JP5597470B2 - 睫毛カール器 - Google Patents

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Description

本発明は、美容・理容の技術分野に関する。
従来、睫毛をカールさせるための睫毛カール器(ビューティフルカーラー、アイラッシュカーラー)は数多くの種類のものが存在している。
例えば特許文献1に記載の睫毛カール器は、弓状に形成された固定アーチ22と、第1、第2のハンドル部10、12の開閉に応じてこの固定アーチ22に対して進退動する弓状の可動アーチ18(及び当該可動アーチ18の表面に設置されたゴム体20)を備え、固定アーチ22及び可動アーチ18(ゴム体20)で睫毛を挟持して癖付けしカールさせる睫毛カール器である(図10参照)。
ここで、固定アーチ22は第2のハンドル部12に連結固定されている。一方可動アーチ18は第1のハンドル部10に連結されている。更に両ハンドル部10、12は互いに枢支されている。また両ハンドル部10、12にはそれぞれ指を挿入して操作するための指挿入輪10a、12aが形成されている。このような構造を採用していることによって、ハサミを持つようにして指挿入輪10a、12aに指を通し、第1、第2のハンドル部10、12を開閉することによって固定アーチ22に対して可動アーチ18を進退動させ、睫毛を挟持することができる。
特開2004−229722号公報
しかしながら、第1、第2のハンドル部10、12を操作する為に設けられた指挿入輪10a、12aの存在によって、両ハンドル部10、12を閉じた状態であってもハンドル開閉方向Wに相応のスペースを要し、鞄やポーチに収容する際に嵩張ってしまうという問題があった。また同様に商品流通段階でもパッケージが嵩張るため、輸送コストが割高になるという問題もあった。一方、これを嫌って指挿入輪10a、12aを設けないようにすれば、ハンドル部10、12を閉じることはできても開き難く、操作性に問題が生じる。
そこで本発明は、操作性を犠牲にすることなく指挿入輪を無くし、且つ、未使用時(携帯時)にはハンドル部を折りたたむことによって携帯性を向上させた睫毛カール器を提供する事をその課題としている。
上記課題を解決するべく、請求項1に記載の本願発明は、弓状に形成された固定アーチと、ハンドル部の開閉に応じて前記固定アーチに対して進退動する弓状の可動アーチを備え、当該固定アーチ及び可動アーチで睫毛を挟持してカールさせる睫毛カール器であって、前記ハンドル部には、当該ハンドル部を開方に付勢する付勢手段と、当該付勢手段による付勢力を一時的に解除して前記ハンドル部を閉じ状態に保持できる付勢力解除手段と、を備えることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用したことによって、ハンドル部の握力を緩めれば付勢手段によってハンドル部が自動的に開方に移動するため、指挿入輪を省略した場合でも操作は容易である。また、この付勢手段による開方への付勢力を一時的に解除することができる付勢力解除手段が備わっているので、これを利用して付勢力を解除すれば、ハンドル部を閉じ状態に保持することができ、特にハンドル部の開閉方向においてコンパクト化を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に加えて、前記ハンドル部が、前記固定アーチと連結固定された第1のハンドル部と、当該第1のハンドル部から枢支された第2のハンドル部とを有してなり、前記可動アーチが、前記第1のハンドル部に対して長手方向にスライド可能に配置されたスライド体に連結されていることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることで、第1のハンドル部を基台として各可動部が動くので、睫毛を挟持する際に位置決めし易い。加えて、ハンドル開閉時(操作時)において、睫毛に対する位置ズレの発生を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に加えて、前記付勢手段が、前記第2のハンドル部における前記第1のハンドル部に枢支されている位置から一定距離離れた位置で枢支されると共に前記スライド体に係止可能な付勢棒と、前記スライド体と前記第1のハンドル部に架設された弾性体とを有してなることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることによって、弾性体の弾力を利用して第1、第2のハンドル部を開方に付勢することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に加えて、前記付勢力解除手段が、前記スライド体と前記付勢棒とを係止する係止部から連通し前記付勢棒を案内できるガイド溝であることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることによって、未使用時は、付勢棒を係止部ではなくガイド溝側に移動させることによって、弾性体の弾力により発生する付勢力が、付勢棒を介して第2のハンドル部に伝わることを防止できる。