JP4226935B2 - 下まつ毛用としても使用できるまつ毛カール器 - Google Patents

下まつ毛用としても使用できるまつ毛カール器 Download PDF

Info

Publication number
JP4226935B2
JP4226935B2 JP2003067252A JP2003067252A JP4226935B2 JP 4226935 B2 JP4226935 B2 JP 4226935B2 JP 2003067252 A JP2003067252 A JP 2003067252A JP 2003067252 A JP2003067252 A JP 2003067252A JP 4226935 B2 JP4226935 B2 JP 4226935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
parts
pressing
eyelash
pinching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003067252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004275222A (ja
Inventor
茂樹 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaijirushi Hamono Center KK filed Critical Kaijirushi Hamono Center KK
Priority to JP2003067252A priority Critical patent/JP4226935B2/ja
Publication of JP2004275222A publication Critical patent/JP2004275222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4226935B2 publication Critical patent/JP4226935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hair Curling (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に婦女子が使用するまつ毛カール器であって、下まつ毛用として使用できると共に上まつ毛にも使用できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一対の鋏片が支軸を中心に回動可能に軸着され、双方の鋏片はまつ毛を挟圧するための一対の押圧部を有し、それぞれの押圧部に挟圧部が設けられ、一方の鋏片のガイド部に沿って他方の押圧部が摺動することにより挟圧と挟圧解除をなし、ガイド部はほぼ直線状であるまつ毛カール器は従来から存在している(例えば、特許文献1。)。また、鋏片が比較的薄く形成されているまつ毛カール器も従来から存在している(例えば、特許文献2。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−173130号公報(図6)
【特許文献2】
特開2001−204535号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した特許文献1のまつ毛カール器は、二股状杆部が途中で屈曲しているが屈曲角度が比較的小さい構成である。したがって、弾性受承座の上面の向きと支持杆の長さ方向がほぼ一致している。特許文献1のまつ毛カール器も含めて従来のまつ毛カール器は上まつ毛をカールするためのものであるから、特許文献1の図6に示されているような状態で上まつ毛をカールするのである。
【0005】
従来、下まつ毛用のまつ毛カール器はなかったので、下まつ毛をカールしようとするときは特許文献1の図6の状態からまつ毛カール器を上下反転して指掛部が上に来るようにして使用していた。しかし、そのようにして使用するときはまつ毛カール器を持つ手を頭付近まで上げなければならないから、すぐに手が疲れる結果となっていた。また、手を上げると脇が大きく開くので手が不安定となり、まつ毛をカールする作業を円滑に行なうことが困難であった。このことは、特許文献2のまつ毛カール器でも同じことである。