JP4222716B2 - 酸窒化アルミニウム粉末及び用途 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、 酸窒化アルミニウム(AlON)粉末、及びこれと六方晶窒化ホウ素(BN)粉末を主要成分として含むBN/AlON系複合焼結体用原料、BN/AlON系複合焼結体に関する。
【0002】
【従来の技術】
AlONは、窒化アルミニウム(AlN)よりも優れた耐湿性を有し、しかも溶融金属に対する耐溶損性が優れた材料として注目されている。これに耐熱衝撃性をさらに付与した材料として、BN/AlON系複合焼結体が報告されている(特開平7−206524号公報、特開平7−215767号公報)。
【0003】
従来、BN/AlON系複合焼結体は、BN粉末、AlN粉末、酸化アルミニウム(Al2O3)粉末及び必要に応じてイットリウム等の希土類系化合物粉末等の焼結助剤を添加・混合した原料を用い、常圧焼結またはホットプレス焼結によって製造されていた。
【0004】
しかしながら、AlN粉末とAl2O3粉末を混合するため、焼結後もアルミニウムを含む相がAlON単独にはなり難く、AlNとAl2O3がそのまま残留してしまうため、AlONの特長である耐湿性や溶融金属に対する耐溶損性が充分発揮できない場合があった。
【0005】
本発明者等は、かかる問題点を解消するためには、AlN粉末とAl2O3粉末を混合するのではなく、両者の化合物である酸窒化アルミニウム(AlON)粉末を用いればよいことが、従来のAlON粉末には以下の問題が在ることを見いだしていた。
【0006】
すなわち、従来のAlON粉末の製造方法としては、一般的には日本セラミックス協会学術論文誌(97(2)166〜73(1989))に示されているように、Al2O3とAlNを窒素ガス中で1700℃以上の温度で焼成・粉砕する方法がある。しかし、焼成温度が1700℃以上であるため粒成長が起き、焼結に適した微粉末を得るためには長時間の粉砕を要するので、コンタミが入りやすいという問題があった。
【0007】
特開平2−137711号公報には、アルミニウムアルコキシドの溶液に炭素粉末を混合した後、アルコキシドを加水分解し、生成物を窒素含有雰囲気中1100〜1600℃で熱処理する方法が記載されている。しかし、アルミニウムアルコキシドは高価であるため、コスト高になる。また、アルミニウムアルコキシドの溶液に炭素粉末を均一に分散させることは技術的難度が高く、部分的に還元窒化が起こらずにアルミナが残存することがあった。
【0008】
J.Chem.Soc.Japan,(32,1264(1959))には、α−Al2O3粉末に炭素粉末を添加し、窒素ガス中で還元焼成する方法が記載されている。しかしながら、α−Al2O3粉末は安定でありAlON粉末を製造するためには少なくとも1500℃以上の温度が必要であり、粒成長が起きて焼結に適した微粉末が得られない。しかも、炭素粉末を均一に混合することが難しいため、α−Al2O3が残存して単一のAlON粉末は得られにくいという問題がある。
【0009】
特開平7−277727号公報には、水溶性アルミニウム塩とポリマーを水に溶解あるいは分散し、pH8以上に調整し白沈を生じせしめ、水を分離した後、窒素気流中で800℃以上1600℃以下で焼成し、凝集粒を解砕することによってAlON粉末を製造する方法が記載されている。しかしながら、本法で用いられる水溶性アルミニウム塩は、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、ヨウ化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、及びそれらの水和物等であり、これらは何れも焼成の過程で塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素、酸化硫黄、酸化窒素等の腐食性ガスを発生するため、焼成用設備に耐食性部材を用いねばならず、かつ廃ガスの漏洩防止措置が必要になるためコスト高になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、従来のAlON粉末が有する問題点を解消し、 BN/AlON系複合焼結体用原料などに適した、ほぼAlON単相からなり焼結性が良好な粉末を提供するものである。本発明の第2の目的は、このように優れた特性を有するAlON粉末を用いたBN/AlON系複合焼結体用原料、BN/AlON系複合焼結体を提供することである。
