合部31の軸孔部31aに対する基端側板部50aの右側軸部51aの回動を可能にするためである。
また、上記成形空間部のうち底壁10の後端部11の左右両側軸部51aを除く中間部位と主板50の基端側板部50aの延出基端部51の左右両側軸部51aを除く中間部位との間の境界に対する対応部位は、容器本体B及び背板部材Tの一体成形を終了した後において後述のごとく切断可能なように薄く形成されている。
上述のような組み合わせ後のスライド型金型内にその成形空間部のうち容器本体の一部に対応する注入部位から透明の硬合成樹脂(例えば、ポリカーボネート)を溶融状態にて樹脂射出成形機により注入する。この注入は、透明の硬合成樹脂が上記成形空間部の全体に亘るように行われる。
このように注入した後スライド型金型を冷却して上記成形空間部内の硬合成樹脂を硬合成樹脂体として固化して上述の両中子をスライド型金型から抜く。然る後、上型を下型から解離させて上記硬合成樹脂体を下型から取り出す。
このような段階においては、上記硬合成樹脂体のうち左側壁20の軸孔部21aの内周面と基端側板部50aの左側軸部51aの外周面との境界に対する対応部位及び右側壁30の軸孔部31aの内周面と基端側板部50aの右側軸部51aの外周面との境界に対する対応部位は、それぞれ、円筒状空隙となっている。また、上記硬合成樹脂体のうち底壁10の後端部11の左右両側軸部51aを除く中間部位と基端側板部50aの延出基端部51の左右両側軸部51aを除く中間部位との間の境界に対する対応部位は、薄く形成されている。さらに、上記硬合成樹脂体は、上述のごとく、硬い合成樹脂からなるものである。
このため、背板部材Tを容器本体Bに対し主板50の板厚方向に折り曲げることで、上記硬合成樹脂体のうち底壁10の後端部11の左右両側軸部51aを除く中間部位と基端側板部50aの延出基端部51の左右両側軸部51aを除く中間部位との間の境界に対する対応部位が容易に切断される。
これにより、上記硬合成樹脂体が、容器本体Bと背板部材Tとの一体成形体として成形される。ここで、背板部材Tは、主板50の左右両側軸部51aにて、容器本体Tの底壁10の後端部11に対し相対回動可能となっている。
なお、他側容器部品Qも、一側容器部品Pと同様の構成を有するように、当該一側容器部品Pの成形に用いた上記スライド型金型を利用して、当該一側容器部品Pと同様に、上記硬合成樹脂を用いて、樹脂成形機による射出組み付け成形により、一体成形される。
以上のように構成した本第1実施形態において、当該工具容器に対する棒状工具Dの収容は、次のようにしてなされる。
まず、上述のように共に同一構成となるように一体成形した両側容器部品P、Qを準備する。このとき、当該両側容器部品P、Qは、共に、図2にて示す状態にあるものとする。このような状態では、両側容器部品P、Qのいずれも、容器本体Bが、その左右両側壁20、30の各後端係合部21、31にて、その弾力に抗して、フック機能を発揮して、背板部材Tの主板50の基端側板部50aの左右両側縁部にその外方から係合している。
このため、両側容器部品P、Qのいずれも、背板部材Tの主板50が、その基端側板部50aにて容器本体Bの左右両側壁20、30の間を閉じるように左右両側壁20、30に沿いその後側から当接している。このとき、背板部材Tの左右両側副板60のうち左側副板60が、その下端部(容器本体B側端部)にて、容器本体Bの左側壁20の延出端部に沿うように接合し、かつ、右側副板60が、その下端部(容器本体B側端部)にて、容器本体Bの右側壁30の延出端部に沿うように接合している。
このような状態において、棒状工具Dの収容にあたり、作業者が、例えば、容器部品Pの容器本体Bの左右両側壁20、30の各前側部位をその弾力に抗して手の親指と人差し指とで挟む。然る後、当該作業者が容器部品Pの容器本体Bをその左右両側壁20、30にて上述のように挟んだまま背板部材Tの主板50から分離する方向へ引っ張る。