そこで本発明は、下まつ毛のほかに上まつ毛もカールすることができ、上下いずれのまつ毛をカールするときも手の位置はほぼ同じ高さであって、手を頭付近まで上げる必要がなく、すぐに疲れることのない安定した作業ができるまつ毛カール器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、一対の鋏片が支軸を中心に回動可能に軸着され、それぞれの鋏片は操作部とそれよりも前方に位置する支持部とで構成され、双方の操作部に指掛環がなく、双方の支持部同士は支軸の前方で結合されておらず双方の支持部の端部は自由端であり、それらの支持部はまつ毛を挟圧するための一対の押圧部を有し、それぞれの押圧部に挟圧部が設けられ、挟圧部同士を開くように付勢する弾性部材が両鋏片の間に設けられており、双方の鋏片の支持部は同じ方向に曲がっており、挟圧時における挟圧力の方向と、少なくとも1つの鋏片の操作部の長さ方向とがほぼ直角をなし、且つ挟圧位置は、操作部の延長線上に存在し、一方の鋏片は他方の鋏片よりも幅広に形成され、前記一方の鋏片の両側に側板部が一体に形成され、他方の鋏片は、前記側板部の内側で回動できるように一方の鋏片よりも幅が狭く形成されて他方の鋏片が前記側板部の間にほぼ納まるように畳むことができ、他方の鋏片を畳んだときに双方の鋏片の挟圧部が接触する構成である。
【0007】
請求項2は、一方の押圧部はゴム等の弾性体で形成され該押圧部の挟圧部はゴム等の弾性体の突出表面であり、他方の押圧部の挟圧部は条線状をなしている要素が請求項1に付加された構成である。
【0008】
【発明の効果】
請求項1は、一対の鋏片が支軸を中心に回動可能に軸着され、それぞれの鋏片は操作部とそれよりも前方に位置する支持部とで構成され、双方の操作部に指掛環がなく、双方の支持部同士は支軸の前方で結合されておらず双方の支持部の端部は自由端であり、それらの支持部はまつ毛を挟圧するための一対の押圧部を有し、それぞれの押圧部に挟圧部が設けられ、挟圧部同士を開くように付勢する弾性部材が両鋏片の間に設けられており、双方の鋏片の支持部は同じ方向に曲がっており、挟圧時における挟圧力の方向と、少なくとも1つの鋏片の操作部の長さ方向とがほぼ直角をなし、且つ挟圧位置は、操作部の延長線上に存在し、一方の鋏片は他方の鋏片よりも幅広に形成され、前記一方の鋏片の両側に側板部が一体に形成され、他方の鋏片は、前記側板部の内側で回動できるように一方の鋏片よりも幅が狭く形成されて他方の鋏片が前記側板部の間にほぼ納まるように畳むことができ、他方の鋏片を畳んだときに双方の鋏片の挟圧部が接触する構成である。したがって、挟圧時における挟圧力の方向と、少なくとも1つの鋏片の操作部の長さ方向とがほぼ直角をなしているので、使用時における操作部は顔の表面に対して大きく傾斜することがなく直角あるいはそれに近い角度をもって顔に当ることになる。そして、挟圧位置は、操作部の延長線上に存在するので、まつ毛カール器を反転して上下いずれのまつ毛をカールするときにもまつ毛カール器を持つ手の高さはほぼ同じで頭付近の高い位置に来ることがないから、使用中に手が疲れにくい。また、手が高い位置に来ないので脇が大きく開くことがなく手が安定し、カール作業を円滑に行なうことができる。
【0009】
また、挟圧部同士が開くように付勢する弾性部材が両鋏片の間に設けられている。したがって、通常は操作部が開くように弾性力が働いているので、指掛環を設けてそこに指を差し入れて操作部を開く必要がなく、指掛環を設けないのでまつ毛カール器を薄く形成することができる。操作部を畳んだ状態にしておくことにより、全体が薄くなり携帯に便利である。
【0010】
さらに、双方の鋏片の支持部が同じ方向に曲がっている。一対の鋏片が支軸を中心に回動可能に軸着されたものは、両鋏片をほぼ真っ直ぐに形成すると、挟圧部を対向させるた めに鋏片の先端を内側に屈曲させて押圧部を形成する必要がある。そうすると、鋏片の屈曲させた部分が内側に突出した分だけ両挟圧部の間隔が狭くなるので、その間隔を十分に広くするためには両鋏片の開く角度を大きくしなければならない。そのために、使用時に両操作部が大きな角度で開くので操作部を指で操作する作業が不安定になるのである。したがって、一般的には少なくとも一方の支持部を上下いずれかに屈曲させることにより、両挟圧部の間隔が狭くならないようにしている。そして、一方の支持部を屈曲させた場合に、他方の支持部を真っ直ぐなままにした場合は、両鋏片を畳んだときに屈曲した部分に他方の真っ直ぐな支持部が伸びる。この結果、双方の支持部が重ならないからその部分の側部面積が大きくなってコンパクトにならず、やや厚手のものになってしまうのである。このことは、双方の支持部をそれぞれ反対方向に屈曲させたときに顕著である。そこで、本発明は双方の支持部が同じ方向に曲がっている構成であるから、両鋏片を畳んだときに双方の支持部が重なり、薄手のまつ毛カール器を得ることができる。
【0011】
