JP2916367B2 - まつ毛カーラーにおける操作機構 - Google Patents
まつ毛カーラーにおける操作機構Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はまつ毛カーラーにおい
てまつ毛を保持する両挾持部を互いに開閉させる操作機
構に関するものである。
てまつ毛を保持する両挾持部を互いに開閉させる操作機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のまつ毛カーラーとして
は、例えば実公昭54−349号公報に示すものがあ
る。このまつ毛カーラーにおいては、図4に示すよう
に、ホルダ1に対し固定中心軸16により回動可能に支
持された操作レバー13がこの固定中心軸16を境に把
持レバー部13aと伝動レバー部13bとに分けられ、
この伝動レバー部13bに対し回動可能に支持されたス
ライドリンク24が可動挾持部19に連結されていると
ともに、この可動挾持部19がホルダ1に対し移動可能
に支持されてホルダ1側の固定挾持部12に対向してい
る。そして、ばね27の弾性力に抗して操作レバー13
の把持レバー部13aを押すと、操作レバー13の伝動
レバー部13bが固定中心軸16の回動中心16a回り
で回動して可動挾持部19がスライドリンク24により
押され、固定挾持部12に対し離間状態にある可動挾持
部19がホルダ1上を滑って固定挾持部12に当接す
る。一方、把持レバー部13aに対する押圧を解除する
と、ばね27の弾性力により元の状態に復帰する。
は、例えば実公昭54−349号公報に示すものがあ
る。このまつ毛カーラーにおいては、図4に示すよう
に、ホルダ1に対し固定中心軸16により回動可能に支
持された操作レバー13がこの固定中心軸16を境に把
持レバー部13aと伝動レバー部13bとに分けられ、
この伝動レバー部13bに対し回動可能に支持されたス
ライドリンク24が可動挾持部19に連結されていると
ともに、この可動挾持部19がホルダ1に対し移動可能
に支持されてホルダ1側の固定挾持部12に対向してい
る。そして、ばね27の弾性力に抗して操作レバー13
の把持レバー部13aを押すと、操作レバー13の伝動
レバー部13bが固定中心軸16の回動中心16a回り
で回動して可動挾持部19がスライドリンク24により
押され、固定挾持部12に対し離間状態にある可動挾持
部19がホルダ1上を滑って固定挾持部12に当接す
る。一方、把持レバー部13aに対する押圧を解除する
と、ばね27の弾性力により元の状態に復帰する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のまつ毛カー
ラーにおいて、把持レバー部13aの指当て部分と固定
中心軸16の回動中心16aとの間の距離をA、伝動レ
バー部13bに対するスライドリンク24の連結点と固
定中心軸16の回動中心16aとの間の距離をDとした
場合、この距離Dが距離Aよりもかなり小さいため、把
持レバー部13aの回動距離よりも伝動レバー部13b
の回動距離が小さくなる。可動挾持部19の移動ストロ
ークSは伝動レバー部13bの回動距離により決められ
るため、所定の移動ストロークSを可動挾持部19に与
える場合には把持レバー部13aの回動距離を十分に大
きくしなければならない。両挾持部12,19間にまつ
毛を挿入し易くするためにも、この移動ストロークSは
ある程度必要であり、それを小さくするにも制限があ
る。従って、使用者は把持レバー部13aを大きく動か
さねばならず、使いにくくなっていた。
ラーにおいて、把持レバー部13aの指当て部分と固定
中心軸16の回動中心16aとの間の距離をA、伝動レ
バー部13bに対するスライドリンク24の連結点と固
定中心軸16の回動中心16aとの間の距離をDとした
場合、この距離Dが距離Aよりもかなり小さいため、把
持レバー部13aの回動距離よりも伝動レバー部13b
の回動距離が小さくなる。可動挾持部19の移動ストロ
ークSは伝動レバー部13bの回動距離により決められ
るため、所定の移動ストロークSを可動挾持部19に与
える場合には把持レバー部13aの回動距離を十分に大
きくしなければならない。両挾持部12,19間にまつ
毛を挿入し易くするためにも、この移動ストロークSは
ある程度必要であり、それを小さくするにも制限があ
る。従って、使用者は把持レバー部13aを大きく動か
さねばならず、使いにくくなっていた。
【0004】本発明は可動挾持部を移動させるリンク機
構を改良して操作し易いまつ毛カーラーを提供すること
を目的としている。
構を改良して操作し易いまつ毛カーラーを提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本発明にかかるまつ毛カーラーにおいて
は、ホルダ1にある固定挾持部12に対し可動挾持部1
9が案内部22,23で移動可能に支持され、固定挾持
部12と可動挾持部19とが互いに当接する状態と離間
する状態とを取り得るようになっている。この可動挾持
部19を移動させるリンク機構は、操作レバー13とス
ライドリンク24と第一伝動レバー25と第二伝動レバ
ー26と弾性体27とを備えている。操作レバー13は
前記ホルダ1に対し回動可能に支持されている。スライ
ドリンク24は前記ホルダ1に対し可動挾持部19とと
