JP4221920B2 - ラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構に関し、さらに詳しくは、単一の回転駆動源を利用して、ラインインクジェットヘッドを印字位置から印字待機位置に移動させると共に、当該印字待機位置にあるノズル面をキャッピングすることのできるラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構は、ラインインクジェットヘッドを印字位置から旋回させて印字待機位置に移動し、当該位置にあるノズル面にヘッドキャップを被せるように構成されており、例えば、特開平3−162960号公報にこのようなメンテナス機構が開示されている。
【0003】
この公開公報に記載のメンテナンス機構は、図11に示すように、ラインインクジェットヘッド101を実線で示す印字位置から想像線で示す印字待機位置に旋回させる際に、その旋回動作を利用してヘッドキャップ102を旋回させ、ラインインクジェットヘッド101のノズル面103にヘッドキャップ102を被せた状態を形成するようにしている。従って、単一の駆動源によりインクジェットヘッド101を旋回させるのみで、インクジェットヘッド101およびヘッドキャップ102を駆動できるので、それらの駆動機構をシンプルにすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構では、旋回しているインクジェットヘッドのノズル面に対して、ヘッドキャップの側も旋回しながらキャッピングされる。このために、これらが、例えば接近および離れる方向に直線運動する場合に比べて、ヘッドキャップの捩れや倒れが発生しやすく、また、このためにキャッピング時のノズル面の気密不良などの問題が発生しやすい。
【0005】
また、インクジェットヘッドのノズル面は、ヘッドキャップの表面に摩擦接触しながら、キャッピングが行われるので、ヘッドキャップの摩耗が増加して、ヘッドキャップの耐久性が低下するという問題もある。
【0006】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、キャッピング動作を適正に行うと共に、キャッピング時にヘッドキャップに摩耗が発生することのないように構成された、単一の駆動源を用いてラインインクジェットヘッドのキャッピングを行うラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構を提案することにある。
【0007】
また、本発明の課題は、単一の駆動源を用いて、ラインインクジェットヘッドのキャッピングおよびそのノズル面の払拭を行うことのできるラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、ラインインクジェットヘッドのノズル面をキャッピングするためのヘッドキャップを備えたラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構において、
回転駆動源と、この回転駆動源によって回転駆動されるタイミング歯車と、このタイミング歯車に噛み合い可能なヘッド側歯車およびキャップ側歯車とを有し、
前記ヘッド側歯車の回転により、前記ラインインクジェットヘッドは印字位置と、前記ヘッドキャップを前記ノズル面にキャッピング可能な印字待機位置に移動可能であり、
前記キャップ側歯車の回転により、前記ヘッドキャップは、前記印字待機位置にある前記ラインインクジェットヘッドにおけるノズル面から離れた後退位置と当該ノズル面をキャッピング可能なキャッピング位置に移動可能であり、
前記ヘッド側歯車は、前記タイミング歯車が第1の回転角度位置と第2の回転角度位置の間を回転する際に、当該タイミング歯車に噛み合って回転駆動され、前記キャップ側歯車は、前記タイミング歯車が第3の回転角度位置と第4の回転角度位置の間を回転する際に、当該タイミング歯車に噛み合って回転駆動されることを特徴としている。
【0009】
ここで、前記ヘッドキャップは、キャッピング状態の前記ノズル面を大気開放可能な大気開放弁を備えている場合には、前記キャップ側歯車は、前記タイミング歯車が前記第4の回転角度位置と第5の回転角度位置の間を回転する際に、当該タイミング歯車に噛み合って回転駆動され、当該回転駆動時における前記キャップ側歯車の回転により、前記大気開放弁が開状態から閉状態に切り換わるように構成することが望ましい。
【0010】