さらに、本発明は、一方の鋏片の横幅が他方の鋏片の横幅よりも大きくなるように形成され、且つ一方の鋏片は側板部を有し、他方の鋏片が前記側板部の間にほぼ納まるように畳むことができる構成である。したがって、他方の鋏片の側部は側板部の間にほぼ納まるので露出せず、畳んだまつ毛カール器を手に持ったときに側板部のみが手に触れるので感触が良いのである。
【0012】
請求項2は、一方の押圧部がゴム等の弾性体で形成され該押圧部の挟圧部はゴム等の弾性体の突出表面であり、他方の押圧部の挟圧部は条線状をなしている構成である。したがって、条線状の挟圧部が挟圧位置においてゴムを圧縮しながらまつ毛を挟圧するので、まつ毛を確実にカールすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態は後述する図5乃至図11に示されたまつ毛カール器である。図1乃至図4に示されたまつ毛カール器は本発明ではなく、本発明と同時に発明された他の発明であるまつ毛カール器である。まず、図1乃至図4に示す他のまつ毛カール器について説明する。図1は金属線を主体に構成された鋏片1,2が支軸3により回動可能に軸着され、操作部4,5に設けられた指掛環6,7に指を挿入して操作部4,5を開閉するものである。
【0014】
一方の操作部4はほぼ直線状に形成され、前方に二股状の支持部8,8が一体に連なっており、図2に示すようにまつ毛カール器を側方から見て支持部8もほぼ直線状に形成されている。その支持部8の先端は下方にほぼ直角に屈曲し、その先に一対のガイド部9,9が延びている。ガイド部9,9の先端には両ガイド部9,9をつなぐ板状の押圧部10が一体に設けられている。押圧部10はやや後方に湾曲し、上端縁が条線状の挟圧部11として作用する。このような構成によって、まつ毛の挟圧時の挟圧力の方向と鋏片1の長さ方向とがほぼ直角をなす。
【0015】
他方の操作部5の前方には短い支持部12が一体に連なっており、この支持部12に二股状のリンク杆13,13が回動可能に連結されている。リンク杆13,13の先端に金属製の基台部14が一体的に設けられ、基台部14の両側部に設けられた挿通孔に前述したガイド部9,9が挿通されており、基台部14はガイド部9,9に沿って摺動することができる。基台部14にゴム製の押圧部15が嵌着されており、この押圧部15の突出表面が挟圧部16として作用する。
【0016】
図2に示すように、リンク杆13は支持部8の屈曲方向と同じ方向に曲がっている。そして、基台部14との境付近のリンク杆の付け根部分17はほぼ直線状であってガイド部9とほぼ同じ方向に延在している。したがって、基台部14を摺動させるときにリンク杆の付け根部分17が基台部に対してその摺動方向に力を与えるから、基台部14の摺動が円滑である。
【0017】
次に、上述したまつ毛カール器の使用方法について説明する。図2は、鋏片1,2が閉じた状態であって、使用時にはまず操作部4,5を指で操作することによって図1に示すように鋏片1,2を開く。図1及び図2は、条線状の挟圧部11が下方に位置し、ゴム製の挟圧部16がその上方に位置しており、この位置関係は下まつ毛をカールするための状態を示している。この状態で図3に示すように下まつ毛を両挟圧部11,16の間に挿通し、操作部4,5を指で閉じてまつ毛を挟圧する。このとき、まつ毛カール器をほぼ水平にした状態で作業を行なうことができるから、腕を大きく上に挙げる必要はないので腕がすぐに疲れることがない。
【0018】
上述したまつ毛カール器は下まつ毛のみならず上まつ毛もカールすることができる。図4は上まつ毛をカールする使用状態を示したものである。この場合、まつ毛カール器を上下反転させ、条線状の挟圧部11が上方に位置し、ゴム製の挟圧部16がその下方に位置するようにして、両挟圧部11,16の間に上まつ毛を挿通し、操作部4,5を指で閉じて図4のように上まつ毛をカールする。このときも、図から明らかなようにまつ毛カール器をほぼ水平にした状態で作業を行なうことができるから、腕を大きく上に挙げる必要がなく腕がすぐに疲れることがない。
【0019】
次に、本発明の実施形態について説明する。図5乃至図11に示すまつ毛カール器が本発明の実施態様である。このまつ毛カール器は全体がほぼプラスチックで形成され、操作部に指掛環がなく指で操作部を挟んで押すように操作するものであって、図6及び図7に示すように全体がやや幅広で薄手に形成されたものである。
【0020】
図5に示すように一対の鋏片18,19が支軸20で回動可能に軸着され、両鋏片18,19は全体がやや薄手であって、金属線のまつ毛カール器に比べて幅広に形成されている。各操作部21,22はまつ毛カール器を側方から見てほぼ直線状に形成されている。