即ち、両ハンドル部を閉じた状態に保持することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれかに加えて、前記第1のハンドル部の断面が「コ字状」とされて凹部が形成されると共に、前記スライド体が当該凹部に収容されていることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることで、コンパクト性を向上させるとともに、第1のハンドル部をスライド体のガイド役として機能させることができるので、精度の高いスライドを実現することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれかに加えて、前記可動アーチが、前記スライド体から枢支されていることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることによって、スライド体の動きを無理なく可動アーチに伝達することができ、可動アーチを真っ直ぐに固定アーチに対して進退動させることができる。即ち、スライド体がスライドしても可動アーチに無理な方向へのモーメントがかかることがない。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに加えて、前記可動アーチの表面には弾性体が弓状に配置されると共に、当該弾性体が弓状の凸方向にオフセット配置されていることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることによって、固定枠に弾性体が接触した状態から更にハンドル部を握ると、当該弾性体が弾性変形しつつオフセット方向にズレが発生する。このズレによって挟持する睫毛を効率よくカールさせることができ、睫毛を一度挟持するのみで十分にカールさせることができる。即ち、繰り返し睫毛を挟持する必要がないので睫毛へのダメージを最小限に抑えることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに加えて、前記第1のハンドル部にはハンドル操作時に第一指を位置決めするための位置決め凹部が形成されていることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることによって、指挿入輪がなくとも、ハンドル操作時に第一指(親指)を正確に位置決めすることができる。即ち操作し易い。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに加えて、前記第2のハンドル部にはハンドル操作時に第二指若しくは第三指を位置決めするための位置決め凸部が形成されていることを特徴とする睫毛カール器である。
このような構成を採用していることによって、指挿入輪がなくとも、ハンドル操作時に第二指(人差し指)若しくは第三指(中指)を正確に位置決めすることができる。即ち操作し易い。
本発明を適用することで、未使用時にハンドルを折りたたんでコンパクトに収納でき、携帯性が向上する。
本発明に係る睫毛カール器の背面側斜視図である。 本発明に係る睫毛カール器の分解組み立て図である。 本発明に係る睫毛カール器の正面図である。 本発明に係る睫毛カール器の右側面図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図である。 本発明に係る睫毛カール器のハンドル部を開いている状態における右側面一部断面図である。 睫毛カール器の操作状態を示した図であって、ハンドルを握って閉じる前における(a)が全体図、(b)がヘッド部拡大図、(c)が同B-B線に沿う端面図である。 睫毛カール器の操作状態を示した図であって、ハンドルを握って途中まで閉じた状態における(a)が全体図、(b)がヘッド部拡大図、(c)が同B-B線に沿う端面図である。 睫毛カール器の操作状態を示した図であって、ハンドルを握って完全に閉じた状態における(a)が全体図、(b)がヘッド部拡大図、(c)が同B-B線に沿う端面図である。 特許文献1に記載されている睫毛カール器の全体図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例である睫毛カール器100について説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
〈睫毛カール器の構成〉
本発明にかかる睫毛カール器100は、主としてヘッド部100aと操作部(ハンドル部)100bにより構成されている。このヘッド部100aは、睫毛を挟持してカールさせる部分であり、一方操作部100bは手で握ってヘッド部100aの動きを操作・管理する部分である。なお、本明細書においては、当該睫毛カール器100の使用時において使用者側に向く面を正面とし、それを基準に背面、右側面等と表現する。
ヘッド部100aは、主に固定アーチ102と当該固定アーチ102に対して進退動する可動アーチ104を備える。固定アーチ102は、背面側に向かって凸となるように弓状に形成されている。このような形状に形成されているのは睫毛が生えている形状に沿わせるためのものである。また当該固定アーチ102の上端が僅かに背面側に向って折り曲げられてリブ102aが形成されており、曲げに対する剛性を確保している。
またこの固定アーチ102は自身の左右方向で枠体106に嵌合し固定されている。枠体106には嵌合穴106bが形成されていて、当該嵌合穴106bに対して固定アーチ102の両端部がそれぞれ嵌合する態様で固定される。更に枠体106にはガイド溝106aが形成されていて、当該ガイド溝106aに可動アーチ104両端の突起部104aがスライド可能に嵌合している。