さらに、前記ヘッドキャップが取り付けられたキャップ台および当該キャップ台を回動自在に支持するキャップ台軸を備えているキャップユニットと、前記キャップ台を前記キャップ台軸を中心として回動させることにより前記ヘッドキャップを後退位置およびキャッピング位置に移動させるためのカム面が形成されているヘッドキャップ駆動用カムとを有している場合には、前記ヘッドキャップ駆動用カムに同軸状態で前記キャップ側歯車を連結しておけばよい。
【0011】
この場合、前記キャップ台と前記ヘッドキャップの間に、ばね部材が介挿しておけば、ばね部材によって、ヘッドキャップによるノズル面の押し付け力が各部分で均一化されるので、倒れやねじれの無い状態でヘッドキャップをノズル面に押し付けることができる。
【0012】
次に、ノズル面を払拭可能なワイパーと、前記ラインインクジェットヘッドが前記印字待機位置および前記印字位置の間を移動する際にそのノズル面を払拭可能な払拭位置、および当該払拭位置から後退した後退位置の間で、前記ワイパーを移動させるためのカム機構を有している場合には、このカム機構は、前記タイミング歯車が第5の回転角度位置から第6の回転角度位置に回転する際に、当該タイミング歯車によって駆動されるように構成することができる。
【0013】
さらに、前記カム機構は、前記タイミング歯車が前記第1の回転角度位置から前記第2の回転角度位置とは反対方向の第7の回転角度位置まで回転する際に、当該タイミング歯車によって駆動されるよう構成することが望ましい。
【0014】
次に、タイミング歯車の回転による各動作部分の動作を適切に行わせるためには、前記タイミング歯車の回転角度位置が予め定めたホームポジションに至ったことを検出するための検出機構を有し、この検出機構として、タイミング歯車の側面に取り付けた検出片と、この検出片を検出するための当該検出片の移動経路上の定まった位置に配置された検出器とを備えた構成のものを採用することが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構の実施例を説明する。なお、本例のメンテナンス機構が組み込まれるラインインクジェットプリンタの全体構成は一般的なものを採用できるので、その全体的な構成、記録紙搬送機構、制御系等の図示および説明は省略するものとする。
【0016】
(メンテナンス機構の全体構成)
図1は本例のラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構を示す斜視図であり、図2は当該メンテナンス機構を二分割した状態で示す分解斜視図である。これらの図に示すように、本例のラインインクジェットヘッドのメンテナス機構1は、左右の板状のサイドフレーム2、3と、これらの間に架け渡されている幅方向に延びる板状のフロントフレーム4と、左右のサイドフレーム2、3の間に架け渡されているヘッドユニット5と、このヘッドユニットのノズル面5aをキャッピングするためのキャップユニット6と、ヘッドユニットのノズル面5を払拭するためのワイパーユニット7と、これらの各ユニット5、6および7を駆動するための駆動機構8を有している。
【0017】
ヘッドユニット5は、下向のノズル面5aに印字幅を包含するインクノズル列(図示せず)が形成されたラインインクジェットヘッドであり、この直下を搬送される記録紙(図示せず)に対して所定の印字を行うものである。このヘッドユニット5の上端部分は左右の板状フレーム2、3に固着されたヘッドユニット軸12、13により両側より回転自在に支持される。本例では。ヘッドユニット5は、図1、2の実線で示す下向きの印字位置5Aと、図2において想像線で示すようにキャップユニット6の側に対峙した印字待機位置5Bとの間を、駆動機構8によって回転駆動される。
【0018】
図3は、本例のキャップユニット6の構成を示す分解斜視図である。図3も参照して説明すると、本例のキャップユニット6は、キャップ台21と、ここに取り付けられたヘッドキャップ22と、ヘッドキャップ22をキャップ台21に固定しているキャップ押さえ板23と、大気開放弁24を備えている。キャップ台21は、長方形をしたヘッドキャップ22を取り付けるための凹部25と、その一方の長辺部分を貫通して幅方向に延びるキャップ台軸26に回転支持される穴とを備えており、キャップ台軸26の両端部はそれぞれ左右の板状フレーム2、3に固着されている。
【0019】
凹部25の底面には、その長辺方向に向けて2列状態で複数本、図示の例では5本ずつのコイルばね27が配置されており、ヘッドキャップ22は、これらのコイルばね27によって押された状態で凹部25に固定されている。ヘッドキャップ22は、ヘッドユニット4のノズル面5に配列されているインクノズルを包含する長方形のキャップであり、ここに回収された廃インクを回収するためのインク吸引口28が形成されている。また、ヘッドキャップ22の隅には大気開放穴29が形成されており、これが大気開放弁24によって開閉されるようになっている。