【0021】
一方の鋏片18は他方の鋏片19よりも幅広に形成され、鋏片18の両側に側板部24,24が一体に形成されている。操作部21の前方に支持部25が一体に連なっており、この支持部25は操作部21に対して下方にやや傾斜して延び、支持部25の前部付近で急激に上方に屈曲している。屈曲角度はほぼ直角あるいはそれよりもやや大きな角度であって、具体的には90度から110度程度である。支持部25はその先端で逆の方向に屈曲して基台部26を形成している。なお、図7の符号45は両側板部24,24をつなぐ補強リブである。
【0022】
基台部26にゴム製の押圧部27が着脱自在に嵌合され、押圧部27の突出表面が挟圧部28として作用する。挟圧部28は操作部21に対してほぼ直角方向を向いている。操作部21の内面には両操作部21,22を弾性的に押し広げるためのコイルスプリング32が取り付けられ、さらに替えゴム33が着脱自在に嵌合されている。
【0023】
前述したように、支持部25が操作部21から下方に傾斜して延び、前部付近で急激に上方に屈曲することにより、挟圧部28は操作部21の両側に設けられた側板部24,24の延長上に存在している。すなわち、両挟圧部28,42の接点である挟圧位置44が側板部24,24の延長上に存在することになる。
【0024】
他方の鋏片19は、前述した側板部24,24の内側で回動できるように、一方の鋏片18よりも幅が狭く形成されている。図8に示すように、このまつ毛カール器は不使用時に畳んでおくことができる。操作部22は操作部本体23と別体に形成されており、操作部22の先端の両側にアーム29,29が一体に設けられている。アーム29,29は操作部本体23の両外側に添うように位置しており、アーム29,29の先端内面に設けられた支点であるジャーナル軸30が、操作部本体23に設けられているガイド部である断面長円形の軸受孔31にジャーナル結合している。このジャーナル結合によって操作部22は操作部本体23に対して前後に移動可能であり、且つ操作部22はジャーナル軸30を中心に回動可能である。なお、符号43は滑り止め用の突条である。
【0025】
図8に示した畳まれた状態のまつ毛カール器を開いて使用状態にするための構成及び方法について説明する。まず、図8の状態で操作部22を後方に引くと、操作部21に設けられた係止突部34と、操作部22のU字形後壁39に設けられた係止凹部35の係止が外れて操作部22は後方に移動する。操作部22が後方に移動すると共にコイルスプリング32の弾性力によって、そのコイルスプリング32が当接している操作部本体23が上方に回動し、それに従って操作部22も開く。操作部22が一杯に開いたときに操作部22を前方に押して移動させ、操作部の先端部36が操作部本体の段部37の上にのるようにする。その際、突起38が先端部36の前方への行き過ぎを規制する作用をなす。先端部36が段部37にのったときに使用可能状態となり、両操作部21,22を指で挟んで操作することができる。
【0026】
図8及び図9に示すように、前述したU字形後壁39は、まつ毛カール器を畳んだときに側板部24のU字形後端とほぼ同じ曲率に形成されている。したがって、畳んだときにU字形後壁39と側板部24のU字形後端面は面一となって、まつ毛カール器を持ったときに滑らかであり手触りが良い。
【0027】
使用後にまつ毛カール器を畳むときは先の動作の逆を行なえばよい。すなわち、まず操作部22を引いて後方に一杯に移動させてから操作部21,22を指で挟んでまつ毛カール器を畳む。次いで、後壁39を前方に押して操作部22を段部37の手前まで一杯に移動させる。そのときに、U字形後壁39の先端が操作部21の下方に進み、係止突部34と係止凹部35が係止して畳んだ状態を保持できる。
【0028】
操作部本体23の前方には板状の支持部40が一体に連なっており、支持部40は操作部本体23の長さ方向に対して下方にやや傾斜して延び、途中で曲がって上昇し、先端に押圧部41が形成されている。すなわち、この支持部40と、鋏片18の支持部25とが共に屈曲しており、その屈曲方向が同じである。このために、図6及び図8に示すようにまつ毛カール器を畳んだときに、支持部40が支持部25の間にほぼ納まるので、全体がスマートでコンパクトになる。もし、支持部40を直線状に形成すると、く字形に曲がった支持部25の三角の屈曲部分に支持部40の側部がその三角の底辺のように表われるから、その屈曲部分が厚手となってスマートでコンパクトとならない。
【0029】
押圧部41の上端には条線状の挟圧部42が形成されている。前述したように、一方の操作部21の挟圧部28は操作部21に対してほぼ直角方向を向いているから、挟圧時の挟圧力の方向は操作部21の長さ方向とほぼ直角をなす。