可動アーチ104は、固定アーチ102と同じく、背面側に向かって凸となるように弓状に形成されている。このような形状に形成されているのは睫毛が生えている形状に沿わせるためのものであると共に、固定アーチ102の形状に合わせるためのものである。この可動アーチ104は、断面が所謂「コ字状」に形成されており(図5、図7等参照)、上方側(固定アーチ102側)に凹部104bが形成されている。またこの凹部104bにゴム105(弾性体)が装着されている。なお、これら可動アーチ104及びゴム105は、固定アーチ102に対して(σ1分だけ)背面側に僅かにオフセット配置されている(図7(c)参照)。
可動アーチ104には下方に伸びる2本の支持アーム108が一体的に形成されていて、それぞれの下端近傍にピン挿入穴108bが形成されている。またこの2本の支持アーム108は、ブリッジ108aにより連結されている。
これら、固定アーチ102、可動アーチ104、ゴム105、枠体106及び支持アーム108によりヘッド部100aが構成されている。
一方、操作部100bは主に、第1のハンドル部110、当該第1のハンドル部100から枢支される第2のハンドル部112、スライド体114、付勢棒116及びスプリング(弾性体)118により構成される。
第1のハンドル部110は本実施形態においてはヘッド部100aを構成している枠体106と一体成形されている。この第1のハンドル部110は断面が所謂「コ字状」とされており、背面側に凹部110aが形成されている。第1のハンドル部110の下端は丸く形成されると共に、当該下端近傍には凹部110a内を橋渡すように固定ピン110cが備わっている。また第1のハンドル部110の正面側下方にはちょうど親指(第一指)が収まる程度のアーチ状に窪んだ指止め(位置決め凹部)110bが形成されている。また、第1のハンドル部110の上方にはピン挿入穴110dが形成されている。
第1のハンドル部110の凹部110aには、スライド体114がスライド可能に収容されている。このスライド体114は、第1のハンドル部110の長手方向に沿ってスライドすることができる。スライド体114も断面が「コ字状」の部材であり、上端近傍にピン挿入穴114aが形成され、下端側に固定ピン114bが橋設されている。スライド体114の両側面には内外に貫通する態様で矢形状の貫通孔が形成されており、当該矢形状の鏃(やじり)部分に相当するのが係止部114cであり、矢柄(やがら)部分に相当するのが当該係止部114cから連通したガイド溝114dである。またスライド体114の上端側において、支持アーム108を介して可動アーチ104と連結している。なおスライド体114と指示アーム108とは、ピン122及び止め輪123によって互いに枢支される態様で連結している。
第2のハンドル部112は、第1のハンドル部110と略同じサイズに形成された、断面「コ字状」の部材である。両端にピン挿入穴112a、112bが設けられると共に、背面側に部材の一部がアーチ状に曲げ引き出された指止め(位置決め凸部)112cが形成されている。また、当該第2のハンドル部112の一端(上端)は、ピン120及び止め輪121によって第1ハンドル部110から枢支されている。即ち、ピン120が、第1のハンドル部110のピン挿入穴110d及び第2のハンドル部112のピン挿入穴112aに挿通され、更に反対側で止め輪121と連結している。
付勢棒116は断面「コ字状」の部材であり、一端にはピン状突起116aが形成され、他端にはピン挿入穴116bが形成されている。ピン状突起116aは、スライド体114に形成されている矢形状の貫通孔(係止部114c及びガイド溝114d)に嵌合している。一方他端は、ピン124及び止め輪125によって、第2のハンドル部112の下端側から枢支されている。
なお、スプリング(弾性体)118には両端に引掛部118aを有していて、当該引掛部118aの一方がスライド体114の固定ピン114bに掛設されると共に、他方が第1のハンドル部110の固定ピン110cに掛設されている。即ち、このスプリング118により、スライド体114は常に下方に付勢されている。
なお、付勢手段、及び付勢力解除手段については、以下の作用・機能のところで併せて説明する。
〈睫毛カール器の作用・機能〉
上記のような部材で構成し組み付ける結果、図6に示しているように、付勢棒116のピン状突起116aをスライド体114の係止部114cの位置に合わせると、スプリング118が発生する弾力を付勢棒116を介して第2のハンドル部112へと伝達することができる。即ち、スプリング118が縮もうとする力によりスライド体114が下方に付勢されると、その付勢力はスライド体114の係止部114cに嵌合しているピン状突起116aを介して付勢棒116に伝達されるので、付勢棒116全体を下方に押し下げようとする付勢力が作用する。更にこの付勢力は、付勢棒116の下端に設けられたピン挿入穴116dに挿入されるピン124を介して、第2のハンドル部112へと伝達される。第2のハンドル部112はその上端側で第1のハンドル部110から枢支されているので、当該付勢力が作用すると、第1のハンドル部110に対して回動する。結果として第1のハンドル部110に対して第2のハンドル部112が開くのである。即ち、これらスプリング118の弾力を第2のハンドル部112側へと伝達する機構全体が「付勢手段」である。
一方、図5に示しているように、携帯時など睫毛カール器100を使用しない場合は、ハンドル部を閉じておくことによって、コンパクトに収納することができる。より具体的には、スライド体114の係止部114cの位置にあったピン状突起116aを、当該係止部114cに連通するガイド溝114d側へと移動させる。そうするとスプリング118の弾力により生じる付勢力(付勢棒116を下方へと付勢する力)は解除されるので、第2のハンドル部112の開状態を保持することができなくなり、閉じられる。即ち、係止部114cから連通するガイド溝114dが、「付勢力解除手段」となる。
本発明にかかる睫毛カール器100を使用する時は、上述の通りピン状突起116aを係止部114cの位置に合わせるようにして、第2のハンドル部112を開方に保持する。その上で、図7に示しているように、第1のハンドル部110側を第一指(親指)で、第2のハンドル部112側を第二指(人差し指)及び第三指(中指)で操作する。
ハンドル部を強く握らない限り、付勢手段によって第2のハンドル部112は開いているので、それに伴ってスライド体114も下方にスライド位置しており、結果として固定アーチ102とゴム105との間には所定の隙間Gが形成されている(図7参照)。図示していないが、この状態で睫毛を固定アーチ102とゴム105の間に配置して使用する。
ハンドル部を強く握ると、第1のハンドル部110に対して第2のハンドル部112が回動しつつ接近する(図8参照)。このとき付勢棒116のピン状突起116aがスライド体114の係止部114cを押圧するので、当該押圧力によってスライド体114が上方にスライドする。スライド体114には支持アーム108を介して可動アーチ104が連結されているので、可動アーチ104(及びゴム105)は固定アーチ102側にスライド移動し、固定アーチ102の下端にゴム105の表面が当接する。このとき、固定アーチ102に対してゴム105(及び可動アーチ104)は背面側に僅かにオフセット配置されているので、そのオフセット状態を保ったままで当接する。なお支持アーム108とスライド体114とはリジットに固定されているのではなく固定ピン122により枢支されているので、無理なモーメントが発生せず、固定アーチ102に対して真っ直ぐにスライドすることができる。
更にハンドル部を握ると、図9に示しているように、固定アーチ102に対して可動アーチ104(及びゴム105)がより接近する。この接近はゴム105が押し潰されつつ進行する。図示していないが固定アーチ102とゴム105との間には睫毛が挟持されることとなるため、当該挟持により睫毛に癖付けが行われ、結果として睫毛をカールさせることができる。
また、本発明における睫毛カール器100においては、固定アーチ102に対して可動アーチ104(及びゴム105)が背面側(弓形状の凸方向)にオフセット配置されていた。これにより、ハンドル部を最後まで握ると、ゴム105が押し潰されながらオフセット量が増す方向に僅かにズレが発生する(σ1→σ2への変化)。このズレにより睫毛がより強く癖付けられるので、繰り返しハンドル部を操作して睫毛を挟持し直す必要がなく、一度の挟持でも十分に睫毛をカールさせることが可能となっている。
〈その他の構成例等〉
上記では、弾性体としてスプリング118を利用し、当該スプリング118の弾力を利用して付勢力を発生させていたが、スプリングに限定されるものではない。例えば、ゴム等の伸縮する素材を利用することもできる。また上記ではスプリング118の「縮もうとする力」を利用しているが、これとは逆に「伸びようとする力」を利用した構成を採用することも可能である。
また上記では、主たる部材は全てステンレス(例えばSUS303)で構成されているが、必要に応じて、その全部又は一部の部材を他の材料で構成することも可能である。
また、可動アーチ104の表面に備わる弾性体はゴム以外にも、例えばシリコンなどを利用してもよい。
100…睫毛カール器
100a…ヘッド部
100b…操作部
102…固定アーチ
104…可動アーチ
105…ゴム
106…枠体
108…支持アーム
110…第1のハンドル部
112…第2のハンドル部
114…スライド体
114c…係止部
114d…ガイド溝
116…付勢棒
116a…ピン状突起
118…スプリング
120、122、124…ピン
121、123、125…止め輪

Claims (1)

  1. 弓状に形成された固定アーチと、ハンドル部の開閉に応じて前記固定アーチに対して進退動する弓状の可動アーチを備え、当該固定アーチ及び可動アーチで睫毛を挟持してカールさせる睫毛カール器であって、
    前記固定アーチと可動アーチを常に離間方向に付勢する付勢手段を備え、
    前記ハンドル部は、前記固定アーチと連結固定された略直棒形状の第1のハンドル部と、当該第1のハンドル部から一端を枢支される略直棒形状の第2のハンドル部とを有してなり、
    前記第1のハンドル部の断面が「コ字状」とされて凹部が形成されると共に、当該凹部に収まるように且つ当該凹部内を前記第1のハンドル部の長手方向にスライド可能に配置されたスライド体を備え、
    当該スライド体の一端は前記可動アーチに連結されると共に他端は前記付勢手段に連結され、
    前記付勢手段は前記第1のハンドル部の前記凹部に収まるように配置され、
    前記第2のハンドル部の他端側から枢支されると共に前記スライド体に接続される付勢棒を備え、
    前記スライド体と前記付勢棒との接続は、前記第2のハンドル部が前記第1のハンドル部と略並行となる位置にまで閉じた場合でも前記付勢手段の付勢力を前記スライド体を介して前記付勢棒に伝達せずに前記第2のハンドル部を閉じた状態のまま保持できる第1の嵌合位置と、前記付勢手段の付勢力を前記スライド体を介して前記付勢棒に伝達して前記第2のハンドル部を開いた状態に保持できる第2の嵌合位置に切り替え可能に構成されている
    とを特徴とする睫毛カール器。


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