このとき、左右両側壁20、30の各外面には、滑り止め用凹凸処理が上述のごとく施されているので、当該作業者は、左右両側壁20、30を把持することで、当該作業者の親指と人差し指とが左右両側壁20、30から滑って外れることはない。
しかして、上述のように左右両側壁20、30を主板50から分離する方向へ引っ張ると、容器本体Bが、左右両側壁20、30の各後端係合部21、31にて、弾力に抗して僅かに互いに逆方向に開きながら主板50の基端側板部50aの左右両側縁部から解離して、主板50の基端側板部50aの延出基端部51を基準に当該基端側板部51から離れる方向へ回動する。
ここで、主板50が、その基端側板部51の左右両側軸部51aにて、上述のごとく、容器本体Bの左右両側壁20、30の各軸孔部21a、31aに回動可能に連結されているので、容器本体Bは、主板50から離れる方向に容易に回動することができる。これにより、工具容器Pは、図3にて示す状態に維持され得る。
このような段階において、作業者が棒状工具Dをその柄部から容器本体Bの筒体40の円筒41内にその上端開口部41bを介し挿入すれば、棒状工具Dは、図12にて示すごとく、その柄部の下端部位にて、筒体40の円筒41内に収容される。
このとき、上述のように容器本体Bを主板50から離れる方向へ回動させた状態にて、棒状工具Dの柄部が円筒41に挿入されるので、この挿入が、背板部材Tの左右両側副板50により干渉されることなく、容易に行われ得る。
このような状態において、背板部材Tをその主板50にて容器本体Bに向けて回動する。このとき、主板50が、その基端側板部51の左右両側軸部51aにて、上述のごとく、容器本体Bの左右両側壁20、30の各軸孔部21a、31aに回動可能に連結されているので、主板50は、容器本体Bに向けて容易に回動され得る。
しかして、主板50が、上述のように容器本体Bに向けて回動することで、基端側板部50aが容器本体Bの左右両側壁20、30の間を閉じるように左右両側壁20、30にその後側から当接する。このような段階にて、基端側板部50aの左右両側縁部を容器本体Bの左右両側壁20、30の各後端係合部21、31に押し付けるように各後端係合部21、31に向けて押動すると、容器本体Bが、左右両側壁20、30の各後端係合部21、31にて、弾力に抗して主板50の基端側板部50aの左右両側縁部に外方から係合する。
これに伴い、背板部材Tの左右両側副板60が、その各下端部にて容器本体Bの左右両側壁20、30の各延出端部に沿い接合する。これにより、棒状工具Dは、図13にて示すごとく、その柄部にて、一側容器部品Pの容器本体Bの筒体40に収容されて当該筒体40から左右両側副板60の間を通り延出した状態に維持される。
このような段階において、作業者が、その左右両手により、両側容器部品P、Qを、例えば、左右方向から対向させるように把持する。このとき、上述のように棒状工具Dを収容した状態にある一側容器部品Pが、その主板50の先端側板部50cでもって、他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cの直下にて、当該先端側板部50cとともに互いに左右方向に水平状に位置するように把持される。
これに伴い、両側容器部品Q、Pの各背板部材Tの左右両側副板60は、他側容器部品Qの主板50及び一側容器部品Pの主板50からそれぞれ互いに逆向きに上下方向へ延出するように位置し、かつ、棒状工具Dは、その先端部(刃先部)にて、他側容器部品Qの筒体40の円筒41の上端開口部41bに対向するように位置する。
然る後、作業者が、左右両手により、両側容器部品P、Qを把持した状態にて、当該両側容器部品P、Qをそのままの位置から互いに接近する方向に水平方向に移動させる。そして、他側容器部品Qの主板50をその先端側板部50cにて一側容器部品Pの左右両側副板60の各薄肉部62の間に挿入するとともに、一側容器部品Pの主板50をその先端側板部50cにて他側容器部品Qの左右両側副板60の各薄肉部62の間に挿入する。これらの挿入は、両側容器部品P、Qを上述のごとく同一構成としたため、同時になされ得る。