【0011】
本発明の目的は、水酸化アルミニウムと、含窒素有機化合物との特定比率混合物を非酸化性雰囲気下、温度700〜2000℃で焼成して得られたAlON粉末を取得することによって達成することができる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
(請求項1)水酸化アルミニウムと、含窒素有機化合物とを、水酸化アルミニウムに含まれるアルミニウム原子と含窒素有機化合物に含まれる窒素原子のモル比が1:1〜1:12になるように混合物し、それを非酸化性雰囲気下、温度700〜2000℃で焼成してなることを特徴とする酸窒化アルミニウム粉末。
(請求項2)請求項1記載の酸窒化アルミニウム(AlON)粉末30〜70%、六方晶窒化ホウ素(BN)粉末30〜70%を含有してなることを特徴とするBN/AlON系複合焼結体用原料。
(請求項3)請求項3記載の原料を焼結して得られたBN/AlON系複合焼結体。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【0014】
本発明のAlON粉末は、アルミニウム源と酸素源として水酸化アルミニウム、窒素源として含窒素有機化合物が用いられる。水酸化アルミニウムとしては、水酸化アルミニウムゲル、ハイドラルジライトやバイエライト等のアルミナ三水和物、ベーマイトやダイアスポア等のアルミナ一水和物の何れであってもよいが、反応性の点で一水和物よりも三水和物が好ましく、さらに好ましくは水酸化アルミニウムゲルである。
【0015】
含窒素有機化合物としては、メラミン、メロン、メレム、メラム、アンメリン、アンメリド、グアナミン類、シアヌール酸、シアメルル酸及びその塩類等の環状化合物、尿素、ジシアンジアミド、グアニジン及びその塩類等の何れであってもよいが、反応性の点からメラミン、シアヌール酸、尿素、ジシアンジアミド等の比較的低分子の化合物が好ましい。
【0016】
これら水酸化アルミニウムと含窒素有機化合物は、水酸化アルミニウムに含まれるアルミニウム原子と含窒素有機化合物に含まれる窒素原子のモル比が1:1〜1:12になるような配合比であることが好ましい。水酸化アルミニウムがこれよりも多くなると、AlON粉末中にAl2O3が混入しやすくなる。また、含窒素有機化合物がこれよりも多くなると、AlON粉末中に炭素が混入しやすくなる。
【0017】
水酸化アルミニウムと含窒素有機化合物の混合は、固体粉末同士をそのまま混合しても良く、混合時に加熱しながら水蒸気を作用させる加熱・加湿処理を行っても良い。さらには、温水中で両者を撹拌・混合した後、濾過・乾燥を行っても良い。
【0018】
このようにして得られた原料混合物は、非酸化性雰囲気下、温度700〜2000℃で焼成される。この際、腐食性を有するガスは検知できない。非酸化性雰囲気としては、窒素、アンモニア、水素、アルゴン又はこれらの混合雰囲気等の何れであっても良いが、中でも窒素雰囲気が比較的安全で安価でもあり好ましい。
【0019】
焼成温度が700℃未満の場合は反応が充分に進まないため、水酸化アルミニウム及び/又はこれの脱水物であるAl2O3が残留したり、含窒素有機化合物の熱分解生成物である炭素が残留してしまう。一方、焼成温度が2000℃を超える場合には、生成物中にAlNが混入するようになり、しかも生成物が強固に凝集してしまうため、焼結用原料に適する微粉末が得られなくなる。
【0020】
本発明においては、2000℃未満付近の比較的高温においても焼結用原料に適する微粉末が得られる。その理由は、水酸化アルミニウムと含窒素有機化合物が反応する際、直接AlONになるのではなく、一旦両者が緩く結合した反応前駆体が形成され、これが熱分解してAlONになるためであると考えている。熱分解の際に水分や有機化合物に由来するガスが多量に発生するため、焼成後のAlONは多孔質で易粉砕性になる場合が多い。したがって、2000℃未満付近の高温で焼成しても生成物は容易に粉砕されて微粉末が得られる。
【0021】
本発明のBN/AlON系複合焼結体用原料は、上記AlON粉末30〜70%とBN粉末30〜70%を必須成分として含有し、必要に応じて無水ホウ酸、ホウ酸の金属塩、イットリウム等の希土類系化合物から選ばれた一種または二種以上を含有しているものである。また、本発明のBN/AlON系複合焼結体は、上記BN/AlON系複合焼結体用原料を焼結して得られたものである。
