JP2006044377A - ニーボルスター - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、安定した荷重特性を確保することができるニーボルスターを提供することを課題とする。
【解決手段】 ニーボルスター30は、弓形に湾曲させたニーボルスター本体31と、このニーボルスター本体31の曲率よりも小さな曲率で且つニーボルスター本体31の屈曲点38とは異なる前後位置に屈曲点41を有し、弓の弦のようにニーボルスター本体31に掛け渡したサポート32とからなる。ニーボルスター30は、サポート32の下面両端部32a、32aをニーボルスター本体31上面の左右に形成した成形凸部33に取付け、ニーボルスター本体31を固定バー28の外周部28aに取付け一体化した部材である。サポート32には、前後方向略中央部の左右に切欠き形成したノッチ34、34を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両へ衝突エネルギーが作用したときに、乗員の膝に作用する衝突エネルギーを緩和することで膝を保護する、ニーボルスターの改良技術に関する。
近年、車両に対して衝突エネルギーが作用したときに乗員を保護する乗員保護装置の開発が進められている。このような乗員保護の一環として、乗員の膝に作用する衝突エネルギーを緩和することで膝を保護する、ニーボルスターが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−326550公報(図2)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図10は従来の技術の基本構成を説明する図であり、ニーボルスター100は、インパネ骨材101と連結部材102との間に掛け渡した円弧状の下部ステー103と、インパネ骨材101から乗員の膝Ne側に突出させて設けた円弧状の上部ステー104と、この上部ステー104と下部ステー103との間を掛け渡したパネル105とからなる。そして、このパネル105で膝Neの荷重を受け、両ステー103、104を変形させ、膝Neの荷重を両ステーの円弧部分で分散して吸収することにより膝Neを保護するというものである。
しかしながら、膝Neがパネル105のどの部位に当たるかは決まっていないため、衝突部位によって、特に、下部ステー103の曲げ点が変化する。曲げ点が変化すると、下部ステー103における変形形状が変化し、膝Neに作用する荷重が変化する。すなわち、従来の形状では曲げ点が一定でないため、発生する荷重にばらつきが発生することになる。これでは、安定した荷重特性を発揮させることができない。
本発明は、安定した荷重特性を確保することができるニーボルスターを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、乗員の膝が強く当たったときに、塑性変形することで衝撃エネルギーを吸収させて膝を保護するために、車体から後方へ延出するニーボルスターにおいて、このニーボルスターは、弓形に湾曲させたボルスター本体と、このボルスター本体の曲率よりも小さな曲率で且つボルスター本体の屈曲点とは異なる前後位置に屈曲点を有し、弓の弦のようにボルスター本体に掛け渡したサポートとからなることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、サポートの屈曲点は、サポートに切欠き形成したノッチであることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ボルスター本体の屈曲点は、ボルスター本体に切欠き形成したノッチであることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ボルスター本体と、ボルスター本体に掛け渡したサポートの双方に屈曲点を設けたので、荷重を受け屈曲する屈曲点の位置が安定する。屈曲点の位置が安定するため、屈曲点を設けない場合に比べて荷重特性を安定化させることができる。
この結果、安定した荷重性能を確保することができるという利点がある。
加えて、ボルスター本体の屈曲点とサポートの屈曲点とは異なる前後位置に設けたので、初期荷重は、ボルスター本体とサポートとの各部材の個別屈曲変形(以下、1次屈曲変形と呼ぶ。)により吸収する。
ボルスター本体の1次屈曲変形及びサポートの1次屈曲変形が進むと共に、このサポートがボルスター本体に当接した後は、サポートがボルスター本体に当接した点において、ボルスター本体とサポートとの間で2次屈曲変形がはじまる。
各部材の1次屈曲変形に加え、ボルスター本体とサポートとの間で2次屈曲変形が付加されるため、1次屈曲変形後に低下傾向にある荷重特性を上昇させることができる。
この結果、ボルスター本体とサポートとの間に形成した限られた変形ストロークを有効に利用して、効率的に衝撃エネルギーを吸収することができるという利点がある。