【0020】
この構成のキャップユニット6は、後述のように、キャップ台軸26を中心として、図2に示す想像線で示す印字待機位置5Bにあるヘッドユニット5のノズル面5aから後退した後退位置と、当該ノズル面5aをキャッピング可能なキャッピング位置との間を、駆動機構8によって回転駆動される。
【0021】
次に、本例のワイパーユニット7は、図2から分かるように、ワイパー軸31により回転支持されているワイパー支持部材32と、このワイパー支持部材32によって保持されている細長い長方形のワイパーブレード33とを備えており、ワイパー軸31の両端は左右のサイドフレーム2、3によって支持されている。このワイパーユニット7も、後述のように、そのワイパー軸31を中心として、ヘッドユニット5のノズル面5aを払拭可能な払拭位置と、ここから後退した後退位置との間を、駆動機構8によって回転駆動される。
【0022】
(駆動機構8)
次に、図4は左側のサイドフレーム2に取り付けられている駆動機構8を示す斜視図であり、図5は当該駆動機構8を前側から見た場合の分解斜視図であり、図6は当該駆動機構8を後側から見た場合の分解斜視図である。また、図7は駆動機構8におけるワイパーユニットの駆動部分を示す斜視図であり、図8は大気開放弁の駆動部分を示す斜視図である。
【0023】
まず、図4、5および6に示すように、本例の駆動機構8は、左側のサイドフレーム2の外側面に取り付けられた単一の回転駆動源であるステップモータ41を備え、このステップモータ41の出力軸41aはサイドフレーム2を貫通して内側に突出し、その先端部にモータ歯車42が取り付けられている。このモータ歯車42は、サイドフレーム2に回転自在に支持されている二段形の複合減速歯車43の大径歯車43aに噛み合っている。この複合減速歯車43の小径歯車43bは、各ユニット5、6、7の歯車51、63とレバー81(図7参照)を間欠的に回転駆動するためのタイミング歯車44に噛み合っている。
【0024】
タイミング歯車44は、サイドフレーム2に取り付けたタイミング歯車軸45によって回転自在の状態で支持されており、その外周面には、円環状のリブ46を挟み、サイドフレーム2の側に上記の複合減速歯車43の小径歯車43bに噛み合っている外歯部分47が形成され、反対側には所定の角度間隔で形成された4枚の外歯48が形成されている。外歯部分47は全周に亘って形成されているので、タイミング歯車44はステップモータ41の回転に伴って回転する。
【0025】
タイミング歯車44の隣接位置には、ヘッドユニット歯車51(ヘッド側歯車)が配置されており、このヘッドユニット歯車51は、ヘッドユニット軸12に回転自在に支持されている。
【0026】
ヘッドユニット軸12にスライド支持される位置決め爪53は、ヘッドユニット歯車51方向に位置決め用コイルばね54により付勢され、回転方向はサイドフレーム2により規制されている。そして、ヘッドユニット歯車51の側面に設けられた凹部と位置決め爪53の凸部が係合し、ヘッドユニット5を印字位置5Aで位置決めする。
【0027】
ヘッドユニット歯車51は、ヘッドユニット軸11に取り付けられた円筒状のボス55と、その外周面から半径方向に突出している一体形成した扇形部分56とを備え、当該扇形部分56の外周面には、上記のタイミング歯車44の外歯部分47に噛み合い可能な2枚の外歯57と、タイミング歯車44の外歯48に噛み合い可能な2枚の外歯58が形成されており、さらに円周方向の両端部分には、タイミング歯車44の円環状リブ46の外周面に当接する広幅の摺動用外歯59が形成されている。
【0028】
この構成のヘッドユニット歯車51はタイミング歯車44によって間欠的に回転駆動される。すなわち、タイミング歯車44が所定の回転角度位置の範囲を回転する際に、ヘッドユニット歯車51の外歯57、58がタイミング歯車44の外歯部分47および外歯48に噛み合い、所定の角度範囲だけ回転する。
【0029】
ヘッドユニット歯車51が所定角度範囲だけ回転すると、その摺動用外歯59がタイミング歯車44のリブ46の外周面に当接した状態が形成される。その後、タイミング歯車44が同一方向に回転している間は、両歯車の噛み合いは形成されない。タイミング歯車44が逆方向に回転すると、再び、両歯車の噛み合い状態となり、ヘッドユニット歯車51が所定の角度範囲だけ回転し、しかる後は噛み合いが解除されてヘッドユニット歯車51は回転しない。このようなヘッドユニット歯車51の間欠回転運動によって、ヘッドユニット5をその印字位置5Aおよび印字待機位置5Bの間で回動させることができる。