このとき、一側容器部品Pの主板50の先端側板部50cが、その左右両側縁部にて、他側容器部品Qの左右両側副板60の各内側端部61a上に沿うように、当該左右両側副板60の間に挿入されるとともに、他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cが、その左右両側縁部にて、一側容器部品Pの左右両側副板60の各内側端部61a上に沿うように、当該左右両側副板60の間に挿入される。
これにより、上述のような他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cの一側容器部品Pの左右両側副板60間への挿入並びに一側容器部品Pの主板50の先端側板部50cの他側容器部品Qの左右両側副板60間への挿入が共に同時にかつ円滑になされ得る。
このとき、他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cの一側容器部品Pの左右両側副板60間への挿入並びに一側容器部品Pの主板50の先端側板部50cの他側容器部品Qの左右両側副板60間への挿入にあたり、これら挿入が、他側容器部品Qの容器本体Bと一側容器部品Pの主板50とを対向させる操作及び一側容器部品Pの容器本体Bと他側容器部品Qの主板50とを対向させるように把持する操作を精度よく行うことを必要とせず、一側容器部品Pの先端側板部50cを、その左右両側縁部にて、他側容器部品Qの左右両側副板60の各内側端部61a上に沿わせ、かつ、他側容器部品Qの先端側板部50cを、その左右両側縁部にて、一側容器部品Pの左右両側副板60の各内側端部61a上に沿わせるようにするだけで、容易になされ得る。
然る後、両側容器部品P、Qをそのままさらに接近する方向に移動させれば、一側容器部品Pの主板50の先端側板部50cが、延出端側板部位53にて、他側容器部品Qの容器本体Bの左右両側壁20、30の各前側部22、32の間に挿入されるとともに、他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cが、延出端側板部位53にて、一側容器部品Pの容器本体Bの左右両側壁20、30の各前側部22、32の間に挿入される。これらの挿入は、両側容器部品P、Qを上述のごとく同一構成としたため、同時になされ得る。
これに伴い、一側容器部品Pの先端側板部50cの延出端側板部位53が、そのコ字状中央部53aにて、他側容器部品Qの左右両側壁20、30の各前側部22、32の屈曲壁部22b、32bの間に挿入される。このとき、この挿入は、一側容器部品Pにおける延出端側板部位53のコ字状中央部53aが、連結部53cにて、他側容器部品Qにおける容器本体Bの筒体40の左右両側湾曲壁42に沿うとともに、左右両側脚部53dにて、他側容器部品Qにおける筒体40の左右両側湾曲壁42をその左右両外側から挟むようにして当該左右両側湾曲壁42に沿うようになされ、かつ、一側容器部品Pにおける延出端側板部位53の左右両側縁部53bが、他側容器部品Qにおける容器本体Bの左右両側壁20、30の各前側部22、32の屈曲壁部22b、32bの内面に沿うようになされる。
但し、上述したごとく、左右両側脚部53dが、その各対向内面の間隔にて、延出端側板部位53の延出基端側から延出端側にかけて順次幾分広くなるように形成されているため、一側容器部品Pにおける延出端側板部位53のコ字状中央部53aは、左右両側脚部53dにて、他側容器部品Qにおける筒体40の左右両側湾曲壁42をその左右両外側から順次締め付けるようにして、他側容器部品Qにおける容器本体Bの左右両側壁20、30の各前側部22、32の間に挿入される。