もに移動し得るようになっている。第一伝動レバー25
及び第二伝動レバー26は前記ホルダ1に対し回動可能
に支持されて前記操作レバー13の動きをスライドレバ
ー24に伝えるようになっている。弾性体27は可動挾
持部19を固定挾持部12から離間させる状態に保持す
るようになっている。
示すように、本発明にかかるまつ毛カーラーにおいて
は、ホルダ1にある固定挾持部12に対し可動挾持部1
9が案内部22,23で移動可能に支持され、固定挾持
部12と可動挾持部19とが互いに当接する状態と離間
する状態とを取り得るようになっている。この可動挾持
部19を移動させるリンク機構は、操作レバー13とス
ライドリンク24と第一伝動レバー25と第二伝動レバ
ー26と弾性体27とを備えている。操作レバー13は
前記ホルダ1に対し回動可能に支持されている。スライ
ドリンク24は前記ホルダ1に対し可動挾持部19とと
もに移動し得るようになっている。第一伝動レバー25
及び第二伝動レバー26は前記ホルダ1に対し回動可能
に支持されて前記操作レバー13の動きをスライドレバ
ー24に伝えるようになっている。弾性体27は可動挾
持部19を固定挾持部12から離間させる状態に保持す
るようになっている。
【0006】前記操作レバー13の支持点30aが第一
伝動レバー25に対し相対移動可能に支持され、第一伝
動レバー25の回動中心28aと操作レバー13の支持
点30aとの間の距離Aが変更可能になっててる。前記
第一伝動レバー25の支持点31aが第二伝動レバー2
6に対し相対移動可能に支持され、第二伝動レバー26
の回動中心16aと第一伝動レバー25の支持点31a
との間の距離Cが変更可能になっている。前記スライド
リンク24は第二伝動レバー26に対し支持点(29
a)で回動可能に支持されている。
伝動レバー25に対し相対移動可能に支持され、第一伝
動レバー25の回動中心28aと操作レバー13の支持
点30aとの間の距離Aが変更可能になっててる。前記
第一伝動レバー25の支持点31aが第二伝動レバー2
6に対し相対移動可能に支持され、第二伝動レバー26
の回動中心16aと第一伝動レバー25の支持点31a
との間の距離Cが変更可能になっている。前記スライド
リンク24は第二伝動レバー26に対し支持点(29
a)で回動可能に支持されている。
【0007】前記第一伝動レバー25の回動中心28a
と操作レバー13の支持点30aとの間の距離Aより
も、第一伝動レバー25の回動中心28aとその支持点
31aとの間の距離Bが大きくなっている。前記第二伝
動レバー26の回動中心16aと第一伝動レバー25の
支持点31aとの間の距離Cよりも、第二伝動レバー2
6の回動中心16aとスライドリンク24の支持点29
aとの間の距離Dが大きくなっている。
と操作レバー13の支持点30aとの間の距離Aより
も、第一伝動レバー25の回動中心28aとその支持点
31aとの間の距離Bが大きくなっている。前記第二伝
動レバー26の回動中心16aと第一伝動レバー25の
支持点31aとの間の距離Cよりも、第二伝動レバー2
6の回動中心16aとスライドリンク24の支持点29
aとの間の距離Dが大きくなっている。
【0008】
【作用】さて、図2に示す使用前状態で、ホルダ1を握
って操作レバー13を押さえると、操作レバー13の支
持点30aで第一伝動レバー25に対し力が与えられ、
その力は前記距離比A/B(A<B)により縮小されて
第二伝動レバー25の支持点31aに与えられる。この
支持点31aでの力は第二伝動レバー26に与えられ、
前記距離比C/D(C<D)により縮小されてスライド
リンク24の支持点29aに与えられる。この支持点2
9aでの力は弾性体27の弾性力に抗する力として働く
とともに、スライドリンク24を介して可動挾持部19
を移動させる力として働く。従って、弾性体27の弾性
力に抗して、操作レバー13と第一伝動レバー25と第
二伝動レバー26とが回動中心16a又は回動中心28
a回りで回動し、図3に示すように可動挾持部19が移
動して固定挾持部12に当接する。このように、操作レ
バー13に与えた力が順次縮小されて可動挾持部19に
働くため、逆に、操作レバー13の支持点30aでの回
動距離よりも第一伝動レバー25の支持点31aでの回
動距離が大きくなるとともに、この支持点31aでの回
動距離よりもスライドリンク24の支持点29aでの回
動距離が大きくなり、ひいては可動挾持部19の移動ス
トロークSが大きくなる。
って操作レバー13を押さえると、操作レバー13の支
持点30aで第一伝動レバー25に対し力が与えられ、
その力は前記距離比A/B(A<B)により縮小されて
第二伝動レバー25の支持点31aに与えられる。この
支持点31aでの力は第二伝動レバー26に与えられ、
前記距離比C/D(C<D)により縮小されてスライド
リンク24の支持点29aに与えられる。この支持点2
9aでの力は弾性体27の弾性力に抗する力として働く
とともに、スライドリンク24を介して可動挾持部19
を移動させる力として働く。従って、弾性体27の弾性
力に抗して、操作レバー13と第一伝動レバー25と第
二伝動レバー26とが回動中心16a又は回動中心28
a回りで回動し、図3に示すように可動挾持部19が移
動して固定挾持部12に当接する。このように、操作レ
バー13に与えた力が順次縮小されて可動挾持部19に
