JP4230045B2 - クローラ走行装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン、ハーベスタ等の作業機に用いられるクローラ走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のクローラ走行装置としては、例えば図9に示すように、コンバイン等の作業機1の機体にトラックフレーム2を固定し、該トラックフレーム2に駆動輪3、従動輪4、転動輪5を支持し、これら輪体に弾性クローラ50を巻回して構成したものがあり、この弾性クローラ50としては、図10に示すように弾性材により無端帯状に形成されたクローラ本体51と、該クローラ本体51の外周に突設された周方向多数のラグ52と、該ラグ52に対応してクローラ本体51内に埋設された芯金53と、クローラ本体51内に周方向に埋設された抗張体54とを有したものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなクローラ走行装置には、図10に示したように、トラックフレーム2の左右外側で転動輪5等を片持ち状に支持するようにしたものがあり、この場合、弾性クローラ50の略中央を転動する転動輪5に対してトラックフレーム2が弾性クローラ50の左右方向内側に偏心した配置となる。
そのため、図10に2点鎖線で示すように、弾性クローラ6の左右方向内側端で、ラグ52が石や土の固まりなどの突出物Tを踏むようなことがあると、クローラ本体51が上方へ屈曲してトラックフレーム2に接触する恐れがあり、これは弾性クローラ50の損傷を招来するとともに、この損傷によって芯金53や抗張体54に錆を発生させる原因となり、弾性クローラ50の耐久性を損なうものとなっていた。
【0004】
一方、ラグの両端部を地面から浮かせた状態とした弾性クローラが、特開平56−142763号公報に開示されており、この弾性クローラによれば、ラグの両端部と地面の突出物との接触を避けて弾性クローラとトラックフレームとの干渉を防止することが可能となる。
しかし、前記公報の弾性クローラは、クローラ走行装置の旋回の際にラグで土を側方に掻き出すのを防止し、旋回抵抗を少なくすることを目的としたものであって、これを達成するためにラグの両端を地面から浮かせる必要があることから、ラグの接地面積が小さくなって牽引力を損ない、走行性能を大きく低下させる結果となっていた。
【0005】
そこで、本発明はこのような実状に鑑み、地面の突出物を踏むことに起因して弾性クローラとトラックフレームとが干渉するようなことを防止しながら、ラグによる牽引力を確保することができるクローラ走行装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明は、弾性材料によって無端帯状に形成されたクローラ本体8の外周面にラグ9を突設すると共に前記クローラ本体8の内部に芯金10を埋設している無端帯状の弾性クローラ6と、この弾性クローラ6の左右方向中央側に配置されていて該弾性クローラ6の芯金10埋設部位の内周側を転動する転動輪5と、この転動輪5の左右一側方に配置されていて該転動輪5を回転自在に支持するトラックフレーム2とを備えているクローラ走行装置において、
前記ラグ9は、前記転動輪5のトラックフレーム配置側Cとは反対側Bの側方における弾性クローラ6の端部から、前記転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方における前記芯金10の端部に略亘る範囲で接地するように設けられ、
転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方における芯金10の端部から、転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方におけるクローラ本体8の端部にかけて該弾性クローラ6が地面から浮いた状態となる非接地部位20とされ、
転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方における芯金10の端部がクローラ本体8のトラックフレーム2との対向部位に位置し且つ前記非接地部位20におけるクローラ本体8の側部がトラックフレーム2よりも、弾性クローラ6の左右方向中央から非接地部位20における弾性クローラ6の端部に向かう方向に突出しており、
前記非接地部位20を除く範囲で形成されたラグ9が、クローラ本体8の周方向に隣接して多数形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明は、弾性材料によって無端帯状に形成されたクローラ本体8の外周面にラグ9を突設すると共に前記クローラ本体8の内部に芯金10を埋設している無端帯状の弾性クローラ6と、この弾性クローラ6の左右方向中央側に配置されていて該弾性クローラ6の芯金10埋設部位の内周側を転動する転動輪5と、この転動輪5の左右一側方に配置されていて該転動輪5を回転自在に支持するトラックフレーム2とを備えているクローラ走行装置において、