また、このような一側容器部品Pの先端側板部50cの延出端側板部位53の他側容器部品Qの左右両側壁20、30の間への挿入にあわせて、他側容器部品Qの先端側板部50cの延出端側板部位53が、そのコ字状中央部53aにて、一側容器部品Pの左右両側壁20、30の各前側部22、32の屈曲壁部22b、32bの間に挿入される。このとき、この挿入は、他側容器部品Qにおける延出端側板部位53のコ字状中央部53aが、連結部53cにて、一側容器部品Pにおける容器本体Bの筒体40の左右両側湾曲壁42に沿うとともに、左右両側脚部53dにて、他側容器部品Qにおける筒体40の左右両側湾曲壁42をその左右両外側から挟むようにして当該左右両側湾曲壁42に沿うようになされ、かつ、他側容器部品Qにおける延出端側板部位53の左右両側縁部53bが、一側容器部品Qにおける容器本体Bの左右両側壁20、30の各前側部22、32の屈曲壁部22b、32bの内面に沿うようになされる。
但し、上述したごとく、左右両側脚部53dが、その各対向内面の間隔にて、延出端側板部位53の延出基端側から延出端側にかけて順次幾分広くなるように形成されているため、他側容器部品Qにおける延出端側板部位53のコ字状中央部53aは、左右両側脚部53dにて、一側容器部品Pにおける筒体40の左右両側湾曲壁42をその左右両外側から順次挟み込みにより締め付けるようにして、一側容器部品Pにおける容器本体Bの左右両側壁20、30の各前側部22、32の間に挿入される。これに伴い、上述のような順次締め付けに基づき、棒状工具Dの柄部が、一側容器部品Pにおける容器本体Bの円筒41内にてしっかりと同軸的に保持され得る。
然る後、一側容器部品Pの主板50がその延出端側板部位53にて他側容器部品Qの容器本体Bの底壁10の前端部に当接するとともに、他側容器部品Qの主板50がその延出端側板部位53にて一側容器部品Pの容器本体Bの底壁10の前端部に当接することで、当該工具容器の組み付けが終了する。
以上のように、一側及び他側の容器部品P、Qは、余分な部品を必要とすることなく、共に、同一の構成を有するように形成されているので、当該一側及び他側の容器部品P、Qを、上述のように、互いに対向させた状態で相互に挿入するという一度の操作だけで、組み付けることができる。従って、当該工具容器の組み付け作業が非常に簡単で良好になされ得る。
また、上述のような組み付け終了後の工具容器においては、一側容器部品Pの延出端側板部位53の左右両側縁部53bが、その各隆起部uにて、他側容器部品Qの左右両側壁20、30の各屈曲壁部22b、32bに対し、その各窪みh内に係合することで変位不能に位置決めされるとともに、他側容器部品Qの延出端側板部位53の左右両側縁部53bが、その各隆起部uにて、一側容器部品Pの左右両側壁20、30の各屈曲壁部22b、32bに対し、その各窪みh内に係合することで変位不能に位置決めされる。従って、上述のような組み付け終了後の工具容器において、一側及び他側の容器部品P、Qが不用意に互いに分離することなく良好に相互に組み付け維持され得る。
また、上述のような組み付け終了後の工具容器においては、他側容器部品Qの左右両側副板60が、その各上側端部にて、それぞれ、当該工具容器の長手方向において、一側容器部品Pの左右両側副板60の各上側端部に当接し、かつ、他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cが、その左右両側縁部にて、一側容器部品Pの左右両側副板60の各薄肉部62の間において各厚肉部61の内側端部61a上に当接するとともに、他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cが、その左右両側縁部にて、一側容器部品Pの左右両側副板60の各薄肉部62の間において各厚肉部61の内側端部61a上に当接している。
しかも、上述した各当接は、上述のような一側容器部品Pの容器本体Bに対する他側容器部品Qの主板50の挿入及び他側容器部品Qの容器本体Bに対する一側容器部品Pの主板50の挿入により、液密的に確保され得る。
これにより、一側容器部品Pが、その容器本体B及び背板部材Tにて、他側容器部品Qの容器本体B及び背板部材Tとともに、棒状工具Dを収容する収容部が液密的に構成され得る。
従って、このように当該工具容器が組み付けられている状態では、棒状工具Dに油が付着していても、この油が上記収容部から漏れ出ることがない。また、異物が上記収容部内に混入することもない。