【0030】
上述したまつ毛カール器の使用方法について説明する。図5は、条線状の挟圧部42が下方に位置し、ゴム製の挟圧部28がその上方に位置しており、この位置関係は下まつ毛をカールするための状態を示している。この状態で図10に示すように下まつ毛を両挟圧部42,28の間に挿通し、操作部21,22を指で閉じてまつ毛を挟圧する。このとき、まつ毛カール器をほぼ水平にした状態で作業を行なうことができるから、腕を大きく上に挙げる必要はないので腕がすぐに疲れることがない。
【0031】
この実施態様のまつ毛カール器は下まつ毛のみならず上まつ毛もカールすることができる。図11は上まつ毛をカールする使用状態を示したものである。この場合、まつ毛カール器を上下反転させ、条線状の挟圧部42が上方に位置し、ゴム製の挟圧部28がその下方に位置するようにして、両挟圧部42,28の間に上まつ毛を挿通し、操作部21,22を指で閉じて図11のように上まつ毛をカールする。このときも、図から明らかなようにまつ毛カール器をほぼ水平にした状態で作業を行なうことができるから、腕を大きく上に挙げる必要はないので腕がすぐに疲れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ではない他の発明の斜視図
【図2】 本発明ではない他の発明の側面図
【図3】 本発明ではない他の発明の下まつ毛についての使用状態図
【図4】 本発明ではない他の発明の上まつ毛についての使用状態図
【図5】 本発明の実施態様のまつ毛カール器を開いた側面図
【図6】 本発明の実施態様のまつ毛カール器を畳んだ側面図
【図7】 本発明の実施態様の平面図
【図8】 本発明の実施態様を畳んだ状態の断面図
【図9】 本発明の実施態様を開いた状態の断面図
【図10】 本発明の実施態様の下まつ毛についての使用状態図
【図11】 本発明の実施態様の上まつ毛についての使用状態図
【符号の説明】
1 鋏片
2 鋏片
3 支軸
4 操作部
5 操作部
6 指掛環
7 指掛環
8 支持部
9 ガイド部
10 押圧部
11 挟圧部
12 支持部
13 リンク杆
14 基台部
15 押圧部
16 挟圧部
17 付け根部分
18 鋏片
19 鋏片
20 支軸
21 操作部
22 操作部
23 操作部本体
24 側板部
25 支持部
26 基台部
27 押圧部
28 挟圧部
29 アーム
30 ジャーナル軸
31 軸受孔
32 コイルスプリング
33 替えゴム
34 係止突部
35 係止凹部
36 操作部の先端部
37 段部
38 突起
39 U字形後壁
40 支持部
41 押圧部
42 挟圧部
43 突条
44 挟圧位置
45 補強リブ

Claims (2)

  1. 一対の鋏片が支軸を中心に回動可能に軸着され、それぞれの鋏片は操作部とそれよりも前方に位置する支持部とで構成され、双方の操作部に指掛環がなく、双方の支持部同士は支軸の前方で結合されておらず双方の支持部の端部は自由端であり、それらの支持部はまつ毛を挟圧するための一対の押圧部を有し、それぞれの押圧部に挟圧部が設けられ、挟圧部同士を開くように付勢する弾性部材が両鋏片の間に設けられており、
    双方の鋏片の支持部は同じ方向に曲がっており、挟圧時における挟圧力の方向と、少なくとも1つの鋏片の操作部の長さ方向とがほぼ直角をなし、且つ挟圧位置は、操作部の延長線上に存在し、
    一方の鋏片は他方の鋏片よりも幅広に形成され、前記一方の鋏片の両側に側板部が一体に形成され、他方の鋏片は、前記側板部の内側で回動できるように一方の鋏片よりも幅が狭く形成されて他方の鋏片が前記側板部の間にほぼ納まるように畳むことができ、他方の鋏片を畳んだときに双方の鋏片の挟圧部が接触することを特徴とするまつ毛カール器
  2. 一方の押圧部はゴム等の弾性体で形成され該押圧部の挟圧部はゴム等の弾性体の突出表面であり、他方の押圧部の挟圧部は条線状をなしている請求項1記載のまつ毛カール器。
JP2003067252A 2003-03-12 2003-03-12 下まつ毛用としても使用できるまつ毛カール器 Expired - Fee Related JP4226935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003067252A JP4226935B2 (ja) 2003-03-12 2003-03-12 下まつ毛用としても使用できるまつ毛カール器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003067252A JP4226935B2 (ja) 2003-03-12 2003-03-12 下まつ毛用としても使用できるまつ毛カール器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004275222A JP2004275222A (ja) 2004-10-07