【0030】
次に、本例の駆動機構8は、キャップユニット6をキャップ台軸26を中心として、そのキャッピング位置および後退位置に回動させるためのヘッドキャップ駆動用カム61を備えている。図7、8も参照して説明すると、ヘッドキャップ駆動用カム61は、キャップユニット6の背面側の位置において、左右のサイドフレーム2、3の間に架け渡したカム軸62によって回転可能に支持されている。キャップユニット6は、そのキャップ台21における凹部25の底板裏面の部分が、常に、ヘッドキャップ駆動用カム61の外周面に形成されているカム面61aによって支持された状態とされている。従って、カム61が回転すると、そのカム面61aによってキャップユニット6は上端側のキャップ台軸26を中心として回転駆動される。
【0031】
カム軸62におけるヘッドキャップ駆動用カム61の側方位置には、カム歯車63(キャップ側歯車)がカム軸62によって回転自在の状態で支持されている。このカム歯車63は、歯車本体部分63aと、ヘッドキャップ駆動用カム61に連結固定されている連結穴63bを備えている。歯車本体部分63aの外周には、上記のタイミング歯車44の外歯部分47に噛み合い可能な2枚の外歯64と、タイミング歯車44の外歯48に噛み合い可能な2枚の外歯65と、リブ46の外周面に当接する2枚の摺動用外歯66が形成されている。
【0032】
この構成のカム歯車63はタイミング歯車44によって間欠的に回転駆動される。すなわち、タイミング歯車44が所定の回転角度位置の範囲を回転する際に、カム歯車63の外歯64、65がタイミング歯車44の外歯部分47および外歯48に噛み合い、所定の角度範囲だけ回転する。
【0033】
カム歯車63が所定角度範囲だけ回転すると、その摺動用外歯66がタイミング歯車44のリブ46の外周面に当接した状態が形成される。その後、タイミング歯車44が同一方向に回転している間は、両歯車の噛み合いは形成されない。タイミング歯車44が逆方向に回転すると、再び、両歯車の噛み合い状態となり、カム歯車63が所定の角度範囲だけ回転し、しかる後は噛み合いが解除されてカム歯車63は回転しない。
【0034】
このように間欠回転運動を行うカム歯車63にはヘッドキャップ駆動用カム61が連結されており、当該カム61も同様に間欠回転運動を行う。この間欠回転運動によって、キャップユニット6を、そのキャッピング位置および後退位置の間で回動させることができる。
【0035】
ここで、本例のヘッドキャップ駆動用カム61の端面には、ヘッドキャップ22に取り付けられている大気開放弁24を開閉するために用いるカム部分が形成されている。図3および図8を参照して説明すると、カム61の端面には側方に突出した突出部71が形成され、この突出部71の半径方向の内側面部分に円弧状カム面72が形成されている。この円弧状カム面72には、大気開放弁24の側のカムフォロワ24aが係合している。
【0036】
カム61が所定の回転角度位置に至ると、円弧状カム面72によって、カムフォロワ24aは押されて、大気開放弁24を閉状態に保持している弁ばね24bによるばね力に逆らって大気開放弁を閉態から開状態に切り換えるようになっている。
【0037】
次に、本例の駆動機構8は、ワイパーユニット7を駆動するためのカム機構も備わっている。図7および図8を参照して説明すると、本例のワイパーユニット駆動用のカム機構80は、上記のカム歯車63の軸部によって回転自在の状態で支持されているワイパーレバー81を備え、このワイパーレバー81は、所定の角度をなす状態で半径方向に突出している腕部分82、83を備えている。一方の腕部分82の先端部には上記のタイミング歯車44の側に突出した係合突起82aが形成されている。この係合突起82aは、タイミング歯車44の一方の端面に形成されたワイパーレバー駆動用のカム溝84に差し込まれている。このカム溝84は、円弧状の摺動面85と、この円周方向の両端に形成された半径方向の内側に折れ曲がっている駆動面86、87とによって規定されている。
【0038】
他方の腕部分83の先端には係合溝83aが形成されており、この係合溝83aには、ワイパーユニット7のワイパー支持部材32の端部から横方向に突出している係合突起88が嵌り込んでいる。
【0039】
タイミング歯車44が回転すると、カム溝84における駆動面86あるいは87がワイパーレバー81の腕部分82の係合突起82aを押して、当該ワイパーレバー81をカム軸61を中心として所定の角度だけ回転させる。この結果、他方の腕部分83に係合しているワイパー支持部材32がワイパー軸31を中心として所定の角度だけ回転して、当該ワイパーユニット7がその払拭位置と後退位置の間を回動する。