また、棒状工具Dが当該工具容器の上記収容部内に収容されている状態においては、棒状工具Dの柄部が、一側容器部品Pの容器本体Bの円筒41内に上述のごとくしっかりと保持されているため、当該工具容器を、棒状工具Dの収容保持のまま、不注意により落下させるようなことがあっても、棒状工具Dは、当該工具容器内にて移動することなく良好に収容保持され得る。
一方、上述のように工具容器内に収容した棒状工具Dを当該工具容器から取り出すにあたっては、作業者が、例えば、その左右両手の人差し指と親指により一側及び他側の容器部品P、Qをその各容器本体Bの左右両側壁20、30を挟んで互いに逆方向に引っ張る。なお、この引っ張り作業は、各左右両側壁20、30の外面には、上述のごとく、滑り止め用凹凸処理が施されていることから、良好になされ得る。
これに伴い、一側容器部品Pの主板50が、延出端側板部位53の各隆起部uにて、他側容器部品Qの容器本体Bの左右両側壁20、30の各屈曲壁部22b、32bの各窪み部hから弾力に抗して解離するとともに、他側容器部品Qの主板50が、延出端側板部位53の各隆起部uにて、一他側容器部品Pの容器本体Bの左右両側壁20、30の各屈曲壁部22b、32bの各窪み部hから弾力に抗して解離する。従って、一側容器部品P及び他側容器部品Qが、相互に容易に分離され得る。
然る後、棒状工具Dを保持したままの一側容器部品Pにおいて、上述と同様にして主板50を容器本体Bから解離するように回動させる。ついで、棒状工具Dを筒体40から引っ張り出す。このとき、上述のように一側及び他側の容器部品P、Qを相互に分離することで、一側容器部品Pの容器本体Bにおいては、筒体40の両左右両側湾曲壁42が他側容器部品Qの主板50の先端側板部50cのコ字状中央部53aの左右両側脚部53dから解放されている。従って、棒状工具Dを筒体40の円筒41から容易に取り出すことができる。
また、上述のように棒状工具Dを筒体40から取り出すにあたり、一側容器部品Pの背板部材Tが上述のように容器本体Bから回動していることから、左右両側副板60により干渉されることなく、棒状工具Dを筒体40から容易に取り出すことができる。
また、両側容器部品P、Qの各形成材料は、上述のごとく、透明の硬合成樹脂からなるため、棒状工具Dを収容した当該工具容器を外部から観察した場合、当該工具容器は、見る人に対し、きれいな高級透明感を与えることができる。
また、本第1実施形態においては、当該工具容器を構成する両側容器部品P、Qは、上述のごとく、共に、樹脂射出成形機による射出組み付け成形でもって、同一の構成を有するように一体成形されている。
従って、樹脂射出成形機による射出組み付け成形にあたり必要とされる両側容器部品P、Qの各スライド型金型は、双方を独立的に別々に準備することを必要とせず、両側容器部品P、Qの一方の容器部品のスライド型金型のみを準備すればよい。
その結果、両側容器部品P、Qの各射出成形は、各々、上述したスライド型金型のみを用いて、行うことで、当該工具容器の製造工程や製造作業が、両側容器部品P、Qの一方のための製造工程や製造作業のみで済み、非常に簡素化されるのは勿論のこと、金型コスト、ひいては、当該工具容器の製造コストが軽減され得る。
(第2実施形態)
図14及び図15は、本発明に係る工具容器の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べた両側容器部品P、Qの各々において、容器部品Bの底壁10が、後端部11に代えて後端部12を有しており、当該後端部12は、その後端にて、容器部品Bの左右両側壁20、30の各下側後端と図14にて図示上下方向において同一線上に位置する。
また、本第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べた両側容器部品P、Qの各々において、背板部材Tの主板50が、基端側板部50aの延出基端部51にて、細幅状薄肉部51bを介し、容器部品Bの底壁10の後端部12に回動可能にかつ一体的に連結されている。このことは、基端側板部50aの延出基端部51は、細幅状薄肉部51b及び底壁10の後端部12と共に、主板50と底壁10との間のヒンジ部を構成することを意味する。なお、上述した細幅状薄肉部51bの薄さは、当該工具容器の形成材料との関係において、ヒンジ機能を発揮し得る程度の値であればよい。
また、本第2実施形態において、上記第1実施形態にて述べた両側容器部品P、Qは、上記第1実施形態とは異なり、柔軟性のある合成樹脂、即ち柔合成樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂)を用いて、上記樹脂射出成形機により、同一の構成を有するように、上記ヒンジ部を含めて一体成形されている。なお、上記柔合成樹脂は、一側及び他側の容器部品P、Qの各々の一体成形後において、上記薄肉部をヒンジ部として機能させ易い程度の柔らかさを有する合成樹脂をいう。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このように構成した本第2実施形態によれば、両側容器部品P、Qの形成材料が上記第1実施形態とは異なるものの、主板50の容器本体Bに対する回動は、上記ヒンジ部を基準になされる。これによっても、上記第1実施形態と同様の作用効果を達成することができる。
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。
(1)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態においては、両側容器部品P、Qの形成材料を透明の硬合成樹脂、例えば、ポリカーボネートとしたが、これに限ることなく、当該形成材料は、他の硬合成樹脂(例えば、ABS樹脂)或いは柔合成樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂)等のどのような合成樹脂であってもよい。
(2)本発明の実施にあたり、種々の軸長の棒状工具に合わせて背板部材Tの左右両側副板60の長さを変更するとともに主板50の先端側板部50cの長さを変更すれば、種々の軸長の棒状工具の収容がコンパクトになされ得る。
(3)本発明にあたり、筒体40は、左右両側湾曲壁42を廃止して、円筒41を、その弾力に抗して棒状工具Dの柄部を挿入し易いような形状にしてもよい。例えば、切り割り状円筒41の上側開口部の開口形状を、逆V字状とし、かつ、円筒41の内径を棒状工具Dの柄部の外径よりも幾分小さめにするようにして、円筒41のみでその弾力に抗して棒状工具Dの柄部を保持するようにしてもよい。
(4)本発明の実施にあたり、筒体40の左右両側湾曲壁42に対する主板50の延出端側板部位53のコ字状中央部53aによる挟持が充分であれば、延出端側板部位53の各隆起部u及び容器本体Bの左右両側壁20、30の各屈曲壁部の各窪み部hは、廃止してもよい。
(5)本発明の実施にあたり、主板50の先端側板部50cは、コ字状中央部53aに限ることなく、当該コ字状中央部53aと同一方向へ突出する湾曲部を有するようにしてもよい。
(6)本発明の実施にあたり、上記各実施形態にて述べた工具容器の全長寸法や横断面の寸法等の外形寸法は、収容すべき棒状工具の外形寸法にあわせて適宜変更してもよい。
B…容器本体、D…棒状工具、P、Q…容器部品、T…背板部材、10…底壁、
11、12…後端部、20…左側壁、21a、31a…軸孔部、
22、32…前側部、30…右側壁、40…筒体、41a…上側開口部、
42…湾曲壁、50…主板、50a…基端側板部、50b…中間板部、
50c…先端側板部、51…延出基端部、51a…軸部、51b…薄肉部、
53a…コ字状中央部、53b…縁部、53c…連結部、53d…脚部、
60…副板、61…厚肉部、61a…内側端部、62…薄肉部。

Claims (8)

  1. 棒状工具を収容するための工具容器において、
    合成樹脂でもって同一の構成を有するようにそれぞれ一体成形される第1及び第2の容器部品を備えており、