さらに、サポートに備える屈曲点の位置を、ボルスター本体に備える屈曲点に対して前後位置に変化させることにより、荷重特性を変化させることができる。
この結果、好ましい荷重特性を選択することができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、屈曲点は、サポートに切欠き形成したノッチであるため、金型形状を一部変更するのみで、屈曲点であるノッチの位置を変更することができる。
金型形状を一部変更するのみでノッチの位置を変更できるため、低コストで屈曲点を変更することができる。
この結果、荷重特性の変更を容易に行うことができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、屈曲点は、ボルスター本体に切欠き形成したノッチであるため、金型形状を一部変更するのみで、屈曲点であるノッチの位置を変更することができる。
金型形状を一部変更するのみでノッチの位置を変更できるため、低コストで屈曲点を変更することができる。
この結果、荷重特性の変更を容易に行うことができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向を示す。
図1は本発明に係る車室前部にニーボルスターを取付けた車両の左側面図であり、車両10は、車体11前部において、前のエンジンルーム12と後の車室13とをダッシュパネル14にて仕切り、ダッシュパネル14の下端にフロアパネル15の前端を接合したものである。
ダッシュパネル14は、下部のダッシュロア16と上部のダッシュアッパ17とからなる。さらに車両10は、車室13の前部において、ダッシュアッパ17から図示せぬ運転席並びに助手席に臨むインストルメントパネル21を延ばし、このインストルメントパネル21に計器類等を設けたものである。インストルメントパネル21は、上半部のインストルメントパネルアッパ22とインストルメントパネルロア23とからなる。
インストルメントパネルロア23は、側方から見たときに膝Ne側へ若干凸となる緩やかな円弧状を呈した板材で構成する。24はウインドシールロアパネル、25はフロントウインドシールド、26はブレーキペダルである。
そして、車体11の前部において図示せぬ左右のダッシュサイドパネル間に固定バー28を掛け渡す。固定バー28は、車幅方向に水平に延びる丸パイプや丸棒等の棒状の固定部材であって、その両端を左右のダッシュサイドパネルにボルト止めや溶接等によって固定したステーである。
さらにまた、車両10は、例えば左側にステアリングホイール並びに運転席を配置した左ハンドル車であり、想像線にて示す運転者Mn、すなわち乗員Mnの左右の膝Ne(左右一方のみを示す。)を保護するニーボルスター30L、30Rを備える。ニーボルスター30L、30Rは車体11の前部から、すなわち固定バー28から、運転席に着座している乗員Mnの左右の膝Neへ向かって(車体から後方へ延出する)左右一対のニーボルスター本体31L、31Rを延ばした構成である。Leは乗員Mnの脚部である。
すなわち、ニーボルスター30L、30Rは、乗員の膝が強く当たったときに、塑性変形することで衝撃エネルギーを吸収させて膝を保護する役割をもつ部材である。
以下、ニーボルスター30L、30Rは左右一対の構成であるが、左右で構造が異なるため、左右各々をより詳しく説明する。
ドア寄りの左の脚部Leは、ドアとの間に比較的広いスペースがあるので、脚部Leを車幅方向へ動かすときには、その自由度が大きい。このため、左の膝Neに臨む左のニーボルスター本体31Lは、車幅方向の外寄りの位置に配置する。そして、このニーボルスター本体31Lの上方からサポート32を取付けることにより左側ニーボルスター30Lを構成する。
一方、車両10の車幅中央位置にはセンタコンソールボックスがあるので、乗員Mnの右の脚部Leを車幅方向へ動かすときには、その自由度が小さい。このため、右の膝Neに臨む右のニーボルスター本体31Rは、車幅方向の内寄りの位置に配置する。センタコンソールボックスがあるので、左右均等に荷重を受けるようにするため、ニーボルスター本体31Rにはサポート部材を取付けない。
従って、本発明に係るニーボルスターは、左側のみに採用したので、以下、左側のニーボルスター30Lのみを説明し、右側ニーボルスター30Rの説明は省略する。
以下、ニーボルスター30Lの符号は30に、ニーボルスター本体31Lの符号は31に置き換えて説明を続ける。
図2は本発明に係るニーボルスターの側面図であり、ニーボルスター31を左側方から見た構造を示し、図1に対応させて表した。
ニーボルスター30は、サポート32の下面両端部32a、32aをニーボルスター本体31上面の左右に形成した成形凸部33に取付け、ニーボルスター本体31を固定バー28の外周部28aに取付け一体化した部材である。
サポート32には、前後方向略中央部の左右に切欠き形成したノッチ34を備える。35は成形凸部である。
図3は本発明に係るニーボルスターの分解斜視図であり、ニーボルスター30は、ニーボルスター本体31とサポート32とからなる。