【0040】
(ホームポジション検出機構)
なお、本例のメンテナンス機構1では、ヘッドユニット5がホームポジションに位置したことを検出するためのホームポジション検出機構が備わっている。図5および図6を参照して説明すると、本例のホームポジション検出機構はフォトインタラプタから構成されており、タイミング歯車44の端面から側方に突出している円弧状の検出板91と、この検出板91の移動経路上に、検出光路が位置している光学式のリセット検出器92を備えており、光学式のリセット検出器92は左側のフレーム2に取り付けられている。タイミング歯車44が所定の回転角度位置(回転角が0度の位置)を予め定めた回転方向(逆回転方向)に回転する際に、検出板91が検出器92の検出光路を遮断するように、これらの位置関係が設定されている。
【0041】
(メンテナンス機構の動作)
図9は本例のメンテナンス機構1の各部分の動作を示すメカニカルタイムチャートであり、図10は各動作状態を示す説明図である。これらの図を参照して、本例の機構1の動作を説明する。
【0042】
まず、タイミング歯車44がその初期回転位置である回転角が0度の位置にある状態(第5の回転角度位置)が、ヘッドユニット5がホームポジションにある状態である。タイミング歯車44が正回転して当該回転角度位置に至ると、リセット検出器92の出力信号がオンからオフに立ち下がり、当該立下りエッジからホームポジションHPが検出される。
【0043】
この状態では、図10(a)、(b)および(c)に示すように、ヘッドユニット5は印字待機位置5Bにあり、ヘッドキャップユニット6はそのキャッピング位置7Aにあり、ヘッドキャップ22によってヘッドユニット5のノズル面5aがキャッピングされた状態となっている。また、ヘッドキャップ22の大気開放弁24は閉状態とされている。さらに、ワイパーユニット7はその後退位置7Bに保持されているものとする。
【0044】
このホームポジションHPの回転角度位置からタイミング歯車44が正回転方向に10度回転すると、カム61の端面に形成されている円弧状のカム面72によって、大気開放弁24が閉状態から開状態に切り換えられる。この10度回転位置(第4の回転角度位置)におけるタイミング歯車44、ヘッドユニット歯車51、カム歯車63およびワイパーユニット7の状態を図10(d)に示し、また、ヘッドユニット5およびキャップユニット6および大気開放弁24の状態を図10(e)に示してある。
【0045】
タイミング歯車44が10度の位置から35度回転して45度の位置(第2の回転角度位置)に正回転すると、キャップユニット6がそのキャッピング位置6Aから後退位置6Bまで回動し、当該後退位置6Bに保持される。すなわち、タイミング歯車44によってカム歯車63が所定角度だけ回転駆動して、カム61が回転して、図10(g)に示すように、キャップユニット6がキャッピング位置6Aから後退位置6Bまで回転して、その位置に保持される。この状態では、大気開放弁24は開状態のままである。また、ヘッドユニット5はその印字待機位置5Bに保持されたままである。さらに、図10(f)に示すように、ワイパーユニット7もその後退位置に保持されたままである。
【0046】
ここで、本例では、カム歯車63に形成されている外歯64、65の形成角度位置を適切に設定することにより、タイミング歯車44が45度の回転角度位置に至る手前の回転角度位置(第3の回転角度位置)において、ヘッドユニット5をその後退位置6Bまで移動させ、そこに保持できるようにしてある。
【0047】
このようにヘッドユニット5が待機位置にあり、ヘッドキャップ22がそこから離れて対峙した状態が、予備吐出動作が行われる位置である。予備吐出動作は、不使用ノズルに溜まっている増粘化したインクなどを排出するために行われるヘッド回復動作である。
【0048】
次に、タイミング歯車44が45度の位置から85度の位置(第1の回転角度位置)まで回転すると、ヘッドユニット5が印字待機位置5Bから印字位置5Aまで回転し、その位置に保持される。図10(h)、(i)にはこの状態を示してある。すなわち、ヘッドユニット歯車51がタイミング歯車44と噛み合って所定の回転角度だけ回転して、ヘッドユニット5をその印字位置5Aまで回転させる。
【0049】
この状態は印字状態であり、搬送される記録紙に対してヘッドユニット5によって印字を行うことができる。
【0050】
タイミング歯車44が85度の回転角度位置から110度の位置(第7の回転角度位置)まで回転すると、その端面に形成されているカム溝85のワイパーレバー駆動面86によってワイパーレバー81の腕部分82の先端における係合突起82aが正転方向に押され、ワイパーユニット7をその後退位置(リセット位置)に保持した状態が形成される。この状態を図10(j)に示してある。
【0051】
この110度の回転角度位置からタイミング歯車44を逆回転すると、各部分は上記とは逆の動作を行う。タイミング歯車44が0度の位置(HP)に戻ると、リセット検出器92の検出信号がオフからオンに切り換わる。
【0052】
この場合には、印字位置5Aにあるヘッドユニット5が印字待機位置5Bに移動し(45度の位置、第2の回転角度位置)、ヘッドユニット5が印字待機位置5Bに停止した状態が形成された後の時点(第3の回転角度位置)からヘッドキャップユニット6の移動が開始され、ヘッドキャップユニット6が後退位置からキャッピング位置6Aに移動して、停止しているヘッドユニット5のノズル面5aをキャッピングした状態が形成される(10度の位置、第4の回転角度位置)。この状態では、大気開放弁24が開状態にある。
【0053】
この後にタイミング歯車44を更に逆転させると、大気開放弁24が閉状態に切り換わり、ノズル面5aがヘッドキャップ22によって気密状態でキャッピングされた状態が形成される(0度の位置、第5の回転角度位置)。
【0054】
この状態では、ワイパーユニット駆動用のカム溝85のワイパーレバー駆動面87がワイパーレバー91の腕部分82の先端における係合突起82aに当たった状態になる。タイミング歯車44を0度の位置から逆回転方向に25度回転させて、−25度の位置(第6の回転角度位置)まで回転すると、駆動面87によってワイパーレバー91が回転して、ワイパーユニット7をその後退位置7Bから払拭位置7Aまで回転させ、その位置に保持する。
【0055】
ワイパーユニット7が払拭位置7Aに保持された状態の後に、タイミング歯車44を正回転方向に回転して印字状態である85度の回転角度位置にすると、その間に印字待機位置5Bから印字位置5Aに回転するヘッドユニット5のノズル面5aが払拭位置7Aに保持されているワイパーユニット7のワイパーブレード33によって払拭される。
【0056】
ワイパーユニット7が払拭位置7Aにある状態でタイミング歯車44が85度の位置に至った後に、更にタイミング歯車44を110度の位置まで回転すると、ワイパーユニット駆動用のカム溝85の駆動面86によってワイパーレバー81の腕部分82の先端における係合突起82aが押されて、ワイパーユニット7はその後退位置7Bに戻される。
【0057】
このように、本例のメンテナンス機構1では、単一の回転駆動源であるステップモータ41によって回転駆動されるタイミング歯車44の回転を、間欠的に、ヘッドユニット歯車51(ヘッド側歯車)およびカム歯車63(キャップ側歯車)に伝達して、ヘッドユニット5を印字位置から印字待機位置に移動させると共に、キャップユニット6を後退位置からキャッピング位置に移動させるようにしている。また、ヘッドユニット5を印字待機位置に移動させ(第3の回転角度位置)、そこに停止させた状態が形成された後に(第2の回転角度位置)、ヘッドキャップユニット6の移動を開始して印字待機位置にあるヘッドユニット5のノズル面5aをキャッピングするようにしている。
【0058】
したがって、ヘッドユニットの回転運動を利用してヘッドキャップを回転させてキャッピングを行う従来の駆動方法とは異なり、印字待機位置に停止しているヘッドユニット5にキャッピングを行うので、キャッピングを正確に行うことができる。また、双方が同時に移動して摺動するということが無いので、ヘッドキャップなどが摩耗して耐久性が低下するという弊害も発生しない。
【0059】
さらに、本例では、ヘッドキャップ22をコイルばね27によって支持しているので、ヘッドユニット5のノズル面5aにヘッドキャップ22をキャッピングした状態では、ヘッドキャップ22の各部分を均一な押し付け力でノズル面5aに押し付けることができる。よって、ノズル面5aを確実にキャッピングすることができる。
【0060】
これに加えて、本例では、カム機構を介して、タイミング歯車44の回転により、ワイパーユニット7およびヘッドキャップの大気開放弁24も駆動できるようにしている。従って、単一駆動源を用いて、複数の部分を駆動する機構を簡単かつ廉価に構成できる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構は、単一の回転駆動源によって回転駆動されるタイミング歯車と、このタイミング歯車によって間欠的に回転駆動されるヘッド側歯車およびキャップ側歯車とを備え、タイミング歯車の回転角度に応じて、インクジェットヘッドを印字位置および印字待機位置の間で移動させると共に、ヘッドキャップをキャッピング位置および後退位置の間で移動させるようにしている。従って、単一の回転駆動源を用いて双方の部分を移動させることができる。また、ヘッド側歯車およびキャップ側歯車が回転駆動されるタイミングをずらしておくことにより、ラインインクジェットヘッドを印字待機位置に移動した後に、ヘッドキャップを移動してそのノズル面をキャッピングする動作を実現することができる。よって、停止しているラインインクジェットヘッドのノズル面にヘッドキャップをキャッピングすればよいので、キャッピングを適正な状態で確実に行うことが容易になる。また、双方の部材が摺動してキャッピングが行われることが無いので、ヘッドキャップが摩耗して耐久性が低下するなどの弊害も発生しない。
【0062】
また、本発明では、タイミング歯車の回転運動を、カム機構を介して、ワイパーユニットに伝達して、ラインインクジェットヘッドのノズル面を払拭可能な払拭位置およびそこから後退した後退位置に移動させることができるようにしている。さらに、当該タイミング歯車の回転運動を利用してヘッドキャップの大気開放弁を閉位置から開位置に切り換えることができるようにしている。従って、本発明によれば、単一回転駆動源からの回転力を利用して複数の部分を動作させることのできる簡単で廉価か構成のメンテナンスユニットを実現できる。
【0063】
さらには、各部分を間欠的に動作させているタイミング歯車に形成した検出片を検出することにより駆動制御の基準点となるホームポジションを検出するようにしているので、各部分の動作制御を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構を示す斜視図である。
【図2】図1のメンテナンス機構を二分割した状態で示す分解斜視図である。
【図3】図1のメンテナンス機構のキャップユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図4】図1のメンテナンスユニットにおける左側のサイドフレームに取り付けられている駆動機構を示す斜視図である。
【図5】図4の駆動機構をメンテナンス機構の前側から見た場合の分解斜視図である。
【図6】図4の駆動機構をメンテナンス機構の後側から見た場合の分解斜視図である。
【図7】図4の駆動機構におけるワイパーユニットの駆動部分を示す斜視図である。
【図8】図4の駆動機構における大気開放弁の駆動部分を示す斜視図である。
【図9】図1のメンテナンス機構における各部分の動作を示すメカニカルタイムチャートである。
【図10】図1のメンテナンス機構における各部分の動作を示す説明図である。
【図11】従来のラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 メンテナンス機構
2、3 板状フレーム
4 フロントフレーム
5 ヘッドユニット(ラインインクジェットヘッド)
5A 印字位置
5B 印字待機位置
5a ノズル面
6 ヘッドキャップユニット
6A キャッピング位置
6B 後退位置
7 ワイパーユニット
7A 払拭位置
7B 後退位置
12、13 ヘッドユニット軸
21 キャップ台
22 ヘッドキャップ
23 キャップ押さえ板
24 大気開放弁
24a カムフォロワ
26 キャップ台軸
27 コイルばね
31 ワイパー軸
32 ワイバー支持部材
33 ワイパーブレード
41 ステップモータ(回転駆動源)
43 減速歯車
44 タイミング歯車
46 リブ
47 タイミング歯車の外歯部分
48 タイミング歯車の外歯
51 ヘッドユニット歯車(ヘッド側歯車)
57 ヘッドユニット歯車の外歯
58 ヘッドユニット歯車の外歯
59 ヘッドユニット歯車の摺動外歯
61 カム
62 カム軸
63 カム歯車(キャップ側歯車)
64 カム歯車の外歯
65 カム歯車の外歯
66 カム歯車の摺動用外歯
72 カム面
80 カム機構
81 ワイパーレバー
82、83 腕部分
82a 係合突起
83a 係合溝
84 カム溝
86、87 駆動面
91 検出片
92 検出器

Claims (8)

  1. ラインインクジェットヘッドのノズル面をキャッピングするためのヘッドキャップを備えたラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構において、
    回転駆動源と、この回転駆動源によって回転駆動されるタイミング歯車と、このタイミング歯車に噛み合い可能なヘッド側歯車およびキャップ側歯車とを有し、
    前記ヘッド側歯車の回転により、前記ラインインクジェットヘッドは印字位置と、前記ヘッドキャップを前記ノズル面にキャッピング可能な印字待機位置に移動可能であり、
    前記キャップ側歯車の回転により、前記ヘッドキャップは、前記印字待機位置にある前記ラインインクジェットヘッドにおけるノズル面から離れた後退位置と当該ノズル面をキャッピング可能なキャッピング位置に移動可能であり、
    前記ヘッド側歯車は、前記タイミング歯車が第1の回転角度位置と第2の回転角度位置の間を回転する際に、当該タイミング歯車に噛み合って回転駆動され、前記キャップ側歯車は、前記タイミング歯車が第3の回転角度位置と第4の回転角度位置の間を回転する際に、当該タイミング歯車に噛み合って回転駆動されることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構。
  2. 請求項1において、
    前記ヘッドキャップは、キャッピング状態の前記ノズル面を大気開放可能な大気開放弁を備えており、
    前記キャップ側歯車は、前記タイミング歯車が前記第4の回転角度位置と第5の回転角度位置の間を回転する際に、当該タイミング歯車に噛み合って回転駆動され、
    当該回転駆動時における前記キャップ側歯車の回転により、前記大気開放弁が開状態から閉状態に切り換わることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構。
  3. 請求項1において、
    前記ヘッドキャップが取り付けられたキャップ台および当該キャップ台を回動自在に支持するキャップ台軸を備えているキャップユニットと、前記キャップ台を前記キャップ台軸を中心として回動させることにより前記ヘッドキャップを後退位置およびキャッピング位置に移動させるためのカム面が形成されているヘッドキャップ駆動用カムとを有し、
    前記ヘッドキャップ駆動用カムには同軸状態で前記キャップ側歯車が連結されていることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナス機構。
  4. 請求項3において、
    前記キャップ台と前記ヘッドキャップの間には、前記ヘッドキャップを前記キャップから離隔させるように付勢するばね部材が介挿されていることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構。
  5. 請求項2において、
    前記ヘッドキャップが取り付けられたキャップ台および当該キャップ台に取り付けられたキャップ台軸を備えているキャップユニットと、前記キャップ台を前記キャップ台軸を中心として回動させることにより前記ヘッドキャップを後退位置およびキャッピング位置に移動させるためのカム面が外周面に形成されているヘッドキャップ駆動用カムとを有し、
    前記ヘッドキャップ駆動用カムには同軸状態で前記キャップ側歯車が連結されており、
    前記ヘッドキャップ駆動用カムの側面には、前記大気開放弁を開位置および閉位置に切り換えるためのカム部が形成されていることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナス機構。
  6. 請求項1において、
    前記ノズル面を払拭するためのワイパーと、
    前記ラインインクジェットヘッドが前記印字待機位置および前記印字位置の間を移動する際にそのノズル面を払拭可能な払拭位置、および当該払拭位置から後退した後退位置の間で、前記ワイパーを移動させるためのカム機構とを有しており、
    このカム機構は、前記タイミング歯車が第5の回転角度位置から第6の回転角度位置に回転する際に、当該タイミング歯車によって駆動されるようになっていることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構。
  7. 請求項6において、
    前記カム機構は、前記タイミング歯車が前記第1の回転角度位置から前記第2の回転角度位置とは反対方向の第7の回転角度位置まで回転する際に、当該タイミング歯車によって駆動されるようになっていることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構。
  8. 請求項1において、
    前記タイミング歯車の回転角度位置が予め定めたホームポジションに至ったこを検出するための検出機構を有し、
    この検出機構は、タイミング歯車の側面に取り付けた検出片と、この検出片を検出するための当該検出片の移動経路上の定まった位置に配置された検出器とを備えていることを特徴とするラインインクジェットヘッドのメンテナンス機構。
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