    これら第1及び第2の容器部品の各々は、容器本体と、背板部材とを具備しており、
    前記容器本体は、
    矩形状底壁と、
    の矩形状底の各両対向端部のうちの一方の両対向端部から互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する両対向側壁と、
    前記矩形状底壁から前記両対向側壁の間を通り延出する筒体であってその延出端開口部を介し前記棒状工具をその柄部から挿入されて保持可能なように形成してなる筒体とを有しており、
    前記背板部材は
    前記容器本体の前記矩形状底壁の他方の両対向端部の一方の対向端部に対する前記容器本体の対応部位から当該容器本体の前記両対向側壁の各延出長さに対する対応長さでもって前記容器本体の前記矩形状底壁の厚さ方向へ回動可能に延出する基端側板部と、この基端側板部からその延出方向に延出する中間板部と、この中間板部からその延出方向に延出する先端側板部とでもって、長手状に形成してなる主板と、
    前記中間板部の内面側へその幅方向両縁部から互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する両側副板とを有しており、
    前記第1容器部品の前記容器本体、前記主板及び前記両側副板を、それぞれ、第1容器本体、第1主板及び第1両側副板とし、かつ、前記第2容器部品の前記容器本体、前記主板及び前記両側副板を、それぞれ、第2容器本体、第2主板及び第2両側副板として、
    前記第1両側副板がその各延出側部位にて前記第2主板の前記先端側板部の幅方向両縁部に沿うとともに前記第2両側副板がその各延出側部位にて前記第1主板の前記先端側板部の幅方向両縁部に沿うように、前記第2容器本体の前記両対向側壁のうちの前記第2主板とは各反対側部位の間に前記第1主板の前記先端側板部を挿入するとともに前記第1容器本体の前記両対向側壁のうちの前記第1主板とは各反対側部位の間に前記第2主板の前記先端側板部を挿入して、前記第1両側副板を前記第1及び第2の主板の延出方向にて前記第2両側副板に連結させて、
    前記第1主板をその先端側板部及び中間板部を介し前記第2両側副板の各延出側部位及び前記第2容器本体の前記筒体の双方の少なくとも一方と前記第2容器本体の前記両対向側壁の前記各反対側部位との間に挟持するとともに、前記第2主板をその先端側板部及び中間板部を介し前記第1両側副板の各延出側部位及び前記第1容器本体の前記筒体の双方の少なくとも一方と前記第1容器本体の前記両対向側壁の前記各反対側部位との間に挟持して、前記棒状工具を収容可能なように前記第1及び第2の容器部品を液密的に組み付けることを特徴する工具容器。
  2. 前記第1及び第2の容器部品を形成する前記合成樹脂は、透明の硬合成樹脂からなり、
    前記第1及び第2の主板の各々の前記基端側板部を、その基端側幅方向両端部から互いに逆向きに外方へ突出するように形成される各軸部にて、前記容器本体の前記両対向側壁のうちの前記基端側板部の前記基端側幅方向両端部に対する各対応部位に形成される各軸孔部内に相対回動可能に連結するように、前記透明の硬合成樹脂を用いた前記第1及び第2の容器部品の各々の一体成形において成形してなることを特徴とする請求項1に記載の工具容器。
  3. 前記第1及び第2の容器部品を形成する前記合成樹脂は、柔合成樹脂からなり、
    前記第1及び第2の主板の各々の前記基端側板部と前記第1及び第2の容器本体の各々の前記矩形状底壁との間の境界部を薄肉部として薄肉状に形成するように、前記柔合成樹脂を用いた前記第1及び第2の容器部品の各々の一体成形において成形してなることを特徴とする請求項1に記載の工具容器。
  4. 前記第1及び第2の両側副板の各々は、前記中間板部からその内面側へその幅方向両縁部にて互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する厚肉部と、この厚肉部の延出端部からその延出方向に薄肉状に延出する薄肉部とを有しており