働くため、逆に、操作レバー13の支持点30aでの回
動距離よりも第一伝動レバー25の支持点31aでの回
動距離が大きくなるとともに、この支持点31aでの回
動距離よりもスライドリンク24の支持点29aでの回
動距離が大きくなり、ひいては可動挾持部19の移動ス
トロークSが大きくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例にかかるまつ毛カー
ラーを図1から図3を参照して説明する。
ラーを図1から図3を参照して説明する。
【0010】図1及び図2に示すように、ホルダ1は把
持部2と頭部3とからなる。把持部2は横断面コ字形状
をなし、背板4と、この背板4の両側から延びて相対向
する両側板5と、背板4及び両側板5の下端部間を塞ぐ
底板6とを有している。これらの各板4,5,6間には
収納部7が設けられ、その一側に開口8が背板4に面し
て設けられているとともに、上側に開口9が底板6に面
して設けられている。頭部3は四角枠状をなし、前記両
側板5から上方へ延びて相対向する側枠10と、この両
側枠10の上端部間で前記上側開口9に面する上枠11
とを有している。この上枠11の下側には固定挾持部1
2が両側枠10間にわたり形成されている。
持部2と頭部3とからなる。把持部2は横断面コ字形状
をなし、背板4と、この背板4の両側から延びて相対向
する両側板5と、背板4及び両側板5の下端部間を塞ぐ
底板6とを有している。これらの各板4,5,6間には
収納部7が設けられ、その一側に開口8が背板4に面し
て設けられているとともに、上側に開口9が底板6に面
して設けられている。頭部3は四角枠状をなし、前記両
側板5から上方へ延びて相対向する側枠10と、この両
側枠10の上端部間で前記上側開口9に面する上枠11
とを有している。この上枠11の下側には固定挾持部1
2が両側枠10間にわたり形成されている。
【0011】操作レバー13は横断面コ字形状をなし、
湾曲する腹板14と、この腹板14の両側から延びて相
対向する側板15とを有している。操作レバー13の両
側板15の上端部は前記把持部2の両側板5の上部間で
固定中心軸16により回動可能に支持され、これらの各
板14,15の一部が前記把持部2の開口9に嵌め込ま
れて把持部2内の収納部7が閉塞されている。前記把持
部2の底板6に長孔17が形成されているとともに、操
作レバー13の下端部にストッパ突起18が形成され、
このストッパ突起18が長孔17に係入されている。そ
して、操作レバー13が収納部7に対し接近離間する方
向へ固定中心軸16回りで回動すると、ストッパ突起1
8も長孔17に沿って移動する。ストッパ突起18が長
孔17の両端部17a,17bのうち何れかのものに当
たると、操作レバー13の回動が阻止される。
湾曲する腹板14と、この腹板14の両側から延びて相
対向する側板15とを有している。操作レバー13の両
側板15の上端部は前記把持部2の両側板5の上部間で
固定中心軸16により回動可能に支持され、これらの各
板14,15の一部が前記把持部2の開口9に嵌め込ま
れて把持部2内の収納部7が閉塞されている。前記把持
部2の底板6に長孔17が形成されているとともに、操
作レバー13の下端部にストッパ突起18が形成され、
このストッパ突起18が長孔17に係入されている。そ
して、操作レバー13が収納部7に対し接近離間する方
向へ固定中心軸16回りで回動すると、ストッパ突起1
8も長孔17に沿って移動する。ストッパ突起18が長
孔17の両端部17a,17bのうち何れかのものに当
たると、操作レバー13の回動が阻止される。
【0012】可動挾持部19は支持台20とゴム製圧接
体21とからなり、この圧接体21が前記ホルダ1の固
定挾持部12に面して支持台20上に嵌め込まれてい
る。頭部3の両側枠10の内側に案内部としての案内溝
22が形成されているとともに、この支持台20の両側
に案内部としての案内突起23が形成され、この案内突
起23が案内溝22に係入されている。可動挾持部19
がその両案内突起23で両案内溝22に沿って移動する
と、ホルダ1の固定挾持部12と可動挾持部19の圧接
体21とが互いに当接する状態(図2)と離間する状態
(図3)とを取り得るようになっている。スライドリン
ク24は支持台20の下側から延設されて開口9から収
納部7に挿入され、可動挾持部19とともに移動する。
体21とからなり、この圧接体21が前記ホルダ1の固
定挾持部12に面して支持台20上に嵌め込まれてい
る。頭部3の両側枠10の内側に案内部としての案内溝
22が形成されているとともに、この支持台20の両側
に案内部としての案内突起23が形成され、この案内突
起23が案内溝22に係入されている。可動挾持部19
がその両案内突起23で両案内溝22に沿って移動する
と、ホルダ1の固定挾持部12と可動挾持部19の圧接
体21とが互いに当接する状態(図2)と離間する状態
(図3)とを取り得るようになっている。スライドリン
ク24は支持台20の下側から延設されて開口9から収
納部7に挿入され、可動挾持部19とともに移動する。
【0013】第一伝動レバー25及び第二伝動レバー2
6は前記操作レバー13の動きをスライドリンク24に
伝えるためのものであって、引張コイルばね27ととも
に把持部2の収納部7に収容されている。第一伝動レバ