JP4226935B2 true JP4226935B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=33284918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003067252A Expired - Fee Related JP4226935B2 (ja) 2003-03-12 2003-03-12 下まつ毛用としても使用できるまつ毛カール器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4226935B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112672663A (zh) * 2018-09-18 2021-04-16 株式会社资生堂 化妆道具及睫毛夹
JPWO2020059690A1 (ja) * 2018-09-18 2021-08-30 株式会社 資生堂 アイラッシュカーラー

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR933143A (fr) * 1946-08-31 1948-04-12 Appareil pour courber les cils
JPS5742702U (ja) * 1980-08-21 1982-03-09
JPS5940002U (ja) * 1982-09-08 1984-03-14 株式会社リリ− まつげカ−ラ−
JPS63249504A (ja) * 1987-04-06 1988-10-17 花王株式会社 まつ毛カ−ラ
JPH0263701U (ja) * 1988-10-29 1990-05-14
JPH073501U (ja) * 1993-06-16 1995-01-20 小池 範子 睫毛カール器
JP2001204535A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Kaijirushi Hamono Kaihatsu Center:Kk まつ毛カ−ル器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004275222A (ja) 2004-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI415585B (zh) 髮夾
JP2003251973A (ja) 綴じ具
US4117591A (en) Nail clipper with trim retaining clamp
CN107696741B (zh) 尾柄插入式长尾夹
JP5859199B2 (ja) 爪切り
KR100980909B1 (ko) 헤어 클립
JP4634976B2 (ja) 留め金具
US7003882B2 (en) Nail clipper
JP4226935B2 (ja) 下まつ毛用としても使用できるまつ毛カール器
JPH01306185A (ja) 紙綴じ針除去器具及びその製造方法
US6757401B2 (en) Microphone holder
JP4135286B2 (ja) 睫毛成形具
JP4559263B2 (ja) まつ毛カール器
JP4500290B2 (ja) フィンガー付きヘアクリップ
JP2004057580A (ja) まつ毛カール器
JP4733221B1 (ja) 開閉工具
JPH049402B2 (ja)
JP3015575U (ja) 挟み具
JP4156601B2 (ja) 睫毛カール器
JP3088992U (ja) まつげカール器
JP2916367B2 (ja) まつ毛カーラーにおける操作機構
JP5373025B2 (ja) 支持具及び支持具つき切断具
JP3041317U (ja) ビューラー
JP3143410B2 (ja) ビューラー
JP2012029809A (ja) 睫毛カール器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4226935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees