JP4224322B2 - ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3及び図4は従来のブレーキ装置の一例を示すもので、図中1はブレーキペダル、2はペダル類及びその関連部品をダッシュパネルへ組み付けるためのブラケット(図示せず)に回動自在に軸支されている傾動軸を示し、該傾動軸2に対し前記ブレーキペダル1の基端部が一体的に取り付けられている。
【0003】
そして、前記ブレーキペダル1の基端部における反アクセル側(図4の正面図における左側)の側面にストライカ3が取り付けられていると共に、該ストライカ3に対峙するよう車両前方(図3の側面図における右側)に向け先端下がりでブレーキランプスイッチ4が傾斜配置されて前記ブラケット側からのサポート5により支持されており、ブレーキペダル1の踏み込み時にブレーキランプスイッチ4からストライカ3が離間して車体後部のブレーキランプが点灯するようになっている。
【0004】
また、前記ブラケット側から支持されたアングル形のカバー6によりアクセル側(図4の正面図における右側)に対しブレーキランプスイッチ4を被覆して保護するようにしてあり、図示しないアクセルペダルとブレーキペダル1との間を行き来して夫々の踏み込み操作を行う運転者の足がブレーキランプスイッチ4を誤って蹴ってしまうような事態が起こらないようにしてある。
【0005】
尚、この種のブレーキペダルに関する一般技術については、例えば下記の特許文献1等にも開示が成されている。
【0006】
【特許文献1】
実開昭60−93557号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した図3及び図4の如き従来構造においては、カバー6やその取り付け具等といった別部品が必要となるために部品点数が増加し且つその組み付け工程も増えてコストの高騰や組立性の悪化が避けられなくなるという問題を有していた。
【0008】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、従来より安価なコストで組立性の悪化を招くことなくブレーキランプスイッチを運転者の足から確実に保護し得るようにしたブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ブレーキペダルの反アクセル側の側面にストライカを備え、該ストライカが前記ブレーキペダルの踏み込み時にブレーキランプスイッチから離間してブレーキランプが点灯するようにしたブレーキ装置であって、前記ブレーキペダルのストライカ近傍に車両後方に向け張り出して前記ブレーキランプスイッチを保護するプロテクタが一体的に形成され、該プロテクタがブレーキペダルの踏み込みによる傾動時に少なくともブレーキランプスイッチの先端部分を確実にアクセル側から被覆し得るような大きさを有していることを特徴とするものである。
【0010】
而して、このようにブレーキペダルの形状を僅かに変更してプロテクタを一体的に形成しておけば、該プロテクタによりブレーキランプスイッチを運転者の足から確実に保護することが可能となる。
【0011】
即ち、このプロテクタは、ブレーキペダルと一体的に形成された強度の高いものとなるので、仮に運転者の足で蹴られた場合でも、変形等を生じることなくブレーキランプスイッチを確実に保護し続けることができる。
【0012】
また、従来のカバーやその取り付け具等の如き別部品が不要となる結果、部品点数の大幅な削減化が図られることになり、また、そのような別部品の組み付け工程も不要となって組立性の悪化が回避されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1及び図2は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0015】
図1及び図2に示す如く、本形態例においては、前述した図3及び図4のブレーキ装置と略同様に、ブレーキペダル1の反アクセル側(図2の正面図における左側)の側面にストライカ3を備え、該ストライカ3が前記ブレーキペダル1の踏み込み時に固定側のブレーキランプスイッチ4から離間してブレーキランプが点灯するようにしたブレーキ装置としてあるが、図3及び図4に示す如き別部品のカバーを採用することに替えて、ブレーキペダル1の基端部におけるストライカ3近傍に、車両後方に向け張り出してブレーキランプスイッチ4を保護するプロテクタ7を一体的に形成した構造を採用している。
【0016】
ここで、前記プロテクタ7は、ブレーキペダル1が踏み込まれて傾動(図1中の二点鎖線の図示を参照)した際に、少なくともブレーキランプスイッチ4の比較的脆弱な先端部分が確実にアクセル側から被覆されるような大きさで形成しておく。
【0017】
而して、このようにブレーキペダル1の形状を僅かに変更してプロテクタ7を一体的に形成しておけば、該プロテクタ7によりブレーキランプスイッチ4を運転者の足から確実に保護することが可能となる。
【0018】
即ち、このプロテクタ7は、ブレーキペダル1と一体的に形成された強度の高いものとなるので、仮に運転者の足で蹴られた場合でも、変形等を生じることなくブレーキランプスイッチ4を確実に保護し続けることができる。
【0019】
また、従来のカバーやその取り付け具等の如き別部品が不要となる結果、部品点数の大幅な削減化が図られることになり、また、そのような別部品の組み付け工程も不要となって組立性の悪化が回避されることになる。
【0020】
従って、上記形態例によれば、ブレーキペダル1に一体的に形成したプロテクタ7によりブレーキランプスイッチ4を運転者の足から確実に保護することができるので、従来のカバーやその取り付け具等の如き別部品を不要として部品点数の大幅な削減化を図ることができ、また、そのような別部品の組み付け工程を不要として組立性の悪化を回避することができる。
【0021】
尚、本発明のブレーキ装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、ブレーキペダルに一体的に形成されるプロテクタの形状は図示する例に限定されないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】
上記した本発明のブレーキ装置によれば、ブレーキペダルに一体的に形成したプロテクタによりブレーキランプスイッチを運転者の足から確実に保護することができるので、従来のカバーやその取り付け具等の如き別部品を不要として部品点数の大幅な削減化を図ることができ、また、そのような別部品の組み付け工程を不要として組立性の悪化を回避することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す側面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】従来例を示す側面図である。
【図4】図3のIV−IV方向の矢視図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル
3 ストライカ
4 ブレーキランプスイッチ
7 プロテクタ
Claims (1)
- ブレーキペダルの反アクセル側の側面にストライカを備え、該ストライカが前記ブレーキペダルの踏み込み時にブレーキランプスイッチから離間してブレーキランプが点灯するようにしたブレーキ装置であって、前記ブレーキペダルのストライカ近傍に車両後方に向け張り出して前記ブレーキランプスイッチを保護するプロテクタが一体的に形成され、該プロテクタがブレーキペダルの踏み込みによる傾動時に少なくともブレーキランプスイッチの先端部分を確実にアクセル側から被覆し得るような大きさを有していることを特徴とするブレーキ装置。
Priority Applications (1)
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JP2003050660A JP4224322B2 (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003050660A JP4224322B2 (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | ブレーキ装置 |
Publications (2)
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JP2004256044A JP2004256044A (ja) | 2004-09-16 |
JP4224322B2 true JP4224322B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=33116014
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP4224322B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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2003
- 2003-02-27 JP JP2003050660A patent/JP4224322B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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