ー25は把持部2の両側板5の下部間で固定中心軸28
により回動可能に支持され、前記操作レバー13側の固
定中心軸16へ向けて上方へ延設されている。第二伝動
レバー26は前記操作レバー13側の固定中心軸16上
で回動可能に支持され、これらの固定中心軸16,28
間を結ぶ中心間線と把持部2の背板4との間に延設され
ている。前記スライドリンク24はこの第二伝動レバー
26に対し永久中心軸29により回動可能に支持されて
いる。固定中心軸16と永久中心軸29とを結ぶ中心間
線は、両固定中心軸16,28間の中心間線に対し、固
定中心軸28側へ向かうに従い下方へ傾斜している。前
記操作レバー13内には押圧部30が形成され、その先
端にある支持点30aが前記両固定中心軸16,28間
で第一伝動レバー25に当接している。第二伝動レバー
26の先端にある押圧部31はその支持点31aで固定
中心軸16と永久中心軸29との間において第二伝動レ
バー26に当接している。そして、操作レバー13が回
動すると、その押圧部30により第一伝動レバー25が
押されて回動し、この押圧部30の支持点30aが第一
伝動レバー25上を滑って相対移動する。従って、第一
伝動レバー25の回動中心28aとこの押圧部30の支
持点30aとの間の距離Aが変更される。また、第一伝
動レバー25が回動すると、その押圧部31により第二
伝動レバー26が押されて回動し、この押圧部31の支
持点31aが第二伝動レバー26上を滑って相対移動す
る。従って、第二伝動レバー26の回動中心16aとこ
の押圧部31の支持点31aとの間の距離Cが変更され
る。
6は前記操作レバー13の動きをスライドリンク24に
伝えるためのものであって、引張コイルばね27ととも
に把持部2の収納部7に収容されている。第一伝動レバ
ー25は把持部2の両側板5の下部間で固定中心軸28
により回動可能に支持され、前記操作レバー13側の固
定中心軸16へ向けて上方へ延設されている。第二伝動
レバー26は前記操作レバー13側の固定中心軸16上
で回動可能に支持され、これらの固定中心軸16,28
間を結ぶ中心間線と把持部2の背板4との間に延設され
ている。前記スライドリンク24はこの第二伝動レバー
26に対し永久中心軸29により回動可能に支持されて
いる。固定中心軸16と永久中心軸29とを結ぶ中心間
線は、両固定中心軸16,28間の中心間線に対し、固
定中心軸28側へ向かうに従い下方へ傾斜している。前
記操作レバー13内には押圧部30が形成され、その先
端にある支持点30aが前記両固定中心軸16,28間
で第一伝動レバー25に当接している。第二伝動レバー
26の先端にある押圧部31はその支持点31aで固定
中心軸16と永久中心軸29との間において第二伝動レ
バー26に当接している。そして、操作レバー13が回
動すると、その押圧部30により第一伝動レバー25が
押されて回動し、この押圧部30の支持点30aが第一
伝動レバー25上を滑って相対移動する。従って、第一
伝動レバー25の回動中心28aとこの押圧部30の支
持点30aとの間の距離Aが変更される。また、第一伝
動レバー25が回動すると、その押圧部31により第二
伝動レバー26が押されて回動し、この押圧部31の支
持点31aが第二伝動レバー26上を滑って相対移動す
る。従って、第二伝動レバー26の回動中心16aとこ
の押圧部31の支持点31aとの間の距離Cが変更され
る。
【0014】前記引張コイルばね27は第一伝動レバー
25側の固定中心軸28と第二伝動レバー26側の永久
中心軸29との間に連結されている。この引張コイルば
ね26の弾性力により、第二伝動レバー27が回動して
スライドリンク24が移動し、可動挾持部19の圧接体
21が固定挾持部12から離れる。また、第二伝動レバ
ー26の回動により、第一伝動レバー25が回動すると
ともに、操作レバー13が回動し、そのストッパ突起1
8で把持部2の長孔17の端部17bに当接して停止す
る。
25側の固定中心軸28と第二伝動レバー26側の永久
中心軸29との間に連結されている。この引張コイルば
ね26の弾性力により、第二伝動レバー27が回動して
スライドリンク24が移動し、可動挾持部19の圧接体
21が固定挾持部12から離れる。また、第二伝動レバ
ー26の回動により、第一伝動レバー25が回動すると
ともに、操作レバー13が回動し、そのストッパ突起1
8で把持部2の長孔17の端部17bに当接して停止す
る。
【0015】特に本実施例では、操作レバー13とスラ
イドリンク24との間に第一伝動レバー25及び第二伝
動レバー26を付設した点のみでも特徴を有するが、さ
らに、各レバー13,25,26間で力とその作用距離
についても下記のように改良を加えている。即ち、第一
伝動レバー25の回動中心28aと操作レバー13の押
圧部30の支持点30aとの間の距離Aよりも、第一伝
動レバー25の回動中心28aとその押圧部31の支持
点31aとの間の距離Bが大きくなっているとともに、
第二伝動レバー26の回動中心16aと第一伝動レバー
25の押圧部31の支持点31aとの間の距離Cより
も、同回動中心16aとスライドリンク24に対する永
久中心軸29の回動中心(支持点)29aとの間の距離
Dが大きくなっている。
イドリンク24との間に第一伝動レバー25及び第二伝
動レバー26を付設した点のみでも特徴を有するが、さ