    当該薄肉部は、前記厚肉部の延出端部の外側端部から当該厚肉部よりも薄肉状に形成されており、
    前記第1主板の前記先端側板部は、その幅方向両縁部にて、前記第2両側副板の各延出端部の内側端部に沿うように前記第2両側副板の前記各薄肉部の間に介装されるとともに、前記第2主板の前記先端側板部は、その幅方向両縁部にて、前記第1両側副板の各延出端部の内側端部に沿うように前記第1両側副板の前記各薄肉部の間に介装されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の工具容器。
  5. 前記第1及び第2の容器本体の各々において、
    前記両対向側壁の前記各反対側部位は、互いに対向するようにL字状に屈曲して延出する屈曲壁部を形成してなり、
    前記筒体は、円筒と、この円筒の周壁のうち前記各屈曲壁部の間に対する対応部位に軸方向に沿い開口してなる軸方向開口部の両対向縁部から前記各屈曲壁部の間に向けて延出する両延出壁とを形成してなり
    前記第1及び第2の主板の各々の前記先端側板部は、幅方向両縁部と、この幅方向両縁部の各対向部位からその厚さ方向外側へ突出するように構成してなる幅方向中央部とでもって形成されており、
    前記第1主板の前記先端側板部が、前記幅方向両縁部にて、前記第2容器本体の前記両対向側壁の前記各屈曲壁部にその内面側に沿うように、かつ、前記幅方向中央部にて、前記第2容器本体における前記筒体の前記両延出壁と前記両対向側壁の前記各屈曲壁部との間に挟持されて前記第2容器本体の前記両対向側壁の前記各屈曲壁部の間からその厚さ方向外側へ突出して当該各屈曲壁部の間に沿うように、前記第1主板が、前記先端側板部にて、前記第2容器本体の前記両対向側壁の前記各反対側部位の間に挿入され、
    かつ、前記第2主板の前記先端側板部が、前記幅方向両縁部にて、前記第1容器本体の前記両対向側壁の前記各屈曲壁部にその内面側に沿うように、かつ、前記幅方向中央部にて、前記第1容器本体の前記両対向側壁の前記各屈曲壁部の間からその厚さ方向外側へ突出するとともに前記第1容器本体の前記筒体の前記両延出壁と前記第1容器本体の前記両対向側壁の前記各屈曲壁部との間に挟持されて当該各屈曲壁部の間に沿うように、前記第2主板が、前記先端側板部にて、前記第1容器本体の前記両対向側壁の前記各反対側部位の間に挿入されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の工具容器。
  6. 前記第1及び第2の容器本体の各々の前記筒体の前記両延出壁は、その各対向側へ凸な横断面湾曲形状にて、前記円筒の前記軸方向開口部の前記両対向縁部から前記各屈曲壁部の間に向けて延出するように両湾曲壁として形成されており、
    前記第1及び第2の主板の各々の前記先端側板部は、前記幅方向中央部にて、
    連結部と、この連結部の幅方向両縁部からL字状に屈曲するように延出する両側脚部とでもって、外方へ凸な横断面コ字状に形成されて、前記両側脚部にて、前記棒状工具の前記柄部を前記円筒内にて締め付けるように前記両湾曲壁をその各外側から挟持することを特徴とする請求項5に記載の工具容器。
  7. 前記第1及び第2の主板の前記先端側板部は、前記幅方向中央部の前記両側脚部の間隔にて、前記先端側板部の前記中間板部からの延出方向に向けて順次広くなるように形成されていることを特徴とする請求項6に記載の工具容器。
  8. 前記第1及び第2の主板の各々の前記先端側板部の前記両側脚部の間隔は、前記先端側板部の延出端側において、前記筒体の前記両湾曲壁の延出端側外面の間隔よりも大き目であり、また、前記先端側板部の延出基端側において、前記両湾曲壁の前記延出基端側外面の前記間隔よりも小さ目であるように形成されていることを特徴とする請求項7に記載の工具容器。
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