【0022】
AlON粉末が30%未満では、BN/AlON系複合焼結体の耐溶損性が不充分になる。また、70%を超えるとBNが不足するため耐熱衝撃性が不充分になる。
【0023】
任意添加成分の無水ホウ酸及び/又はこれの金属塩は、BNの焼結助剤として機能する。この使用量は、原料BN粉末に含まれる酸素量に応じて定められ、BN粉末が高酸素量である場合は無添加又は少量の添加、低酸素量である場合は比較的多量の添加がなされる。一方、イットリウム等の希土類系化合物は、AlONの焼結助剤として機能する。これもBN粉末の場合同様、原料に用いるAlON粉末に含まれる酸素量に応じて使用量が定められる。いずれの成分も過剰になると、BN/AlON系複合焼結体本来の特性が損なわれるため、使用量は合計で焼結用原料中、20%以下とすることが望ましい。
【0024】
【実施例】
以下、実施例、比較例及び参考例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。
【0025】
実施例1〜5、比較例1〜5
水酸化アルミニウム又は酸化アルミニウムと含窒素有機化合物とを、表1に示す質量基準の配合比及び混合条件で混合し、それを表1に示す条件で焼成した。得られた生成物のX線回折測定により同定された結晶相を表1に示す。
【0026】
実施例6〜9、比較例6〜7
実施例6〜9では実施例1の生成物の粉末、比較例6〜7では比較例1の生成物の粉末を用い、表2に示す質量基準の配合比でBN粉末及び任意添加成分粉末を配合し、ヘンシェルミキサーで10分間混合してBN/AlON系複合焼結体用原料を調製した。
【0027】
得られた原料を表2に示す条件でホットプレス焼結してBN/AlON系複合焼結体を製造した。この複合焼結体から、直径12mm、長さ30mmの円柱状試片を切り出し、非酸化性雰囲気下、温度1600℃の溶鋼中に8時間浸漬した際の直径の減少量によって耐溶損性を評価した。それらの結果を表2に示す。
【0028】
参考例1
平均粒径0.7μmのα−Al2O3微粉末に、Al2O3の酸素原子のモル数に対して炭素原子のモル数が等モルになるようにカーボンブラックを添加し、ヘンシェルミキサーで10分間混合した。これを窒素雰囲気下、温度1800℃で4時間焼成して得られた生成物は、X線回折測定の結果、α−Al2O3、AlN及びγ−AlON(Al3O3N)の混合物であった。これを粉砕して得た粉末に、実施例6と同様にBN粉末及び任意添加成分粉末を添加・混合して、 BN/AlON系複合焼結体用原料を調製した。これを用いて実施例6と同様にして複合焼結体を製造し耐溶損性評価を行った。その結果を表2に示す。
【0029】
実施例10、比較例8
実施例7、比較例7で調製されたBN/AlON系複合焼結体用原料を、表3に示す条件で70mm×100mm×20mmの形状に金型成形した後、冷間静水圧(CIP)成形した。これを表3に示す条件で常圧焼結してBN/AlON系複合焼結体を製造した。これらの複合焼結体の耐溶損性を上記と同様に評価した結果を表3に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、BN/AlON系複合焼結体用原料に適した、ほぼAlON単相からなり焼結性が良好な粉末を安価に提供することができる。また、このように優れた特性を有するAlON粉末とBN粉末とを混合することにより、耐溶損性に優れたBN/AlON系複合焼結体用原料、ひいてはBN/AlON系複合焼結体を得ることができる。
Claims (2)
- 水酸化アルミニウムと、含窒素有機化合物とを、水酸化アルミニウムに含まれるアルミニウム原子と含窒素有機化合物に含まれる窒素原子のモル比が1:1〜1:12になるように混合し、それを非酸化性雰囲気下、温度700〜2000℃で焼成してなることを特徴とする酸窒化アルミニウム粉末の製造方法。
- 請求項1に記載の製造方法によって得られた酸窒化アルミニウム(AlON)粉末30〜70%、六方晶窒化ホウ素(BN)粉末30〜70%を含有してなることを特徴とするBN/AlON系複合焼結体用原料。
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