らに、各レバー13,25,26間で力とその作用距離
についても下記のように改良を加えている。即ち、第一
伝動レバー25の回動中心28aと操作レバー13の押
圧部30の支持点30aとの間の距離Aよりも、第一伝
動レバー25の回動中心28aとその押圧部31の支持
点31aとの間の距離Bが大きくなっているとともに、
第二伝動レバー26の回動中心16aと第一伝動レバー
25の押圧部31の支持点31aとの間の距離Cより
も、同回動中心16aとスライドリンク24に対する永
久中心軸29の回動中心(支持点)29aとの間の距離
Dが大きくなっている。
【0016】さて、図2に示す使用前状態で、ホルダ1
の把持部2を握って操作レバー13を押さえると、操作
レバー13の押圧部30の支持点30aで第一伝動レバ
ー25に対し力が与えられ、その力は前記距離比A/B
(A<B)により縮小されて第二伝動レバー25の押圧
部31の支持点31aに与えらえる。この支持点31a
での力は第二伝動レバー26に与えられ、前記距離比C
/D(C<D)により縮小されて永久中心軸29に与え
られる。永久中心軸29での力は引張コイルばね27の
弾性力に抗する力として働くとともに、スライドリンク
24を介して可動挾持部19を移動させる力として働
く。従って、引張コイルばね27の弾性力に抗して、操
作レバー13と第一伝動レバー25と第二伝動レバー2
6とが互いに平行な回動中心16a又は回動中心28a
回りで回動し、図3に示すように可動挾持部19が移動
してその圧接体21が固定挾持部12に当接する。この
当接の直後に操作レバー13のストッパ突起18が長孔
17の端部17aに当接する。このように、操作レバー
13に与えた力が順次縮小されて可動挾持部19に働く
ため、逆に、操作レバー13の押圧部30の支持点30
aでの回動距離よりも第一伝動レバー25の押圧部31
の支持点31aでの回動距離が大きくなるとともに、こ
の支持点31aでの回動距離よりも第二伝動レバー26
の永久中心軸29での回動距離が大きくなり、ひいては
可動挾持部19の移動ストロークSが大きくなる。
の把持部2を握って操作レバー13を押さえると、操作
レバー13の押圧部30の支持点30aで第一伝動レバ
ー25に対し力が与えられ、その力は前記距離比A/B
(A<B)により縮小されて第二伝動レバー25の押圧
部31の支持点31aに与えらえる。この支持点31a
での力は第二伝動レバー26に与えられ、前記距離比C
/D(C<D)により縮小されて永久中心軸29に与え
られる。永久中心軸29での力は引張コイルばね27の
弾性力に抗する力として働くとともに、スライドリンク
24を介して可動挾持部19を移動させる力として働
く。従って、引張コイルばね27の弾性力に抗して、操
作レバー13と第一伝動レバー25と第二伝動レバー2
6とが互いに平行な回動中心16a又は回動中心28a
回りで回動し、図3に示すように可動挾持部19が移動
してその圧接体21が固定挾持部12に当接する。この
当接の直後に操作レバー13のストッパ突起18が長孔
17の端部17aに当接する。このように、操作レバー
13に与えた力が順次縮小されて可動挾持部19に働く
ため、逆に、操作レバー13の押圧部30の支持点30
aでの回動距離よりも第一伝動レバー25の押圧部31
の支持点31aでの回動距離が大きくなるとともに、こ
の支持点31aでの回動距離よりも第二伝動レバー26
の永久中心軸29での回動距離が大きくなり、ひいては
可動挾持部19の移動ストロークSが大きくなる。
【0017】一方、図3に示す使用後状態で操作レバー
13に対する押圧を解除すると、引張コイルばね23の
弾性力により図2の使用前状態に自動的に戻る。本実施
例は下記の特徴を有する。
13に対する押圧を解除すると、引張コイルばね23の
弾性力により図2の使用前状態に自動的に戻る。本実施
例は下記の特徴を有する。
【0018】(イ) 前述したように操作レバー13の
回動距離が順次拡大されて可動挾持部19の移動距離と
して変換されるため、可動挾持部19の移動ストローク
Sが大きくなって両挾持部12,19間にまつ毛を挿入
し易くなるばかりでなく、操作レバー13の動きが小さ
くなって使用者は大変使い易くなる。
回動距離が順次拡大されて可動挾持部19の移動距離と
して変換されるため、可動挾持部19の移動ストローク
Sが大きくなって両挾持部12,19間にまつ毛を挿入
し易くなるばかりでなく、操作レバー13の動きが小さ
くなって使用者は大変使い易くなる。
【0019】(ロ) 前述したように操作レバー13に
与える力が順次縮小されて可動挾持分19に伝達される
ため、両挾持部12,19によりまつ毛を充分にカール
できる程度に柔らかく挾むことができる。
与える力が順次縮小されて可動挾持分19に伝達される
ため、両挾持部12,19によりまつ毛を充分にカール
できる程度に柔らかく挾むことができる。
【0020】(ハ) 操作レバー13の動きを第一伝動
レバー25を介して第二伝動レバー26に伝達している
ので、収納部7内の限られた空間でコンパクトにまとめ
られたリンク機構により、前述した回動距離の拡大と力
の縮小とをより大きな比率で行うことができる。
レバー25を介して第二伝動レバー26に伝達している
ので、収納部7内の限られた空間でコンパクトにまとめ
られたリンク機構により、前述した回動距離の拡大と力