前記ラグ9は、前記転動輪5のトラックフレーム配置側Cとは反対側Bの側方における弾性クローラ6の端部から、前記転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方における前記芯金10の端部に略亘る範囲で接地するように設けられ、
転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方における芯金10の端部から、転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方におけるクローラ本体8の端部にかけて該弾性クローラ6が地面から浮いた状態となる非接地部位20とされ、
転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方における芯金10の端部がクローラ本体8のトラックフレーム2との対向部位に位置し且つ前記非接地部位20におけるクローラ本体8の側部がトラックフレーム2よりも、弾性クローラ6の左右方向中央から非接地部位20における弾性クローラ6の端部に向かう方向に突出しており、
前記弾性クローラ6の非接地部位20において、ラグ9が地面の突出物Tを踏むことによりクローラ本体8の側部がトラックフレーム2と干渉するのを防止するように、該非接地部位20におけるラグ9の頂面が、芯金10の端部からクローラ本体8のトラックフレーム配置側Cの端部へ向けて弾性クローラ6の内周側へ傾斜する傾斜面19とされていることを特徴とするものである。
【0008】
この本発明によれば、転動輪5のトラックフレーム配置C側の側方では、弾性クローラ6が非接地状態となって地面の突出物Tを踏むようなことが少なくなり、トラックフレーム2との干渉が防止されるようになる。その一方で、非接地部位20を除く範囲、すなわち、転動輪5のトラックフレーム配置側Cとは反対側Bの側方における弾性クローラ6の端部から、転動輪5のトラックフレーム配置側Cの側方における芯金10の端部までの広い範囲でラグ9が接地することにより牽引力が確保でき、走行に支障を来すようなことも防止される。
【0009】
また、本発明は、前記弾性クローラ6の非接地部位20において、ラグ9が地面の突出物Tを踏むことによりクローラ本体8の側部がトラックフレーム2と干渉するのを防止するように、該非接地部位20におけるラグ9の頂面が、芯金10の端部からクローラ本体8のトラックフレーム配置側Cの端部へ向けて弾性クローラ6の内周側へ傾斜する傾斜面19とされていることにより弾性クローラ6の非接地部位にもラグ9が存在することとなって弾性クローラの一側端部の剛性をある程度確保しながら、傾斜面19によって地面の突出物Tとの接触を回避できるようになる。
【0010】
また、本発明は、前記非接地部位20を除く範囲で形成されたラグ9が、クローラ本体8の周方向に隣接して多数形成されていることによって非接地部位20において弾性クローラ6と地面との間の空間を広く形成することが可能となり、地面の突出物Tとの干渉が確実に防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図9には、コンバイン等の作業機1に対して本発明に係るクローラ走行装置7を左右一対設けたものが示されており、この作業機1の機体には、クローラ走行装置7のトラックフレーム2が固定され、該トラックフレーム2に駆動輪3、従動輪4、転動輪5が支持されるとともに、これら輪体3,4,5に本発明の弾性クローラ6が巻回されるようになっている。
【0012】
前記弾性クローラ6は、図1及び図2に示すように、ゴム等の弾性材料により無端帯状に形成されたクローラ本体8と、該クローラ本体8の外周面に周方向に間隔をおいて突設されたラグ9と、クローラ本体8内に前記ラグ9に対応するように埋設された芯金10と、クローラ本体8内に周方向に埋設された抗張体11とから構成される。
前記クローラ本体8は、左右方向中央に配置される本体部8aと、該本体部8aから左右方向内側(作業機1の機体側)Cへ延びる内延伸部8cと、本体部8aから左右方向外側Bへ延びる外延伸部8bとを有して構成されており、前記本体部8aの左右方向中央には、前記ラグ9の周方向間に対応して本体部8aを内外に貫通する係合孔12が形成され、該係合孔12に前記駆動輪3としてのスプロケットの歯が挿入されるようになっている。
【0013】
前記芯金10は金属製又は硬質合成樹脂製等により形成され、前記本体部8aに対して埋設されるようになっており、前記係合孔12の周方向間に対応して配置される左右方向中央の係合部14と、該係合部14の左右方向両側部からクローラ本体8の内周側へ突出する一対のガイド突部15と、該ガイド突部15から本体部8aの略両端まで延伸する一対の外,内翼部16b、16cとを有し、前記抗張体11は外,内翼部16b、16cの外周側に対応して左右一対設けられている。
【0014】
前記ラグ9は、クローラ本体8の周方向に対して略垂直な横方向に向けて配置され、本体部8aから外延伸部8bの端部まで延びる第1ラグ9aと、本体部8aから内延伸部8cの端部まで延びる第2ラグ9bとを周方向交互に備えている。
前記転動輪5は、芯金10のガイド突部15を跨ぎ、前記本体部8a下側の接地部分の内周面を転動する跨ぎ転輪とされており、トラックフレーム2の長手方向(前後方向)に複数設けられるとともに、トラックフレーム2から左右方向外側方Bに突出した支軸18を介して片持ち状に支持されるようになっている。
【0015】
したがって、トラックフレーム2は、クローラ本体8の左右方向中央部(芯金埋設部位)を転動する転動輪3に対して左右方向内側Cに配設されるとともに、内延伸部8c上方に配設されるようになっている。
前記第1ラグ9aの頂面(接地状態における下面)は、本体部8a及び外延伸部8bの投影範囲の略全体で地面に接地するように略水平面に形成されている。
これに対し、前記第2ラグ9bの頂面は、本体部8aの投影範囲で地面に接地するように略水平面に形成され、内延伸部8cの投影範囲では、クローラ本体8の左右方向内側Cの端部へいくに従い漸次クローラ本体8の内周側へ移行するような傾斜面19に形成されており、この傾斜面19の形成部分が、地面から浮いた状態となる弾性クローラ6の非接地部位20とされている。
【0016】
すなわち、弾性クローラ6は、前記第1、第2ラグ9a、9bによって、左右方向外側Bの端部から本体部8bの左右方向内側Cの端部(芯金10の左右方向内側端部)の広い範囲で接地することとなって牽引力が確保できるようになり、トラックフレーム2側となる内延伸部8c(芯金10よりも左右方向内側方)では非接地状態となることから、図1に示すように、地面に石や土の突出物Tが存在したとしても、これを第2ラグ9bが踏みつけるようなことも少なくなり、内延伸部8cが上方に屈曲してトラックフレーム2に接触したり、この接触によって弾性クローラ6を損傷させるようなことを防止しているのである。
【0017】
また、第2ラグ9bの左右方向内側Cの端部を完全に無くすのではなく、前記傾斜面19によって第2ラグ9bの肉厚を徐々に薄くなるように形成していることから内延伸部8cの剛性をある程度維持できるものとなっており、また、内延伸部8cの上面を略水平となる平坦面に形成してトラックフレーム2との間隔を確保していることから、仮に突出物Tを踏んで上方に屈曲したとしてもトラックフレーム2に接触し難くなっている。
前記傾斜面19としては、平坦面とするに限らず、図3(a)に示すような上方に弯曲する円弧面(実線)又は下方に弯曲した円弧面(2点鎖線)に形成してもよく、また、図3(b)に示すように、内延伸部8cの左右方向中途部まで形成されたものとしてもよい。
【0018】
図4及び図5は、本発明に係る弾性クローラ6の第2実施形態を示すものであり、本実施形態では、第1ラグ9aを本体部8aの幅に亘る範囲で設け、第2ラグ9bを、クローラ本体8の中央を除いて略全幅に亘って形成するとともに、左右方向内側Cの端部に前記と同様の傾斜面19を設けたものとしており、第1実施形態と同様の作用効果を奏するものとなっている。
図6及び図7は、本発明に係る弾性クローラ6の第3の実施形態を示すものであり、本実施形態では、クローラ本体8の外延伸部8bの端部から、本体部8aの左右方向内側Cの端部(芯金10の左右方向内側端部)に亘る範囲のみに、同一形状のラグ9を周方向に多数形成したものとし、同範囲で地面に接地するように構成したものである。
【0019】
本実施形態では、上記第1、第2実施形態のように、弾性クローラ6の非接地部位20にラグ9が存在しないため、内延伸部8cの剛性が若干低くなるものの、当該内延伸部8cの下方空間が広くなることから、地面の突出物Tを踏みつける可能性がより低くなるものである。
図7は、本発明に係る弾性クローラ6の第4の実施形態を示すものであり、本実施形態では、ラグ9の形状として、芯金10の埋設位置に対応して左右一対のラグ9a、9bをハ字状に傾斜した状態で設けたものであり、左右方向内側Cのラグ9bの内延伸部8cの投影範囲に第1、第2実施形態で示したような傾斜面19を設けている。本実施形態も上記各実施形態と略同様の作用効果を奏するものである。
【0020】
本発明は、上記実施形態に限ることなく適宜設計変更可能であり、例えば、転動輪5に対するトラックフレーム2の位置、及び弾性クローラ6の接地部位、非接地部位の配置を内外逆としてもよい。また、芯金10及び転動輪5を、弾性クローラ6の左右方向中央から内側又は外側に偏心した位置に設けてもよい。
また、転動輪3として、芯金10のガイド突部15の頂面を転動する所謂中転輪としてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、転動輪のトラックフレーム配置側の側方における芯金の端部から、転動輪のトラックフレーム配置側の側方におけるクローラ本体の端部にかけて該弾性クローラが地面から浮いた状態となる非接地部位とすることで、地面の突出物を踏むことに起因する弾性クローラとトラックフレームとの干渉を防止しながら、転動輪のトラックフレーム配置側とは反対側の側方における弾性クローラの端部から、転動輪のトラックフレーム配置側の側方における芯金の端部に略亘る範囲でラグを接地させるようにすることで牽引力の確保が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るクローラ走行装置を示す断面図である。
【図2】 同弾性クローラの外周平面図である。