ニーボルスター本体31は、左右にスカート部36、36を有すると共に、上面31aの左右に成形凸部33、33を有する弓形形状の部材である。所定の剛性をもたせるため、上面31aを折り曲げ、スカート部36、36及び成形凸部33、33を形成した。そして、上面31aの前後方向略中央部の左右に切欠き形成したノッチ37、37を備える。
ニーボルスター本体31が荷重を受けると、これらのノッチ37、37を結ぶ線で屈曲するように、スカート部の先端部36aの先にノッチ37、37を配置する。すなわち、このノッチ37、37がニーボルスター本体31の屈曲点38となる。
屈曲点38は、ニーボルスター本体31に切欠き形成したノッチ37、37であるため、金型形状を一部変更するのみで、屈曲点38の位置を変更することができる。
金型形状を一部変更するのみでノッチ37、37の位置を変更できるため、低コストで屈曲点38を変更することができる。
この結果、荷重特性の変更を容易に行うことができる。
一方、サポート32は、上面32bの中央部に成形凸部35を備え、左右の上方に向け折り曲げて形成したフランジ部39、39と、左右方向に屈曲点41を有する部材である。そして、この屈曲点41の延長線上に、且つフランジ部39、39の略中央部の左右の一部に切欠きノッチ34、34を形成する。
屈曲点41は、サポート32に切欠き形成したノッチ34、34であるため、金型形状を一部変更するのみで、屈曲点41の位置を変更することができる。
金型形状を一部変更するのみでノッチ34、34の位置を変更できるため、低コストで屈曲点41を変更することができる。
この結果、荷重特性の変更を容易に行うことができる。
なお、本実施例において、後述する2次変形による変形特性を安定化させるため、サポート32の左右に備えるノッチ34、34の間に、折り曲げライン45を形成したが、この折り曲げライン45の設置は任意である。
ニーボルスター本体31及びサポート32は、薄板鋼板をプレス成形して得た部材である。なお、ニーボルスター30やサポート32の材質はアルミニウムなどの軽合金でも差し支えないものとする。42は位置決め用の穴である。
サポート32をニーボルスター本体31に接合する方法は、通常スポット溶接により行う。この他、例えば、アーク溶接でも良い。また、所定の荷重特性が得られるような接合強度が得られるならば、接着剤でも差し支えない。
図2に戻って、ニーボルスター30は、弓形に湾曲させたニーボルスター本体31と、このニーボルスター本体31の曲率よりも小さな曲率で且つニーボルスター本体31の屈曲点38とは異なる前後位置に屈曲点41を有し、弓の弦のようにニーボルスター本体31に掛け渡したサポート32とからなることを特徴とする。
具体的には、固定バー28の中心28bを基準として、ニーボルスター本体31の屈曲点38は、サポート32の屈曲点41よりも近づけて配置する。
図4は1次屈曲変形時におけるニーボルスターの作用図であり、ニーボルスター30が荷重Pを受け、降伏点を越え、双方の部材31、32が屈曲点38、41で屈曲しはじめたことを示す。ニーボルスター本体31に備える屈曲点38及びサポート32に備える屈曲点41とで双方の部材31、32が屈曲し、荷重Pの作用点44が変位しながら衝撃エネルギーを吸収する。
図5は2次屈曲変形時におけるニーボルスターの作用図であり、ニーボルスター本体31及びサポート32が荷重Pを受けて、さらに屈曲し、サポート32の屈曲点41がニーボルスター本体31に当接することを示す。
この点を境に、サポート32の屈曲点41がニーボルスター本体31に作用して、ニーボルスター31に新たな屈曲点43を形成する。
以降、従来の、ニーボルスター本体31及びサポート32に備える屈曲点38、41に加えて、新たな屈曲点43が加わり荷重Pを受ける。
図6はニーボルスターの荷重特性を説明する図であり、縦軸はニーボルスター30が受ける荷重P、横軸は荷重Pによる変位δを示す。
ニーボルスター30が荷重Pを受け、各部材の屈曲点38、41(図4参照)で1次変形がはじまる。変位δ1のとき最大の抵抗力を示し、以降、荷重Pは下降傾向を呈する。
次に、ニーボルスター30(図5参照)が荷重Pを受けながら変形を続け、サポート32の屈曲点41がニーボルスター本体31に当接し、さらに荷重Pを受けると、サポート32がニーボルスター本体31に当接した部分で2次変形を開始する。このときの変位δ2のときを境に下降傾向にある荷重Pは増加に転ずる。従って、荷重Pを受け屈曲後においても、ニーボルスター30の荷重を増加することができる。
サポート32とニーボルスター本体31の相互作用によるニーボルスター本体31上に形成した新たな屈曲点43で屈曲する2次変形を活用することで、従来は、下降傾向で推移した荷重Pを増加させ、衝撃を効率よく吸収することが可能となる。
ニーボルスター本体31と、ニーボルスター本体31に掛け渡したサポート32の双方に屈曲点38、41を設けたので、荷重を受け屈曲する屈曲点の位置が安定する。屈曲点の位置が安定するため、屈曲点を設けない場合に比べて荷重特性を安定化させることができる。
この結果、安定した荷重性能を確保することができるという利点がある。
加えて、ニーボルスター本体31の屈曲点38とサポート32の屈曲点41とは異なる前後位置に設けたので、初期荷重は、ニーボルスター本体31とサポート32との各部材の1次屈曲変形により吸収する。
ニーボルスター本体31の1次屈曲変形及びサポート32の1次屈曲変形が進むと共に、このサポート32がニーボルスター本体31に当接した後は、サポート32がニーボルスター本体31に当接した点において、ニーボルスター本体31とサポート32との間で2次屈曲変形がはじまる。
各部材の1次屈曲変形に加え、ニーボルスター本体31とサポート32との間で2次屈曲変形が付加されるため、1次屈曲変形後に低下傾向にある荷重特性を上昇させることができる。
この結果、ニーボルスター本体とサポートとの間に形成した変形ストロークを有効に利用して、効率的に衝撃エネルギーを吸収することができるという利点がある。
以下、サポート32に備える屈曲点の位置を、ニーボルスター本体31に備える屈曲点に対して前後位置に変化させ、荷重特性を変化させることを説明する。
図7は図2の別実施例図であり、図2と異なる点は、固定バー28の中心28bを基準として、ニーボルスター本体31Bの屈曲点38Bは、サポート32Bの屈曲点41Bよりも遠ざけて配置したという点と、ニーボルスター本体31Bの一部を曲げて形成するスカート部36Bの長さを延ばしたという点である。
図8は図4の別実施例図であり、ニーボルスター30Bが荷重Pを受け、降伏点を越え、双方の部材31B、32Bが屈曲点で屈曲しはじめたことを示す。
図9は図5の別実施例図であり、ニーボルスター本体31B及びサポート32Bが荷重Pを受けて、さらに屈曲し、サポート32Bの屈曲点41Bがニーボルスター本体31Bに当接することを示す。
この点を境に、サポート32Bの屈曲点41Bがニーボルスター本体31Bに作用して、ニーボルスター本体31Bに新たな屈曲点38Bを形成する。
以降、従来の、ニーボルスター本体31B及びサポート32Bに備える屈曲点38B、41Bに加えて、新たな屈曲点43Bが加わり荷重Pを受ける。
サポート32Bに備える屈曲点41Bの位置を、ニーボルスター本体31Bに備える屈曲点38Bに対して前後位置に変化させることにより、荷重特性を変化させることができる。
この結果、好ましい荷重特性を選択することができるという利点がある。
尚、請求項1において、サポートの屈曲点は、サポートに切欠き形成したノッチ(端又は表面に形成した窪み、V字状の溝、切込み)でなくても良い。例えば、屈曲部とするため、サポートの屈曲点を単に曲げ加工するのみでも差し支えない。
同様に、ボルスター本体の屈曲点は、ノッチを省略して、ボルスター本体の屈曲点を単に曲げ加工するのみでも差し支えない。
また、本発明のニーボルスターは、実施の形態では四輪車の左足用に適用したが、適用範囲に制約はないものとする。例えば、車両のレイアウトにより、右ハンドル車では、右足のみに適用する。また、別の車両では、両足共適用する場合もあり得る。
本発明のニーボルスターは、四輪車に好適である。
本発明に係る車室前部にニーボルスターを取付けた車両の左側面図である。 本発明に係るニーボルスターの側面図である。 本発明に係るニーボルスターの分解斜視図である。 1次屈曲変形時におけるニーボルスターの作用図である。 2次屈曲変形時におけるニーボルスターの作用図である。 ニーボルスターの荷重特性を説明する図である。 図2の別実施例図である。 図4の別実施例図である。 図5の別実施例図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
30、30L、30R、30B…ニーボルスター、31、31L、31R、31B…ニーボルスター本体、32、32B…サポート、34…サポートに備えるノッチ、37…ニーボルスター本体に備えるノッチ、38、38B…ニーボルスター本体の屈曲点、41、41B…サポートの屈曲点、43、43B…ニーボルスター本体の新たな屈曲点。

Claims (3)

  1. 乗員の膝が強く当たったときに、塑性変形することで衝撃エネルギーを吸収させて前記膝を保護するために、車体から後方へ延出するニーボルスターにおいて、
    このニーボルスターは、弓形に湾曲させたボルスター本体と、このボルスター本体の曲率よりも小さな曲率で且つ前記ボルスター本体の屈曲点とは異なる前後位置に屈曲点を有し、弓の弦のように前記ボルスター本体に掛け渡したサポートとからなることを特徴とするニーボルスター。
  2. 前記サポートの屈曲点は、前記サポートに切欠き形成したノッチであることを特徴とする請求項1記載のニーボルスター。
  3. 前記ボルスター本体の屈曲点は、前記ボルスター本体に切欠き形成したノッチであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のニーボルスター。
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