の縮小とをより大きな比率で行うことができる。
【0021】(ニ) 可動挾持部19を上下動させるた
めに第二伝動レバー26を横向きにして上下方向へ回動
させる必要があるが、収納部7の横方向寸法に制限があ
るため、第二伝動レバー26の長さを規制して短くせざ
るを得ない。第二伝動レバー26の長さが短いと、前記
回動距離及び力の比率を大きくすることが難しくなるた
め、第二伝動レバー26と操作レバー13との間に第一
伝動レバー25を付設したのである。その場合、第一伝
動レバー25の動きを第二伝動レバー26に確実に伝え
るため、第一伝動レバー25の回動中心28aとその支
持点31aとを結ぶ線に対し、第二伝動レバー26の中
心間線を前述したように傾斜させた。また、図3の使用
後状態で両挾持部12,19が互いに当接すると、スラ
イドリンク24及び第二伝動レバー26が位置決めされ
るため、第一伝動レバー25の支持点31aにおける回
動軌跡は、第二伝動レバー26の中心間線にほぼ沿う外
周面の延設方向に対し常に交差し、第一伝動レバー25
が操作レバー13と第二伝動レバー26との間で位置決
めされてロックされる。操作レバー13のストッパ突起
18と長孔17の端部17bとの当接により、引張コイ
ルばね27の弾性力を受けている。なお、操作レバー1
3のストッパ突起18と長孔17の端部17aとの当接
は、前述したように第一伝動レバー25がロックされる
ため、必ずしも必要ではない。以上のように本実施例に
かかるリンク機構は種々工夫され、安定性良く機能す
る。
めに第二伝動レバー26を横向きにして上下方向へ回動
させる必要があるが、収納部7の横方向寸法に制限があ
るため、第二伝動レバー26の長さを規制して短くせざ
るを得ない。第二伝動レバー26の長さが短いと、前記
回動距離及び力の比率を大きくすることが難しくなるた
め、第二伝動レバー26と操作レバー13との間に第一
伝動レバー25を付設したのである。その場合、第一伝
動レバー25の動きを第二伝動レバー26に確実に伝え
るため、第一伝動レバー25の回動中心28aとその支
持点31aとを結ぶ線に対し、第二伝動レバー26の中
心間線を前述したように傾斜させた。また、図3の使用
後状態で両挾持部12,19が互いに当接すると、スラ
イドリンク24及び第二伝動レバー26が位置決めされ
るため、第一伝動レバー25の支持点31aにおける回
動軌跡は、第二伝動レバー26の中心間線にほぼ沿う外
周面の延設方向に対し常に交差し、第一伝動レバー25
が操作レバー13と第二伝動レバー26との間で位置決
めされてロックされる。操作レバー13のストッパ突起
18と長孔17の端部17bとの当接により、引張コイ
ルばね27の弾性力を受けている。なお、操作レバー1
3のストッパ突起18と長孔17の端部17aとの当接
は、前述したように第一伝動レバー25がロックされる
ため、必ずしも必要ではない。以上のように本実施例に
かかるリンク機構は種々工夫され、安定性良く機能す
る。
【0022】(ホ) ホルダ1内の収納部7とその蓋と
して機能する操作レバー13との間の空間に第一伝動レ
バー25と第二伝動レバー26と引張コイルばね27と
スライドリンク24が収容されているため、それらがホ
ルダ1の外側からほぼ見えないように隠すことができ、
外観上の見栄えが良くなるばかりでなく、このリンク機
構に使用者の指が不用意に挟まれることがなくなって安
心して使用することができる。なお、要旨とはならない
が、この両伝動レバー25,26は、操作レバー13の
動きをスライドリンク24に伝える広い概念の伝動リン
クとして把握することができ、上記と同様な収容効果が
ある。それに反し、前記従来技術ではリンク機構が露出
しているため、上記効果を奏し得ない。
して機能する操作レバー13との間の空間に第一伝動レ
バー25と第二伝動レバー26と引張コイルばね27と
スライドリンク24が収容されているため、それらがホ
ルダ1の外側からほぼ見えないように隠すことができ、
外観上の見栄えが良くなるばかりでなく、このリンク機
構に使用者の指が不用意に挟まれることがなくなって安
心して使用することができる。なお、要旨とはならない
が、この両伝動レバー25,26は、操作レバー13の
動きをスライドリンク24に伝える広い概念の伝動リン
クとして把握することができ、上記と同様な収容効果が
ある。それに反し、前記従来技術ではリンク機構が露出
しているため、上記効果を奏し得ない。
【0023】前記各実施例以外にも下記のように構成し
ても良い。 (イ) 前述した実施例では操作レバー13とスライド
リンク24との間に第一伝動レバー25及び第二伝動レ
バー26のみを介在させたが、これらの伝動レバー2
5,26以外に他の伝動レバーを介在させる。要する
に、前述した回動距離の拡大と力の縮小とを少なくとも
二段階に分けて行うことができればよい。前記実施例は
その目的を果たした上で最もコンパクトにまとめたリン
ク機構を例示したのである。
ても良い。 (イ) 前述した実施例では操作レバー13とスライド
リンク24との間に第一伝動レバー25及び第二伝動レ
バー26のみを介在させたが、これらの伝動レバー2
5,26以外に他の伝動レバーを介在させる。要する
に、前述した回動距離の拡大と力の縮小とを少なくとも
二段階に分けて行うことができればよい。前記実施例は