【図3】 ラグの他の形態を示す要部の拡大断面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係るクローラ走行装置を示す断面図である。
【図5】 同弾性クローラの外周平面図である。
【図6】 本発明の第3実施形態に係るクローラ走行装置の断面図である。
【図7】 同弾性クローラの外周平面図である。
【図8】 本発明の第4実施形態に係る弾性クローラの外周平面図である。
【図9】 クローラ走行装置を備えた作業機の側面図である。
【図10】 従来のクローラ走行装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 トラックフレーム
5 転動輪
6 弾性クローラ
7 クローラ走行装置
8 クローラ本体
9 ラグ
10 芯金
19 傾斜面

Claims (2)

  1. 弾性材料によって無端帯状に形成されたクローラ本体(8)の外周面にラグ(9)を突設すると共に前記クローラ本体(8)の内部に芯金(10)を埋設している無端帯状の弾性クローラ(6)と、この弾性クローラ(6)の左右方向中央側に配置されていて該弾性クローラ(6)の芯金(10)埋設部位の内周側を転動する転動輪(5)と、この転動輪(5)の左右一側方に配置されていて該転動輪(5)を回転自在に支持するトラックフレーム(2)とを備えているクローラ走行装置において、
    前記ラグ(9)は、前記転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)とは反対側(B)の側方における弾性クローラ(6)の端部から、前記転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方における前記芯金(10)の端部に略亘る範囲で接地するように設けられ、
    転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方における芯金(10)の端部から、転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方におけるクローラ本体(8)の端部にかけて該弾性クローラ(6)が地面から浮いた状態となる非接地部位(20)とされ、
    転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方における芯金(10)の端部がクローラ本体(8)のトラックフレーム(2)との対向部位に位置し且つ前記非接地部位(20)におけるクローラ本体(8)の側部がトラックフレーム(2)よりも、弾性クローラ(6)の左右方向中央から非接地部位(20)における弾性クローラ(6)の端部に向かう方向に突出しており、
    前記非接地部位(20)を除く範囲で形成されたラグ(9)が、クローラ本体(8)の周方向に隣接して多数形成されていることを特徴とするクローラ走行装置。
  2. 弾性材料によって無端帯状に形成されたクローラ本体(8)の外周面にラグ(9)を突設すると共に前記クローラ本体(8)の内部に芯金(10)を埋設している無端帯状の弾性クローラ(6)と、この弾性クローラ(6)の左右方向中央側に配置されていて該弾性クローラ(6)の芯金(10)埋設部位の内周側を転動する転動輪(5)と、この転動輪(5)の左右一側方に配置されていて該転動輪(5)を回転自在に支持するトラックフレーム(2)とを備えているクローラ走行装置において、
    前記ラグ(9)は、前記転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)とは反対側(B)の側方における弾性クローラ(6)の端部から、前記転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方における前記芯金(10)の端部に略亘る範囲で接地するように設けられ、
    転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方における芯金(10)の端部から、転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方におけるクローラ本体(8)の端部にかけて該弾性クローラ(6)が地面から浮いた状態となる非接地部位(20)とされ、
    転動輪(5)のトラックフレーム配置側(C)の側方における芯金(10)の端部がクローラ本体(8)のトラックフレーム(2)との対向部位に位置し且つ前記非接地部位(20)におけるクローラ本体(8)の側部がトラックフレーム(2)よりも、弾性クローラ(6)の左右方向中央から非接地部位(20)における弾性クローラ(6)の端部に向かう方向に突出しており、
    前記弾性クローラ(6)の非接地部位(20)において、ラグ(9)が地面の突出物(T)を踏むことによりクローラ本体(8)の側部がトラックフレーム(2)と干渉するのを防止するように、該非接地部位(20)におけるラグ(9)の頂面が、芯金(10)の端部からクローラ本体(8)のトラックフレーム配置側(C)の端部へ向けて弾性クローラ(6)の内周側へ傾斜する傾斜面(19)とされていることを特徴とするクローラ走行装置。
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