その目的を果たした上で最もコンパクトにまとめたリン
ク機構を例示したのである。
【0024】(ロ) 前述した実施例では、第二伝動レ
バー26に対しスライドリンク24が永久中心軸29に
より回動可能に支持され、このスライドリンク24とと
もに移動する可動挾持部19にあってその両案内突起2
3が可動挾持部19の移動方向に対し直交する方向へ若
干の緩みを持つようにホルダ1側の両案内溝22に係入
されている。この構成に代えて、前記案内溝22に対す
る案内突起23の緩みをなくすとともに、第二伝動レバ
ー26に対するスライドリンク24の支持点29aを回
り対偶からすべり対偶に変更する。
バー26に対しスライドリンク24が永久中心軸29に
より回動可能に支持され、このスライドリンク24とと
もに移動する可動挾持部19にあってその両案内突起2
3が可動挾持部19の移動方向に対し直交する方向へ若
干の緩みを持つようにホルダ1側の両案内溝22に係入
されている。この構成に代えて、前記案内溝22に対す
る案内突起23の緩みをなくすとともに、第二伝動レバ
ー26に対するスライドリンク24の支持点29aを回
り対偶からすべり対偶に変更する。
【0025】(ハ) 前述した実施例では図3の使用後
状態から図2の使用前状態に戻すために引張コイルばね
27を利用したが、同様な機能を果たすその他の弾性体
を利用する。例えば、ホルダ1と操作レバー13との間
に圧縮コイルばねを介在させる。
状態から図2の使用前状態に戻すために引張コイルばね
27を利用したが、同様な機能を果たすその他の弾性体
を利用する。例えば、ホルダ1と操作レバー13との間
に圧縮コイルばねを介在させる。
【0026】前記各実施例から考慮すると下記の概念と
しても把握できる。 (イ) 請求項1における弾性体27の弾性力を受けて
各レバー13,25,26を停止させるストッパ手段
(長孔17の端部17bとストッパ突起18との当接)
を設けた。従って、リンク機構が図2の使用前状態に安
定性良く保持される。
しても把握できる。 (イ) 請求項1における弾性体27の弾性力を受けて
各レバー13,25,26を停止させるストッパ手段
(長孔17の端部17bとストッパ突起18との当接)
を設けた。従って、リンク機構が図2の使用前状態に安
定性良く保持される。
【0027】(ロ) 請求項1においてホルダ1内の収
納部7と操作レバー13との間に第一伝動レバー25と
第二伝動レバー26と弾性体27とスライドリンク24
とが収容されている。
納部7と操作レバー13との間に第一伝動レバー25と
第二伝動レバー26と弾性体27とスライドリンク24
とが収容されている。
【0028】
【発明の効果】本発明にかかるまつ毛カーラーによれ
ば、操作レバー13の回動距離が順次拡大されて可動挾
持部19の移動距離として変換されるため、可動挾持部
19の移動ストロークSが大きくなって両挾持部12,
19間にまつ毛を挿入し易くなるばかりでなく、操作レ
バー13の動きが小さくなって使用者は大変使い易くな
る。また、操作レバー13に与える力が順次縮小されて
可動挾持部19に伝達されるため、両挾持部12,19
によりまつ毛を充分にカールできる程度に柔らかく挾む
ことができる。
ば、操作レバー13の回動距離が順次拡大されて可動挾
持部19の移動距離として変換されるため、可動挾持部
19の移動ストロークSが大きくなって両挾持部12,
19間にまつ毛を挿入し易くなるばかりでなく、操作レ
バー13の動きが小さくなって使用者は大変使い易くな
る。また、操作レバー13に与える力が順次縮小されて
可動挾持部19に伝達されるため、両挾持部12,19
によりまつ毛を充分にカールできる程度に柔らかく挾む
ことができる。
【図1】(a)は本実施例にかかるまつ毛カーラーを示
す正面図であり、(b)は(a)に示すまつ毛カーラー
の右側面図であり、(c)は同じく左側面図である。
す正面図であり、(b)は(a)に示すまつ毛カーラー
の右側面図であり、(c)は同じく左側面図である。
【図2】図1(a)に示すまつ毛カーラーにおいて使用
前状態を示す縦断面図である。
前状態を示す縦断面図である。
【図3】図2に示すまつ毛カーラーの使用前状態から操
作レバーを押した使用後状態を示す縦断面図である。
作レバーを押した使用後状態を示す縦断面図である。
【図4】従来のまつ毛カーラーを示す正面図である。
1…ホルダ、12…固定挾持部、13…操作レバー、1
6…固定中心軸、16a…回動中心、19…可動挾持
部、22…案内部としての案内溝、23…案内部として
の案内突起、24…スライドリンク、25…第一伝動レ
バー、26…第二伝動レバー、27…弾性体としての引
張コイルばね、28…固定中心軸、28a…回動中心
(支持点)、29…永久中心軸、29a…回動中心、3
0…押圧部、30a…支持点、31…押圧部、31a…
支持点、A,B,C,D…距離、S…移動ストローク。
6…固定中心軸、16a…回動中心、19…可動挾持
部、22…案内部としての案内溝、23…案内部として
の案内突起、24…スライドリンク、25…第一伝動レ
バー、26…第二伝動レバー、27…弾性体としての引
張コイルばね、28…固定中心軸、28a…回動中心
(支持点)、29…永久中心軸、29a…回動中心、3
0…押圧部、30a…支持点、31…押圧部、31a…
支持点、A,B,C,D…距離、S…移動ストローク。
Claims (1)
- 【請求項1】 ホルダ(1)にある固定挾持部(12)
に対し可動挾持部(19)を案内部(22,23)で移
動可能に支持して、この固定挾持部(12)と可動挾持
部(19)とを互いに当接させる状態と離間させる状態
とを取り得るようにしたまつ毛カーラーにおいて、 前記ホルダ(1)に対し回動可能に支持した操作レバー
(13)と、 前記ホルダ(1)に対し可動挾持部(19)とともに移
動し得るスライドリンク(24)と、 前記ホルダ(1)に対し回動可能に支持して前記操作レ
バー(13)の動きをスライドリンク(24)に伝える
第一伝動レバー(25)及び第二伝動レバー(26)
と、 前記可動挾持部(19)を固定挾持部(12)から離間
させる状態を保持する弾性体(27)とを備え、 前記操作レバー(13)の支持点(30a)を第一伝動
レバー(25)に対し相対移動可能に支持して、第一伝
動レバー(25)の回動中心(28a)と操作レバー
(13)の支持点(30a)との間の距離(A)を変更
可能にするとともに、前記第一伝動レバー(25)の支
持点(31a)を第二伝動レバー(26)に対し相対移
動可能に支持して、第二伝動レバー(26)の回動中心
(16a)と第一伝動レバー(25)の支持点(31
a)との間の距離(C)を変更可能にし、さらに前記ス
ライドリンク(24)を第二伝動レバー(26)に対し
支持点(29a)で回動可能に支持し、 前記第一伝動レバー(25)の回動中心(28a)と操
作レバー(13)の支持点(30a)との距離(A)よ
りも、この第一伝動レバー(25)の回動中心(28
a)とその支持点(31a)との間の距離(B)を大き
くするとともに、第二伝動レバー(26)の回動中心
(16a)と第一伝動レバー(25)の支持点(31
a)との間の距離(C)よりも、この第二伝動レバー
(26)の回動中心(16a)とスライドリンク(2
4)の支持点(29a)との間の距離(D)を大きくし
たことを特徴とするまつ毛カーラーにおける操作機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024194A JP2916367B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | まつ毛カーラーにおける操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024194A JP2916367B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | まつ毛カーラーにおける操作機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07289342A JPH07289342A (ja) | 1995-11-07 |
| JP2916367B2 true JP2916367B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13993007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9024194A Expired - Fee Related JP2916367B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | まつ毛カーラーにおける操作機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2916367B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3894054B2 (ja) * | 2002-06-13 | 2007-03-14 | 松下電工株式会社 | 睫毛成形具 |
| JP5597470B2 (ja) * | 2010-07-30 | 2014-10-01 | 株式会社Niwaka | 睫毛カール器 |
| US20170360175A1 (en) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | Kiss Nail Products, Inc. | Eyelash curler and method of using same |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3111203U (ja) | 2005-03-09 | 2005-07-14 | 株式会社村田合同 | ラック棚支持装置 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP9024194A patent/JP2916367B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3111203U (ja) | 2005-03-09 | 2005-07-14 | 株式会社村田合同 | ラック棚支持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07289342A (ja) | 1995-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |